JP4770488B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明はインクジェットプリンタに関し、詳しくは、記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿う往路及び復路の双方向の移動過程で、複数のノズルからインクを吐出して複数のドットを記録するインクジェットプリンタに関する。
記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿う往路及び復路の双方向の移動過程で、複数のノズルからインクを吐出して複数のドットを記録するインクジェットプリンタでは、インクの吐出速度が有限であり、インクが吐出されてから記録媒体に着弾するまでに時間かかること、及び、記録ヘッドが主走査方向に沿って移動していること等によって、原理的に記録ヘッドより吐出されるインクの往路と復路での着弾位置がずれてしまう問題がある。このインクの往路と復路での着弾位置を合わせないと、ドットが本来形成されるべき位置に形成されず、良好な画像を記録することができない。
従って、高画質なプリントを得ようとする場合には、往路と復路とでの記録ヘッドのノズルから吐出されるインクの着弾位置のずれを補正することが必要である。
従来、特許文献1には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、正規ディザマトリックスによるテストパターンを出力することが記載されている。
特許文献2には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、サンプリングモード、実画像モード、選択色モード、文字モード等のモード毎に異なるテストパターンを出力し、モード毎にそれぞれ調整値を設定することが記載されている。
特許文献3には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、パッチ状のパターンを出力することが記載されている。
特許文献4には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、複数種類のドットの中の少なくとも2種類のドット、例えば小ドットと中ドットに関して、ずれの調整値をそれぞれ求めておき、これら2種類のドットの中から選択された1種類のドットに対する調整値を用いてずれを調整することが記載されている。
特許文献5には、キャリッジの往復移動時のタイミングの差分を求めることにより、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを自動調整することが記載されている。
特許文献6には、複数の記録ヘッドの各ヘッド温度を検出し、各ヘッド温度をもとにして、各ヘッドの往路、復路でのインク吐出タイミングのずれ補正を行うことが記載されている。
特許文献7には、記録媒体の厚さに関する情報に従って、往路、復路でのインク吐出タイミングのずれ補正を行うことが記載されている。
特許文献8には、テキスト画とテキスト画以外の例えば自然画とで、往路、復路でのインク吐出タイミングを異ならせることが記載されている。
特開平11−48587号公報 特開2002−225248号公報 特開2001−334654号公報 特開平11−334055号公報 特開平9−226198号公報 特開平11−77991号公報 特開2000−198189号公報 特開2004−255806号公報
一般に、往路と復路での双方向の移動過程でインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタでは、記録ヘッド、ケーブル、駆動回路の特性(配線抵抗、クロストーク等)等により、図6のグラフに示されるように、同一タイミングで記録ヘッドからインクを吐出するノズル数が少ない場合よりも、ノズル数が多い場合の方が、インクの速度は若干低下する傾向にあることが確認されている。
従って、記録ヘッドが同じ位置にあるときにインクを吐出しても、図16に示すように、往路では、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が少ない場合は、比較的インクの速度が速いため、記録媒体上のAの位置に着弾し、ノズル数が中くらいの場合は、記録媒体上のBの位置に着弾し、ノズル数が多い場合は、比較的インクの速度が遅くなるため、記録媒体上のCの位置に着弾する。一方、同様の理由から、復路では、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が少ない場合は、記録媒体上のC’の位置に着弾し、ノズル数が中くらいの場合は、記録媒体上のB’の位置に着弾し、ノズル数が多い場合は、記録媒体上のA’の位置に着弾することになる。
ここで、双方向着弾位置のずれを調整するために、例えばノズル数が少ない場合の復路の着弾位置C’を、往路の着弾位置Aに合致するように調整すると、ノズル数が中くらいの場合やノズル数が多い場合の双方向の着弾位置B’、A’が合致しなくなってしまう不具合が発生する。同一タイミングでインクを吐出するノズル数の多い少ないは、画像によって変わってくることから、出力画像に依存して着弾位置のずれが発生することになる。
このため、様々な画像で高品質なプリントが要求される場合には、記録モードや画像毎に(着目するところに絞って)、往路と復路での着弾位置の調整を行うことが望まれる。
すなわち、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が比較的多くなる例えば幾何学的な画像(特にヘッドのノズル列と平行な線)のような鮮鋭性が重視される画像の画質を向上させる場合には、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が多い場合にて往路と復路での双方向着弾位置を調整することが望まれ、一方、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が比較的少なくなる例えば自然画のような粒状性が重視される画像の画質を向上させる場合は、ノズル数の少ない場合にて往路と復路での双方向着弾位置を調整することが望まれる。
特許文献2には、モード毎のテストパターンを用いてそれぞれインク吐出タイミングの調整値を設定しているが、個別の画像毎に双方向の着弾位置の調整を行うことは、着弾位置調整用のチャートを逐一出力して調整値を算出する作業を要し、また、画像毎にチャートを出力する際の消耗品もかかることから、時間的及びコスト的な観点からユーザーに負担の多いものとなり問題であった。
そこで、本発明の課題は、往路と復路での双方向の移動過程でインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタにおいて、複数の記録モード毎の双方向着弾位置のずれの調整作業を簡略化できてユーザーの煩わしさを軽減できながらも、様々な画像において高品質なプリントを出力することのできるインクジェットプリンタを提供することにある。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿う往路及び復路の双方向の移動過程で、複数のノズルからインクを吐出して複数のドットを記録可能な記録ヘッドと、前記記録ヘッドの往路及び復路の双方向の移動過程で前記ノズルからインクを吐出してドットを記録することにより着弾位置調整用チャートを記録するチャート記録手段と、前記着弾位置調整用チャートを用いてユーザーにより決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記記録ヘッドの往路又は復路の少なくとも一方におけるインクの着弾位置を調整可能な着弾位置調整手段とを有し、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多い第1の記録モードによる記録と、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ない第2の記録モードによる記録とが可能なインクジェットプリンタであって、前記チャート記録手段は、前記第1の記録モード及び前記第2の記録モードのうちの少なくとも一つの記録モードにおける着弾位置調整用チャートを記録可能であり、前記第1の記録モード及び前記第2の記録モードのうちのいずれか一つの記録モードにおける着弾位置調整用チャートを用いてユーザーにより決定された着弾位置の調整値が前記着弾位置調整手段に受け入れられた場合に、該受け入れられた着弾位置の調整値に基づいて、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求めて設定可能な着弾位置自動設定手段を有していることを特徴とするインクジェットプリンタである。
請求項2記載の発明は、前記着弾位置自動設定手段によって他の記録モードにおける着弾位置の調整値を自動設定するか否かを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
請求項記載の発明は、前記記録ヘッドのノズル面と前記記録媒体との間の距離を検出する距離検出手段を有し、前記着弾位置自動設定手段は、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求める際、前記記録ヘッドのノズル面と前記記録媒体との間の距離をパラメータとして含むことを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットプリンタである。
請求項記載の発明は、前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の温度を検出するヘッド温度検出手段を有し、前記着弾位置自動設定手段は、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求める際、前記ヘッド温度検出手段により検出された前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の温度をパラメータとして含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットプリンタである。
請求項記載の発明は、前記インクの温度を検出するインク温度検出手段を有し、前記着弾位置自動設定手段は、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求める際、前記インク温度検出手段により検出された前記インクの温度をパラメータとして含むことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
本発明によれば、往路と復路での双方向の移動過程でインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタにおいて、複数の記録モード毎の双方向着弾位置のずれの調整作業を簡略化できてユーザーの煩わしさを軽減できながらも、様々な画像において高品質なプリントを出力することのできるインクジェットプリンタを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタの一例を示す要部の概略構成図、図2は、その内部構成を示すブロック図である。
1は記録ヘッドであり、ガイドレール3に沿ってスライド可能に設けられたキャリッジ2に搭載されている。記録ヘッド1は、例えばYMCK等の各色のインクカートリッジ(図示せず)からそれぞれインクが供給される複数のヘッド1a〜1dからなる。
キャリッジ2は、図2に示す主走査駆動ドライバ11によって駆動される主走査モータ12によって、図1中のA−A’方向(主走査方向)に沿って往復移動することで、搭載されている記録ヘッド1を主走査方向に沿って双方向に移動させる。
記録媒体Pは、4本のローラ4a〜4dに掛け渡された搬送ベルト5上に載置されている。搬送ベルト5は、図2に示す副走査駆動ドライバ13によって駆動される副走査モータ14が、例えばローラ4aを回転させることによって、主走査方向と直交する図1中のB方向(副走査方向)に沿って回転駆動し、その上に載置されている記録媒体Pを同B方向に向けて所定量ずつ間欠的に搬送させる。
記録ヘッド1の各ヘッド1a〜1dには、図示しないが、その下方の記録媒体Pに対向する面に、副走査方向に沿って複数のノズルがそれぞれ配列されており、各ノズルからインクを微小液滴として記録媒体P上に向けて吐出する。記録ヘッド1のヘッド数は、ここでは4つを示しているが、何ら限定されない。
記録ヘッド1によって記録される画像データは、図2に示すホストコンピュータ100から受信バッファメモリ15内に一旦格納される。格納された画像データは、プリンタの各制御を統括するシステムコントローラ10からの指令により受信バッファメモリ15からイメージバッファ16に送られ、ここで記録に適したデータに並べ替えられる。記録ヘッド1は、システムコントローラ10がイメージバッファ16内のデータに応じて所定の駆動条件でヘッド駆動ドライバ17を駆動することにより、主走査方向に沿う往復移動の過程で、複数のノズルから画像データに応じた所定の色及び所定のタイミングでインクを記録媒体P上に向けて吐出する。そして、このような記録ヘッド1の主走査方向に沿う往復移動の過程でのインク吐出と、記録媒体Pの副走査方向に沿う間欠的な移動とが順次繰り返されることにより、記録媒体P上に所望の画像が連続的に記録されていく。
なお、キャリッジ2の近傍には、主走査方向と平行にリニアエンコーダ6が配設されており、キャリッジ2に設けられたエンコーダセンサ7によって該キャリッジ2が往復移動する際にパルスが検出される。エンコーダセンサ7によって検出されたパルス信号はシステムコントローラ10に送られ、キャリッジ2の主走査方向に沿う方向及び位置が検出される。
本発明に係るインクジェットプリンタでは、複数の記録モードによる画像の記録を可能としており、複数の記録モードのうちのいずれかが選択され、設定されるようになっている。この記録モードの選択及び設定は、例えば図2に示す入力部18によってユーザーが入力設定操作することによって行われるようにしてもよいし、記録される画像データを解析することによって自動的に選択及び設定されるようにしてもよい。また、使用される記録媒体Pの種類と連動して自動的に選択及び設定されるようにすることもできる。
記録ヘッド1による画像の記録は、このようにして選択及び設定された記録モードに応じて行われる。
複数の記録モードとしては、同一タイミングでインクを吐出するノズル数の多い少ないは画質に影響することから、本発明においては画質に関する複数の記録モードであることが好ましい。このようなモードとしては、例えば、画像の鮮鋭性を優先させるモード、画像の粒状性を優先させるモードが挙げられる。ここでは、画像の鮮鋭性を優先させるモードを「モード1」、画像の粒状性を優先させるモードを「モード2」とする。「モード1」は、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多いモードであり、「モード2」は、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ないモードである。
入力部18としては、各種の入力設定操作が可能な構成であれば任意であるが、例えばタッチパネル方式の入力部とすることができる。
図2に示すメインメモリ19には、これらモード1及びモード2の各モードでの駆動用データ19a、19b(図3参照)が記憶されている。システムコントローラ10は、ユーザーによって選択されたいずれかの記録モードの駆動用データを、このメインメモリ19から呼び出すことにより、記録モードに応じた駆動態様でヘッド駆動ドライバ17を制御する。
次に、着弾位置の調整に関する構成ついて説明する。
インクジェットプリンタにおける着弾位置の調整は、着弾位置調整用チャートを記録し、それをユーザーが確認することによって行われる。着弾位置調整用チャートは、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれインクを吐出して所定のパターン画像を形成することによって記録される。
図3はメインメモリ19の内部構成を示しており、各記録モードに対応した着弾位置調整用チャートを記録するためのチャートデータ19c、19dが、このメインメモリ19に予め記憶されている。ここでは、モード1用チャートデータ19cは、画像の鮮鋭性を優先させる「モード1」用の着弾位置調整用チャートを記録するためのデータであり、モード2用チャートデータ19dは、画像の粒状性を優先させる「モード2」用の着弾位置調整用チャートを記録するためのデータである。
モード1用チャートデータ19cは、例えば図4(a)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでのインク吐出タイミングをそれぞれ少しずつ異ならせたチャートNo.1〜8の8つのデータD1〜D8からなる。このモード1用チャートデータ19cでは、記録ヘッド1のノズル列から同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多いデータであり、例えば図5(a)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれ副走査方向に沿って平行な細線状の直線として記録媒体P上に記録される。図5(a)中のL1は往路で記録された直線、L2は復路で記録された直線である。
一方、モード2用チャートデータ19dは、例えば図4(b)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでのインク吐出タイミングをそれぞれ少しずつ異ならせたチャートNo.1〜8の8つのデータd1〜d8からなる。このモード2用チャートデータ19dでは、記録ヘッド1のノズル列から同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ないデータであり、例えば図5(b)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれ副走査方向に対して斜めに傾斜した細線状の直線として記録媒体P上に記録される。図5(b)中のL1は往路で記録された直線、L2は復路で記録された直線である。
これらいずれの記録モードのチャートにおいても、チャートNo.1〜8では、往路と復路とでインク吐出タイミングが少しずつ異なっているため、インクの着弾位置が異なり、往路で記録される直線L1と復路で記録される直線L2の記録位置が少しずつ位置ずれしている。ユーザーはこの着弾位置調整用チャートを確認し、往路の直線L1と復路の直線L2との位置が合致しているチャート番号を、例えば入力部18から入力設定操作することにより、往路と復路での着弾位置を調整する。
例えば、図5(a)の「モード1」用の着弾位置調整用チャートでは、チャートNo.4において往路の直線L1と復路の直線L2との位置が合致しているため、ユーザーが入力部18によってチャート番号「4」を設定すると、システムコントローラ10は、チャートNo.4のデータD4を、メインメモリ19内の着弾位置調整用のモード1調整値19eとして記憶(書き換え)する。以後、記録モードが「モード1」に選択された場合、システムコントローラ10はこのモード1調整値19eをメインメモリ19から呼び出すことによって、「モード1」における記録ヘッド1の往路と復路でのインク吐出タイミングを制御することになる。
このような着弾位置調整用チャートの出力及び調整値の入力設定は、複数のヘッド1a〜1d毎(インク色毎)にそれぞれ実行される。
図2において、着弾位置調整値算出部20は、「モード1」「モード2」の各記録モードのうち、いずれか一方の記録モードにおける着弾位置調整用チャートを用いて、ユーザーによってチャート番号が入力設定され、それに対応する着弾位置の調整値がメインメモリ19内に記憶(書き換え)された場合に、その着弾位置の調整値(モード1調整値19e又はモード2調整値19f)に基づいて、他の記録モードにおける着弾位置の調整値(モード2調整値19f又はモード1調整値19e)を算出する。
図6は、ノズルからのインクの吐出初速度と同一タイミングで吐出されるノズル数との関係を表すグラフである。このグラフから、同一タイミングで吐出されるノズル数が多くなるにつれて、インクの吐出初速度は低下することがわかる。
着弾位置の調整値の算出は、このグラフのデータに基づいて行われる。例えばユーザーによって、同一タイミングで吐出されるノズル数が相対的に多い「モード1」におけるモード1調整値19eが設定された場合、同一タイミングで吐出されるノズル数が相対的に少ない「モード2」における着弾位置の調整値は、当該モード1調整値19eの値と、「モード1」における吐出初速度値と「モード2」における吐出初速度値との差分Δvの値とに基づいて所定の演算式に従って求められる。ここで算出された「モード2」における着弾位置の調整値は、メインメモリ19内のモード2調整値19fに新たに記憶(書き換え)される。
次に、かかるインクジェットプリンタにおける着弾位置調整時の動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、図5に示すような着弾位置調整用チャートを出力するに際し、記録モードとして設定されている「モード1」及び「モード2」のうちのいずれの記録モードにおける着弾位置を調整するかをユーザーに選択させる(S1)。
記録モード毎の着弾位置調整用チャートは、例えば図8に示すように、入力部18において着弾位置調整用チャートの選択画面を表示させ、「モード1用チャート」の選択スイッチ18a又は「モード2用チャート」の選択スイッチ18bを入力操作することによって設定することができる。
システムコントローラ10は、選択されたいずれかの記録モードのチャートデータ19c、19dをメインメモリ19から呼び出し(S2)、そのデータに基づいてヘッド駆動ドライバ17を制御することにより、記録ヘッド1のノズルからインクを吐出させ、図5(a)又は(b)に示す着弾位置調整用チャートをヘッド1a〜1d毎に出力する(S3)。
その後、出力された着弾位置調整用チャートは、ユーザーにより確認され、往路と復路とで着弾位置が合致しているチャート番号がユーザーにより入力部18から入力される。例えば、上記S1のステップにおいて「モード1」が選択され、図5(a)に示す着弾位置調整用チャートが出力された場合、往路と復路の各直線L1、L2はチャートNo.4において合致しているため、例えば図9に示すような入力部18の調整値入力設定画面上の番号入力スイッチ18cにおいて、「4」のスイッチがユーザーにより入力操作される。
システムコントローラ10は、図4(a)に示すモード1用チャートデータのチャートNo.4のデータD4をメインメモリ19のモード1調整値19eとして記憶(書き換え)する(S4)。これにより、このインクジェットプリンタは、「モード1」の記録モードにおいて、着弾位置の位置ずれが補正され、インク吐出タイミングが最適化された高品質のプリントを出力することが可能となる。
上記S4のステップにおいて、入力部18からモード1調整値が入力されると、入力部18には、図10に示すように、他の記録モード、ここでは「モード2」の調整値も自動的に調整して設定するか否かをユーザーに確認するための表示を行い、ユーザーからの入力設定を待つ(S5)。
ここで、ユーザーから、例えば画面表示上の選択スイッチ18dによって「Yes」が入力されると、システムコントローラ10は、ユーザーにより入力設定されたモード1用調整値19eの値と、図6に示す「モード1」における吐出初速度値と「モード2」における吐出初速度値との差分Δvの値とに基づいて所定の演算式に従って、モード2用調整値を算出し、そのモード2用調整値を、メインメモリ19内のモード2調整値19fに新たに記憶(書き換え)する(S6)。これにより、このインクジェットプリンタは、「モード2」の記録モードにおいて、着弾位置調整用チャートを逐一出力して確認した上で入力設定をするような煩わしい作業を行わなくても、着弾位置の位置ずれがほぼ適切に補正された高品質のプリントを出力することが可能となる。
すなわち、このインクジェットプリンタによれば、複数の記録モードのうちのいずれか一つの記録モードにおいて、着弾位置調整用チャートを出力して、その記録モードにおける着弾位置の調整値を入力設定するだけで、他の記録モードの着弾位置の調整値も、その入力設定された調整値に基づいて自動的に設定されて調整されるため、ユーザーは煩わしい作業を行わなくても、着弾位置ずれのない常に高品質のプリントを得ることができるようになる。
なお、上記S5のステップにおいて、入力部18の画面表示上の選択スイッチ18dによってユーザーにより「No」が選択されて入力された場合、「モード2」の調整値については、「モード1」の場合と同様に、着弾位置調整用チャートを出力して調整すれば、「モード2」についてもインク吐出タイミングが最適化された高品質のプリントを出力可能となる。このS5のステップのように、図10のような入力画面を用いてユーザーに着弾位置の自動調整を実行しない設定も選択可能とすることは、本発明において必須ではないが、この構成を設けておくことで、ユーザーの好みに応じた出力態様を採ることができるようになり、プリンタの使い勝手を向上させることができる。
図11は、本発明に係るインクジェットプリンタの別の実施形態を示すブロック図である。図2と同一符号は同一構成を示しているため、ここでの説明は省略する。
この実施形態では、温度検出センサ21とギャップ検出センサ22を有しており、それぞれの検出信号がシステムコントローラ10に送信されるようになっている。
温度検出センサ21は、記録ヘッド1のヘッド温度又はその周囲の温度を検出するセンサであり、例えば、図12に示すように、記録ヘッド1を搭載するキャリッジ2上に設けることができる。この温度検出センサ21は、記録ヘッド1の複数の各ヘッド1a〜1dにそれぞれ個別に設けることにより、ヘッド1a〜1d毎のヘッド温度又はその周囲の温度を検出可能とすることも好ましい。この場合は、温度検出センサ21を各ヘッド1a〜1dに接触するように設けることが好ましい。
記録ヘッド1のノズルから吐出されるインクの吐出初速度は、図13に示すように、温度の増加に伴って増加することが知られている。これはインク温度の上昇に伴ってインク粘度が低下するためである。このため、インクの着弾位置はインク温度の影響も受けることになる。
この実施形態では、着弾位置調整値算出部20は、着弾位置調整用チャートが出力されなかった他の記録モードにおける着弾位置の調整値をユーザーにより入力設定された記録モードの調整値に基づいて算出する際、この温度検出センサ21により検出された記録ヘッド1のヘッド温度又はその周囲の温度をパラメータとして含めるようにしている。従って、記録ヘッド1のヘッド温度やその周囲の温度に影響され難い高品質のプリントを出力することができるようになる。
この温度検出センサ21は、記録ヘッド1のヘッド温度又はその周囲の温度を検出するものに限らず、記録ヘッド1(各ヘッド1a〜1d)内部に設けることによって、吐出直前のインクそのものの温度を検出するようにしてもよい。インク温度を検出することにより、より正確にインク温度を検出することが可能となり、着弾位置の調整値もインク温度の影響をより受け難い高品質なプリントを出力することができるようになる。
ギャップ検出センサ22は、図12に示すように、記録ヘッド1の各ノズルが配列されているノズル面1Aと記録媒体Pの表面との間のギャップ距離gを検出するセンサであり、例えば、記録ヘッド1を搭載するキャリッジ2に設けることができる。
ギャップ検出センサ22には、ノズル面1Aと記録媒体Pの表面との間のギャップ距離gを検出可能であれば、どのような構成であってもよく、例えば反射型の光学式センサを用いれば、非接触で記録媒体Pを傷めるおそれがなく簡単に距離gを検出することができる。
記録ヘッド1のノズルから吐出されるインクの着弾位置は、図14(a)(b)に示すように、厚みの薄い記録媒体P1と厚い記録媒体P2とでは、ノズル面1Aと各記録媒体P1、P2との間のギャップ距離g1、g2が異なるために、往路と復路で表面に着弾位置したインクdt1、dt2の位置が異なってくる。このため、インクの着弾位置はこのギャップ距離gの影響も受けることになる。
この実施形態では、着弾位置調整値算出部20は、着弾位置調整用チャートが出力されなかった他の記録モードにおける着弾位置の調整値をユーザーにより入力設定された記録モードの調整値に基づいて算出する際、このギャップ検出センサ22により検出されたギャップ距離gをもパラメータとして含めるようにしている。従って、使用される記録媒体Pの厚みが異なる場合や、また、記録媒体Pを載置しているプラテン位置を上下可能なプリンタの場合にも対応して、ギャップ距離gに影響され難い高品質のプリントを出力することができるようになる。
この実施形態では、これら温度検出センサ21とギャップ検出センサ22の双方を設けることが、着弾位置の調整をより正確に行うことができて、より高品質のプリントを出力することができるために好ましいが、いずれか一方のみを設けるだけでもよい。
以上説明した各実施形態では、記録モードとして、画像の鮮鋭性を優先させるモード(モード1)と画像の粒状性を優先させるモード(モード2)を例示したが、本発明では、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多いモードと相対的に少ないモードとを含むものであればよく、これら画像の鮮鋭性、粒状性に限定されない。
また、記録モードは、「モード1」と「モード2」の2種類のモードを例示したが、記録モードは3種類以上であってもよい。
更に、以上の各実施形態では、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を所定の演算式によって算出することにより求めるようにしたが、ユーザーにより入力設定された一つの記録モードの調整値と、その調整値に対応する他の記録モードの調整値とを予め関連付けたテーブルを設けておき、ユーザーにより一つの記録モードの調整値が入力設定された場合に、当該テーブルから他の記録モードの調整値が自動的に呼び出されるようにしてもよい。
また、以上説明した各実施形態では、インク吐出タイミングとしてエンコーダセンサ7によって検出されるキャリッジ2の主走査方向に沿う位置を調整することによってインクの着弾位置を調整するようにしているが、これに限定されない。例えば、インクの着弾位置は、ノズルからのインクの吐出速度を調整することによっても調整可能である。従って、この場合は、図4に示す各モードにおけるチャート用データとして、インクの吐出速度を異ならせるようなデータを設定しておけばよい。
このインクの吐出速度を調整するには、例えば記録ヘッド1に供給する駆動信号の電圧値を調整することによって行うことができる。また、記録ヘッド1に供給する駆動信号として図15に示すような台形波を用いるものにおいては、その立ち上がり信号Paの傾斜を変化させることによってインクの吐出速度を変化させることができるため、このような駆動信号の場合には、立ち上がり信号Paの立ち上がり時間taを調整することによって行うようにしてもよい。
本発明に係るインクジェットプリンタの一例を示す要部の概略構成図 本発明に係るインクジェットプリンタの内部構成を示すブロック図 メインメモリの内部構成を示す概念図 チャートデータを示す図 (a)(b)はそれぞれ着弾位置調整用チャートの一例を示す図 同一タイミングでインクを吐出するノズル数と吐出初速度との関係を示すグラフ 着弾位置調整動作を示すフローチャート 着弾位置調整用チャートの選択画面の一例を示す図 着弾位置の調整値の入力画面の一例を示す図 着弾位置の自動調整の入力画面の一例を示す図 本発明に係るインクジェットプリンタの他の内部構成を示すブロック図 ギャップ検出センサを有するキャリッジの側面図 温度と吐出初速度との関係を示すグラフ (a)(b)は記録媒体の厚みとインクの着弾位置との関係を示す図 駆動波形の一例を示す図 同一タイミングでインクを吐出するノズル数と着弾位置との関係を示す図
符号の説明
1:記録ヘッド
1A:ノズル面
2:キャリッジ
3:ガイドレール
4a〜4d:ローラ
5:搬送ベルト
6:リニアエンコーダ
7:エンコーダセンサ
10:システムコントローラ
11:主走査駆動ドライバ
12:主走査モータ
13:副走査駆動ドライバ
14:副走査モータ
15:受信バッファメモリ
16:イメージバッファ
17:ヘッド駆動ドライバ
18:入力部
19:メインメモリ
19a:モード1用駆動データ
19b:モード2用駆動データ
19c:モード1用チャートデータ
19d:モード2用チャートデータ
19e:モード1調整値
19f:モード2調整値
20:着弾位置調整値算出部
21:温度検出センサ
22:ギャップ検出センサ
100:ホストコンピュータ
P:記録媒体

Claims (5)

  1. 記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿う往路及び復路の双方向の移動過程で、複数のノズルからインクを吐出して複数のドットを記録可能な記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドの往路及び復路の双方向の移動過程で前記ノズルからインクを吐出してドットを記録することにより着弾位置調整用チャートを記録するチャート記録手段と、
    前記着弾位置調整用チャートを用いてユーザーにより決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記記録ヘッドの往路又は復路の少なくとも一方におけるインクの着弾位置を調整可能な着弾位置調整手段とを有し、
    前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多い第1の記録モードによる記録と、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ない第2の記録モードによる記録とが可能なインクジェットプリンタであって、
    前記チャート記録手段は、前記第1の記録モード及び前記第2の記録モードのうちの少なくとも一つの記録モードにおける着弾位置調整用チャートを記録可能であり、
    前記第1の記録モード及び前記第2の記録モードのうちのいずれか一つの記録モードにおける着弾位置調整用チャートを用いてユーザーにより決定された着弾位置の調整値が前記着弾位置調整手段に受け入れられた場合に、該受け入れられた着弾位置の調整値に基づいて、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求めて設定可能な着弾位置自動設定手段を有していることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記着弾位置自動設定手段によって他の記録モードにおける着弾位置の調整値を自動設定するか否かを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記記録ヘッドのノズル面と前記記録媒体との間の距離を検出する距離検出手段を有し、
    前記着弾位置自動設定手段は、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求める際、前記記録ヘッドのノズル面と前記記録媒体との間の距離をパラメータとして含むことを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の温度を検出するヘッド温度検出手段を有し、
    前記着弾位置自動設定手段は、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求める際、前記ヘッド温度検出手段により検出された前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の温度をパラメータとして含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記インクの温度を検出するインク温度検出手段を有し、
    前記着弾位置自動設定手段は、他の記録モードにおける着弾位置の調整値を求める際、前記インク温度検出手段により検出された前記インクの温度をパラメータとして含むことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
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