JP4910113B2 - 金属−セラミックス接合基板の製造方法 - Google Patents

金属−セラミックス接合基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属−セラミックス接合基板に関し、該金属上に半導体素子が搭載される金属−セラミックス接合基板に関し、さらには、該金属上に熱電部材(ペルチェ素子)を搭載されるための接合基板及び熱電素子に関する。
熱電部材搭載用基板としては、セラミックス基板の一方の面に熱電部材搭載用の金属板が接合されているもの、また場合によってはもう一方の面に放熱用の金属板が接合されている、金属−セラミックス基板が知られている。
前記金属−セラミックス基板は通常一対(2枚)で使用され、略直方体の熱電部材をサンドイッチする形、すなわち熱電部材搭載用の金属板パターンが接合された面を内側にして2枚を対向させ、熱電部材搭載用金属板パターンと前記熱電部材の両端が半田付けにより接合され、熱電素子を構成している。(特許文献1、2)
セラミックス基板の主成分は例えばアルミナや窒化アルミニウム、窒化珪素を主成分とするものであり、その厚さはおよそ0.3〜0.8mmのものが使用されている。
また、金属板を代表するものとして、導電性の良い銅や銅合金、アルミニウムやアルミニウム合金が使用されることが多い。その厚さはおよそ0.01〜0.4mm程度である。金属板はセラミックスに直接接合法、ろう接法、イオンプレーティング法などで接合されており、プレス加工やエッチングにより所定のパターン形状が形成されている。
熱電部材は略直方体であり、例えば1.3mm、1.3mm、1.68mm程度の比較的小さいものが用いられる。材質はBiTe系合金などであり、非常にもろいものである。(特許文献2)
熱電部材搭載用としてはおよそ10mm角以下、大きくても40mm角以下の金属−セラミックス接合基板が用いられてきた。
従来は熱電素子にヒートサイクルを繰り返すと、セラミックス基板に反りが生じたり、各接合部にクリープが生じる等、熱電素子の強度が劣化し易くヒートサイクルに対する耐久性が劣るといった問題があった。(特許文献2)
特開2001−210878号 特開平7−321378号
上記のように熱電部材は半田付けにより、金属−セラミックス基板に接合され、熱電素子が得られるが、最近では熱電素子の大型化が顕著になり、従来発生しなかった不具合が起こるようになった。
熱電素子の大型化により、金属−セラミックス基板も大きくなり、半田付けする素子の数も増加している。そのためか、従来はなかった熱電部材の半田付け時に熱電素子が割れたり、半田付けに接合不良などの欠陥が発生するようになった。
従来は熱電素子を作製したあとに、ヒートサイクルを繰り返した場合に耐久性に問題があることが指摘されていたが、本願発明の課題では、熱電素子を作製する工程で、既に不具合が発生する場合があることがわかった。
これは特にセラミックス基板が50mm角以上のもの、つまり従来ではなかった大型基板において発生することがわかってきた。
発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、主面の面積が25cm 以上のセラミックス基板の表裏にラップ研磨を行ってセラミックス基板の反り量を30μm以下にした後、セラミックス基板の表裏に接合する金属板の厚さや体積が所定の関係を満たすようにセラミックス基板の表裏に配置して加熱することにより、反り量が50μm以下の金属−セラミックス基板を製造すれば、上記の課題を解決することができることを見出し本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明による金属−セラミックス接合基板の製造方法は、主面の面積が25cm 以上のセラミックス基板の表裏にラップ研磨を行ってセラミックス基板の反り量を30μm以下にした後、セラミックス基板の表面に接合する金属板の厚さAと裏面に接合する金属板の厚さBの和がセラミックス基板の厚さの70%以下になり且つ|(A−B)/A|×100≦50(%)((1)式)を満たしセラミックス基板の表面に接合する金属板の体積の和Cと裏面に接合する金属板の体積の和Dが|(D−C)/C|×100≦60(%)((2)式)を満たすように複数の金属板をセラミックス基板の表裏に配置して加熱することにより、反り量が50μm以下の金属−セラミックス基板を製造することを特徴とする
この金属−セラミックス接合基板の製造方法において、金属−セラミックス接合基板の反りを30μm以下にするのが好ましく、15μm以下にするのがさらに好ましい。また、セラミックス基板の面に接合する金属板の厚さAとに接合する金属板の厚さの和がセラミックス基板の厚さの45%以下になるように複数の金属板をセラミックス基板の表裏に配置するのが好ましくセラミックス基板の面に接合する金属板の厚さAと面に接合する金属板の厚さBが|(A−B)/A|×100≦15(%)((1)’式)を満たすように複数の金属板をセラミックス基板の表裏に配置するのが好ましい。また、セラミックス基板の主面の面積が36cm以上であるのが好ましい。またセラミックス基板の表面に接合する金属板の体積の和Cと裏面に接合する金属板の体積の和Dが|(D−C)/C|×100≦50(%)((2)’式)を満たすように複数の金属板をセラミックス基板の表裏に配置するのが好ましい。さらに、セラミックス基板の表面に接合する金属板の各々の面積が50mm 以下になるように複数の金属板をセラミックス基板の表面に配置するのが好ましく、セラミックス基板の裏面にする金属板の各々の面積が1000mm 以下になるように複数の金属板をセラミックス基板の表面に配置するのが好ましい。また、セラミックス基板の表裏に接合した金属板に熱電部材を搭載するのが好ましく、セラミックス基板の表裏に接合した金属板に熱電部材を半田付けしてもよい
上記手段により、以下の効果が得られた。
熱電部材を金属セラミックス基板に半田付けしたときに、熱電部材の割れや接合不良が発生しない。
熱電素子として使用時に、すなわち熱電素子に所定のヒートサイクルが負荷された場合でも、熱電部材やセラミックス基板が割れない。
上記金属−セラミックス接合基板は以下の記載のように作製される。
セラミックス基板の材質はアルミナ、窒化アルミニウム、窒化珪素のいずれか1つを主成分とするものが好ましいがこれらに限定される物ではない。これらは市販されている接合用(例えば電子材料用基板)のものであれば使用することが可能であるが、一般にアルミナ基板は安価であること、窒化アルミニウム基板は熱伝導率が優れていること、窒化珪素基板は強度や靭性が優れていることが特徴であり、熱電素子に使用する場合はこれらの特徴を考えて用いればよい。曲げ強度が30kg/mm2以上、好ましくは35kg/mm2以上のものを使用するとセラミックス基板が破壊されることが少なく、これより曲げ強度低い基板であると、熱電部材アセンブリ時取り扱いが粗雑であるとセラミックス基板が破壊する場合ことがあるので、好ましくは上記の範囲の強度の高い基板が好ましい。
セラミックス基板主面の面積は、25cm2以上、好ましくは36cm2以上、厚さは0.1〜1.0mm、好ましくは0.2〜0.8mmのサイズのものを用いる。通常はセラミックスの主面は長方形であり、一辺の長さが30mm以上、好ましくは50mm以上のときに本発明の効果が大きい。セラミックス基板主面の面積が25cm2より小さい場合には、通常では本発明で解決しようとする問題が発生しない。本発明は面積が大きいほどその効果が顕著にあらわれる。一辺の長さが長い基板ほど本発明の効果が大きく、30mm以上で本発明の効果が顕著になり、一辺の長さが100mmを超えるものもにおいてはとくに優れた効果を発揮する。
セラミックス基板の表裏に接合される金属板の材質は導電性の高い銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金が用いられる。
銅は導電率、熱伝導率に優れており、熱電素子の基板に用いる場合は、電気的ロスが少なく放熱性に優れた特性を有する。アルミニウムは耐力が小さいために、セラミックスに接合した場合にセラミックスに発生する応力が比較的小さい。すなわちヒートサイクル等の熱履歴に対しても、優れた信頼性を維持する。したがって、使用する環境や、目標とする特性、すなわち目的によって使い分ければ良い。同様に銅合金、アルミニウム合金についても目的により使い分ければ良い。
表裏の金属板の厚さの和は0.02〜0.8mm、さらには0.1〜0.4mmが好ましい。ただし、表裏の金属板の厚さは、セラミックス基板の厚さとの関係及び表裏の金属板の厚さの比を次のように設定する必要がある。
まず、表裏の金属板の厚さの和がセラミックス基板の厚さの70%以下、好ましくは45%以下であることが必要である。
そして、表裏の金属板の厚さの差が50%以下であることを必要とする。すなわち、表の金属板の厚さをA、裏の金属板の厚さをBとしたときに、以下の式を満たすことを必要とする。
|(A−B)/A|×100≦50(%)
さらに好ましくは以下を満たすのが良い。
|(A−B)/A|×100≦15(%)
表裏の金属板の厚さの和がセラミックス基板の厚さの少なくとも70%以下である必要があるのは、金属−セラミックス接合基板を製造する工程や、該金属−セラミックス接合基板に熱電部材をアセンブリする工程、さらには熱電素子となったときの信頼性にかかわるためである。すなわち、表裏の金属板の和がセラミックス基板の厚さの70%を超える場合は、上記工程などで発生する熱応力によりセラミックスにクラックが入り、絶縁性低下や強度などの機能が果たせなくなるためである。セラミックス基板と表裏金属板の厚さの和の関係を規定したのは、前記熱応力の絶対値を小さくするためである。さらに好ましくは45%以下である。
さらに表裏の金属板の厚さの差を少なくとも50%以下としたのは、金属−セラミックス接合基板を製造する工程や、該金属−セラミックス接合基板に熱電部材をアセンブリする工程、さらには熱電素子となったときの信頼性を確保するためである。すなわち、表裏の金属板の厚さの差が50%を超えると上記工程で発生する熱応力により、セラミックス基板にクラックが入る恐れがあること、熱電部材が破壊される恐れがあるからである。表裏の金属板の厚さの差が上記より大きいと、上記工程などで金属−セラミックス接合基板に反りが発生し、特に熱電部材が搭載されている場合、もしくは搭載する工程において、熱電部材が破壊されることがある。さらに好ましくは15%以下である。
表面に接合された金属板の体積の和(C)と、裏面に接合された金属板の体積の和(D)の比が、|(C−D)/C|×100≦60(%) であること、好ましくは50%以下であることも必要である。これは熱電部材の半田付け時や、熱電素子に所定のヒートサイクルが負荷された場合、金属−セラミックス接合基板が反り、熱電部材が破壊される恐れがあるからである。
また、金属−セラミックス接合基板の表(おもて)面とは熱電部材搭載面を指し、裏(うら)面とは反対の面(放熱面という)を指す。
表面の金属板の全ての金属板パターンの面積は少なくとも50mm2以下であることを必要とし、好ましくは25mm2以下、さらに好ましくは10mm2以下である。金属板パターンが大きいと熱電部材の半田付け時や、熱電素子に所定のヒートサイクルが負荷された場合、金属−セラミックス接合基板が反ることで、熱電部材が破壊される恐れがあるからである。
裏面の金属板の全ての金属板パターンの面積は少なくとも1000mm2以下であることを必要とし、好ましくは500mm2以下、さらに好ましくは150mm2以下である。金属板パターンが大きいと、表面と同様に金属−セラミックス接合基板の反りが大きくなり、熱電部材が破壊される恐れがあるからである。
表面、裏面ともに、金属−セラミックス接合基板の反りを抑えるには、それぞれのパターンの面積が小さい方が良い。
本発明における熱電素子用の金属−セラミックス接合基板として、例えば表面の金属板パターンのサイズとして、2.0mm×1.0mm、1.0mm×0.5mmがあり、放熱板側として例えば 7.0mm×5.0mm、10mm×10mmなどがある。これらのパターンが数10〜数100個、セラミックス基板の表裏面に形成されている。
熱電部材はペルチェ素子とも呼ばれる半導体を指す。Bi−Te系の組成のものが主として使用されているが、その他にSiC、Fe−Si系の組成のものも開発されてきている。熱電部材は一般に脆いためアセンブリや熱電素子として使用時に破壊される虞がある。
大きさは例えば1×1×1.5mm程度のものであり、2枚の該金属−接合基板の間に交互に配列されて、金属板の電極(パターン)によって電気的に直列に接続される。
金属−セラミックス接合基板と熱電部材とは半田で接合される。半田はPb入り(Pb−Sn系)、Pbレス(Sn−Ag系など)のどちらでもよいが、Pbレスの半田はPb入りの場合と比べて硬く接合時に熱電部材が破壊される虞があるので、Pb半田を使用するのが好ましい。
半田の厚さは50〜300μm 好ましくは100〜200μmが良い。前記より薄すぎると応力緩和効果が小さく、厚すぎると放熱性の問題が発生するので前記範囲が好ましい。
この熱電部材が金属−セラミックス基板に接合したものを熱電素子とする。
本発明の金属−セラミックス接合基板は、上記部材を接合して作製され、反りが50μm以下という非常に小さな反り量に制御することを特徴とする。
反り量は上述の金属板の厚さや体積、またセラミックス基板の面積などの要因により変化するが、その他にも接合する前のセラミックス基板の反り量や材質、接合する金属板の材質、接合方法などでも変わる。したがって、これらを全て考慮した上で反り量を制御することが必要である。
金属−セラミックス接合基板の作製には、上述の金属板とセラミックス基板を準備し、セラミックス基板の両面に金属板を配置し、加熱接合する。
接合の方法は様々であり、例えば、酸化物系のセラミックス基板の代表的なものとしてアルミナ基板があるが、金属板として銅板を選択し、アルミナ基板の両面に銅板を配置し、不活性雰囲気中で加熱接合する直接接合法がある。この方法はろう材などの中間材を不要とするため、単純な製造工程となるが、接合欠陥が発生しやすい。特に本発明のように小さいパターンが多い場合は、小さい接合欠陥でもパターンがはがれる等の不良が発生する恐れがある。本発明の場合、この方法で接合するには、アルミナ基板の表面のうねりや窪みの少ないものを準備する、例えばアルミナ表面ラップ研磨するなどして、接合欠陥対策をとることが好ましい。
非酸化物系セラミックス基板として、窒化アルミニウム基板や窒化珪素基板が代表例として上げられる。これらと金属板との接合には、表面を酸化して上記直接接合を行うこともできるが、ろう材を使用した接合が広く実施されている。接合する金属板の選択枝も広く、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等が挙げられ、銅、銅合金の場合は活性金属を含有した銀−銅系のろう材、アルミニウム、アルミニウム合金の場合はAl−Si系ろう材がよく用いられている。接合欠陥は一般に直接接合に比べ少ないとされており、接合の信頼性は高い。
セラミックスの種類を問わず金属板を形成、接合できるのは、例えば溶湯接合がある。これは主としてアルミニウムやアルミニウム合金とセラミックス基板の接合に用いられており、接合欠陥も少なく、接合強度も高いものである。
さらに、比較的薄い数10μm程度の金属板を作製する方法として、めっき、PVDなどの方法があげられる。数100μmといった厚い金属板を接合するのは経済的ではないが、薄い膜を精度良く形成することに向いている方法といえる。
本発明の金属−セラミックス接合基板は、反り量が非常に小さいことを特徴とし、且つ前述の金属板の厚さや体積、パターン面積を満たさなければならない。そのためには、接合する前のセラミックス基板の反りをコントロールすることが好ましい。反り量は30μm以下が好ましく、さらには10μm以下が良い。また、局所的なうねり(くぼみともいう)が15μm/20mm以下であることが好ましい。
このようなスペックの形状を持つセラミックス基板はセラミックスの焼成工程や、反りなおし焼成工程でその反りの形状を制御されるが、困難な面がある。そのような場合は、焼成後の基板をラップ研磨するなどして得ることができる。
接合後、所定の形状に金属板をパターンニングする必要があるが、主に2つの方法がある。ひとつはエッチング法で、全面に金属板を接合した後、フォトレジストなどで所定パターン形状をマスキングした後に、エッチング液で不要な金属板やろう材などを除去する。その後マスキング材を除去して、パターンが完成する。
もうひとつは搭載法で、予め金型によるプレスやエッチングなどにより、所定のパターン(またはパターン形状に近いものを作製)しておき、セラミックスに搭載、接合する。パターン間にブリッジなどあればそれを除去してパターンを完成させる。
これらのパターンニング方法は主に直接接合や、ろう接の場合が多い。
その他に、溶湯接合の場合、予めモールドに所定のパターン形状を形成しておき、そこに溶湯を注入して凝固させることでパターンを形成する方法、めっき、スパッタなどの場合、予めマスキングした後に所定の場所だけにパターンを形成するなどがある。
その後に、必要に応じて、ニッケルや金めっきあるいは防錆処理を金属パターン上に施す。これは後工程で実施される熱電素子とのはんだ接合の信頼性確保のためであり、金属パターンの経時変化を抑制する効果がある。また、金属板がアルミニウムまたはアルミニウム合金の場合は、直接はんだが濡れないため、めっきを施す必要がある。
以上のとおり、本発明の金属−セラミックス接合基板は製造することができる。
本発明は、熱電部材搭載用の金属−セラミックス接合基板および熱電素子として利用できる。
(実施例1)
セラミックス基板として80mm×60mm(主面の面積;48cm2)の大きさで、厚さ0.635mm、反り量38μmのアルミナ基板を用意した。
このアルミナ基板の表裏にラップ研磨を行い、反り量を8μmとした。アルミナ基板の表面(パターン面)側と裏面にそれぞれ厚さ0.20mmのタフピッチ銅を配置し、窒素雰囲気中約1060℃で加熱して接合を行った。(セラミックス基板に対する厚さ比;約63%、(1)式の値;0%)
接合した銅板表面の研磨を行い、レジスト印刷・エッチング・レジスト除去を実施して所定のパターンとした。この時の、表裏の銅板パターンの体積の和は、表面側体積0.75cm3、裏面側は0.81cm3であった。((2)式の値;8%、表面パターン面積は全て17mm2以下、裏面パターン面積は全て150mm2以下)また、このときの反り量は+12μmであった。
その後に、無電解ニッケルメッキ3μm、無電解金メッキ0.1μmを施した後に金属−セラミック基板の反りを測定したところ、+10μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を224個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレの発生はなかった。
(比較例1)
アルミナ基板表裏のラップ研磨を実施しなかった以外は全て実施例1と同様の方法で金属−セラミックス接合基板の作製を行った。
ニッケルメッキ、金メッキの前後に金属−セラミック基板の反りを測定したところ、メッキの前が+45μm、メッキ後が+40μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を224個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子を観察したところ、熱電部材の接合不良(未接合)が発生していた。
(実施例2)
反り量+40μmのアルミナ基板であること、表面側の銅板パターンの総体積を0.75cm3とし、裏面側は0.40cm3となるようにパターンを設計し形成した以外は、実施例1と同様の方法で金属−セラミックス基板を作製した。((2)式の値 47%、表面パターン面積は全て17mm2以下、裏面パターン面積は全て150mm2以下)
ニッケルメッキ、金メッキの前後に金属−セラミック基板の反りを測定したところ、メッキの前が+27μm、メッキ後が+25μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を224個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレの発生はなかった。
(比較例2)
反り量+43μmのアルミナ基板であること、アルミナ基板の表裏にラップ研磨を行わないこと、表面側の銅板パターンの総体積を0.75cm3とし、裏面側は0.25cm3となるようにパターンを設計し形成した以外は実施例1と同様の方法で金属−セラミックス基板を作製した。(表裏金属板の体積比;約66.7%)
ニッケルメッキ、金メッキの前後に金属−セラミック基板の反りを測定したところ、メッキの前が68μm、メッキ後は+62μmとなった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を224個を直列に配置し半田付けを行った。以上により製造した熱電部材を観察したところ、熱電部材の接合不良とワレが発生していた
(比較例3)
セラミックス基板の厚さ0.3mm、表裏の金属板の厚さがそれぞれ0.5mmであること以外は、全て実施例1と同様の方法で金属−セラミックス接合基板の作製を行った。(セラミックス基板に対する厚さ比;約33%)
ニッケルメッキ、金メッキの前後に金属−セラミック基板の反りを測定したところ、メッキの前が+10μm、メッキ後が+8μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を224個直列に配置し半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレが発生していた。
(実施例3)
セラミックス基板として90mm×65mm(主面の面積;58.5cm2)の大きさで、厚さ0.635mm、反り量40μmの窒化アルミニウム基板を用意した。
この窒化アルミニウム基板の表裏にラップ研磨を行い、反り量を15μmとした。窒化アルミニウム基板の表面(パターン面)側と裏面にそれぞれ厚さ0.02mmの活性金属ろう材ペースト(銀71wt%:銅27wt%:チタン2wt%)をスクリーン印刷で塗布し熱風で乾燥した後、表裏の該ろう材上に厚さ0.15mmの銅板を配置し、真空雰囲気で850℃に加熱し、銅−窒化アルミニウム接合体を得た。(セラミックス基板に対する厚さ比;約47%、(1)式の値;0%)
接合した銅板表面の研磨を行い、レジスト印刷・エッチング・レジスト除去を実施して所定のパターンとした。この時の、表裏の銅板パターンの体積の和は、表面側体積0.75cm3、裏面側は0.81cm3であった。((2)式の値;8%、表面パターン面積は全て21mm2以下、裏面パターン面積は全て300mm2以下)また、このときの反り量は+10μmであった。
その後に、無電解ニッケルメッキ3μm、無電解金メッキ0.1μmを施した後に金属−セラミック基板の反りを測定したところ、+7μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を252個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレの発生はなかった。
(比較例4)
窒化アルミニウム基板の表裏にラップ研磨を行わなかった以外は、実施例3と同様の方法で銅−窒化アルミニウム接合基板を作製した。
銅−窒化アルミニウム接合基板の反りはメッキ前で+58μm、メッキ後で+55μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を224個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレの発生はなかった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を252個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子を観察したところ、熱電部材の接合不良(未接合)が発生していた。
(実施例4)
反り量20μmの窒化アルミニウム基板を用意したこと以外は実施例3と同様の方法で銅−窒化アルミニウム接合基板を作製した。
銅−窒化アルミニウム接合基板の反りはメッキ前で+30μm、メッキ後で+25μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を252個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレの発生はなかった。
(比較例5)
裏面パターン面積が1200mm2以上のものを含む以外は実施例3と同様の方法で銅−窒化アルミニウム接合基板を作製した。
銅−窒化アルミニウム接合基板の反りはメッキ前で+45μm、メッキ後で+40μmであった。
この金属−セラミック基板2枚を使用し、熱電部材を252個直列に配置し共晶半田で半田付けを行った。以上により製造した熱電素子には熱電部材の接合不良、ワレ等の不具合はなかった。
その後に熱電素子をヒートサイクル試験機に入れ、−40℃〜+125℃の冷却/加熱を1サイクルとし、300サイクルの試験を行った。試験機から取り出した熱電素子の熱電部材にワレが発生していた。
なお、セラミックス基板の反り量は、セラミックス基板を定盤の上に置き、中央部の高さをダイヤルゲージで測定し、その後にセラミックス基板の反対側の面を上にして中央部の高さをダイヤルゲージで測定した。その高さの差を反り量とした。
金属−セラミックス接合基板の反り量も同様に測定したが、表面が凹になっているときを+反りとした。

Claims (10)

  1. 面の面積が25cm以上のセラミックス基板の表裏にラップ研磨を行ってセラミックス基板の反り量を30μm以下にした後、セラミックス基板の表面に接合する金属板の厚さAとに接合する金属板の厚さの和セラミックス基板の厚さの70%以下になり且つ|(A−B)/A|×100≦50(%)(1)式)を満たし、セラミックス基板の表面に接合する金属の体積の和Cと裏面に接合する金属板の体積の和Dが|(D−C)/C|×100≦60(%)(2)式)を満たすように複数の金属板をセラミックス基板の表裏に配置して加熱することにより、反り量が50μm以下の金属−セラミックス基板を製造することを特徴とする、金属−セラミックス接合基板の製造方法
  2. 前記金属−セラミックス接合基板の反り30μm以下にすることを特徴とする、請求項1に記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  3. 前記セラミックス基板の表面に接合する金属板の厚さAとに接合する金属板の厚さの和が前記セラミックス基板の厚さの45%以下になるように前記複数の金属板を前記セラミックス基板の表裏に配置することを特徴とする、請求項1または2に記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  4. 前記セラミックス基板の表面に接合する金属板の厚さAと面に接合する金属板の厚さBが|(A−B)/A|×100≦15(%)(1)’式)を満たすように前記複数の金属板を前記セラミックス基板の表裏に配置することを特徴とする、請求項1〜3に記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  5. 前記セラミックス基板の主面の面積が36cm以上であること特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法。
  6. 前記セラミックス基板の表面に接合する金属板の体積の和Cと裏面に接合する金属板の体積の和Dが|(D−C)/C|×100≦50(%)(2)’式)を満たすように前記複数の金属板を前記セラミックス基板の表裏に配置することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  7. 前記セラミックス基板の表面に接合する金属板の各々の面積が50mm以下になるように前記複数の金属板を前記セラミックス基板の表面に配置することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  8. 前記セラミックス基板の裏面にする金属板の各々の面積が1000mm以下になるように前記複数の金属板を前記セラミックス基板の表面に配置することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  9. 前記セラミックス基板の表裏に接合した金属板に熱電部材を搭載することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
  10. 前記セラミックス基板の表裏に接合した金属板に熱電部材を半田付けすることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の金属−セラミックス接合基板の製造方法
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