JP6528371B2 - 紙容器 - Google Patents

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本発明は、開封し易いように易開封加工を施した紙容器に関するものである。特に、一枚のブランクシートの両端部の裏面同士を貼り合わせ製函してなる紙容器に関するものである。
紙容器の易開封加工としては、紙の全厚を貫通するミシン目加工が最も一般的に用いられている。缶ビールの外箱や、個別包装された菓子類の外箱など、特に密封性を必要としない紙箱の場合には、紙層を貫通するミシン目でも何ら問題はないが、ある程度の密封性を必要とする紙容器の場合には、適用することができない。
ある程度の密封性を発現するために、開封帯を設けたものがある。例えば、粉末洗剤の紙容器の場合、箱の外側には水がかかる可能性があり、内容物に対しては、ある程度の防湿性が要求される。このため粉末洗剤の紙容器の場合には、例えば、紙の表裏面にポリエチレンフィルムをラミネートして耐水性、耐湿性を確保し、開封方法としては、開封予定線に対して少しずらした位置に表裏面から半切り加工を施して紙の層内剥離を利用して開封する開封帯が採用されている。
粉末洗剤の紙容器のように、紙厚が厚い場合には、半切り加工の許容範囲が広いため、安定した開封性が得られるが、紙厚が薄い場合には、半切り加工の深さの許容範囲が狭くなるため、半切り加工の深さのばらつきによっては、開封帯が本来の開封予定線から逸脱して、紙が破れたり、千切れたりする問題がある。
このような問題を解決するために、開封帯として、紙の表面に2本の平行な表面半切り線を形成し、紙の裏面に該2本の表面半切り線の内側に2本の平行な裏面半切り線を形成し、さらに2本の裏面半切り線の間に1本の補助半切り線を設けた提案がある(特許文献1)。
また、紙の表面に表面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の表面半切り線と、該表面半切り線の内側に、平行して、裏面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の裏面半切り線を有し、さらに裏面半切り線から開封方向に対して表面半切り線と反対側斜め方向に向かい、裏面皮膜層を貫通して紙層に達する複数の裏面半切り補助線を有する紙容器の提案がある(特許文献2)。
これらの提案は、開封帯での紙層の破れ、千切れなどを起こさない効果はあるが、開封帯の開始端の裏面と終端の表面が重なり合って貼着される紙容器である。しかし、一枚のブランクシートの両端部の裏面同士を貼り合わせ製函してなる紙容器においては、開封帯の開始端と終端の裏面同士が貼り合わされたものになる。よって、このような紙容器にこれらの提案を応用し、開封帯の開始端から開封すると、表面の表面半切り線と裏面の裏面半切り線との間の紙層が層間剥離される以外に、場合によっては、2本の裏面半切り線の間も開始端または終端の紙層が層間剥離して、開封帯の中央部まで紙層が露出したり、紙層が破れたり、千切れたりするなどの問題がある。その要因は、開封帯の開始端と終端との貼着強度が、開始端または終端の紙層の層間強度よりも強いために、開封時に2本の裏面半切り線の間でも開始端または終端の紙層が層間剥離を起こしてしまうからである。
特開2009−62078号公報 特開2013−193771号公報
本発明は、背景技術の問題に鑑みて、開封帯の開始端と終端の裏面同士が貼着される紙容器において、開始端から開封しても、開封帯の中央部まで紙層が露出したり、紙層が破れたり、千切れたりすることなく、きれいに開封できる紙容器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、発明者らは鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、紙層の表裏面に皮膜層を積層したブランクシートの両端部の裏面同士を貼着し貼着部を形成してなり、周回された開封帯を有する紙容器であって、
前記開封帯が、前記表面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の表面半切り線を有し、前記
2本の表面半切り線の間に、平行して、前記裏面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の裏面半切り線を有し、
かつ前記開封帯の終端の裏面には、前記裏面半切り線を跨ぐように裏面皮膜層を貫通して紙層に達する複数の直線状の裏面半切り補助線を有し、この裏面半切り補助線で開始端と終端との貼着強度を低減させていることを特徴とする紙容器である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記裏面半切り補助線の形状が、該裏面半切り補助線の中央部が開封帯の開始端方向に向く、くの字状であることを特徴とする請求項1記載の紙容器である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記裏面半切り補助線が、四角状であることを特徴とする請求項1の紙容器である。
本発明の紙容器は、開封帯の開始端と終端の裏面同士が貼着される容器であり、開始端から開封しても、開封帯の中央部まで紙層が露出したり、紙層が破れたり、千切れたりすることなく、きれいに開封できるものである。
また、開封帯が、表面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の表面半切り線を有し、2本の表面半切り線の間に、平行して、裏面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の裏面半切り線を有し、開封帯の終端の裏面には、裏面半切り線を跨ぐように裏面皮膜層を貫通して紙層に達する複数の裏面半切り補助線を設けることで、開封帯の開始端から開封しても、表面の表面半切り線と裏面の裏面半切り線との間の紙層が層間剥離されて、きれいに開封できる。開封帯の中央部まで紙層が露出したり、紙層が破れたり、千切れたりすることなく、きれいに開封できる。
また、裏面半切り補助線の形状が、該裏面半切り補助線の中央部が開封帯の開始端方向に向く、くの字状であることにより、2本の裏面半切り線の間での開始端または終端の紙層の層間剥離を防ぐことができ、よりきれいに開封できる。
また、裏面半切り補助線の形状が、四角状の裏面半切り線であることにより、2本の裏面半切り線の間での開始端または終端の紙層の層間剥離を防ぐことができ、よりきれいに開封できる。
2本の裏面半切り線を跨ぐように複数の裏面半切り補助線を形成することで、開始端と
終端との貼着強度を低減させるために、開封帯の開始端から開封しても、開始端または終端の紙層の層間剥離を防ぐことができる。
本発明に係る紙容器を形成するブランクシートの一例を示す説明図である。 図1のブランクシートを組み立てた紙容器の一例を示す説明図である。 ブランクシートの開封帯の終端を示している。 裏面半切り補助線の他の形状を示す説明図である。 開封帯の断面の一例を示す説明図である。 開封帯を開封するときの状態を示す説明図である。 開封帯を開封している状態を示す説明図である。 本発明の紙容器の他の形状の一例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明に係る紙容器を形成するブランクシートの一例を示す説明図である。ブランクシート2の表面を示している。ブランクシート2の両端部には、ブランクシートの裏面同士を貼り合わせるための貼着片5,5´がそれぞれ形成され、表面板3と裏面板4がそれぞれ縦状の折り曲げ線aを介して連接されている。また、表面板3の上部には第一天面板6が、下部には第一底面板7がそれぞれ湾曲状の折り曲げ線bを介して連接されている。また、裏面板4の上部には第二天面板8が、下部には第二底面板9がそれぞれ湾曲状の折り曲げ線bを介して連接されている。
また、組み立てて紙容器とした場合に、所望する開封位置に開封帯が形成されている。開封帯10は、表面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の表面半切り線11を有し、2本の表面半切り線の間に、平行して、裏面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の裏面半切り線12を有し、開封帯の終端21の裏面には、2本の裏面半切り線12を跨ぐように裏面皮膜層を貫通して紙層に達する複数の裏面半切り補助線13が形成されている。また、表面板と連接する貼着片5には、2本の表面半切り線11の幅に相当する開封用の摘み部23が端縁部から突出して形成されている。
図2は、図1のブランクシートを組み立てた紙容器の一例を示す説明図である。折り曲げ線aを折り曲げ、表面板3と裏面板4を相対し、次いで、湾曲状折り曲げ線bを折り曲げ、第一天面板6と第二天面板8を、第一天面板6が上側になるように、また、同様に湾曲折り曲げ線bを折り曲げ、第一底面板7と第二底面板9を第一底面板7が上側になるように、それぞれ重ねて貼り合わせる。次いで、貼着片5、5´の裏面同士を貼り合わせ貼着部16を形成している。筒状の紙容器1を示している。また、開封帯10は、摘み部23と連接して、開始端20から紙容器の胴部17を周回して終端21まで形成されている。開始端20と終端21とは貼着され、開始端/終端貼着部22を形成している。摘み部23を開封方向に引っ張ると、開封帯10は、開始端20の表面の2本の表面半切り線11と裏面の2本の裏面半切れ線12が切れ、かつ裏面の2本の裏面半切れ線12を跨って形成された複数の裏面半切り補助線13が切られ、開始端と終端が剥離され、順次表面半切り線と裏面半切り線の間の紙層が層間剥離され開封される。
図3は、ブランクシートの開封帯の終端を示している。図3−1に示す、終端21には、表面に、2本の表面半切り線11を有し、裏面に、2本の裏面半切り線12と該2本の裏面半切り線12を跨ぐように裏面半切り線補助線13が複数形成されている。図3−2は、開始端と終端の裏面同士が貼り合わされた開始端/終端貼着部22を示した説明図である。開始端/終端貼着部22では、開始端の表面には、2本の表面半切り線11を有し、終端の裏面には、2本の表面半切り線の間に、平行して2本の裏面半切り線12が形成されている。また、終端21の裏面には、2本の裏面半切り線12を跨ぐように裏面半切り線補助線13が複数形成されている。
図4は、裏面半切り補助線の他の形状を示す説明図である。図4−1は、終端の裏面に、2本の裏面半切り線12を跨ぐように、中央部が開封帯の開始端方向に向く、くの字状の裏面半切り線補助線14が複数形成されているものである。図4−2は、開始端と終端の裏面同士が貼り合わされた開始端/終端貼着部22を示した説明図である。開始端/終端貼着部22では、開始端の表面には、2本の表面半切り線11を有し、終端の裏面には、2本の表面半切り線の間に、平行して2本の裏面半切り線12が形成されている。また、終端21の裏面には、2本の裏面半切り線12を跨ぐように、くの字状の裏面半切り線補助線14が複数形成されている。
また、図5は、終端の裏面に、2本の裏面半切り線12を跨ぐように、四角状の裏面半切り線補助線15が複数形成されているものである。複数の裏面半切り補助線を形成することで、開始端と終端との貼着強度を低減させ、開封帯の開始端から開封しても、開始端または終端の紙層の層間剥離を防ぐことができる。このようにすることで、開封帯をきれいに開封することができる。
図6は、開封帯の断面の一例を示す説明図である。紙容器を形成する積層シート30は、紙層32の表面に、表面皮膜層31を有し、裏面には裏面皮膜層33を有している。開封帯10には、表面皮膜層31を貫通して紙層32に達する2本の表面半切り線11を有し、2本の表面半切り線11の間に、平行して、裏面皮膜層33を貫通して紙層32に達する2本の裏面半切り線12を有し、開封帯の終端の裏面には、2本の裏面半切り線を跨ぐように裏面皮膜層を貫通して紙層に達する複数の直線状の裏面半切り補助線が形成されている。尚、図6では、分かり難くなるため、裏面半きり線補助線を省略している。開封帯10が開封される際には、表面半切り線11と裏面半切り線12の間の紙層が層間剥離して層間剥離部34を形成して開封される。従って、紙層は、表裏の皮膜層によって保護されており、しかも、表面半切り線と裏面半切り線とは、一定の間隔をもってずらして設けられているので、紙の表裏面が切れ込みによって連通している部分は存在しない。このため、紙容器は表裏面の皮膜の材質を選択することにより、有る程度の防湿性や耐水性を発揮することができる。
図7は、開封帯を開封している状態を示す説明図である。摘み部23を摘み、開封方向cに引っ張り、開封帯10を開封すると、開始端/終端部貼着部22では、開始端の表面の表面半切り線11および裏面の裏面半切り線12が切れ、かつ裏面半切り補助線も切れ、表面半切り線11と裏面半切り線12の間の紙層が層間剥離される。順次、表面半切り線11と裏面半切り線12の間の紙層が層間剥離して開封部35が形成され開封される。
さらに、本発明を実施するための形態につき説明する。
本発明の係る紙容器に用いる紙層としては、マニラボール紙、白ボール紙、チップボール紙、黄ボール紙、コートボール紙、両面カード紙、裏白ボール紙、アイボリー紙などが使用されている。紙層の坪量としては、160〜850g/mの紙が用いられる。
また、表面皮膜層および裏面皮膜層の材質や厚さは、特に限定されず、例えば低密度ポリエチレンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルムなど、熱融着性を有するフィルムが挙げられる。
また、紙層に上記フィルムを貼り合わせる方法としては、接着層を介してドライラミネート法により可能である。接着剤としては、例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などが使用することができる。また、ドライラミネート法以外に、低密度ポリエチレン樹脂を押出し機により押出しサンドポリ法にて貼り合わせることもできる。また、熱融着性樹脂を紙層にコーティングして表面皮膜層および裏面皮膜層を形成することも可能である。
また、積層シートに表面半切り線、裏面半切り線および裏面半切り線補助線を形成する方法としては、刃物による方法や、レーザーを用いる方法で可能である。トムソン刃を装着した抜き型を用いた平面プレスやロータリーカッターを用いる方法が可能である。
また、積層シートをブランクシートに打ち抜く方法は、トムソン刃を装着した抜き型を用いた平面プレスやロータリーカッターを用いる方法が可能である。所望の形状に打ち抜かれたブランクシートをサック貼りやその他成形加工にて製函し紙容器を形成することができる。
本発明の紙容器は、一枚のブランクシートの両端部の裏面同士を貼り合わせ貼着部を形成して組み立てられる紙容器である。紙容器の形状としては、図8に示すような四角状の紙容器にも可能である。紙容器を開封するために、開封するための摘み部23を有した貼着部16が形成され、摘み部23と連接した開封帯10が、開始端20から紙容器の胴部を周回して終端21まで形成されているものである。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
坪量250g/mの両面カード紙の両面に低密度ポリエレンフィルム15μを押出しラミネートし積層シートを作成した。
次に、この積層シートを用い、図1に示すようなブランクシートを作成した。表面板および底面板の幅80mm×高さ160mm、貼着片の幅10mm×高さ160mm、第一天面板、第二天面板および第一底面板、第二底面板の高さをそれぞれ27mmにて作成した。この際、ブランクシートに開封帯を、表面には、平行に2本の表面半切り線を形成し、かつ裏面には、表面半切り線のそれぞれ5mm内側に2本の裏面半切り線を形成し、幅25mmの開封帯を形成した。また開封帯の終端の裏面に、前記2本の裏面半切り線を跨ぐように4本の裏面半切り線補助線を等間隔に形成した。表面半切り線、裏面半切り線、裏面半切り線補助線は、トムソン刃を装着した抜き型を用いた平面プレスで行った。また外形抜き加工もトムソン刃を装着した抜き型を用いた平面プレスで行った。この際、開始端の外縁には、開封帯の幅で、摘み部も形成した。
次に、上記ブランクシートの貼着片の裏面同士を貼り合わせ貼着部を形成し、図2に示すように筒状の紙容器を作成した。摘み部と連接された開封帯が周回された筒状の紙容器を作成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例>
裏面半切り線補助線を形成しない以外は、実施例1と同様に行い筒状の紙容器を形成した。
<評価方法>
摘み部を摘み、開封方向に開封して、開封部の状態を確認した。
<評価結果>
実施例では、開封端の開始端を開封しても、開封帯の中央部まで紙層が露出したり、紙層が破れたり、千切れたりすることなく、きれいに開封できた。しかし、比較例では開封帯の中央部まで紙層が露出したり、紙層が破れたり、千切れたりすることがあり、きれいに開封できなかった。
1 本発明の紙容器
2 ブランクシート
3 表面板
4 裏面板
5 貼着片
5´ 貼着片
6 第一天面板
7 第一底面板
8 第二天面板
9 第二底面板
10 開封帯
11 表面半切り線
12 裏面半切り線
13 裏面半切り補助線
14 くの字状の裏面半切り補助線
15 四角状の裏面半切り補助線
16 貼着部
17 紙容器の胴部
20 開始端
21 終端
22 開始端/終端貼着部
23 摘み部
30 積層シート
31 表面皮膜層
32 紙層
33 裏面皮膜層
34 紙層の層間剥離部
35 開封部
40 本発明の他の紙容器
a 縦状の折り曲げ線
b 湾曲状の折り曲げ線
c 開封方向

Claims (3)

  1. 紙層の表裏面に皮膜層を積層したブランクシートの両端部の裏面同士を貼着し貼着部を形成してなり、周回された開封帯を有する紙容器であって、
    前記開封帯が、前記表面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の表面半切り線を有し、前記2本の表面半切り線の間に、平行して、前記裏面皮膜層を貫通して紙層に達する2本の裏面半切り線を有し、
    かつ前記開封帯の終端の裏面には、前記裏面半切り線を跨ぐように裏面皮膜層を貫通して紙層に達する複数の直線状の裏面半切り補助線を有し、この裏面半切り補助線で開始端と終端との貼着強度を低減させていることを特徴とする紙容器。
  2. 前記裏面半切り補助線の形状が、該裏面半切り補助線の中央部が開封帯の開始端方向に向く、くの字状であることを特徴とする請求項1記載の紙容器。
  3. 前記裏面半切り補助線が、四角状であることを特徴とする請求項1記載の紙容器。
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