JP4840364B2 - 燃料電池スタックケース - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池スタックを収納する燃料電池スタックケースに関する。
燃料電池はMEAをセパレータで挟んだものから形成される。燃料電池は複数枚積層されて燃料電池スタックとされ、燃料電池スタックは燃料電池スタックケースに収容される。
従来の燃料電池スタックケースの材料は、たとえば特開2002−362164号公報に開示されているように、アルミまたは鉄である。
特開2002−362164号公報
しかし、従来の燃料電池スタックケースには以下の課題がある。
(i)金属のため、重量が大である。
(ii)燃料電池スタックケースに換気孔を設定する場合、その必要面積を設定しようとすると、電磁シールド性が低下し、電磁波が流出する。また、ケースの面剛性も低下するおそれがある。
本発明の目的は、上記(i)または(ii)の少なくとも1つの課題を解決できる、すなわち、軽量化できることと、電磁シールド性をもたせることができることとの、少なくとも1つを達成できる、燃料電池スタックケースを提供することにある。
上記課題を解決する、そして上記目的を達成する、本発明の燃料電池スタックケースは、つぎのとおりである。
(1) 内部に燃料電池スタックおよび電磁波によって作動をコントロールされる機器が収容される燃料電池スタックケースであって、
前記燃料電池スタックケースは、樹脂と、電磁波を減衰する電磁波減衰材とを含む壁を有し、
前記燃料電池スタックケースの壁は、互いに間隔をおいて形成された通気用の複数の孔を有し、
前記複数の孔の各孔は電磁波の洩れを防止できる大きさ以下とされている、
燃料電池スタックケース。
) 前記電磁波減衰材は導電材であり、前記燃料電池スタックケースは複数の部材を有し、各部材は前記導電材を有し、前記複数の部材は各部材に含まれる前記導電材が互いに導通するように組み合わされ、かつ、前記複数の部材の継ぎ目で電磁波の洩れが防止されるように、連結構造により連結されている(1)に記載の燃料電池スタックケース。
) 前記燃料電池スタックケースの内面は電気絶縁面とされている(1)または(2)に記載の燃料電池スタックケース。
前記燃料電池スタックケースの壁の、前記孔の周縁部には、樹脂、ゴムの何れかからなる電気絶縁材の被覆層が形成されている(1)に記載の燃料電池スタックケース。
) 前記複数の孔はエアを透過させるが水を透過させない材料の蓋で覆われている(1)に記載の燃料電池スタックケース。
前記連結構造が、複数の導電材ボルトを含み、該複数の導電材ボルトの間隔が前記複数の部材の継ぎ目で電磁波の洩れが防止される間隔かそれ以下に設定されている(2)に記載の燃料電池スタックケース。
前記複数の部材は互いに対向する対向フランジ部を有し、
前記連結構造が、前記複数の部材の対向フランジ部に設けられたフランジ部全周にわたって延び対向面が露出された第2の導電材を含み、前記複数の部材の前記第2の導電材は前記複数の部材間で互いに接触している(2)に記載の燃料電池スタックケース
上記(1)の燃料電池スタックケースによれば、燃料電池スタックケースを樹脂と電磁波減衰材とを含む材料から構成したので、樹脂により燃料電池スタックケースを軽量化でき、かつ、電磁波減衰材にて燃料電池スタックケースに電磁シールド性をもたせることができる。
また、燃料電池スタックケースの壁に、通気用の複数の孔が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース内を換気することができる。また、複数の孔が互いに間隔をおいて形成されているので、大きな孔を1つ設けた場合のように電磁波が孔を通して洩れることはなく、電磁シールド性を維持できる。
さらに、複数の孔の各孔の大きさは電磁シールドを維持できる大きさ以下(たとえば、直径40mm程度の孔以下)とされているので、換気孔を設けてもその孔を通して電磁波が洩れることはない。
上記()の燃料電池スタックケースによれば、燃料電池スタックケースが複数の部材(たとえば、実施例のアッパケースとロアケース)を有し、複数の部材が各部材に含まれる導電材が互いに導通するように組み合わされるので、複数の部材の継ぎ目で電磁波が洩れることを防止できる。
上記()の燃料電池スタックケースによれば、燃料電池スタックケースの内面は電気絶縁面とされているので、ケース内に収容される高電圧部品と電気的に遮断でき、ケースに接触しても安全である。
上記()の燃料電池スタックケースによれば、燃料電池スタックケースの壁の、孔の周縁部には、樹脂、ゴムなどの被覆層が形成されているので、ワイヤハーネスが当たってもワイヤハーネスを傷つけにくく、被覆層が無い場合にワイヤハーネスが孔の角部にあたってワイヤハーネスの被覆が損傷し芯線が剥き出しになってケースに導通する不具合の発生を抑制することができる。
上記()の燃料電池スタックケースによれば、複数の孔はエアを透過させるが水を透過させない材料の蓋で覆われているので、換気性を無くすことなく水のケース内への侵入を防止することができる。また、蓋を設ける場合、蓋の材料に導電材を設けてケースと導通させておくことにより、孔を大きくしても電磁シールド性が維持される。
上記(6)の燃料電池スタックケースによれば、連結構造が、複数の導電材ボルトを含み、複数の導電材ボルトの間隔が複数の部材の継ぎ目で電磁波の洩れが防止される間隔かそれ以下に設定されているので、継ぎ目の電磁シールドを確保できる。
上記(7)の燃料電池スタックケースによれば、連結構造が、複数の部材の対向フランジ部に設けられたフランジ部全周にわたって延び対向面が露出された第2の導電材を含み、複数の部材の第2の導電材は複数の部材間で互いに接触しているので、ケースのフランジ部の全周にわたって電磁シールドを確保できる。
本発明の燃料電池スタックケースの外観斜視図である。 本発明の燃料電池スタックケースの断面図(図1のA−A線断面図)である。 本発明の実施例1の燃料電池スタックケースの壁の断面図である。 本発明の実施例2の燃料電池スタックケースの壁の断面図である。 本発明の実施例3の燃料電池スタックケースの壁の断面図である。 本発明の実施例4の燃料電池スタックケースのフランジ部(アッパケースとロアケースの連結部のフランジ部)の断面図である。 本発明の実施例5の燃料電池スタックケースのフランジ部(アッパケースとロアケースの連結部のフランジ部)の断面図である。 本発明の実施例6の燃料電池スタックケースの外観斜視図である。 本発明の実施例7の、蓋を取り付ける直前の、燃料電池スタックケースの外観斜視図である。 本発明の実施例7の、蓋を取り付けた直後の、燃料電池スタックケースの断面図(図9のB−B線断面図)である。 本発明の実施例8の燃料電池スタックケースの外観斜視図である。 本発明の実施例9の燃料電池スタックケースの一部の、孔の配列を示す、平面図である。 本発明の実施例10の燃料電池スタックケースの一部の、孔の配列を示す、平面図である。 本発明の実施例11の燃料電池スタックケースの一部の、孔の配列を示す、平面図である。 本発明の実施例12の燃料電池スタックケースの一部の、孔とその近傍を示す、断面図である。 本発明の実施例13の燃料電池スタックケースの一部の、孔とその近傍を示す、断面図である。 本発明の燃料電池スタックケース内に収容される燃料電池スタックの側面図である。 図17の一部の拡大断面図である。 図17の燃料電池スタックのセパレータ部位での正面図である。
以下に、本発明の燃料電池スタックケースを図1〜図19を参照して説明する。
図中、図1、図2、図17〜図19は本発明の全実施例に共通に適用でき、図3は本発明の実施例1を示し、図4は本発明の実施例2を示し、図5は本発明の実施例3を示し、図6は本発明の実施例4を示し、図7は本発明の実施例5を示し、図8は本発明の実施例6を示し、図9、図10は本発明の実施例7を示し、図11は本発明の実施例8を示し、図12は本発明の実施例9を示し、図13は本発明の実施例10を示し、図14は本発明の実施例11を示し、図15は本発明の実施例12を示し、図16は本発明の実施例13を示す。
本発明の全実施例に共通する構成部分には本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明の全実施例に共通な部分の構成、作用・効果を、図1、図2、図17〜図19を参照して、説明する。
本発明が適用される燃料電池スタックケース50は、たとえば固体高分子電解質型燃料電池10を収容するものである。燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
固体高分子電解質型燃料電池(セル)10は、図17〜図19、図1に示すように、膜−電極アッセンブリ19(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータ18とを積層したものである。
膜−電極アッセンブリ19は、イオン交換膜からなる電解質膜11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層を含む電極(アノード、燃料極)14および電解質膜の他面に配置された触媒層を含む電極(カソード、空気極)17とを有する。膜−電極アッセンブリとセパレータ18との間には、アノード側、カソード側にそれぞれ拡散層13、16が設けられる。
膜−電極アッセンブリ19とセパレータ18が重ねられてセル10を構成する。セル10が積層されてセル積層体とされる。セル積層体のセル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ21、エンドプレート22が配置される。両端エンドプレート22がセル積層方向に延びる締結部材(たとえば、テンションプレート24)に、ボルト・ナット25にて固定され、セル積層体をセル積層方向に締め付けて、燃料電池スタック23が構成される。
セパレータ18には、発電領域において、アノード14に燃料ガス(水素)を供給するための燃料ガス流路27が形成され、カソード17に酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための酸化ガス流路28が形成されている。また、セパレータ18には冷媒(通常、冷却水)を流すための冷媒流路26も形成されている。セパレータ18には、非発電領域において、燃料ガスマニホールド30、酸化ガスマニホールド31、冷媒マニホールド29が形成されている。燃料ガスマニホールド30は燃料ガス流路27と連通しており、酸化ガスマニホールド31は酸化ガス流路28と連通しており、冷媒マニホールド29は冷媒流路26と連通している。
各セル19の、アノード14側では、水素を水素イオン(プロトン)と電子に変換する電離反応が行われ、水素イオンは電解質膜11中をカソード17側に移動し、カソード17側では酸素と水素イオンおよび電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通してくる、またはセル積層方向一端のセルのアノードで生成した電子が外部回路を通して他端のセルのカソードにくる)から水が生成され、次式にしたがって発電が行われる。
アノード側:H2 →2H+ +2e-
カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O
各種流体は、互いに、かつ外部から、それぞれシールされる。各セル19のMEA19を挟む2つのセパレータ18間は、第1のシール部材32によってシールされており、隣接するセル19同士の間は、第2のシール部材33によってシールされている。
第1のシール部材32は、たとえば接着剤からなり、第2のシール部材33は、たとえば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)等のガスケットからなる。ただし、第1のシール部材32、第2のシール部材33とも、接着剤、またはガスケットから構成されてもよい。
セパレータ18は、カーボンセパレータ、メタルセパレータ、メタルセパレータと樹脂フレームとの組み合わせ、導電性樹脂セパレータなどの何れかからなる。
燃料電池スタック23は燃料電池スタックケース50に収容される。
セル10にはセル電圧モニター端子が取り付けられ、セル電圧モニター端子からのワイヤハーネスは燃料電池スタックケース50内から燃料電池スタックケース50の孔を通して燃料電池スタックケース50外へ導かれている。
燃料電池10から燃料電池スタックケース50に電流が流れないように、燃料電池スタック23と燃料電池スタックケース50とは互いから絶縁される。同様に、ワイヤハーネスと燃料電池スタックケース50とは、互いから絶縁される。
図1、図2に示すように、燃料電池スタックケース50は、内部に燃料電池スタック23が収容される燃料電池スタックケース50である。燃料電池スタックケース50は、ケースの厚み内(ケース壁の厚み内)に、樹脂材52を含み(樹脂化)、かつ、電磁波吸収材(たとえば、導電材51)を含み、導電材51にて電磁シールド(電磁波が通過しないように電磁遮蔽)されている。燃料電池スタックケース50の壁の樹脂材52は、たとえばポリエチレン、ポロプロピレン、あるいは、C−FRRなどである。
図1、図2に示すように、燃料電池スタックケース50は、内部に燃料電池スタック23を挿入したり取り出したりすることができるように、互いに分割された、複数(2以上)の部材53、54(たとえば、アッパケース53、ロアケース54)を有し、少なくとも一つの部材53、54が、その厚み内に、導電材51を有する。ただし、互いに分割された、複数(2以上)の部材53、54の全ての部材が、その厚み内に、導電材51を有することが望ましい。複数の部材53、54は、各部材に含まれる導電材51が互いに導通するように、互いに組み合わされる。これらの導電材51は、上述したように、燃料電池スタックケースの外から中、または中から外への電磁波の伝達を低減する役割を果たす。
燃料電池スタックケース50の内面は、望ましくは、電気絶縁面とされている。燃料電池スタックケース50の導電材51がケース内面に剥き出している場合は、燃料電池スタック23と燃料電池スタックケース50の間に、電気絶縁材が介装されることが望ましい。
ここで、上述したように燃料電池スタックケース50には樹脂材52と導電材51とが含まれるが、各材料の特性の差異をつぎのように付与すれば、軽量化と電磁シールド性との両立をより好適にはかることができる。
燃料電池スタックケース50に必要とされる性能としては、軽量化と電磁シールド性の他、強度や水などの遮断性、耐蝕性などの機能がある。このうち強度を付与するためには、例えば、燃料電池スタックケース50の面内方向の強度(例えば、引張強度)を導電材51より樹脂材52が強くなるように、導電材51および樹脂材52の厚みや、材質、含有率を選定すればよい。具体的には、樹脂材52の厚みを導電材51の厚みより増すなどして、燃料電池スタックケース50の単位体積あたりの材料の含有率を導電材51よりも樹脂材52を大きくすることにより、電磁シールド性は導電材51で確保する一方、所望の強度は樹脂材52で賄うことができる。なお、好適な樹脂として、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂などが使用されうる。
別の観点から、導電材51として、繊維状の導電性フィラーなどの、厚み方向に流体通過性(透気性、透水性)有する導電材を採用する場合、流体不透過性(不透気性、不透水性)を樹脂材52で付与することが好ましい。この場合、導電材51の隙間を埋めるように樹脂材52が設けられてもよいし、導電材51と流体不透過性の樹脂シートとが積層された構成でもよい。樹脂としては、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリプロピレン樹脂などが好適に使用されうる。この構成によれば、導電性材料の密度を減らすことにより軽量化をはかることができると共に、雨などの水が燃料電池スタックケース50内に入ることを抑制することができる。特に、燃料電池スタックケース50が導通性を有するセパレータが露出した燃料電池スタック23を収容する場合には、互いに電位が異なるセパレータ間をまたがるように液体が付着するのを抑制できるので有効である。
また、耐食性の観点では、樹脂材52の材質として、導電材51よりも耐酸性または耐食性が高い樹脂を採用することで、高い耐食性の燃料電池スタックケース50を提供できる。
つぎに、上記本発明の全実施例に共通な構成部分の作用、効果を説明する。
燃料電池スタックケース50が樹脂材52と導電材51を含むので、燃料電池スタックケース50が総鉄、総アルミなどの総金属である場合に比べて、燃料電池スタックケース50を軽量化できる。また、燃料電池スタックケース50を樹脂化したため、例えば射出成形にて燃料電池スタックケースを製造すれば、プレスにおけるような負角成形の問題(型の挿入、抜き方向に負角になる部分の成形が困難になるという問題)がなく、成形性を改善できる。さらに、導電材51にて電磁シールドされているので、燃料電池スタックケース50に電磁シールド性(電磁遮蔽性)をもたせることができる。
燃料電池スタックケース50が複数の部材53、54(たとえば、実施例のアッパケース53とロアケース54)を有し、複数の部材53、54が、各部材53、54に含まれる導電材51が互いに導通するように組み合わされるので、複数の部材53、54の継ぎ目で電磁波がケース内からケース外へ、または、ケース外からケース内へ洩れることを防止できる。これによって、リレー等の電磁力、電磁波などによって作動をコントロールされる機器の誤作動を抑制することができる。
燃料電池スタックケース50の内面62が電気絶縁面とされている場合は、ケース50を、ケース50内に収容される高電圧部品(スタック23)と電気的に遮断でき、人がケース50に接触しても安全である。
つぎに、本発明の各実施例に特有な構成、作用、効果を説明する。
〔実施例1〕−−−図3
本発明の実施例1では、図3に示すように、燃料電池スタックケース50の樹脂化が、樹脂材52(たとえば、ポリエチレン)に導電材51(たとえば、アルミフィラー、鱗片黒鉛フィラーなど)を含有させることにより行われている。
導電材51は樹脂材52中に不規則に存在しており、互いに接触して導通している。ケース50の内面62に導電材51の一部が露出する場合には、燃料電池スタックケース50と燃料電池スタック23との間に電気絶縁材が設けられることが望ましい。
別の観点で説明すれば、燃料電池スタックケース50を構成する部品(たとえば、アッパケース53とロアケース54)には、導電性を有する複数の導電要素が互いに接触するようにほぼ面状に存在している。これらの導電要素の形状は、例えば繊維状や、球状、小片状をなしており、燃料電池スタックケース50に比べて十分に小さい。複数の導電要素は、互いに接触しているため、導電性を有する導電性網が燃料電池スタックケース50の面に沿って形成されることとなる。このような導電性網により、燃料電池スタックケース50の電磁シールド性が付与される。
本発明の実施例1の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の樹脂化が樹脂材52に導電材51フィラーを含有させることにより行われており、互いにからみあって導通しているので、ケースの壁の全面にわたって電磁シールドを形成できる。また、ケース50の内面62にも導電材51の一部が露出するので、ケース50を作製した時にケース50の内外表面が導電面となっており、アッパケース53とロアケース54を互いに締結するだけでアッパケース53とロアケース54との継ぎ目の電磁シールドを確保することができる。
また、導電材51として、例えばカーボンファイバなどの繊維状の導電体を、互いに絡めて、または配列して使用すれば、樹脂層の補強材として機能するため好適である。
〔実施例2〕−−−図4
本発明の実施例2では、図4に示すように、燃料電池スタックケース50の樹脂化が、導電材を有さない樹脂材52(たとえば、ポリエチレン、以下同じ)からなる2層の間に、導電材51(たとえば、アルミ薄板、鱗片黒鉛薄板など、以下同じ)からなる層を挟み込むことにより行われている。
導電材51からなる層は、ケース50の内外表面に露出していない。
本発明の実施例2の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の樹脂化が樹脂材52の層の間に導電材51の層を挟むことにより行われているので、ケースの壁の全面にわたって電磁シールドを形成できる。導電材51がケース50の内面に露出しないので、スタック23とケース50との間に他の絶縁材を設ける必要がない。また、アッパケース53とロアケース54との継ぎ目の電磁シールドは、アッパケース53とロアケース54とを導電性のボルトで所定ピッチ(電磁波の洩れを防止できるピッチ)以下のピッチで締結することなど(図7の構成、ただし、図6の構成をとってもよい)により、確保できる。
なお、この実施例において、導電材51は、連続的な導電シートに限らず、厚み方向に孔を有する網状の金属メッシュなどにて電磁シールドを付与してもよい。この構成によれば更なる軽量化をはかることができる。
〔実施例3〕−−−図5
本発明の実施例3では、図5に示すように、燃料電池スタックケース50の樹脂化が、ケース内面62側に設けた導電材を有さない樹脂材52(たとえば、ポリエチレン、以下同じ)からなる層と、ケース外面63側(または内面62側、ただし内面側に設ける場合はさらにその内面側に電気絶縁材が必要となる)に設けた導電材51(たとえば、アルミ薄板、鱗片黒鉛薄板など、以下同じ)からなる層との積層構成をとることにより行われている。ケース外面側に設けた導電材51の層はアルミ箔を張り付けて形成してもよい。
導電材51からなる層は、ケース50の内表面に露出していない。
本発明の実施例3の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の樹脂化がケース外面側に設けた導電材51によって行われているので、ケースの壁の全面にわたって電磁シールドを形成できる。導電材51がケース50の内面62に露出しないので、スタック23とケース50との間に他の絶縁材を設ける必要がない。また、アッパケース53とロアケース54との継ぎ目の電磁シールドは、アッパケース53とロアケース54とを導電性のボルトで所定ピッチ(電磁波の洩れを防止できるピッチ)以下のピッチで締結することなど (図7の構成、ただし、図6の構成をとってもよい)により、確保できる。
〔実施例4〕−−−図6
本発明の実施例4では、図6に示すように、複数の部材53、54(たとえば、アッパケース53、ロアケース54)間の電磁シールドの形成が、複数の部材53、54のフランジの対向部に、導電材56を全周にわたって、かつ、対向面を露出させて、設け、複数の部材53、54を締結した時に、対向する導電材56を互いに接触させて導通させることにより行われている。複数の部材53、54には全面にわたり導電材51が設けられている(図3〜図5の何れかによってもよい)。
本発明の実施例4の作用、効果については、複数の部材53、54のフランジの対向部に、導電材56を全周にわたって設けたので、ケース50のフランジ部の全周にわたって導電性と電磁シールドを確保することができる。ケース50のフランジ部以外の部位は全面にわたり導電材51が設けられているので、全面にわたって電磁シールドを確保することができる。導電材51にて導通させるのにかえて、部材53、54を貫通して両者を締結する締結部材(ボルトなど)にて部材53、54を導通させてもよい。
〔実施例5〕−−−図7
本発明の実施例5では、図7に示すように、複数の部材53、54(たとえば、アッパケース53、ロアケース54)間の電磁シールドの形成が、複数の部材53、54のフランジの対向部に、導電材からなるボルト57(ナット61はロアケースのフランジ部に埋め込んである)を所定ピッチ(電磁波の洩れを防止できるピッチ、たとえば100mm)以下のピッチで締結することにより、確保されている。複数の部材53、54には全面にわたり導電材51が設けられている(図3〜図5の何れかによってもよい)。
本発明の実施例5の作用、効果については、複数の部材53、54のフランジの対向部に、ボルト57を所定ピッチ以下のピッチで設けたので、ケース50のフランジ部の全周にわたって電磁シールドを確保することができる。ケース50のフランジ部以外の部位は全面にわたり導電材51が設けられているので、全面にわたって電磁シールドを確保することができる。
〔実施例6〕−−−図8
本発明の実施例6では、図8に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。ただし、ケース50の天井壁以外に設けられてもよい。孔55には、樹脂(たとえば、ポリエチレン)コーテイングが施されており、孔55のエッジ (直角のエッジ)が露出していない。
孔55は、図8の例では、ケース剛性の低下を少なくするために、互いに平行なスリット状の孔であり、孔と孔との間のケース壁は導電材51を含む。孔55を通して電磁波が洩れないようにするために、孔55の面積は直径40mmの孔の面積以下であることが望ましい。
本発明の実施例6の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース50内を換気することができる。また、複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、大きな孔を1つ設けた場合のように電磁波が孔を通して洩れることはなく、電磁シールド性を維持できる。
〔実施例7〕−−−図9、図10
本発明の実施例7では、図9、図10に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。ただし、ケース50の天井壁以外に設けられてもよい。さらに、複数の孔はエアを透過させるが水を透過させない材料(たとえば、商品名:ゴアテックス)で作製された蓋58で覆われている。ケース50の各孔55が電磁波が孔を通して洩れることはないほど小さい孔である場合は、蓋58は導電材を含まず電磁シールド性が付与されていなくてもよいが、ケース50の各孔55が電磁波が孔を通して洩れるほど大きい孔である場合は、蓋58は導電材を含み、電磁シールド性が付与されている。電磁シールドする場合は蓋58とケース50を導電させる。
本発明の実施例7の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース50内を換気することができる。また、複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、大きな孔を1つ設けた場合のように電磁波が孔を通して洩れることはなく、電磁シールド性を維持できる。さらに、全孔55がエアを透過させるが水を透過させない材料からなる蓋58で覆われているので、ケース外からケース内への水の侵入が防止される。また、蓋58が導電材を含み、電磁シールド性が付与されている場合は、孔55の大きさは電磁波を通すほど大きな孔でもよく、そのような場合でも蓋58によって電磁シールド性が確保される。
〔実施例8〕−−−図11
本発明の実施例8では、図11に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。孔55は、スリット状以外の形状の孔で、たとえば、小丸形状の孔である。孔55は、規則ただしく、たとえば格子状に配列されていてもよいし、あるいは不規則に配列されていてもよい。
本発明の実施例8の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース50内を換気することができる。また、複数の孔55がスリット状以外の形状であるので、スリット状孔の場合のスリットの長手方向の電磁シールドの確保に比べて、あらゆる方向の電磁シールドの確保が容易である。
〔実施例9〕−−−図12
本発明の実施例9では、図12に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。孔55は、スリット状以外の形状の孔で、たとえば、四角形(正方形、矩形、菱形など)の孔である。孔55は、規則ただしく、たとえば格子状に配列されていてもよいし、あるいは不規則に配列されていてもよい。
本発明の実施例9の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース50内を換気することができる。また、複数の孔55がスリット状以外の形状であるので、スリット状孔の場合のスリットの長手方向の電磁シールドの確保に比べて、あらゆる方向の電磁シールドの確保が容易である。
〔実施例10〕−−−図13
本発明の実施例10では、図13に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。孔55は、スリット状以外の形状の孔で、たとえば、三角形の孔である。孔55は、規則ただしく、たとえば格子状に配列されていてもよいし、あるいは不規則に配列されていてもよい。
本発明の実施例10の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース50内を換気することができる。また、複数の孔55がスリット状以外の形状であるので、スリット状孔の場合のスリットの長手方向の電磁シールドの確保に比べて、あらゆる方向の電磁シールドの確保が容易である。
〔実施例11〕−−−図14
本発明の実施例11では、図14に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。孔55は、スリット状以外の形状の孔で、たとえば、任意形の孔である。孔55は、規則ただしく、たとえば格子状に配列されていてもよいし、あるいは不規則に配列されていてもよい。
本発明の実施例11の作用、効果については、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されているので、燃料電池の燃料ガスが微量洩れてもケース50内を換気することができる。また、複数の孔55がスリット状以外の形状であるので、スリット状孔の場合のスリットの長手方向の電磁シールドの確保に比べて、あらゆる方向の電磁シールドの確保が容易である。
〔実施例12〕−−−図15
本発明の実施例12では、図15に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。孔55には、被覆層(たとえば、樹脂コーティング、樹脂はたとえばポリエチレン)59が施されていて、孔55の角のエッジは露出していない。
本発明の実施例12の作用、効果については、孔55には、被覆層(たとえば、樹脂コーティング)59が施されていて、孔55の角のエッジが露出していないので、ワイヤハーネス60が当たっても(車両の振動により何度も当たる)ワイヤハーネスを傷つけにくく、被覆層59が無い場合にワイヤハーネスが孔の角部にあたってワイヤハーネスの被覆が損傷し芯線が剥き出しになってケースに導通する不具合の発生を抑制することができる。
〔実施例13〕−−−図16
本発明の実施例13では、図16に示すように、燃料電池スタックケース50の壁に、通気用、換気用の複数の孔55が互いに間隔をおいて形成されている。これは、燃料ガス系から微量洩れる水素を換気するための孔で、空気より軽い水素を換気するためにケース50の天井壁に設けられることが望ましい。孔55には、被覆層(たとえば、テープ)59が施されていて、孔55の角のエッジは露出していない。
本発明の実施例13の作用、効果については、孔55には、被覆層(たとえば、テープ)59が施されていて、孔55の角のエッジが露出していないので、ワイヤハーネス60が当たっても(車両の振動により何度も当たる)ワイヤハーネスを傷つけにくく、被覆層59が無い場合にワイヤハーネスが孔の角部にあたってワイヤハーネスの被覆が損傷し芯線が剥き出しになってケースに導通する不具合の発生を抑制することができる。
〔変形例〕
上述した各実施例では、燃料電池スタックケース50の面に沿って面状に存在する導電面で電磁シールドする構成を例示したがこれに限らない。
例えば、フェライトなどの磁性電波吸収材料を用いてもよい。この構成においては、磁性材料の複素比透磁率の虚数部を利用した透磁損失により電磁波が減衰する。この種の磁性電波吸収材料は、粉末状の磁性材を樹脂に混合して一体成形して用いることができる。磁性体は、電磁波の磁界成分に作用して、エネルギーを熱に変換する。
また、上述した実施例では、導通した部材が面状に設けられる場合を示したが、導電体は必ずしも面状に設けられる必要はない。すなわち、導電性物質の誘電損失を利用して、電磁波の電界成分に作用してそのエネルギーを熱に変換するならば、カーボン粒子などの導電性粒子は樹脂層内で互いに離間するように配置されていてもよい。その他、電磁波を反射させる部材も電磁波低減材として利用できる。
要は、樹脂に比べて、電磁波を減衰させる性能を有する電磁波減衰材料であれば、如何なる材料をも採用できる。
なお、電磁波減衰材料が電磁波を電気エネルギーに変換して減衰する場合(例えば、燃料電池を導通体の面で覆うように構成する場合)には、燃料電池スタックケース50から速やかに電荷を除去するために、導通面をアースすることが好ましい。ここで、燃料電池10およびその燃料電池スタックケース50が車両に搭載され、車両の走行用モータに電極を供給する電源として機能する場合には、燃料電池スタックケース50の導電面を車両のボディにアースすることが望ましい。なお、燃料電池スタックケース50の導電面とは、上述した実施例2で説明したシート状の導電面(導電材51)の他、実施例1で説明した複数の導電性要素が互いに接触するように樹脂52に混在された導電面も含む。

Claims (7)

  1. 内部に燃料電池スタックおよび電磁波によって作動をコントロールされ機器が収容される燃料電池スタックケースであって、
    前記燃料電池スタックケースは、樹脂と、電磁波を減衰する電磁波減衰材とを含む壁を有し、
    前記燃料電池スタックケースの壁は、互いに間隔をおいて形成された通気用の複数の孔を有し、
    前記複数の孔の各孔は電磁波の洩れを防止できる大きさ以下とされている、
    燃料電池スタックケース。
  2. 前記電磁波減衰材は導電材であり、前記燃料電池スタックケースは複数の部材を有し、各部材は前記導電材を有し、前記複数の部材は、各部材に含まれる前記導電材が互いに導通するように組み合わされ、かつ、前記複数の部材の継ぎ目で電磁波の洩れが防止されるように、連結構造により連結されている請求項1記載の燃料電池スタックケース。
  3. 前記燃料電池スタックケースの内面は電気絶縁面とされている請求項1または請求項記載の燃料電池スタックケース。
  4. 前記燃料電池スタックケースの壁の、前記孔の周縁部には、樹脂、ゴムの何れかからなる電気絶縁材の被覆層が形成されている請求項1記載の燃料電池スタックケース。
  5. 前記複数の孔はエアを透過させるが水を透過させない材料の蓋で覆われている請求項1記載の燃料電池スタックケース。
  6. 前記連結構造が、複数の導電材ボルトを含み、該複数の導電材ボルトの間隔が前記複数の部材の継ぎ目で電磁波の洩れが防止される間隔かそれ以下に設定されている請求項記載の燃料電池スタックケース。
  7. 前記複数の部材は互いに対向する対向フランジ部を有し、
    前記連結構造が、前記複数の部材の対向フランジ部に設けられたフランジ部全周にわたって延び対向面が露出された第2の導電材を含み、前記複数の部材の前記第2の導電材は前記複数の部材間で互いに接触している請求項記載の燃料電池スタックケース。
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