JP3970612B2 - 浄化処理装置および浄化処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭等から排出される排水を、汚濁物質濃度に応じて専用の処理機構で浄化処理する浄化処理技術が知られている。この種の浄化処理技術では、例えば、トイレ排水や厨房排水等の比較的汚濁物質濃度の高い排水を受け入れて処理する処理機構と、浴室排水、洗面排水、洗濯排水等の比較的汚濁物質濃度の低い排水を受け入れて処理する処理機構とを一つの槽状体に収容した浄化処理槽を用いる。このような構成の浄化処理槽によれば、汚濁物質濃度の低い排水を浄化処理する処理機構で処理された後の処理水を、再利用水(いわゆる中水)として再利用することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の浄化処理技術は、種々の汚濁物質濃度の排水を合わせて浄化処理するいわゆる合併処理浄化技術に比して、浄化処理後の処理水を再利用水とすることで水資源を有効利用することができるという点において有効である。ところが、上記従来の浄化処理技術では、汚濁物質濃度に応じた専用の処理機構で排水を浄化処理するという技術が提唱されているに止まり、その処理過程で生成する泡沫や汚泥の合理的な処理までも含めた処理技術の提唱はなされていない。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理する浄化処理装置において、その処理過程で生成する泡沫や汚泥を合理的に処理するのに有効な技術を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の浄化処理装置は請求項1〜に記載の通りに構成され、本発明の浄化処理方法は請求項に記載の通りである。なお、これら各請求項に係る発明は、相対的に汚濁物質濃度の高い排水を浄化処理する第1の処理機構と、相対的に汚濁物質濃度の低い排水を浄化処理する第2の処理機構との間で泡沫や汚泥を移送することで、その泡沫や汚泥を合理的に処理することができるようにした技術である。すなわち、本発明は、単に汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理する技術に止まるものではなく、その処理過程で生成する泡沫や汚泥の合理的な処理までも網羅した処理技術であるという特徴を有する。
【0005】
請求項1に記載の浄化処理装置は、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理して排出するものである。この浄化処理装置は、少なくとも第1の処理機構、第2の処理機構、移送手段を有する。第1の処理機構は、相対的に汚濁物質濃度の高い排水を受け入れて浄化処理する構成になっている。第2の処理機構は、相対的に汚濁物質濃度の低い排水を受け入れて浄化処理する構成になっている。これら第1の処理機構、第2の処理機構は、いずれも少なくとも一つの処理槽を用いて構成される。これら処理機構では、系内の処理水中に含まれる有機汚濁物質を微生物によって生物処理したり、系内で生成した固形物が固液分離するようになっている。第2の処理機構は相対的に汚濁物質濃度の低い排水を浄化処理するため、この第2の処理機構で浄化処理された処理水を、再利用水(いわゆる中水)として再利用することができる。従って、排水の処理効率がよく、水の有効利用が可能となる。第1の処理機構と第2の処理機構とは一体の槽体に収容されてもよいし、あるいは各々別の槽体に収容されてもよい。本発明でいう「相対的に汚濁物質濃度の低い排水」とは、処理後の水を再利用水(中水)として利用するのに好適な排水であり、例えば浴室排水、洗面排水、洗濯排水がこれに相当する。一方、本発明でいう「相対的に汚濁物質濃度の高い排水」とは、処理後の水を一般的に再利用水(中水)として利用し難い排水であり、例えば厨房排水、トイレ排水がこれに相当する。なお、排水の種類、処理機構の数等は必要に応じて適宜変更可能である。
2の処理機構では、浄化処理過程で泡沫や汚泥が生成する。本発明では、このような泡沫や汚泥各々第1の処理機構に移送する構成になっている。泡沫や汚泥を移送する移送手段としては、ポンプによる圧送の原理を利用したエアリフトポンプや水中ポンプ、いわゆる押し出し流れの原理を用いた移送配管等を好適に用いる。これにより、例えば第2の処理機構の泡沫や汚泥を第1の処理機構へ移送し、この第1の処理機構で一元化した処理を行うことが可能となる。従って、泡沫や汚泥の引抜箇所や貯留箇所の数を減らすことができる。
以上のように請求項1に記載の発明によれば、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理することで汚濁物質濃度の低い側の処理機構から排出される処理水を、再利用水として再利用することができる。その上、第2の処理機構の泡沫や汚泥第1の処理機構に移送することで、泡沫や汚泥の引抜箇所や貯留箇所の数を減らすことができ合理的である。
【0006】
ここで、請求項1に記載の移送手段は、第2の処理機構で生成する泡沫や汚泥を第1の処理機構へ移送する構成を有する。すなわち、本発明では、相対的に汚濁物質濃度の低い排水を浄化処理する側で生成した泡沫や汚泥を、相対的に汚濁物質濃度の高い排水を浄化処理する側へ移送するようになっている。泡沫や汚泥は、処理後の水を再利用水(中水)として利用する際の不要成分である。本発明によれば、泡沫や汚泥の処理を第1の処理機構で一元化した処理が可能となる。そのうえ、泡沫や汚泥が第2の処理機構から排出されることで、第2の処理機構における濃度負荷が低減されることとなり、より浄化度合いの高い処理水を得ることができる。
従って請求項に記載の発明によれば、再利用水を製造するのに好適な浄化処理を行うことが可能となる。
【0007】
また、請求項に記載の浄化処理装置では、排水より泡沫を分離する第1分離手段と排水より汚泥を分離する第2分離手段が設けられている。この分離手段(第1分離手段及び第2分離手段)、第2の処理機構あるいは移送手段等に設置される。この分離手段を移送手段に対して上流側に設けてもよいし、あるいは移送手段に対して下流側に設けてもよい。例えば、第2の処理機構で生成した泡沫や汚泥を移送手段を介して第1の処理機構へ移送する場合、第2の処理機構側で分離された後の泡沫や汚泥を移送手段を介して第1の処理機構側へ移送してもよい。この分離手段としては、例えばエアリフトポンプを用いた構成や、担体、分離膜等の固液分離機構を用いた構成等がある。このような構成によれば、分離手段を用いることで極力泡沫又は汚泥のみを移送することが可能となり、より合理的な泡沫や汚泥の処理が可能となる。
【0008】
また、請求項に記載の浄化処理装置では、第1の処理機構と第2の処理機構とが一つの槽体に収容される構成を有する。これにより、コンパクトな浄化処理装置を実現することができる。
【0009】
また、請求項に記載の浄化処理装置は、第1の処理機構および第2の処理機構に面する点検口を有する。この点検口は、槽体の内部を目視等によって点検するのに用いられる。これにより、各処理機構の点検口を共有化することができ、処理機構の点検が容易になるうえに浄化処理装置のコスト低減に成り得る。
【0010】
請求項に記載の浄化処理方法によれば、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理することで汚濁物質濃度の低い側の処理機構から排出される処理水を、再利用水として再利用することができる。その上、第2の処理機構の泡沫や汚泥第1の処理機構に移送することで、泡沫や汚泥の引抜箇所や貯留箇所の数を減らすことができ合理的である。
【0011】
また、請求項に記載の浄化処理方法によれば、再利用水を製造するのに好適な浄化処理を行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の浄化処理装置の一実施の形態を図1〜図5、図7に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の浄化処理装置の一実施の形態である浄化処理槽100の処理構成を示す図である。図2は図1中の第1の処理機構101の構成を示す模式図である。図3は図1中の第2の処理機構102の構成を示す模式図である。図4は第1の処理機構101の担体流動生物濾過槽130の散気運転時の状態を示す模式図である。図5は第1の処理機構101の担体流動生物濾過槽130の逆洗運転時の状態を示す模式図である。図7は本槽部100a内の構成を示す平面図である。
本実施の形態では、一般家庭等から排出される2種類の排水A,Bを、各々に対応した処理機構へ受け入れて浄化処理して排水する技術について説明する。排水Aは、相対的に汚濁物質濃度の高い排水であり、処理後の水を一般的に再利用水(中水)として利用し難い排水である。例えば、厨房排水、トイレ排水等を排水Aとして用いる。従って、この排水Aには通常トイレ排水に起因する屎尿が含まれる。また、排水Bは、相対的に汚濁物質濃度の低い排水であり、処理後の水を再利用水(中水)として利用するのに好適な排水である。例えば、浴室排水、洗面排水、洗濯排水等を排水Bとして用いる。従って、この排水Bには通常各種洗浄排水に起因する泡沫成分が含まれる。一般に、排水Aは排水Bに比して濃度負荷が高く水量負荷が低い。
なお、本実施の形態では、所定の処理がなされる前のもの(実質的な被処理水)、或いは所定の処理がなされた後のもの(実質的な処理水)を広く「処理水」と記載する。
【0013】
図1に示すように、本発明における浄化処理装置としての浄化処理槽100は、本槽部100a、機械部100b等によって構成されている。本槽部100aは、一つの槽状に形成されその槽内に第1の処理機構101(浄化槽部)および第2の処理機構102(中水部)を収容する。この本槽部100aが本発明における槽体に対応している。
第1の処理機構101は、処理行程の順に対応して上流側(図1の左側)から順に、夾雑物除去槽110、嫌気濾床槽120、担体流動生物濾過槽130、処理水槽140、消毒槽150を備えている。第1の処理機構101は、前記した種類の排水Aを夾雑物除去槽110へ受け入れ、浄化処理し、浄化処理後の処理水を消毒槽150から放流する構成になっている。その浄化処理過程において、後述する散気運転時に処理水槽140の処理水の一部が循環水として夾雑物除去槽110へ移送されるようになっている。また、後述する逆洗運転時に担体流動生物濾過槽130の処理水が逆洗水として夾雑物除去槽110へ移送されるようになっている。
【0014】
第2の処理機構102は、処理行程の順に対応して上流側(図1の左側)から順に、泡沫分離担体流動槽160、固液分離槽170、消毒槽180、貯水槽190を備えている。第2の処理機構102は、前記した種類の排水Bを泡沫分離担体流動槽160へ受け入れ、浄化処理し、浄化処理後の処理水を再利用水(いわゆる中水)として貯水槽190から放流する構成になっている。その浄化処理過程において、泡沫分離担体流動槽160で生成する泡沫および固液分離槽170で生成する汚泥は、第1の処理機構101の夾雑物除去槽110へ移送されるようになっている。
【0015】
機械部100bは、制御装置200、上水補給装置210、加圧ポンプ、ブロワ230,240等によって構成されている。上水補給装置210は、第2の処理機構102の貯水槽190へ上水を補給する。加圧ポンプは、第2の処理機構102の貯水槽190から抜き出した処理水を加圧し、再利用水(中水)として系外へ吐出する。ブロワ230は、第1の処理機構101へばっ気・移送用空気および逆洗・移送用空気を供給する。ブロワ240は、第2の処理機構102へばっ気用空気、移送エアリフト用空気、汚泥移送用空気を供給する。制御装置200は、上水補給装置210、加圧ポンプ、ブロワ230,240等の制御を行う。
【0016】
ここで、第1の処理機構101の各槽の詳細な構成等を説明する。
図2に示すように、夾雑物除去槽110と嫌気濾床槽120との間には、これら両槽を区画する仕切壁113が設けられている。嫌気濾床槽120と担体流動生物濾過槽130との間には、これら両槽を区画する仕切壁123が設けられている。担体流動生物濾過槽130と処理水槽140との間には、これら両槽を区画する仕切壁133が設けられている。処理水槽140と消毒槽150との間には、これら両槽を区画する越流堰143が設けられている。
【0017】
夾雑物除去槽110はバッフル部材112a,112bを備え、流入管111から流入した排水A中に含まれる夾雑物、すなわち大きな固形物や油脂等をこれらバッフル部材112a,112b等の作用によって固液分離・除去する。この夾雑物除去槽110で処理された処理水は、仕切壁113の開口を通じて嫌気濾床槽120へ移流するようになっている。
【0018】
嫌気濾床槽120は濾床122を有し、この濾床122には有機汚濁物質を嫌気処理(還元)する嫌気性微生物を着床させた所定量の濾材C1が充填されている。従って、排水中の有機汚濁物質は、嫌気濾床槽120の嫌気性微生物によって嫌気処理される。そして、嫌気濾床槽120で処理された処理水は、濾床122を図2中の矢印方向へ降流するようになっている。
【0019】
担体流動生物濾過槽130には、上部多孔部材131aおよび下部多孔部材131bが設けられている。これら多孔部材間に形成される担体充填部132には、所定量の粒状担体C2が槽内を流動できる程度に充填されている。これら多孔部材131a,131bは処理水の移動は許容するが粒状担体C2の移動は防止するように構成されている。粒状担体C2は、例えば粒状の中空円筒形に形成されている。この粒状担体C2には有機汚濁物質を好気処理(酸化)する好気性微生物が着床されている。そして、担体流動生物濾過槽130で好気処理された処理水は、担体充填部132を降流するようになっている。なお、粒状担体C2の材質としては、例えばパーライト、シラスバルーン、発泡コンクリート、活性炭、多孔質セラミック、多孔質硝子等の無機担体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の合成樹脂担体を広く用いることができる。
【0020】
また、担体流動生物濾過槽130には、ブロワ230を介して槽内の処理水に空気を供給する散気装置135および逆洗装置136が設けられている。散気装置135は後述する散気運転時に用いられ、逆洗装置136は後述する逆洗運転時に用いられる。散気装置135および逆洗装置136は、空気供給用の複数の空気供給孔135aおよび136aを備えている。なお、散気装置135は槽内において逆洗装置136よりも上方に設けられている。
【0021】
処理水槽140には、ほぼ同様の構成を有する第1エアリフトポンプ137および第2エアリフトポンプ147が設けられている。第1エアリフトポンプ137は後述する逆洗運転時に用いられ、第2エアリフトポンプ147は後述する散気運転時に用いられる。
第1エアリフトポンプ137は、吸入側端部が担体流動生物濾過槽130の底部に浸漬される吸入管138、この吸入管138の上部から夾雑物除去槽110の方向へ延びる排出管139を備え、吸入管138に後述する空気供給配管234が接続されている。この吸入管138内へ作動用の空気が供給されることによって、担体流動生物濾過槽130の処理水は逆洗水として吸入管138から吸入され、吸入管138および排出管139内を移送され、排出管139の流出側端部から夾雑物除去槽110へ吐出される。
第2エアリフトポンプ147は、吸入側端部が処理水槽140の底部に浸漬される吸入管148、この吸入管148の上部から夾雑物除去槽110の方向へ延びる排出管149を備え、吸入管148に後述する空気供給配管232が接続されている。この吸入管148内へ作動用の空気が供給されることによって、処理水槽140の処理水は吸入管148から吸入され、吸入管148および排出管149内を移送され、排出管149の流出側端部から夾雑物除去槽110へ吐出される。これにより、処理水槽140の処理水は、第2エアリフトポンプ147を介して、処理水槽140よりも上流側の夾雑物除去槽110との間で循環されることとなる。
【0022】
ブロワ230の吐出部は、前記した空気供給配管232,234に接続されている。空気供給配管232は、更に散気装置135および第2エアリフトポンプ147の吸入管148に接続されている。ブロワ230から空気供給配管232へ吐出された空気は、散気装置135側と第2エアリフトポンプ147側とに並列的に供給される構成になっている。一方、空気供給配管234は、更に逆洗装置136および第1エアリフトポンプ137に接続されている。ブロワ230から空気供給配管234へ吐出された空気は、逆洗装置136側と第1エアリフトポンプ137側とに並列的に供給される構成になっている。なお、第1エアリフトポンプ137へ供給される空気供給量は、第2エアリフトポンプ147へ供給される空気供給量よりも多くなるように設定される。これにより、循環水の移送量よりも逆洗水の移送量の方を多くすることができ、より短時間で担体流動生物濾過槽130の逆洗運転を行うことができる。
【0023】
消毒槽150は消毒剤注入装置152を備えており、この消毒剤注入装置152によって処理水槽140から流入する処理水の消毒処理を行い、消毒処理後の処理水を放流管151を通じて放流するように構成されている。
【0024】
担体流動生物濾過槽130の散気運転では、槽内へ散気装置135から所定量の空気が供給される。これにより、図4に示すように、散気装置135よりも上層に好気処理領域133(生物処理領域)が形成され、散気装置135よりも下層に濾過処理領域134が形成される。好気処理領域133では、空気が付与された好気性微生物によって有機性汚濁物質の好気処理(酸化)が行われる一方、濾過処理領域134では、好気処理等によって生成したSS(Suspended Solid)等の浮遊固形物を粒状担体C2によって捕捉する。また、このとき好気処理領域133の粒状担体C2は散気装置135から供給される空気の空気流れによって処理水とともに槽内を流動する。これにより、槽内の処理水の均一な処理が行われることとなる。また、この散気運転では、前記したように第2エアリフトポンプ147が作動され循環水の循環が行われる。
【0025】
担体流動生物濾過槽130の逆洗運転では、槽内へ逆洗装置136から所定量の空気が供給される。例えば、散気運転時よりも多くの空気が供給されるように設定されている。これにより、図5に示すように、担体充填部132(好気処理領域133および濾過処理領域134)の粒状担体C2全体が処理水とともに槽内を流動する。これにより、粒状担体C2によって捕捉されたSS等の浮遊固形物が剥離する。また、この逆洗運転では、前記したように第1エアリフトポンプ137が作動され浮遊固形物を含有する処理水が逆洗水として夾雑物除去槽110へ移送される。
【0026】
次に、第2の処理機構102の各槽の詳細な構成等を説明する。
泡沫分離担体流動槽160は、流入した処理水Bの有機性汚濁物質の好気処理(酸化)を行う一方、処理水B中に含有する泡沫成分の除去を行う。図3に示すように、泡沫分離担体流動槽160には、泡沫排出管161、上部多孔部材164aおよび下部多孔部材164b、散気装置163、第3エアリフトポンプ164等が設置されている。泡沫排出管161は第1の処理機構101の夾雑物除去槽110に接続されている。上部多孔部材164aは槽上部に設けられ、下部多孔部材164bは槽下部に設けられている。上部多孔部材164aと下部多孔部材164bとの間の担体充填領域162には、粒状に形成された所定量の粒状担体C3がその領域内を流動可能に充填されている。この粒状担体C3は、粒状担体C2とほぼ同様の構成を有する。多孔部材164a,164bには、処理水の通過は許容するが粒状担体C3の通過は阻止する大きさの孔が多数形成されている。また、この粒状担体C3には、好気性微生物が着床されており、この好気性微生物によって有機汚濁物質の好気処理(酸化)が行われることとなる。
【0027】
散気装置163は、泡沫分離担体流動槽160の槽底部に設けられている。この散気装置163は空気供給配管242を介してブロワ240に接続されており、このブロワ240を起動させることによって、複数の空気供給孔(図示省略)から槽内へ所定量の空気(酸素を含むガス)を供給する構成となっている。散気装置163が作動すると、槽内に水流と空気流れとの気液混相流が形成される。この空気流れによって粒状担体C3が流動化されるとともに、粒状担体C3に着床された好気性微生物にこの微生物の働きを促進するための酸素が均一に供給されることとなる。これにより、排水A中の有機汚濁物質は、好気性微生物によって好気処理されることとなる。
【0028】
また、散気装置163が作動すると、そのばっ気作用によって排水から泡沫が生成する。この泡沫は液界面付近に形成されるため、槽内の液面が泡沫排出管161に対応した位置になると泡沫は泡沫排出管161から排出されるようになっている。泡沫排出管161から排出された泡沫を主体とする処理水は夾雑物除去槽110へ移送される。すなわち、この泡沫排出管161が排水から泡沫を分離する機能を有する。泡沫排出管161等によって本発明の移送手段および第1分離手段が構成されている。
【0029】
第3エアリフトポンプ164は、泡沫分離担体流動槽160に浸漬される吸入管165、この吸入管165と固液分離槽170とを接続する排出管166を備えている。吸入管165は空気供給配管244に接続されており、ブロワ240から吐出された空気は空気供給配管244を介して吸入管165へ供給される。このとき、泡沫分離担体流動槽160内の処理水は、第3エアリフトポンプ164のエアリフト作用によって吸入され、排出管166へ吐出されることで固液分離槽170へ移送される。
【0030】
固液分離槽170には、第4エアリフトポンプ174等が設置されている。また、この固液分離槽170には、槽内に粒状担体C3とほぼ同様の構成の粒状担体C4が所定量充填されている。この粒状担体C4としては、処理水よりも比重が小さいものが用いられており、この粒状担体C4が槽上部に浮遊するようになっている。固液分離槽170内の処理水は、槽内を上向き方向へ通過する際に粒状担体C4によって濾過処理され、処理水中に含まれるSS等の浮遊固形物(以下、「汚泥」という)は槽底部へ沈降する。この汚泥は、主に担体流動槽110において好気性微生物によって有機汚濁物質を好気分解(酸化)したときに発生する。粒状担体C4を通過した処理水は、移流管178を介していわゆる押し出し流れの原理によって消毒槽180へ移流する構成となっている。
【0031】
第4エアリフトポンプ174は、固液分離槽170内に浸漬される吸入管175、この吸入管175と泡沫排出管161とを接続する排出管176を備えている。吸入管175は空気供給配管246に接続されており、ブロワ240から吐出された空気は空気供給配管246を介して吸入管175へ供給される。このとき、槽底部へ沈降した汚泥は、第4エアリフトポンプ174のエアリフト作用によって処理水とともに吸入され、引抜汚泥として泡沫排出管161へ吐出されるようになっている。泡沫排出管161から排出された汚泥を主体とする処理水は、前記した泡沫を主体とする処理水とともに夾雑物除去槽110へ移送される。第4エアリフトポンプ174を用いることで、汚泥の移送を簡便に行うことができる。第4エアリフトポンプ174が本発明における移送手段を構成しており、固液分離槽170が本発明における第2分離手段に対応している。
このように、第2の処理機構102で生成した泡沫および汚泥が、第2の処理機構102から抜き出され第1の処理機構101へ移送されることで、第2の処理機構102は濃度負荷が低下するため、浄化度合いの高い再使用水(中水)を製造することが可能となる。第1の処理機構101へ移送された泡沫および汚泥は、排水Aと混合されて浄化処理される。
【0032】
消毒槽180は消毒剤注入装置182を備えており、この消毒剤注入装置182によって固液分離槽170から流入する処理水の消毒処理を行い、消毒処理後の処理水は越流堰184を介して貯水槽190へ移流する。
貯水槽190は、上水補給装置210、水位センサ194、放流ポンプ196等を備えている。上水補給装置210は、水位センサ194による水位検出情報に基づいて貯水槽190へ供給する上水の量を調節する。貯水槽190に貯留された処理水は、放流ポンプ196を介して再利用水(中水)として放流される。この放流ポンプ196は、エアリフトポンプ、水中ポンプ等を用いて構成される。
【0033】
ここで、本槽部100aに収容される第1の処理機構101および第2の処理機構102の具体的な配置例を図7に基づいて説明する。図7に示すように、第1の処理機構101と第2の処理機構102は本槽部100a内に隣接して設けられている。また、図中の二点鎖線で示すように、本槽部100aには第1の処理機構101と第2の処理機構102とが隣接する二箇所に点検口(マンホール)103,104が設置されている。すなわち、この点検口103,104は、第1の処理機構101および第2の処理機構102のいずれにも面する構成となっている。これにより、点検口を第1の処理機構101と第2の処理機構102とで共有化することができる。従って、処理機構の点検が容易になるうえに浄化処理槽100のコスト低減となる。
【0034】
なお、図7に示すように、夾雑物除去槽110と泡沫分離担体流動槽160との間には、泡沫分離担体流動槽160の余剰排水を夾雑物除去槽110へ流入される移流管105が設けられている。また、この移流管105には逆止弁106が設けられている。逆止弁106は夾雑物除去槽110から泡沫分離担体流動槽160への排水の逆流を防止する。このような構成により、第2の処理機構102では再利用水(中水)として利用された分だけの処理でよい。
【0035】
上記構成の浄化処理槽100は、種々の汚濁物質濃度の排水を合わせて浄化処理するいわゆる合併処理浄化槽に比して、浄化処理後の処理水を再利用水とすることで水資源を有効利用することができる。これについて図9および図10を参照しながら説明する。ここで、図9は本実施の形態の浄化処理槽100を用いた際の処理量バランスの一例を示す図である。図10は合併処理浄化槽を用いた際の処理量バランスの一例を示す図である。なお、これらはいずれも5人槽を標準家庭に導入した場合である。また、これらの図中に示す数値の単位は、リットル/日である。
【0036】
図9に示すように、本実施の形態の浄化処理槽100では、汚濁物質濃度の低い排水を再生処理して得られた再利用水(中水)を、トイレ排水に200リットル、庭木の散水や自動車の洗車に200リットル/日、再利用することができる。また、浄化処理槽100では、風呂水の100リットル/日を洗濯水として使用することで上水道の使用量を低減させることができる。例えば、図10の合併処理浄化槽における上水道の使用量1204リットル/日に対し、上水道の使用量を704リットル/日まで低減させることが可能となる。また、図10の合併処理浄化槽における放流量が1004リットル/日であるのに対し、浄化処理槽100における放流量を504リットル/日まで半減させることが可能となる。従って、浄化処理槽100を用いることで合併処理浄化槽に比して水の有効利用に貢献し得ることとなる。
【0037】
以上のように本実施の形態によれば、汚濁物質濃度の異なる2種類の排水A,Bを各々異なる処理機構で浄化処理することで汚濁物質濃度の低い側の処理機構から排出される処理水を、再利用水(中水)として再利用することができる。その上、第2の処理機構102から第1の処理機構101へ泡沫および汚泥を移送することで、泡沫および汚泥の引抜箇所や貯留箇所の数を減らすことができ合理的である。
また、本実施の形態によれば、泡沫や汚泥が第2の処理機構102から排出されることで、第2の処理機構102における濃度負荷が低減されることとなり、より浄化度合いの高い再使用水(中水)を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、第2の処理機構102で生成する泡沫および汚泥を分離することで、極力泡沫および汚泥のみを移送することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1の処理機構101および第2の処理機構102を本槽部100aに収容する構成としたため、コンパクトな浄化処理槽100を実現することができる。
また、本実施の形態によれば、第1の処理機構101および第2の処理機構102に面する点検口103,104を設けたため、処理機構の点検が容易になるうえに浄化処理槽100のコスト低減となる。
【0038】
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
【0039】
(A)上記実施の形態の泡沫分離担体流動槽160は、上記以外の構成であってもよい。泡沫分離担体流動槽160の別の実施の形態を図6を参照しながら説明する。ここで図6は第1の処理機構101の泡沫分離担体流動槽160の別の実施の形態を示す模式図である。なお、図6において図3中の要素と同一の要素には同一の符号を付している。
図6に示す泡沫分離担体流動槽160では、泡沫を分離・除去する泡沫分離装置167が設けられている。この泡沫分離装置167は、エアリフトポンプの構成を用いたものである。空気供給配管から移送管168へ所定量の空気が供給されるとその空気流れによって、槽内の処理水が移送管168内へ吸入され、また移送管168内において空気と処理水との気液混相状態が形成される。このとき、空気のばっ気作用によって泡沫成分を含有する処理水から泡沫が生成し、この泡沫は移送管168内において気液分離される。すなわち、移送管168が本発明でいう第1分離手段を構成する。移送管168内の垂直箇所において、処理水は比重差によって気液分離界面Sを介して上層側の泡沫領域(泡沫)と、下層側の非泡沫領域(処理水)とに気液分離される。この気液分離界面Sが形成される位置は、空気供給量や気液混相状態等に応じて変化し、気液分離界面S付近では、通常泡沫と処理水が混在した状態となる。そして、泡沫領域の泡沫は、空気流れによって移送管168内を泡沫排出部へと移送され、受け部材169を介して泡沫排出管161から第1の処理機構101の夾雑物除去槽110へ移送される。泡沫分離担体流動槽160のこのような構成によれば、泡沫分離担体流動槽160の水位の変動に関わらず泡沫の生成、気液分離、泡沫の排出を維持することができる。
【0040】
(B)また、泡沫や汚泥の抜出元および移送先は上記実施の形態に限定されない。例えば、図8に示す形態を採り得る。ここで、図8は本槽部100a内の別の構成を示す平面図である。
図8に示す本槽部100aでは、泡沫分離担体流動槽160で生成する泡沫を嫌気濾床槽120へ移送する構成となっている。また、泡沫分離担体流動槽160から汚泥を抜き出し、この汚泥を夾雑物除去槽110へ移送する構成となっている。このように、泡沫や汚泥の抜出元および移送先は必要に応じて適宜変更可能である。
【0041】
(C)また、上記実施の形態では、泡沫や汚泥を移送する手段としてエアリフトポンプ、移送配管等を用いる場合について記載したが、これらにかえて水中ポンプ等の各種移送手段を用いることもできる。
【0042】
(D)また、第1の処理機構101および第2の処理機構102の構成は上記実施の形態に限定されない。例えば、図11および図12に示す形態を採り得る。ここで図11および図12は、いずれも本槽部100aの別の実施の形態である本槽部300aの構成を示す平面図である。
図11に示す本槽部300aでは、第1の処理機構301は1次処理槽、2次処理槽、処理水槽、消毒槽を備え、第2の処理機構302は1次処理槽、2次処理槽、固液分離槽、消毒槽、貯水槽を備えている。また、第2の処理機構302の1次処理槽で生成した泡沫および汚泥が第1の処理機構301の2次処理槽へ移送される構成になっている。図12に示すように、第2の処理機構302の1次処理槽で生成した泡沫および汚泥の移送先を第1の処理機構301は1次処理槽にすることもできる。なお、例えば2次処理槽は生物処理等を主体とした構成を有し、1次処理槽は2次処理がなされる前の処理水の固液分離等を行う構成を有する。このように、第1の処理機構や第2の処理機構の構成は必要に応じて適宜変更可能である。
【0043】
(E)また、上記実施の形態では、2種類の排水A,Bを各々浄化処理する場合について記載したが、3種類以上の排水を各々浄化処理する技術に本発明を適用することもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理する浄化処理装置において、その処理過程で生成する泡沫や汚泥を合理的に処理するのに有効な技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の浄化処理装置の一実施の形態である浄化処理槽100の処理構成を示す図である。
【図2】 図1中の第1の処理機構101の構成を示す模式図である。
【図3】 図1中の第2の処理機構102の構成を示す模式図である。
【図4】 第1の処理機構101の担体流動生物濾過槽130の散気運転時の状態を示す模式図である。
【図5】 第1の処理機構101の担体流動生物濾過槽130の逆洗運転時の状態を示す模式図である。
【図6】 第1の処理機構101の泡沫分離担体流動槽160の別の実施の形態を示す模式図である。
【図7】 本槽部100a内の構成を示す平面図である。
【図8】 本槽部100a内の別の構成を示す平面図である。
【図9】 本実施の形態の浄化処理槽100を用いた際の処理量バランスの一例を示す図である。
【図10】 合併処理浄化槽を用いた際の処理量バランスの一例を示す図である。
【図11】 本槽部100aの別の実施の形態である本槽部300aの構成を示す平面図である。
【図12】 本槽部100aの別の実施の形態である本槽部300aの構成を示す平面図である。
【符号の説明】
100…浄化処理槽(浄化処理装置)
100a…本槽部(槽体)
100b…機械部
101…第1の処理機構
102…第2の処理機構
103,104…点検口(マンホール)
110…夾雑物除去槽
120…嫌気濾床槽
130…担体流動生物濾過槽
140…処理水槽
150,180…消毒槽
160…泡沫分離担体流動槽
161…泡沫排出管
170…固液分離槽
174…第4エアリフトポンプ
190…貯水槽

Claims (5)

  1. 汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理して排出する浄化処理装置であって、
    第1の処理機構と、第2の処理機構と、移送手段とを有し、
    前記第1の処理機構は相対的に汚濁物質濃度の高い排水を受け入れて浄化処理し、前記第2の処理機構は相対的に汚濁物質濃度の低い排水を受け入れて浄化処理し、
    前記第1の処理機構は、前記相対的に汚濁物質濃度の高い排水から夾雑物を分離する夾雑物除去槽と、嫌気処理のための濾床を有する嫌気濾床槽とを備え、
    前記移送手段は、前記第2の処理機構で生成する汚泥を前記夾雑物除去槽へ移送するとともに、前記第2の処理機構で生成する泡沫を前記夾雑物除去槽又は前記嫌気濾床槽へ移送する構成であることを特徴とする浄化処理装置。
  2. 請求項1に記載した浄化処理装置であって、
    前記第2の処理機構は、前記相対的に汚濁物質濃度の低い排水から泡沫を分離する第1分離手段と、前記相対的に汚濁物質濃度の低い排水から汚泥を分離する第2分離手段とを備えていることを特徴とする浄化処理装置。
  3. 請求項1または2に記載した浄化処理装置であって、
    前記第1の処理機構および第2の処理機構は一つの槽体に収容されていることを特徴とする浄化処理装置。
  4. 請求項3に記載した浄化処理装置であって、
    前記槽体は、前記第1の処理機構および第2の処理機構に面する点検口を有することを特徴とする浄化処理装置。
  5. 汚濁物質濃度の異なる複数種類の排水を各々異なる処理機構で浄化処理して排出する浄化処理方法であって、
    相対的に汚濁物質濃度の高い排水を第1の処理機構に受け入れて浄化処理し、相対的に汚濁物質濃度の低い排水を第2の処理機構に受け入れて浄化処理し、
    前記第1の処理機構は、前記相対的に汚濁物質濃度の高い排水から夾雑物を分離する工程と、嫌気性微生物を着床した濾床にて前記排水を嫌気処理する工程とを有し、
    前記第2の処理機構で生成する汚泥を前記第1の処理機構に移送して前記夾雑物とともに分離するとともに、前記第2の処理機構で生成する泡沫を前記第1の処理機構に移送して前記夾雑物とともに分離又は前記濾床にて捕捉することを特徴とする浄化処理方法。
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