JP4514190B2 - データ生成装置、インクジェット記録装置、およびデータ生成方法 - Google Patents

データ生成装置、インクジェット記録装置、およびデータ生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、ブラックインクと少なくとも1つのカラーインクを吐出可能な記録ヘッドを用いて記録を行うためのインクジェット記録装置、データ生成装置、およびデータ生成方法に関するものである。
従来、各種の被記録媒体に対して記録を行うインクジェット記録装置は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、各種装置の出力媒体としてのプリンタ、あるいはポータブルプリンタ等として広く応用され、かつ商品化されている。
一般のシリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置は、記録手段としての記録ヘッドおよびインクタンクを搭載するキャリッジと、被記録媒体を搬送する搬送手段と、これらを制御するための制御手段と、を備えている。そして、複数の吐出口からインク滴を吐出可能な記録ヘッドを被記録媒体の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせる動作と、被記録媒体を記録幅に等しい量搬送する動作と、を繰り返す。このような記録方法は、記録信号に基づいて被記録媒体上にインクを吐出して記録を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記録方式として広く用いられている。また近年では、複数色のインクを用い、カラー画像の記録装置に応用した製品も数多く実用化されている。
このようなカラーインクジェット記録装置において用いられるブラックインクは、文字等の記録に多用されることから、記録画像のシャープさ鮮明さおよび高い記録濃度を実現することが要求される。そこで、被記録媒体に対するブラックインクの浸透性を下げて、ブラックインク中の色材が被記録媒体内へ浸透することを抑制する技術が知られている。
一方、ブラックインク以外のカラーインクは、異なる色の2種のインクが隣接して被記録媒体上に付与されたときに、それらのインクの付与部分の境界部にてインク同士が混ざり合って、カラー画像の記録品位を低下させる現象(境界ブリーディング)が発生するおそれがある。これを防ぐために、被記録媒体に対するカラーインクの浸透性を上げて、カラーインク同士が被記録媒体の表面上で混ざり合うことを防止する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、このようなブラックインクとカラーインクを用いた場合には、以下のような2つの問題が発生する。
第1に、カラーインクは浸透性が高いため定着時間が早いものの、ブラックインクは浸透性が低いため乾燥定着時間が長くかかる。そのため、被記録媒体としての複数ページの記録用紙に連続的に記録をする場合に、先に記録されたページが排紙された後、そのページの上に、次に記録されたページを重ねて排紙したときに、前のページに付与されたブラックインクが完全に乾いていないため、前のページの記録面と次のページの記録用紙の裏面がすれて汚れてしまうおそれがある。このような記録用紙の記録面と裏面の汚れは、「スミア」と称される。このような問題は、記録速度の向上に伴って顕著に現れる。
第2に、ブラックインクは浸透性が低いため、被記録媒体上のブラックインクとカラーインクの付与部分の境界領域において、にじみ(境界ブリーディング)が発生するおそれがある。これはカラー画像の記録品位を著しく低下させることになる。
これら2つの問題の解決策として、従来から以下のような対策がとられている。
第1の対策は、加熱定着器等のインクの定着手段を用いる方法である。この方法より、被記録媒体にインクを高速に定着させて、スミアおよび境界ブリーディングを防止することが可能となる。
第2の対策は、被記録媒体としての記録用紙の排紙待ち制御を行う方法である。この方法は、1枚目の記録用紙に画像が記録されてインクが十分に乾燥するまでの間、2枚目の記録用紙に対する記録開始を一時停止、または2枚目の記録用紙に画像を記録した後に、その記録用紙の排紙動作を一時停止するものである。この方法により、スミアの発生を抑えることができる。
第3の対策は、浸透性の高いカラーインクをブラックインクの付与領域に重ねて付与する方法である。カラーインクが付与された紙面上にブラックインクを付与することにより、ブラックインクが紙面に定着しやすくなり、スミアを抑えることができる。さらに、ブラックインクとカラーインクとが反応して凝集するタイプのインクセットを用いることにより、境界ブリーディングを抑えることができる。
特開昭55−65269号公報
しかしながら、上述した対策には次のような不具合があった。
第1の対策の不具合は、定着手段を設けるために、装置の大型化およびコストの増大が避けられないということである。また、シリアルプリンタにおいては、被記録媒体の送り動作が間欠的であるため、それを定着器内に通す際に送りムラが生じてしまうおそれがある。
第2の対策の不具合は、被記録媒体の排紙待ちをするために、スループットが低下することである。
第3の対策の不具合は、カラーインクを重ねて付与することによって、黒画像のシャープネスの劣化、黒文字の記録品位の劣化を招くことである。また、スミア防止に必要なカラーインクの付与量と、境界ブリーディングを防止するのに必要なカラーインクの付与量とが異なる場合に、スミアと境界ブリーディングの抑制を両立させることが困難であった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、スミアと境界ブリーディングの発生を防止、もしくは低減し、かつ、高品位な黒文字等の記録可能なインクジェット記録装置、データ生成装置、およびデータ生成方法を提供することを目的とする。
本発明のデータ生成装置は、記録ヘッドにより記録されるブラック画像を表すブラックデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち、ブラックインクが第1インク付与量以上付与される領域を第1領域として検出する第1検出手段と、前記記録ヘッドにより記録されるカラー画像を表すカラーデータに基づき、記録媒体複数に区画してなる複数の領域のうち、前記ブラックインクよりも浸透性の高い、少なくとも1色以上のカラーインクが第2インク付与量以上付与される領域及び当該領域に隣接する領域を第2領域として検出する第2検出手段と、前記第1領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第1領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第1付与データを生成する第1付与データ生成手段と、前記第2領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第2領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第2付与データを生成する第2付与データ生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明のインクジェット記録装置は、記録媒体にブラックインク及び前記ブラックインクよりも浸透性の高いカラーインクを吐出するための記録ヘッドと、前記記録ヘッドにより記録されるブラック画像を表すブラックデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち第1インク付与量以上の前記ブラックインクが付与される領域を第1領域として検出する第1検出手段と、前記記録ヘッドにより記録されるカラー画像を表すカラーデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち第2インク付与量以上の前記カラーインクが付与される領域及び当該領域に隣接する領域を第2領域として検出する第2検出手段と、前記第1領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第1領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第1付与データを生成する第1付与データ生成手段と、前記第2領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第2領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第2付与データを生成する第2付与データ生成手段と、前記第1検出手段と前記第2検出手段の少なくとも一方で第1領域又は第2領域が検出された場合、前記カラーインクを前記ブラックインクよりも先に付与するように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明のデータ処理方法は、記録ヘッドにより記録されるブラック画像を表すブラックデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち、ブラックインクが第1インク付与量以上付与される領域を第1領域として検出する第1検出工程と、前記記録ヘッドにより記録されるカラー画像を表すカラーデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち、前記ブラックインクよりも浸透性の高いカラーインクが第2インク付与量以上付与される領域及び当該領域に隣接する領域を第2領域として検出する第2検出工程と、前記第1領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第1領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第1付与データを生成する第1付与データ生成工程と、前記第2領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第2領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第2付与データを生成する第2付与データ生成工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ブラックドットが比較的高デューティに形成される記録領域と、カラードットが形成される記録領域およびそれに隣接する記録領域に対して、カラードットを付与することにより、スミアと境界ブリーディングの発生を防止、もしくは低減することができる。また、ブラックドットが比較的低デューティに形成される黒文字等の記録領域に対しては、カラードットを付与しないようにして、シャープな黒画像を記録することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態は、インクジェット記録方式の記録装置に対する適用例である。
[第1の実施形態]
図12から図13は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置の構成例を説明するための図、図1から図8は、本発明の第1の実施形態を説明するための図である。
(記録装置の構成例)
図12は、本発明を適用可能なカラーインクジェット記録装置の構成例を示す概略斜視図である。
この図において、202は4つのインクカートリッジである。これらは、4色のインク(ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))がそれぞれ入れられたインクタンクと、それらのインクを吐出可能な記録ヘッド201と、から構成されている。記録ヘッド201の構成については後述する。103は紙送りローラであり、補助ローラ104と共に被記録媒体としての記録用紙107を抑えながら図中の矢印方向に回転して、記録用紙107の矢印B方向(副走査方向)への給紙を行う。これらのローラ103および104と同様に、ローラ105も記録用紙107を抑える役割を果たしている。106はキャリッジであり、4つのインクカートリッジ202を搭載して、それらのインクカートリッジ202と共に矢印Aの主走査方向に移動させる。キャリッジ106は、記録装置が記録を行っていないとき、あるいは記録ヘッドの回復動作を行うときは、図中点線の位置(ホームポジション)hに待機するように制御される。
記録開始前、キャリッジ106はホームポジションhに位置する。そして記録開始命令により、キャリッジ106を矢印Aの主走査方向に移動させながら、記録ヘッド201に設けられた記録素子を駆動してインクを吐出させることにより、記録ヘッド201の記録幅に対応した記録用紙107上の領域に記録を行う。キャリッジ106の主走査方向に沿って、記録用紙107上の記録領域の端部までの記録走査が終了すると、キャリッジ106は元のホームポジションhに戻り、再び主走査方向への記録走査を行う。前回の記録走査が終了してから、次の記録走査が始まる前に、紙送りローラ103が矢印方向へ回転して、必要な幅だけ記録用紙107を復走査方向へ紙送りする。このような記録走査と紙送りとを繰り返すことにより、記録用紙107上への記録が完成する。記録ヘッド201からインクを吐出する記録動作は、記録制御手段(不図示)からの制御に基づいて行われる。
また、記録速度を高めるため、キャリッジ106の往方向の走査時のみに記録を行うのではなく、キャリッジ106がホームポジションh側へ戻る復方向の移動時においても記録を行う構成、つまり双方向記録が可能な構成であってもよい。
また、インクカートリッジ202は、記録用のインクを収容するインクタンクと、記録用紙107に向けてインクを吐出する記録ヘッド201と、が一体になったインクジェットカートリッジを構成するものであってもよい。また、インクタンクと記録ヘッド201は、分離可能にキャリッジ106に保持されるものであってもよい。さらに、1つの記録ヘッドから複数色のインクの吐出が可能に構成された記録ヘッド201を用いてもよい。
また、前述の回復動作を行う位置には、記録ヘッド201の前面(インク吐出口の形成面)をキャップするキャッピング手段(不図示)、およびキャッピング手段によるキャップ状態において、記録ヘッド201内の増粘インクや気泡を除去する等のヘッド回復動作を行う回復ユニット(不図示)が設けられている。また、キャッピング手段の側方には、クリーニングブレード(不図示)等が記録ヘッド201に向けて突出可能に支持されており、そのクリーニングブレードと記録ヘッドの前面との摺接が可能となっている。回復動作後に、クリーニングブレードを記録ヘッドの移動経路中に突出させて、そして記録ヘッドを移動させることにより、その記録ヘッドの移動に伴って、記録ヘッドの前面に付着した不要なインク滴や汚れ等を払拭する。
(記録ヘッドの構成例)
図13は、記録ヘッド201の構成例を説明するための要部斜視図である。
本例の記録ヘッド201には、複数の吐出口300が所定のピッチで形成されており、共通液室301と各吐出口300との間は各液路302によって連結されている。各液路302の壁面に沿って、インク吐出用のエネルギーを発生するための記録素子303が配設されている。本例の記録素子は、熱エネルギーを発生するためのヒータ(電気熱変換体)である。記録素子303とその駆動回路は、シリコン上に半導体製造技術を利用して作られている。また、温度センサ(不図示)およびサブヒータ(不図示)も、同一シリコン上に半導体製造プロセスと同様のプロセスによって一括形成される。これらの電気配線が作られたシリコンプレート308は、放熱用のアルミベースプレート307に接着されている。また、シリコンプレート308上の回路接続部311とプリント板309は超極細ワイヤー310によって接続されており、記録装置本体からの信号は信号回路312を通して入力する。液路302および共通液室301は、射出成形されたプラスチックカバー306によって形成されている。共通液室301は、ジョイントパイプ304とインクフィルター305を介して、前述したインクタンク(図12参照)と連結しており、インクタンクからインクが共通液室301に供給される。インクタンクから共通液室301に供給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により液路302に浸入し、吐出口300にてメニスカスを形成して、液路302内を満たされる。そして、電極(不図示)を介して記録素子303としてのヒータが通電されて、それが発熱することにより、その記録素子303上のインクが急激に加熱されて液路302内に気泡が発生する。この気泡の膨張により、吐出口300からインク滴313が吐出される。
(記録装置における制御系の構成例)
図14は、記録装置における制御系の構成例を説明するためのブロック図である。
400は記録信号を入力するインターフェ−ス、401はMPU、402はMPU401が実行する制御プログラムを格納するプログラムROMである。MPU401は、後述するようなデータの処理を実行する。403は、各種データ(記録信号や記録ヘッド201に供給される記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRAM(DRAM)であり、記録ドット数や、インクタンクや記録ヘッド201の交換回数等も記憶することができる。404は、記録ヘッド201に対する記録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェース400、MPU401、およびDRAM403間のデータの転送制御も行う。400は、不図示のホストコンピュータ(ホスト装置)に接続される。このホストコンピュータから、記録装置によって記録するための画像データを入力することができる。405は、記録ヘッド201を搬送するためのキャリアモータ(CRモータ)、406は、記録用紙107の搬送用駆動源としての搬送モータ(LFモータ)である。407および408は、それぞれ搬送モータ405およびキャリアモータ406を駆動するためのモータドライバである。409は、記録ヘッド201を駆動するためのヘッドドライバである。
(全体のデータ処理)
図1は、後述するブラック高デューティマトリクスの検出処理E1000、カラー隣接マトリクスの検出処理E1004、カラードット付与データの生成処理E1,E2、および記録用データの生成処理E3の流れを説明するためのブロック図である。
この図1において、オリジナルのBk,C,M,およびYデータD1000,D1005,D1006およびD1007は、ホストコンピュータなどから入力したカラーの画像データを処理した結果の2値データであり、対応する記録ヘッド201からブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ(M),およびイエロー(Y)のインクを吐出するか否か、つまりインクのドットを形成するか否かに対応する”1”,”0”のデータである。本例の場合、オリジナルBkデータD1000は、そのまま実際の記録に用いられるBkデータD1016となる。以下においては、これらのBkデータD1000,D1016をブラックドットデータともいう。オリジナルのC,M,およびYデータD1005,D1006およびD1007は、それぞれ後述する処理が施されることによって、実際の記録に用いられるC,M,およびYデータD1013,D1014およびD1015となる。以下においては、これらのC,M,およびYデータD1005〜D1007,D1013〜D1015をカラードットデータともいう。
この図1については、それぞれの処理内容毎の説明と共に後述する。
(A)カラードット付与対象マトリクスの検出処理
この検出処理は、後述するカラードット(カラーインクのドット)の付与対象となる領域を検出するための処理である。この検出処理には、以下のように、スミアを防止するためにカラードットの付与領域を検出するブラック高デューティマトリクスの検出処理E1000(図1参照)と、境界ブリーディングを防止するためにカラードットの付与領域を検出するカラー隣接マトリクスの検出処理E1004(図1参照)とがある。
(A−1)ブラック高デューティマトリクスの検出処理E1000
図2は、スミアを防止するためにカラードットを付与する領域として、ブラック高デューティマトリクスを検出するブラック高デューティマトリクス検出処理E1000を説明するためのフローチャートである。
まず、64(画素)×32(画素)のマトリクスに着目し、その着目マトリクス内に形成すべきブラックインクのドット(以下、「ブラックドット」ともいう)の数をカウントする(ステップS101)。すなわち、オリジナルBkデータD1000(図1参照)に基づいて、着目マトリクス内に形成されるブロックドットの数をカウントする。
続いて、ブラックドットのカウント値が758以上であるか否か、つまり記録デューティが約37%(=758/(64×32))以上であるか否かを判定する(ステップS102)。ブラックドット数が758以上の場合には、その着目マトリクスに対応するブラック高デューティマトリクス情報(ビット情報)D1001(図1参照)を”1”にする(ステップS103)。ブラックドット数のカウント値が758未満の場合には、その着目マトリクスに対応するブラック高デューティマトリクス情報D1001を”0”にする(ステップS104)。続いて、オリジナルBkデータD1000(図1参照)における着目マトリクスの位置をシフトさせ(ステップS105)、全ての着目マトリクスについての処理が終了したか否かを判定する(ステップS106)。オリジナルBkデータD1000における全ての着目マトリクスについての検出処理E1000が終了していなければ先のステップS102に戻り、それが終了すれば検出処理E1000を終了する(ステップS107)。
ブラック高デューティマトリクス情報D1001に”1”が設定されたマトリクスに対して、後述するように、カラーインク(C,M,Yインク)のドット(カラードット)が付与されることになる。また、ブラックドット数の閾値は758のみに特定されず、インクの特性や記録装置の特性に合わせて最適な値に設定することができる。
図3(a),(b),(c)は、ブラック高デューティマトリクス検出処理E1000の具体的な説明図である。
図3(a)は、64×32の着目マトリクスを表している。黒文字のように、インクが付与されるベタ部と、インクが付与されない空白部とがはっきりとした画像においては、マトリクスサイズを小さくし過ぎると、ラック高デューティマトリクス情報D1001の”1”,”0”に応じてカラードットを付与するか否かの応答性が良くなり過ぎる。そのため、小さな文字であってもカラードットが付与されてしまい、文字のシャープさを保つことができなくなるおそれがある。逆に、マトリクスサイズを大きくし過ぎると、カラードットを付与するか否かの応答性が悪くなり、所望のカラードットが付与されなくなって、スミアの発生を招くおそれがある。したがって着目マトリクスは、インクシステムや記録装置の特性に応じて適切なサイズに設定する。
図3(b)は、BkデータD1000(図1参照)の各着目マトリクス内におけるブラックドット数のカウント値の説明図であり、そのカウント値が758以上のマトリクス部分には斜線を付している。図3(c)は、ブラック高デューティマトリクス検出処理E1000の結果として得られたブラック高デューティマトリクス情報D1001の説明図である。前述したように、着目マトリクスの位置を横方向および縦方向にシフトさせながら、ブラックドット数のカウント値が758以上の着目マトリクスに対応するビットに”1”をセットし、758未満のマトリクスに対応するビットには”0”をセットする。したがって、ブラック高デューティマトリクス情報D1001は、図3(c)のようなビットマップ情報となる。
(A−2)カラー隣接マトリクスの検出処理E1004
図4は、境界ブリーディング防止用のカラー隣接マトリクス検出処理E1004(図1参照)を説明するためのフローチャートである。
まず、64×32の着目マトリクス内に形成されるべきカラードット数をカウントする(ステップS201)。すなわち、図1のように、オリジナルCデータD1005,オリジナルMデータD1006,およびオリジナルYデータD1007に基づいて、着目マトリクス内に形成されるC,M,Yインクのドット数を合算する。そして、その着目マトリクス内におけるカラードットの総数が410ドット以上であるか否かを判定する(ステップS202)。着目マトリクスにおけるカラードット数が410以上の場合には、その着目マトリクスと、それに隣接する64×32の隣接マトリクス(図5(a)中の隣接マトリクス1,2,3,4)に対応するカラー隣接マトリクス情報D1009(図1参照)のビットを”1”にする(ステップS203)。着目マトリクスにおけるカラードット数が410未満の場合には、その着目マトリクスに対応するカラー隣接マトリクス情報D1009のビットを”0”にする(ステップS204)。続いて、着目マトリクスの位置をシフトさせる(ステップS205)。そして、全てのマトリクスに対するカラー隣接マトリクス検出処理E1004が終了したか否かを判定し(ステップS206)、それが終了すれば処理を終え(ステップS207)、それが終了しなければステップS202に戻って、カラー隣接マトリクス検出処理E1004を繰り返す。
カラードット数の閾値は410のみに特定されず、インクの特性や記録装置の特性に合わせて最適な値に設定することができる。また、オリジナルCデータD1005、MデータD1006、およびYデータD1007は、必ずしも2値化されたデータでなくてもよく、結果的に、インクのドットを形成するか否かに対応付けられるデータであればよい。また、着目マトリクス内に形成されるC,M,Yインクのドット数を合算する際に、インクの種類毎に、インクの特性などに応じた重み付けをしてもよい。
図5(a),(b),(c)は、カラー隣接マトリクス検出処理E1004の具体的な説明図である。
図5(a)は、64×32の着目マトリクスと、それに隣接する4つの隣接マトリクスを表している。本実施形態では、着目マトリクスに隣接する上下左右のマトリクスを隣接マトリクスとしている。これは、着目マトリクスと隣接マトリクスの境界領域においてブラックドットとカラードットが隣接する場合に、境界ブリーディングが生じることを防止するためである。着目マトリクスの対角に位置する4つのマトリクス、つまり着目マトリクスの右上、右下、左上、左下に位置するマトリクスについては、着目マトリクスとの境界領域が点としか存在しないため、それらのマトリクスは、隣接マトリクスとしては扱わない。マトリクスのサイズ、および着目マトリクスに隣接する計8つのマトリクスの内のどれを着目マトリクスとして扱うかは、インクシステムや記録装置の特性に応じて適切に設定する。
図5(b)は、各マトリクス内におけるカラーインク(シアン,マゼンタ,およびイエローインク)のドットの総数の説明図である。その総数が410以上のマトリクス部分には斜線を付している。図5(c)は、カラー隣接マトリクス検出処理E1004を行った結果として得られたカラー隣接マトリクス情報D1009の説明図である。前述したように、着目マトリクスの位置を横方向および縦方向にシフトさせながら、カラードット数のカウント値が410以上の着目マトリクスと、その着目マトリクスに隣接する隣接マトリクスに対応するビットに”1”をセットし、410未満の着目マトリクスに対応するビットには”0”をセットする。したがって、カラー隣接マトリクス情報D1009は、図5(c)のようなビットマップ情報となる。
(B)カラードット付与データの生成処理
この生成処理は、前述したカラードット付与対象マトリクスの検出処理(E1000,E1004)によって検出された領域に付与するためのカラードットの付与データを生成する処理である。この生成処理には、以下のように、スミアを防止するために付与するカラードットの付与データを生成するスミア防止用のカラードット付与データ生成処理E1(図1参照)と、境界ブリーディングを防止するために付与するカラードットの付与データを生成する境界ブリーディング防止用のカラードットデータ生成処理E2(図1参照)とがある。
(B−1)スミア防止用のカラードット付与データの生成処理E1
図6(a)〜(d)は、スミア防止用のカラードット付与データの生成処理E1の説明図である。
本生成処理においては、図6(a)のように、ブラック高デューティマトリクス情報D1001(図3(c)参照)が”1”にセットされた64×32のマトリクス内のBkデータD1000に基づいて、シアンインクドットの付与データ(C付与データ1)D1002、マゼンタインクドットの付与データ(M付与データ1)D1003、およびイエローインクドットの付与データ(Y付与データ1)D1004を生成する。C付与データ1(D1002)、M付与データ1(D1003)、およびY付与データ1(D1004)をまとめてカラードット付与データという。
C付与データ1(D1002)は、ブラック高デューティマトリクス情報D1001が”1”にセットされたマトリクス(64×32)内のBkデータD1000と、図6(b)のような8(画素)×8(画素)のサイズのシアン用マスク(Cマスク1)との論理積をとることによって生成される(図6(a)中のCマスク1とのAND処理E1001)。同様に、M付与データ1(D1003)は、ブラック高デューティマトリクス情報D1001が”1”にセットされたマトリクス(64×32)内のBkデータD1000と、図6(c)のような8(画素)×8(画素)のサイズのマゼンタ用マスク(Mマスク1)との論理積をとることによって生成される(図6(a)中のMマスク1とのAND処理E1002)。同様に、Y付与データ1(D1004)は、ブラック高デューティマトリクス情報D1001が”1”にセットされたマトリクス(64×32)内のBkデータD1000と、図6(d)のような8(画素)×8(画素)のサイズのイエロー用マスク(Yマスク1)との論理積をとることによって生成される(図6(a)中のYマスク1とのAND処理E1003)。
それらのC,M,Yのマスク1が8×8のサイズであるのため、それらを64×32サイズのマトリクス内において縦方向と横方向に繰り返し用いるようにして、BkデータD1000との論理積をとる。本例においては、図6(b),(c),(d)のように、C,M,Yのマスク1のデューティをそれぞれ18%、6%、5%としている。これらのデューティは、ブラック高デューティマトリクス情報D1001が”1”にセットされたマトリクスの記録領域内に対して、スミア防止用のシアンインクドット、マゼンタインクドット、およびイエローインクドットを付与するときの付与量に相当する。それぞれのインクドットの付与量およびマスクのサイズは、インクの特性や記録装置の構成に応じて設定する。また、マスク内のドットは、規則性を持たせて配置してもよく、また疑似的にランダムに配置してもよい。
(B−2)境界ブリーディング防止用のカラードット付与データの生成処理E2
図7(a)〜(d)は、境界ブリーディング防止用のカラードット付与データの生成処理E2の説明図である。
本生成処理においては、図7(a)のように、カラー隣接マトリクス情報D1009(図5(c)参照)が”1”にセットされた64×32のマトリクス内のBkデータD1000に基づいて、シアンインクドットの付与データ(C付与データ2)D1010、マゼンタインクドットの付与データ(M付与データ2)D1011、およびイエローインクドットの付与データ(Y付与データ2)D1012を生成する。C付与データ2(D1010)、M付与データ2(D1011)、およびY付与データ2(D1013)をまとめてカラードット付与データという。
C付与データ2(D1010)は、カラー隣接マトリクス情報D1009が”1”にセットされたマトリクス(64×32)内のBkデータD1000と、図7(b)のような8(画素)×8(画素)のサイズのシアン用マスク(Cマスク2)との論理積をとることによって生成される(図7(a)中のCマスク2とのAND処理E1005)。同様に、M付与データ2(D1011)は、カラー隣接マトリクス情報D1009が”1”にセットされたマトリクス(64×32)内のBkデータD1000と、図7(c)のような8(画素)×8(画素)のサイズのマゼンタ用マスク(Mマスク2)との論理積をとることによって生成される(図7(a)中のMマスク2とのAND処理E1006)。同様に、Y付与データ1(D1012)は、カラー隣接マトリクス情報D1009が”1”にセットされたマトリクス(64×32)内のBkデータD1000と、図7(d)のような8(画素)×8(画素)のサイズのイエロー用マスク(Yマスク2)との論理積をとることによって生成される(図7(a)中のYマスク2とのAND処理E1007)。
それらのC,M,Yのマスク2が8×8のサイズであるのため、それらを64×32サイズのマトリクス内において縦方向と横方向に繰り返し用いるようにして、BkデータD1000との論理積をとる。本例においては、図7(b),(c),(d)のように、C,M,Yのマスクのデューティをそれぞれ30%、5%、5%としている。これらのデューティは、カラー隣接マトリクス情報D1009が”1”にセットされたマトリクスの記録領域に対して、境界ブリーディング防止用のシアンインクドット、マゼンタインクドット、およびイエローインクドットを付与するときの付与量に相当する。それぞれのインクドットの付与量およびマスクのサイズは、インクの特性や記録装置の構成に応じて設定する。また、マスク内のドットは、規則性を持たせて配置してもよく、また疑似的にランダムに配置してもよい。
(C)記録用C,M,Yデータ(カラーデータ)の生成処理E3
この生成処理E3(図1参照)は、オリジナルC,M,Yデータ(D1005〜D1007)に、スミア防止用のカラードットの付与データ1(D1002〜D1004)と境界ブリーディング防止用のカラードットの付与データ2(D1010〜D1012)を反映させて、記録用C,M,Yデータ(D1013〜D1015)を生成するための処理である。
図8は、この記録用C,M,Yデータ生成処理E3を説明するためのフローチャートである。
図8において、ステップS301は前述したブラック高デューティマトリクス検出処理(E1000)に相当し、ステップS302は、シアン,マゼンタ,イエローの付与データ1を生成するための前述したスミア防止用のカラードット付与データ生成処理に相当し、ステップS303は前述したカラー隣接マトリクス検出処理(E1004)に相当し、ステップS304は、シアン,マゼンタ,イエローの付与データ2を生成するための前述した境界ブリーディング防止用のカラードット付与データ生成処理に相当する。記録用C,M,Yデータ生成処理E3においては、このような処理(ステップS301〜S304)の終了後に、図1中のOR処理E1008,E1009,E1010によって、記録用のC,M,YデータD1013,D1014,D1015を生成する(ステップS305)。
すなわち、OR処理E1008において、オリジナルのCデータD1005と、C付与データ1(D1002)と、C付与データD2(D1010)との論理和をとって、記録用CデータD1013を生成する。またOR処理E1009においては、オリジナルのMデータD1006と、M付与データ1(D1003)と、M付与データD2(D1011)との論理和をとって、記録用MデータD1014を生成する。またOR処理E1010においては、オリジナルのYデータD1007と、Y付与データ1(D1004)と、Y付与データD2(D1012)との論理和をとって、記録用YデータD1015を生成する。
(記録用C,M,Y,Bkデータに基づく記録動作)
記録用C,M,Y,BkデータD1013〜D1016に基づいて、対応する記録ヘッド201からC,M,Y,Bkインクを吐出することにより、記録用紙107にカラー画像を記録する。
単位記録領域(着目マトリクス)内におけるブラックドット数のカウント値が高い比較的高デューティのブラックデータ(ベタ画像等)の場合には、その記録領域に対して、付与データ1(D1002〜D1004)に基づいてカラードットを付与することになる。この結果、スミアを防止することができる。一方、比較的低デューティの文字等のブラックデータの場合には、その記録領域に対してカラードットの付与を行わないことになる。そのため、エッジがシャープで高品位な黒文字などを記録することができる。さらに、単位記録領域におけるカラードット数のカウント値が高いカラーデータの記録領域、およびそれに隣接する記録領域(隣接マトリクス)にブラックデータがある場合には、そのブラックデータがある記録領域に対して、付与データ2(D1010〜D1012)に基づいてカラードットを付与することになる。この結果、ブラックドットの付与領域とカラードットの付与領域との間における境界ブリーディングを抑えて、高画質なカラー画像を記録することができる。
[第2の実施形態]
ブラックドットのみで記録された画像に比較して、カラードットを付与したブラック画像は、ブラックドットを間引いても比較的濃度の低下は少ない。一方、スミアや境界ブリーディングは、浸透性の低いブラックドットを間引くことで著しく良化する場合がある。
そこで、本実施形態では、前述した第1の実施形態において検出したブラック高デューティマトリクス(ブラック高デューティマトリクス情報が”1”のマトリクス)、およびカラー隣接マトリクス(カラー隣接マトリクス情報が”1”のマトリクス)内のオリジナルBkデータを所定量の間引くことにより、さらにスミアおよび境界ブリーディングを低減させる。
図9(a),(b)は、オリジナルBkデータD1000の間引き処理の説明図である。
本例においては、図9(a)中のAND処理E4によって、カラー隣接マトリクス情報D1009或いはブラック高デューティマトリクス情報D1001が”1”であるマトリクス内のBkデータD1001と、図9(b)のようなBk間引きマスク(ブラック間引きマスク)との論理積をとって、記録用BkデータD1016を生成する。本例のBk間引きマスクは8(画素)×8(画素)のサイズであり、64×32のBkデータD1001に対して横方向と縦方向に繰り返し使用する。本例では、Bk間引きマスクのサイズを8×8とし、80%デューティのパターンとしたがインクシステムや記録装置の構成に合わせて最適にすることができる。また、このような間引き処理は、ブラック高デューティマトリクス情報D1001およびカラー隣接マトリクス情報D1009の一方または両方が”1”のときに実施する。
本実施形態によれば、比較的高デューティのブラックデータ領域およびカラードットが隣接するブラックデータ領域のブラックドットを間引くことにより、スミアおよび境界ブリーディングの抑制効果を向上させることができる。
[第3の実施形態]
本実施形態においては、異なるインクを吐出可能なヘッドチップを主走査方向に並べて構成した記録ヘッドを用いて記録する場合に、ブラック高デューティマトリクス情報D1001に基づいて記録方向を規定することにより、スミア防止効果を向上させる。
図10(a)は、記録ヘッド201を矢印A1の往路方向に移動させつつ記録する往路記録動作時の説明図、同図(b)は、記録ヘッド201を矢印A2の復路方向に移動させつつ記録する復路記録動作時の説明図である。記録ヘッド201は、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),およびブラック(K)のインクを吐出可能なヘッドチップ201Y,201M,201C,201Kを主走査方向に並べて構成されている。ヘッドチップ201Y,201M,201C,201Kは、それぞれ個別の記録ヘッドを構成するものであってもよく、この場合には、それらの記録ヘッドが主走査方向に並べて配備されることになる。
図10(a)の往路記録時には、記録用紙上の同じ記録領域に対して、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの順にインクが付与されることになる。一方、図10(b)の復路記録時は、記録用紙上の記録領域に対して、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの順にインクが付与されることになる。
一般に、浸透性が比較的高いイエロー,マゼンタ,およびシアンなどのカラーインクと、浸透性が比較的低いブラックインクと、のインクセットを使用する記録装置においては、カラーインクとブラックインクとを重ねて付与する場合に、カラーインクを先に付与し、その上からブラックインクを付与した方がスミア防止の効果が増す。そこで、本実施形態においては、ブラックドットとカラードットとを重ねて形成する場合には、記録方向を図10(b)のような復路方向に設定して、ブラックインクよりも先にカラーインクを付与する。
図11は、このような記録方向の決定処理を説明するためのフローチャートである。
まず、1スキャン(記録走査)分のBkデータD1000に対して、前述したブラック高デューティマトリクス検出処理E1000を行う(ステップS401)。続いて、1スキャン分のブラック高デューティマトリクス情報D1001内に、ビット=1が存在するか否かを判定する(ステップS402)。図10(b)のようにビット=1の情報がある場合には、記録方向を復路方向に設定して、その1スキャン分の記録データを図10(b)のように往路記録する(ステップS403)。一方、図10(a)のようにビット=1の情報がない場合には、予め決められた記録方向で記録する(ステップS404)。ここで、予め決められた記録方向での記録とは、往路記録と復路記録を交互に繰り返す双方向記録方式、または往路記録のみを繰り返す片方向記録方式における往路記録であっても復路記録であってもよい。
本例においては、1スキャン分のブラック高デューティマトリクス情報D1001内におけるビット=1の情報の有無に応じて記録方向を規定したが、ビット=1が所定の数以上存在する場合に記録方向を規定するようにしてもよい。このような記録方向を規定する条件は、インクシステムや記録装置の特性に合わせて最適にすることができる。
本実施形態によれば、1スキャンの記録データの中に比較的高デューティのブラックデータが含まれている場合に、同じ記録領域に対してカラーインクを先に付与してからブラックインクを付与させるように記録方向を規定するため、スミア防止の効果を向上させることができる。
[その他の実施形態]
第3の実施形態においては、スミア防止用のブラック高デューティマトリクス情報D1001に基づいて記録方向を規定したが、同様にして、カラードット隣接マトリクス情報D1009に基づいて記録方向を規定することにより、境界ブリーディングの防止効果を向上させることもできる。
また本発明は、上述したようにシリアルスキャンタイプの記録装置のみならず、被記録媒体上における記録領域の幅方向の全域に渡って延在する記録ヘッドを用いたフルラインタイプの記録ヘッドなどに対しても適用することができる。
また、カラーインクの種類は特定されるものではなく、イエロー、マゼンタ、シアンのインクの他、種々のインクを含むことができる。また、上述したように、ブラックインクとして浸透性が比較的低いインクを用い、またカラーインクとして浸透性が比較的高いインクを用いることができる。また、カラーインクの少なくとも1つは、ブラックインクと反応して凝集する反応系インクであってもよい。その場合には、その反応系インクをシアンインクとしてもよい。
本発明の第1の実施形態におけるデータ処理の流れを説明するためのブロック図である。 図1におけるブラック高デューティマトリクス検出処理を説明するためのフローチャートである。 (a)は、図2のブラック高デューティマトリクス検出処理における着目マトリクスの説明図、(b)は、マトリクス内におけるブラックドット数のカウント値の説明図、(c)は、ブラック高デューティマトリクス検出情報の説明図である。 図1におけるカラードット隣接マトリクス検出処理を説明するためのフローチャートである。 (a)は、図4のカラー隣接マトリクス検出処理における着目マトリクスと隣接マトリクスの説明図、(b)は、マトリクス内におけるカラードット数のカウント値の説明図、(c)は、カラー隣接マトリクス情報の説明図である。 (a)は、図1におけるスミア防止用のカラードット付与データ生成処理の説明図であり、(b),(c)および(d)は、(a)におけるCマスク1,Mマスク1,およびYマスク1の説明図である。 (a)は、図1における境界ブリーディング防止用のカラードット付与データ生成処理の説明図であり、(b),(c)および(d)は、(a)におけるCマスク2,Mマスク2,およびYマスク2の説明図である。 図1における記録用C,M,Yデータ生成処理を説明するためのフローチャートである。 (a)は、本発明の第2の実施形態におけるブラックデータの間引き処理の説明図、(b)は、(a)におけるBk間引きマスクの説明図である。 (a)は、本発明の第3の実施形態における往路記録動作の説明図、(b)は、本発明の第3の実施形態における復路記録動作の説明図である。 本発明の第3の実施形態における記録方向決定処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における記録装置の概略斜視図である。 図12における記録ヘッドの要部の斜視図である。 図12の記録装置における制御系のブロック構成図である。
符号の説明
106 キャリッジ
107 記録用紙(被記録媒体)
201 記録ヘッド
500 記録制御部
D1000 オリジナルBkデータ
D1001 ブラック高デューティマトリクス情報
D1009 カラー隣接マトリクス情報
D1005 オリジナルCデータ
D1006 オリジナルMデータ
D1007 オリジナルYデータ
D1013 記録用Cデータ
D1014 記録用Mデータ
D1015 記録用Yデータ
D1016 記録用Bkデータ
E1000 ブラック高デューティ検出処理
E1004 カラー隣接マトリクス検出処理
E1 スミア防止用のカラードット付与データ生成処理
E2 境界ブリーディング防止用のカラードット付与データ生成処理
E3 記録用C,M,Yデータ生成処理

Claims (11)

  1. 記録ヘッドにより記録されるブラック画像を表すブラックデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち、ブラックインクが第1インク付与量以上付与される領域を第1領域として検出する第1検出手段と、
    前記記録ヘッドにより記録されるカラー画像を表すカラーデータに基づき、記録媒体複数に区画してなる複数の領域のうち、前記ブラックインクよりも浸透性の高い、少なくとも1色以上のカラーインクが第2インク付与量以上付与される領域及び当該領域に隣接する領域を第2領域として検出する第2検出手段と、
    前記第1領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第1領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第1付与データを生成する第1付与データ生成手段と、
    前記第2領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第2領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第2付与データを生成する第2付与データ生成手段と、
    を有することを特徴とするデータ生成装置。
  2. 前記記録媒体を複数に区画してなる領域はL画素×M画素(L,Mは1以上の自然数)の単位領域であり、
    前記第1付与量以上の前記ブラックインクが付与される領域は、前記ブラックインクのインク滴の数が第1の数以上付与される単位領域であることを特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記記録媒体を複数に区画してなる領域はL画素×M画素(L,Mは1以上の自然数)の単位領域であり、
    前記第2インク付与量以上の前記カラーインクが付与される領域は、前記カラーインクのインク滴の数が第2の数以上付与される単位領域であることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記カラーインクは複数色のインクであり、前記カラーインクのインク滴の数は前記複数色のインクのインク滴の数の合計であることを特徴とする請求項3に記載のデータ生成装置。
  5. 前記第1付与データ生成手段は、第1マスクデータを用いて前記第1領域に対応する前記ブラックデータを間引くことで前記第1付与データを生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ生成装置。
  6. 前記第2付与データ生成手段は、第2マスクデータを用いて前記第2領域に対応する前記ブラックデータを間引くことで前記第2付与データを生成することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ生成装置。
  7. 前記カラーインクの少なくとも1つは、前記ブラックインクを凝集させる成分を含有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のデータ生成装置。
  8. 前記カラーデータと前記第1付与データと前記第2付与データとの論理和をとることによって記録用カラーデータを生成する記録用カラーデータ生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のデータ生成装置。
  9. 前記第1領域及び第2領域の少なくとも一方に対応する前記ブラックデータを間引いて記録用ブラックデータを生成する記録用ブラックデータ生成手段をさらに有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のデータ生成装置。
  10. 記録媒体にブラックインク及び前記ブラックインクよりも浸透性の高いカラーインクを吐出するための記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドにより記録されるブラック画像を表すブラックデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち第1インク付与量以上の前記ブラックインクが付与される領域を第1領域として検出する第1検出手段と、
    前記記録ヘッドにより記録されるカラー画像を表すカラーデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち第2インク付与量以上の前記カラーインクが付与される領域及び当該領域に隣接する領域を第2領域として検出する第2検出手段と、
    前記第1領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第1領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第1付与データを生成する第1付与データ生成手段と、
    前記第2領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第2領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第2付与データを生成する第2付与データ生成手段と、
    前記第1検出手段と前記第2検出手段の少なくとも一方で第1領域又は第2領域が検出された場合、前記カラーインクを前記ブラックインクよりも先に付与するように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  11. 記録ヘッドにより記録されるブラック画像を表すブラックデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち、ブラックインクが第1インク付与量以上付与される領域を第1領域として検出する第1検出工程と、
    前記記録ヘッドにより記録されるカラー画像を表すカラーデータに基づき、記録媒体を複数に区画してなる複数の領域のうち、前記ブラックインクよりも浸透性の高いカラーインクが第2インク付与量以上付与される領域及び当該領域に隣接する領域を第2領域として検出する第2検出工程と、
    前記第1領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第1領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第1付与データを生成する第1付与データ生成工程と、
    前記第2領域に対応する前記ブラックデータに基づいて、前記第2領域に付与される前記ブラックインクと前記カラーインクとが重なるように当該カラーインクを付与するための第2付与データを生成する第2付与データ生成工程と、
    を有することを特徴とするデータ生成方法。
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