JP4573991B2 - 汚水の処理装置および処理方法 - Google Patents

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  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、担体を用いた汚水処理に係り、特に、汚水を生物処理する微生物を着床させた担体を用いた汚水処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば一般家庭から排出される原汚水を浄化する汚水処理槽が知られている。かかる従来の汚水処理槽では、上部多孔板と下部多孔板で囲まれる担体充填領域に、例えば好気性微生物を着床させた一定量の担体が充填されている。また、この担体充填領域を生物処理領域(好気処理領域)と濾過領域とに区画するとともに連通部を介して両領域間の担体の移動を可能とする隔壁、槽内の底部からエアー(酸素)を供給する散気装置が設けられている。そして、散気装置によって槽内へエアーを供給することで汚水は隔壁のまわりを循環し、生物処理領域と濾過領域との間を流動する。この汚水循環の際、担体充填領域外への担体の流出が上部多孔板によって阻止される。
【0003】
このような構成の汚水処理槽では、生物処理領域において担体を汚水とともに流動させることで、微生物によって汚水中の有機汚濁物質を分解(酸化や還元)する、いわゆる生物処理が行われる。また、生物処理で発生する被濾過物等を担体によって濾過する濾過処理が行われる。更に、濾過処理によって担体に捕捉された汚泥等をエアー流によって物理的に剥離させ、汚泥等を含む逆洗水を汚水処理槽から抜き出す逆洗処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の汚水処理槽では、隔壁の頂部よりも汚水の水面が高い場合に、例えば生物処理領域の汚水が隔壁を越えて濾過領域へ移動し、また濾過領域の汚水が連通部を介して生物処理領域に移動することで槽内の汚水が循環する。
ところが、隔壁の頂部よりも汚水の水面が低くなると、生物処理領域と濾過領域との間で汚水の循環は確立されなくなる。そして、生物処理時に汚水の循環が行われなくなると、生物処理領域と濾過領域との間の担体の円滑な移動が阻止され好適な処理が阻害されるという問題がある。また、逆洗処理時に汚水の循環が行われなくなると、逆洗自体を行うことができないという問題がある。そして、このような水面低下による問題は、例えば流量調整機能付き浄化槽のように、処理過程において水面が変動するような処理槽に特に顕著である。
【0005】
水面が低下しても循環が行われるように隔壁の頂部および上部多孔部材を低水位線(L.W.L.)以下にすると、担体を充填できる領域容量を削減することになり、処理効率が悪くなる。そこで、本発明は、微生物を着床させた担体が充填された処理槽を有する汚水の処理装置において、被処理汚水の水面が変動した場合でも被処理汚水の循環を極力維持することで好適な処理を行う合理的な汚水処理技術を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の汚水の処理装置は、請求項1及び2に記載の通りに構成されている。また、本発明の汚水の処理方法は、請求項3及び4に記載の通りである。
【0007】
請求項1に記載の汚水の処理装置において、処理槽内には微生物を着床させた担体が充填されている。この微生物としては、汚水中の有機性汚濁物質を好気分解する好気性微生物や嫌気分解する嫌気性微生物がある。また、処理槽内には複数の領域と、これら領域を区画する区画部材(隔壁)が設けられている。また、処理槽へエアーを供給する散気装置が設けられている。そして、散気装置から処理槽へエアーが供給されると、そのエアー流によって被処理汚水が区画部材を越えて領域間を循環する。更に、区画部材の頂部よりも水面が低下した被処理汚水を領域間において移動させる被処理汚水移動手段(開孔部)が設けられている。ここで本発明でいう「頂部」とは領域を区画する区画部材においてその高さが最も高い箇所をいう。これにより、被処理汚水の水面が低下した場合でも領域間を被処理汚水が移動し被処理汚水の循環が維持されることとなる。また、領域間における担体の円滑な移動が維持されることとなる。
なお、本発明でいう「被処理汚水移動手段」とは、水面が区画部材の頂部よりも低い被処理汚水を領域間において移動させるものであって、例えば、区画部材の頂部よりも低い位置に領域間を常時連通する連通径路を設けこの連通径路を介して領域間を常時連通する態様や、被処理汚水の水面高さが区画部材の頂部よりも低くなった場合にのみ連通径路、ポンプ、バルブ等を用いて被処理汚水を領域間で移動させる態様等を広く含むものとする。また、このような連通径路の設置形態としては、処理槽内部に設ける場合、処理槽外部に設ける場合、また処理槽の内部および外部に設ける場合等、種々のパターンがある。また、本発明でいう「担体」には、例えば、パーライト、シラスバルーン、発泡コンクリート、活性炭、多孔質セラミック、多孔質硝子等の無機系担体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の合成樹脂系担体が含まれるものとする。
以上のように、請求項1に記載した汚水の処理装置によれば、被処理汚水の水面が低下した場合でも被処理汚水の循環を極力維持することができる。例えば、流量調整機能付き浄化槽のように、処理過程において水面が変動するような処理槽に特に有効である。
【0008】
ここで、被処理汚水移動手段は、区画部材に設けられた開孔部である。この開孔部は、被処理汚水は通過するが担体は通過しない開孔を有するものである。これにより、被処理汚水移動手段となる開孔部を区画部材に設けた簡単な構成によって、被処理汚水の水面が低下した場合でも被処理汚水の循環を極力維持することができる。とりわけ、領域間で被処理汚水は循環させるが担体の循環は行わないような処理槽に好適に用いることができる。
【0009】
また、請求項に記載の汚水の処理装置において、処理槽内には上部多孔部材と下部多孔部材とが設けられ、両多孔部材の間の空間部には好気性微生物を着床させた担体が充填されている。この空間部は、空間部内において上部多孔部材に設置された隔壁によって好気処理領域と、濾過領域と区画されている。また、処理槽へエアーを供給する散気装置が設けられている。そして、散気装置から処理槽へエアーが供給されると、そのエアー流によって被処理汚水が隔壁の頂部を越えて好気処理領域と濾過領域との間で循環する。更に、隔壁が、被処理汚水および担体が通過しない仕切部と、被処理汚水の通過を許容し且つ担体の通過を阻止する開孔部を有し、仕切部によって、空間部を好気処理領域と濾過領域とに区画する構成である。そして仕切部の下方に連通部が設けられる。また隔壁において該隔壁の頂部よりも下方で且つ上部多孔部材と仕切部の間には、開孔部が設けられている。この開孔部は、被処理汚水は通過するが担体は通過しない開孔を有するものである。これにより、被処理汚水の水面が低下した場合でも好気処理領域と濾過領域との間で被処理汚水が移動し被処理汚水の循環が維持されることとなる。また、好気処理領域と濾過領域との間における担体の円滑な移動が維持されることとなる。また、隔壁に開孔部を設けたため、好気処理領域と濾過領域との間で被処理汚水を移動させる構成が簡単である。しかも、好気処理領域と濾過領域との間における担体の循環は開孔部によって阻止されることとなる。従って、とりわけ、槽内で担体および被処理汚水を流動させて好気性処理(生物処理)および濾過を行う処理槽、すなわち好気処理領域と濾過領域との間で被処理汚水は循環させるが担体の循環は行わないような処理槽に好適に用いることができる。
【0010】
また、請求項に記載の汚水の処理装置では、処理槽の上部には、装置上流設備から空間部に被処理汚水を流入させる流入口が設けられ、処理槽の下部には、空間部から被処理汚水を流出させる流出口が設けられる。そして流出口の下流側は、処理槽で処理された処理水を装置下流設備側へ送る抜出径路と、処理水を装置上流設備へ送る循環径路とに分岐されている。この処理装置によれば、処理槽の流出口が抜出径路と循環径路とに連絡されているため、処理槽から抜き出される処理水の一部を装置上流設備側へ循環させることができる。
ここで、このような汚水の処理装置は、図1に示すような担体流動生物濾過槽を、夾雑物除去槽、嫌気濾床槽、処理水槽、消毒槽等の各種の処理槽の全部または一部と組み合わせることによって構成するのが好ましい。このように構成すれば、例えば、担体流動生物濾過槽の流出口と連絡する循環径路によって、担体流動生物濾過槽で処理された被処理汚水の一部を夾雑物除去槽へ循環させ、残りの被処理汚水を抜出径路によって処理水槽へ送ることができる。これにより、例えば、被処理汚水を担体流動生物濾過槽から1パスで抜き出す場合に比して、装置下流設備側へ送る被処理汚水の性状を安定化させることができる。
【0011】
請求項に記載の汚水の処理方法では、区画部材の頂部よりも水面が低下した被処理汚水を領域間において移動させる被処理汚水移動手段を設けたうえで、第1の処理行程において所定の手順を順次行うことによって、被処理汚水の水面が低下した場合でも領域間で被処理汚水を移動させ被処理汚水の循環を維持することができる。また、領域間における担体の円滑な移動を維持することができる。
例えば、流量調整機能付き浄化槽のように、処理過程において水面が変動するような汚水の処理に特に有効である。
【0012】
また、請求項に記載の汚水の処理方法では、区画部材に被処理汚水は通過するが担体は通過しないような開孔部を設けたうえで、第1の処理行程を行う。この第1の処理行程としては例えば担体流動生物濾過槽における通常運転がある。第1の処理行程(通常運転)において所定の手順を順次行うことによって、被処理汚水の水面が低下した場合でも領域間で被処理汚水を移動させ被処理汚水の循環を維持することができる。とりわけ、領域間で被処理汚水は循環させるが担体の循環は行わないような汚水処理に好適に用いることができる。
【0013】
また、請求項に記載の汚水の処理方法では、隔壁に被処理汚水は通過するが担体は通過しないような開孔部を設けたうえで、第1の処理行程において所定の手順を順次行うことによって、被処理汚水の水面が低下した場合でも好気処理領域と濾過領域との間で被処理汚水を移動させ被処理汚水の循環を維持することができる。好気処理領域と濾過領域との間における担体の円滑な移動を維持することができる。とりわけ、槽内で担体および被処理汚水を流動させて好気性処理(生物処理)および濾過を行う処理槽、すなわち好気処理領域と濾過領域との間で被処理汚水は循環させるが担体の循環は行わないような処理槽に好適に用いることができる。
【0014】
また、請求項に記載の汚水の処理方法では、第1の処理行程の次に第2の処理行程を行う。この第2の処理行程としては例えば担体流動生物濾過槽における逆洗運転がある。第2の処理行程(逆洗運転)において散気装置から濾過領域へエアーを供給することで、担体に捕捉された被濾過物をエアー流れによって該担体から剥離させることができる。また、この被濾過物は処理槽から抜き出される。すなわち、濾過領域の逆洗が行われることとなる。そしてこの際、隔壁の頂部よりも被処理汚水の水面が低下しても、開孔部及び連通部を介して好気処理領域と濾過領域との間で被処理汚水の循環は維持されることとなる。濾過領域の担体の逆洗過程において被処理汚水の水面は低下していくが、開孔部を設けることで開孔部を設けない場合に比して被処理汚水の循環を維持する時間を延ばすことできる。
従って、請求項に記載の汚水の処理方法によれば、第2の処理行程において、濾過領域の担体を効率よく逆洗することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態の担体流動生物濾過槽の構成等を図面を用いて説明する。ここで、図1は、汚水の処理行程の概要を示す図である。また、図2は、担体流動生物濾過槽10の模式図である。また、図3は図2中の開孔部の構成を示す平面図であり、図4は別の実施の形態の開孔部の構成を示す平面図である。
【0016】
図1に示すように、例えば一般家庭から排出された原汚水は、夾雑物除去槽1、嫌気濾床槽2、担体流動生物濾過槽10、処理水槽3、消毒槽4等によって構成される汚水の処理装置で順に処理され、浄化水として放流される。
夾雑物除去槽1では、原汚水中に含まれる大きな固形物や油脂等の固液分離を行う。また、嫌気濾床槽2では、夾雑物除去槽1で処理された処理水中の有機性汚濁物質を嫌気性微生物の働きによって嫌気分解する。また、担体流動生物濾過槽10(本発明における処理槽に対応している)では、酸素が存在する好気性条件下において、嫌気濾床槽2で処理された処理水A中の有機汚濁物質を槽内の好気性微生物によって分解(酸化)する。また、処理水槽3では、担体流動生物濾過槽10で処理された処理水を一時的に貯留し、必要に応じて夾雑物除去槽1へ循環させる。また、消毒槽4では、放流する前の処理水の消毒を行う。
【0017】
図2に示すように、担体流動生物濾過槽10の槽本体12には、流入口13および流出口14が設けられている。流入口13は、図1中の嫌気濾床槽2から抜き出された処理水Aを槽本体12へ受入れるものである。また、流出口14は、担体流動生物濾過槽10で処理された処理水Bを槽本体12から抜き出すものである。なお、図2では処理水Bの抜き出し構造を模式的に示しているが、処理水Bの抜き出し構造は、例えば、槽本体12の槽壁を越えて処理水Bが流出することで槽本体12内の滞液量および水面高さが一定に保たれる、いわゆる押出し流れの原理を用いたものや、また、槽本体12内の滞液量および水面高さを槽本体12への受入れ量と槽本体12からの抜き出し量とのバランスによって制御するものを用いることができる。このようにして、処理水Aは担体流動生物濾過槽10で連続式で処理される。
【0018】
また、流出口14の下流側は、循環径路15と抜出径路16との2つに分岐されており、槽本体12から抜き出される処理水Bは、循環径路15、抜出径路16を介して夾雑物除去槽1、処理水槽3へ送られるように構成されている。例えば、後述する通常運転において、槽本体12から抜き出される処理水Bの一部は循環径路15を通じて夾雑物除去槽1へ戻され、残りは抜出径路16を通じて処理水槽3へ送られる。また、後述する逆洗運転において、槽本体12から抜き出される逆洗水は、循環径路15を通じて夾雑物除去槽1へ送られる。そして、夾雑物除去槽1への液移送の際に、担体流動生物濾過槽10の水面が一時的に低下するため、上流側の処理槽から担体流動生物濾過槽10へ被処理汚水を受入れる箇所に流量調整手段(例えば、間欠定量ポンプ)が設けられている。
なお、夾雑物除去槽1等が本発明における装置上流設備に対応しており、処理水槽3が本発明における装置下流設備に対応している。
【0019】
次に、槽本体12の内部の構成について説明する。
槽本体12には、上部多孔部材18および下部多孔部材19によって区画された高さL1の担体充填領域20(本発明における空間部に対応している)が形成されている。この担体充填領域20には、例えば、中空円筒状に形成された所定量の粒状担体C(本発明における担体に対応している)が充填されている。この粒状担体Cには、酸素が存在する好気性条件下において有機汚濁物質を分解(酸化)する好気性微生物が着床されている。そして、粒状担体Cは上部多孔部材18および下部多孔部材19によって区画された担体充填領域20内を移動可能に構成されている。なお、上部多孔部材18および下部多孔部材19はいずれも複数の孔を有する多孔板であり、この孔は粒状担体Cが通過しない大きさに形成されている。すなわち、多孔部材18,19は被処理汚水の通過は許容するが粒状担体Cの通過は許容しない。従って、担体充填領域20外への粒状担体Cの流出が多孔部材18,19によって阻止されることとなる。
【0020】
担体充填領域20内において、上部多孔部材18にはL1よりも低い高さHの隔壁40(本発明における区画部材に対応している)が設置されている。また、隔壁40の下部には、第1担体充填部21と第2担体充填部22を連通する連通口11(本発明における連通部に対応している)が形成されている。隔壁40は担体充填領域20を左右に区画するものであり、担体充填領域20は隔壁40を介して第1担体充填部21と第2担体充填部22とに区画されている。従って、粒状担体Cは、隔壁40によって第1担体充填部21に属する粒状担体C1と、第2担体充填部22に属する粒状担体C2とに分配される。そして、粒状担体C1,C2は連通口11を介して第1担体充填部21と第2担体充填部22との間を移動可能に構成されている。なお、担体充填領域20への粒状担体Cの初期充填時(図2)において、第1担体充填部21および第2担体充填部22における充填高さはいずれもL2(<L1)である。
【0021】
図2に示すように、隔壁40は被処理汚水および粒状担体Cが通過しない仕切部41と、被処理汚水は通過するが粒状担体Cは通過しない開孔部42(本発明の被処理汚水移動手段に対応している)とによって構成されている。そして、上部多孔部材18と仕切部41との間に開孔部42が設けられている。この開孔部42は、図3に示すように、枠体42a内に粒状担体Cの粒径よりも小さい複数のスリット42b(開孔)を有するものである。これにより、被処理汚水の水面が隔壁40の頂部40aよりも低く、仕切部41よりも高い場合には、被処理汚水はスリット42bを介して第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で移動することとなる。
なお、隔壁40に、図3に示す開孔部42にかえて図4に示すような開孔部43を設けることもできる。この開孔部43は、枠体43a内に粒状担体Cの粒径よりも小さい複数の格子43b(開孔)を有するものである。従って、隔壁40に開孔部43を設けた場合でも開孔部42を設けた場合と同様の効果を奏することとなる。
【0022】
下部多孔部材19の下方位置には、第1担体充填部21と第2担体充填部22の各々に対応した位置に、第1散気装置31、第2散気装置32が設置されている。散気装置31,32は、ブロワ(図示省略)に接続された散気管31a,32aを備え、ブロワを起動させることによって散気管31a,32aから第1担体充填部21,第2担体充填部22へ所定量のエアー(酸素を含むガス)を供給するように構成されている。また、初期充填時(図2)において、例えば第1散気装置31を運転した場合には、エアーの上向流が第1担体充填部21の粒状担体C1に作用することで、第2担体充填部22の粒状担体C2は連通口11を介して第1担体充填部21内へ移動するように構成されている。この第1散気装置31のエアーの上向流によって、更に、担体流動生物濾過槽10における被処理汚水は、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で循環するように構成されている。
なお、担体流動生物濾過槽10以外の他の処理槽は周知のものであり、他の処理槽の構成等についての詳細な説明は省略する。
【0023】
次に、上記構成の担体流動生物濾過槽10における汚水の処理方法について、図5〜図8を参照しながら説明する。ここで、図5は担体流動生物濾過槽10の模式図であって、通常運転時の状態を示すものである。また、図6は担体流動生物濾過槽10の模式図であって、逆洗運転時の状態を示すものである。図7は担体流動生物濾過槽10の部分拡大図であって、隔壁40の頂部40aよりも水面が高い場合の被処理汚水の移動状態を示すものである。また、図8は担体流動生物濾過槽10の部分拡大図であって、隔壁40の頂部40aよりも水面が低い場合の被処理汚水の移動状態を示すものである。
【0024】
本実施の形態の汚水の処理方法には、通常運転と逆洗運転とがある。そして通常運転が本発明における第1の処理行程に対応しており、逆洗運転が本発明における第2の処理行程に対応している。通常運転では、処理水A中の有機汚濁物質を、酸素が存在する好気性条件下において好気性微生物によって分解(酸化)する好気性処理(生物処理)と、この分解の際に発生する汚泥等の被濾過物を粒状担体Cによって濾過する処理とを行う。また、逆洗運転では、通常運転時に粒状担体Cによって濾過され、また粒状担体Cから剥離した汚泥等の被濾過物を槽本体12から除去することで、槽本体12を洗浄する逆洗処理を行う。なお、本実施の形態の通常運転では、第1担体充填部21が好気性処理を行う好気処理領域(生物処理領域)を構成し、第2担体充填部22が濾過を行う濾過領域を構成する。散気装置31,32によるエアーの供給先を切り換えることで、第1担体充填部21を好気処理領域とし、第2担体充填部22を濾過領域とすることもできる。
以下、通常運転および逆洗運転における処理態様を詳細に説明する。
【0025】
まず、通常運転では、流入口13から槽本体12へ所定量の処理水Aを供給する。そして、流出口14から循環径路15および抜出径路16を通じてそれぞれ循環水および処理水Bが抜き出される。また、槽本体12から抜き出される処理水の一部は循環径路15を通じて夾雑物除去槽1へ戻される。このように構成したため、処理水を槽本体12から1パスで抜き出す場合に比して、抜出径路16を通じて抜き出される処理水Bの性状を安定化させることができる。
【0026】
そして、この通常運転において第1散気装置31を運転することで、図5に示すように第1担体充填部21へ酸素を含むエアーを供給する。これにより、第1担体充填部21の粒状担体C1に着床させた好気性微生物に酸素が付与される。これにより、第1担体充填部21に好気性微生物が好気性処理を行うことができる好気性条件が形成される。また、第1担体充填部21の下方からエアーを供給することで、第1担体充填部21の被処理汚水はエアーの上向流を受け、被処理汚水の移動が開始される。そして、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で、隔壁40を中心とした図5中の時計回り(右回り)の旋回流が形成される。すなわち、第1担体充填部21には被処理汚水の上向流が形成され、第2担体充填部22には被処理汚水の下向流が形成される。
【0027】
通常運転において、図7に示すように隔壁40の頂部40aよりも被処理汚水の水面が高い場合(水位線H.W.L.)は、上向流を受けた第1担体充填部21の被処理汚水は、上部多孔部材18の上側の径路および開孔部42を通って2つの系統で第2担体充填部22へ移動する。また、第2担体充填部22の被処理汚水は、下部多孔部材19の下側の径路および連通口11を通って第1担体充填部21へ移動する。これにより、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で被処理汚水が循環する流れ、いわゆる旋回流が形成される。
【0028】
一方、図8に示すように隔壁40の頂部40aよりも被処理汚水の水面が低い場合(水位線L.W.L.)は、上向流を受けた第1担体充填部21の被処理汚水は、開孔部42を通って第2担体充填部22へ移動する。また、第2担体充填部22の被処理汚水は、下部多孔部材19の下側の径路および連通口11を通って第1担体充填部21へ移動する。これにより、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で旋回流が形成される。従って、隔壁40の頂部40aよりも被処理汚水の水面が低い場合であっても、仕切部41の上側に水面があれば、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間での旋回流は維持されることとなる。
【0029】
従って、通常運転時に夾雑物除去槽1へ循環水を移送する際、担体流動生物濾過槽10の水面が低下するが、隔壁40に開孔部42を設けたことによって、被処理汚水の旋回流を維持することができる。また、被処理汚水の旋回流を維持することで、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間における粒状担体の円滑な移動が維持されることとなる。
【0030】
また、被処理汚水の旋回流に伴って第1担体充填部21の粒状担体C1は上向流を受け、第2担体充填部22の粒状担体C2は下向流を受ける。これにより、第2担体充填部22の粒状担体C2は、隔壁40の下方に形成された連通口11を介して第1担体充填部21内へ移動し、図5に示すように、第1担体充填部21に高さL1まで粒状担体が充填された状態へと移行する。これにより、第1担体充填部21側の粒状担体C1の量が初期充填時よりも増加する。
【0031】
このような通常運転では、第1担体充填部21の粒状担体C1に着床させた好気性微生物によって処理水A中の有機汚濁物質が好気性処理され、第1担体充填部21において汚泥等が発生する。そして、この汚泥等は、被処理汚水の上向流によって第2担体充填部22へ流れ込み、第2担体充填部22の上部の空間に徐々に堆積していく。而して、粒状担体C2の濾過作用によって第2担体充填部22に堆積層Sが形成される。
【0032】
通常運転が終了すると、次に逆洗運転を行う。この逆洗運転では、第2散気装置32を運転することで、図6に示すように第2担体充填部22へエアーを供給する。これにより、第2担体充填部22の被処理汚水はエアーの上向流を受け、被処理汚水の移動が開始される。そして、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で、隔壁40を中心とした図6中の反時計回り(左回り)の旋回流が形成される。すなわち、第1担体充填部21には被処理汚水の下向流が形成され、第2担体充填部22には被処理汚水の上向流が形成される。
【0033】
また、この際第1担体充填部21の粒状担体C1は、隔壁40の下方に形成された連通口11を介して第2担体充填部22内へ移動しながら第2担体充填部22内で流動化する。そして、第1担体充填部21の粒状担体C1は、図6に示すように第2担体充填部22内に粒状担体がほぼ満たされた状態になるまで第2担体充填部22側へ移動する。この逆洗運転の間、第2担体充填部22における粒状担体の流動化によって、粒状担体に捕捉された汚泥等が剥離し、堆積層Sやその他の汚泥等を含む逆洗水は、槽本体12から循環径路15を通じて夾雑物除去槽1へ抜き出される。
【0034】
この逆洗運転において、図7に示すように、隔壁40の頂部40aよりも被処理汚水の水面が高い場合(水位線H.W.L.)は、通常運転時と同様に、第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で被処理汚水の旋回流が形成される。一方、図8に示すように、隔壁40の頂部40aよりも被処理汚水の水面が低い場合(水位線L.W.L.)は、通常運転時と同様に、開孔部42によって第1担体充填部21と第2担体充填部22との間で被処理汚水の旋回流が維持される。
逆洗運転では、夾雑物除去槽1へ逆洗水を移送するにつれて担体流動生物濾過槽10の水面が低下していく。そして、被処理汚水の水面が仕切部41よりも低くなるまで旋回流が維持され、被処理汚水の水面が仕切部41よりも低くなると逆洗が終了する。従って、開孔部42を設けない場合に比して旋回流が維持される時間を延ばすことができ、逆洗時間を延ばすことで粒状担体を効率よく逆洗することができる。
なお、この逆洗運転では、通常運転時よりも多量のエアーが供給されることが好ましい。これにより、粒状担体をより激しく流動させることができ、粒状担体に捕捉された汚泥等をより剥離させ易い。
逆洗運転が終了すると、必要に応じて再度通常運転を再開する。
【0035】
以上のように構成した担体流動生物濾過槽10および該担体流動生物濾過槽10を用いた処理方法によれば、通常運転時に被処理汚水の水面が隔壁40の頂部40aより低下した場合でも、開孔部42を介して第1担体充填部21(好気処理領域)と第2担体充填部22(濾過領域)との間で被処理汚水の循環を維持することができる。これにより、また、第1担体充填部21(好気処理領域)と第2担体充填部22(濾過領域)との間における粒状担体の円滑な移動が維持されることとなる。また、隔壁40に開孔部42を設けたため、第1担体充填部21(好気処理領域)と第2担体充填部22(濾過領域)との間で被処理汚水を移動させる構成が簡単である。
また、逆洗運転時では、開孔部を設けない場合に比して被処理汚水の循環を維持する時間を延ばし、第2担体充填部22(濾過領域)の担体を効率よく逆洗することができる。
【0036】
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。
【0037】
上記実施の形態では、隔壁40に開孔部42を設ける場合について記載したが、同様の開孔部もしくは同様の機能を有する部材を隔壁40以外に設けることもできる。例えば、担体流動生物濾過槽10の外部に第1担体充填部21(好気処理領域)と第2担体充填部22(濾過領域)を連通する径路を設け、この径路内にスリット42bや格子43bを配置することもできる。
【0038】
また、上記実施の形態では、散気装置によって第1担体充填部21(好気処理領域)へエアーを供給することで、第1担体充填部21(好気処理領域)と第2担体充填部22(濾過領域)との間で被処理汚水が循環される場合について記載したが、被処理汚水を循環させる手段はこれに限定されず必要に応じて種々変更可能である。例えば、槽本体12に循環ラインを設け、ポンプ等によって槽本体12内の被処理汚水を循環するように構成することもできる。
【0039】
また、上記実施の形態では、担体流動生物濾過槽10内の被処理水の水面が隔壁40の頂部40aよりも上側にある場合でも被処理水が開孔部42を通過する場合について記載したが、被処理水の水面が隔壁40の頂部40aより低下した場合にのみ、第1担体充填部21(好気処理領域)と第2担体充填部22(濾過領域)を連通するように構成することもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、微生物を着床させた担体が充填された処理槽を有する汚水の処理装置において、被処理汚水の水面が変動した場合でも被処理汚水の循環を極力維持することで好適な処理を行う合理的な汚水処理技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 汚水の処理行程の概要を示す図である。
【図2】 担体流動生物濾過槽10の模式図である。
【図3】 図2中の開孔部の構成を示す平面図である。
【図4】 別の実施の形態の開孔部の構成を示す平面図である。
【図5】 担体流動生物濾過槽10の模式図であって、通常運転時の状態を示すものである。
【図6】 担体流動生物濾過槽10の模式図であって、逆洗運転時の状態を示すものである。
【図7】 担体流動生物濾過槽10の部分拡大図であって、隔壁40の頂部40aよりも水面が高い場合の被処理汚水の移動状態を示すものである。
【図8】 担体流動生物濾過槽10の部分拡大図であって、隔壁40の頂部40aよりも水面が低い場合の被処理汚水の移動状態を示すものである。
【符号の説明】
10…担体流動生物濾過槽(処理槽)
11…連通口(連通部)
12…槽本体
18…上部多孔部材
19…下部多孔部材
20…担体充填領域
21…第1担体充填部
22…第2担体充填部
31…第1散気装置
32…第2散気装置
40…隔壁(区画部材)
40a…頂部
41…仕切部
42,43…開孔部
42a,43a…枠体
42b…スリット
43b…格子
C,C1,C2…粒状担体
S…堆積層

Claims (4)

  1. 好気性微生物を着床させた担体が上部多孔部材と下部多孔部材との間の空間部に充填された処理槽と、該処理槽へエアーを供給する散気装置と、前記好気性微生物による好気性処理を行う好気処理領域と、被濾過物を濾過する濾過領域と、前記空間部内において前記上部多孔部材に設置された隔壁と、前記好気処理領域と前記濾過領域を連通する連通部とを有し、
    前記散気装置のエアー流によって被処理汚水が前記隔壁の頂部を越えて前記好気処理領域と前記濾過領域との間で循環するように構成された汚水の処理装置であって、
    前記隔壁が、被処理汚水および前記担体が通過しない仕切部と、前記被処理汚水の通過を許容し且つ前記担体の通過を阻止する開孔部を有し、前記仕切部によって、前記空間部を前記好気処理領域と前記濾過領域とに区画する構成であり、
    前記仕切部の下方に前記連通部が設けられるとともに、
    前記隔壁において該隔壁の頂部よりも下方で且つ前記上部多孔部材と前記仕切部の間に前記開孔部が設けられ、前記頂部よりも水面が低下した被処理汚水が、前記開孔部を介して前記好気処理領域と前記濾過領域との間で移動するように構成されていることを特徴とする汚水の処理装置。
  2. 請求項1に記載した汚水の処理装置であって、
    前記処理槽の上部には、装置上流設備から前記空間部に被処理汚水を流入させる流入口が設けられ、前記処理槽の下部には、前記空間部から前記被処理汚水を流出させる流出口が設けられ、
    前記流出口の下流側は、前記処理槽で処理された処理水を装置下流設備側へ送る抜出径路と、前記処理水を前記装置上流設備へ送る循環径路とに分岐されていることを特徴とする汚水の処理装置。
  3. 好気性微生物を着床させた担体が上部多孔部材と下部多孔部材との間の空間部に充填された処理槽と、該処理槽へエアーを供給する散気装置と、好気性処理を行う好気処理領域と、濾過を行う濾過領域と、前記空間部内において前記上部多孔部材に設置された隔壁と、前記好気処理領域と前記濾過領域を連通する連通部とを設け、
    前記隔壁が、被処理汚水および端体が通過しない仕切部と、被処理汚水の通過を許容し且つ前記担体の通過を阻止する開孔部を有し、前記仕切部によって、前記空間部を前記好気処理領域と前記濾過領域とに区画する構成であり、
    前記仕切部の下方に前記連通部を設けるとともに、
    前記隔壁において該隔壁の頂部よりも下方で且つ前記上部多孔部材と前記仕切部の間に前記開孔部を設け、
    第1の処理行程において、前記散気装置から前記好気処理領域へエアーを供給し、前記隔壁の頂部よりも水面が低下した被処理汚水を、前記開孔部及び連通部を介して前記好気処理領域と前記濾過領域との間で循環させ、前記好気処理領域の好気性微生物によって被処理汚水を好気性処理し、前記濾過領域の担体によって被濾過物を濾過することを特徴とする汚水の処理方法。
  4. 請求項に記載した汚水の処理方法であって、
    第2の処理行程において、前記散気装置から前記濾過領域へエアーを供給し、前記隔壁の頂部よりも水面が低下した被処理汚水を、前記開孔部及び連通部を介して前記好気処理領域と前記濾過領域との間で循環させ、前記濾過領域の担体を流動させ、前記被濾過物を前記担体から剥離させ、該被濾過物を前記処理槽から抜き出すことを特徴とする汚水の処理方法。
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