JP5513103B2 - 蓋材付き容器の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体と固形物の混合物が収容された蓋材付き密封容器の製造方法に関する。さらに詳しくは、例えば蜜豆用寒天、漬け物、水煮野菜、茹で豆等のように、液体に固形物が浸漬された状態の蓋材付き容器に用いられ、使用時に封入されている液体と固形物を容易に分離して取り出せるようにした蓋材付き容器の製造方法に関する。
従来、液体と固形物が入った容器から液体のみを排出可能とする蓋材付き容器の蓋材として、剥離可能に積層された外層と内層とからなる積層シートで構成された蓋材が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1では液体の排出を可能とする蓋材の機構として、開孔用ハーフカット、剥離用タブ、切り離し用ハーフカットが設けられている。開孔用ハーフカットは外層と内層を剥離したときに液体を排出するための孔を形成するために設けられており、剥離用タブと切り離し用ハーフカットは外層と内層を剥離するために設けられている。液体を排出する際は、剥離用タブを引っ張って、開孔用ハーフカット上の外層を剥離して孔を現出させ、容器を孔側に傾けて容器内の液体を排出する。
また、特許文献1の段落[0028]には、剥離用タブが、積層された内層と外層を部分的に容器の外縁より外方に突出させる一方、この突出部分の基部に、内層側から、内層を貫通するハーフカットを形成することで設けられると記載されている。このような構成では、剥離用タブにおける内層は外層に付着した状態で残留している。
特開2005−67695号公報
ところで、特許文献1の段落[0028]に記載の構成とした場合、上述のように剥離用タブにおける内層は外層に付着した状態で残留しているが、例えばボイル殺菌工程における湯せんのとき等に剥離用タブの外層と内層が剥がれることがあり、このように剥がれた該内層が後の工程や流通過程においてハーフカット部分でちぎれて脱落し、タブカスとして製品の収納容器に混入する、製品を収納容器から取り出す際に周囲に散乱する等の問題がある。
この問題を回避するために鋭意検討した結果、製造時に、ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層を除去することを考えた。その方法としては、例えば吸引して除去する方法や人が手作業で除去する方法等が考えられるが、いずれの方法も工程を増やさなければならず、手間がかかり、コストもかかる。
そこで、本発明は、工程を増やさずに、既存の製造工程で、ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層の除去ができる蓋材付き容器の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、蓋材原反を打ち抜いて形成した蓋材が剥離層を介して剥離可能に積層された外層と内層とからなる積層シートで構成され、シールされる容器の周縁部に、前記外層を前記内層から剥離するための外層剥離用タブが突出している形状を有する蓋材付き容器の製造方法において、前記蓋材原反は、前記外層剥離用タブに対応する位置を横断して、前記内層となる層を貫通するハーフカットが形成されていると共に、前記ハーフカット近傍から前記外層剥離用タブの先端に対応する位置にわたり前記外層となる層前記内層となる層との間全面に剥離剤が塗布された積層シートであり、前記容器の内部に所望の内容物を入れ、前記蓋材原反でシールした後、前記蓋材原反を、凸刃と凹刃が交互に連なる鋸歯を有する打ち抜き刃で前記容器外周形状に打ち抜く際に、前記外層剥離用タブの周縁に対応する鋸歯における一部の凹刃の底部を、刃を潰した鈍化部とした打ち抜き刃を用いて前記蓋材原反を打ち抜き、前記鈍化部に対応する部分で前記ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層が前記蓋材原反に連なった状態とし、不要となった蓋材原反部分を前記蓋材付き容器から除去する際に前記ハーフカットよりも前記外層剥離用タブの先端側の内層が不要となった蓋材原反側に連なって除去されることを特徴とする蓋材付き容器の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、工程を増やさずに、既存の製造工程で、ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層を除去することができる。その結果、タブカスが製品の収納容器に混入すること、収納容器から製品を取り出す際に周囲に散乱すること等を防ぐことができる。
本発明の製造方法により製造される蓋材付き容器を示す図である。 本発明に用いられる積層シートの蓋材原反の一例を示す図である。 本発明に用いられる打ち抜き刃の一例を示す図である。 本発明の外形打ち抜き工程を説明する断面図である。 本発明の外形打ち抜き工程を説明する断面図である。 打ち抜き後の不要蓋材原反部分(抜きカス)を示す図である。
以下、図面を用いて本発明を説明する。なお、図1〜図5において、同じ符号は同様の部材又は部位を示す。
本発明に係る蓋材付き容器を図1に示す。
図1(a)は蓋材付き容器の斜視図、図1(b)は図1(a)の蓋材付き容器をA−A’断面で切断したときの断面図であり、1は蓋材、2は容器である。なお、本発明に係る蓋材付き容器の形状は図1に示す形状に限定されるわけではない。
本発明に用いる蓋材は剥離可能に積層された外層3と内層4とからなる積層シートで構成されている。容器2の開口部をシールする蓋材1の周縁部の一部分には、容器2の開口部の周縁部から外方に向けて外層3が突出しており、外層3の突出している部分が、外層3を内層4から剥離するための外層剥離用タブ5となっている。外層剥離用タブ5の少なくとも先端部分の内層4は剥離されている(除去されている)。一方、蓋材1の周縁部の外層剥離用タブ5と相対向する位置には、容器2の開口部の周縁部から外方に向けて外層3及び内層4が同じ大きさ・形状で重なって突出しており、内層4の突出している部分が、内層4を容器2から剥離するための内層剥離用タブ6となっている。また、内層4には蓋材1と容器2との溶着部分よりも内側に液体排出用の孔(液切り孔)を形成するための開孔用ハーフカット7が設けられている。図1では円形の開孔用ハーフカット7を3つ設けているが、形状は円形でなくても良く、個数は3つでなくても良い。
本発明は、充填シール機上で容器の開口部をシールした積層シートの原反から打ち抜き刃によって蓋材を打ち抜いた後、外層剥離用タブの少なくとも先端部分の内層、正確には後述のハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層(タブカス)を除去することを特徴とする。
本発明で使用する充填シール機では、まず、容器が供給され、容器の内部に液体と固形物からなる内容物が充填される。続いて、ハーフカットと剥離剤塗布が既に施され、外層あるいは内層に所望の印刷をされた積層シートの原反が供給され、原反により容器の開口部をシールする。その後、外形打ち抜き工程(トリミング工程)において、打ち抜き刃により原反を容器外周形状に打ち抜き、蓋材付き容器が原反から切り離され、製品として排出される。蓋材の打ち抜き時において後述のハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層(タブカス)は、後述する鈍化部に対応する部分で原反に連なった状態である。外形打ち抜き工程後、不要となった原反部分(抜きカス)と一緒にタブカスが連なって除去されるために、本発明では後述する打ち抜き刃を使用する。
まず、積層シートの蓋材原反について説明する。
図2は本発明に用いるハーフカットと剥離剤が施された積層シートの蓋材原反8の平面図である。尚、この図では印刷が何もされていない例を示すが、点線で示される蓋材平面外形は、本発明を理解する上で、便宜上表した。
本発明に用いる積層シートの原反8は、図1で説明した蓋材と同様に剥離可能に積層された外層3と内層4とからなる積層シートで構成されている。積層構成については、外層3と内層4をそれぞれ単層としても良いし、各層が複数の層からなる積層構成としても良い。外層3と内層4をそれぞれ複数の層の積層構成とする場合、例えば外層3を外面側からバリア層/中間層/剥離層の順で積層したものとし、内層4を外層側からPET層/熱融着層の順で積層したものが挙げられる。この場合、外層3と内層4は剥離層とPET層の界面で剥離可能に積層される。
原反8には図2のようにハーフカット処理、剥離剤塗布、所望の印刷(図示せず)が施されている。蓋材1の形状については、容器の開口部の形状に合わせて決めるが、容器の開口部が円形の容器であれば、例えば図2のように打ち抜き後に外層剥離用タブとなる部分及び内層剥離用タブとなる部分を、蓋材1の周縁部の相対向する位置から外方に向けてそれぞれ突出した形状とするのが好ましい。以下では、「打ち抜き後に外層剥離用タブとなる部分」を、単に「外層剥離用タブ」と言うこともある。
また、外層剥離用タブにおける内層には、図2のように外層剥離用タブに対応する位置を横断して、内層を貫通するハーフカット9が形成されている。ここで、「横断」とは、外層剥離用タブの突出方向に対して垂直な方向を指す。蓋材と容器との溶着部分よりも内側の内層には、液体排出用の孔(液切り孔)を形成するための開孔用ハーフカット7が設けられている。開孔用ハーフカット7はハーフカット9と同様に内層を貫通している。以下、「外層剥離用タブに対応する位置を横断して、内層を貫通するハーフカット」を、単に「ハーフカット」と言うこともある。
さらに、原反8にはハーフカット9近傍から外層剥離用タブの先端にわたり、外層と内層との間全面により剥離し易くするための剥離剤(剥離ニス)が塗布されており、図2の斜線で囲まれた部分が剥離剤を塗布した部分である。剥離剤は図2のようにハーフカット9よりも容器側に若干近づいた位置から、外層剥離用タブの先端側を越えた部分まで塗布されるのが好ましく、塗布する量は外層と内層が容易に剥離する量に調節する。剥離剤としては、硝化綿、ポリエチレンワックス、シリコン等を主成分とする剥離剤を用いるのが好ましい。上記に例として挙げた3層からなる外層と2層からなる内層の積層構成では、剥離層とPET層との間に剥離剤を塗布する。
次に、打ち抜き刃について説明する。
図3は本発明に用いる打ち抜き刃の一部分を示す図である。
本発明に用いる打ち抜き刃10は蓋材の形状をなすように刃が設けられており、凸刃と凹刃が交互に連なる鋸歯を有し、鋸歯における一部の凹刃の底部を潰している。図3の点線で囲まれた部分が凹刃の底部であり、11は凹刃の底部を潰した部分である。以下では、凹刃の底部を潰した部分を「鈍化部」と言い、鈍化部が原反に触れる部分を「鈍化部に対応する部分」と言う。
鈍化部11は図3のように平坦に加工するのが好ましい。ただし、本発明に係る打ち抜き刃10の加工はこのような加工に限定されるわけではなく、凹刃の底部を潰す加工であればどのような加工であっても構わない。例えば、凹刃の底部を曲線とする鈍化部11を設けても良い。
図3のように打ち抜き刃10を加工することにより、打ち抜き刃10で原反から蓋材を打ち抜くときに、鈍化部11に対応する部分以外では、鋸歯によって原反が切れ、蓋材が原反から切り離される。一方、鈍化部11に対応する部分では、鋸歯によって該部分の原反が切れず、該部分の原反は打ち抜き刃10にかかる力で下に押し下げられて延びる。
鈍化部11は外層剥離用タブの周縁に対応する鋸歯における一部の凹刃の底部を潰して設けるのが好ましい。具体的には、ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の周縁部に設けるのが好ましい。ここで、外層剥離用タブにおける内層の先端部分と根元部分を比べると、根元部分は容器と内層との溶着部分に近いため撓んだり歪んだりしにくいが、先端部分は該溶着部分から離れているため根元部分よりも撓んだり歪んだりしやすい。そのため、鈍化部11に対応する部分が鈍化部11により下に押し下げられた場合、先端部分の方が根元部分よりもちぎれやすい。本発明では鈍化部11に対応する部分を原反に残留させたいため、鈍化部11はハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側でかつハーフカットに隣接する位置に対応する凹刃の底部に設けるのがより好ましい。
続いて、蓋材の外形打ち抜き工程後のハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層(タブカス)の除去処理について説明する。以下では、「ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側」を、「ハーフカットよりも先端側」と言うこともある。
本発明では外形打ち抜き工程後にタブカスの除去を行う。なお、外形打ち抜き工程の前に行われるシール工程では、ハーフカットが容器の開口部の周縁部にかからないように、即ちハーフカットを容器の開口部の周縁部よりも外側に配置して、原反により容器の開口部をシールしておくのが好ましい。
図4−1及び図4−2は本発明の外形打ち抜き工程の一例として、ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側でかつハーフカットに隣接する位置に対応する凹刃の底部に鈍化部を設けた場合の打ち抜き工程を説明する図である。また、図4−1及び図4−2は図1(a)の蓋材及び容器を、外層剥離用タブの先端部分と内層剥離用タブの先端部分とを結ぶ線で上下に切断したときの断面図であり、13は鈍化部11に対応する部分である。
図4−1(a)は原反8により容器2がシールされバケット12に固定された状態、即ち蓋材を打ち抜く前の状態、図4−1(b)は蓋材の打ち抜きを行ってハーフカットよりも先端側の内層(タブカス)14を鈍化部に対応する部分に連なった状態で残して蓋材を打ち抜いた状態、図4−2(c)は蓋材の打ち抜きが終わり打ち抜き刃10を元の位置に戻した後の状態を示す図である。図4−2(d)は図4−2(c)の点線で囲まれた部分を拡大した図、図5は図4−2(c)の状態から、不要な原反部分(抜きカス)を巻き取ることにより蓋材付き容器を蓋材原反から分離し、かつ蓋材からタブカスを除去した後の、不要な原反部分とタブカスを示す平面図である。
まず、図4−1(a)のように打ち抜き刃10に対して原反8付き容器2を適切な位置に合わせ、固定する。ここでは、打ち抜き刃10を原反8上に下ろしたときに、打ち抜き刃10が容器2の周縁部に触れないような位置に容器2及び原反8を配置し、固定する。
次に、図4−1(b)のように容器2及び原反8に対して打ち抜き刃10を下ろしていき、蓋材の打ち抜きが始まる。打ち抜き刃10が原反8に触れてから、ハーフカットよりも先端側の内層14が除去されるまでの詳細は以下のとおりである。
まず、上述のように鈍化部11に対応する部分13以外では、鋸歯によって原反8が切れ、蓋材付き容器が原反8から切り離されることになるが、鈍化部11に対応する部分13では、鈍化部11によって前記部分の原反8は切れず、前記部分の原反8は打ち抜き刃10にかかる力で下に押し下げられて、剥離剤の影響により外層剥離用タブのハーフカットよりも先端部分の外層と内層とが、剥離した状態になる。なお、鈍化部11に対応する外層3の部分では、原反8の外層3と蓋材1の外層3とにちぎれて切断されても良い。図4−1(b)ではハーフカットよりも先端側の内層14は鈍化部に対応する部分で原反に連なった状態であるが、打ち抜き刃10の向こう側にあるため図示していない。また、鈍化部11から上に延びている線は、鈍化部11に対応する部分の外層3が延ばされた状態を示しており、図4−2(c)及び図4−2(d)では図示を省略している。
打ち抜きの終了後、不要な原反部分(抜きカス)は、上方(図4−2(d)の場合、図面上部の方向)へ引っ張りながら巻き取られる。この時、容器の重さを利用し、鈍化部11に対応する部分13の外層が蓋材から引きちぎられ、ハーフカットよりも先端側の内層(タブカス)14は、鈍化部11に対応する部分13で不要となった原反8側に連なって蓋材から除去される。
より確実にハーフカットよりも先端側の内層(タブカス)14を除去するためには、原反8として、内層が外層よりも厚さが薄く、柔軟性を有すると、打ち抜き時の打ち抜き刃とバケット間の隙間に対応する変形が生じ易く好ましい。
上記のように、本発明によれば、工程を増やさずに、既存の製造工程で、ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層(タブカス)を除去することができる。その結果、タブカスが製品の収納容器に混入すること、収納容器から製品を取り出す際に周囲に散乱すること等を防ぐことができる。
1:蓋材、2:容器、3:外層、4:内層、5:外層剥離用タブ、6:内層剥離用タブ、8:原反、9:ハーフカット、10:打ち抜き刃、11:鈍化部、13:鈍化部に対応する部分、14:ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層(タブカス)

Claims (3)

  1. 蓋材原反を打ち抜いて形成した蓋材が剥離層を介して剥離可能に積層された外層と内層とからなる積層シートで構成され、シールされる容器の周縁部に、前記外層を前記内層から剥離するための外層剥離用タブが突出している形状を有する蓋材付き容器の製造方法において、
    前記蓋材原反は、前記外層剥離用タブに対応する位置を横断して、前記内層となる層を貫通するハーフカットが形成されていると共に、前記ハーフカット近傍から前記外層剥離用タブの先端に対応する位置にわたり前記外層となる層前記内層となる層との間全面に剥離剤が塗布された積層シートであり、
    前記容器の内部に所望の内容物を入れ、前記蓋材原反でシールした後、前記蓋材原反を、凸刃と凹刃が交互に連なる鋸歯を有する打ち抜き刃で前記容器外周形状に打ち抜く際に、前記外層剥離用タブの周縁に対応する鋸歯における一部の凹刃の底部を、刃を潰した鈍化部とした打ち抜き刃を用いて前記蓋材原反を打ち抜き、前記鈍化部に対応する部分で前記ハーフカットよりも外層剥離用タブの先端側の内層が前記蓋材原反に連なった状態とし、不要となった蓋材原反部分を前記蓋材付き容器から除去する際に前記ハーフカットよりも前記外層剥離用タブの先端側の内層が不要となった蓋材原反側に連なって除去されることを特徴とする蓋材付き容器の製造方法。
  2. 前記内層は前記外層よりも厚さが薄くかつ柔軟であることを特徴とする請求項1に記載の蓋材付き容器の製造方法。
  3. 前記鈍化部を、前記ハーフカットよりも前記外層剥離用タブの先端側でかつ前記ハーフカットに隣接する位置に対応する凹刃の底部に形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋材付き容器の製造方法。
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