JP2008068903A - 湯切り機能付き蓋材 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体に蓋材を被せてヒートシールする際に、多少のずれを生じても容易に剥離することのできる蓋材を提供すること。
【解決手段】排湯口開口用つまみ(3)とその近傍には、排湯口開口用つまみの一方の外周端(M)から他方の外周端(N)に向けて、容器本体(20)に被せた際に、容器本体のフランジ部(22)に掛かる剥離開始用ハーフカット線(a)が、内面基材(11)と接着層(13)を貫通して表面基材(12)にまで達するように、フランジ部に掛かり内側に突出する弓形状に排湯口開口用つまみの中心線(c)に対して左右非対称に穿設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙、アルミニウム箔、プラスチックフィルム等の包装材料が複数積層された積層体からなる構成で、カップ等のフランジ付き容器にヒートシールし、剥がすことにより開封する蓋材で、蓋材の層間で剥離させることで湯切り部分が発現する湯切り機能付き蓋材に関するものであり、特には、容器に蓋材を被せてヒートシールする際、蓋材にズレ等が発生しても、容易に剥離できる構造を有する湯切り機能付き蓋材に関する。
従来、特に焼きそば、スパゲッティなど、喫食に際して注湯を行い、所定時間経過後に排湯作業を必要とするインスタント食品用のカップ容器としては、一般にポリスチレン系樹脂粒子にブタン、ペンタン等の揮発性発泡剤を含有させた発泡性樹脂粒子を、加熱等により発泡させることで形成した発泡粒子カップ容器本体に、シート成形により作製された外周に排湯口を有するプラスチック樹脂製の蓋材を被せたものが広く使用されている。
しかし、プラスチック樹脂製の蓋材は、カップ状容器本体に単に被せただけのものが多く、該プラスチック樹脂製の蓋材に設けられた係合用の突部を有する溝部により係合されているものがほとんどであり、密封性がないという問題がある。また、ほとんどがシート成形品であるために、輸送または保管の際に嵩張るとともにカップ状容器本体に被せた状態においても嵩張って見え、見栄えがよくないという問題も生じている。さらに最近の環境問題に関連して廃棄処理の面でも問題となる可能性がある。
一方、紙を基材としてポリエチレン、アルミニウム箔等を積層した積層体からなる蓋材も多数開発されており、剥離機構を有する蓋材では、剥離開始用ハーフカット線を持つものがさまざまな商品で市販されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開2000−203654号公報。 特開2004−75176号公報。
前者の発明は、例えば図6に示すように、剥離開始用ハーフカット線(a)の一箇所から剥離し始める構造であるので、充填時に容器本体と蓋材がずれてヒートシールされると剥離不良が発生する危険性がある。すなわち、剥離開始ハーフカット線と蓋材と容器本体フランジ部とのヒートシール部分との距離が広がると、剥離開始時に力が掛かりにくく剥離しにくなる。
また、剥離開始用ハーフカット線と蓋材と容器本体フランジ部とのヒートシール部分との距離が狭くなり、重なったりすると、容器本体が材料破壊しやすい材料の場合は剥離不良が発生する。剥離強度とのバランスで蓋材が材料破壊する場合もある。
後者の発明は、例えば図7に示すように、剥離開始用ハーフカット線(a)を二本設けた構造としたもので、前者の発明のような時の不良発生は回避できるものの、充填時に容器本体と蓋材がずれてヒートシールされると剥離開始用ハーフカット線の下層が脱落する可能性がある。
本発明は、紙を基材としてポリエチレン、アルミニウム箔等を積層した積層体からなり、剥離機構を有する蓋材に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、容器本体に蓋材を被せてヒートシールする際に、多少のずれを生じても容易に剥離することの出来る蓋材を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、フランジ付き容器本体の開口部を、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみと排湯口開口用つまみを有する蓋材で覆い、該蓋材と容器本体のフランジ部とをヒートシールしてなる食品用容器において、前記蓋材は内面基材とこれを被覆する表面基材が接着層を介して積層されてなり、前記表面基材の最内面には、排湯口開口を除いて剥離ニスが塗布された剥離層が形成され、前記内面基材は、表面基材側に位置する中間基材と容器本体側に位置して容器本体のフランジ部とイージーピール性を有するシーラント層とからなり、前記排湯口開口用つまみの近傍に設けられる排湯口開口は、内面基材と接着層を貫通して表面基材にまで達する排湯開口用ハーフカット線で区画されてなり、
前記排湯口開口用つまみとその近傍には、排湯口開口用つまみの一方の外周端から他方の外周端に向けて、容器本体に被せた際に、容器本体のフランジ部に掛かる剥離開始用ハーフカット線が、内面基材と接着層を貫通して表面基材にまで達するように、フランジ部に掛かり内側に突出する弓形状に排湯口開口用つまみの中心線に対して左右非対称に穿設されていることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材である。
このように請求項1記載の発明によれば、フランジ付き容器本体の開口部を、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみと排湯口開口用つまみを有する蓋材で覆い、該蓋材と容器本体のフランジ部とをヒートシールしてなる食品用容器において、前記蓋材は内面基材とこれを被覆する表面基材が接着層を介して積層されてなり、前記表面基材の最内面には、排湯口開口を除いて剥離ニスが塗布された剥離層が形成され、前記内面基材は、表面基材側に位置する中間基材と容器本体側に位置して容器本体のフランジ部とイージーピール性を有するシーラント層とからなり、前記排湯口開口用つまみの近傍に設けられる排湯口開口は、内面基材と接着層を貫通して表面基材にまで達する排湯開口用ハーフカット線で区画されてなり、
前記排湯口開口用つまみとその近傍には、排湯口開口用つまみの一方の外周端から他方の外周端に向けて、容器本体に被せた際に、容器本体のフランジ部に掛かる剥離開始用ハーフカット線が、内面基材と接着層を貫通して表面基材にまで達するように、フランジ部に掛かり内側に突出する弓形状に排湯口開口用つまみの中心線に対して左右非対称に穿設されているので、フランジ付き容器本体の開口部に蓋材を被せて容器本体のフランジ部と蓋材をヒートシールする際に、蓋材が多少ずれてヒートシールされても排湯口開口用のつまみを持って引き剥がせば、排湯口開口用のつまみは容器本体のフランジ部から剥がれて排湯口開口が容易に露出する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記表面基材は表面側に位置するポリエチレンテレフタレートフィルムに紙基材が積層された構成からなることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材である。
このように請求項2の発明によれば、表面基材が表面側に位置するポリエチレンテレフタレートフィルムに紙基材が積層された構成からなるので、蓋材は印刷適性に優れ美麗な蓋材とすることができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記内面基材の中間基材はアルミニウム箔であることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材である。
このように請求項3の発明によれば、内面基材の中間基材としてアルミニウム箔を用いているので、遮光性やガスバリア性を有すると共に、開封用つまみ側から一部を開封剥離して熱湯を注湯するに際し、蓋材が剥離された状態を保持しているので熱湯を安全に確実に容器本体の中に注ぎ入れることができる。
このように本発明の湯切り機能付き蓋材を使用することにより、容器本体に蓋材を被せる際に多少のズレが生じてもエラーが発生しにくくなった。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の湯切り機能付き蓋材(10)は、例えば、図1〜図4に示すように、フランジ付き容器本体(20)の開口部(21)を、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみ(1)と排湯口開口用つまみ(2)を有する蓋材(10)で覆い、該蓋材と容器本体のフランジ部(22)とをヒートシールしてなる食品用容器に関するものである。
蓋材(10)は内面基材(11)とこれを被覆する表面基材(12)が接着層(13)を介して積層されてなる。そして、表面基材(12)の最内面には、湯切り孔用の排湯口開口(3)を除いて剥離ニスが塗布された剥離層(123)が形成されている。
内面基材(11)は、表面基材側に位置する中間基材(111)と容器本体側に位置して容器本体とイージーピール性を有するシーラント層(112)とからなる。排湯口開口用つまみの近傍に設けられる排湯口開口(3)は、内面基材(11)と接着層(13)を貫通して表面基材(12)にまで達する排湯口開口用ハーフカット線(b)で区画されてなる。
表面基材(12)は、表面側に位置するポリエチレンテレフタレートフィルム(121)に紙基材(122)が積層された構成からなる。
排湯口開口用つまみ(2)とその近傍には、排湯口開口用つまみの一方の外周端(M)から他方の外周端(N)に向けて、容器本体に被せた際に、容器本体のフランジ部に掛かる剥離開始用ハーフカット線(a)が、内面基材(11)と接着層(13)を貫通して表面基材(12)にまで達するように、フランジ部に掛かり内側に突出する弓形状に排湯口開口用つまみ(2)の中心線(c)に対して左右非対称に穿設されている。
このように排湯口開口用つまみ(2)とその近傍に設けられる剥離開始用ハーフカット線(a)の位置がフランジ部に掛かり内側に突出する弓形状に、排湯口開口用つまみ(2)の中心線(c)に対して左右非対称に穿設されているので、排湯口開口用つまみ(2)をつまんで蓋材を剥がすと、端の位置がずれているので剥離方向に対して剥離開始点が2箇所になり、剥離不良発生の頻度を抑える効果がある。
つぎに本発明の湯切り機能付き蓋材に用いられる材料について説明する。
内面基材(11)を構成する中間基材(111)としては、遮光やガスバリア等の保存性を考慮して、金属箔、特にはアルミニウム箔を使用することが好ましい。このアルミニウム箔は、特に本発明の湯切り機能付き蓋材のように開封用つまみ(1)側から一部分を開封剥離して熱湯を注ぐに際して、蓋材が剥離された状態を保持している性質、すなわち、デッドホールド性を有しているため、熱湯を安全に確実に注湯することができ、好適に使用できる。
中間基材(111)の外側で容器本体のフランジ部とヒートシールされるシーラント層(112)としては、容器本体とのイージーピール性を有する、例えば、低音接着性を有するポリスチレン接着タイプのイージーピールフィルムが好ましく使用できる。中間基材(111)とシーラント層(112)とは、例えば、ドライラミネート法等の公知の貼り合わせ方法により積層することができる。
表面基材(12)としては、表面が印刷適性に優れている必要があるため、紙基材(122)にプラスチックフィルムを貼り合わせた材料が好ましくしようできる。紙基材(122)としては、坪量が50〜150g/m2程度の片面アート紙、片面コート紙、上質紙等が好ましく使用できる。
紙基材(122)の表面基材(12)側に湯切り孔用の排湯口開口(3)を除いて形成される剥離層(123)を構成する剥離ニスとしては、例えば、ポリエチレン系ワックス、P利エステル系ワックス等のワックス系もしくはポリアミド系樹脂に硝化棉系樹脂を混合した混合ニス等が好ましく使用でき、これら剥離ニスをグラビア法あるいはシルクスクリーンによるバーコート法によって剥離層(123)とすることができる。
紙基材(122)の表側に配置されるプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(121)が好ましく使用できる。ポリエチレンテレフタレートフィルムの代わりに延伸ポリプロピレンフィルムを使用することもできる。紙基材(122)とポリエチレンテレフタレートフィルム(121)とは、例えば、ドライラミネート法等の公知の貼り合わせ方法により積層することができる。
内面基材(11)の中間基材(111)面と、表面基材(12)の剥離層(123)面とは、蓋材の生産性等を考慮して、熱溶融した低密度ポリエチレン樹脂を介した熱溶着法により接着層(13)を形成させて接着することができる。
つぎにさらに具体的な実施例により本発明の湯切り機能付き蓋材を詳細に説明する。
まず、フランジ付き容器本体(20)として直径180mmの発泡ポリスチレン樹脂製のカップ状容器を準備した。
フランジ付き容器本体(20)との剥離を容易にした低温接着性を有するポリスチレン接着タイプのイージーピールフィルム(厚さ25μm)をシーラント層(112)として準備し、このシーラント層と中間基材(111)である厚さ15μmの一般タイプ片艶アルミニウム箔とをドライラミネート法により貼り合わせ、内面基材(11)とした。
つぎに、紙基材(122)である片アート紙(坪量104.7g/m2)の艶有り面に一般タイプの片面処理ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ12μm)(121)をドライラミネート法により貼り合わせ、表面基材(12)とした。
なお、片アート紙(122)の艶なし面側には、排湯口開口(3)となる個所を除いた必要個所にグラビアコート法によりワックス系の剥離ニスを塗布して、剥離層(123)を形成させた。
内面基材(11)のアルミニウム箔(111)面と表面基材(11)の紙基材の剥離層(123)面を対向させ、低密度ポリエチレンからなる接着層(13)により押し出しラミネート法により貼り合わせ、積層材料とした。
続いて、この巻取り状の積層材料を大断した後、必要個所に湯切り孔である排湯口開口(3)形成用のハーフカット線形成加工を行う。この排湯口開口用ハーフカット線(b)は、排湯口開封用つまみ(2)の内側近傍で、内面基材(11)を貫通して表面基材(12)の紙基材(122)に至るまで設ける。
排湯口開口用ハーフカット線(b)に囲まれた個所が排湯口開口(3)である。排湯口開口(3)の大きさは、熱湯が円滑に排出(湯切り)でき、湿潤によってほぐれたスパゲッティ、麺等の即席食品が湯と一緒に排出されず、容器本体内に止まる程度の大きさであれば特に限定されるものではない。また、排湯口開口(3)は通常は複数個設けられる。
排湯口開口(3)の形成と同時に、剥離開始用ハーフカット線(a)を排湯口開口用つまみ(2)の一方の外周端縁(M)からもう一方の外周端縁(N)に向けて、容器本体に蓋材を被せた際に、排湯口開封用つまみ(2)の中心線(c)に対して、MとNの差が3mm程度生じるように左右非対称に容器本体のフランジ部(22)に掛かるように内側に突出する弓形状に穿設した。
大断ちした積層材料の必要個所に排湯口開口用ハーフカット線(b)と剥離開始用ハーフカット線(a)を形成した後、直径180mmの略円形に小断ち、抜き加工を経て蓋材を形成し、実施例1の湯切り機能付き蓋材とした。
剥離開始用ハーフカット線(a)を排湯口開口用つまみ(2)の一方の外周端縁(M)からもう一方の外周端縁(N)に向けて、容器本体に蓋材を被せた際に、排湯口開封用つまみ(2)の中心線(c)に対して、MとNの差が生じないように左右対称に容器本体のフランジ部(22)に掛かるように内側に突出する弓形状に穿設した以外は、実施例1と同じ材料を用いて実施例1と同様に蓋材を形成し、比較例となる実施例2の湯切り機能付き蓋材とした。
こうして作製した実施例1、実施例2の蓋材を、あらかじめ湯切りを必要とするインスタント焼そばを収容しておいたフランジ付きの発泡ポリスチレン樹脂製のカップ状容器(20)に、容器本体に対する蓋材(10)のずれが、−2mm、−1mm、0mm、+1mm、+2mm(紙面上=プラス、紙面下=マイナス)となるようにセットして蓋材とヒートシールして排湯機能を有する食品容器とした。
それぞれの食品容器について、開封用つまみ(1)を剥がして熱湯を注ぎ、所要時間経過後、排湯口開口用つまみ(2)から蓋材を剥がし、排湯口開口(3)から熱湯を排出させ、ヒートシールの状態、剥離状態等を目視観察した。その結果を表1に示す。
Figure 2008068903
表1の結果から分かるように、排湯口開口用つまみの一方の外周端縁からもう一方の外周端縁に掛かる剥離開始用ハーフカット線(a)を、排湯口開口用つまみの中心線に対して左右非対称に穿設することにより、容器本体と蓋材に多少のずれが生じてもエラー発生がしにくくなった。
本発明の湯切り機能付き蓋材の一実施例を示す、裏面から見た平面説明図である。 図1のA−A'線断面説明図(表面が上)である。 図1のB−B'線断面説明図(表面が上)である。 本発明の蓋材を容器本体に被せて蓋材と容器本体のフランジ部をヒートシールした後の、排湯口開封用つまみ近傍のフランジシール幅と剥離開始用ハーフカット線との関係を模式的に示す平面説明図である。 本発明の蓋材を容器本体に被せて蓋材と容器本体のフランジ部をヒートシールした状態を示す断面説明図である。 従来の蓋材を容器本体に被せて蓋材と容器本体のフランジ部をヒートシールした後の、排湯口開封用つまみ近傍のフランジシール幅と剥離開始用ハーフカット線との関係を模式的に示す平面説明図である。 従来の別の蓋材を容器本体に被せて蓋材と容器本体のフランジ部をヒートシールした後の、排湯口開封用つまみ近傍のフランジシール幅と剥離開始用ハーフカット線との関係を模式的に示す平面説明図である。
符号の説明
1‥‥開封用つまみ
2‥‥排湯口開口用つまみ
3‥‥排湯口開口
10‥‥湯切り機能付き蓋材
11‥‥内面基材
12‥‥表面基材
13‥‥接着層
20‥‥容器本体
21‥‥開口部
22‥‥フランジ部
111‥‥中間基材、アルミニウム箔
112‥‥シーラント層
121‥‥ポリエチレンテレフタレートフィルム
122‥‥紙基材
123‥‥剥離層
a‥‥剥離開始用ハーフカット線
b‥‥排湯口開口用ハーフカット線
c‥‥排湯口開口用のつまみの中心線
M‥‥排湯口開口用のつまみの一方の外周端
N‥‥排湯口開口用のつまみの他方の外周端

Claims (3)

  1. フランジ付き容器本体の開口部を、容器本体の開口部とほぼ同じ外形を有し、開封用つまみと排湯口開口用つまみを有する蓋材で覆い、該蓋材と容器本体のフランジ部とをヒートシールしてなる食品用容器において、
    前記蓋材は内面基材とこれを被覆する表面基材が接着層を介して積層されてなり、
    前記表面基材の最内面には、排湯口開口を除いて剥離ニスが塗布された剥離層が形成され、
    前記内面基材は、表面基材側に位置する中間基材と容器本体側に位置して容器本体とイージーピール性を有するシーラント層とからなり、
    前記排湯口開口用つまみの近傍に設けられる排湯口開口は、内面基材と接着層を貫通して表面基材にまで達する排湯口開口用ハーフカット線で区画されてなり、
    前記排湯口開口用つまみとその近傍には、排湯口開口用つまみの一方の外周端から他方の外周端に向けて、容器本体に被せた際に、容器本体のフランジ部に掛かる剥離開始用ハーフカット線が、内面基材と接着層を貫通して表面基材にまで達するように、フランジ部に掛かり内側に突出する弓形状に排湯口開口用つまみの中心線に対して左右非対称に穿設されていることを特徴とする、湯切り機能付き蓋材。
  2. 前記表面基材は表面側に位置するポリエチレンテレフタレートフィルムに紙基材が積層された構成からなることを特徴とする、請求項1記載の湯切り機能付き蓋材。
  3. 前記内面基材の中間基材はアルミニウム箔であることを特徴とする、請求項1又は2記載の湯切り機能付き蓋材。
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