JP4134197B2 - 車両用開閉体の制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用開閉体の制御システムに関し、特に当該開閉体における挟み込みの誤検知を抑制できる車両用開閉体の制御システムに関する。
従来、車両の窓ガラスやスライドルーフ等の車両用開閉体をモータにより駆動して、該車両用開閉体を開閉する開閉装置が用いられている。このような開閉装置には、動作時に異物の挟み込みを検知する機構を備えたものが知られている。
例えば、特許文献1には、車両用開閉体を駆動するモータの回転変動と併せて、衝撃検出手段により車両に加わる衝撃を検出し、車両に加わる衝撃を加味して挟み込み判定を行うことで、挟み込み検知の誤検知を抑制する乗物用窓ガラス開閉装置が開示されている。
特開2004−169276号公報(段落0017〜0029、図1)
しかしながら、このような挟み込み誤検知の仕組みを用いた場合であっても、車両の建付け誤差や、経年変化等により挟み込み荷重の増加に起因して挟み込みの誤検知を起こすことがあり、その起因となる現象を取り除かない限り誤検知を繰り返してしまう。特に、建付け誤差や、経年変化等による挟み込み荷重の増加は再現性に乏しいことがあり、ユーザがディーラのサービス工場等に、誤検知が発生する車両を持ち込み、サービスマンが誤検知の要因を取り除いたと判断した場合であっても、その後、挟み込みの誤検知を繰り返すおそれがあった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、挟み込みの誤検知を抑制できる車両用開閉体の制御システムを提供することにある。
前記の課題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載の車両開閉体の制御システムは、車両の開口部に設置され開閉可能な開閉体と、開閉体を開閉するための動力を供給する駆動手段と、駆動手段の動作負荷を検出する負荷検出手段と、開閉体の位置を把握して、駆動手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、開閉体の動作時に、負荷検出手段が検出した駆動手段の動作負荷が、所定のしきい値よりも大きいか否かを判定する挟み込み検知を実行し、所定の条件を満たすと判定すると、所定のしきい値よりも小さな第2のしきい値を用いて挟み込み検知を行うことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、所定の条件を満たす場合にのみ、通常よりも小さなしきい値で挟み込み検知を行うことができる。
また、請求項2に記載の車両開閉体の制御システムは、請求項1に記載の車両開閉体の制御システムにおいて、開閉体を開閉動作させる操作信号を出力する操作手段をさらに備え、前記所定の条件は、制御手段が、エンジンスイッチからオン信号を取得した時点で、操作手段から操作信号を取得することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によると、エンジンがオン状態になった時点で、開閉体が操作された場合に通常よりも小さなしきい値を用いて挟み込み検知をすることができる。
また、請求項3に記載の車両開閉体の制御システムは、請求項2に記載の車両開閉体の制御システムにおいて、所定の条件は、制御手段が、エンジンスイッチからオン信号を取得した時点で、前記開閉体が全開であると判定するとともに、前記開閉体を開動作させる信号を前記操作信号として取得することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によると、エンジンがオン状態になった時点で、開閉体が全開であり、かつ開閉体が開操作された場合に、通常よりも小さなしきい値を用いて挟み込み検知をすることができる。
また、請求項4に記載の車両開閉体の制御システムは、請求項1に記載の車両開閉体の制御システムにおいて、制御手段には端末機器が通信可能に接続され、所定の条件は、制御手段が、前記エンジンスイッチから前記オン信号を取得した時点から所定時間内に、前記端末機器から所定の信号を取得することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によると、制御手段に接続された端末機器から所定の信号を送信した場合に、通常よりも小さなしきい値を用いて挟み込み検知をすることができる。
また、請求項5に記載の車両開閉体の制御システムは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両開閉体の制御システムにおいて、開閉体は、窓ガラスまたはスライドルーフであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によると、開閉体は窓ガラスまたはスライドルーフである。
また、請求項6に記載の車両開閉体の制御システムは、請求項1に記載の車両開閉体の制御システムにおいて、開閉体は、複数の窓ガラスであり、窓ガラスを開閉動作させる操作信号を出力し、窓ガラスごとに設けられた操作手段と、車両のエンジン動作中の位置であるオン位置を有し、これに応じたポジション信号を出力するエンジンスイッチとをさらに備え、所定の条件は、制御手段が、エンジンスイッチからオン位置のポジション信号を取得した時点で、第1の窓ガラスを動作させる操作信号と、第2の窓ガラスを動作させる操作信号とを同時に取得することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によると、例えば、運転席側の窓ガラスと助手席側の窓ガラスとを同時に操作した場合に、通常よりも小さなしきい値を用いて挟み込み検知をすることができる。
また、請求項7に記載の車両開閉体の制御システムは、請求項6に記載の車両開閉体の制御システムにおいて、第1の窓ガラスの動作は開動作であり、第2の窓ガラスの動作は閉動作であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によると、例えば、運転席側の窓ガラスを開動作させ、かつ助手席側の窓ガラスを閉動作させる操作を行った場合に、通常よりも小さなしきい値を用いて挟み込み検知をすることができる。
本発明によれば、エンジンスイッチからオン信号を取得した時点、又はその時点から所定時間内に、所定の操作に基づく所定の条件を満たす場合に、通常よりも小さな第2のしきい値を用いて挟み込み検知を行うことができる
これにより、誤検知に対するユーザからの修理依頼に対して、誤検知の発生を容易に確認でき、再現性に乏しい現象を起因とする誤検知であっても、修理後の誤検知の発生を抑制することができる。また、第2のしきい値を基準として誤検知の検証を行うことで、カーメーカやスライドルーフメーカが、一定の条件の下で誤検知が生じないことを担保して車両を出荷できる。また、車両の窓ガラスは、ドア周りの部品交換や取り外しの可能性が高いため、部品取り付け後の調整の検証が容易となり、検証作業の作業効率が上昇する。
本発明の実施の形態に係る車両用開閉体の制御システムについて、添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施の形態では、車両用開閉体として、車両の固定ルーフに設置されたスライドルーフを例にあげて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用開閉体であるスライドルーフを備えたルーフ開口部の斜視図である。図1に示すように、車両の固定ルーフ1には、ルーフ開口部2が形成され、このルーフ開口部2を塞ぐスライドルーフ3が車両後方に向かって移動可能に設けられている。
スライドルーフ3は、図示しないプッシュプルケーブルが後記するモータ4(図3参照)により駆動され、このプッシュプルケーブルが移動することにより、スライド全開位置とスライド全閉位置との間でスライド動作を行い、さらに、スライド全閉位置からスライドルーフ3の後端側を傾動上昇させるチルト動作を行う(図2参照)。
なお、図中矢印にて車両前方と車両後方を示している。
次に、図2は、スライドルーフ3の動作位置を示す説明図であり、図2(a)は、スライドルーフ3の後端側のみを上昇可能な高さまで傾動上昇させてチルトアップ停止したチルト全開位置、図2(b)は、スライドルーフ3がルーフ開口部2を塞いでスライド全閉停止(チルトダウン停止)したスライド全閉位置、図2(c)は、スライド全開位置とスライド全閉位置との間でスライドルーフ3をスライド動作させているスライド動作中の位置、図2(d)は、スライドルーフ3が移動可能な最後端まで移動してスライド全開停止したスライド全開位置をそれぞれ示している。
スライドルーフ3は、図2(d)に示したスライド全開位置から、モータ4が所定の一方向に回転させることで、図2(c)に示したスライド動作中の位置に移行し、ルーフ開口部2を閉じる方向に移動して、スライドルーフ3が、図2(b)に示したスライド全閉位置に移行することで、ルーフ開口部2を塞ぐ。
また、スライドルーフ3は、図2(b)に示したスライド全閉位置から、モータ4を一方向にさらに回転することで、チルトアップモードに入り、スライドルーフ3の後端側を傾動上昇させ、図2(a)に示すように、最も上昇した位置(チルト全開位置)で停止する。
一方、図2(a)に示したチルト全開位置において、モータ4を前記の所定の方法と逆方向に回転すると、スライドルーフ3の後端が傾動下降して、図2(b)に示したスライド全閉位置となる。そして、さらにモータ4を同方向に回転すると、図2(c)に示すように、スライドルーフ3はガイドレール10に沿ってスライドし、図2(d)に示したスライド全開位置で停止する。
このように、スライドルーフ3の動作はモータ4の回転方向及び回転数により定められ、すなわち、図2(a)〜(b)に示したスライドルーフ3の動作位置は、モータ4の回転に応じて出力されるパルス情報を計数したパルスカウント値を用いて設定することができる。
次に、図3は、車両用開閉体の制御システムの構成を示すブロック図である。図3に示すように、車両用開閉体の制御システムは、スライドルーフ3を駆動するモータ4(特許請求の範囲の駆動手段に相当)と、モータ4の回転に応じてパルス情報を発生するパルス発生手段5と、スライドルーフ3が機械的にロックされるロック位置を基準としてパルス情報をアップカウントまたはダウンカウントしたパルスカウント値を出力する計数手段6と、計数手段6からのパルスカウント値に応じてモータ4の制御を行う制御部7(特許請求の範囲の制御手段に相当)と、制御部7から出力された制御信号に応じて、モータ4を駆動する駆動信号をモータ4に出力と、ユーザ等の操作に応じてスライドルーフ3の動作を指示する操作信号を出力する操作スイッチ(SW)9とを備え、操作スイッチ9からの操作信号に応じて、制御部7は、スライドルーフ3をオートモードまたはマニュアルモードのいずれかのモードで開閉させる。また、本実施の形態の車両用開閉体の制御システムの制御部7には、サービスマン等が、制御部7の動作状態をチェックするために用いられる診断機13(特許請求の範囲の端末機器に相当)が、CAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)等の車載ネットワークを介して接続されている。
なお、オートモードとは、制御部7が操作スイッチ9から所定の操作信号を入力されると、この操作信号に応じて、チルト全開位置からスライド全閉位置(またはその逆)、または、スライド全閉位置からスライド全開位置(またはその逆)にスライドルーフ3を移動するモードであり、マニュアルモードとは、制御部7が操作スイッチ9から操作信号が入力されている間だけ、オートモードに優先して、この操作信号に応じて、スライドルーフ3を閉じる方向(以下、閉方向)、開ける方向(以下、開方向)、チルトアップさせる方向(以下、チルトアップ方向)、またはチルトダウンさせる方向(以下、チルトダウン方向)に動作するモードである。
パルス発生手段5は公知のパルス発生装置であり、モータ4の出力軸に接続され、S極及びN極の磁極を有する磁石からなるロータ12を備え、ロータ12の軸中心からみて互いに90°離れた位置に、磁界を検出してそれに応じたパルス情報を出力するホールICからなる2つのセンサA、Bがロータ12の周囲にそれぞれ配置されて構成される。この構成によりセンサA、Bは、それぞれモータ4の回転に同期したパルス情報を出力し、各々の出力パルスは互いに90°の位相差をもって出力される。
計数手段6は、センサA、Bが出力するパルス情報を用いて、モータ4の回転方向(正転、逆転)を検出し、回転方向とパルス情報に基づいて、スライドルーフ3が機械的にロックされるロック位置を基準としてパルス情報をアップカウントまたはダウンカウントしたパルスカウント値を出力する。計数手段6は制御部7に含んで構成することもできる。
制御部7は、図示しない記憶手段に、パルスカウント値とスライドルーフ3の各停止位置との対応を示す情報と、現在のパルスカウント値を格納し、操作スイッチ9から入力される操作信号に応じて、オートモードでは、チルトアップ全開位置とスライド全閉位置との間、または、スライド全閉位置とスライド全開位置との間で、スライドルーフ3を移動させる制御信号をモータ駆動回路8に出力する。
操作スイッチ9は、スライドルーフ3の開閉を選択指示するために操作するスイッチであり、操作スイッチ9をユーザ等が操作すると、この操作に応じた操作信号を制御部7に出力する。
なお、制御部7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)等を有する公知のコンピュータを用いて具現可能であり、このコンピュータはROMに格納された専用のプログラムを実行することで、制御部7として動作する。
次に、車両用開閉体の制御システムにおけるスライドルーフ3の制御の仕組みを説明する。
図4は、パルス情報をカウントして得られたパルスカウント値と、スライドルーフ3の位置との対応を説明する図面であり、図4(a)は、パルスカウント値と、スライドルーフ3の位置との対応を示し、図4(b)はセンサA、Bとロータ12との位置関係を示し、図4(c)はセンサA、Bから出力されるパルス情報を示している。
前記のように、本実施の形態の車両用開閉体の制御システムでは、計数手段6が、センサA、Bが出力するパルス情報をカウントして、スライドルーフ3を駆動するモータ4の回転方向及び回転数を検出して、スライドルーフ3が機械的にロックされるロック位置を基準としてパルス情報をアップカウントまたはダウンカウントしたパルスカウント値を出力する。
図4(a)に示すように、車両用開閉体の制御システムには、閉方向でスライドルーフ3が機械的にロックする位置であるチルトアップメカロック位置におけるパルスカウント値(イ)、図2(a)に示したチルト全開位置におけるパルスカウント値(ロ)、図2(b)に示したスライド全閉位置におけるパルスカウント値(ハ)、図2(d)に示したスライド全開位置におけるパルスカウント値(ニ)、開方向でスライドルーフ3が機械的にロックする位置である全開メカロック位置におけるパルスカウント値(ホ)が、制御部7の図示しない記憶手段に予め登録されている。
なお、チルト全開位置におけるパルスカウント値(ロ)からスライド全開位置におけるパルスカウント値(ホ)が、スライドルーフ3の通常時の作動範囲(図2(c)に示したスライド動作中の位置)におけるパルスカウント値である。
図4(b)に示したロータ12が正転する方向が、スライドルーフ3の開方向及びチルトダウン方向に対応し、ロータ12が逆転する方向が、スライドルーフ3の閉方向及びチルトアップ方向に対応している。
ここで、計数手段6においてロータ12の正転または逆転を判定する方法を、図4(c)を参照して説明する。4(c)に示すように、センサAが出力するパルス情報が、LレベルからHレベルに立ち上るときにセンサBがLレベル、または、センサAが出力するパルス情報が、HレベルからLレベルに下がるときにセンサBがHレベルであれば正転と判定することができる。また、センサAが出力するパルス情報が、LレベルからHレベルに立ち上るときにセンサBがHレベル、または、センサAが出力するパルス情報が、HレベルからLレベルに下がるときにセンサBがLレベルであれば逆転と判定することができる。これにより、計数手段6は回転方向に応じて、パルス情報をアップカウントまたはダウンカウントしたパルスカウント値を制御部7に出力する。
また、制御部7では、スライドルーフ3の作動範囲を、チルトアップメカロック位置の手前のチルト全開位置(図2(a)参照)と全開メカロック位置の手前のスライド全開位置(図2(d)参照)との間のパルスカウント値として登録しておく。これにより制御部7は、オートモードにおいて、チルトアップ全開位置とスライド全閉位置との間、または、スライド全閉位置とスライド全開位置との間で、スライドルーフ3を移動させる制御信号をモータ駆動回路8に出力することができる。
さらに、制御部7は、挟み込み検知を行う。挟み込み検知とは、計数手段6から出力された信号から算出されるモータ4の動作速度に基づいて、モータ4の動作負荷を推定し、このモータ4の動作負荷の情報から、モータ4の動作負荷が所定のしきい値を超えたか否かを判定することで、異物等の挟み込みを検知する仕組みである。すなわち、特許請求の範囲の負荷検出手段は、本実施の形態では。パルス発生手段5、計数手段6、制御部7を含んで構成される。
本実施の形態の制御部7は、モータ4の動作負荷の情報に基づいて、モータ4の動作負荷が所定のしきい値を超えたと判定した場合、所定量だけスライドルーフ3を開方向に移動させ、動作モードをオートモードからマニュアルモードに切り換え、スライドルーフ3の動作を停止させる。これにより、ルーフ開口部2とスライドルーフ3との間に異物が挟まった場合や、スライドルーフ3の動作に過剰な力が必要となる場合等に、モータ4の保護及び安全性を確保することができる。
ところで、制御部7が実行する挟み込み検知において、車両の建付け誤差や、経年変化等により挟み込み荷重の増加に起因して挟み込み検知において誤検知を起こすことがある。前記したように、このような原因に起因する誤検知は、再現性に乏しいことがあり、ユーザがディーラのサービス工場等に当該車両を持ち込み、サービスマンが誤検知の要因を取り除いたと判断した場合であっても、その後、挟み込み検知において誤検知を繰り返すおそれがある。
そこで、本実施の形態の車両用開閉体の制御システムでは、制御部7が通常の挟み込み検知を行って動作する通常動作モードと、通常動作モードにおける挟み込み検知で用いるしきい値よりも小さなしきい値である第2のしきい値を用いて挟み込み検知を行って動作する確認動作モードとの切り換えを可能とし、サービスマンが動作確認する場合は、確認動作モードに切り換えてスライドルーフ3の動作を検証することとした。
なお、第2のしきい値は、通常動作モードで用いるしきい値よりも小さい値であれば、任意に設定可能であり、本実施の形態の第2のしきい値は、車両の製造者等が予め決めた基準値である。
以下、本実施の形態の車両用開閉体の制御システムにおいて、通常動作モードと確認動作モードとを切り換える手順について、2つの実施形態例を示して詳しく説明する(適宜、図1ないし図4参照のこと)。
[第1実施形態例]
第1の実施形態例では、一般的にはユーザが行わない所定の特殊な操作をすることで、車両用開閉体の制御システムの動作モードを確認動作モードに切り換える。ここでは、サービス工場のサービスマン等が、車両用開閉体の制御システムの挟み込み検知における誤検知に対する対策を施して、スライドルーフ3の動作確認を行う場合を例として説明する。また、図5は本実施形態例における制御部7の動作を説明するフローチャートである。図5を適宜参照しつつ、このときの制御部7の動作を説明する。
まず、スライドルーフ3の動作確認を行うサービスマンは、操作スイッチ9を操作して、スライドルーフ3をスライド全開位置(図2(d)参照)に移動させ、車両のエンジンスイッチ(不図示)をオフ位置に回す。このとき、制御部7の記憶手段(不図示)には、スライドルーフ3の位置を示すパルスカウント値が記録されている。そして、サービスマンは、操作スイッチ9を操作して、スライドルーフ3の開操作を行いつつ、改めてエンジンスイッチをオン位置に回す。ここで、スライドルーフ3は全開であるので、一般的にユーザがこのような操作を行うことは考えにくく、このサービスマンの操作は特殊な操作となる。
エンジンスイッチがオン位置になると、車両用開閉体の制御システムの制御部7は、エンジンスイッチから、エンジンスイッチがオン位置にあることを示すポジション信号を受信して、エンジンスイッチがオン位置にあることを判定し(ステップS101で‘Yes’)、制御部7の記憶手段(不図示)に格納されたスライドルーフ3の位置を示すパルスカウント値から、スライドルーフ3が全開(スライド全開停止位置にある)であると判定する(ステップS103で‘Yes’)。
なお、ステップS101の判定において、制御部7が、エンジンスイッチはオン位置ではないと判定した場合は、オン位置となるまで待機し、また、ステップS103の判定においてスライドルーフ3が全開ではないと判定した場合は、通常のしきい値を用いて挟み込み検知を行う通常動作モードで動作する(ステップS109)。
次に、制御部7は、エンジンスイッチがオン位置になった時点で、操作スイッチ9から所定の操作信号を入力され、スライドルーフ3の開操作が行われたと判定し(ステップS105で‘Yes’)、車両用開閉体の制御システムの動作モードを確認動作モードに切り換える(ステップS107)。
なお、ステップS105の判定において、制御部7が、エンジンスイッチがオン位置になった時点で、スライドルーフ3が開操作されなかったと判定した場合は、通常動作モードで動作する(ステップS109)。
次に、サービスマンは操作スイッチ9から、スライドルーフ3を動作させる任意の操作を行い、この任意の操作において、挟み込み検知の誤検知が生じるか否かを検証する。
このとき、制御部7は、操作スイッチ9から入力される操作信号により、スライドルーフ3の動作操作がされたと判定して(ステップS111で‘Yes’)、この入力された操作信号に基づいて、スライドルーフ3は、動作操作に応じた動作を行う(ステップS113)。
なお、ステップS111の判定において、制御部7がスライドルーフ3の動作操作がなされなかったと判定した場合は、後記するステップS115に進む。ここでは、予め設定した所定時間内に、スライドルーフ3の動作操作がなされなかった場合を、動作操作がなされなかったと判定する。
次に、スライドルーフ3の動作検証を終えると、サービスマンはエンジンスイッチをオフ位置に回す。これにより、制御部7にはエンジンスイッチから、エンジンスイッチがオン位置にあることを示すポジション信号が入力されなくなり、制御部7はエンジンスイッチがオン位置ではないと判定し(ステップS115で‘No’)、処理を終了する。
なお、ステップS115の判定において、制御部7がエンジンスイッチはオン位置にあると判定した場合は、ステップS111に戻って、サービスマンの動作操作を受け付ける。このとき、車両用開閉体の制御システムの動作モードは、確認動作モードのままであり、エンジンスイッチがオフ位置になるまで(ステップS115で‘No’となるまで)、動作モードが通常動作モードに切り換わることがない。
サービスマンは以上の動作検証を実施し、誤検知が発生する場合は不具合の対策を施して、確認動作モードにて誤検知が発生しないことを確認して、ユーザに当該車両を引き渡す。
本実施形態例に係る車両用開閉体の制御システムによると、一般的にユーザが行わない特殊な操作をサービスマンが行うことで、車両用開閉体の制御システムを確認動作モードに切り換え、挟み込み検知の誤検知の検証を行うことができる。このとき、別途の器具等を用いることなく確認動作モードに切り換えることができるため、検証に係るコストを抑えることができる。
また、ユーザがスライドルーフ3を動作させる場合は、開閉体の制御システムは通常動作モードで動作し、確認動作モードにおける第2のしきい値よりも大きなしきい値を用いて挟み込み検知を行うため、誤検知の可能性が低くなる。
なお、本実施形態例では、スライドルーフ3が全開位置にあり、エンジンスイッチがオン位置となったときに、操作スイッチ9が開操作されていることを特殊な操作としたが、これ以外にも、例えば、エンジンスイッチがオン位置となったときに、操作スイッチ9が操作された場合や、スライドルーフ3が全開位置にあり、操作スイッチ9において開操作が所定時間以上された場合や、スライドルーフ3がチルト全開位置(図2(a)参照)にあり、操作スイッチ9においてチルト操作が所定時間以上された場合等、様々な条件を特殊な操作として用いることができる。
[第2実施形態例]
次に、本実施の形態に係る第2の実施形態例では、車両用開閉体の制御システムの制御部7に、車載ネットワークを介して接続された診断機13から切換コマンドを入力することで、車両用開閉体の制御システムを確認動作モードに切り換える。ここでは、第1実施形態例と同様に、サービス工場のサービスマンが、車両用開閉体の制御システムの挟み込み検知における誤検知に対する対策を施して、スライドルーフ3の動作確認を行う場合を例として説明する。また、図6は本実施形態例における制御部7の動作を説明するフローチャートである。図6を適宜参照しつつ、このときの制御部7の動作を説明する。
まず、スライドルーフ3の動作確認を行うサービスマンは、操作スイッチ9を操作して、スライドルーフ3をスライド全開位置(図2(d)参照)に移動させ、車両のエンジンスイッチ(不図示)をオフ位置に回す。そして、車両に設置された車載ネットワークのコネクタ(不図示)に、診断機13を接続して、改めてエンジンスイッチをオン位置に回す。
エンジンスイッチがオン位置になると、車両用開閉体の制御システムの制御部7は、エンジンスイッチから、エンジンスイッチがオン位置にあることを示すポジション信号を受信して、エンジンスイッチがオン位置にあることを判定する(ステップS201で‘Yes’)。なお、ステップS101の判定において、制御部7が、エンジンスイッチはオン位置ではないと判定した場合は、オン位置となるまで待機する。
次に、サービスマンは、車載ネットワークを介して制御部7に接続された診断機13から、車両用開閉体の制御システムの動作モードを確認動作モードに切り換える切換コマンドの送信を指示する。この指示により、診断機13は、制御部7に切換コマンドを送信し、制御部7は切換コマンドを取得したと判定し(ステップS203で‘Yes’)、車両用開閉体の制御システムの動作モードを確認動作モードに切り換える(ステップS205)。
なお、ステップS203の判定において、制御部7が切換コマンドを取得しなかったと判定した場合は、通常のしきい値を用いて挟み込み検知を行う通常動作モードで動作する(ステップS207)。ここでは、予め設定した所定時間内に切換コマンドを取得しなかった場合を、切換コマンドを取得しなかったと判定する。または、スライドルーフ3の動作操作がなされる(後記するステップS209)までに、切換コマンドを取得しなかった場合を、切換コマンドを取得しなかったと判定してもよい。
次に、サービスマンは操作スイッチ9から、スライドルーフ3を動作させる任意の操作を行い、この任意の操作において、挟み込み検知の誤検知が生じるかを検証する。
このとき、制御部7は、操作スイッチ9から入力される操作信号により、スライドルーフ3の動作操作がされたと判定して(ステップS209で‘Yes’)、この入力された操作信号に基づいて、スライドルーフ3は、動作操作に応じた動作を行う(ステップS211)。
なお、ステップS209の判定において、制御部7がスライドルーフ3の動作操作がなされなかったと判定した場合は、後記するステップS213に進む。ここでは、予め設定した所定時間内に、スライドルーフ3の動作操作がなされなかった場合を、動作操作がなされなかったと判定する。
次に、スライドルーフ3の動作検証を終えると、サービスマンはエンジンスイッチをオフ位置に回す。これにより、制御部7にはエンジンスイッチから、エンジンスイッチがオン位置にあることを示すポジション信号が入力されなくなり、制御部7はエンジンスイッチがオン位置ではないと判定し(ステップS213で‘No’)、処理を終了する。
なお、ステップS213の判定において、制御部7がエンジンスイッチはオン位置にあると判定した場合は、ステップS203に戻って、診断機13からの切換コマンドの取得を待つ。このとき、車両用開閉体の制御システムの動作モードは、ステップS203の判定次第で確認動作モードまたは通常動作モードに切り換わる。
サービスマンは以上の動作検証を実施し、誤検知が発生する場合は不具合の対策を施して、確認動作モードにて誤検知が発生しないことを確認して、ユーザに当該車両を引き渡す。
本実施形態例に係る車両用開閉体の制御システムによると、診断機13から送信される切換コマンドにより、車両用開閉体の制御システムを確認動作モードに切り換えるため、ユーザが意図しない操作などにより確認動作モードに切り換わることを防止することができる。
また、第1実施形態例と同様に、ユーザがスライドルーフ3を動作させる場合は、開閉体の制御システムは通常動作モードで動作し、確認動作モードにおける挟み込み検知における第2のしきい値よりも大きなしきい値を用いて挟み込み検知を行うため、誤検知の可能性が低くなる。
以上、2つの実施形態例をあげて、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜の変更が可能であり、本発明は特許請求の範囲に記載された技術的思想により定められる。
例えば、本実施の形態では、車両のスライドルーフ3の制御に適用して説明したが、これに限定するものではなく、パワーウィンド、サンシェード等の同様に開閉動作を行うすべての車両用開閉体に適用することができる。本発明をパワーウィンドの制御システムに適用した場合、エンジンスイッチをオン位置に回したときに、運転席側のパワーウィンド及び助手席側のパワーウィンドの操作スイッチを同時に操作した場合に確認動作モードに切り換える構成としたり、運転席側のパワーウィンドの操作スイッチを開操作し、かつ助手席側のパワーウィンドの操作スイッチを閉操作した場合に確認動作モードに切り換える構成としてもよい。
また、運転席のパワーウィンドの操作スイッチにおいて所定の操作を行った場合には、運転席を含めて他席すべてのパワーウィンドを確認動作モードに切り換える構成としてもよい。
また、パルス情報の変化率に基づく動作速度より動作負荷を計算し、この動作負荷が所定のしきい値よりも小さくなった場合に挟み込みが発生したと判定することとしたが、モータ駆動回路8が出力するモータ4の動作負荷の情報を用いて、挟み込み判定をすることもできる。
また、本実施の形態では、診断機13から切換コマンドを入力される度に、確認動作モードに切り換わることとしたが、例えば、一度、切換コマンドを入力されると、エンジンスイッチがオフ位置になるまで、動作モードを切り換えない構成とすることもできる。
また、制御システムが特殊な操作がされたと制御部7が判定して、確認動作モードに切り換える前に、制御部7は、スライド全開位置(図4(a)の(ニ))から全開メカロック位置(図4(a)の(ホ))までスライドルーフ3を移動させ、スライドルーフ3が機械的にロックされるロック位置を、パルスカウント値の基準値として計数手段6に学習させることもできる。
スライドルーフを備えたルーフ開口部の斜視図である。 スライドルーフの動作位置を示す説明図であり、(a)はチルト全開位置、(b)はスライド全閉位置、(c)はスライド動作中の位置、(d)はスライド全開位置を示している。 車両用開閉体の制御システムの構成を示すブロック図である。 パルス情報をカウントして得られたパルスカウント値におけるスライドルーフの位置を示す説明図であり、(a)はパルスカウント値におけるスライドルーフの位置を示し、(b)はセンサとロータとの関係を示し、(c)はセンサが発生したパルス情報を示している。 第1実施形態例における制御部の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態例における制御部の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
3 スライドルーフ(開閉体)
4 モータ
5 パルス発生手段
6 計数手段
7 制御部
8 モータ駆動回路
9 操作スイッチ(SW)
13 診断機

Claims (7)

  1. 車両の開口部に設置され開閉可能な開閉体と、前記開閉体を開閉するための動力を供給する駆動手段と、前記駆動手段の動作負荷を検出する負荷検出手段と、前記開閉体の位置を把握して、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記車両のエンジンのオン状態に応じたオン信号を出力するエンジンスイッチとを備え、
    前記制御手段は、
    前記開閉体の動作時に、前記負荷検出手段が検出した前記駆動手段の動作負荷が、所定のしきい値よりも大きいか否かを判定する挟み込み検知を実行し、
    通常の挟み込み検知を行って動作する通常動作モードと、前記通常動作モードにおける挟み込み検知で用いるしきい値よりも小さなしきい値である第2のしきい値を用いて挟み込み検知を行って動作する確認動作モードとの切り換えを可能とし、
    前記エンジンスイッチからオン信号を取得した時点、又はその時点から所定時間内に、所定の操作に基づく所定の条件を満たすと判定すると、前記確認動作モードに切り換え、
    前記確認動作モードに切り換わった後、前記エンジンスイッチからオン信号が取得されなくなった時点で前記通常動作モードに切り換えることを特徴とする車両用開閉体の制御システム。
  2. 前記開閉体を開閉動作させる操作信号を出力する操作手段をさらに備え、
    前記所定の条件は、
    前記制御手段が、前記エンジンスイッチから前記オン信号を取得した時点で、前記操作手段から前記操作信号を取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体の制御システム。
  3. 前記所定の条件は、
    前記制御手段が、前記エンジンスイッチから前記オン信号を取得した時点で、前記開閉体が全開であると判定するとともに、前記開閉体を開動作させる信号を前記操作信号として取得すること、
    を特徴とする請求項2に記載の車両用開閉体の制御システム。
  4. 前記制御手段には端末機器が通信可能に接続され、
    前記所定の条件は、
    前記制御手段が、前記エンジンスイッチから前記オン信号を取得した時点から所定時間内に、前記端末機器から所定の信号を取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体の制御システム。
  5. 前記開閉体は、窓ガラス、スライドルーフまたはスライドシェードであること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用開閉体の制御システム。
  6. 前記開閉体は、複数の窓ガラスであり、
    前記窓ガラスを開閉動作させる操作信号を出力し、前記窓ガラスごとに設けられた操作手段とをさらに備え、
    前記所定の条件は、
    前記制御手段が、前記エンジンスイッチから前記オン位置のポジション信号を取得した時点で、第1の窓ガラスを動作させる前記操作信号と、第2の窓ガラスを動作させる前記操作信号とを同時に取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体の制御システム。
  7. 前記第1の窓ガラスの動作は開動作であり、前記第2の窓ガラスの動作は閉動作であること、
    を特徴とする請求項6に記載の車両用開閉体の制御システム。
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