JP4428049B2 - エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置 - Google Patents

エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4428049B2
JP4428049B2 JP2003428580A JP2003428580A JP4428049B2 JP 4428049 B2 JP4428049 B2 JP 4428049B2 JP 2003428580 A JP2003428580 A JP 2003428580A JP 2003428580 A JP2003428580 A JP 2003428580A JP 4428049 B2 JP4428049 B2 JP 4428049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
voltage
inverter
storage battery
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003428580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005192298A (ja
Inventor
貴志 小玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2003428580A priority Critical patent/JP4428049B2/ja
Publication of JP2005192298A publication Critical patent/JP2005192298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4428049B2 publication Critical patent/JP4428049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

本発明は、電圧形インバータによって電動機を駆動するエレベータ制御装置に係わり、特に停電時のインバータ用動力電源として備えられる非常用動力装置の制御方法と制御装置に関するものである。
図7はエレベータ制御装置の構成例である。このエレベータ制御装置は停電時にインバータに対して直流電力を供給するための非常電力装置を備えている。非常電力装置の最もシンプルな構成としては、蓄電池をマグネットコンタクタスイッチを介してインバータ直流母線に接続するものがある。しかし、停電により非常電源用の蓄電池に切換期間中にエレベータ装置が停電となり、運転中のエレベータが停止する(連続的な運転の継続が不可)という欠点がある。
ところで、小中容量機種のエレベータ用インバータについては、モータからの回生エネルギーを放電抵抗を用いて熱的に消費させている。近年では、前記エネルギーの再利用問題が注目されている。この問題を解決する提案として特許文献1や非特許文献1が公知となっている。
特許文献1のものは、回生電力を非常電力装置に蓄えて再利用するというもので、この非常電力装置には昇降圧チョッパ回路を備えると共に、停電時のバックアップ電源としての機能だけでなく回生電力の蓄電機能が付加されている。そして、昇降圧チョッパ動作により、少ない電池個数にて非常用電力装置が構成できるようになっている。
図8は、特許文献1のエレベータ制御装置の停電制御回路を示したものである。主回路構成として、交流電力を整流して直流電力に変換する整流器1と、直流電力を交流電源に変換するインバータ2間の直流母線に、DC−DC変換回路8を介して蓄電池Bを接続している。DC−DC変換回路8は、双方向性の昇降圧チョッパで構成され、蓄電池への充電と蓄電池からの放電が可能となっており、エレベータ運転時にモータ3から電力が回生されている場合、降圧チョッパ回路を動作させ蓄電池にエネルギーを蓄積させる。この蓄積された電力を停電時や入力電源低下時に放電させることによって蓄積エネルギーが再利用される。従来、中容量エレベータ機種では、モータからの回生エネルギーを回生放電用抵抗で全て熱消費させており、又、エレベータ運転の約半分は回生運転となることからかなりの省エネルギー効果を有している。
図8で示す装置では、充放電切換方法を次のように行っている。
インバータ2が無負荷状態にあるときの3相交流電源電圧から算出された直流母線電圧を基準として、現在の直流電圧が前記基準電圧よりも大きいか小さいかでモータ運転が駆動状態が、又は回生状態かを判別する。この判別結果をもとに充放電動作の切換えを行う。即ち、直流母線電圧が基準電圧よりも高いときには、降圧チョッパ回路を動作させて蓄電池を充電する。又、直流母線電圧が基準電圧よりも低いときには、昇圧チョッパ回路を動作させて蓄電池を放電させる。停電が発生すると主電解コンデンサCの蓄積エネルギーの減少とともに直流電圧が降下する。しかし、直流母線電圧が前記基準電圧より低いときには、DC−DC変換器8を介して蓄電池Bが放電されるので、停電時にも直流電圧低下故障等によりインバータ運転が停止することはない。
ここで、直流電圧の降下要因がモータの力行運転によるものか、又は、停電発生によるものどうかの判断は必要としないことも、停電時の電源バックアップ機能としてはメリットがある。
非特許文献1のものは図9のように構成され、非常電力装置の回路構成は特許文1の方法を採用しているが、インバータの回生電力を非常電力装置に蓄電するための充電制御方法、及び蓄電された電力をエレベータの通常運転時にもインバータに対して電力供給を行うための放電制御方法等について提案されている。
すなわち、この装置は、エレベータコントローラ7(又はインバータ)から運転に必要な電力量を算出して、昇降圧チョッパの充放電回路に対して電力指令を与えるものである。
特開昭61−267675号公報 三菱電機発行「三菱電機技報」・Vol・No12・2001・p22〜25
図8及び図9の方法では、蓄電池Bとインバータ2間ではDC−DC変換器8を介して頻繁に充放電が行われるので、停電発生時には常に蓄電池が満充電であるとは限らない。このために停電中のエレベータ運転が短時間しか行えない場合がある。
そこで、本発明が目的とするところは、停電時の長時間運転を確実に行うために、停電時のみインバータヘの電力供給を行い、商用受電のときに蓄電池充電を行う非常電力装置とその制御方法を提供することにある。
本発明の第1は、交流電源の電力を直流に変換する順変換器、変換された直流の母線間に接続された平滑用の電解コンデンサ、及び直流を可変周波数で可変交流電圧に変換してエレベータ用のモータに出力する逆変換部を有するインバータと、このインバータの直流母線間に接続された双方向性の昇降圧チョッパよりなるDCーDC変換器及びこの変換器を介して接続された蓄電池を備え、停電時に充放電制御回路の指令に基づいて蓄電池に蓄積された非常用電力を前記インバータを介してモータに供給するものにおいて、
前記停電を検出する手段は、前記交流電源の電圧低下と復電を監視する停電検出器と、流母線電圧を導入して停電時における電力を演算する停電時電力演算器の2つの手段を設け、何れか一方の停電検出手段の停電判定に基づいて前記充放電制御回路を介してDC−DC変換器に対して放電開始用のゲート信号を出力し、且つ復電時には前記停電検出器の検出信号で充放電制御回路の放電動作の停止指令とすると共に、前記停電時電力演算器は、電解コンデンサ容量と直流母線電圧計測値の時間降下量からインバータの消費電力を推定演算し、この推定電力値と蓄電池電圧から蓄電池の放電初期電流値を算出して放電開始用ゲート信号を出力
し、この放電開始のための停電検出レベルは、電源変動及び電源インピーダンスによる電圧降下を考慮した最小の電源電圧を想定し、直流母線電圧よりも低い電圧値に設定したことを特徴としたものである。
本発明の第2は、前記停電時電力演算器におけるインバータの消費電力推定は、所定時間間隔にてサンプリングされた信号を用い、P=(1/2)C(Vd12−Vd22)にて算出することを特徴としたものである。
ただし、P(W);インバータ消費電力+逆変換器損失、C(F);電解コンデンサ容量、Vd1(V),Vd2(V);各サンプリング時点の電解コンデンサ電圧
本発明の第3は、前記放電初期電流値は、求められた前記インバータの消費電力値を蓄電池電圧で除算して求めたことを特徴としたものである。
本発明の第4は、交流電力を直流に変換する順変換器、変換された直流の母線間に接続された平滑用の電解コンデンサ、及び直流を可変周波数で可変交流電圧に変換してエレベータ用のモータに出力する逆変換部を有するインバータと、前記直流母線に接続された非常電力装置を設け、この非常電力装置は、直流母線間に接続された双方向性の昇降圧チョッパよりなるDCーDC変換器と、この変換器を介して接続された蓄電池及び充放電制御回路を備え、停電時に蓄電池に蓄積された非常用電力を前記インバータを介してモータに供給するものにおいて、
前記非常電力装置に、交流電源の電圧低下と復電を監視する停電検出器と、前記直流母線電圧を導入して電力を演算する停電時電力演算器と、この演算器にて演算された電力値を蓄電池電圧検出値で除して初期電流指令とする除算手段と、直流母線電圧値と放電電圧指令との偏差信号と前記初期電流指令とを導入して放電電流指令値を生成する電圧レギュレータ、及びこの放電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差信号を導入する電流レギュレータを設け、この電流レギュレータの出力信号に基づいて放電ゲート信号を生成して前記DC−DC変換器に出力するよう構成したことを特徴としたものである。
本発明の第5は、前記電圧レギュレータの出力側に放電電流を制限するためのリミッタ部を設けたことを特徴としたものである。
本発明の第6は、前記蓄電池を鉛蓄電池とし、定電圧充電時の電圧指令と蓄電池電圧検出値との偏差信号を電圧レギュレータに導入して充電電流指令値を生成し、この充電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差信号を電流レギュレータに出力するよう構成したことを特徴としたものである。
本発明の第7は、前記蓄電池をニッケル水素蓄電池とし、充電停止電圧レベル値と蓄電池電圧検出値との偏差信号を電圧レギュレータに導入して充電電流指令値を生成し、この充電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差信号を電流レギュレータに出力するよう構成したことを特徴としたものである。
本発明の第8は、前記電圧レギュレータに充電電流を制限するためのリミッタ部を設けたことを特徴としたものである。
本発明によれば次のような効果を有するものである。
(1)本発明による非常電力装置によれば、インバータ電源が健全なときには常に蓄電池充電を行って充電量を満状態に維持するので、エレベータの停電時運転時間をできる限り長くできる。
(2)従来においては、停電が発生していない場合にも蓄電池への充電及び蓄電池からの放電を行っているため、適用する蓄電池には充放電回数による寿命の長いニッケル水素電池等が必要となる。本発明においては蓄電池からの放電は停電時のみであり、充放電回数が非常に少ないシステムとなるので、蓄電池寿命は短いが安価で取扱いの容易な鉛蓄電池を適用することも十分に可能となる。
(3)一般に交流電源の停電検出方法としては電源電圧を直接監視する方法が多く採用されている。この場合、停電を判定するのに電源周波数の1サイクル期間程度の時間を要するので、停電発生から停電が検出されるまでの遅れ時間が問題となることがある。
本発明では、交流電源の電圧低下を検出して停電判定を行う方法以外に、直流母線電圧が予め設定された電圧レベル以下になることによっても停電検出と判断する方法を備えたことにより、直流母線電圧を直接測定することがてきる。これにより、例えばインバータの力行運転で最大負荷状態にて停電が発生すると急激に直流母線電圧が降下するような場合にも、従来の交流電源の電圧低下方法よりも先に停電を検出して、インバータヘの電力供給をより短時間で行うことができるので、運転中の停電発生時にも、エレベータの運転継続を確実に行うことができる。
(4)停電発生時における停電検出レベルは、電源変動及び電源インピーダンスによる電圧降下を考慮した最小の電源電圧を想定して、直流母線電圧よりも低い電圧値に設定するので、停電が発生していないにも関わらず実行するような不要な蓄電池の放電動作を防止し、充放電動作の繰返しによる蓄電池の寿命劣化を防止することがてきる。
(5)放電制御開始時、直流母線電圧を入力値とする停電時電力演算器にて放電電流の初期指令値を算出し、これを電圧レギュレータ内の積分項初期値及ぴ電圧レギュレータの初期出力値としてフィードフォワード項として与える機能により、放電開始時の放電電流応答を高速化でき、インバータヘの供給電力をより短時間で応答させることができる。
(6)前記機能におけるインバータ電力の算出は、直流母線電圧の降下量と直流母線電圧に接続された電解コンデンサ容量から(1)式を用いて装置自身で推定するので、インバータ制御回路やコントローラから電力情報を入力する必要がないので、非常電力装置システムとしての構成は簡単となる。
(7)蓄電池容量によって制限される放電電流は、電圧レギュレータ出力、及び電圧レギュレータ内の積分項を前記制限値でリミットすることにより、放電電流を所望の電流値以下に容易に制限することができる。
上記した効果に加え蓄電池が鉛蓄電池(第2実施例)における充電制御では、
(8)鉛蓄電池の一定電流充電時の制限電流値にて電圧レギュレータ積分項及び出力電流指令値をリミットしておき、電圧レギュレータ入力部の電圧指令値として蓄電池の一定電圧充電時の電圧値を与えることにより、一定電流充電か一定電圧充電かの判断は制御系が自動的に行う。このため簡単な鉛蓄電池の充電制御が可能となる。
(9)前記(8)の充電制御回路はニッケル水素蓄電池の充電にも使用することができる。
図1は本発明の第1の実施例を示す構成図で、10は電圧形インバータ、20はエレベータ用停電時動力電源(以下、非常電力装置と呼ぶ)である。
インバータ10は交流電源を直流に変換する整流器又は三相PWMコンバータよりなる順変換部11と、電動機を駆動するために直流を可変周波数で可変交流電圧に変換する逆変換部12と、この順変換部11と逆変換部12の直流母線に平滑用として接続される大容量の電解コンデンサ13及び回生電力放電回路14を有している。非常電力装置20は、昇圧チョッパ及び降圧チョッパ機能を合わせ持つ双方向性のDC−DC変換器21と停電時の非常用電力を蓄積しておく蓄電装置22、充放電制御回路23、直流母線電圧を入力して電力演算する停電時電力演算器24及び停電検出器25を有している。
なお、3はエレベータ用のモータ、4はエンコーダで、モータの速度を検出してインバータ制御回路6に速度帰還させる。5は逆変換部12のゲート駆動回路、7はエレベータコントローラである。
DCーDC変換器21は、パワートランジスタやIGBT等の電力用半導体スイッチTr1,Tr2、直流リアクトルDCL及び電池電流検出器CTを有している。非常用電力が蓄積される蓄電装置22としては、蓄電池、或いは電気二重層キャパシタ等の大容量コンデンサが用いられ、この蓄電装置22の電圧は双方向性DC−DC変換器21の昇圧及び降圧機能により直流母線電圧より低い電圧で使用される。ここでは、蓄電装置に鉛バッテリやニッケル水素電池等の二次電池を用いた例について説明する。
上記のように構成した非常電力装置は、
(1)停電時に蓄電池電圧を昇圧してインバータに直流電力を供給し、エレベータの停電時運転を可能とする。
(2)エレベータ運転時に停電が発生しても、上記の直流電力供給を高速に行って運転継続を可能とする。
(3)停電発生時の蓄電量が常に最大となるようにインバータの商用電源から蓄電池を充電し、エレベータの停電時運転時間をできる限り長くする。つまり、蓄電エネルギーは、停電時動力電源用としてのみ使用される。
を目的とするもので、そのために、本発明では放電制御及ぴ充電制御の実行判断を停電かどうかで判断する。
一般に交流電源の停電検出方法としては電源電圧を直接監視する方法が多く採用されるが、停電を判定するのに電源周波数の1サイクル期間程度の時間を要するので、停電発生から停電が検出されるまでの遅れ時間が問題となることがある。 停電検出遅れ時間による問題例として、例えばインバータが最大負荷で力行運転しているときに停電が発生すると、前記遅れ時間によってDC−DC変換器21の放電制御の開始が遅れてしまい、直流母線電圧が急激に降下してインバータの直流電圧低下故障に至ってしまう。或いは、インバータが直流電圧低下故障に至る前に、放電制御が開始されても、放電制御の応答遅れによってインバータヘの電力供給量がインバータの電力消費量に追従できない状態が継続すると、やはり母線電圧が降下して最終的にエレベータ停止に至ってしまう。
上記に鑑みて、本発明では次の課題を解決するものである。
(a)停電が発生してから本装置が停電を検出して蓄電池の放電制御を開始するまでの時間をできる限り短くする。
(b)停電発生時にインバータが必要とする電流値までの立上り時間を短くするため、放電開始時の放電電流の制御応答を高速化する。
まず、(a)項の解決方法として、従来の交流電源の電圧計測による停電検出方法に加え、本発明では停電時電力演算器24を設けて直流母線電圧の計測による停電検出方法が付加されている。インバータの商用受電中は直流母線電圧を高速なサンプル周期で常時計測しておき、前記電圧値が所定電圧レベルに降下した場合、停電が発生したものと仮定して即時に放電制御を開始する。但し、後述するが復電の判断方法は、交流電源の電圧計測による手段を用いる。
本発明の停電検出方法として、エレベータの力行運転中に停電が発生した場合の各部動作チャート例を図2に示して説明する。
図2は縦軸に現象を、横軸に時間tを採ったものである。インバータの力行運転中の時刻t1に停電が発生すると、直流母線電圧Vinvはインバータの負荷状態と直流母線に接続された電解コンデンサの容量によって決まる傾きで降下する。
直流母線電圧Vinvが予め設定された停電検出レベルVdchg以下に降下した時刻t2となると、充放電制御回路23は停電が発生したものと判断してオンオフによる放電ゲート信号を半導体スイッチTr2に出力して蓄電池22の放電制御を開始する。なお、停電と判断されるまでの間はオンオフの充電ゲート信号による半導体スイッチTr1の制御にて充電制御を行っている。
停電検出レベルVdchgは、商用受電時の電源降下等による直流電圧降下による停電の誤判断を防止するために、電源変動及び電源インピーダンスによる電圧降下を考慮した最小の電源電圧を想定して、前記最小の電源電圧が三相全波整流して得られる直流母線電圧よりも低い電圧値に設定する。これにより、不要な蓄電池放電を防止し、充放電動作の繰返しによる蓄電池の寿命劣化を防止する。
また、上記停電検出レベルVdchgは、放電開始時の直流電圧となるので、インバータの直流電圧低下故障レベルVuvtよりも高い電圧レベルに設定されなければならない。
上記した方法にて停電を検出すると同時に充放電制御回路23は放電制御を開始し、同時にエレベータコントローラ7に対して停電検出信号を出力する。コントローラ7は、前記信号を受信するとインバータ制御回路6に与えるエレベータの速度指令信号を停電時の低速度に変更してモータ電力を低減し、非常電力装置の供給電力(放電電流)を低減させる。
次に(b)項の解決方法であるが、具体的な停電時の放電制御フロック図を図3に示して説明する。
基本的には放電制御インバータの直流母線電圧が一定電圧になるように電圧制御を行い、その内側に電流マイナーループ(ACR制御)を設けて放電電流の安定化を図る。図3において、23−1は加算部で、この加算部に放電電圧指令値と直流母線電圧検出値とが逆極性に印加されて両者の偏差が求められ、その偏差が電圧レギュレータ23−2に入力されP1演算が行われる。放電制御開始時には、直流母線電圧を入力値とする停電時電力演算器24は、直流電圧の降下量と主電解コンデンサ13の容量から停電発生時のインバータ消費電力を算出し、インバータヘの電力指令値として除算部23−3に出力する。この除算部において電力指令値を蓄電池電圧で除したものが放電電流指令値となり、電圧レギュレータ内の積分項初期値及ぴ電圧レギュレータの初期出力値として与える。
電圧レギュレータの出力は放電電流指令値となり、リミッタ部23−4を介して加算部23−5に印加され、この加算部において求められた放電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差が電流レギュレータ23−6に入力されてP1演算される。電流レギュレータの出力はDC−DC変換器21への電圧指令信号でありPWM信号回路23−7に入力されてPWM変調され、この変調信号に基づいて
放電用の半導体スイッチTr2のゲート信号が得られる。このゲート信号はゲート駆動回路23−8を介して半導体スイッチTr2のゲートに印加され、もって放電電流及び直流母線電圧を制御しながら直流電力を供給する。
放電電流は、蓄電池保護面から蓄電池容量によって制限される。この制限値を超過しないように放電電流指令値、つまり電圧レギュレータ出力、及び電圧レギュレータ内の積分項を前記制限値でリミットすることにより、放電電流を所望の電流値以下に制限することができる。
一般にインバータの消費電力は、インバータ制御回路6、或いはエレベータコントローラ7において算出できる。しかし、本発明でのインバータの電力算出方法は、直流母線電圧の降下量と直流母線電圧に接続された電解コンデンサ容量から(1)式を用いてインバータの消費電力を推定するので、非常電力装置側にて算出できる。詳細な算出方法について図4に基づいて説明する。
P=(1/2)C(Vd12−Vd22)…… (1)
ここで、P(W):インバータ消費電力、C(F):電解コンデンサ容量、Vd1(V):時刻t11における電解コンデンサ電圧、Vd2(V):時刻t12における電圧コンデンサ電圧、(ただし、t12t11
(1)式は停電発生によってインバータ電力が電解ンデンサに蓄えられたエネルギーのみで消費されている場合にのみ成立し、商用電源にてインバータが運転されている条件では、(1)式で算出した電力は実際のインバータ電力を反映するものではない。しかしながら、直流母線電圧が放電開始レベル付近であればインバータは停電状態と見なすことができる。従って、直流母線電圧が停電検出レベル付近まで降下している条件のときには、(1)式によるインバータ消費電力の推定方法としては有効な手段となる。インバータの商用受電時には常時、停電時電力演算器24において母線電圧計測値を(1)式を用いてインバータ電力を推定する。
図4に示すt11,t12は、停電時電力演算器24における電力演算のサンプル周期であり、Pは時刻t11から時刻t12間のインバータ平均電力を表している。電力演算のサンプル周期については、直流母線電圧のアナログ検出精度及び前記信号をCPUに取込むためのAD変換器精度に留意する必要があるが、前記精度が高いほどサンプル周期を高速化できる。
停電による放電開始時、放電開始直前に算出されたインバータ電力を蓄電池電圧計測値で除して求められた電流を放電電流指令値の初期値とする。前記電流指令値は、放電制御開始時の電圧レギュレータの積分項の初期値として与えることが特徴で、これにより放電開始時の電圧レギュレータは、インバータヘの供給すべき放電電流指令を即時に出力することができる。前記方法を用いない場合と比較すると、電圧レギュレータ出力が所望の放電電流指令に達するまでの時間を短縮できるので放電時の制御応答が高速化できる。
次に、エレベータの回生運転中に停電が発生した場合について説明する。
停電時には電動機からの回生エネルギーによって直流母線電圧は上昇するので、上記に説明した方法では停電を検出できない。このとき、インバータは電動機からの回生エネルギーを回生電力放電回路14によって消費しながら運転を継続することもできる。従って、本発明では直流母線電圧の監視によって停電検出されない場合であっても、図1の停電検出回路25内の電源電圧値の低下による停電判断が行われた場合でも、充放電制御回路23は放電制御を開始すると同時に、エレベータコントローラ7に対して停電検出信号を出力し、エレベータコントローラは停電管制運転に移行するようにする。上記条件のようにインバータが回生運転状態にある場合の本装置の放電制御においては、ほとんどインバータに対して電力を供給することはなく、エレベータ着床時に電力供給が必要となる程度である。
次に、本発明装置の復電検出方法について説明する。
停電検出の方法については、直流母線電圧低下の監視、或いは、電源電圧低下の監視によって行うが、復電については直流母線電圧の監視による方法では検出できない。その理由の一つは、放電中の場合には直流母線電圧が一定に制御されるためである。もう一つの理由として、エレベータが回生運転のときの直流母線電圧は、抵抗による回生電力放電回路の動作電圧レベルまで上昇するからである。そこで、復電の検出については、商用電源の電圧を測定する停電検出器25のみにて復電検出を行う。復電を検出すると非常電力装置20は蓄電池22の放電を停止して充電動作へと移行する。
図5は第2実施例による鉛蓄電池の充電制御ブロック図を示したものである。
非常電力装置20における充放電制御回路23は、蓄電池22が鉛蓄電池の場合には図5で示す機能を備えて次のような充電制御を実行する。
基本的な制御構成は放電制御と同じであるが、蓄電池電圧を一定にするための電圧制御ループを設け、その内側に電流マイナーループ(ACR制御)を設けて充電電流を制御する。定電圧充電時の電圧指令値と蓄電池電圧検出値とを加算部23’−1に導入して両者の偏差を求め、この偏差を電圧レギュレータ23’−2に入力しP1演算する。次に、前記出力値を蓄電池電流の充電電流指令値とし、加算部23−5において蓄電池電流検出値との偏差を求めて電流レギュレータ23−6に入力しP1演算する。電流レギュレータの出力信号はDC−DC変換器21への電圧指令信号でありPWM信号回路23−7に入力する。そしてPWM変調により半導体スイッチTr1のゲート信号が得られる。このゲート信号はゲート駆動回路23−8を介して半導体スイッチTr1のゲートに出力され、蓄電池の電流及び電圧を制御しながら充電する。
電圧レギュレータ23’−2の積分項及び出力電流指令値は、鉛蓄電池の充電電流許容値を用いてリミットすることにより、充電電流が蓄電池の許容充電電流値を超過しないように制御する。リミッタ部23’−4におけるリミット値で制限されるような充電状態のときは、電圧レギュレータ23’−2に入力される電圧指令信号と電圧帰還信号には定常偏差が生ずる。このような充電状態では、蓄電池に対して一定電流充電を行っていることになる。また、充電が進むにつれて蓄電池電圧は上昇するので電圧レギュレータの入力偏差は次第に減少して電圧レギュレータ出力も減少し、充電電流指令値は前記リミット値以下に制御されるようになる。このように一定電流充電から一定電圧充電制御への切換え、及び、その逆の制御切換えが自動的に行われるので制御方法としては簡単となる。
図6は第3実施例によるニッケル水素蓄電池の充電制御ブロック図を示したものである。
蓄電池22としてニッケル水素電池を使用した場合、鉛蓄電池の充電方法とは異なって満充電状態となるまで一定電流で充電する。満充電の判断は、一般に単位時間当たりの蓄電池の温度上昇値や電圧変化量を計測して行う。ニッケル水素蓄電池の充電制御回路としては、図5の鉛蓄電池の充電制御回路を基本として構成し、蓄電池定格となる充電電流指令値を電圧レギュレータの積分項及びその出力値のリミット値として使用する。また、電圧レギュレータ入力の電圧指令値として蓄電池の充電停止電圧値を与えておくことにより、一定電流での充電制御を行うとともに、一定電流充電方法における注意すべき過電圧充電を防止することができる。
本発明の実施形態を示す構成図 停電時における動作チャート図 非常電力装置における放電制御機能ブロック図 インバータ電力の推定方法の説明図 鉛蓄電池の充電制御機能ブロック図 ニッケル水素蓄電池の充電制御機能ブロック図 エレベータ制御装置の構成図 従来のエレベータ制御装置の構成図 従来のエレベータ制御装置の構成図
符号の説明
1,11…順変換器
2,12…逆変換器
3…モータ
4…エンコーダ
5…ゲート駆動回路
6…インバータ制御回路
7…エレベータコントローラ
10…インバータ
13…電解コンデンサ
20…非常電力装置
21…DC−DC変換器
22…蓄電池
23…充放電制御回路
24…停電時電力演算器
25…停電検出器

Claims (8)

  1. 交流電源の電力を直流に変換する順変換器、変換された直流の母線間に接続された平滑用の電解コンデンサ、及び直流を可変周波数で可変交流電圧に変換してエレベータ用のモータに出力する逆変換部を有するインバータと、このインバータの直流母線間に接続された双方向性の昇降圧チョッパよりなるDCーDC変換器及びこの変換器を介して接続された蓄電池を備え、停電時に充放電制御回路の指令に基づいて蓄電池に蓄積された非常用電力を前記インバータを介してモータに供給するものにおいて、
    前記停電を検出する手段は、前記交流電源の電圧低下と復電を監視する停電検出器と、流母線電圧を導入して停電時における電力を演算する停電時電力演算器の2つの手段を設け、何れか一方の停電検出手段の停電判定に基づいて前記充放電制御回路を介してDC−DC変換器に対して放電開始用のゲート信号を出力し、且つ復電時には前記停電検出器の検出信号で充放電制御回路の放電動作の停止指令とすると共に、前記停電時電力演算器は、電解コンデンサ容量と直流母線電圧計測値の時間降下量からインバータの消費電力を推定演算し、この推定電力値と蓄電池電圧から蓄電池の放電初期電流値を算出して放電開始用ゲート信号を出力
    し、この放電開始のための停電検出レベルは、電源変動及び電源インピーダンスによる電圧降下を考慮した最小の電源電圧を想定し、直流母線電圧よりも低い電圧値に設定したことを特徴としたエレベータ制御装置におけるインバータ用直流電源のバックアップ方法。
  2. 前記停電時電力演算器におけるインバータの消費電力推定は、所定時間間隔にてサンプリングされた信号を用い、P=(1/2)C(Vd1 2 −Vd2 2 )にて算出することを特徴とした請求項1記載のエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法。
    ただし、P(W);インバータ消費電力+逆変換器損失、C(F);電解コンデンサ容量、Vd1(V),Vd2(V);各サンプリング時点の電解コンデンサ電圧
  3. 前記放電初期電流値は、求められた前記インバータの消費電力値を蓄電池電圧で除算して求めたことを特徴とした請求項1又は2記載のエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法。
  4. 交流電力を直流に変換する順変換器、変換された直流の母線間に接続された平滑用の電解コンデンサ、及び直流を可変周波数で可変交流電圧に変換してエレベータ用のモータに出力する逆変換部を有するインバータと、前記直流母線に接続された非常電力装置を設け、この非常電力装置は、直流母線間に接続された双方向性の昇降圧チョッパよりなるDCーDC変換器と、この変換器を介して接続された蓄電池及び充放電制御回路を備え、停電時に蓄電池に蓄積された非常用電力を前記インバータを介してモータに供給するものにおいて、
    前記非常電力装置に、交流電源の電圧低下と復電を監視する停電検出器と、前記直流母線電圧を導入して電力を演算する停電時電力演算器と、この演算器にて演算された電力値を蓄電池電圧検出値で除して初期電流指令とする除算手段と、直流母線電圧値と放電電圧指令との偏差信号と前記初期電流指令とを導入して放電電流指令値を生成する電圧レギュレータ、及びこの放電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差信号を導入する電流レギュレータを設け、この電流レギュレータの出力信号に基づいて放電ゲート信号を生成して前記DC−DC変換器に出力するよう構成したことを特徴としたエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ装置。
  5. 前記電圧レギュレータの出力側に放電電流を制限するためのリミッタ部を設けたことを特徴とした請求項4記載のエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ装置
  6. 前記蓄電池を鉛蓄電池とし、定電圧充電時の電圧指令と蓄電池電圧検出値との偏差信号を電圧レギュレータに導入して充電電流指令値を生成し、この充電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差信号を電流レギュレータに出力するよう構成したことを特徴とした請求項4又は5記載のエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ装置。
  7. 前記蓄電池をニッケル水素蓄電池とし、充電停止電圧レベル値と蓄電池電圧検出値との偏差信号を電圧レギュレータに導入して充電電流指令値を生成し、この充電電流指令値と蓄電池電流検出値との偏差信号を電流レギュレータに出力するよう構成したことを特徴とした請求項4又は5記載のエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ装置。
  8. 前記電圧レギュレータに充電電流を制限するためのリミッタ部を設けたことを特徴とした請求項6又は7記載のエレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ装置。
JP2003428580A 2003-12-25 2003-12-25 エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置 Expired - Fee Related JP4428049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003428580A JP4428049B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003428580A JP4428049B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005192298A JP2005192298A (ja) 2005-07-14
JP4428049B2 true JP4428049B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=34787495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003428580A Expired - Fee Related JP4428049B2 (ja) 2003-12-25 2003-12-25 エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4428049B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102611190A (zh) * 2012-03-13 2012-07-25 华北电力大学 一种备用电源自动投入装置组合方法

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4519077B2 (ja) * 2006-01-24 2010-08-04 日本電信電話株式会社 電源システムならびに電源システム制御のためのプログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP4770795B2 (ja) * 2007-05-23 2011-09-14 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
JP2009261161A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Kyoto Denkiki Kk 瞬時電圧低下保護装置
CN103562108B (zh) * 2011-05-27 2015-12-16 三菱电机株式会社 电梯控制装置
WO2012172590A1 (ja) * 2011-06-13 2012-12-20 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置
CN102931718B (zh) * 2011-08-08 2015-04-15 秦皇岛国安电力电子技术有限公司 电梯应急供电装置和方法
JP2013132132A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 無停電電源装置
JP2014075906A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Hochiki Corp 蓄電装置
JP5602890B2 (ja) 2013-01-29 2014-10-08 ファナック株式会社 蓄電装置および抵抗放電装置を有するモータ制御装置
JP2014207735A (ja) 2013-04-10 2014-10-30 ファナック株式会社 停電対策を講じることができるモータ制御装置
JP6153834B2 (ja) * 2013-09-27 2017-06-28 エア・ウォーター株式会社 非常用電源装置
JP6294187B2 (ja) * 2014-08-22 2018-03-14 株式会社日立製作所 無停電電源装置
CN109075606B (zh) * 2016-05-12 2021-11-30 三菱电机株式会社 停电时备用电源装置
IT201600112547A1 (it) * 2016-11-08 2018-05-08 Magneti Marelli Spa "Apparato di gestione dell’energia fornita a un sistema di bassa tensione di un autoveicolo comprendente uno stadio di recupero dell’energia e relativo procedimento"
CN107834635A (zh) * 2017-11-13 2018-03-23 西北工业大学 一种用于曳引式电梯的混合储能装置及控制方法
WO2019201426A1 (en) * 2018-04-17 2019-10-24 Abb Schweiz Ag Drive unit, robot and method
KR102181297B1 (ko) * 2018-11-01 2020-11-20 현대엘리베이터주식회사 전동기의 비상전원 제어장치
CN109390961B (zh) * 2018-12-04 2023-08-18 国网湖北省电力有限公司电力科学研究院 一种功率单元、功率单元控制***及其控制方法
CN109560605A (zh) * 2019-01-25 2019-04-02 莱芜钢铁集团有限公司 一种高炉用应急后备电源控制装置
CN109787349B (zh) * 2019-03-01 2021-04-27 普联技术有限公司 一种ups电路、电源电路和电子设备
CN110054045A (zh) * 2019-05-20 2019-07-26 上海稳利达电力电子有限公司 一种用于电梯的无缝应急、节能装置
CN110467092B (zh) * 2019-07-24 2023-07-18 厦门劦通科技有限公司 电梯停电应急平层装置及其供电方法
CN110697521B (zh) * 2019-10-17 2022-04-19 深圳市海浦蒙特科技有限公司 一种电梯应急运行控制方法及装置
JP7293152B2 (ja) * 2020-03-04 2023-06-19 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置および無停電電源装置の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102611190A (zh) * 2012-03-13 2012-07-25 华北电力大学 一种备用电源自动投入装置组合方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005192298A (ja) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4428049B2 (ja) エレベータにおけるインバータ用直流電源のバックアップ方法とその装置
JP4347982B2 (ja) エレベーターの制御装置
RU2495813C2 (ru) Управление мощностью от нескольких источников в системе питания лифта
CN103874649B (zh) 电梯的再生蓄电控制装置
JP5358990B2 (ja) 電力変換装置
RU2493090C2 (ru) Управление общим током и аккумулированием энергии в приводе лифта
TWI467203B (zh) 蓄電器件的壽命診斷方法
JP2013042627A (ja) 直流電源制御装置および直流電源制御方法
JP5692037B2 (ja) 電池充放電制御装置
JP6298634B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2014071996A (ja) 電力制御装置
JP2005343574A (ja) エレベータ制御装置
JP5676847B2 (ja) 燃料電池電源装置
JP4402409B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2006238514A (ja) 無停電電源装置
JP5673267B2 (ja) 電力用チョッパの制御装置
JP5772118B2 (ja) 昇降装置の駆動システム及びそれを備えた無動力昇降装置
JPWO2011155051A1 (ja) 充電制御システム
JP6724585B2 (ja) 燃料電池システム
JP2001253653A (ja) エレベータシステム
CN109075606A (zh) 停电时备用电源装置
US20190047420A1 (en) Electric power control device and vehicle
JP2012186996A (ja) ハイブリット電源装置及びハイブリット電源装置の制御方法
JP2013149569A (ja) 燃料電池システム
JP2006044887A (ja) エレベータ制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4428049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees