JPH01267167A - 容器口部密封用インナーシール材及びその製造方法 - Google Patents

容器口部密封用インナーシール材及びその製造方法

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JPH01267167A
JPH01267167A JP63067732A JP6773288A JPH01267167A JP H01267167 A JPH01267167 A JP H01267167A JP 63067732 A JP63067732 A JP 63067732A JP 6773288 A JP6773288 A JP 6773288A JP H01267167 A JPH01267167 A JP H01267167A
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JP
Japan
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layer
sealing
container
mouth
resin
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Application number
JP63067732A
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English (en)
Inventor
Teru Iwai
輝 岩井
Shinichi Shinaji
品治 愼一
Masashi Takahashi
正史 高橋
Kyoichi Shimomura
恭一 下村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば、コーヒー粉末、クリーム粉末、味塩
、化学調味料等が充填されている容器、主として容器の
口部を密封するためのインナーシール材及びその製造方
法に関するものである。
「従来の技術」 例えば、コーヒー粉末やクリーム粉末等が充填されてい
るガラス壜等の容器口部には、内填物を湿気から保護す
る目的で口部密封用のインナーシール材が取り付けられ
ている。
tJ記インナーシール材は、リシール層上、シール層と
、前記リシール層の裏面と前記シール層の表面との間に
存在している剥離性樹脂層との積層構成とされており、
前記剥離性樹脂層が、市I記リシール層の裏面または面
記シール層の表面に対して離形性を有する樹脂によって
形成されているものである。
前記インナーシール材は、シール層の裏面が可食性の接
着剤によって容器口部に接着されるものであって、容器
口部に接着されたインナーシール材は、容器からキャッ
プを取り除く操作によって前記リシール層の裏面と剥離
性樹脂層との界面、あるいは、前記シール層の表面と剥
離性樹脂層との界面で分離するものである。
例えば、第4図に例示されるように、板紙による表面層
21とポリオレフィン系樹脂による裏面層22とをワッ
クス層23を介して積層してなるリシール層24と、グ
ラシン紙25とアルミニュウム箔26とをポリオレフィ
ン系樹脂層27を介して積層したシール層28とを、ポ
リオレフィン系樹脂層22に対して離形性を有する樹脂
によって形成されている剥離性樹脂層29によって積層
した容器口部密封用インナーシール材の場合には、該イ
ンナーシール材におけるグラシン紙25面が容器内の内
填物側となるようにしてガラス壜等の容器口部31に可
食性の接着剤で接着されており、容器内部の内填物を湿
気から保護しているものである。
前記容器密封用インナーシール材は、内填物の使用に際
して容器30からキャップ32を取り外したときに、リ
シール層24と剥離性樹脂層29との界面で剥離し、キ
ャップ32ノ内側には板紙を主体とするリシール層24
が残り、他方のアルミニュウム箔26を主体とするシー
ル層28と剥離性樹脂層29とが容器口部31に残るも
のである。
「発明が解決しようとする課題」 前述の構成からなる従来のインナーシール材が容器口部
に接着されている容器は、内填物の消費者の手でキャッ
プ32が取り外された後で、容器口部31に接着されて
いるシール層28が取り除かれ、容器内の内填物が取り
出されるものであり、容器内に残った内填物は、キャッ
プ32とキャップ32の内側に装置されたままになって
いるリシール層24との防湿作用によって湿気から保護
されるものである。
従って、1度で消費でしきれない内填物に対する防湿作
用が不十分になり易く、消費者は、容器口部に接着され
ているシール層28に内填物取り出し具の挿入口程度の
穴を開けるようにして、シール層28の除去部分を極く
少量にし、以降の内填物の防湿を計るようにしているが
、シール層2801部分を指先で除去することは、その
操作が煩雑であるばかりでなく、シール層中の紙屑が容
器内に落下したり、更には、シール層28の1部分を指
先で除去した後の外観が見苦しくなる等の欠点を有して
いる。
「課題を解決するための手段」 本第1の発明の容器口部密封用インナーシール材は、板
紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性を有する
シール層の表面とが、前記リシール層の裏面またはシー
ル層の表面に対して屋形性を有する樹脂による剥離性樹
脂層を介して積層されている積層体からなるもので、前
記容器口部密封用インナーシール材の裏面が容器口部に
接着さhている容器からキャップを取り外した場合に、
前記剥離性樹脂層によってリシール層とシール層とが分
離して容器口部に残ったままとなる固定シール層に、該
固定シール層の1部を除去することによって得られる内
填物取り出し用の開口部を形成するための易破断線が形
成されているものである0 本第2の発明°の容器口部密封用インナーシール材の製
造方法は、板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿
特性を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏
面またはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂に
よる剥離性樹脂層を介して積層されている積層体からな
る容器口部密封用インナーシール材を得る方法であり、
前記インナーシール材が接着されている容器からキャッ
プを取り外した場合に、前記剥離性樹脂層によってリシ
ール層とシール層とが分離して容器口部に残ったままと
なる固定シール層に、該固定シール層の裏面から表面に
まで到達する貫通条溝からなる易破断線を形成を形成す
る工程と、前記易破断線を有する固定シール層と、板紙
を主体とするリシール層を積層することによって、板紙
を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性を有するシ
ール層の表面とが、前記リシール層の裏面またはシール
層の表面に対して離形性を有する樹脂による剥離性樹脂
層を介して積層されている積層体からなる口部密封用イ
ンナーシール材に相当する積層構成の積層シートを得る
工程と、油記口部密封用インナーシール材に相当する積
層構成の積層シートを円板状に打ち抜き加工する工程と
によって、水弟1の発明の易破断線が付設されている固
定シール層を有する容器口部密封用インナーシール材を
得るものである。
また、水弟3の発明の容器口部密封用インナーシール材
の製造方法は、板紙を主体とするリシール層の裏面と、
防湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシールの
裏面またはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂
による剥離性樹脂層を介して積層されている積層シート
を得た後、前記得られた積層シートに対して、該積層シ
ートを円板状に打ち抜き加工する工程と、前記積層体に
おけるシール層の裏面からハーフカットすることによっ
て、前記容器口部密封用インナーシール材の裏面が容器
口部に接着されている容器からキャップを取り外した場
合に、前記剥離性樹脂層によってリシール層とシール層
とが分離して容器口部に残ったままとなる固定シール層
に、該固定シール層を貫通する条溝からなる易破断線を
形成する工程とを施すことによって、水弟1の発明のイ
ンナーシール材、即ち、板紙を主体とするリシール層の
裏面と、防湿特性を有するシール層の表面とが、前記シ
ール層の裏面またはシール層の表面トこ対して離形性を
有する樹脂による剥離性樹脂層を介して積層されている
積層体からなる容器口部密封用インナーシール材の裏面
が容器口部に接着されている容器からキャップを取り外
した場合に、前記剥離性樹脂層によってリシール層とシ
ール層とが分離して容器口部に残ったままとなる固定シ
ール層に、該固定シール層を貫通する条溝からなる易破
断線が付設されている容器口部密封用インナーシール材
を得るものである。
更に水弟4の発明の容器口部密封用インナーシール材の
製造方法は、板紙を主体とするリシール層の裏面と、防
湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシール層の
裏面またはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂
による剥離性樹脂層を介して積層されている積層シート
を得た後、前記得らhた積層シートを円板状の積層体に
打ち抜き、更に、前記打ち抜かれた円板状の積層体をキ
ャップ内周面に装填すると同時に、または、キャップ内
周面に装填した後に、前記積層体におけるシール層の裏
面からハーフカットすることによって、前記容器口部密
封用インナーシール材の裏面が容器口部に接着されてい
る容器からキャップを取り外した場合に、前記剥離性樹
脂層によってリシール層とシール層とが分離して容器口
部に残ったままとなる固定シール層に、該固定シール層
を貫通する条溝からなる易破断線が付設されている容器
口部密封用インナーシール材を得るものである。
前述の構成からなる末弟1の発明の容器口部密封用イン
ナーシール材は、シール層における裏面が、ガラス等の
容器素材に対しての接着特性を有する接着剤によって容
器口部に接着されるものであり、容器からキャップを取
り外すことによって、リシール層と剥離性樹脂層との界
面、または、シール層と剥離性樹脂層との界面で分離し
、シール層が容器口部に残り、リシール層はキャップの
内側に装着されたままの状態でキャップ内周面に残るも
のである。
また、前記本発明のインナーシール材においては、該イ
ンナーシール材が容器口部に接着されている容器からキ
ャップを取り外した場合に、前述の通り、前記剥離性樹
脂層によってリシール層とシール層とが分離するもので
あり、この分離によって、容器口部に残ったままとなる
部分が固定シール層をなすものである。従って、前記イ
ンナーシール材におけるシール層とインナーシール層と
の分離が、シール層と剥離性樹脂層との界面で達成され
る場合には、シール層と固定シール層とは同一のもので
あり、また、リシール層と剥離性樹脂層との界面で達成
される場合には、シール層と剥離性樹脂層との積層シー
トが固定シール層となるものである。
前記本番発明における容器口部密封用インナーシール材
におけるシール層、リシール層、剥離性樹脂層のそれぞ
れは、従来の容器口部密封用インナーシール材における
シール層、リシール層、剥離性樹脂層等と同一の構成か
らなるものである。すなわち、前記シール層における防
湿特性は、例えば、アルミニュウム箔等の金属箔、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体樹脂層、塩化ビニリデ
ン樹脂層、エチレンテレフタレート樹脂層等によって付
与されるものであり、また、リシール層は、バッキング
作用を奏する板紙を主体として構成されるものであり、
更に、剥離性樹脂層は、例えば、グラビアコート法等を
利用して、塩素化ポリプロピレン、硝化綿、アクリル系
樹脂等による厚さ0.5〜5μ程度の樹脂層として形成
されたものである。
本番発明の容器口部密封インナーシール材における固定
シール層中の易破断線は、例えば、第5図(1)にて符
号して示されるようなミシン目状の不連続線をなすスリ
ット、同じく第5図(2)にて符号Mで示されるような
鎖線状のスリット、更には、第5図(3)にて、符号N
で示されるような筋状の条溝等で構成されるものであり
、打ち抜き加工、ハーフカット加工、ミシン針加工、ス
リット加工等で形成されるものである。
「実施例」 以下本発明の容器口部密封用インナーシール材及びその
製造方法の具体的な構成を、製造実施例に基づいて説明
する。
実施例1 第1図〜第2図において、坪量30.51/lriのグ
ラシン紙1と厚さ10μのアルミニュウム箔2とを、両
者の間に厚さ20μのポリエチレンの押し出し樹脂層3
を介装させながら積層することによってシール層4に相
当する積層シートを形成した。
次いで、前記積層シートにおけるアルミニュウム箔2面
に、ポリオレフィン系樹脂層に対して離形性を有する硝
化綿による厚さ2μのコート層からなる剥離性樹脂層5
を形成し、更に、前記剥離性樹脂層たる硝化綿によるコ
ート層5の表面に、該コート層5に対して離形性を有す
るポリエチレン樹脂による厚さ20μの押し出し樹脂層
7を形成し、しかる後に、更に、坪量630j7/rr
l の板紙8を、ワックス層9を使用して積層し、末弟
1の発明の容器口部密封用インナーシール材に相当する
積層構成を有する積層シート10を得た。
次いで、前記得られた積層シート10のシール層4側か
ら該シール層4と剥離性樹脂層5とを貫通する直線状の
条溝11を形成するノ・−フカット工程を、前記積層シ
ー)10の積層工程に続く積層シー)10の流れ方向の
途中で実施し、更に、裁断工程後に直径7.51cmの
円板状に打ち抜く加工を施し、水弟1の発明の1実施例
品たる容器口部密封用インナーシール材12を得た。
〔発明の作用、効果〕
水弟1の発明の容器口部密封用インナーシール材は、板
紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性を有する
シール層の表面とが、前記リシール層の裏面またはシー
ル層の表面に対して離形性を有する樹脂による剥離性樹
脂層を介して積層されている積層体からなる容器口部密
封用インナーシール材であって、前記容器口部密封用イ
ンナーシール材の裏面が容器口部に接着されている容器
からキャップを取り外した場合に、前記剥離性樹脂層に
よってリシール層とシール層とが分離して容器口部に残
ったままとなる固定シール層に、該固定シール層の1部
を除去することによって形成される内填物取り出し用の
開口部を形成するための易破断線が形成されているもの
である。
而して、前記第1図に示されている水弟1の発明の実施
例品である容器口部密封用インナーシール材12の場合
には、該インナーシール材12のシール層4の裏面が可
食性の接着剤で容器口部13に接着されている容器14
において、第2図に示されるように、内填物の消費に際
して購買者の手でキャップ15が取り外されると、す7
一ル層16と剥離性樹脂層5とが分離し、シー/L層4
と剥離性樹脂層5とが容器口部13に接着された状態で
残るものである。
尚、前記実施例1による容器口部密封用インナーシール
材12においては、シール層4と剥離性樹脂層5とが固
定シール層6となっているものである。
しかして、前記容器口部13に接着されたままで残って
いるシール層4と剥離性樹脂層5とからなる固定シール
層6には、第3図+11に示されるように、固定シール
層6を貫通する条溝11からなる易破断線が形成されて
おり、前記易破断線を利用して固定シール層601部分
を取り除くことによって、前記固定シール層6に、第3
図(2)に示される内填物取り出し口17が形成される
ものである。
従って、1度で消費しきれない内填物は、キャップ15
の内周面に装填されているリシール層16と、開口部1
7が形成されている固定シール層6との両者の防湿性能
で保護されるものであるから、残存する内填物に対して
極めて良好な防湿作用が奏されるものである。
また、前記水弟1の発明の容器口部密封用インナーシー
ル材においては、固定シール層01部分を指先で除去す
ることンこよって内填物取り出し用の開口部を形成する
ものであり、固定シール層に形成されている易破断線を
利用して前記開口部を形成し得るものであるから、開口
部形成のための操作が簡単であり、しかも、開口部の形
成に伴ってシール層中の紙屑が容器内に落下するような
こともなく、しかも固定シール層の1部分を指先で除去
した後に得られる開口部が整然としたものとなる等の作
用、効果を奏するものである。
また、水弟2の発明の容器口部密封用インナーシール材
の製造方法は、板紙を主体とするリシール層の裏面と、
防湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシール層
の裏面またはシール層の表面に対して離形性を有する樹
脂による剥離性樹脂層を介して積層されている積層体か
らなる容器口部密封用インナーシール材を得るもので、
前記インナーシール材の裏面が容器口部に接着されてい
る容器からキャップを取り外した場合に、前記剥離性樹
脂層によってリシール層とシール層とが分離して容器口
部に残ったままとなる固定シール層に、該固定シール層
の裏面から表面にまで到達する貫通条溝からなる易破断
線を形成する工程と、前記易破断線を有する固定シール
層と、板紙を主体とするリシール層とを積層することに
よって、口部密封用インナーシール材に相当する積層構
成を有する積層シートを得る工程と、前記口部密封用イ
ンナーシール材に相当する積層構成を有する積層シート
を円板状に打ち抜き加工する工程とによって、前記固定
シール層に内填物取り出し用の開口部を形成するための
易破断線が形成されている容器口部密封用インナーシー
ル材を得るものであり、前記水弟1の発明の容器口部密
封用インナーシール材が、容易かつ、確実に得られるも
のである。
更に水弟3の発明の容器口部密封用インナーシール材の
製造方法は、板紙を主体とするリシール層の裏面と、防
湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシール層の
裏面またはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂
による剥離性樹脂層を介して積層されている積層シート
を得た後、前記得られた積層シートに対して、該積層シ
ートを円板状に打ち抜き加工する工程と、前記積層体に
おけるシール層の裏面からハフカットすることによって
、前記容器口部密封用インナーシール材の裏面が容器口
部に密着されている容器からキャップを取り外した場合
に、前記剥離性樹脂層によってリシール層とシール層と
が分離して容器口部に残ったままとなる固定シール層に
、該固定シール層を貫通する条溝からなる易破断線を形
成する工程とを施すことによって、前記固定シール層に
内填物取り出し用の開口部を形成するための易破断線が
形成されている容器口部密封用インナーシール材を得る
ものであり、前記水弟1の発明の容器口部密封用インナ
ーシール材が、容易かつ、確実に得られるものである。
特に、水弟3の発明の容器口部密封用インナーシール材
の’JJ 遣方法において、固定シール層を貫通する条
溝からなる易破断線を形成する工程の後に、積層シート
を円板状に打ち抜き加工する工程を実施する場合には、
積層工程に引き続く連続工程で易破断線を形成すること
が出来るので、従来の製造工程と全く同等の製造効率で
もって、水弟1の発明の容器口部密封用インナーシール
材が得られるものである。
更にまた、水弟4の発明の容器口部密封用インナーシー
ル材の製造方法は、板紙を主体とするリシール層の裏面
と、防湿特性を有するシール層の表面とが、前記リシー
ル層の裏面またはシール層の表面に対して離形性を有す
る樹脂による剥離性樹脂層を介して積層されている積層
シートを得た後、前記得られた積層シートを円板状に打
ち抜き加工し、次いで、前記打ち抜かれた円板状、の積
層体を、キャップ内周面に装填すると同時に、または、
キャップ内周面に装填した後に、前記積層体におけるシ
ール層の裏面からハーフカットすることによって、前記
容器口部密封用インナーシール材の裏面が容器口部に接
着されている容器からキャップを取り外した場合に、前
記剥離性樹脂層によってリシール層とシール層とが分離
して容器口部に残ったままとなる固定シール層に、該固
定シール層を貫通する条溝からなる易破断線を有する容
器口部密封用インナーシール材を得るものであり、前記
水弟1の発明の容器口部密封用インナーシール材が、容
易かつ、確実に得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水弟1の発明の容器口部密封用インナーシー
ル材の1実施例品を得る際の積層シートの模型断面、第
2図は、前記第1図に示される積層シートから得られた
インナーシール材が接着されている容器のキャップを取
り外した状態を示す模型断面図、第3(1)はインナー
シール材における固定シール層の正面図、第3図(2)
は、開口部が形成された後の固定シール層の正面図、第
4図は、従来のインナーシール材が容器口部に接着され
ている容器からキャップを取り外した状態を示す模型断
面図、第4図(1)、(2)、(3)は、インナーシー
ル材の固定シール層に形成されている易破断線のそれぞ
れ別の例を示す正面図である◎ 4:シール層、5:剥離性樹脂層、6:固定シール層、
8:板紙、10:容器口部密封用インナーシール材に相
当する積層シート、11:固定シール層6に形成されて
いる貫通条溝からなる易破断線12:容器口部密封用イ
ンナーシール材、13:容器口部、14:容器、15:
キャップ、16:!Jシール層、17:固定シール層6
に形成されている易破断線を使用して形成された内填物
取り出し口。 特許出願人  大日本印刷株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている積層体からなる容
    器口部密封用インナーシール材において、前記容器口部
    密封用インナーシール材の裏面が容器口部に接着されて
    いる容器からキャップを取り外した場合に、前記剥離性
    樹脂層によってリシール層とシール層とが分離して容器
    口部に残ったままとなる固定シール層に、該固定シール
    層の1部を除去することによって得られる内填物取り出
    し用の開口部を形成するための易破断線が形成されてい
    ることを特徴とする容器口部密封用インナーシール材。
  2. (2)板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている積層体からなる容
    器口部密封用インナーシール材の製造方法において、前
    記容器口部密封用インナーシール材の裏面が容器口部に
    接着されている容器から キャップを取り外した場合に、前記剥離性樹脂層によっ
    てリシール層とシール層とが分離して容器口部に残った
    ままとなる固定シール層に、該固定シール層の裏面から
    表面にまで到達する貫通条溝からなる易破断線を形成を
    形成する工程と、前記易破断線を有する固定シール層と
    、板紙を主体とするリシール層とを積層することによっ
    て、口部密封用イン ナーシール材に相当する積層構成を有する積層シートを
    得る工程と、前記口部密封用インナーシール材に相当す
    る積層構成の積層シートを円板状に打ち抜き加工する工
    程とからなることを特徴とする容器口部密封用インナー
    シール材の製造方法。
  3. (3)板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている積層体からなる容
    器口部密封用インナーシール材の製造方法において、板
    紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性を有する
    シール層の表面とが、前記リシール層の裏面またはシー
    ル層の表面に対して離形性を有する樹脂による剥離性樹
    脂層を介して積層されている積層シートを得た 後、前記得られた積層シートに対して、該積層シートを
    円板状に打ち抜き加工する工程 と、前記積層体におけるシール層の裏面からハーフカッ
    トすることによって、前記容器口部密封用インナーシー
    ル材の裏面が容器口部に接着されている容器からキャッ
    プを取り外した場合に、前記剥離性樹脂層によってリ シール層とシール層とが分離して容器口部に残ったまま
    となる固定シール層に、該固定 シール層の裏面から表面にまで到達する貫通条溝からな
    る易破断線を形成する工程とを施すことを特徴とする容
    器口部密封用インナーシール材の製造方法。
  4. (4)板紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性
    を有するシール層の表面とが、前記リシール層の裏面ま
    たはシール層の表面に対して離形性を有する樹脂による
    剥離性樹脂層を介して積層されている積層体からなる容
    器口部密封用インナーシール材の製造方法において、板
    紙を主体とするリシール層の裏面と、防湿特性を有する
    シール層の表面とが、前記リシール層の裏面またはシー
    ル層の表面に対して離形性を有する樹脂による剥離性樹
    脂層を介して積層されている積層シートを得た 後、前記得られた積層シートを円板状に打ちむ抜き加工
    し、更に、前記打ち抜かれた円板状の積層体を、キャッ
    プ内周面に装填すると同時に、または、キャップ内周面
    に装填した後に、前記積層体におけるシール層の裏面か
    らハーフカットすることによって、前記容器口部密封用
    インナーシール材の裏面が容器口部に接着されている容
    器からキャップを取り外した場合に、前記剥離性樹脂層
    によってリシール層とシール層とが分離して容器口部に
    残ったままとなる固定シール層に、該固定 シール層の裏面から表面にまで到達する貫通条溝からな
    る易破断線を形成することを特徴とする容器口部密封用
    インナーシール材の製造方法。
JP63067732A 1988-03-22 1988-03-22 容器口部密封用インナーシール材及びその製造方法 Pending JPH01267167A (ja)

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