JP4347982B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力蓄積装置を利用したエレベーターの制御装置に関し、特に電力蓄積装置に均等充電できるエレベーターの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。図16は、例えば特開昭61−267675号公報に示された従来のエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【0003】
図16において、1は商用の三相交流電源、2はダイオード等で構成されたコンバータ、3はコンデンサ、4はインバータ、5はインダクションモータ等の電動機、6は巻上機、7はエレベーターのかご、8は釣り合い錘、9はロープ、10は蓄電池で構成された電力蓄積装置、11は蓄電池電圧とインバータ入力電圧の異なる2つの直流電圧間で双方向の電力変換を行うDC/DCコンバータ等で構成された充放電回路、12は充放電回路11に電力変換の方向および蓄電池電流を制御する充放電制御回路、13は電圧検出装置、14は電源1の電圧検出装置、15は蓄電池の電流検出装置、16は蓄電池の充電量検出装置である。
【0004】
つぎに、前述した従来のエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0005】
交流電源1が停電になった場合、充放電回路11により電力蓄積装置10からインバータ4の入力部へ電力が供給されて、インバータ4により電動機5を駆動してエレベーターを着床させる。
【0006】
通常運転時において、エレベーターが加速時にインバータ入力電圧が低下した場合、充放電回路11により電力蓄積装置10からインバータ4の入力部へ電力が供給されてインバータ4の入力部の電圧低下を抑制する。
【0007】
逆に、エレベーター制動時に電動機5からの回生電力によりインバータ入力電圧が上昇した場合、充放電回路11によりインバータ4の入力部から電力蓄積装置10へ電力が供給され電力蓄積装置10を充電する。また、電力蓄積装置10の充電量が少なくなった場合にも、充放電回路11によりインバータ4の入力部から電力蓄積装置10へ電力が供給され電力蓄積装置10を充電する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のエレベーターの制御装置では、電力蓄積装置として蓄電池を用い、エレベーターの運転状態に応じて蓄電池の充電、放電を繰り返したり、回生電力を充電する余裕分確保のために蓄電池の充電状態を常時100%とすることがなく、その結果として蓄電池内部に不活性物質が生成され、蓄電池の見かけ上の充電容量が低下し、蓄電池の寿命が短くなるという問題があった。
【0009】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、蓄電池の充電容量の低下を抑制し、蓄電池の劣化を抑制することができ、さらに極力電力を無駄にせず経済的に蓄電池の充放電を管理することができるエレベーターの制御装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、均等充電完了直後にエレベーター駆動時における前記電力蓄積装置からの放電量を放出可能な電力の範囲で増加するように駆動信号を出力する充放電制御回路と、前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置から放電する充放電回路とを備えたものである。
【0011】
この発明の請求項2に係るエレベーターの制御装置は、前記充放電制御回路が、前記電力蓄積装置の放電量を、前記均等充電完了直後には、予め設定した充電状態の基準値に達するまで予め設定した最大値とするものである。
【0018】
この発明の請求項3に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置に並列接続された電圧検出装置により、均等充電完了直後の前記電力蓄積装置の開放電圧を測定して前記電力蓄積装置が劣化していると判断したときには、利用範囲が新品の時よりも高くなるように充電状態の利用範囲の設定を変える充放電制御回路とを備えたものである。
【0019】
この発明の請求項4に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置に並列接続された電圧検出装置により、均等充電完了直後の前記電力蓄積装置の開放電圧を測定して前記電力蓄積装置の劣化状況を基に満充電状態の値を補正する充放電制御回路とを備えたものである。
【0022】
この発明の請求項5に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置の均等充電を、複数段階に分けて定電流の値を段階を経る毎に小さくして充電し、各段階において、前記電力蓄積装置の充電状態が100%を超えた場合には、前記電力蓄積装置からの放電が行われるまでの間は、それ以上の充電が行われても前記電力蓄積装置の充電状態を100%とするとともに、最終段階の定電流充電では、所定時間経過したら均等充電を終了させる充放電制御回路とを備えたものである。
【0023】
この発明の請求項6に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置への充電電流、前記コンバータが出力する直流母線電圧、及び前記電力蓄積装置の電圧のそれぞれを検出して得た値と充電電流指令値に対して一意に定まる電流値を算出して指令値として、前記充放電回路を前記電力蓄積装置への均等充電電流の制御であるPWM制御し、電流制御開始直後から定常状態までの間は前記充放電回路の充電用のスイッチング素子がオンしている期間とPWM周期を同じにする充放電制御回路とを備えたものである。
また、この発明の請求項7に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、内蔵された時計機能から現在の時刻を取得して、予め設定したエレベーターの利用頻度の低い夜間時刻になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力する充放電制御回路と、前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置への均等充電を開始する充放電回路とを備えたものである。
また、この発明の請求項8に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、内蔵された時計機能から現在の日時を取得して、メモリに記録しておいた前回の均等充電の開始日時から予め設定した2日以上の時間が経過した時刻になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力するとともに、均等充電完了後はその日時を前記時計機能から取得して前記メモリに記録しておく充放電制御回路と、前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置への均等充電を開始する充放電回路とを備えたものである。
さらに、この発明の請求項9に係るエレベーターの制御装置は、前記充放電制御回路が、予め設定したエレベーターの利用頻度の低い曜日になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0025】
図1において、1は商用の三相交流電源、2はコンバータ、3はコンデンサ、4はインバータ、5はインダクションモータ等の電動機、6は巻上機、7はエレベーターのかご、8は釣り合い錘、9はロープである。
【0026】
電動機5は、巻上機6を回転駆動することにより、ロープ9の両端に接続されたエレベーターのかご7および釣合い錘8を移動させ、かご内の乗客を所定の階に運ぶ。
【0027】
コンバータ2は、ダイオード等で構成され、交流電源1から供給された交流電力を整流して直流電力に変換し、トランジスタやIGBT等で構成されたインバータ4は、直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する。
【0028】
また、同図において、10は蓄電池等で構成された電力蓄積装置、11はDC/DCコンバータ等で構成された充放電回路、12は時計機能を備え充放電回路11の充放電電力を制御する充放電制御回路、13は電圧検出装置、15は電力蓄積装置10の入出力電流を検出するためのカレントトランス等で構成された電流検出装置、17は電圧検出装置、18はエンコーダ、19は電流検出装置である。
【0029】
さらに、同図において、20はコントローラ、21はインバータ制御回路、22はゲートドライブ回路、23は抵抗、24はIGBTなどのスイッチング手段、25はエレベーターの所要電力を演算する所要電力演算回路、26は所要電力演算回路25で演算した所要電力信号を伝送するための通信ケーブルである。
【0030】
コントローラ20は、エレベーターの起動・停止を決定するとともに、その位置・速度指令を作成する。インバータ制御回路21は、コントローラ20の指令に基づいて、電流検出装置19からの電流帰還と、巻上機3に搭載したエンコーダ18からの速度帰還により、電動機5を回転駆動して、エレベーターの位置・速度制御を実現する。この際、インバータ制御回路21は、ゲートドライブ回路22を介してインバータ4の出力電圧・周波数を制御する。
【0031】
コントローラ20は、コンデンサ3にかかる電圧が所定値を越えた場合にスイッチング手段24をオンすることにより抵抗23に電流を流し、コンデンサ3に蓄えられた電力の一部を熱消費する。コンデンサ3の電圧が所定値以下になるとスイッチング手段24をオフする。
【0032】
エレベーターの釣合い錘8は、かご7に適度の人間が乗車している時に釣り合うように設定されている。例えば、釣り合い状態でエレベーターが走行する場合、加速時は電力を消費しながら速度を上げ、逆に減速時は蓄積された速度エネルギーを電力に戻すことが可能である。
【0033】
図2は、図1の充放電回路の回路構成を示す図である。図2において、27はリアクトル、28、29はIGBT等のスイッチング素子、30、31は逆並列に接続されるダイオードである。
【0034】
電力蓄積装置10への充電は、スイッチング素子28とダイオード31の降圧型チョッパ回路で行われる。また、電力蓄積装置10からの放電は、スイッチング素子29とダイオード30の昇圧型チョッパ回路で行われる。
【0035】
つぎに、この実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の均等充電動作を示すフローチャートである。また、図4は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了直後の放電量設定動作を示すフローチャートである。
【0036】
まず、充放電回路11により電力蓄積装置10の充電状態が100%になるまで充電を行う(ステップ100〜101)。すなわち、充放電制御回路12は、所定のタイミングで、駆動信号により充放電回路11のスイッチング素子28をオンして電力蓄積装置10の均等充電を開始し、例えば、電圧検出装置17で検出した電力蓄積装置10の電圧と、電流検出装置15で検出した充電電流とから充電量を積算しその値が、充電状態100%に達するまで定電流で充電を行う。
【0037】
その後、さらに押し込み充電を行う(ステップ102〜103)ことにより、電力蓄積装置10の内部に蓄積した不活性物質を活性化し、初期の充放電性能を回復することができる。すなわち、充放電制御回路12は、電力蓄積装置10の充電状態が100%に達した後、さらに、一旦下がった電圧が所定電圧に達するまで定電流で充電を行い、その後、所定時間だけ経過したら均等充電を終了する。
【0038】
また、均等充電完了直後にエレベーター駆動時における電力蓄積装置10からの最大放電量指令値を放出可能な電力の範囲で増加する(ステップ104〜105)。すなわち、充放電制御回路12は、エレベーターの起動、停止等の運転情報を図示していない通信ケーブルを通してコントローラ20から入手し、例えば、充放電回路11のスイッチング素子29のオン、オフ時間のうちオン時間の割合を増やす。
【0039】
その後、エレベーターの駆動により電力蓄積装置10の充電状態が低下した後に最大放電量指令値を所定値に戻す(ステップ106〜109)。すなわち、充放電制御回路12は、電流検出装置15と電圧検出装置17により放電電流と電力蓄積装置10の電圧を常に監視し、それらに基づいて放電量を計算する。そして、この計算した放電量に基づき電力蓄積装置10の充電状態が低下したことを判断する。
【0040】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、均等充電完了直後における電力蓄積装置10の高い充電状態から回生電力を充電できる充電状態まで、放電する電力をエレベーターの駆動のために有効利用でき、速やかに放電することができる。
【0041】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0042】
つぎに、この実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了直後の放電量設定動作を示すフローチャートである。
【0043】
上記実施の形態1では、電力蓄積装置10からの最大放電量指令値を放出可能な電力の範囲で増加させたが、この実施の形態2では、予め設定した放出可能な電力の最大値とし(ステップ200〜201)、エレベーターの駆動により電力蓄積装置10の充電状態が予め設定した基準値に達した後に、最大放電量指令地を所定値に戻す(ステップ202〜205)。
【0044】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、均等充電完了直後における電力蓄積装置10の高い充電状態から、回生電力を有効に充電できる予め設定した充電状態まで、放電する電力をエレベーターの駆動のために有効利用でき、最も速く放電することができる。
【0045】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0046】
つぎに、この実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了後の回生充電電流値設定動作を示すフローチャートである。
【0047】
図6において、均等充電完了後は、回生電力を電力蓄積装置10に充電する充電電流の指令値を所定定電流値とする(ステップ300〜301)。すなわち、回生充電電流は、通常、回生電力に比例した変動電流であり、そこで、充放電制御回路12は、内部で使用する回生充電電流指令値を定電流値に設定し、充放電回路11を定電流制御する。
【0048】
その後、エレベーターの駆動等により電力蓄積装置10の充電状態が所定値以下になれば定電流充電設定を解除する(ステップ302〜305)。
【0049】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、均等充電完了後の電力蓄積装置10の充電状態が高く、回生電力を十分に充電できない状態であっても、全回生電力のうちで電力蓄積装置10が充電可能な最大電力を所定電流値の定電流充電によって充電できる。この時、電力蓄積装置10に充電されない回生電力分の一部はコンデンサ3に充電され、コンデンサ3の電圧が所定値以上になった場合は抵抗23によって熱消費される。
【0050】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態4に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0051】
つぎに、この実施の形態4に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態4に係るエレベーターの制御装置の均等充電の開始時間を決定動作を示すフローチャートである。
【0052】
図7において、充放電制御回路12は、内蔵された時計機能12Tから現在の時刻を取得して(ステップ400〜401)、予め設定した均等充電開始時刻であれば均等充電を開始する(ステップ402〜403)。
【0053】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、エレベーターの利用頻度が低い時間帯に均等充電を行うように均等充電開始時間を設定することにより、均等充電の中断回数を抑制でき、均等充電の効果を十分に電力蓄積装置10に与えることができる。
【0054】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、エレベーターの使用頻度が低い時間帯に均等充電を実施できるように均等充電の開始時間を設定したが、この実施の形態5では、均等充電を実施する時間帯を、一般にエレベーターの利用頻度が低くなる夜間になるように開始時間を設定したもので、上記実施の形態4と同様の効果があるほか、夜間電力料金の適用によって電気料金を安価なものとすることができる。また、夜間電力を利用することは電力負荷の平準化が達成可能で、環境問題対策の一助とすることができる。
【0055】
実施の形態6.
この発明の実施の形態6に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態6に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0056】
つぎに、この実施の形態6に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態6に係るエレベーターの制御装置の均等充電開始と実施時間補正を決定する動作を示すフローチャートである。
【0057】
図8において、充放電制御回路12は、均等充電の開始時間であれば、エレベーターの停止中に均等充電を開始する(ステップ600〜601)。開始にあたっては、充放電制御回路12に内蔵されたタイマをリセットし(ステップ602)、タイマによる均等充電時間の計測を開始する(ステップ603)。このタイマによる計測時間は、上記実施の形態1で説明した押し込み充電時の所定時間である。なお、充放電制御回路12は、図示しない通信ケーブルを通じてエレベーターの停止、起動等の運転情報をコントローラ20から得ている。
【0058】
均等充電開始後はエレベーターが停止のままであれば均等充電を継続し、エレベーターの起動を検出すると均等充電を中断し、タイマを停止する(ステップ604〜607)。なお、タイマが上記所定時間に達したときには均等充電を終了する(ステップ605、611)。
【0059】
エレベーターの動作中は電力蓄積装置10からの充放電量を積算し、エレベーターの停止後は充放電量に相当する充電時間を用いてタイマによって計測した充電時間に対して補正を行い、均等充電とタイマ計測を再開する(ステップ608〜610)。
【0060】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、エレベーターの停止中に均等充電を連続的に行うことができ、エレベーターの起動により均等充電が中断した場合には、充電時間のタイマによる計測とエレベーター駆動時の充放電量の計測結果による充電時間の補正により、均等充電再開後に充電量の不足なく均等充電を完了することができる。
【0061】
実施の形態7.
この発明の実施の形態7に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態7に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0062】
つぎに、この実施の形態7に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態7に係るエレベーターの制御装置の均等充電の実施日判定動作を示すフローチャートである。
【0063】
図9において、充放電制御回路12は、内蔵された時計機能12Tから現在の日時を取得して、メモリ等に記録しておいた前回均等充電を実施した日時から予め設定した、例えば2日以上の日時が経過している場合に均等充電を行う(ステップ700〜703)。均等充電完了後はその日時を時計機能12Tから取得してメモリ等に記録しておく(ステップ704〜705)。
【0064】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、毎日均等充電を行わない、すなわち均等充電の頻度を下げることにより、電気料金を安価なものとすることができる。
【0065】
実施の形態8.
この発明の実施の形態8に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態8に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0066】
つぎに、この実施の形態8に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図10は、この発明の実施の形態8に係るエレベーターの制御装置の均等充電の実施曜日判定動作を示すフローチャートである。
【0067】
図10において、充放電制御回路12は、内蔵された時計機能12Tから現在の曜日を取得して、その曜日が予め設定した曜日である場合に均等充電を行う(ステップ800〜804)。
【0068】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、上記実施の形態7と同様の効果があるほか、エレベーターの利用頻度が低い曜日、例えばオフィスビルでは日曜日を設定することで上記実施の形態4と同様の効果も得られる。
【0069】
実施の形態9.
この発明の実施の形態9に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態9に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0070】
つぎに、この実施の形態9に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図11は、この発明の実施の形態9に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了後の充電状態管理動作を示すフローチャートである。
【0071】
図11において、均等充電完了後に電力蓄積装置10の開放電圧を測定し、これを基にエレベーター駆動時に利用する電力蓄積装置10の充電状態の範囲を設定する(ステップ900〜903)。
【0072】
すなわち、充放電制御回路12は、電圧検出装置17により電力蓄積装置10の開放電圧を測定して電力蓄積装置10の劣化状態を推定する。この劣化状態から電力蓄積装置10の充電状態を判断する。新品の電力蓄積装置10は、均等充電完了後は充電状態が100%であるが、古い電力蓄積装置10では、劣化しているため均等充電完了後の充電状態が100%とはならない。
【0073】
そこで、充放電制御回路12は、均等充電完了後の電力蓄積装置10の充電状態を劣化の度合いにかかわりなく常に100%と定義する場合、新品の時は充電状態の利用範囲を、例えば、50〜80%と設定するが、測定開放電圧から電力蓄積装置10が劣化していると判断したときには、例えば、55〜85%と設定する。
【0074】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、均等充電完了直後という一定基準状態における電力蓄積装置10の開放電圧から、電力蓄積装置10の劣化状態が把握でき、エレベーターの駆動にあたって利用される電力蓄積装置10の充電状態の範囲を劣化状態に合わせて設定することにより、効率よく充放電でき、さらに非常時に必要な電力を不足なく確保することができる。
【0075】
実施の形態10.
この発明の実施の形態10に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態10に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0076】
つぎに、この実施の形態10に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図12は、この発明の実施の形態10に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了後の充電状態管理動作を示すフローチャートである。
【0077】
図12において、均等充電完了後に、充放電制御回路12で把握している電力蓄積装置10の充電状態を予め設定した値に補正する(ステップ1000〜1002)。すなわち、充放電制御回路12は、例えば、電圧検出装置17で検出した電力蓄積装置10の電圧と、電流検出装置15で検出した充電電流とから充電量を積算して電力蓄積装置10の充電状態を把握している。
【0078】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、エレベーター駆動中における電力蓄積装置10からの充放電により、充放電制御回路12で把握している電力蓄積装置10の充電状態は誤差が次第に蓄積されるが、均等充電完了直後という基準状態になったことで一定の充電状態であることがわかるため、予め設定した充電状態として補正することで充電状態の誤差を排除することができ、正確な充電状態管理を行うことができる。
【0079】
実施の形態11.
上記実施の形態10において、均等充電完了直後の電力蓄積装置10の充電状態を補正する設定値は、均等充電完了直後は満充電状態であるから100%としてもよく、このような場合においても同様の効果が得られる。
【0080】
実施の形態12.
上記実施の形態10において、均等充電完了直後の電力蓄積装置10の充電状態を補正する設定値は、均等充電完了直後の電力蓄積装置10の開放電圧によって電力蓄積装置10の劣化状況を推測し、これを基に100%から補正を行ってもよく、このような場合においても同様の効果が得られるほか、劣化状態を考慮したより正確な充電状態が分かることによって、非常時に必要な電力を不足なく確保することができる。
【0081】
実施の形態13.
この発明の実施の形態13に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態13に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0082】
つぎに、この実施の形態13に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図13は、この発明の実施の形態13に係るエレベーターの制御装置の均等充電と充電状態管理動作を示すフローチャートである。また、図14は、図13の定電流充電の詳細動作を示すフローチャートである。
【0083】
図13において、均等充電は複数段階の定電流充電を行う(ステップ1300〜1303)。すなわち、充放電制御回路12は、例えば、n=5として、1段目の定電流を12Aで実施し、以降、定電流の値を小さくしていく。
【0084】
それぞれの段階においては、図14に示すように、定電流充電を実施中に充放電制御回路12で電力蓄積装置10の充電状態を逐次計算しておき、充電状態が100%を越えた場合は、それ以上の充電が行われても100%のままとし、充電が完了すると次の段階に移行する(ステップ1310〜1313)。
【0085】
すなわち、充放電制御回路12は、例えば、1段目から4段目までの定電流充電では、ステップ1313において電圧検出装置17により検出した電圧が所定電圧に達したときに次段の定電流充電を行う。また、充放電制御回路12は、例えば、最終の5段目の小電流の定電流充電では、ステップ1313において所定時間経過したら充電完了として均等充電を終了する。
【0086】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、充電電流を変えて複数段階の定電流充電にすることにより、速やかに均等充電を行うことができ、さらに不活性物質の活性化に用いられる電力を蓄電電力として扱わないことによって、均等充電完了後の充電状態を正確に把握することができる。
【0087】
実施の形態14.
この発明の実施の形態14に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。なお、この発明の実施の形態14に係るエレベーターの制御装置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0088】
つぎに、この実施の形態14に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。図15は、この発明の実施の形態14に係るエレベーターの制御装置の均等充電電流のPWM制御法を示すPWM波形図である。
【0089】
図15において、充電電流Iは、所定のPWM周期Tの期間中にスイッチング素子28がオンしている期間TONで増大し、オフしている期間TOFFで減少する。図15では、この1周期Tにおける平均電流が電流指令値Irefと一致している定常状態を示している。
【0090】
充放電制御回路12は、電流指令値Irefに応じて充放電回路11のスイッチング素子28のオン時間TONを計算する。まず、PWM周期Tの始め、すなわちスイッチング素子28がオンした時の充電電流ION、母線電圧(コンデンサ3の電圧)VC、電力蓄積装置10の電圧VBをそれぞれ電流検出装置15、電圧検出装置13、17によって検出する。図15のように充電電流が定常状態である場合、下記の式(1)が成立する。ここで、Lは充放電回路11のリアクトル27のインダクタンスである。
【0091】
ION=Iref−(VC−VB)VBT/2LVC (1)
【0092】
従って、電流指令値Irefによる平均電流の制御は、式(1)の右辺を指令値とするIONの制御で実現できる。よって充放電制御回路12は、検出したION、VC、VBと定数であるT、Lを用いてPWM周期の末端、すなわち次のPWM周期始めの電流であるION’を制御対象とし、次の式(2)によってTONを計算する。ただし、0≦TON≦Tである。
【0093】
TON=(Iref−ION)L/VC+(VC+VB)VBT/2VC 2 (2)
【0094】
このように構成されて動作するエレベーターの制御装置においては、電流制御開始直後から定常状態までの間はTON=Tとするため、最も早く定常状態に達することができる。
【0095】
また、平均電流の算出にはPWM周期中の最大値と最小値の2値を検出する必要があるのに対し、最小電流値のみの検出で平均電流の制御が可能である。
【0096】
さらに、平均電流で制御すると最大値と最小値が一意ではないために発散しやすく電流リプルが大きくなるのに対し、電流指令値に対して一意に定まる電流値を制御目標とするために発散することがなく、設計上定められた電流リプルに抑制することができ、電力蓄積装置10の発熱も抑制することができる。
【0097】
なお、上記では充電時について説明したが、放電時においても同様に適用できる。
【0098】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、均等充電完了直後にエレベーター駆動時における前記電力蓄積装置からの放電量を放出可能な電力の範囲で増加するように駆動信号を出力する充放電制御回路と、前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置から放電する充放電回路とを備えたので、回生電力を充電できる充電状態まで放電電力を有効利用しつつ速やかに放電することができるという効果を奏する。
【0099】
この発明の請求項2に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、前記充放電制御回路が、前記電力蓄積装置の放電量を、前記均等充電完了直後には、予め設定した充電状態の基準値に達するまで予め設定した最大値とするので、回生電力を充電できる充電状態まで放電電力を有効利用しつつ最も速やかに放電することができるという効果を奏する。
【0106】
この発明の請求項3に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置に並列接続された電圧検出装置により、均等充電完了直後の前記電力蓄積装置の開放電圧を測定して前記電力蓄積装置が劣化していると判断したときには、利用範囲が新品の時よりも高くなるように充電状態の利用範囲の設定を変える充放電制御回路とを備えたので、電力蓄積装置の劣化状態を把握でき、非常時に必要な電力を不足なく確保することができるという効果を奏する。
【0107】
この発明の請求項4に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置に並列接続された電圧検出装置により、均等充電完了直後の前記電力蓄積装置の開放電圧を測定して前記電力蓄積装置の劣化状況を基に満充電状態の値を補正する充放電制御回路とを備えたので、充電状態の積算誤差を排除し、正確な充電状態を把握することができるという効果を奏する。
【0110】
この発明の請求項5に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置の均等充電を、複数段階に分けて定電流の値を段階を経る毎に小さくして充電し、各段階において、前記電力蓄積装置の充電状態が100%を超えた場合には、前記電力蓄積装置からの放電が行われるまでの間は、それ以上の充電が行われても前記電力蓄積装置の充電状態を100%とするとともに、最終段階の定電流充電では、所定時間経過したら均等充電を終了させる充放電制御回路とを備えたので、均等充電を速やかに行うことができ、正確な充電状態を把握することができるという効果を奏する。
【0111】
この発明の請求項6に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置への充電電流、前記コンバータが出力する直流母線電圧、及び前記電力蓄積装置の電圧のそれぞれを検出して得た値と充電電流指令値に対して一意に定まる電流値を算出して指令値として、前記充放電回路を前記電力蓄積装置への均等充電電流の制御であるPWM制御し、電流制御開始直後から定常状態までの間は前記充放電回路の充電用のスイッチング素子がオンしている期間とPWM周期を同じにする充放電制御回路とを備えたので、高速応答かつ安定な充電電流制御が可能であり、低リプル電流による電力蓄積装置の発熱を抑制した高効率充電が可能であるという効果を奏する。
また、この発明の請求項7に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、内蔵された時計機能から現在の時刻を取得して、予め設定したエレベーターの利用頻度の低い夜間時刻になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力する充放電制御回路と、前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置への均等充電を開始する充放電回路とを備えたので、均等充電の中断回数を抑制することができ、均等充電の効果を十分に得ることができるという効果を奏する。
また、この発明の請求項8に係るエレベーターの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、内蔵された時計機能から現在の日時を取得して、メモリに記録しておいた前回の均等充電の開始日時から予め設定した2日以上の時間が経過した時刻になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力するとともに、均等充電完了後はその日時を前記時計機能から取得して前記メモリに記録しておく充放電制御回路と、前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置への均等充電を開始する充放電回路とを備えたので、均等充電の実施頻度が下がり、電力料金を安価なものにすることができるという効果を奏する。
さらに、この発明の請求項9に係るエレベーターの制御装置は、前記充放電制御回路が、予め設定したエレベーターの利用頻度の低い曜日になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力するので、均等充電を中断する回数を抑制することができ、また均等充電の効果を十分に得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の充放電回路の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の均等充電動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了直後の放電量設定動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了直後の放電量設定動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了直後の回生充電電流値設定動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態4に係るエレベーターの制御装置の均等充電の開始時間決定動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態6に係るエレベーターの制御装置の均等充電開始と実施時間補正決定動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態7に係るエレベーターの制御装置の均等充電の実施日判定動作を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態8に係るエレベーターの制御装置の均等充電の実施曜日判定動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態9に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了後の充電状態管理動作を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態10に係るエレベーターの制御装置の均等充電完了後の充電状態管理動作を示すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態13に係るエレベーターの制御装置の均等充電と充電状態管理動作を示すフローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態13に係るエレベーターの制御装置の定電流充電の詳細動作を示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態14に係るエレベーターの制御装置の均等充電電流のPWM制御法を示すPWM波形図である。
【図16】 従来のエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 交流電源、2 コンバータ、3 コンデンサ、4 インバータ、5 電動機、6 巻上機、7 かご、8 釣り合い錘、9 ロープ、10 電力蓄積装置、11 充放電回路、12 充放電制御回路、13 電圧検出装置、15 電流検出装置、17 電圧検出装置、18 エンコーダ、19 電流検出装置、20コントローラ、21 インバータ制御回路、22 ゲートドライブ回路、23抵抗、24 スイッチング手段、25 所要電力演算回路、26 通信ケーブル、27 リアクトル、28 スイッチング素子、29 スイッチング素子、30 ダイオード、31 ダイオード。
Claims (9)
- 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
均等充電完了直後にエレベーター駆動時における前記電力蓄積装置からの放電量を放出可能な電力の範囲で増加するように駆動信号を出力する充放電制御回路と、
前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置から放電する充放電回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 前記充放電制御回路は、前記電力蓄積装置の放電量を、前記均等充電完了直後には、予め設定した充電状態の基準値に達するまで予め設定した最大値とする
ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの制御装置。 - 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、
前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置に並列接続された電圧検出装置により、均等充電完了直後の前記電力蓄積装置の開放電圧を測定して前記電力蓄積装置が劣化していると判断したときには、利用範囲が新品の時よりも高くなるように充電状態の利用範囲の設定を変える充放電制御回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、
前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置に並列接続された電圧検出装置により、均等充電完了直後の前記電力蓄積装置の開放電圧を測定して前記電力蓄積装置の劣化状況を基に満充電状態の値を補正する充放電制御回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、
前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置の均等充電を、複数段階に分けて定電流の値を段階を経る毎に小さくして充電し、各段階において、前記電力蓄積装置の充電状態が100%を超えた場合には、前記電力蓄積装置からの放電が行われるまでの間は、それ以上の充電が行われても前記電力蓄積装置の充電状態を100%とするとともに、最終段階の定電流充電では、所定時間経過したら均等充電を終了させる充放電制御回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
駆動信号に従って、前記電力蓄積装置へ充電をし、前記電力蓄積装置から放電をする充放電回路と、
前記電力蓄積装置の充電状態を管理して前記電力蓄積装置へ充電するとき、又は前記電力蓄積装置から放電するときは駆動信号を出力するとともに、前記電力蓄積装置への充電電流、前記コンバータが出力する直流母線電圧、及び前記電力蓄積装置の電圧のそれぞれを検出して得た値と充電電流指令値に対して一意に定まる電流値を算出して指令値として、前記充放電回路を前記電力蓄積装置への均等充電電流の制御であるPWM制御し、電流制御開始直後から定常状態までの間は前記充放電回路の充電用のスイッチング素子がオンしている期間とPWM周期を同じにする充放電制御回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
内蔵された時計機能から現在の時刻を取得して、予め設定したエレベーターの利用頻度の低い夜間時刻になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力する充放電制御回路と、
前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置への均等充電を開始する充放電回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 交流電力を整流して直流電力に変換するコンバータと、前記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換するインバータと、前記可変電圧可変周波数の交流電力に基づき電動機を制御してエレベーターを運転するコントローラとを備えたエレベーターの制御装置において、
前記直流電力を貯蔵する電力蓄積装置と、
内蔵された時計機能から現在の日時を取得して、メモリに記録しておいた前回の均等充電の開始日時から予め設定した2日以上の時間が経過した時刻になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力するとともに、均等充電完了後はその日時を前記時計機能から取得して前記メモリに記録しておく充放電制御回路と、
前記駆動信号に従って前記電力蓄積装置への均等充電を開始する充放電回路と
を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。 - 前記充放電制御回路は、予め設定したエレベーターの利用頻度の低い曜日になると、前記電力蓄積装置の均等充電を開始するように駆動信号を出力する
ことを特徴とする請求項8記載のエレベーターの制御装置。
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