JPH07147626A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07147626A
JPH07147626A JP5293753A JP29375393A JPH07147626A JP H07147626 A JPH07147626 A JP H07147626A JP 5293753 A JP5293753 A JP 5293753A JP 29375393 A JP29375393 A JP 29375393A JP H07147626 A JPH07147626 A JP H07147626A
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JP
Japan
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JP5293753A
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English (en)
Inventor
Koji Furuichi
浩司 古市
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、受信データに応じて記録紙に印刷
することなくメモリに記憶するファクシミリ装置に関
し、複数のパスワードおよびそれに対応する送信元を登
録可能にすることにより、使用者に応じた送信元からそ
れぞれメモリ受信できるようにして、受信データの機密
を確保し、かつ、それぞれの使用者が容易にメモリ受信
できるようにして操作性および利便性の向上を図る。 【構成】 受信データを記録紙に印刷するプロッタ12
と、各種情報を入力をする操作表示部19と、使用者毎の
複数のパスワードおよびそれに対応する複数の送信元の
ファクシミリ番号を登録するとともに受信データを蓄積
するRAM15と、RAM15内に登録されている番号の送
信元からの受信データをRAM15に蓄積し、対応するパ
スワードの入力によってその受信データをRAM15から
呼び出してプロッタ12により印刷するシステム制御部10
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、詳しくは受信データに応じて記録紙に印刷すること
なく該受信データをメモリに記憶するファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の通信回線を介して受信した
送信元からの受信データを記録紙に印刷するファクシミ
リ装置が知られている。この種のファクシミリ装置とし
ては、例えば、特開平4−306972号公報に記載さ
れている。このファクシミリ装置は、受信データから送
信元のファクシミリ番号を認識して予め登録されている
番号と一致した場合、その受信データをプリンタに出力
することなく外部メモリに記憶させメモリ受信する。そ
して、キーボードからパスワードを入力されたとき、そ
の受信データを外部メモリからプリンタに出力して受信
データを記録紙に印刷するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、メモリ受信し
て受信データを機密(秘密)に入手することができるの
は、パスワードを知っている使用者一人だけであるた
め、ファクシミリ装置を共通使用する他の使用者は受信
データを機密にする必要があってもメモリ受信すること
ができない。仮に、パスワードを共有して複数の使用者
がメモリ受信することができるようにしても、メモリ受
信可能な送信元は一つだけであるため、使用者によって
受信データを機密にする必要のある送信元が異なる場合
にはそれぞれの使用者に応じた送信元からの受信データ
をメモリ受信することができない。また、このようにパ
スワードを共有するとメモリ受信した受信データの機密
を確保することが難しいという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、複数のパスワードおよ
びそのパスワードに対応する送信元を登録可能にするこ
とにより、使用者に応じた送信元からの受信データを複
数の使用者のそれぞれがメモリ受信できるようにして、
受信データの機密を確保することを目的とし、かつ、複
数の使用者および送信元を登録可能にしてもそれぞれの
使用者が容易にメモリ受信できるようにして操作性およ
び利便性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、所定の通信回線に接続され、画像
を含むデータを送受信するファクシミリ装置であって、
各種情報を入力可能な情報入力部と、受信データを記録
紙に印刷する情報記録部と、所定量の受信データを記憶
可能なメモリ部と、複数の送信元のファクシミリ番号、
および、該番号の少なくとも1つ以上に対応する複数の
パスワードを登録可能なパスワード登録手段と、受信デ
ータから送信元のファクシミリ番号を認識しパスワード
登録手段の登録番号と比較して該番号が登録されていた
とき該受信データをメモリ部に入力するメモリ受信手段
と、メモリ受信した受信データの送信元のファクシミリ
番号に対応するパスワードを入力されたとき該受信デー
タをメモリ部から呼び出して情報記録部に出力するメモ
リ出力手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、所定の情報を出力
して該情報を使用者に知らせる情報出力手段を有し、前
記パスワード登録手段に送信元のファクシミリ番号およ
びパスワードを登録する際、情報入力部から入力された
ファクシミリ番号と、パスワード登録手段に登録されて
いる登録番号と、を比較して該番号が登録済みのとき登
録不可と判断し登録不可情報を情報出力手段から出力さ
せる登録不可報告手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】請求項3記載の発明は、所定の情報を出力
して該情報を使用者に知らせる情報出力手段を有し、前
記情報入力部から入力されたパスワードに対応するファ
クシミリ番号の受信データがメモリ部内に残っているか
否か確認し該受信データ残情報を情報出力手段から出力
させるデータ残報告手段を設けたことを特徴とするもの
である。
【0008】請求項4記載の発明は、前記情報入力部か
ら入力されたパスワードに対応するファクシミリ番号の
送信元からのメモリ受信の実績を情報記録手段から出力
させる実績報告手段を設けたことを特徴とするものであ
る。請求項5記載の発明は、所定の情報を出力して該情
報を使用者に知らせる情報出力手段を有し、前記メモリ
受信手段がメモリ受信したとき、メモリ受信したことお
よび該受信データの宛先を情報出力手段から出力させる
メモリ受信報告手段を設けたことを特徴とするものであ
り、請求項6記載の発明は、前記メモリ受信報告手段に
よる情報出力手段の情報からの出力の要または不要を、
パスワード毎に採否可能に構成したことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項7記載の発明は、所定の情報を出力
して該情報を使用者に知らせる情報出力手段を有し、前
記メモリ受信手段によるメモリ受信の受信状況を、所定
時間毎に情報記録部から出力させる受信状況報告手段を
設けたことを特徴とするものであり、請求項8記載の発
明は、前記受信状況報告手段による情報出力手段からの
情報の出力の要または不要を、パスワード毎に採否に構
成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項9記載の発明は、前記メモリ部の残
容量が所定量以下となったとき該残容量が所定量以上と
なるまで、メモリ部内の最古の受信データから順次、送
信元に該受信データを未出力とする情報を送信し、該受
信データをメモリ部から消去する未出力処理手段を設け
たことを特徴とするものである。請求項10記載の発明
は、所定の情報を出力して該情報を使用者に知らせる情
報出力手段を有し、前記未出力処理手段によるメモリ部
内の受信データの消去情報を、情報記録部から出力させ
るデータ消去報告手段を設け、該データ消去報告手段に
よる情報出力手段の情報の出力からの要または不要を、
パスワード毎に採否可能に構成したことを特徴とするも
のである。
【0011】請求項11記載の発明は、送信元で指定さ
れた前記パスワード登録手段に登録されているパスワー
ドを受信データから認識し、メモリ部から情報記録部へ
出力するメモリ出力手段のパスワードを特定するパスワ
ード特定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、情報入力手段から入
力される複数の送信元のファクシミリ番号、および、そ
の番号の少なくとも1つ以上に対応する複数のパスワー
ドがパスワード登録手段に登録され、登録番号の送信元
からデータを受信したとき、その受信データはメモリ受
信手段によりメモリ受信されメモリ部に記憶される。そ
して、メモリ部に記憶されている受信データは、使用者
がその受信データの送信元の登録番号に対応するパスワ
ードを情報入力部から入力することによってメモリ出力
手段により情報記録部に出力され記録紙に印刷される。
なお、パスワード登録手段に登録されていない送信元か
らの受信データは、そのまま情報記録部に出力され記録
紙に印刷される。
【0013】請求項2記載の発明では、パスワード登録
手段に送信元のファクシミリ番号およびパスワードを登
録する際、情報入力部から入力されたファクシミリ番号
と、パスワード登録手段に登録されている登録番号と、
が登録不可報告手段により比較されその番号が登録済み
のとき登録不可と判断されて、その登録不可情報が情報
出力手段から出力され、パスワード登録手段への登録操
作をしている使用者にその送信元のファクシミリ番号は
登録済みで登録できないことが知らされる。なお、入力
された送信元のファクシミリ番号が登録されていないと
きには、そのまま登録操作することによりパスワード登
録手段にその番号およびパスワードが登録される。
【0014】請求項3記載の発明では、情報入力部から
入力されたパスワードに対応するファクシミリ番号の送
信元からの受信データがメモリ部内に残っているか否か
データ残報告手段により確認されてその受信データ残情
報が情報出力手段から出力され、パスワードに対応する
送信元からの受信データがメモリ内に残っているか否か
使用者に知らされる。
【0015】請求項4記載の発明では、情報入力部から
入力されたパスワードに対応するファクシミリ番号の送
信元からのメモリ受信の実績が実績報告手段により情報
記録手段から出力され、パスワードに対応する送信元か
らのメモリ受信の実績が記録紙に印刷される。請求項5
記載の発明では、メモリ受信手段がメモリ受信したと
き、メモリ受信報告手段によりメモリ受信したことおよ
びその宛先が情報出力手段から出力され、使用者に知ら
される。
【0016】請求項6記載の発明では、メモリ受信報告
手段による情報出力手段からの情報の出力の要または不
要がパスワード毎に採否可能に構成され、使用者に応じ
て選択設定される。請求項7記載の発明では、メモリ受
信手段によるメモリ受信の受信状況が受信状況報告手段
により所定時間毎に情報記録部から出力され、そのメモ
リ受信状況が記録紙に印刷される。
【0017】請求項8記載の発明では、受信状況報告手
段による情報記録部からの情報の出力の要または不要が
パスワード毎に採否に構成され、使用者に応じて選択設
定される。請求項9記載の発明では、メモリ部の残容量
が所定量以下となったときその残容量が所定量以上とな
るまで、メモリ部内に残っている最古の受信データから
順次、未出力処理手段によりその受信データを未出力と
する情報が送信元に送信され、その受信データがメモリ
部から消去される。
【0018】請求項10記載の発明では、未出力処理手
段によるメモリ部内の受信データの消去情報を情報記録
部から出力させるデータ消去報告手段が設けられ、その
データ消去報告手段による情報出力手段からの情報の出
力の要または不要がパスワード毎に採否可能に構成され
使用者に応じて選択設定される。請求項11記載の発明
では、送信元で指定されたパスワード登録手段に登録さ
れているパスワードがパスワード特定手段により受信デ
ータから認識され、メモリ出力手段によってメモリ部か
らその受信データを情報記録部へ出力するパスワードが
特定される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例の全体構
成を示すブロック図である。まず、構成を説明する。
【0020】同図において、10はCPU(Central Proc
essing Unit)などから構成されているシステム制御部
であり、システム制御部10は予め設定されている制御プ
ログラムに従って装置各部を制御するようになってお
り、このシステム制御部10には、送信する原稿画像を読
み取って画データを出力するスキャナ11と、受信した画
データを記録紙に印字出力(印刷)するプロッタ12(情
報記録部)と、スキャナ11が読み取った画データをデー
タ圧縮して符号化する一方、受信した画データを復号化
して復元する符号化復号化部13と、制御プログラムを格
納しているROM14(Read Only Memory)と、制御に必
要な各種データを記憶するRAM15(Random Access Me
mory)と、画データや伝送制御のための各種手順信号を
送受信するモデム16と、電話回線(通信回線)に接続さ
れ発着信の際に所定の回線制御を実行する網制御部17
と、マイクおよびスピーカを内蔵して音声を録音したり
再生する音声録音再生部18と、各種操作キーおよび表示
器等を備え使用者が各種操作を行なうとともに装置の動
作状況を表示する操作表示部19と、が上記各部11〜19の
相互間の各種制御信号やデータをやりとりする信号ライ
ンのシステムバス20を介して接続されている。
【0021】次に、請求項1、5または6のいづれかに
記載の発明の構成を説明する。図1において、システム
制御部10は、RAM15に符号化された画データを含む受
信データを記憶させ蓄積するようになっており、また図
2に示すように操作表示部19から入力された使用者毎の
パスワード、その使用者(登録者)の名前、およびその
パスワードに対応する複数の送信元のファクシミリ番号
を記憶させて登録する。また、同時に音声録音再生部18
により録音されたパスワードに対応する使用者の名前の
音声データを記憶させて登録するようになっている。す
なわち、RAM15はパスワード登録手段を構成し、操作
表示部19は情報入力部を構成している。
【0022】このシステム制御部10は、ファクシミリ受
信があると、通信プロトコル中の送信元からのTSI信
号(送信端末識別信号)より送信元のファクシミリ番号
を得て、RAM15内に登録されている送信元のファクシ
ミリ番号と比較して一致する番号が登録されている場合
には、受信した画データと送信元のファクシミリ番号と
を受信データとしてRAM15に蓄積するメモリ受信を行
ない機密通信するようになっており、このRAM15内の
画データは使用者が操作表示部19からパスワードを入力
することによってそのパスワードに対応するファクシミ
リ番号とともにRAM15内に蓄積されている画データを
呼び出してプロッタ12により記録紙に印字出力するよう
になっている。すなわち、RAM15がメモリ部を構成
し、システム制御部10はメモリ受信手段およびメモリ出
力手段を構成している。なお、RAM15内に画データと
ともにパスワードを蓄積するようにしてもよい。
【0023】また、システム制御部10は、RAM15内に
登録されているファクシミリ番号の送信元からの受信デ
ータをメモリ受信すると、前記TSI信号より得られた
そのファクシミリ番号に対応するパスワードの使用者の
名前をRAM15から読み出して、例えば図3に示すよう
に、機密通信の着信レポートに当てはめてプロッタ12に
より印字出力するようになっており、またそのパスワー
ドに対応して登録されている音声データを予め設定され
ているメッセージに当てはめて「A殿宛にファクシミリ
受信がありました。」という音声を音声録音再生部18の
スピーカから音声出力してメモリ受信した受信データの
宛先を使用者に知らせるようになっている。このプロッ
タ12の着信レポートおよび音声録音再生部18のメッセー
ジによるメモリ受信の報告は、操作表示部19から要・不
要をパスワード毎に選択して設定するようになってお
り、使用者の必要に応じて採否するようになっている。
すなわち、システム制御部10はメモリ受信報告手段を構
成し、プロッタ12および音声録音再生部18は情報出力手
段を構成している。
【0024】次に、請求項1、5または6のいづれかに
記載の発明の作用を図4のフローチャートにより説明す
る。まず、データを着信する(ステップS1)と、送信
元はファクシミリ装置か確認され(ステップS2)、電
話による通話の場合にはこの処理は終了されて(ステッ
プS3)、ファクシミリ装置である場合にはRAM15内
に登録されているファクシミリ番号の相手(送信元)で
あるか確認され(ステップS4)、登録されていない場
合にはファクシミリ受信した画データは符号化復号化部
13により復元されてプロッタ12により記録紙に印字出力
される(ステップS5)。また、登録されている場合に
は受信した画データおよび送信元のファクシミリ番号の
受信データはRAM15に蓄積されメモリ受信される(ス
テップS6)。
【0025】したがって、RAM15内に登録された送信
元からの画データは、メモリ受信されてRAM15内に蓄
積され、他人の目に晒されることはなく機密が確保され
る。次いで、受信データのファクシミリ番号に対応する
パスワードにメモリ受信した機密通信の宛先(受取人)
を音声録音再生部18から音声出力するよう選択設定され
ているか確認され(ステップS7)、選択されていない
場合にはステップS9に進み、選択されている場合には
前記メッセージにそのパスワードに対応して登録されて
いる使用者の名前が当てはめられ音声出力される。
【0026】次いで、そのパスワードには機密通信の宛
先をプロッタ12から印字出力するよう選択設定されてい
るか確認され(ステップS9)、選択されていない場合
にはステップS11に進み、選択されている場合には前記
着信レポートにその使用者の名前が当てはめられ印字出
力される。したがって、メモリ受信した受信データの送
信元のファクシミリ番号に対応するパスワードに、メモ
リ受信のあったことを報告するよう選択設定されている
ときには、メモリ受信したことおよびその宛先が、前記
メッセージまたは/および着信レポートが出力され使用
者(受取人)に直ちに報告される。また、メモリ受信の
あったことを報告しないよう選択設定されているときに
は、メモリ受信のあったことを報告するメッセージおよ
び着信レポートも出力されないので、受信データを受信
したことも機密にする必要のある送信元からメモリ受信
することができる。
【0027】そして、RAM15内に蓄積された受信デー
タに対応するパスワードが操作表示部19から入力された
か確認され(ステップS11)、入力が確認されると、R
AM15内からそのパスワードに対応する受信データが呼
び出されてプロッタ12により記録紙に印字出力される
(ステップS12)。したがって、RAM15内に蓄積され
た画データは、その送信元に対応するパスワードが入力
されることによって記録紙に印字出力され、機密が確保
されたままその使用者に受け取られる。このとき、メモ
リ受信を報告するよう選択設定した使用者はメモリ受信
したことおよびその宛先が直ちに報告されるので、その
使用者は機密を確保したまま迅速に適宜受け取ることが
できる。また、メモリ受信のあったことを報告しないよ
う選択設定した使用者はメモリ受信のあったことが出力
されないので、受信データを受信したことも機密にする
必要のある送信元からメモリ受信することができ、送信
元から連絡や定期的な印字出力によってその機密を確保
したまま受け取ることができる。
【0028】また、このメモリ受信するための送信元の
ファクシミリ番号は、使用者毎にそれぞれのパスワード
および自分の名前とともに複数記憶されるので、複数の
使用者がそれぞれに対応した複数の送信元を登録してそ
れぞれメモリ受信することができ、複数の使用者がそれ
ぞれ特定の送信元からの受信データを機密を確保して受
け取ることができる。
【0029】次に、請求項2記載の発明の構成を説明す
る。図1において、システム制御部10は、操作表示部19
から送信元のファクシミリ番号を登録する際、入力され
た番号とRAM15内に登録されている他の使用者のパス
ワードに対応する送信元のファクシミリ番号とを比較し
て一致する番号が登録されている場合には、図5に示す
ように、その相手番号は登録済みで登録不可というメッ
セージを操作表示部19に表示させる。また、RAM15内
に予め設定されている「ただ今、入力された相手番号は
既に他の方により登録済みのため登録ができません。」
というメッセージの音声データを音声録音再生部18のス
ピーカから音声出力させるようになっている。すなわ
ち、システム制御部10は登録不可報告手段を構成し、操
作表示部19は情報出力手段を構成している。なお、パス
ワードの登録を行なう際に登録しようとしたパスワード
が既に他の使用者により登録済みであっても使用者の名
前により識別するのでそのパスワードの登録は可能であ
る。
【0030】次に、請求項2記載の発明の作用を図6の
フローチャートにより説明する。まず、メモリ受信する
機密通信の相手を登録するのか確認され(ステップS2
1)、登録する相手のファクシミリ番号を入力する(ス
テップS22)と、RAM15内に登録されているファクシ
ミリ番号と比較されて入力された相手の番号が既に登録
されているか否か確認される(ステップS23)。
【0031】登録されていない場合には、パスワードお
よび登録者(使用者)の名前を入力するよう促され(ス
テップS24)、登録されている場合には、他の使用者に
より既に登録済みで登録不可というメッセージが操作表
示部19に表示出力されるとともに音声録音再生部18から
音声出力される(ステップS24)。したがって、そのフ
ァクシミリ番号は登録済みで登録できないことが前記表
示出力および音声出力により登録操作している使用者に
報告され、異なるパスワードに同一の相手が登録される
ことが未然に防止される。
【0032】次いで、相手の登録を終了するか確認され
(ステップS26)、登録を継続する場合にはステップS
22に戻り、終了する場合には登録動作が終了される(ス
テップS27)。次に、請求項3記載の発明を説明する。
図1において、システム制御部10は、操作表示部19から
未出力確認モードが選択されパスワードが入力される
と、RAM15内に未出力のまま蓄積されているそのパス
ワードに対応するファクシミリ番号の送信元からのメモ
リ受信件数を確認して、例えば図7に示すように、その
パスワードとともに登録された使用者の名前を当てはめ
て入力操作に応じてプロッタ12により印字出力するか、
操作表示部18に表示出力するようになっており、またそ
のパスワードに対応して登録されている音声データおよ
びそのRAM15内の未出力件数を予め設定されているメ
ッセージに当てはめて「A殿宛の受信データでまだ出力
されていない情報は1件です。」という音声を音声録音
再生部18のスピーカから音声出力してRAM15内に残っ
ている件数を使用者に知らせるようになっている。すな
わち、システム制御部10は、データ残報告手段を構成し
ており、使用者はパスワードを入力してRAM15内の未
出力件数を確認しメモリ受信した機密通信を適宜受け取
ることができる。
【0033】次に、請求項4記載の発明を説明する。図
1において、システム制御部10は、所定期間の間にメモ
リ受信した実績をRAM15内に蓄積するようになってお
り、操作表示部19からメモリ受信した機密通信の管理レ
ポート作成モードが選択されパスワードが入力される
と、そのパスワードに対応するファクシミリ番号の送信
元からのメモリ受信の実績をRAM15内から呼び出し
て、例えば図8に示すように、そのパスワードとともに
登録された使用者の名前を当てはめてプロッタ12により
印字出力するようになっている。すなわち、システム制
御部10は、実績報告手段を構成しており、使用者はパス
ワードを入力してメモリ受信した機密通信の実績から受
け取った受信データを確認できるとともにまだ受け取っ
ていない受信データを確認することができ、RAM15内
の未出力の機密通信を適宜受け取ることができる。
【0034】次に、請求項7または8記載の発明の構成
を説明する。図1において、システム制御部10は、RA
M15内に蓄積されているメモリ受信の実績を呼び出して
一定時間毎に、例えば図9に示すように、メモリ受信し
たファクシミリ番号に対応するパスワードの使用者の名
前を当てはめて機密通信の受信状況リストをプロッタ12
により印字出力するようになっている。この受信状況リ
ストによって印字出力するか否かは操作表示部19からパ
スワード毎に選択して設定するようになっており、使用
者の必要に応じて採否するようになっている。すなわ
ち、システム制御部10は受信状況報告手段を構成してい
る。
【0035】次に、請求項7または8記載の発明の作用
を図10のフローチャートにより説明する。まず、メモリ
受信する機密通信を受信したか否か確認される(ステッ
プS31)。そして、機密通信を受信したとき、その送信
元のファクシミリ番号に対応するパスワードは使用者
(受取人)により受信状況を前記受信状況リストにより
印字出力するよう選択しているか否か確認される(ステ
ップS32)。出力しないよう選択されている場合にはR
AM15内への実績に蓄積されずに前記受信状況リストか
ら除外され(ステップS33)、出力するよう選択されて
いる場合にはRAM15内の実績に蓄積され前記受信状況
リストに登録される(ステップS34)。
【0036】次いで、一定時間経過したか確認され(ス
テップS35)、経過していないときにはステップS31へ
戻り、経過しているときにはRAM15内から機密通信の
実績が呼び出されて前記受信状況リストがプロッタ12に
より記録紙に印字出力される(ステップS36)。したが
って、操作表示部18を操作することなく、メモリ受信し
た機密通信の実績を受信状況リストによって確認するこ
とができ、RAM15内の未出力の機密通信を適宜受け取
ることができる。また、プロッタ12による前記受信状況
リストの印字出力はパスワード毎に採否することができ
るので、使用者に応じて受信したことも機密にすること
ができる。
【0037】次に、請求項9または10記載の発明の構成
を説明する。図1において、システム制御部10は、メモ
リ受信した画データがプロッタ12から出力印字されずに
蓄積されてRAM15のメモリ空き容量(残容量)がスレ
ッシュ値を越えて小さくなると、RAM15内の受信デー
タの古いものから順番に一つずつ読み出してその送信元
のファクシミリ番号を網制御部17で自動発呼し、例えば
図11に示すように、その画像情報(画データ)を未出力
のままRAM15から消去する情報を送信し、その受信デ
ータをRAM15から消去するようになっており、RAM
15内の空き容量が所定量以上になるまで繰り返す。すな
わち、システム制御部10は未出力処理手段を構成してい
る。
【0038】また、このシステム制御部10は、RAM15
から消去した受信データの送信元のファクシミリ番号に
対応するパスワードの使用者(受取人)の名前を当ては
めて、例えば図12に示すように、メモリ受信した機密通
信の受信データを消去した情報をプロッタ12から出力印
字して報告するようになっている。また、このプロッタ
12による消去情報の出力印字は操作表示部19から要・不
要をパスワード毎に選択して設定するようになってお
り、使用者の必要に応じて採否する。すなわち、システ
ム制御部10はデータ消去報告手段を構成している。
【0039】次に、請求項9または10記載の発明の作用
を図13のフローチャートにより説明する。まず、RAM
15内に蓄積するメモリ受信した画データの空き容量が前
記スレッシュ値を越えたか確認される(ステップS4
1)。そして、そのスレッシュ値を越えると、RAM15
内の一番古い受信データの送信元へ画データを未出力の
まま消去する情報が送信され(ステップS42)、その受
信データがRAM15から消去される(ステップS43)。
【0040】次いで、その送信元のファクシミリ番号に
対応するパスワードの使用者(受取人)は前記消去情報
を印字出力するよう選択しているか否か確認され(ステ
ップS44)、印字出力しないよう選択されている場合に
はこの処理は終了され、出力するよう選択されている場
合には前記消去情報がプロッタ12により記録紙に印字出
力される(ステップS45)。
【0041】したがって、RAM15がオーバフローして
新たにメモリ受信することできなくなることがなく、R
AM15の空き容量を確認する必要もない。また、前記消
去情報が送信されてきた送信元および受取人は、再送信
や電話連絡する等して容易に対処することができる。ま
た、プロッタ12による前記消去情報の印字出力はパスワ
ード毎に採否することができるので、使用者に応じて受
信したことも機密にすることができる。
【0042】次に、請求項11記載の発明の構成を説明す
る。図1において、システム制御部10は、RAM15内に
操作表示部19から使用者毎にパスワード等を登録する
際、図14に示すように、送信元からその受信データの受
取人を指定するパスワードも併せて登録するようになっ
ている。この受取人指定用パスワードは受取人を特定す
る機密通信(親展送信)するために送信元に前もって伝
えられており、送信元によって通信プロトコル中のNS
S信号(非標準機能信号)に付加されて送信される。
【0043】このシステム制御部10は、ファクシミリ受
信した通信プロトコル中に前記NSS信号を認識する
と、その受取人指定用パスワードに対応する印字出力用
パスワードの使用者(受取人)への機密通信としてメモ
リ受信するようになっており、)操作表示部19からその
受取人指定用パスワードに対応する印字出力用パスワー
ドが入力されることによってRAM15内から呼び出して
プロッタ12により記録紙に印字出力するようになってい
る。すなわち、システム制御部10はパスワード特定手段
を構成している。
【0044】次に、請求項11記載の発明の作用を図15に
示す送信元側でのフローチャートにより説明する。ま
ず、ファクシミリ送信を行なうか確認され(ステップS
51)、ファクシミリ送信を行なう際には、受取人を指定
して送信するのか否か確認され(ステップS52)、指定
しない場合には通常のファクシミリ送信として処理され
(ステップS53)、指定する場合には前もって伝えられ
ている受取人指定用のパスワードが入力された(ステッ
プS54)後、受信側が発呼されて、受取人指定用のパス
ワードが通信プロトコル中の前記NSS信号に付加され
受信側へ送信される(ステップS55)。
【0045】そして、受信側では、相手側からの通信プ
ロトコル中からNSS信号が認識されて受取人指定用の
パスワードを基に登録されている印字出力用のパスワー
ドのいづれに送信されてきたものであるか判断されてそ
のパスワードの使用者への機密通信としてメモリ受信さ
れる。したがって、メモリ受信された画データは、受取
人指定用パスワードに対応する印字出力用パスワードが
入力されない限り、印字出力されない。そのため、例え
ば、異なる使用者が同一の送信元のファクシミリ番号を
登録している場合に、その中の特定の使用者のみに親展
送信して機密を確保したいときに複数のパスワードの中
から一つを特定して機密通信することができる。なお、
登録していない送信元からも受取人指定用パスワードに
よって印字出力用パスワードを特定するようにしてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の送
信元のファクシミリ番号、および、その番号の少なくと
も1つ以上に対応する複数のパスワードを登録すること
ができるので、複数の使用者がそれぞれのパスワードお
よびそのパスワードに対応する複数の送信元を登録する
ことができる。そして、登録されている送信元からのデ
ータを受信したとき、受信データをメモリ受信してメモ
リ部に記憶し、使用者がその受信データの送信元のファ
クシミリ番号に対応するパスワードを入力することによ
ってメモリ部からその受信データを呼び出して記録紙に
印刷するので、使用者に応じた送信元からの受信データ
をそれぞれ機密を確保して受け取ることができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、送信元のフ
ァクシミリ番号およびパスワードを登録する際、入力さ
れたファクシミリ番号と、登録されている登録番号と、
を比較してその番号が登録済みのとき登録不可と判断し
使用者にそのファクシミリ番号は登録済みで登録できな
いことを知らせるので、異なるパスワードに同一の送信
元が登録されることを未然に防止することができ、その
送信元からの受信データの機密性を確保することができ
る。また、登録をできない理由を登録操作している使用
者に知らせるので、使用者は容易に対処することがで
き、操作性および利便性が向上する。
【0048】請求項3記載の発明によれば、入力された
パスワードに対応する送信元からの受信データがメモリ
部内に残っているか否か使用者に知らせるので、機密を
確保してメモリ内の受信データを適宜受け取ることがで
き、操作性および利便性が向上する。請求項4記載の発
明によれば、入力されたパスワードに対応する送信元か
らのメモリ受信の実績を記録紙に印刷するので、使用者
毎にメモリ通信の実績から受け取った受信データを確認
できるとともにまだ受け取っていない受信データを確認
してメモリ内の受信データを適宜受け取ることができ、
操作性および利便性が向上する。
【0049】請求項5記載の発明によれば、メモリ受信
したとき、メモリ受信したことおよびその宛先を使用者
に知らせるので、メモリ内の受信データの有無を確認す
ることなく迅速に適宜受け取ることができ、操作性およ
び利便性が向上する。請求項6記載の発明によれば、メ
モリ受信したときの使用者への報知をパスワード毎に採
否可能に構成して使用者毎に選択し設定するので、迅速
に受信データを受け取る必要のある使用者や受信したこ
とも機密にする必要のある使用者等に応じてその受信デ
ータを適宜受け取ることができ、自由度が広がり利便性
が向上する。
【0050】請求項7記載の発明によれば、メモリ受信
の受信状況を所定時間毎に記録紙に印刷するので、受信
したメモリ受信の実績およびメモリ内に残っている受信
データの有無を特に操作することなく確認することがで
き、利便性がより向上する。請求項8記載の発明によれ
ば、メモリ受信の受信状況の記録紙への印刷をパスワー
ド毎に採否可能に構成して使用者に応じて選択し設定す
るので、受信したことも機密にする必要のある使用者は
その機密を確保することができ、自由度が広がり利便性
が向上する。
【0051】請求項9記載の発明によれば、メモリ部の
残容量が所定量以下となったときその残容量が所定量以
上となるまで、メモリ部内の最古の受信データから送信
元へ未出力とする情報を送信してメモリ部より消去する
ので、メモリ部が一杯になって新たにメモリ受信するこ
とできなくなることがなく、送信元も容易に対処するこ
とができる。また、メモリ部の残容量を確認する必要も
ないので、操作性および利便性が向上する。請求項10
記載の発明によれば、メモリ部内の受信データの消去情
報を記録紙に印刷するようにするとともに、消去情報の
印刷をパスワード毎に採否可能に構成して使用者に応じ
て選択し設定するので、受け取っていない受信データが
消去されたことを使用者が知ることができ、その消去情
報によって容易に対処することができる。また、受信し
たことも機密にする必要のある使用者はその機密を確保
することができる。したがって、自由度が広がり利便性
が向上する。
【0052】請求項11記載の発明によれば、送信元で
指定されたパスワードを受信データから認識してメモリ
部からその受信データを呼び出して記録紙に印刷するた
めのパスワードを特定するので、異なるパスワードに同
一の送信元が登録されていてもデータを送信する使用者
のパスワードを特定してそのデータの機密を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例の全
体構成を示す図であり、そのブロック図である。
【図2】その一実施例のメモリ部内の登録情報の一例を
示す図である。
【図3】その一実施例がメモリ受信したときの出力の一
例を示す図である。
【図4】そのメモリ受信したときの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】その一実施例のメモリ部へ登録する際、登録済
みの送信元が入力されたときの出力の一例を示す図であ
る。
【図6】そのメモリ部ヘの登録を説明するフローチャー
トである。
【図7】その一実施例のメモリ部内に蓄積されている未
出力件数を確認する場合の出力の一例を示す図である。
【図8】その一実施例のメモリ受信した実績の出力の一
例を示す図である。
【図9】その一実施例のメモリ受信した一定時間毎の受
信状況の出力の一例を示す図である。
【図10】そのメモリ受信受信状況の出力を説明するフ
ローチャートである。
【図11】その一実施例のメモリ部内の受信データの消
去をその送信元に送信する消去情報の一例を示す図であ
る。
【図12】その一実施例のメモリ部内の受信データの消
去をその受取人に報告する消去情報の一例を示す図であ
る。
【図13】その受信データの消去の処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図14】その一実施例のメモリ部の登録情報に受取人
指定用パスワードを加えた一例を示す図である。
【図15】その送信元から受取人を指定する際の処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】 10 システム制御部(メモリ受信手段、メモリ出力手
段、メモリ受信報告手段、登録不可報告手段、データ残
報告手段、実績報告手段、受信状況報告手段、未出力処
理手段、データ消去報告手段、パスワード特定手段) 12 プロッタ(情報出力手段) 15 RAM(メモリ部、パスワード登録手段) 18 音声録音再生部(情報出力手段) 19 操作表示部(情報入力部、情報出力手段) 20 システムバス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通信回線に接続され、画像を含むデ
    ータを送受信するファクシミリ装置であって、 各種情報を入力可能な情報入力部と、受信データを記録
    紙に印刷する情報記録部と、所定量の受信データを記憶
    可能なメモリ部と、複数の送信元のファクシミリ番号、
    および、該番号の少なくとも1つ以上に対応する複数の
    パスワードを登録可能なパスワード登録手段と、受信デ
    ータから送信元のファクシミリ番号を認識しパスワード
    登録手段の登録番号と比較して該番号が登録されていた
    とき該受信データをメモリ部に入力するメモリ受信手段
    と、メモリ受信した受信データの送信元のファクシミリ
    番号に対応するパスワードを入力されたとき該受信デー
    タをメモリ部から呼び出して情報記録部に出力するメモ
    リ出力手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】所定の情報を出力して該情報を使用者に知
    らせる情報出力手段を有し、 前記パスワード登録手段に送信元のファクシミリ番号お
    よびパスワードを登録する際、情報入力部から入力され
    たファクシミリ番号と、パスワード登録手段に登録され
    ている登録番号と、を比較して該番号が登録済みのとき
    登録不可と判断し登録不可情報を情報出力手段から出力
    させる登録不可報告手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】所定の情報を出力して該情報を使用者に知
    らせる情報出力手段を有し、 前記情報入力部から入力されたパスワードに対応するフ
    ァクシミリ番号の受信データがメモリ部内に残っている
    か否か確認し該受信データ残情報を情報出力手段から出
    力させるデータ残報告手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記情報入力部から入力されたパスワード
    に対応するファクシミリ番号の送信元からのメモリ受信
    の実績を情報記録手段から出力させる実績報告手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】所定の情報を出力して該情報を使用者に知
    らせる情報出力手段を有し、 前記メモリ受信手段がメモリ受信したとき、メモリ受信
    したことおよび該受信データの宛先を情報出力手段から
    出力させるメモリ受信報告手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記メモリ受信報告手段による情報出力手
    段からの情報の出力の要または不要を、パスワード毎に
    採否可能に構成したことを特徴とする請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】所定の情報を出力して該情報を使用者に知
    らせる情報出力手段を有し、 前記メモリ受信手段によるメモリ受信の受信状況を、所
    定時間毎に情報記録部から出力させる受信状況報告手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  8. 【請求項8】前記受信状況報告手段による情報出力手段
    からの情報の出力の要または不要を、パスワード毎に採
    否に構成したことを特徴とする請求項7記載のファクシ
    ミリ装置。
  9. 【請求項9】前記メモリ部の残容量が所定量以下となっ
    たとき該残容量が所定量以上となるまで、メモリ部内の
    最古の受信データから順次、送信元に該受信データを未
    出力とする情報を送信し、該受信データをメモリ部から
    消去する未出力処理手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】所定の情報を出力して該情報を使用者に
    知らせる情報出力手段を有し、 前記未出力処理手段によるメモリ部内の受信データの消
    去情報を、情報記録部から出力させるデータ消去報告手
    段を設け、 該データ消去報告手段による情報記録手段からの情報の
    出力の要または不要を、パスワード毎に採否可能に構成
    したことを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装
    置。
  11. 【請求項11】送信元で指定された前記パスワード登録
    手段に登録されているパスワードを受信データから認識
    し、メモリ部から情報記録部へ出力するメモリ出力手段
    のパスワードを特定するパスワード特定手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
JP5293753A 1993-11-25 1993-11-25 ファクシミリ装置 Pending JPH07147626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990009755A (ko) * 1997-07-11 1999-02-05 윤종용 팩시밀리의 메모리 수신 및 인쇄 방법
JP2011071575A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Sharp Corp ファクシミリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990009755A (ko) * 1997-07-11 1999-02-05 윤종용 팩시밀리의 메모리 수신 및 인쇄 방법
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