JP5112410B2 - 半田付け構造 - Google Patents

半田付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5112410B2
JP5112410B2 JP2009261068A JP2009261068A JP5112410B2 JP 5112410 B2 JP5112410 B2 JP 5112410B2 JP 2009261068 A JP2009261068 A JP 2009261068A JP 2009261068 A JP2009261068 A JP 2009261068A JP 5112410 B2 JP5112410 B2 JP 5112410B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
circuit board
housing
soldering
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009261068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011108784A (ja
Inventor
喜彦 藤田
Original Assignee
アール・ビー・コントロールズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アール・ビー・コントロールズ株式会社 filed Critical アール・ビー・コントロールズ株式会社
Priority to JP2009261068A priority Critical patent/JP5112410B2/ja
Publication of JP2011108784A publication Critical patent/JP2011108784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5112410B2 publication Critical patent/JP5112410B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

本発明は、弾性変形し得る帯状の導線を湾曲させた状態で回路基板の端子部に半田付けする半田付け構造に関する。
平板状のモジュールから出力用の1対の導線が突設されており、そのモジュールに筐体を取り付け、筐体内の回路基板に導線を電気的に接続することが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
このうち、特許文献2には、板状の金属材料を曲げ加工して導線の先端を弾性力で把持する把持部を形成し、その把持部に導線の先端を差し込むことによって導線を把持部に対して電気的に接続する構成が示されている。
特開2000−68542号公報(図3) 特開2009−246039号公報(図5)
上記特許文献2に記載されたものでは、導線の先端を把持部に差し込むだけで接続が行われるので、一見優れているように思えるが、確実に導線の先端を把持させるためには導線の突出長さを正確に管理する必要がある。また、弾性力で導線の先端を把持しているだけであるので、接触不良が発生しやすいという不具合がある。さらに、導線を把持部に挿入する際に、導線の先端と把持部との間の摩擦力が挿入時の抵抗となり、導線がたわんでしまって確実に導線の先端が把持部に挿入されにくいという不具合もある。
これらの不具合はすべて把持部で導線の先端を把持することによって電気的に接続する構成を採用することによって生じている。そこで、導線の先端を半田付けすればこれらの不具合はすべて解消される。ところが、半田付け作業は筐体の開口部分から行わなければならないのに対して導線はその反対側から筐体内に挿入される。そのため、筐体内に挿入された導線を湾曲させた状態で導線の先端を半田付けすることになる。
導線は弾性変形するので、湾曲させて半田付けすると、導線の復元力は導線の先端を半田付けした部分から離そうとする方向に作用する。とくに半田付けする部分が回路基板表面に被着された銅箔であると、銅箔ごと回路基板から剥離するおそれが生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、導線の先端を半田付けすることにより回路基板に接続しても導線の復元力が半田付け部に作用しない半田付け構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による半田付け構造は、筐体に格納された回路基板の上面に端子部が形成されており、帯状の弾性変形し得る導線を回路基板の裏側から筐体内に挿通し、回路基板の上側で導線を湾曲させて、導線の先端を回路基板の端子部に半田付けする半田付け構造において、導線の先端が端子部に接触する状態で湾曲状態を保持し、導線の復元力が半田付け部に作用しないようにする導線保持部を、回路基板と筐体とのうちのいずれか一方に設けたことを特徴とする。
導線を湾曲させた状態で半田付けすると導線は復元しようとするが、その復元力は導線保持部が受けて、半田付け部には復元力が作用しない。
具体的には、上記端子部の近傍に位置して門型の部材を回路基板に取り付けて導線保持部とし、導線をこの門型の部材をくぐらせて端子部に半田付けしてもよい。
また、導線を内部に挿入するための開口が筐体に形成されており、この開口から導線を挿入すると導線の先端が突き当たる庇部を設けて導線保持部とし、この庇部で導線を湾曲させて端子部に半田付けしてもよい。
あるいは、導線を内部に挿入するための開口が筐体に形成されており、この開口から導線を挿入すると導線を湾曲させるようにガイドするガイド部を設けて導線保持部とし、このガイド部で導線を湾曲した状態で保持した状態で端子部に半田付けしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、導線の復元力は導線保持部が受けて半田付け部に作用しないので、復元力によって半田付け部分が剥がれるなどの不具合が生じない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 第1の実施の形態における分解斜視図 導線の湾曲状態を示す断面図 第2の実施の形態における分解斜視図 導線の湾曲状態を示す断面図 第3の実施の形態における分解斜視図 導線の湾曲状態を示す断面図
図1を参照して、1は板状の発電モジュールであり、この発電モジュールの裏面に後述する回路基板を内蔵した筐体2が両面テープ22によって取り付けられている。21は筐体2の蓋である。
図2及び図3を参照して、発電モジュール1の裏面には1対の導線11が、発電モジュール1の裏面に対してほぼ直角方向に突出している。この導線は帯状に形成されており、先端部12以外は絶縁材料で被覆されている。また、図示の状態で自立できる強度を有しているとともに、後述するように弾性変形させて湾曲させることができる。筐体2内には回路基板3が格納されている。この回路基板3には導線11が挿通される開口32が形成されており、筐体2の底面に形成された開口20に挿入された導線をさらに開口32に挿入することにより導線11の先端部12は回路基板の上側に突出するように構成されている。
回路基板3にはこの先端部12が半田付けされる端子部31が形成されている。そして、本実施の形態では、開口32と端子部31との間に門型のジャンパー端子4を導線保持部として設けた。このジャンパー端子は回路基板3に取り付けられる図示しない他の電子部品とともに実装され、予め回路基板3に半田付けされている。ただし、本発明ではこのジャンパー端子4は他のいずれの電子部品に対しても電気的に接続しないか、あるいは端子部31に対して電気的に接続することが望ましい。
導線11の先端部12を端子部31に半田付けする際には、導線11を湾曲させて先端部12をジャンパー端子4にくぐらせて、図3に示す状態にする。この状態では、導線11は湾曲しているため元の真っ直ぐな状態に復元しようとするが、その復元はジャンパー端子4によって抑制される。すなわち、導線11の復元力はジャンパー端子4が受けることになる。そのため、導線11から手を離しても先端部12は端子部31に接触したままの状態で保持される。その状態で半田付けを行い、先端部12を端子部31に半田付けし、その後筐体2内に樹脂を注入して最後に蓋21を筐体2に取り付けて半田付け作業を完了する。なお、Sは半田である。
上記実施の形態ではジャンパー端子4を導線保持部としたが、その他の構成として、例えば図4及び図5に示す構成でもよい。この構成では、導線保持部として庇部5を筐体2と一体に形成した。この庇部5は1対の導線11に対しておのおの同じ方向に設けられており、開口20を通って導線11が筐体2内に挿入されると先端部12がこの庇部5に突き当たる。先端部12は一方向にしか湾曲できないように規制されるので、必然的に端子部31側に向かって湾曲する。なお、回路基板3に1対の突起部33を設けた。この突起部33は回路基板3を筐体2内に取り付けた際に、庇部5の下方の空間51に係合して回路基板3の位置決めを行うものである。この実施に形態では、図5に示すように、導線11の復元力は庇部5によって受けられて、半田付け部に影響することはない。
上記2つの実施の形態では、導線11を湾曲させるには手作業によって導線11を湾曲させる必要がある。そこで、図6及び図7に示すように、筐体2に導線保持部としてガイド部6を形成した。このガイド部6は、図7に示すように内側にガイド面61が形成されており、導線11が開口20から挿入されると、ガイド面20に沿って導線11が湾曲され、導線11の挿入が完了した時点で先端部12が端子部31に当接するように構成されている。この実施の形態でも湾曲した導線11の復元力はガイド部6が受けるので半田付け部には復元力は作用しない。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 発電モジュール
2 筐体
3 回路基板
4 ジャンパー端子
5 庇部
6 ガイド部
11 導線
12 先端部
20 ガイド面
20 開口
22 両面テープ
31 端子部
32 開口
33 突起部
51 空間
61 ガイド面

Claims (4)

  1. 筐体に格納された回路基板の上面に端子部が形成されており、帯状の弾性変形し得る導線を回路基板の裏側から筐体内に挿通し、回路基板の上側で導線を湾曲させて、導線の先端を回路基板の端子部に半田付けする半田付け構造において、導線の先端が端子部に接触する状態で湾曲状態を保持し、導線の復元力が半田付け部に作用しないようにする導線保持部を、回路基板と筐体とのうちのいずれか一方に設けたことを特徴とする半田付け構造。
  2. 上記端子部の近傍に位置して門型の部材を回路基板に取り付けて導線保持部とし、導線をこの門型の部材をくぐらせて端子部に半田付けすることを特徴とする請求項1に記載の半田付け構造。
  3. 導線を内部に挿入するための開口が筐体に形成されており、この開口から導線を挿入すると導線の先端が突き当たる庇部を設けて導線保持部とし、この庇部で導線を湾曲させて端子部に半田付けすることを特徴とする請求項1に記載の半田付け構造。
  4. 導線を内部に挿入するための開口が筐体に形成されており、この開口から導線を挿入すると導線を湾曲させるようにガイドするガイド部を設けて導線保持部とし、このガイド部で導線を湾曲した状態で保持した状態で端子部に半田付けすることを特徴とする請求項1に記載の半田付け構造。
JP2009261068A 2009-11-16 2009-11-16 半田付け構造 Expired - Fee Related JP5112410B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009261068A JP5112410B2 (ja) 2009-11-16 2009-11-16 半田付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009261068A JP5112410B2 (ja) 2009-11-16 2009-11-16 半田付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011108784A JP2011108784A (ja) 2011-06-02
JP5112410B2 true JP5112410B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=44231957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009261068A Expired - Fee Related JP5112410B2 (ja) 2009-11-16 2009-11-16 半田付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5112410B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5967800B2 (ja) * 2012-01-31 2016-08-10 ミネベア株式会社 フレキシブルプリント基板のホルダを備えるモータ及びそのモータを用いたアクチュエータ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63221695A (ja) * 1987-03-10 1988-09-14 日本電気株式会社 ケ−ブルの弾性固定導出構造
JPH02152298A (ja) * 1988-12-05 1990-06-12 Fujitsu Ltd 通信回線用機器の回線ケーブル導入構造
JPH0377482U (ja) * 1989-11-28 1991-08-05
JPH05206628A (ja) * 1992-01-24 1993-08-13 Sony Corp 半田付け用補助工具
JP3038053U (ja) * 1996-11-20 1997-06-06 株式会社ネクスト コネクタリードのプリント基板への接続構造
JP4084276B2 (ja) * 2003-10-09 2008-04-30 矢崎総業株式会社 ガス漏れ警報器及びその製造時における流動方法
JP2005197267A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器
JP2007059542A (ja) * 2005-08-23 2007-03-08 Ichikoh Ind Ltd 配線固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011108784A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8512071B2 (en) Electrical connector assembly having a printed circuit board with soldering holes interconnected to a plurality of contacts
JP6312028B2 (ja) ケーブル保持部材、プラグコネクタ、コネクタ装置およびプラグコネクタの組立方法
JP2011119462A (ja) 太陽電池モジュール用端子ボックス
JPS6035791B2 (ja) 電気接続端子
JP2005353358A (ja) コネクタ
JP2009076454A (ja) 電気コネクタ
JP2014017361A (ja) Ffc/fpcの接続端子構造
JP5112410B2 (ja) 半田付け構造
JP5023728B2 (ja) ケーブル半田付け型コネクタ
EP2239818A1 (en) Holding member, mounting structure having the holding member mounted in electric circuit board, and electronic part having the holding member
JP5431038B2 (ja) 端子及びそれを有するコネクタ
JP5600523B2 (ja) コネクタ構造
JP5335630B2 (ja) 電線対基板コネクタ
JP4829808B2 (ja) コネクタ
JP6198018B2 (ja) 磁気接合式コネクタ
JP2019036477A (ja) 基板用コネクタ
JP2011034864A (ja) コネクタ
US20220302615A1 (en) Wiring device
JP2002270979A (ja) 導電部材の取付構造および取付方法
JP5876335B2 (ja) 電気的接続装置及び端子部材
JP4234532B2 (ja) フラットケーブル接続部及び接続構造
JP2009026591A (ja) 電気接続部品
JP2014086268A (ja) コネクタ
JP2017091908A (ja) コネクタ
JP6206656B2 (ja) 端子接続構造及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121010

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees