JP2002362164A - 燃料電池の配管構造 - Google Patents

燃料電池の配管構造

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JP2002362164A
JP2002362164A JP2001172525A JP2001172525A JP2002362164A JP 2002362164 A JP2002362164 A JP 2002362164A JP 2001172525 A JP2001172525 A JP 2001172525A JP 2001172525 A JP2001172525 A JP 2001172525A JP 2002362164 A JP2002362164 A JP 2002362164A
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fuel cell
piping
stack
fluid
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Akira Aoto
晃 青砥
Yutaka Hotta
裕 堀田
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
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Toyota Motor Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管の安全性を確保した、燃料電池の配管構
造の提供。 【解決手段】 (1)燃料電池スタック23を収めるケ
ース40を車体に搭載し、流体配管30、31a、31
bの分配・集合部34、35a、36bをケース40内
に収めた燃料電池の配管構造。(2)ケース40はアル
ミ製であり、配管とケース内面とは絶縁されている。
(3)ケース40外に位置する金属部品には、絶縁被覆
または絶縁カバーが施されている。(4)配管の分配・
集合部に整流板43を設け、該整流板に切り欠き44を
形成し、該切り欠きにセンサー45を配置した。(5)
流体配管のケース外への取り出しはケースの上下からと
した。(6)ケース40は上下2分割で、フランジ部4
0cは異常内圧時に破損する形状・寸法とした。(7)
配管取り出し部とケースとのシールを絶縁部材47で構
成した。(8)燃料ガス配管に遮断バルブ48を設け、
遮断バルブはケース内に収めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池の流体配
管・配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子電解質型燃料電池は、イオン
交換膜からなる電解質膜とこの電解質膜の一面に配置さ
れた触媒層および拡散層からなる電極(アノード、燃料
極、−極)および電解質膜の他面に配置された触媒層お
よび拡散層からなる電極(カソード、空気極、+極)と
からなる膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Ele
ctrode Assembly )と、アノード、カソードに燃料ガス
(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給す
るための流体通路を形成するセパレータとからセル(単
セル)を構成し、複数のセルを積層してモジュールと
し、モジュールを積層してモジュール群を構成し、モジ
ュール群のセル積層方向両端に、ターミナル(電極
板)、インシュレータ、エンドプレートを配置してスタ
ックを構成し、スタックをスタックの外側でセル積層体
の積層方向に延びる締結部材(たとえば、テンションプ
レート、締結部材はスタック構成部材の一部)にて締め
付け、固定したものからなる。固体高分子電解質型燃料
電池では、アノード側では、水素を水素イオンと電子に
する反応が行われ、水素イオンは電解質膜中をカソード
側に移動し、カソード側では酸素と水素イオンおよび電
子(隣りのMEAのアノードで生成した電子がセパレー
タを通してくる)から水を生成する反応が行われる。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O セパレータでのジュール熱とカソードでの水生成反応で
熱が出るので、セパレータ間には、各セル毎にあるいは
複数個のセル毎に、冷却媒体(通常は冷却水)が流れる
流路が形成されており、燃料電池を冷却している。特開
平8−192639号公報は、車両前方エンジンルーム
内に燃料電池スタックを搭載した電気自動車を開示して
いる。該公報は、車両衝突時のエネルギをフレームサイ
ドメンバのエネルギ吸収部で吸収して燃料電池および燃
料供給装置を保護する構造を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スタックには、燃料ガ
ス、酸化ガス、冷媒を供給・排出する各種の流体配管が
接続されている。燃料電池スタックが車両衝突に対して
守られることが必要であることは当然であるが、それに
接続する各種配管も、とくに燃料ガス配管も、車両衝突
において守られることが必要である。また、スタックに
接続される各種配管は冷媒や生成水を介しての導通によ
り高電位となるので、配管類の絶縁も考慮されなければ
ならない。本発明の目的は、スタックに接続される配管
の、車両衝突における安全性を確保した、燃料電池の配
管構造を提供することにある。本発明の目的は、スタッ
クに接続される配管の、車両衝突における安全性を確保
するとともに、電気絶縁性も考慮された(剥き出しにな
っている部分に触っても安全な)、燃料電池の配管構造
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 燃料電池スタックを収めるケースを車体に搭載
し、前記スタックに接続する流体配管の分配・集合部お
よびスタックと流体配管分配・集合部との間の流体配管
部分を前記ケース内に収めた燃料電池の配管構造。 (2) 前記ケースはアルミ製であり、スタックおよび
配管とケース内面との間は絶縁されている(1)記載の
燃料電池の配管構造。 (3) 前記流体配管に連なり前記ケース外に位置する
金属部品には、絶縁被覆または絶縁カバーが施されてい
る(1)記載の燃料電池の配管構造。 (4) 前記流体配管の分配・集合部に整流板を設け、
該整流板に切り欠きを形成し、該切り欠きにセンサーを
配置した(1)記載の燃料電池の配管構造。 (5) 燃料電池スタックを収めるケースを車体に搭載
し、前記スタックに接続する流体配管のケース外への取
り出しはケースの上下からとした燃料電池の配管構造。 (6) 前記ケースは上下2分割であって該上下の分割
ケースはフランジ部で締結されており、該フランジ部は
ケースの異常内圧時に選択的に破損する形状・寸法とさ
れている(5)記載の燃料電池の配管構造。 (7) 配管取り出し部とケースとのシールを絶縁性の
樹脂またはゴム部材で構成した(5)記載の燃料電池の
配管構造。 (8) 燃料電池スタックを収めるケースを車体に搭載
し、前記スタックに接続する流体配管のうち燃料ガス配
管に遮断バルブを設け、該遮断バルブは前記ケース内に
収めた燃料電池の配管構造。 (9) 燃料電池スタックを収めるケースを車体に搭載
し、前記スタックに接続するワイヤハーネスの取り出し
はケースの車室側からとした燃料電池の配管構造。
【0005】上記(1)の燃料電池の配管構造では、ス
タックをケース内に収めるとともに、スタックに接続す
る流体配管の分配・集合部およびスタックと流体配管分
配・集合部との間の流体配管部分もケース内に収めたの
で、車両衝突の際、スタックおよびスタックに接続する
流体配管の分配・集合部およびスタックと流体配管分配
・集合部との間の流体配管部分はケースによって守ら
れ、安全である。とくに補強が難しい流体配管の分配・
集合部をケース内に収めるという配置をとることによっ
て安全を確保した。高電位となっている配管部分をケー
ス内に収めることで、直接触れないようにすることがで
き、安全にした。上記(2)の燃料電池の配管構造で
は、ケースはアルミ製であるので、軽量かつ放熱性上有
利である。また、スタックおよび配管とケース内面との
間は、スペースを確保する、あるいはケース内面に絶縁
コーティングを施す等により、絶縁されているので、ケ
ースに触っても安全である。上記(3)の燃料電池の配
管構造では、流体配管に連なりケース外に位置する金属
部品(たとえば、各種配管のケース外に出ている部分)
には、絶縁被覆または絶縁カバーが施されているので、
触っても安全である。上記(4)の燃料電池の配管構造
では、流体配管の分配・集合部に整流板を設けたので、
流れの衝突を生じさせずに2スタックからの配管を1本
の配管にまとめることができ、省スペース化をはかるこ
とができる。また、整流板に切り欠きを形成し、該切り
欠きにセンサーを配置したので、1個のセンサーで左右
の配管の流れを検知でき、センサー数を低減でき、か
つ、センサーを保護できる。上記(5)の燃料電池の配
管構造では、流体配管のケース外への取り出しはケース
の上下からとしたので、車両衝突時に変形する車両部材
がケースに当たってそれ以上ケース外配管に近づくこと
が阻止され、ケース外配管が損傷する可能性が低い。上
記(6)の燃料電池の配管構造では、上下の分割ケース
はフランジ部で締結されており、該フランジ部はケース
の異常内圧時に選択的に破損する形状・寸法とされてい
るので、何らかの原因でケース内圧が異常に上昇して
も、フランジ部で選択的に破損して蓋が開放されて低圧
とされ、ケースが大きく変形したりそれによって下ケー
ス側からケース内に出入りする燃料ガス配管が損傷した
りすることが防止される。上記(7)の燃料電池の配管
構造では、配管取り出し部とケースとのシールが絶縁性
の樹脂またはゴム部材(グロメット)とされているの
で、配管とケースとの電気絶縁性が保たれるとともに、
ケース内への水の侵入が防止される。上記(8)の燃料
電池の配管構造では、燃料ガス配管に遮断バルブを設け
たので、ケース外で燃料ガス配管が損傷しても遮断バル
ブが閉じてスタック内水素の大気放出が防止される。ま
た、燃料ガス配管の遮断バルブはケース内に収められて
いるので、遮断バルブもケースによって保護される。上
記(9)の燃料電池の配管構造では、スタックに接続す
る配管、流体の制御のためのワイヤハーネスの取り出し
はケースの車室側からとしたので、車両の前面衝突に対
してワイヤハーネスも保護される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の燃料電池の配管
構造を図1〜図20を参照して説明する。本発明のセル
モニタが取付けられてセル電圧がモニタされる燃料電池
は、固体高分子電解質型燃料電池10である。本発明の
燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載され
る。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
【0007】固体高分子電解質型燃料電池10は、図
1、図2に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード、燃料
極、−極)および電解質膜11の他面に配置された触媒
層15および拡散層16からなる電極17(カソード、
空気極、+極)とからなる膜−電極アッセンブリ(ME
A:Membrane-Electrode Assembly )と、電極14、1
7に燃料ガス(水素)および酸化ガス(酸素、通常は空
気)を供給するための流体通路27(燃料流路27a、
空気流路27b)および燃料電池冷却用の冷却水が流れ
る冷却水流路26を形成するセパレータ18とを重ねて
セルを形成し、該セルを複数積層してモジュール19と
し、モジュール19を積層してモジュール群を構成し、
モジュール19群のセル積層方向両端に、ターミナル2
0、インシュレータ21、エンドプレート22を配置し
てスタック23を構成し、スタック23を積層方向に締
め付けスタック23の外側でセル積層方向に延びる締結
部材24(たとえば、テンションプレート、締結部材2
4はスタックの一部を構成する)とボルト25で固定し
たものからなる。スタック23一端にはエンドプレート
22とインシュレータ21との間にプレッシャプレート
32が設けられ、プレッシャプレート32とエンドプレ
ート22との間にばね機構33が設けられてセルを均一
に押圧するようにしてある。
【0008】冷却水流路26はセル毎に、または複数の
セル毎に、設けられる。セパレータ18は、カーボン板
に冷却水流路26やガス流路27を形成したもの、また
は、導電性粒子を混入して導電性をもたせた樹脂板に冷
却水流路26やガス流路27を形成したもの、または、
流路26、27を形成する凹凸のある金属板を複数枚重
ね合わせたもの、の何れかからなる。図示例は、セパレ
ータ18がカーボン板からなる場合を示している。セパ
レータ18は、燃料ガスと酸化ガス、燃料ガスと冷却
水、酸化ガスと冷却水、の何れかを区画する。セパレー
タ18は、また、導電性部材であり、隣り合うセルのア
ノードからカソードに電子が流れる電気の通路を形成し
ている。
【0009】図3、図4に示すように、スタック23
は、たとえば2列並列に水平に配置されており、スタッ
ク23の両端のエンドプレート22は、2列のスタック
23に対して共有されている。2列並列のスタック23
が車両に搭載される場合、スタック23はセル積層方向
を車両前後方向と直交する方向に向けて配置される。ま
た、テンションプレート24がスタックの上下に位置す
るように配置される。
【0010】図1、図3に示すように、燃料電池スタッ
ク23内には、冷媒マニホールド28が設けられてお
り、冷媒マニホールド28はセルの冷媒流路26に連通
している。冷媒は入側の冷媒マニホールド28から冷媒
流路26に流れ、冷媒流路26から出側の冷媒マニホー
ルド28に流れる。同様に、燃料電池スタック23内に
は、ガスマニホールド29が設けられており、ガスマニ
ホールド29は燃料ガスマニホールド29aと酸化ガス
マニホールド29bとからなる。燃料ガスマニホールド
29aと酸化ガスマニホールド29bは、それぞれ、セ
ルの燃料ガス流路27aと酸化ガス流路27bに連通し
ている。燃料ガスは入側の燃料ガスマニホールド29a
からセルの燃料ガス流路27aに流れ、燃料ガス流路2
7aから出側の燃料ガスマニホールド29aに流れる。
酸化ガスは入側の酸化ガスマニホールド29bからセル
の酸化ガス流路27bに流れ、酸化ガス流路27bから
出側の酸化ガスマニホールド29bに流れる。
【0011】図1、図4に示すように、スタック23の
一端にあるエンドプレート22(プレッシャプレート3
2、ばね機構33が配される側と反対側にあるエンドプ
レート22)には、冷媒(冷却水)を燃料電池スタック
内の冷媒マニホールドに供給・排出する冷媒配管30が
接続されており、反応ガスを燃料電池スタック内のガス
マニホールド29に供給・排出するガス配管31が接続
されている。ガス配管31は、燃料ガスを燃料電池スタ
ック内の燃料ガスマニホールド29aに供給・排出する
燃料ガス配管31aと、酸化ガスを燃料電池スタック内
の酸化ガスマニホールド29bに供給・排出する酸化ガ
ス配管31bとからなる。冷媒、燃料ガス、酸化ガス
は、スタック23の一端にあるエンドプレート22から
燃料電池スタックに入り、Uターンして、同じエンドプ
レート22から出る。
【0012】図4の例では、冷媒(冷却水)は冷媒配管
分配・集合部34の分配部34i で分かれて入側冷媒配
管30からエンドプレート22の左右方向中央部の下部
で左右のスタック23に入り、左右のスタック23から
エンドプレート22の左右方向端部の上部で出側冷媒配
管30に流出し、左右の出側冷媒配管30は左右方向中
央の冷媒配管分配・集合部34の集合部34o で合流
し、そこから上方に流れる。燃料ガスは、燃料ガス配管
分配・集合部35aの分配部35ai で分かれて入側燃
料ガス配管31aからエンドプレート22の左右方向中
央部の上部で左右のスタック23に入り、左右のスタッ
ク23からエンドプレート22の左右方向中央部の下部
で出側燃料ガス配管31aに流出し、左右の出側燃料ガ
ス配管31aは左右方向中央下部の燃料ガス配管分配・
集合部35aの集合部35ao で合流し、そこから横に
流れてさらに下方に流れる。酸化ガスは、酸化ガス配管
分配・集合部35bの分配部35bi で分かれて入側酸
化ガス配管31bからエンドプレート22の左右方向端
部の下部で左右のスタック23に入り、左右のスタック
23からエンドプレート22の左右方向端部の上部で出
側酸化ガス配管31bに流出し、左右の出側酸化ガス配
管31bは左右方向中央上部の酸化ガス配管分配・集合
部35bの集合部35bo で合流し、そこから下方に流
れる。
【0013】図5、図6に示すように、燃料電池スタッ
ク23は、ケース40に収められて車体に搭載されてい
る。スタック23が複数個(たとえば、2個)水平に配
置されている場合は、全スタックが1つの共通のケース
40に収められて車体に搭載される。スタック23に接
続する各種流体配管30、31a、31b(30は冷媒
配管、31aは燃料ガス配管、31bは酸化ガス配管)
の分配・集合部34、35a、35b(34は冷媒配管
の分配・集合部で分配部34i と集合部34o を含み、
35aは燃料ガス配管の分配・集合部で分配部35ai
と集合部35ao を含み、35bは酸化ガス配管の分配
・集合部で分配部35bi と集合部35bo を含む)
も、スタック23を収めたケースと同一のケース40に
収められている。また、スタック23と流体配管30、
31a、31bの分配・集合部34、35a、35bと
の間の流体配管部分も、スタック23を収めたケースと
同一のケース40に収められている。
【0014】スタック23は、セパレータ18は高電位
になり、冷媒や生成水によってセパレータ18と導通す
るエンドプレート22も高電位になる。また、スタック
23に接続する各種流体配管30、31a、31bも高
電位となる。スタック23がケース40に収められてい
るので、スタック23は直接手を触れることができない
ようになっている。ケース40は、望ましくはアルミ製
であり、スタック23および各種流体配管30、31
a、31bと、ケース40の内面との間は、互いに電気
的に絶縁されている。この絶縁は、スタック23および
各種流体配管30、31a、31bと、ケース40の内
面との間に絶縁空間距離dをとるか、または絶縁空間を
とれない場合はケース40の内面に樹脂材等の絶縁材を
コーティングする、などの手段、方法によって達成して
いる。ケース40は車体にアースされており、ケース4
0に直接手を触れても感電しない。
【0015】また、各種流体配管30、31a、31b
に連なりケース40外に位置する金属部品(各種流体配
管30、31a、31bのケース40外延長部、および
それに電気的に導通する金属部品)には、絶縁被覆(絶
縁コーティングを含む)または絶縁カバー(たとえば、
ゴムキャップ等)が施されている。各種流体配管30、
31a、31bのケース40から延び出した部分には絶
縁ホース(ゴム、樹脂などからなるホース)が被せられ
て接続されるが、絶縁ホースが被らない露出部分41
(図5の斜線部)には、絶縁コーティングが施され、そ
こに直接手を触れても感電しないようにしてある。ま
た、出側冷媒配管30のケース40から上方に延び出る
部分42(図5の斜線部)には、直接配管30に手が触
れることがないように、絶縁用ゴムキャップが装着され
る。
【0016】図7〜図9は、複数スタック燃料電池の各
種流体配管30、31a、31bの分配・集合部34、
35a、35bの省スペース化のための構造を、たとえ
ば出側冷媒配管30の集合部34o の構造を例にとっ
て、示している。この構造は、冷媒配管以外のガス流体
配管35a、35bに適用してもよい。流体(冷媒、燃
料ガス、酸化ガス)の左右スタック23からの合流部、
または左右スタック23への分配部、に、流体の流れを
直接衝突させないようにする整流板43が設けられる。
整流板43は、左右管の接続部の、合流管対向部から、
合流管の方向に延びている。この整流板43には、左右
の流れに平等に触れる位置に、切り欠き44が形成され
ている。この切り欠き44には、左右の流れに平等に触
れることができるように、センサー45(センサーの感
知部)が配置されている。センサー45は温度センサー
(たとえば、サーミスタ)であってもよいし、他のセン
サー、たとえば濃度センサー、湿度センサー等であって
もよい。
【0017】図10、図11に示すように、燃料電池ス
タック23を収めるケース40を車体に搭載した状態
で、スタック23に接続する流体配管30、31a、3
1bのケース40外への取り出しは、ケース40の上下
からとしてある。ケース40の上下は、車体の上下方向
に対応する。また、流体配管30、31a、31bのケ
ース40外への取り出し部位は、スタック23のセル積
層方向一端側に位置している。各種流体配管30、31
a、31bのうち冷媒配管30の出側配管だけがケース
40の上側から取り出され、他はすべてケース40の下
側から取り出される。冷媒配管30の出側配管をケース
40の上側から取り出すのは、冷媒配管30内の気泡
を、冷媒流れと浮力で上方に円滑に移動させるためであ
る。
【0018】図12〜図15に示すように、ケース40
は上ケース40a、下ケース40bの上下2分割構造と
なっている。上下の分割ケース40a、40bはフラン
ジ部40cで、ボルト46などにて締結されている。フ
ランジ部40cは、ケース40の異常内圧時にフランジ
40cで選択的に破損する形状・寸法とされている。た
とえば、フランジ部40cに形成されているボルト挿通
穴40dとフランジ部外縁間の距離fの長さを調整す
る、および締結点数(ボルト46の点数)を選定するこ
とにより、ボルト締結部位でフランジ部40cが破損し
て、上ケース40aが下ケース40bから持ち上がり、
その部位に隙間ができてケース内の圧力を開放させると
ともに、開放圧力を任意に設定できるようにする。破損
部位と破損形状を選択的に指定できることから、ケース
40の大きな変形を伴わない。
【0019】図16、図17に示すように、各種流体配
管30、31a、31bのケース40からの取り出し部
とケース40とのシール部材47は、電気絶縁性のある
樹脂またはゴム部材、たとえばゴム(シリコーンゴムな
ど)などのグロメットから構成されている。これによっ
て、ケース40と配管間の絶縁性を維持したまま配管が
ケース外に取り出されている。また、グロメット47
は、弾性変形可能で配管とケースとの相対変位を吸収す
るとともに、外径部がケース40に嵌着され内径部が配
管に嵌合されて押し付けられることにより、ケース内部
への水の浸入を防止している。なお、図示例は、出側冷
媒配管30の取り部位を示しているが、他の配管の出・
入側についても同様の構成をとることができる。
【0020】図18、図19に系統図にて示すように、
燃料電池スタック23を収めるケース40が車体に搭載
され、スタック23に接続する流体配管のうち燃料ガス
配管31aには、スタック23への入側にもスタック2
3からの出側にも、遮断バルブ48が設けられている。
そして、この遮断バルブ48も、スタック23を収めた
ケースと同一のケース40内に収められている。遮断バ
ルブ48よりスタック23から遠い側にある燃料ガス配
管部分は、ケース40を下側に向かって貫通してケース
40外に出ている。
【0021】図10、図11に示すように、燃料電池ス
タック23を収めるケース40が車体に搭載され、配管
30、31、31a、31bに接続するワイヤハーネス
(配線、ケーブルを含む)50のケース40からの取り
出しは、ケース40の車室側(車両前後方向に見て後方
側)からとされている。これは、前面衝突時において
も、ワイヤハーネス50の、ケース40から外に出てい
る部分が、ケース40によって守られるようにするため
である。
【0022】つぎに、本発明の燃料電池の配管構造の作
用を説明する。図5、図6に示すように、スタック23
をケース40内に収めるとともに、スタック23に接続
する流体配管30、31a、31bの分配・集合部3
4、35a、35b、およびスタックと流体配管分配・
集合部との間の流体配管部分もケース40内に収めたの
で、車両衝突の際、スタック23およびスタックに接続
する流体配管30、31a、31bの分配・集合部3
4、35a、35bおよびスタックと流体配管分配・集
合部との間の流体配管部分は、ケース40によって守ら
れ、安全である。とくに配管が変形した時に配管から大
きな曲げモーメントがかかるために補強が難しい流体配
管の分配・集合部34、35a、35bをケース40内
に収めるという構造をとることによって、分配・集合部
34、35a、35bが特別な補強をとらないでもケー
ス40によって守られるので、安全が確保される。ま
た、スタック23と導通しているために高電位となって
いる配管部分30、31a、31bがケース40内に収
められることで、高電位配管部分に直接手が触れないよ
うにすることができ、感電上、安全である。
【0023】また、ケース40はアルミ製であので、軽
量かつ放熱性上有利である。また、スタック23および
配管30、31a、31bと、ケース40内面との間
は、絶縁距離としてのスペースを確保する、あるいはケ
ース40内面に絶縁コーティングを施す等により、絶縁
されているので、ケース40に触っても安全である。ま
た、流体配管30、31a、31bに連なりケース40
外に位置する金属部品(たとえば、各種配管のケース外
に出ている部分)には、絶縁被覆または絶縁カバーが施
されているので、触っても安全である。
【0024】図6〜図9に示すように、流体配管30、
31a、31bの分配・集合部34、35a、35bに
整流板43を設けたので、流れの衝突を生じさせずに2
スタックからの配管を1本の配管にまとめることがで
き、配管系の省スペース化がはかられている。また、整
流板43に切り欠き44を形成し、該切り欠き44にセ
ンサー45を配置したので、1個のセンサーで左右の配
管の流れを検知でき、センサー数を低減でき、かつ2個
設けた場合に比べてセンサー43の保護が簡素となり、
有利である。
【0025】図10、図11に示すように、流体配管3
0、31a、31bのケース40外への取り出しはケー
ス40の上下からとしたので、車両衝突時に変形する車
両部材がケース40に当たった時にそれ以上ケース外配
管30、31a、31bに近づくことが阻止され、ケー
ス外配管が損傷する可能性が低い。
【0026】図12〜図15に示すように、上下の分割
ケース40a、40bはフランジ部40cで締結されて
おり、フランジ部40cはケースの異常内圧時にフラン
ジ部40cで選択的に破損する形状・寸法とされている
ので、何らかの原因でケース内圧が異常に上昇しても、
フランジ部40cで選択的に破損して蓋40aが開放さ
れてケース内は低圧とされる。これによって、ケース4
0が大きく変形したりそれによって下ケース40b側か
らケース内に出入りする燃料ガス配管31aが損傷した
りすることが防止される。
【0027】図16、図17に示すように、配管取り出
し部とケース40とのシール部材47が絶縁性の樹脂ま
たはゴム部材(グロメット)とされているので、配管3
0、31a、31bとケース40との電気絶縁性が保た
れるとともに、ケース40内への水の浸入も防止され
る。また、図18、図19に示すように、燃料ガス配管
31aに遮断バルブ48が設けられるので、ケース40
外で燃料ガス配管31aが損傷しても遮断バルブ48が
閉じてスタック内水素の大気放出が防止される。また、
燃料ガス配管31aの遮断バルブ48はケース40内に
収められているので、遮断バルブ48もケース40によ
って保護される。また、図10、図11に示すように、
配管30、31、31a、31bに接続する配管にとり
つけられた、流体の制御のためのセンサー、バルブにつ
いているワイヤハーネス50の取り出しがケース40の
車室側からとされているので、車両の前面衝突に対して
ワイヤハーネス50も保護される。
【0028】
【発明の効果】請求項1の燃料電池の配管構造によれ
ば、スタックをケース内に収めるとともに、流体配管の
分配・集合部およびスタックと流体配管分配・集合部と
の間の流体配管部分もケース内に収めたので、車両衝突
の際、スタックおよび流体配管の分配・集合部およびス
タックと流体配管分配・集合部との間の流体配管部分が
ケースによって守られ、安全を確保できる。とくに補強
が難しい流体配管の分配・集合部をケース内に収めたの
で、安全を確保できる。また、高電位となっている配管
部分をケース内に収めたので、直接手が触れないように
することができ、安全を確保できる。請求項2の燃料電
池の配管構造によれば、ケースはアルミ製としたので、
軽量かつ放熱性上有利である。また、スタックおよび配
管とケース内面との間が絶縁されているので、ケースに
触っても安全である。請求項3の燃料電池の配管構造に
よれば、ケース外金属部品に、絶縁被覆または絶縁カバ
ーを施したので、触っても安全である。請求項4の燃料
電池の配管構造によれば、流体配管の分配・集合部に整
流板を設けたので、流れの衝突を生じさせずに2スタッ
クからの配管を1本の配管にまとめることができ、省ス
ペース化をはかることができる。また、整流板に切り欠
きを形成し、該切り欠きにセンサーを配置したので、1
個のセンサーで左右の配管の流れを検知でき、センサー
数を低減できる。請求項5の燃料電池の配管構造によれ
ば、流体配管のケース外への取り出しをケースの上下か
らとしたので、車両衝突時にケース外配管が損傷する可
能性が低い。請求項6の燃料電池の配管構造によれば、
上下の分割ケースをフランジ部で締結し、該フランジ部
をケースの異常内圧時に選択的に破損する形状・寸法と
したので、何らかの原因でケース内圧が異常に上昇して
も、フランジ部で選択的に破損させることができ、ケー
スが大きく変形したりそれによって下ケース側からケー
ス内に出入りする燃料ガス配管が損傷したりすることを
防止できる。請求項7の燃料電池の配管構造によれば、
配管取り出し部とケースとのシールが絶縁性の樹脂また
はゴム部材としたので、配管とケースとの電気絶縁性を
保つことができるとともに、ケース内への水の浸入を防
止できる。請求項8の燃料電池の配管構造によれば、燃
料ガス配管に遮断バルブを設けたので、ケース外で燃料
ガス配管が損傷しても遮断バルブを閉じてスタック内水
素の大気放出を防止できる。また、燃料ガス配管の遮断
バルブをケース内に収めたので、遮断バルブもケースに
よって保護できる。請求項9の燃料電池の配管構造によ
れば、配管に接続するワイヤハーネスの取り出しをケー
スの車室側からとしたので、車両の前面衝突に対してワ
イヤハーネスを保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池の全体概略図である。
【図2】図1の燃料電池の一部拡大断面図である。
【図3】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池の配管取付け側のエンドプレート部の正面図
である。
【図4】図3のエンドプレート部に取り付けられた各種
配管の正面図である。
【図5】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池のスタックを収めたケースの正面図である。
【図6】図4の各種配管とスタックを収容したケースの
上ケースを外して見た時の、スタック端部近傍の、平面
図である。
【図7】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用され
る燃料電池の、2スタックと、それに接続された各種配
管の系統図である。
【図8】図7の配管の分配・合流部の断面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用さ
れる燃料電池のスタックを収容したケースの平面図と配
管用ワイヤハーネスの配置図である。
【図11】図10のケースの側面図と配管用ワイヤハー
ネスの配置図である。
【図12】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用さ
れる燃料電池のケースの斜視図である。
【図13】図12のケースのフランジ部の斜視図であ
る。
【図14】図13のフランジ部のボルト穴と外縁間距離
fを示す斜視図である。
【図15】図13のフランジ部の破損前と破損後の概略
断面図である。
【図16】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用さ
れる燃料電池のケースと配管取り出し部の斜視図であ
る。
【図17】図16の配管取り出し部の断面図である。
【図18】本発明実施例の燃料電池の配管構造が適用さ
れる燃料電池の燃料ガス配管と遮断バルブの系統図であ
る。
【図19】図18の燃料ガス配管のケース外部分の破損
時のバルブ遮断を示す系統図である。
【符号の説明】
10 (固体高分子電解質型)燃料電池 11 電解質膜 12 触媒層 13 拡散層 14 電極(アノード、燃料極) 15 触媒層 16 拡散層 17 電極(カソード、空気極) 18 セパレータ 19 モジュール 20 ターミナル 21 インシュレータ 22 エンドプレート 23 スタック 24 テンションプレート 25 ボルト 26 冷媒流路 27 ガス流路 27a 燃料ガス流路 27b 酸化ガス流路 28 冷媒マニホールド 29 ガスマニホールド 29a 燃料ガスマニホールド 29b 酸化ガスマニホールド 30 冷媒配管 31 ガス配管 31a 燃料ガス配管 31b 酸化ガス配管 32 プレッシャプレート 33 ばね機構 34 冷媒配管の分配・集合部 34i 分配部 34o 集合部 35a 燃料ガス配管の分配・集合部 35ai 分配部 35ao 集合部 35b 酸化ガス配管の分配・集合部 35bi 分配部 35bo 集合部 40 ケース 40a 上ケース 40b 下ケース 40c フランジ部 41 露出部分 42 延び出し部分 43 整流板 44 切り欠き 45 センサー 46 上下ケースの締結ボルト 47 シール部材(グロメット) 48 遮断バルブ 50 ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D035 AA00 AA01 AA03 5H026 AA06 CC06 EE18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池スタックを収めるケースを車体
    に搭載し、前記スタックに接続する流体配管の分配・集
    合部およびスタックと流体配管分配・集合部との間の流
    体配管部分を前記ケース内に収めた燃料電池の配管構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ケースはアルミ製であり、スタック
    および配管とケース内面との間は絶縁されている請求項
    1記載の燃料電池の配管構造。
  3. 【請求項3】 前記流体配管に連なり前記ケース外に位
    置する金属部品には、絶縁被覆または絶縁カバーが施さ
    れている請求項1記載の燃料電池の配管構造。
  4. 【請求項4】 前記流体配管の分配・集合部に整流板を
    設け、該整流板に切り欠きを形成し、該切り欠きにセン
    サーを配置した請求項1記載の燃料電池の配管構造。
  5. 【請求項5】 燃料電池スタックを収めるケースを車体
    に搭載し、前記スタックに接続する流体配管のケース外
    への取り出しはケースの上下からとした燃料電池の配管
    構造。
  6. 【請求項6】 前記ケースは上下2分割であって該上下
    の分割ケースはフランジ部で締結されており、該フラン
    ジ部はケースの異常内圧時に選択的に破損する形状・寸
    法とされている請求項5記載の燃料電池の配管構造。
  7. 【請求項7】 配管取り出し部とケースとのシールを絶
    縁性の樹脂またはゴム部材で構成した請求項5記載の燃
    料電池の配管構造。
  8. 【請求項8】 燃料電池スタックを収めるケースを車体
    に搭載し、前記スタックに接続する流体配管のうち燃料
    ガス配管に遮断バルブを設け、該遮断バルブは前記ケー
    ス内に収めた燃料電池の配管構造。
  9. 【請求項9】 燃料電池スタックを収めるケースを車体
    に搭載し、前記スタックに接続するワイヤハーネスの取
    り出しはケースの車室側からとした燃料電池の配管構
    造。
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