JP4464673B2 - 即席食品用湯切り蓋材及びその製造方法 - Google Patents

即席食品用湯切り蓋材及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、例えば即席焼きそばなどのように、注湯後に湯切りして喫食される即席食品のパッケージに使用される即席食品用湯切り蓋材及びその製造方法に関する。
従来、即席食品用湯切り蓋材としては、一縁部に片寄った領域に湯切り孔が穿たれた基材と、この基材上を覆う表面材とが積層された構成を有するものが知られている(実公昭57−55175号公報(特許文献1)、実公昭60−9171号公報(特許文献2))。
これらに記載されるような従来の即席食品用湯切り蓋材は、基材側の周縁部が容器の開口部周縁に取り付けられている。即席食品の喫食時には、まず湯切り孔形成側とは反対側に設けられた開封用タブから蓋材の一部を剥離して容器内に注湯し、この部分を開封用タブを折り曲げて容器のフランジ部分に引っかける等により一度容器を閉じる。そして一定時間経過後に今度は湯切り孔形成側に設けられた剥離用タブを摘んで基材の湯切り孔上を覆う表面材の一縁部を基材から剥離し、湯切り孔を露出させて容器内の湯を排出することで、即席食品が喫食可能な状態となるものである。
実公昭57−55175号公報 実公昭60−9171号公報
従来、このような即席食品用湯切り蓋材の製造時には、基材と表面材とをドライラミネート法や押出しラミネート法又はウエットラミネート法等を用いて積層していた。ところが、これらの方法では、基材と表面材との接着に接着剤を用いるため、接着剤の塗布ムラが発生しやすく、基材と表面材との接着強度がバラつくことで、基材から表面材の剥離が確実になされず、湯切り孔が確実に現出されないこともある等の難点が生じていた。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、基材と表面材との接着面の性状均一性を向上し、確実に湯切り孔を現出させることのできる即席食品用湯切り蓋材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の発明は、
少なくとも、一縁部に片寄った領域に湯切り孔が穿たれた基材と、この基材上を覆う表面材とが積層された構成を有する即席食品用湯切り蓋材の製造方法において、
前記基材と前記表面材とのうちの少なくとも一方を、表面に凝集剥離層が設けられた積層構造で作製し、
前記表面材と前記基材とを、前記凝集剥離層を介して熱ラミネート法により接着した後、
前記基材の湯切り孔形成位置に基材側から前記湯切り孔形状のハーフカットを形成し、このハーフカットの内側の残留部を除去する穴開け加工を施すことを特徴とする。
上記課題を解決するための第の発明は、
少なくとも、一縁部に片寄った領域に湯切り孔が穿たれた基材と、この基材上を覆う表面材とが積層された構成を有する即席食品用湯切り蓋材において、
記基材と前記表面材とが、凝集剥離層を介して熱ラミネート法により接着されており、しかも前記湯切り孔が、前記基材と前記表面材の接着後に、前記基材の湯切り孔形成位置に基材側から前記湯切り孔形状のハーフカットを形成し、このハーフカットの内側の残留部を除去する穴開け加工で形成されていることを特徴とする。
また本発明は、上記第2の発明において、
表面材が、金属箔層を有する積層材料であることをその好ましい態様として含むものである。
本発明によれば、基材と表面材との接着に接着剤を使用しないため、これらの間の接着面の高い均一性が確保でき、基材と表面材との剥離が確実になされるため、湯切り孔を確実に現出させることが可能となる。
まず、図1〜図3に基づいて本発明の即席食品用湯切り蓋材を使用した即席食品パッケージについて説明する。
図1は本発明の即席食品用湯切り蓋材を使用した即席食品パッケージの一実施形態を示す平面図、図2は図1におけるA−A概略断面図、図3は図1におけるB−B概略断面図である。
図1〜図3に示されるように、湯切り蓋材1は、基材2と表面材3を積層したもので、基材2側の周縁部を容器4の開口部周縁にヒートシールすることで、即席食品(図示されていない)が入った容器4内を密封している。
湯切り蓋材1の一縁部は容器4よりも外方に延出しており、湯切り蓋材1を容器4から引き剥がすための開封用タブ5を構成している。また、開封用タブ5とは反対側の縁部に片寄った領域に湯切り孔6が形成されている。これらの図に示した形態においては、この湯切り孔6は基材2を貫通して穿たれており、基材2上に積層された表面材3によって覆われている。
一方、基材2の湯切り孔6上を覆う表面材3の一縁部と表面材3のその他の部分との間には、例えばミシン目、断続的なスリットなどの切り離しライン7が形成されている。また、この切り離しライン7に隣接する湯切り孔6側の表面材3の縁部が外方に延出して剥離用タブ8を形成している。但し、剥離用タブ8は、表面材3を剥離するための手掛かりとして設けられているものであれば、図9のように延出させずに設けることもできる。湯切り蓋材1は、この剥離用タブ8を持って引っ張ることにより、基材2の湯切り孔6上を覆う表面材3の一縁部を表面材3のその他の部分から切り離しライン7に沿って分離しつつ基材2から剥離し、基材2に設けられた湯切り孔6を露出させることができるようになっている。
次に、本発明の即席食品用湯切り蓋材の製造方法の一実施形態について説明する。図4は本発明の即席食品用湯切り蓋材の製造方法を説明するための工程図である。
工程1
まず図4(a)のように、表面材3を、凝集剥離層14と表面基材層15との積層構造で作製する。
凝集剥離層の材料は、ポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)とポリエチレン(PE)等の異種の樹脂同士が熱シールできない性質を利用して、PP、PE、PS等の非相溶(又は部分相溶)樹脂をブレンドするのが一般的で、ピール強度のシール温度安定性や挟雑物シール性、耐内容物性に優れている。ただし、凝集剥離タイプのシーラントは開封時の糸引き発生やピール強度自体の調節が難しく、例えば内面PEコート紙カップの蓋材として使用した場合は開封時の剥離強度が強すぎて紙カップの紙層が破壊される。この改善のため、シール層ブレンド樹脂の選定、ブレンド比率、ブレンド状態(ベース樹脂に対してブレンド樹脂が楕円状、層状、或いは線状に分散)を考慮する必要がある。また、糸引き挙動を発生させないためにはブレンド樹脂は塊状にできるだけ大きく分散している(1μm以上)海島構造をとる方が望ましい。
ベース樹脂にLDPE、ブレンド材にポリブテン−1を使用している例が多く、製造方法は共押出フィルム(複数層)、又は基材への押出ラミネートが一般的である。またイージーピール性の他、白化によるタンパーエビデンス性の付与も可能である。
湯切り蓋材に適する凝集剥離フィルムの条件としては、ピール強度が1〜10N/15mm幅、より好適には、5〜7N/15mm幅(イージーピール)で、熱ラミネート温度域でも安定したピール強度を維持し、PPやPEとのヒートシール性が良いことが挙げられる。
具体的には、例えば次の表1に示すような凝集剥離フィルムを用いることができる。
Figure 0004464673
表面基材層15は、単層でも積層構造を有していても構わない。単層の場合には、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等を用いることができ、積層構造を有する場合には、後述の即席食品用湯切り蓋材の実施形態にも示されるように、金属箔層や金属蒸着層等のバリア層を含む積層構造とすることもできる。また、表面基材層15には、本工程1の前に必要に応じて印刷を施しておく。凝集剥離層14と表面基材層15との積層には、ドライラミネート法を用いることができる。
工程2
そして図4(b)のように、基材2と表面材3とを、凝集剥離層14を介して熱ラミネート法により接着する。条件としては、温度が100〜200℃、より好ましくは130〜180℃、圧力が0.1〜2MPa、より好適には0.1〜1MPa程度で行うと良い。
本工程2では、凝集剥離層14が熱により溶融状態となり、その自己融着により基材2との接着が達成されるため、基材2と表面材3との接着に接着剤を用いる必要がなく、接着剤の塗布ムラにより基材2と表面材3との接着面の均一性が損なわれることがない。そのため、基材2と表面材3との接着面の高い均一性が確保できる。
この工程2と後の工程3との間に、必要に応じて、さらなる機能層として金属箔層やシーラント層等を積層しておく。
工程3
次に図4(c)のように、基材2の側から湯切り孔形状の切れ込み20を入れるが、本発明では、トムソン刃を上下に運動させながら押し切る方法でもよいが、切れ込み深さの精度が高いダイカットロールを用いたハーフカット加工によりこの切れ込み20を入れることが好ましい。尚、本発明におけるハーフカットとは、蓋材に対してハーフカットであることを意味しており、例えば湯切り孔形成時のハーフカット加工とは、少なくとも基材は貫通し、凝集剥離層まで達する穴開け加工を指すものである。ハーフカット加工をダイカットロールを用いて行うことで、切れ込みの深さ調節が容易であり、切れ込みの形成精度が向上するだけでなく、ワーク(湯切り蓋材)を移送しながら加工することができるため、加工速度も向上することができる。また、本発明では、上記のように基材2と表面材3との接着に接着剤を使用しないため、これらの間の接着面の高い均一性が確保できることから、ダイカットロールを用いたハーフカット加工により切れ込み深さ調節が容易であることと相俟って、凝集剥離層まで達する切れ込み形成の確実性を著しく高めることが可能となる。
尚、本発明においては、この工程3において少なくとも湯切り孔のハーフカット加工(基材のハーフカット加工)を行うが、その他に必要な加工、即ち表面材を剥離する際に用いる剥離用タブの形成(基材のハーフカット加工)、表面材を剥離する部分とその他の部分との境界の切り離しライン形成(表面材のハーフカット加工)、及び湯切り蓋材全体の外形抜き(全抜き加工)等も合わせて行うことが好ましく、その組み合わせを考慮してできるだけ少ない工程数で行うようにすると良い。ただし、後述の工程4の残留部除去を行う場合に、その後に行う必要のある加工については、工程4の後に行うこととする。
工程4
図4(d)は、図4(c)の工程において湯切り孔形状の切れ込みが入れられることにより、湯切り蓋材1の全体とは凝集剥離層14の部分のみにおいて繋がった状態となっている残留部21を除去する工程を表している。残留部21の除去は、基材2の側からの真空引き等の方法で行うことができる。
また、参考例に係る製造方法としては、上記図4(d)の工程は行わずに、図4(c)に示された状態の湯切り蓋材1をもって即席食品用湯切り蓋材の完成品とすることが挙げられる。この場合には、内容物の納められた容器に基材2の側が接着された本発明の湯切り蓋材1には、残留部21が残されたままの状態で市場に流通し、消費者が即席食品を喫食のための湯切りをする際に表面材3を剥離する時点で、該表面材3に残留部21が付着してこれとともに引きはがされ、湯切り孔が形成されることとなる。
工程3までで完了とする参考例に係る製造方法においては、製造される湯切り蓋材は、消費者が表面材を剥離する段階まで湯切り孔の部分に残留部が残るものとなるので、流通時、又は使用時に該残留部が内容物たる食品に混入することを避けるため、工程3における熱ラミネートでの接着強度をある程度強くしておく必要がある。ところが、必要以上に強くしてしまうと表面材の剥離に支障があるため、熱ラミネート時の接着強度の調節が重要となる。
この点、工程4までを行う本発明の製造方法によれば、残留部が内容物に混入する不安はないが、この工程4が必要になることから、生産コストの点では工程3までのものと比べると不利になることが多い。従って、製品仕様及びコスト等を考慮し、これらの製造方法のいずれを用いるか、適宜選択すると良い。
図5に基づいて、本発明に係る湯切り蓋材1について説明する。
図5に示されるように、本例の湯切り蓋材1の基材2は、容器4(図2、図3参照)側から、シーラント層9、金属箔層10、接着層11、紙層12、接着層13が積層されたものとなっている。但し、金属箔層10に替えて金属蒸着層を用いることもできる。
シーラント層9は、本湯切り蓋材1を容器4(図2、図3参照)へヒートシールできるようにするためのもので、例えばポリエチレン、エチレンビニルアルコール、ポバールなど、ヒートシール性の良好な樹脂が用いられる。金属箔層10は、主に本湯切り蓋材1に遮光性を持たせるためのもので、例えばアルミニウム箔を用いることができ、接着層11,13としては、表裏両側の積層材料に対して良好な接着性を有する樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどを用いることができる。また、紙層12は、本湯切り蓋材1に必要な強度を付与するためのもので、本例の湯切り蓋材1は、紙層12が基材2に介在されていることで、基材2の湯切り孔6上を覆う表面材3の一縁部を剥離して行う湯切り時にも変形しにくいものとなっている。
本例における表面材3は、基材2(図2、図3参照)側から、凝集剥離層14、表面基材層15が積層されたものとなっている。凝集剥離層14は、この層を凝集破壊することにより基材2から表面材3を剥離するための層であり、表面材3は、この凝集剥離層14を介して基材2に接着されている。凝集剥離層14には、上記のような凝集剥離フィルムが好ましく用いられる。凝集剥離層の詳しい説明は上述の通りであるのでここでは省略する。また本例の表面基材層15は、PET等で構成できる単層構造となっている。
本例における湯切り蓋材1の湯切り孔は、基材2を貫通して形成されている。また、剥離用タブ8は、この部分の基材2がハーフカット加工により除去されており、表面材3が延出したものとなっている。尚、本例における剥離用タブ8部分は、上記のように、当該部分の基材2を除去したものとなっているが、剥離用タブ8の基部を基材2側からハーフカットしただけで、基材2が付着したままとすることもできる。
次に、図6に基づいて参考例に係る湯切り蓋材1について説明する。尚、本例の湯切り蓋材は、層構成等は上記本発明に係る湯切り蓋材1と同じであるので、ここでは本発明に係る湯切り蓋材1と異なる点について説明する。
図6は、参考例に係る湯切り蓋材の湯切り孔付近の模式的拡大断面図である。(a)は表面材の剥離前の状態を示す図である。(b)は表面材の剥離後の状態を示す図である。
上記本発明に係る湯切り蓋材は、本発明の上記工程4まで含む製造方法により製造される種類のものであり、残留部の除去されたものであったが、本例の湯切り蓋材1は、残留部21が残されたままの状態のものである。従って、内容物の納められた容器に基材2の側が接着された本例の湯切り蓋材1には、残留部21が残されたままの状態で市場に流通し、消費者が即席食品を喫食のための湯切りをする際に表面材3を剥離する時点で、該表面材3に残留部21が付着してこれとともに引きはがされ、湯切り孔が形成されることとなる。
図7、図8は、それぞれ前述した本発明に係る湯切り蓋材、参考例に係る湯切り蓋材における基材2側の金属箔層10を表面材3側に移動した変形例を示すもので、いずれも前述した本発明に係る湯切り蓋材、参考例に係る湯切り蓋材と同様にして得ることができる。また、図7、図8において図1〜図6と同じ符号は同じ部材又は部位を示す。なお、図7、図8において、16は紙層、17は接着層で、前述の紙層12、接着層11,13と同様のものである。
上記図7、図8に示される変形例の場合、いずれも金属箔層10には湯切り孔が形成されないことから、全体に遮光性を持たせることができる。また、金属箔層10に替えて金属蒸着層を用いても同様の効果を得ることができる。
以上の説明では、凝集剥離層を表面材側の表面に設ける形態について説明したが、凝集剥離層は基材側の表面に設けてもよく、さらには基材と表面材との両方の表面に凝集剥離層を設けても構わない。
また、本発明の製造方法は、凝集剥離層の替わりに、第1層が、ポリプロピレンまたはプロピレンとその他のαオレフィンとの共重合体を含有する樹脂で構成され、第2層が、ポリプロピレン及び融点が120℃以上の高密度ポリエチレン若しくは直鎖状低密度ポリエチレンの混合物を有する樹脂、又は、融点が30〜100℃の熱可塑性樹脂を主体とする樹脂で構成されている層間剥離フィルムを用いても、適用することができる。
更に、本発明の製造方法は、工程1において、凝集剥離層の替わりに、基材層の接着層11と同種のオレフィン系樹脂層を積層させ、該オレフィン系樹脂層又は接着層11の剥離させたい部分に硝化綿系樹脂にシリコンを添加した非接着剤を塗布したあとに、残る加工を工程2以降に準じて適用することもできる。
本発明の即席食品用湯切り蓋材を使用した即席食品パッケージの一実施形態を示す平面図である。 図1におけるA−A概略断面図である。 図1におけるB−B概略断面図である。 本発明の即席食品用湯切り蓋材の製造方法を説明するための工程図である。 本発明に係る湯切り蓋材の湯切り孔付近の模式的拡大断面図である。(a)は表面材の剥離前の状態を示す図である。(b)は表面材の剥離後の状態を示す図である。 参考例に係る湯切り蓋材の湯切り孔付近の模式的拡大断面図である。(a)は表面材の剥離前の状態を示す図である。(b)は表面材の剥離後の状態を示す図である。 本発明に係る湯切り蓋材における基材側の金属箔層を表面材側に移動した変形例を示す模式的断面図である。 参考例に係る湯切り蓋材における基材側の金属箔層を表面材側に移動した変形例を示す模式的断面図である。 剥離用タブの他の例を示す平面図である。
符号の説明
1 湯切り蓋材
2 基材
3 表面材
4 容器
5 開封用タブ
6 湯切り孔
7 切り離しライン
8 剥離用タブ
9 シーラント層
10 金属箔層
11 接着層
12 紙層
13 接着層
14 凝集剥離層
15 表面基材層
16 紙層
17 接着層
20 切れ込み
21 残留部

Claims (3)

  1. 少なくとも、一縁部に片寄った領域に湯切り孔が穿たれた基材と、この基材上を覆う表面材とが積層された構成を有する即席食品用湯切り蓋材の製造方法において、
    前記基材と前記表面材とのうちの少なくとも一方を、表面に凝集剥離層が設けられた積層構造で作製し、
    前記表面材と前記基材とを、前記凝集剥離層を介して熱ラミネート法により接着した後、
    前記基材の湯切り孔形成位置に基材側から前記湯切り孔形状のハーフカットを形成し、このハーフカットの内側の残留部を除去する穴開け加工を施すことを特徴とする即席食品用湯切り蓋材の製造方法。
  2. 少なくとも、一縁部に片寄った領域に湯切り孔が穿たれた基材と、この基材上を覆う表面材とが積層された構成を有する即席食品用湯切り蓋材において、
    記基材と前記表面材とが、凝集剥離層を介して熱ラミネート法により接着されており、しかも前記湯切り孔が、前記基材と前記表面材の接着後に、前記基材の湯切り孔形成位置に基材側から前記湯切り孔形状のハーフカットを形成し、このハーフカットの内側の残留部を除去する穴開け加工で形成されていることを特徴とする即席食品用湯切り蓋材。
  3. 表面材が、金属層を有する積層材料であることを特徴とする請求項に記載の即席食品用湯切り蓋材。
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