JP4754760B2 - アミノシリコーンによる毛髪パーマネント再整形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はケラチン繊維、とりわけ毛髪のパーマネント再整形(半永久的に新形態をとらせる)方法に関し、該方法はキットの商品化を経て、特に専門のヘアースタイルサロンで、あるいは私的に使用し得るものである。
【0002】
本発明の目的上、「パーマネント再整形方法」という表現は、毛髪を整形、カール、ストレート化、または弛緩させて長期持続させる方法を意味する。
【0003】
「ケラチン繊維」という表現はとりわけ毛髪、睫毛、および眉毛を意味するが、特に毛髪を意味する。
【0004】
【従来の技術】
毛髪のパーマネント再整形を得るための最も一般的な技法は、第一段階で、還元剤含有還元性組成物によりケラチンの-S-S-ジスルフィド(シスチン)結合を開裂させ(還元工程)、次いで、好ましくはこのように処理した毛髪を洗浄した後に、第二段階で、あらかじめ伸長下(カーラーなどで)に置かれた毛髪に酸化性組成物(酸化工程、固定化工程としても知られる)を適用し、当該ジスルジド結合を再構成することにより、最終的に所望の形状を毛髪に付与することから成ることが知られている。この技法では毛髪をウエーブさせることも、あるいはストレート化または弛緩させることも同等に可能である。上記のごとき化学的処理により毛髪に付与される新しい形状は顕著に長期間安定であり、とりわけ、水またはシャンプーでの洗浄作用に耐え得るものであって、ヘアーセットなどの簡単で標準的な一時的再整形技法とは異なるものである。
【0005】
パーマネントウエーブ操作の第一工程を実施するために使用し得る還元性組成物は、一般に還元剤として亜硫酸塩、重亜硫酸塩またはチオール類を含んでいる。言及し得るチオールとしては、システインとその種々の誘導体、システアミンとその誘導体、チオール乳酸、チオグリコール酸とそのエステル類、特にモノチオグリコール酸グリセリル、およびチオグリセロールなどである。
【0006】
固定化工程を実施するのに必要とされる酸化性組成物に関しては、過酸化水素水溶液やアルカリ金属臭素酸塩ベース組成物が通常実際に使用される。
【0007】
今日まで判明しているパーマネントウエーブ技法の抱える問題は、それを繰返し毛髪に適用することで、長期間の内に、毛髪の質を徐々に劣化させ、またとりわけ毛髪のつやと化粧特性に漸次の著しい劣化を生じることであり、特に、繊維の柔軟性に関しては、次第にキメの粗くなる傾向があり、また、そのもつれを梳きほぐすことに関しては、毛髪をほぐすことが次第に困難となる。この劣化はまたパーマネントウエーブ操作の固定化工程を臭素酸塩により実施する場合に特に顕著になる。
【0008】
この毛髪の劣化を制限するために、還元性組成物に直接コンディショナーを導入することがすでに提案されている。例えば、日本国特許出願H2-250814およびH9-151120では、アミノシリコーン含有の還元性組成物であって、任意にミクロエマルジョンの形状とし得る組成物を記載している。
【0009】
しかし、カールの度合い、質および快適さが一般に不十分かつ短命であるために、かかる組成物を用いる毛髪パーマネント再整形方法は全体として満足し得るものではなく、とりわけ還元剤と直接組合わせたアミノシリコーンなどのコンディショナーが当該還元剤の活性を阻害するかのようである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が課題とする問題はケラチン繊維、とりわけ毛髪をパーマネント的に再整形する方法を提供することであり、該方法は毛髪の機械的および/または美容的な劣化の程度を緩和し、一方それと同時にカールの満足し得る度合い、質および快適さをも提供する。
【0011】
本出願人は驚くべきことに、また予想外に、還元性組成物の適用前および/または酸化性組成物の適用後に、アミノシリコーンミクロエマルジョン含有の少なくとも1種の前処理および/または後処理用化粧料組成物を毛髪に適用することにより、本発明が課題とする問題を解決し得ることを発見した。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の1主題は、ケラチン繊維、とりわけ毛髪をパーマネント再整形する方法であって、下記からなる作業:
(i)ケラチン繊維に対して還元用組成物を適用する作業;
(ii)ケラチン繊維を酸化する作業;
を少なくとも含み、
更に作業(i)の前に及び/又は作業(ii)の後で、当該ケラチン繊維に対して、化粧品的に許容される媒体中にアミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理及び/又は後処理用化粧料組成物を適用すること、当該ミクロエマルジョン中の粒子の数平均1次粒径が、3乃至70nmの範囲にあることを特徴とする方法、である。
【0013】
本発明のもう一つの主題は、ケラチン繊維をパーマネント再整形するためのキットであって、その区画の一つが数平均一次粒径3ないし70nmの粒子をエマルジョン中に含むアミノシリコーンミクロエマルジョンを含んでなる前処理および/または後処理用化粧料組成物を含むキットに関する。
【0014】
アミノシリコーンミクロエマルジョン
本発明の目的において、「アミノシリコーンミクロエマルジョン」という表現は、熱力学的に安定な分散系であって、任意に界面活性剤と組合わせた、水で形成される連続相中にアミノシリコーンが形成する非連続相からなる分散系を意味する。
【0015】
「一次粒径」という表現は、該粒子上の(直径を構成しうる)正対象の2点間で測定可能な最大サイズを意味する。
【0016】
好ましくは、ミクロエマルジョン中の該粒子の数平均一次粒径は5ないし60nm、さらにより好ましくは10ないし50nmである。
【0017】
本明細書において、上記および下記において、「シリコーン」および「ポリシロキサン」という用語は一般に受容されているようにして解釈し、適切に官能化したシランの重合および/または重縮合により得られる、オルガノシリコンのポリマーまたはオリゴマーであって、種々分子量の直鎖もしくは環状、分枝状もしくは架橋構造を有するものであり、ケイ素原子が酸素原子を介して連結した主単位(シロキサン結合≡Si-O-Si≡)の反復から実質的に成り、任意に当該ケイ素原子には炭化水素に基く基が炭素原子を介して直接連結して置換しているものを意味する。最も一般的な炭化水素に基く基はアルキル基、とりわけC1-C10のアルキル基、特にメチル、フルオロアルキル基、アリール基、特にフェニル、およびアルケニル基、特にビニルである;シロキサン鎖に直接または炭化水素に基く基を介して連結し得る他のタイプの基は、とりわけ、水素、ハロゲン、特に塩素、臭素またはフッ素、チオール、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン(またはポリエーテル)基、とりわけポリオキシエチレンおよび/またはポリオキシプロピレン、ヒドロキシルまたはヒドロキシアルキル基、アミド基、アシルオキシまたはアシルオキシアルキル基、両性またはベタイン基、アニオン性基、例えば、カルボン酸塩若しくはエステル、チオグリコール酸塩若しくはエステル、スルホコハク酸塩若しくはエステル、チオ硫酸塩若しくはエステル、リン酸塩若しくはエステルおよび硫酸塩若しくはエステルであるが、言うまでもなくこのリストは如何なる方法でも限定するものではない(「有機変性」シリコーン)。
【0018】
本発明による「アミノシリコーン」という用語は、少なくとも1個の一級、二級もしくは三級アミンまたは四級アンモニウム基を含んでなるシリコーンを意味する。従って、言及し得るものとしては:
(a)下記式に相当するポリシロキサン:
【化2】
[式中、
x’およびy’は分子量により決まる整数であり、一般には当該重量平均分子量が約5,000ないし500,000となるものである;
R1、R2およびR3は同一であっても異なっていてもよく、ヒドロキシル基、C1-C4アルキル基、C1-C4アルコキシ基またはフェニル基を意味する;
Xは分枝または非分枝C1-C4アルキレン基を意味する;
R4はC1-C4アルキルまたはフェニル基を意味する:
pおよびp’は互いに独立して1ないし10の整数を意味する]。
【0019】
好ましくは、アルキルはメチルを意味し、アルコキシはメトキシを意味する。
好ましくは、p=3、p’=2であり、R4はメチルを意味し、Xはメチレンを意味する。
【0020】
これらのポリマーの内、言及し得る化合物は、CTFA事典において「アモジメチコーン」と「トリメチルシリルアミノジメチコーン」の名称により表される化合物である。
【0021】
(b)下記式に相当するアミノシリコーン:
【化3】
[式中、
R5は1ないし18個の炭素原子を含む一価の炭化水素に基く基、とりわけC1-C18アルキル基またはC2-C18アルケニル基、例えば、メチルを表す;
R6は二価の炭化水素基、とりわけC1-C18アルキレン基またはC1-C18二価アルキレンオキシ基、例えば、SiC結合を介してSiに連結したC1-C8基を表す;
Q-はハロゲン化物イオンなどのアニオン、とりわけ塩化物、または有機酸塩(酢酸塩など)である;
rは2ないし20の平均統計値、とりわけ2ないし8を表す;
sは20ないし200の平均統計値、とりわけ20ないし50を表す。
【0022】
かかるアミノシリコーン類は米国特許US4,185,087により詳細に記載されている。
この範疇に入る1つのシリコーンはユニオン・カーバイド(Union Carbide)社により「ユーカー(Ucar)シリコーンALE56」の名称で販売されているシリコーンである。
【0023】
(c)下記式で示される四級アンモニウム・シリコーン:
【化4】
[式中、
R7は同一であっても異なっていてもよく、1ないし18個の炭素原子を含む一価の炭化水素に基く基、とりわけC1-C18アルキル基、C2-C18アルケニル基または5もしくは6個の炭素原子を含んでなる環であり、例えば、メチルを表す;
R6は二価の炭化水素に基く基、とりわけC1-C18アルキレン基またはC1-C18二価アルキレンオキシ基、例えば、SiC結合を介してSiに連結したC1-C8基を表す;
R8は同一であっても異なっていてもよく、水素原子、1ないし18個の炭素原子を含む一価の炭化水素に基く基、とりわけC1-C18アルキル基、C2-C18アルケニル基または基-R6-NHCOR7を表す;
X-はハロゲン化物イオンなどのアニオン、とりわけ塩化物、または有機酸塩(酢酸塩など)である;
rは2ないし200の平均統計値、とりわけ5ないし100を表す]。
【0024】
これらのシリコーン類は、例えば、ヨーロッパ特許出願EP-A0 530 974に記載されている。
本発明により好適に使用されるアミノシリコーンは:
-そのアミン数が0.15meq/gより大きく、
-末端にヒドロキシル基および/またはアルコキシ基を有するものである。
【0025】
かかるシリコーン含有ミクロエマルジョンの一例は、ワッカー・フィニッシュ(Wacker Finish)CT96Eの名称でワッカー(Wacker)社より販売されている製品である。
【0026】
有利には、前処理または後処理用組成物中のアミノシリコーン濃度は、本組成物の全重量に対し0.05ないし10重量%、より有利には0.1ないし7重量%である。
【0027】
本発明によるミクロエマルジョンは溶媒を含んでいてもよい。
これらの溶媒は、好ましくは以下の群より選択される:
-C1-C8低級アルコール、例えば、エタノール;
-グリコール類、例えば、グリセロール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、および4ないし16個、好ましくは8ないし12個のエチレンオキシド単位を含むポリエチレングリコール。
【0028】
上記のごとき溶媒は、本発明のミクロエマルジョン中に、好ましくはエマルジョンの全重量に対し重量で0.01ないし30重量%の範囲の濃度で存在する。
【0029】
さらに、上記定義のごときアルコールを重量で5重量%以上の濃度、好ましくは15%を超える濃度で使用すると、保存剤を含まないミクロエマルジョンを得ることが可能となる。
【0030】
本発明により使用されるミクロエマルジョン含有の前処理または後処理用組成物は、化粧品活性または皮膚医薬活性を有する水溶性または脂溶性活性剤を含んでもよい。脂溶性活性剤はエマルジョンの油状球体中にあり、一方、水溶性活性剤はエマルジョンの水相に存在する。言及し得る活性剤の例は、ビタミンおよびその誘導体、例えば、ビタミンE、ビタミンE=アセテート、ビタミンCおよびそのエステル、ビタミンB類、ビタミンAアルコールまたはレチノール、ビタミンA酸またはレチノイン酸およびその誘導体、プロビタミン、例えばパンテノール、ビタミンA=パルミテート、ナイアシンアミド;エルゴカルシフェロール、抗酸化剤、エッセンシャルオイル、湿潤剤、シリコーンまたは非シリコーンのサンスクリーン、保存剤、金属イオン封鎖剤、真珠光沢剤、色素、保湿剤、抗ふけ剤、抗脂漏剤、可塑剤、ヒドロキシ酸、電解質および香料である。
【0031】
好適には、アミノシリコーンミクロエマルジョンを含んでなる前処理または後処理用組成物のpHは、好ましくは、2ないし10、より好ましくは3ないし9である。
【0032】
アミノシリコーンミクロエマルジョンを含んでなる前処理用組成物は、あらかじめ任意に湿潤化した処理すべき毛髪に適用する。この適用は通常、毛髪の最終所望形状に対応する形状に当該毛髪を伸長(例えばカール状)して置く工程の後に実施し得るものであるが、本工程自体は何れかの手段、特に、例えば、ローラー、カールクリップなどの伸長下に毛髪を維持するために適切な、それ自体既知の機械的手段により実施し得る。
【0033】
有利には、アミノシリコーンミクロエマルジョンを含んでなる前処理または後処理用組成物は、室温または加熱下に、1ないし60分間、より有利には3ないし30分間、毛髪に作用させる。
【0034】
アミノシリコーンミクロエマルジョンを含んでなる前処理用組成物を含浸させた毛髪は、本方法の任意の工程に従い洗浄し得るが、該洗浄は一般に水を用いて実施する。
【0035】
本発明による方法の必須の工程においては、還元性の組成物を毛髪に適用するが、当該還元性組成物は一般に少なくとも一種のチオールを含む。
【0036】
還元性組成物中のチオールは還元剤として既知のチオールから選択し得るが、例えば、チオグリコール酸、モノチオグリコール酸のグリセリルエステルまたはグリコールエステル、システアミンおよびそのC1-C4アシル誘導体、例えば、N-アセチルシステアミンまたはN-プロピオニルシステアミン、システイン、N-アセチルシステイン、糖N-メルカプトアルキルアミド、例えば、N-(2-メルカプトエチル)グルコンアミド、3-メルカプトプロピオン酸およびその誘導体、チオ乳酸およびそのエステル、例えば、モノチオ乳酸グリセリル、チオリンゴ酸、パンテチン、チオグリセロール、亜硫酸もしくは重亜硫酸アルカリ金属もしくはアルカリ土金属、ヨーロッパ特許出願EP-A-354 835に記載されたN-(メルカプトアルキル)-ω-ヒドロキシアルキルアミドおよびヨーロッパ特許出願EP-A-368 763に記載されたN-モノー又は、N、N-ジアルキルメルカプト-4-ブチルアミド、ヨーロッパ特許出願EP-A-432 000に記載されたアミノメルカプトアルキルアミド、ヨーロッパ特許出願EP-A-465 342に記載されたN-(メルカプトアルキル)コハク酸またはN-(メルカプトアルキル)コハク酸イミド誘導体、ヨーロッパ特許出願EP-A-514 282に記載されたアルキルアミノメルカプトアルキルアミド、およびフランス特許出願FR-A-2 679 448に記載されたチオグリコール酸2-ヒドロキシプロピルおよびチオグリコール酸2-ヒドロキシ-1-メチルエチルの混合物などである。
【0037】
チオグリコール酸、チオ乳酸および3-メルカプトプロピオン酸が好適に使用される。
還元剤は一般に還元性組成物の全重量に対し重量で1ないし20重量%となり得る濃度で存在する。
【0038】
還元性組成物のpHは一般に6ないし10であり、好ましくは7ないし9である。
還元性組成物のpH値は、従来通り、塩基性化試薬の添加、例えば、アンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、1,3-プロパンジアミン、炭酸または重炭酸アンモニウムもしくはアルカリ金属、炭酸または重炭酸または有機炭酸の一級、二級または三級アミン、あるいは有機カルボン酸、例えば、炭酸グアニジンなどの添加により調整し得るが、言うまでもなくこれらの化合物は単独または混合物として使用し得る。
【0039】
該還元性組成物は増粘化または非増粘化ローション、クリーム、ゲルまたは他の適切な形状とし得るものであり、パーマネント毛髪再整形用還元性組成物に使用し得る既知の添加物を含有していてもよい。
【0040】
該還元性組成物はまた発熱タイプのものであってもよく、即ち、毛髪に適用する間に一定レベルの熱を生じるタイプのものであり、パーマネントウエーブまたはストレート化操作を行っている個人に快適な感覚を与えるものでもよい。
【0041】
該還元性組成物はまた溶媒、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノールまたはグリセロールなどを、組成物の全重量に対し最大濃度20%で含有してもよい。
【0042】
該組成物による毛髪のストレート化または弛緩を意図する場合には、該還元性組成物は、好ましくは増粘化クリームの形状とし、毛髪を可能な限りストレートに維持する。これらのクリーム剤は、例えば、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸グリコール、自己乳化ワックス、脂肪族アルコールなどをベースとして、「重」エマルジョンの形状に調製する。
【0043】
カルボキシビニル・コポリマーなどの増粘剤を含有する液体またはゲルを使用することもできるが、このものは毛髪を一緒にして「粘着」し、(組成物に)露呈する間、滑らかな位置にそれらを維持する。
【0044】
最終的に、該組成物は「自動中和」または「自動調節」された形状としてもよいが、この場合、本発明により使用された還元剤は、自動中和パーマネントウエーブ用の還元性組成物に使用される少なくとも既知のジスルフィドと組み合わされる。
【0045】
従来通りの方法では、還元性組成物を適用した毛髪は、数分間、一般には2ないし40分間、好ましくは5ないし30分間、そのままとすべきであり、それによって還元剤が十分な時間、正しく毛髪に作用するようにする。この待ち時間の段階は、一般に開放空間で毛髪を休ませることにより実施する(室温または加熱して)。この待ち時間の段階に際し、一般に注意すべきことは、毛髪は完全に乾燥せず、代りに湿潤したままにしておくことを確実にすることである。
【0046】
還元性組成物で含浸した毛髪は次いで、一般には水で注意深く洗浄する。任意ではあるが、洗浄後に、数秒間高温での加熱段階を実施する。
【0047】
次に、このように洗浄した毛髪に酸化性組成物を適用するが、その目的は毛髪に付与した新しい形状を固定化することである。毛髪は空気による酸化反応に付してもよい。
【0048】
該酸化性組成物は、過酸化水素水溶液、臭素酸アルカリ金属、過酸塩またはポリチオン酸塩から選択し得る酸化剤を含有する。すでに言及したように、本発明による方法の大きな利点の一つは、臭素酸塩を基礎とする酸化性組成物の場合にそれが全体として適切であるということである。酸化性組成物中の臭素酸塩濃度は、一般に、0.1ないし2Mである。
酸化性組成物のpHは、一般に2ないし10である。
【0049】
還元性組成物適用の場合のように、酸化性組成物を適用した毛髪は、次いで、通常どおりに放置または待ちの状態とし、その状態を数分間、一般には3ないし30分間、好ましくは5ないし15分間、持続する。
【0050】
アミノシリコーンミクロエマルジョンを含んでなる後処理用組成物は、好ましくは、酸化性組成物を洗い流した後に、湿った毛髪または乾燥毛髪に適用する。後処理を受けた毛髪は、スタイルを整える前に任意工程として、乾燥および/または加熱および/または洗浄する。適切な場合には、該組成物は毛髪を機械的装置により、例えば、ヘアーセットローラーまたはカールクリップなどにより保持している間に適用してもよい。
【0051】
通常、酸化性組成物で含浸した毛髪は次いで、一般には水で注意深く洗浄する。洗浄前または洗浄後に、ケラチン繊維を伸長状態に置くために必要な手段から分離する。
最終的に得られた毛髪頭部は良好な化粧特性を有する:毛髪はよりつややかで、柔らかく、かつもつれを梳いたりあるいはスタイルを整えるのがより容易である。
【0052】
有利には、アミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理または後処理用組成物は、少なくとも以下の変法の一つに従って適用する:
-毛髪を伸長下に置くための手段を使用する前に、還元剤適用の前に毛髪を洗浄することなく、清潔な湿潤毛髪に適用する;
-固定化剤を洗い流した後の湿潤毛髪に適用し、毛髪は引続き洗浄するかまたは乾燥する。
【0053】
パーマネント再整髪する方法がストレート化する方法である場合、それ自体既知の様式で、ストレート化剤、一般的にはチオール剤またはアルカリ性剤を使用することが可能である。
【0054】
チオール・ストレート化剤の場合、本発明による方法は、有利には、少なくとも以下の変法の一つに従いアミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理または後処理用組成物を適用することにより実施する:
-還元剤を適用する前に洗浄することなく、清潔な湿潤毛髪に適用;
-毛髪を乾燥する前に、洗浄することにより固定化剤を洗い流した後の清潔な湿潤毛髪に適用する。
【0055】
アルカリ性ストレート化剤の場合には、本発明による方法は、有利には、毛髪を乾燥する前に、洗浄することにより中和シャンプーを洗い流した後の湿潤毛髪に、アミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理または後処理用組成物を適用することにより実施する。
【0056】
毛髪をカールする操作の場合、本発明による方法は生き生きとしたカールを与え、その毛髪はとりわけしなやかで、明るく、絹のようで、かつもつれることがない。
【0057】
毛髪をストレート化する操作の場合、本発明による方法は毛髪本体を規制し、毛髪の毛根から先端まで滑らかにし、かつより自然な感触を与える。
【0058】
本発明は以下の非制限的実施例を介してより明解に理解され得るが、これらの実施例は本発明による方法の有利な態様を構成するものである。
a.m.は活性物質を意味する。
【0059】
【実施例】
実施例1
アミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理用組成物は、a.m.ワッカー・フィニッシュ(Wacker Finish)CT96E(ワッカー)を活性物質として2%の最終重量で含むものを使用したが、このものは数平均一次粒径が20nmである。この組成物をひと房の中度に増感した清潔な湿潤毛髪に適用した。この房を15分間60℃の熱の下に通し、次いで洗浄した。次いでこのものをロレアルが販売する増感毛髪用パーマネントウエーブ製品ダルシア・バイタル2(Dulcia Vital 2)(商標)により処理する。並行して同じパーマネントウエーブ処理を、前処理用組成物で処理しなかった房にも適用した(先行技術)。アルカリ溶解性と多孔性(ポロシティ)測定値を表1で対照した。
【0060】
【表1】
【0061】
本発明による前処理は、パーマネントウエーブ製品を作用させた後の毛髪の劣化を緩和する作用を有することが判明した。
【0062】
アルカリ溶解性(AS)を測定するために、以下の方法を実施する:分析対象毛髪を1/10N-水酸化ナトリウムで処理し、65℃に30分間加熱する。アルカリ溶解性はこの処理間に損失した毛髪量の百分率である。
【0063】
多孔性を測定するために、以下の方法を実施する:分析対象毛髪を、電荷をもたない染料(2-ニトロ-パラ-フェニレンジアミン)含有溶液に入れ、排水し、次いで2つのバッファー水溶液中で脱着する。これら併合した脱着溶液の吸光度Aを470nmで測定する。多孔性はその関連式:100×A-20によって得られる。
【0064】
実施例2
2%ワッカー・フィニッシュ(Wacker Finish)CT96Eシリコーン活性物質含有前処理ローションを使用した。このローションをカールクリップにより形状保持した湿潤毛髪に適用し、ボンネットを被せた。毛髪を加熱したフード下に5分間通した。ボンネットを取除き、毛髪を洗浄した。次いで、パーマネントウエーブ処理はダルシア・バイタル2(Dulcia Vital 2)を常套の方法で適用した。
【0065】
本方法を6人の自然毛髪個体に、半頭部テストで適用し、パーマネントウエーブ製品ダルシア・バイタル2と比較したところ、カールの柔軟性、快適さ、毛髪のふくらみのある外観と感触に改善が得られた。経時的に毛髪をシャンプー洗浄したときの化粧品の差異は約6週間維持された。
【0066】
実施例3
2%のワッカー・フィニッシュ(Wacker Finish)CT96Eシリコーン活性物質含有前処理ローションを使用した。毛髪は15分間加熱下に放置した。硬化チオ乳酸毛髪ストレート化クリームを次いで適用する。ストレート化操作の残りは常套の方法で実施した。
【0067】
本方法を半頭部テストとして5人の個体に適用し、硬化毛髪ストレート化剤と比較すると、柔軟性、もつれの梳きやすさ、スタイルの整のえ易さ、毛髪組織体のより良好な制御性に改善が得られた。数回のシャンプー洗浄後、該組成物により処理した毛髪はより柔らかく、かつふくらみは少なかった。
【0068】
実施例4
2%のワッカー・フィニッシュ(Wacker Finish)CT96Eシリコーン活性物質含有前処理ローションを、あらかじめ水酸化ナトリウムを含まないゴールダイズ(Goldys)によりストレート化処理した湿潤毛髪に使用した。このように処理した毛髪を10分間室温に放置し、次いで該組成物を洗い流した。
【0069】
本方法を半頭部テストとして11人の自然縮毛個体に適用し、水酸化ナトリウムを含まないストレート化剤ゴールダイズと比較すると、各シャンプー洗浄後に、柔軟性、もつれの梳きやすさ、毛髪組織体のより良好な制御性に改善が得られ、該アミノシリコーン組成物で処理した側はより柔軟で、もつれも梳きやすかった。
【0070】
実施例5
2%のワッカー・フィニッシュ(Wacker Finish)CT96Eシリコーン活性物質含有前処理ローションを、固定化剤の洗浄後に使用した。毛髪はこの組成物を洗い流すことなく送風乾燥により形状化した。
【0071】
本方法を半頭部テストとして5人の著しく増感した毛髪の個体に適用し、標準的なパーマネントウエーブ製品と比較すると、適用当日のもつれの梳きやすさ、柔軟性、快適さ、カールし易さ、感触および組織体に改善が得られた。このパーマネントウエーブ操作後の6週以内に、該シリコーンで処理しなかった側では、より急速にカールし易さが消失した。シリコーン・ミクロエマルジョンで処理した半分の頭部は常に顕著に柔軟性に富み、かつもつれが梳き易く、毛髪はスタイルの調製がやり易く、よりふくらみがあった。
Claims (11)
- (i)ケラチン繊維に対して還元用組成物を適用する作業;及び、(ii)ケラチン繊維を酸化する作業を少なくとも含み、更に作業(i)の前に、当該ケラチン繊維に対して、化粧品的に許容される媒体中に数平均1次粒子径が3乃至70nmの範囲の粒子を含むアミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理用化粧料組成物(但し、非イオン性両親媒性脂質を含まない)を適用することを特徴とする、ケラチン繊維のパーマネント再整形方法。
- 前記ミクロエマルジョン中の粒子の数平均1次粒径が、5乃至60nmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記アミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理用組成物のpHが2乃至10の範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- 前記前処理用組成物中のアミノシリコーンの濃度が組成物の全重量に対して0.05乃至10重量%の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の方法。
- 前記アミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理用組成物を、1乃至60分間、ケラチン繊維に対して作用させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の方法。
- アミン数が0.15meq/gよりも大きいアミノシリコーンを使用することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
- ヒドロキシル及び/又はアルコキシ末端基を有するアミノシリコーンを使用することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の方法。
- 前記前処理用組成物が、ビタミン及びその誘導体;プロビタミン;エルゴカルシフェロール、抗酸化剤、エッセンシャルオイル、湿潤剤、シリコーンもしくは非シリコーンのサンスクリーン、保存料、金属イオン封鎖剤、真珠光沢剤、顔料、保湿剤、フケ止め剤、抗脂漏剤、可塑剤、ヒドロキシ酸、電解質、及び香料より選択される添加剤を更に含むことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の方法。
- ケラチン繊維をパーマネント再整形するためのキットであって、区画の内の一つが、数平均粒子径が3乃至70nmの範囲の粒子を含むアミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理用化粧料組成物(但し、非イオン性両親媒性脂質を含まない)を含む、キット。
- 化粧品的に許容される媒体中に数平均粒子径が3乃至70nmの範囲の粒子を含むアミノシリコーンミクロエマルジョンを含む前処理用化粧料組成物(但し、非イオン性両親媒性脂質を含まない)をケラチン繊維に適用することを含む、ケラチン繊維のパーマネント再整形方法。
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