JP5135687B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP5135687B2
JP5135687B2 JP2006022103A JP2006022103A JP5135687B2 JP 5135687 B2 JP5135687 B2 JP 5135687B2 JP 2006022103 A JP2006022103 A JP 2006022103A JP 2006022103 A JP2006022103 A JP 2006022103A JP 5135687 B2 JP5135687 B2 JP 5135687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
landing position
mode
chart
nozzles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006022103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007203490A (ja
Inventor
隆 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2006022103A priority Critical patent/JP5135687B2/ja
Publication of JP2007203490A publication Critical patent/JP2007203490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5135687B2 publication Critical patent/JP5135687B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明はインクジェットプリンタに関し、詳しくは、記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿う往路及び復路の双方向の移動過程で、複数のノズルからインクを吐出して、記録媒体に複数のドットを記録するインクジェットプリンタに関する。
記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿う往路及び復路の双方向の移動過程で、複数のノズルからインクを吐出して記録媒体に複数のドットを記録するインクジェットプリンタでは、インクの吐出速度が有限であり、インクが吐出されてから記録媒体に着弾するまでに時間かかること、及び、記録ヘッドが主走査方向に沿って移動していること等によって、原理的に記録ヘッドのノズルから吐出されるインクの往路と復路での着弾位置がずれてしまう問題がある。このインクの往路と復路での着弾位置を合わせないと、ドットが本来形成されるべき位置に形成されず、良好な画像を記録することができない。従って、高品質のプリントを得ようとする場合には、往路と復路とで記録ヘッドのノズルから吐出されるインクの着弾位置のずれを補正することが必要である。
従来、特許文献1には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、正規ディザマトリックスによるテストパターンを出力することが記載されている。
特許文献2には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、サンプリングモード、実画像モード、選択色モード、文字モード等のモード毎に異なるテストパターンを出力し、モード毎にそれぞれ調整値を設定することが記載されている。
特許文献3には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、パッチ状のパターンを出力することが記載されている。
特許文献4には、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを調整するために、複数種類のドットの中の少なくとも2種類のドット、例えば小ドットと中ドットに関して、ずれの調整値をそれぞれ求めておき、これら2種類のドットの中から選択された1種類のドットに対する調整値を用いてずれを調整することが記載されている。
特許文献5には、キャリッジの往復移動時のタイミングの差分を求めることにより、往路、復路での記録ヘッドのインク吐出タイミングのずれを自動調整することが記載されている。
特許文献6には、複数の記録ヘッドの各ヘッド温度を検出し、各ヘッド温度をもとにして、各ヘッドの往路、復路でのインク吐出タイミングのずれ補正を行うことが記載されている。
特許文献7には、記録媒体の厚さに関する情報に従って、往路、復路でのインク吐出タイミングのずれ補正を行うことが記載されている。
特許文献8には、テキスト画とテキスト画以外の例えば自然画とで、往路、復路でのインク吐出タイミングを異ならせることが記載されている。
特開平11−48587号公報 特開2002−225248号公報 特開2001−334654号公報 特開平11−334055号公報 特開平9−226198号公報 特開平11−77991号公報 特開2000−198189号公報 特開2004−255806号公報
一般に、往路と復路での双方向の移動過程でインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタでは、記録ヘッド、ケーブル、駆動回路の特性(配線抵抗、クロストーク等)等により、図9のグラフに示されるように、同一タイミングで記録ヘッドからインクを吐出するノズル数が少ない場合よりも、ノズル数が多い場合の方が、インクの吐出初速度は若干低下する傾向にあることが確認されている。
従って、記録ヘッドが同じ位置にあるときにインクを吐出しても、図10に示すように、往路では、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が少ない場合は、比較的インクの速度が速いため、記録媒体上のAの位置に着弾し、ノズル数が中くらいの場合は、記録媒体上のBの位置に着弾し、ノズル数が多い場合は、比較的インクの速度が遅くなるため、記録媒体上のCの位置に着弾する。一方、同様の理由から、復路では、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が少ない場合はC’の位置に着弾し、ノズル数が中くらいの場合はB’の位置に着弾し、ノズル数が多い場合はA’の位置に着弾することになる。
ここで、双方向の着弾位置のずれを調整する際、例えばノズル数が少ない場合の復路の着弾位置C’を、往路の着弾位置Aに合致するように調整すると、ノズル数が中くらいの場合やノズル数が多い場合の双方向の着弾位置B’、A’が合致しなくなってしまう不具合が発生する。同一タイミングでインクを吐出するノズル数が多いか少ないかは、画像によって異なってくることから、出力画像に依存して着弾位置のずれが発生することになる。
このため、様々な画像で高品質のプリントが要求される場合には、記録モードや画像毎に(着目するところに絞って)、往路と復路での着弾位置の調整を行うことが望まれる。
すなわち、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が比較的多くなる例えば幾何学的な画像(特にヘッドのノズル列と平行な直線)のような鮮鋭性が重視される画像の画質を向上させる場合には、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が多い状態で往路と復路での着弾位置を調整することが望まれ、一方、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が比較的少なくなる例えば自然画のような粒状性が重視される画像の画質を向上させる場合は、同一タイミングでインクを吐出するノズル数の少ない状態で往路と復路での着弾位置を調整することが望まれる。
しかし、特許文献1〜8のいずれにも、同一タイミングでインクを吐出するノズル数に関連する着弾位置ずれを調整することの記載はない。
そこで、本発明の課題は、往路と復路での双方向の移動過程でインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタにおいて、様々な画像で着弾位置を最適化することができて、常に高品質なプリントを出力することのできるインクジェットプリンタを提供することにある。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、複数の記録モードのうちから一つの記録モードを設定する記録モード設定手段と、
前記記録モード設定手段によって設定された記録モードにおいて、記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿って往復移動する記録ヘッドの往路及び復路の双方向の移動過程で、前記記録ヘッドに主走査方向と直交するように並べられた複数のノズルからインクを吐出して前記記録媒体にドットを記録することにより、画像データに応じた画像を記録する画像記録手段と、
前記記録媒体にドットを記録することにより所定の着弾位置調整用チャートを記録するチャート記録手段と、
前記チャート記録手段により記録された前記着弾位置調整用チャートを用いてユーザーによって決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記記録ヘッドの往路又は復路の少なくとも一方におけるインクの着弾位置を調整する着弾位置調整手段とを有するインクジェットプリンタであって、
前記記録モード設定手段は、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多い第1の記録モードと、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ない第2の記録モードの少なくとも2種類の記録モードを含み、
前記チャート記録手段は、前記複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多い前記記録ヘッドの複数のノズルの並び方向に平行な直線の画像パターンからなる前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートと、前記第1の記録モード用の画像パターンとは異なるパターンであって、前記複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ない前記記録ヘッドの複数のノズルの並び方向に対して斜めの直線の画像パターンからなる前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートとを記録し、
前記着弾位置調整手段は、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャート及び前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートのうちの前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートのみを用いてユ一ザーによって決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記第1の記録モードにおけるインクの着弾位置を調整し、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャート及び前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートのうちの前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートのみを用いてユーザーによって決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記第2の記録モードにおけるインクの着弾位置を調整することを特徴とするインクジェットプリンタである。
請求項2記載の発明は、前記チャート記録手段は、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートと前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートとを、それぞれ異なる記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
請求項3記載の発明は、前記チャート記録手段は、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートと前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートとを、まとめて同一の記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
本発明によれば、往路と復路での双方向の移動過程でインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタにおいて、様々な画像で着弾位置を最適化することができて、同一タイミングでインクを吐出するノズル数の多い少ないに関わらず、常に高品質なプリントを出力することのできるインクジェットプリンタを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタの一例を示す要部の概略構成図、図2は、その内部構成を示すブロック図である。
1は記録ヘッドであり、ガイドレール3に沿ってスライド可能に設けられたキャリッジ2に搭載されている。記録ヘッド1は、例えばYMCK等の各色のインクカートリッジ(図示せず)からそれぞれインクが供給される複数のヘッド1a〜1dからなる。
キャリッジ2は、図2に示す主走査駆動ドライバ11によって駆動される主走査モータ12によって、図1中のA−A’方向(主走査方向)に沿って往復移動することで、搭載されている記録ヘッド1を主走査方向に沿って双方向に移動させる。
記録媒体Pは、4本のローラ4a〜4dに掛け渡された搬送ベルト5上に載置されている。搬送ベルト5は、図2に示す副走査駆動ドライバ13によって駆動される副走査モータ14が、例えばローラ4aを回転させることによって、主走査方向と直交する図1中のB方向(副走査方向)に沿って回転駆動し、その上に載置されている記録媒体Pを同B方向に向けて所定量ずつ間欠的に搬送する。
記録ヘッド1の各ヘッド1a〜1dには、図示しないが、その下方の記録媒体Pに対向する面に、複数のノズルがそれぞれ副走査方向に沿って配列されており、各ノズルからインクを微小液滴として記録媒体P上に向けて吐出する。記録ヘッド1のヘッド数は、ここではYインク用ヘッド1a、Mインク用ヘッド1b、Cインク用ヘッド1d、Kインク用ヘッド1dの4つを示しているが、何ら限定されない。
記録ヘッド1によって記録される画像データは、図2に示すホストコンピュータ100から受信バッファメモリ15内に一旦格納される。格納された画像データは、プリンタの各制御を統括するシステムコントローラ10からの指令により受信バッファメモリ15からイメージバッファ16に送られ、ここで記録に適したデータに並べ替えられる。記録ヘッド1は、システムコントローラ10がイメージバッファ16内のデータに応じて所定の駆動条件でヘッド駆動ドライバ17を駆動することにより、主走査方向に沿う往復移動の過程で、複数のノズルから画像データに応じた所定の色及び所定のタイミングでインクを記録媒体P上に向けて吐出する。そして、このような記録ヘッド1の主走査方向に沿う往復移動の過程でのインク吐出と、記録媒体Pの副走査方向に沿う間欠的な移動とが順次繰り返されることにより、記録媒体P上に所望の画像が連続的に記録される。
キャリッジ2の近傍には、主走査方向に沿ってリニアエンコーダ6が配設されており、キャリッジ2に設けられたエンコーダセンサ7によって該キャリッジ2が往復移動する際にパルスが検出される。エンコーダセンサ7によって検出されたパルス信号はシステムコントローラ10に送られ、キャリッジ2の主走査方向に沿う方向及び位置が検出される。
このインクジェットプリンタでは、複数の記録モードによる画像の記録を可能としており、複数の記録モードのうちのいずれかが選択され、設定されるようになっている。この記録モードの選択及び設定は、例えば図2に示す入力部18によってユーザーが入力設定操作することによって行われるようにすることができる。記録ヘッド1による画像の記録は、このようにユーザーによって選択及び設定された記録モードに応じて行われる。入力部18としては、各種の入力設定操作が可能な構成であれば任意であるが、例えばタッチパネル方式の入力部とすることができる。
複数の記録モードは、優先する画質に関する複数の記録モードであることが好ましい。図9からわかるように、同一タイミングでインクを吐出するノズル数の多い少ないによってインクの吐出初速度が変化する。インクの吐出初速度の変化はインクの着弾位置の変化となって現れるため、同一タイミングでインクを吐出するノズル数の多い少ないは画質に影響することになる。従って、優先する画質に関する複数の記録モードは、同一タイミングでインクを吐出するノズル数がそれぞれ異なる記録モードであることが好ましい。
このような記録モードとしては、画像の鮮鋭性を優先させるモード、画像の粒状性を優先させるモードが挙げられる。ここでは、画像の鮮鋭性を優先させるモードを「モード1」、画像の粒状性を優先させるモードを「モード2」とし、これら2つの記録モードをユーザーが選択及び設定するようになっている。「モード1」は、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多いモードであり、「モード2」は、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ないモードである。
図2に示すメインメモリ19には、これら「モード1」及び「モード2」の各モードでの駆動用データ19a、19b(図3参照)が記憶されている。システムコントローラ10は、ユーザーによって選択されたいずれかの記録モードの駆動用データを、このメインメモリ19から呼び出すことにより、記録モードに応じた駆動態様でヘッド駆動ドライバ17を制御する。
次に、着弾位置の調整に関する構成ついて説明する。
このインクジェットプリンタにおける着弾位置の調整は、記録ヘッド1の往路と復路の移動過程でそれぞれインクを吐出して記録媒体P上にドットを記録することにより、着弾位置を様々に異ならせた所定の画像パターンを有する着弾位置調整用チャートを記録し、その着弾位置調整用チャートをユーザーが確認することによって行われる。
図3はメインメモリ19の内部構成を示しており、各記録モードに対応した着弾位置調整用チャートを記録するためのチャートデータ19c、19dが、このメインメモリ19に予め記憶されている。ここでは、モード1用チャートデータ19cは、画像の鮮鋭性を優先させる「モード1」用の着弾位置調整用チャートを記録するためのデータであり、モード2用チャートデータ19dは、画像の粒状性を優先させる「モード2」用の着弾位置調整用チャートを記録するためのデータである。
モード1用チャートデータ19cは、例えば図4(a)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでのインク吐出タイミングをそれぞれ少しずつ異ならせたチャートNo.1〜No.8の8種類のタイミングデータD1〜D8からなる。このモード1用チャートデータ19cでは、記録ヘッド1の各ヘッド1a〜1dの各ノズル列から同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多いデータであり、例えば図5(a)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれ副走査方向に平行な細線状の直線の画像パターンからなるチャートとして記録媒体P上に記録される。図5(a)中のL1は往路で記録された直線であり、L2は復路で記録された直線である。
一方、モード2用チャートデータ19dは、例えば図4(b)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでのインク吐出タイミングをそれぞれ少しずつ異ならせたチャートNo.1〜No.8の8種類のタイミングデータd1〜d8からなる。このモード2用チャートデータ19dでは、記録ヘッド1の各ヘッド1a〜1dの各ノズル列から同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ないデータであり、例えば図5(b)に示すように、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれ副走査方向に対して斜めに傾斜した細線状の直線の画像パターンからなるチャートとして記録媒体P上に記録される。図5(b)中のL1は往路で記録された直線であり、L2は復路で記録された直線である。
これらいずれの記録モードのチャートにおいても、No.1〜No.8の各チャートでは、往路と復路とでインク吐出タイミングが少しずつ異なっているため、往路で記録される直線L1と復路で記録される直線L2の記録位置が少しずつ位置ずれしている。ユーザーはこの着弾位置調整用チャートを確認し、往路の直線L1と復路の直線L2との位置が合致しているチャートの番号を、例えば入力部18から入力設定操作することにより、往路と復路での着弾位置を調整する。
例えば、図5(a)の「モード1」用の着弾位置調整用チャートでは、No.4のチャートにおいて往路の直線L1と復路の直線L2との位置が合致しているため、ユーザーが入力部18によってそのチャートの番号「4」を入力設定すると、システムコントローラ10は、チャートNo.4のタイミングデータD4を、メインメモリ19内の着弾位置調整用のモード1調整値19eとして記憶(書き換え)する。以後、記録モードが「モード1」に選択された場合、システムコントローラ10はこのモード1調整値19eをメインメモリ19から呼び出すことによって、「モード1」における記録ヘッド1の往路と復路でのインク吐出タイミングを制御することになる。
また、図5(b)の「モード2」用の着弾位置調整用チャートでは、No.4のチャートにおいて往路の直線L1と復路の直線L2との位置が合致しているため、ユーザーが入力部18によってそのチャートの番号「4」を入力設定すると、システムコントローラ10は、チャートNo.4のタイミングデータd4を、メインメモリ19内の着弾位置調整用のモード2調整値19fとして記憶(書き換え)する。以後、記録モードが「モード2」に選択された場合、システムコントローラ10はこのモード2調整値19fをメインメモリ19から呼び出すことによって、「モード2」における記録ヘッド1の往路と復路でのインク吐出タイミングを制御することになる。
このような着弾位置調整用チャートの出力及び調整値の入力設定は、複数のヘッド1a〜1d毎(インク色毎)にそれぞれ実行される。
図5に示すような着弾位置調整用チャートは、ヘッド1a〜1d毎に異なる記録媒体Pに記録するようにしてもよいし、各ヘッド1a〜1dの同一モードのチャートを同一の記録媒体Pに記録するようにしてもよい。
次に、かかるインクジェットプリンタにおける着弾位置調整時の動作について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
システムコントローラ10は、例えばユーザーにより着弾位置調整を行うよう指示されると、各記録モードのチャートデータ19c、19dをメインメモリ19から順次呼び出し、そのデータに基づいてヘッド駆動ドライバ17を制御することにより、ヘッド1a〜1d毎に各ノズルからインクを吐出させ、図5(a)及び(b)に示す各チャートをそれぞれ別の記録媒体Pに記録し、ヘッド1a〜1d毎の着弾位置調整用チャートを記録する(S1)。
その後、出力された各着弾位置調整用チャートは、ユーザーにより確認され、往路と復路とで着弾位置が合致しているチャート番号がユーザーにより入力部18から入力される(S2)。
この作業は、記録モード毎に各ヘッド1a〜1dについて行われる。例えば、「モード1」の記録モードにおいてYインク用ヘッド1aによって、図5(a)に示す着弾位置調整用チャートが出力され、これがユーザーによって確認される。往路と復路の各直線L1、L2はチャートNo.4において合致しているため、例えば図7(a)に示すような入力部18の調整値入力設定画面上の番号入力スイッチ18aにおいて、「4」のスイッチがユーザーにより入力操作される。これにより、システムコントローラ10は、図4(a)に示すモード1用チャートデータのチャートNo.4のタイミングデータD4を、Yインク用ヘッド1aのモード1調整値19eとして記憶(書き換え)する。この「モード1」での調整作業を他のヘッド1b〜1dでも同様に実行することにより、このインクジェットプリンタは、「モード1」の記録モードにおいて、各ヘッド1a〜1dの着弾位置の位置ずれが補正され、インク吐出タイミングが最適化された高品質のプリントを出力することが可能となる。
また、「モード2」の記録モードにおいてYインク用ヘッド1aによって、図5(b)に示す着弾位置調整用チャートが出力され、これがユーザーによって確認される。往路と復路の各直線L1、L2はチャートNo.4において合致しているため、例えば図7(b)に示すような入力部18の調整値入力設定画面上の番号入力スイッチ18bにおいて、「4」のスイッチがユーザーにより入力操作される。これにより、システムコントローラ10は、図4(b)に示すモード2用チャートデータのチャートNo.4のタイミングデータd4を、Yインク用ヘッド1aのモード2調整値19fとして記憶(書き換え)する。この「モード2」での調整操作を他のヘッド1b〜1dでも同様に実行することにより、このインクジェットプリンタは、「モード2」の記録モードにおいて、各ヘッド1a〜1dの着弾位置の位置ずれが補正され、インク吐出タイミングが最適化された高品質のプリントを出力することが可能となる。
従って、このインクジェットプリンタによれば、記録モード毎の着弾位置ずれが調整されることにより、記録モードを異にする様々な画像において着弾位置を最適化することができ、同時にインクを吐出するノズル数の多い少ないに関わらず、どのような画像でも常に高品質なプリントを出力することができるようになる。
また、着弾位置調整用チャートは、記録ヘッド1の複数のノズルの並び方向に平行な直線の画像パターンからなるチャート(図5(a)参照)や、記録ヘッド1の複数のノズルの並び方向に対して斜めの直線の画像パターンからなるチャート(図5(b)参照)とすれば、簡単な線画像であるため、チャート用データの圧縮率を高くすることができ、チャート用データを保存するメモリ量が少なくて済み、ROM容量の削減化を図ることができる利点がある。しかも、往路の線と復路の線との位置が合致した一番細く見える線を選択するという簡単な確認作業で良いため、精度の高い調整が可能である。
なお、着弾位置調整用チャートは、複数種類の画像パターンからなる着弾位置調整用チャートを同一の記録媒体Pに記録することも好ましい。
図8はこのような着弾位置調整用チャートの一例を示している。この着弾位置調整用チャートは、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれ副走査方向に沿う平行な細線状の直線の「モード1」用の画像パターンと、記録ヘッド1の往路と復路とでそれぞれ副走査方向に対して斜めに傾斜した細線状の直線の「モード2」用の画像パターンとを組み合わせたチャートとして同一の記録媒体P上に記録される。
図8中のL1aは往路で記録された「モード1」用の副走査方向に沿って平行な直線であり、L1bは往路で記録された「モード2」用の副走査方向に対して斜めに傾斜した直線であり、L2aは復路で記録された「モード1」用の副走査方向に沿って平行な直線であり、L2bは復路で記録された「モード2」用の副走査方向に対して斜めに傾斜した直線である。
No.1〜No.8の各チャートでは、往路と復路とでインク吐出タイミングが少しずつ異なっているため、インクの着弾位置が少しずつ異なっている。しかも、同時にインクを吐出するノズル数が相対的に多い「モード1」用の画像パターンと、ノズル数が相対的に少ない「モード2」用の画像パターンとの間でも、ノズル数の多い少ないに起因して少しずつ位置ずれしている。
ユーザーはこの着弾位置調整用チャートを確認し、往路の直線L1a、L1bと復路の直線L2a、L2bとの位置が合致しているチャートの番号を、例えば入力部18から入力設定操作することにより、往路と復路での着弾位置を調整する。すなわち、記録モードが「モード1」の場合の着弾位置は、往路と復路の直線L1a、L2aが合致しているチャートを選択し、記録モードが「モード2」の場合の着弾位置は、往路と復路の直線L1b、L2bが合致しているチャートを選択する。ここでは、「モード1」の着弾位置は、往路と復路の直線L1a、L2aがチャートNo.3において合致しているため、このチャート番号を入力部18から入力設定し、「モード2」の着弾位置は、往路と復路の直線L1b、L2bがチャートNo.5において合致しているため、このチャート番号を入力部18から入力設定する。
このような着弾位置調整用チャートは、ヘッド1a〜1d毎にそれぞれ異なる記録媒体Pに記録するようにしてもよいし、ヘッド1a〜1d毎のチャートを同一の記録媒体Pに記録するようにしてもよい。
このような着弾位置調整用チャートによれば、複数種類の記録モード用のチャートを一度に確認できるため、記録モード毎の複数種類の着弾位置調整用チャートを出力する時間及び記録媒体の無駄を省くことができ、コスト削減が可能となる。また、ユーザーにとっても、複数の記録モード毎の着弾位置調整用チャートを意識しないでよくなるため、使い勝手も向上する。
なお、以上の説明では、一旦、記録モード毎の着弾位置調整用チャートをヘッド1a〜1d毎に出力した後に、記録モード毎の着弾位置の調整をヘッド1a〜1d毎に行うようにしたが、着弾位置の調整は、記録モード毎及びヘッド1a〜1d毎に個別に順次実行するようにしてもよい。
以上説明した実施形態では、記録モードとして、画像の鮮鋭性を優先させるモード(モード1)と画像の粒状性を優先させるモード(モード2)を例示したが、本発明では、同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多いモードと相対的に少ないモードとを含むものであればよく、これら画像の鮮鋭性、粒状性に限定されない。
また、記録モードは、「モード1」と「モード2」の2種類のモードを例示したが、記録モードは同一タイミングでインクを吐出するノズル数がそれぞれ異なる3種類以上であってもよい。
本発明に係るインクジェットプリンタの一例を示す要部の概略構成図 本発明に係るインクジェットプリンタの内部構成を示すブロック図 メインメモリの内部構成を示す概念図 チャートデータを示す図 (a)(b)はそれぞれ着弾位置調整用チャートの一例を示す図 着弾位置調整動作を示すフローチャート (a)(b)は着弾位置の調整値の入力画面の一例を示す図 着弾位置調整用チャートの他の一例を示す図 同一タイミングでインクを吐出するノズル数と吐出初速度との関係を示すグラフ 同一タイミングでインクを吐出するノズル数と着弾位置との関係を示す図
符号の説明
1:記録ヘッド
2:キャリッジ
3:ガイドレール
4a〜4d:ローラ
5:搬送ベルト
6:リニアエンコーダ
7:エンコーダセンサ
10:システムコントローラ
11:主走査駆動ドライバ
12:主走査モータ
13:副走査駆動ドライバ
14:副走査モータ
15:受信バッファメモリ
16:イメージバッファ
17:ヘッド駆動ドライバ
18:入力部
19:メインメモリ
19a:モード1用駆動データ
19b:モード2用駆動データ
19c:モード1用チャートデータ
19d:モード2用チャートデータ
19e:モード1調整値
19f:モード2調整値
100:ホストコンピュータ
P:記録媒体

Claims (3)

  1. 複数の記録モードのうちから一つの記録モードを設定する記録モード設定手段と、
    前記記録モード設定手段によって設定された記録モードにおいて、記録媒体の搬送方向に交叉する主走査方向に沿って往復移動する記録ヘッドの往路及び復路の双方向の移動過程で、前記記録ヘッドに主走査方向と直交するように並べられた複数のノズルからインクを吐出して前記記録媒体にドットを記録することにより、画像データに応じた画像を記録する画像記録手段と、
    前記記録媒体にドットを記録することにより所定の着弾位置調整用チャートを記録するチャート記録手段と、
    前記チャート記録手段により記録された前記着弾位置調整用チャートを用いてユーザーによって決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記記録ヘッドの往路又は復路の少なくとも一方におけるインクの着弾位置を調整する着弾位置調整手段とを有するインクジェットプリンタであって、
    前記記録モード設定手段は、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多い第1の記録モードと、前記記録ヘッドの複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ない第2の記録モードの少なくとも2種類の記録モードを含み、
    前記チャート記録手段は、前記複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に多い前記記録ヘッドの複数のノズルの並び方向に平行な直線の画像パターンからなる前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートと、前記第1の記録モード用の画像パターンとは異なるパターンであって、前記複数のノズルのうちの同一タイミングでインクを吐出するノズル数が相対的に少ない前記記録ヘッドの複数のノズルの並び方向に対して斜めの直線の画像パターンからなる前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートとを記録し、
    前記着弾位置調整手段は、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャート及び前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートのうちの前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートのみを用いてユ一ザーによって決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記第1の記録モードにおけるインクの着弾位置を調整し、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャート及び前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートのうちの前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートのみを用いてユーザーによって決定された着弾位置の調整値に基づいて、前記第2の記録モードにおけるインクの着弾位置を調整することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記チャート記録手段は、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートと前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートとを、それぞれ異なる記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記チャート記録手段は、前記第1の記録モード用の着弾位置調整用チャートと前記第2の記録モード用の着弾位置調整用チャートとを、まとめて同一の記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
JP2006022103A 2006-01-31 2006-01-31 インクジェットプリンタ Expired - Fee Related JP5135687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022103A JP5135687B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006022103A JP5135687B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 インクジェットプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007203490A JP2007203490A (ja) 2007-08-16
JP5135687B2 true JP5135687B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=38483379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006022103A Expired - Fee Related JP5135687B2 (ja) 2006-01-31 2006-01-31 インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5135687B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5428648B2 (ja) * 2009-08-26 2014-02-26 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置及び液体吐出方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729418B2 (ja) * 1986-02-28 1995-04-05 キヤノン株式会社 液体噴射記録装置
JP3651303B2 (ja) * 1998-05-12 2005-05-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP2002166537A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Canon Inc インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2002178510A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
JP2003001803A (ja) * 2001-06-19 2003-01-08 Canon Inc 記録制御装置および記録制御方法
JP2003034063A (ja) * 2001-07-25 2003-02-04 Canon Inc 記録装置、記録方法および記録制御装置
JP4934927B2 (ja) * 2001-08-20 2012-05-23 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェット記録装置
JP4193458B2 (ja) * 2002-10-03 2008-12-10 セイコーエプソン株式会社 双方向印刷時の記録位置ずれの調整
JP2005324359A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Seiko Epson Corp 印刷装置、調整用パターン、印刷方法、及び、印刷システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007203490A (ja) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4770488B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP5020555B2 (ja) インクジェット記録装置及びそのドットパターン記録方法
JP4693528B2 (ja) 記録装置および記録位置制御方法
US7537308B2 (en) Data processing method and ink jet printing apparatus
JP2008284707A (ja) インクジェット記録装置および記録方法
JP2000225718A (ja) 印刷装置、印刷方法および記録媒体
JP2002103584A (ja) プラテンを汚すことなく印刷用紙の端部まで行う印刷
JP2009241378A (ja) 液体吐出装置、液体吐出方法
JP4185738B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP3800874B2 (ja) 印刷装置、印刷方法および記録媒体
JP2009000836A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP4148279B2 (ja) テスト用ドット記録方法およびプリンタ
JP5135687B2 (ja) インクジェットプリンタ
US7252364B2 (en) Ink jet printing apparatus and printing position setting method of the apparatus
JP3852361B2 (ja) 双方向印刷を行う印刷装置のドット形成位置の調整方法
JP4626648B2 (ja) 一つの原駆動信号に基づいて行う複数の解像度モードによる印刷
JP4182658B2 (ja) 一つの原駆動信号に基づいて行う複数の解像度モードによる印刷
JP2009090659A (ja) 記録装置およびデータ処理方法
JP2007326315A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2007001269A (ja) 印刷システム、プログラム及び印刷装置
JP4244781B2 (ja) プラテンを汚すことなく印刷用紙の端部まで行う印刷
JP2005225194A (ja) 液体吐出装置、プログラム、液体吐出システム、及び、液体吐出方法
JP2012121290A (ja) 画像記録装置
JP2008200879A (ja) 記録タイミング調整方法およびプログラム、画像記録装置、制御機器
JP2006159547A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5135687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees