JP4076682B2 - 原稿自動搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機等、コンタクトガラス上で原稿を露光し複写もしくはデータ処理するものにおける原稿処理に関し、特に、原稿の送りむらの少ない原稿自動搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機等には、原稿をセット位置からコンタクトガラス上等の露光位置に搬送し、露光位置から排紙する原稿自動搬送装置が用いられる。
【0003】
この(所定の位置に停止している露光部に原稿を一定速度で搬送し、露光する)原稿自動搬送装置において、露光部に一定速度で搬送している原稿速度がばらつくために発生する複写画像ひずみが問題となっており、その一つの原因として露光部に最も近い露光部下流の搬送ローラを原稿後端が抜けた際、前記ローラの従動ローラが搬送方向に対し同位置に配置されているため送り力が急激に変化して起こる搬送速度むらが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来技術を背景になされたものであり、露光部に最も近い露光部下流の搬送ローラに当接している軸方向に複数個配列された従動ローラの接触角を複数個設けることにより、原稿後端がローラを抜ける際の搬送力を段階的に減らし、原稿後端が抜ける際の急激な送り力の変化を軸方向に分散させて搬送速度むらを最小限におさえ、原稿速度がばらつくために発生する複写画像ひずみを防止する原稿自動搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、原稿載置部の原稿を分離・給紙する給紙手段と、該給紙された原稿を所定の露光位置まで搬送し排紙させる搬送手段と、を備えた原稿自動搬送装置において、前記搬送手段が前記原稿を露光位置に搬送させる搬送ローラと該搬送ローラに前記原稿を押しつけて搬送させる加圧ローラとを有し、該加圧ローラを軸方向に複数有し、露光位置に最も近い下流側にある加圧ローラに対して他の加圧ローラを搬送方向に対し前記加圧ローラよりも露光位置から離れた位置に設け、軸方向に対しての分離中心近傍に配置された前記加圧ローラの搬送ローラに対する接触圧を、その他の加圧ローラの接触圧よりも高くしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、被読み取り原稿を固定の読み取り装置部に搬送し、所定の速度で搬送しながら画像読み取りを行う装置に用いられる自動原稿給紙装置に関するものである。
【0010】
その基本的な構成、動作、作用を実施例に従って説明する。
【0011】
図1は、本装置の断面図であり、図2,図3は制御ブロック図、図4〜図16は制御フローチャート、図17は読み取り搬送ローラ断面図である。
【0012】
以下、図をもとにまず同一サイズの原稿束の処理動作について記す。
【0013】
本装置は、被読み取り原稿束をセットする原稿セット部1、セットされた原稿束から一枚毎原稿を分離して給送する分離給送部2、給送された原稿を一次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部3、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読み取り側(下方)に向けて搬送するターン部4、原稿の表面画像を、コンタクトガラスの下方より読み取りを行わせる第一読み取り搬送部5、読み取り後の原稿の裏面画像を読み取る第二読み取り搬送部6、表裏の読み取りが完了した原稿を機外または、反転部に送り込む排紙部7、再読み取りのための反転を行う反転部8、読み取り完了後の原稿を積載保持するスタック部9、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜104、更に、一連の動作を制御するコントローラ部100、とから構成されている。
【0014】
読み取りを行う原稿束13を原稿セットテーブル10上に先端を原稿ストッパー25の破線位置に突き当てた状態でセットし、更に、原稿束13の巾方向をサイドガイド11(図示しないが前後にある)によって搬送方向と直行する方向の位置決めを行う。
【0015】
この状態で、原稿セット検知フィラー21が破線位置から実線位置に変位し、これに伴って原稿セット検知センサー28の遮光が解除され、原稿のセットが検知されるとI/F部107を介して本体制御部111に原稿セット信号が送信される。更に、原稿セットテーブル10面に設けられた原稿長さ検知センサー12,14(反射型センサーまたは、原稿1枚にても検知可能なアクチュエーター・タイプのセンサーが用いられる)により原稿の搬送方向長さの概略が判定される(少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサー配置が必要)。
【0016】
その後、原稿給紙信号(図示しない操作部より入力され、本体制御部111からI/F部107を介してコントローラ部100へ指示される信号)により原稿給紙動作が実行される(図4,図5,図6)。原稿ストッパー25が、呼び出しモータ101のCW(正転)駆動(実施例ではステッピングモーターであるが、ソレノイドでも実現可能)により実線位置まで待避し、原稿先端を開放する(S1)。しかる後、ピックアップローラ20が、破線位置から実線位置で示す原稿上面に呼び出しモータ101の逆転駆動により移動し、所定の力で圧接される(S2)。ホームポジションセンサー19は、ピックアップローラ20および原稿ストッパー25の状態を検知するためのセンサーである。
【0017】
このピックアップローラの圧接動作時、原稿枚数が少ない場合は、落下高さが大きいことと、原稿セットテーブル10とピックアップローラ20間に原稿のクッション作用が少ないことにより、ピックアップローラ20の落下衝撃音が大きくなる不具合が発生する。この解決策として、原稿セットテーブル10のピックアップローラ20との接触点には、凹み形状のローラ逃げが形成されており、ピックアップローラ20が直接原稿セットテーブル10をたたかないような配慮がなされている。
【0018】
その後、所定の時間を経て、分離給送部2およびレジスト部3を駆動する給紙モータ102がCCW(正転)方向に回転し(S3)、ピックアップローラ20を時計方向に回転させ、原稿束13の最上紙を分離給送部2方向に送り込む。この時、給紙ベルト23はベルトプーリー22,24に所定の張力を持って掛け渡されており、対抗的に設けられた分離ローラ26に巻き掛けられるように圧接している。分離ローラ26は、所定の大きさのトルクを有する図示しないトルクリミッターを介して、フリクション駆動されており、給紙ベルト23との直接系合時、または、原稿1枚を介して系合している状態では、給紙ベルト23の回転につられて半時計方向に回転させられ、原稿が万が一、2枚以上給紙ベルト23と分離ローラ26間に進入した場合は、連れ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように設定されており、分離ローラ26は、本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止される。
【0019】
給紙ベルト23と分離ローラ26との作用により1枚に分離された原稿は、給紙ベルト23によって更に送られ、給紙路27中を進む。この課程で、突き当てセンサー29によって先端が検知され、更に進んで停止しているレジストローラ30に突き当たる。その後、前出の突き当てセンサー29の検知から所定量定められた距離送られ(S4)、結果的には、レジストローラ30に所定量タワミを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を逆転させることにより給紙ベルト23の駆動が停止する(S5)。
【0020】
この時、呼び出しモータ101をCCW方向に回転させることで、ピックアップローラ20を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト23の搬送力のみで送ることにより、原稿先端は、レジストローラ30の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー修正)が行われる。
【0021】
その後、レジストローラ30が給紙モータ102の逆転により駆動され、原稿をターン部4方向に搬送する。ここでは、原稿束の1枚目をレジスト停止位置まで給紙する際には、レジストローラ30の搬送スピードを読み取りスピードよりも高速に設定し、読み取り搬送ローラ43も読み取りモータ103により同速で駆動する。
【0022】
2枚目以降の場合、図15,図16に示されるように、次原稿の先出しという形が取られる。原稿画像読み取り中の読み取り搬送ローラ43は、本体制御部111から指示された読み取り倍率に応じた速度で読み取りモータ103によって駆動されるため、次原稿の搬送速度は、読み取り搬送ローラ43の速度と同速で、読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ35のニップに送り込まれなくてはならない。
【0023】
そこで、読み取り中の原稿後端が突き当てセンサー29を抜けると、紙間を制御するためのパルスカウントをスタートさせて、読み取り中の原稿後端の進行具合を監視しながら(S23)、次原稿の先出し搬送を開始する。
【0024】
まず、呼び出しモータ101の正転によりピックアップローラ20を次原稿上面に圧接させ、次いで給紙モータ102を正転駆動して停止しているレジストローラ30に突き当たるまで搬送する(S24)。ここで、読み取り中の原稿後端位置を前記紙間パルスカウント値から算出し、レジストローラ30から所定の紙間分進んだところで給紙モータ102を逆転駆動させ(S25)、レジストローラ30は1枚目と同様に高速で駆動され、先端検知センサー34までこのスピードで送り込み、先端検知センサー34の検知により読み取りスピード(読み取り搬送ローラ43の速度)まで減速させる(S26)。この動作を連続する原稿の紙間で行うことにより、原稿突き当て動作で停止した時間を取り戻し、所定の原稿間隔を維持することが可能となる。
【0025】
また、レジストローラ30を過ぎた原稿先端は、サイズ検知センサー32により搬送方向と直行する方向の巾が検知される。この巾信号と、前記原稿長さ検知センサー12,14によって得られた長さ信号との組み合わせによって、正確な原稿サイズが確定されると、本体制御部111に対して原稿サイズ信号がコントローラ部100よりI/F部107を介して送信される(S6および2枚目以降はS26)。
【0026】
その後、原稿は読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ35とのニップに送られ、レジストセンサー40の検知から所定パルス搬送した位置で停止し、レジスト停止信号を本体制御部111に送信して、本体制御部111からの読み取りスタート信号(転写紙との同期或いは画像メモリへの蓄積の準備が完了した時点で送信される信号)の入力を待つ(S8)。
【0027】
次に、読み取りスタート信号の入力により、原稿読み取り動作が実行される(図7〜図14)。レジスト停止している原稿は、読み取りモータ103の正転駆動によって回転する読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ41とにより第1読み取り搬送部5に送り込まれる。この時の読み取りモータ103の駆動速度は図示しない本体操作部から入力される読み取り倍率により、本体制御部111からコントローラ部100に送信される情報に基づいて決定される(S9)。
【0028】
第1読み取り搬送部5は、読み取りガラス54と、その上面に所定の間隔を持って配置された白色背景板51と、の間を通過する。この間に、画像が図示しない読み取り系により読み取られ、CCDを介して電気的に変換され、図示しないメモリー装置に記憶される。この第1読み取り搬送部5は、搬送ギャップをできる限り狭く取り、原稿の自由度を極力少なくする手段が講じられる。その方法として、読み取り入り口ガイド42の内面から可撓性のガイド部材を白色背景板51方向に張り出して、その隙間を埋める等の方法が有効である。また、白色背景板51は、読み取りガラス54上に0.5mm±0.2mm程度のギャップを持ち、所定の弾力性を持って圧接され、読み取り深度方向の誤差も押さえられている。
【0029】
前記読み取りガラス54の表面は、インク等の付着や、固着が起きにくいよう表面に界面活性剤(シリコン系活性剤)処理がなされている。また、前出の可撓性ガイドを、読み取りポイント近傍まで張り出し、読み取り点位置では原稿面が積極的に読み取りガラス54に接触せず、しかも原稿先端は、読み取りガラス54の読み取りポイント付近をワイピング(先端でガラス面の異物を掻き落とす作用)できるような構成が取られている。
【0030】
原稿先端が前記読み取り部に到達するタイミングを読み取りモータ103のパルスカウントにより制御し、該タイミングで副走査方向の表面画像有効読み取り領域を示す表面DFゲート信号を送信する(S10)。その後、原稿は読み取りを行いながら進み、ピックアップガイド52を経て中間搬送加圧コロ53に送り込まれる。加圧ローラ41と中間搬送加圧コロ53とは、読み取り搬送ローラ43による共通駆動であるため、送り込みと引き出し速度は同一の速度となり、受け渡しショックの発生を低減させる効果がある。
【0031】
中間搬送加圧コロ53によって第1読み取り搬送部5から送り出された原稿は、第2読み取り搬送部6に送り込まれ、上面より読み取り部を下方に向けて配置された密着イメージセンサー61と、下方より密着イメージセンサー61の読み取り面に所定圧と所定の間隔を持って配置された押圧部材63の間を通過する。
【0032】
両面モードの場合、原稿先端が密着イメージセンサー61に到達するタイミングを、レジストセンサー40の先端検知からの搬送パルスカウントにより制御し、該タイミングで裏面画像の有効読み取り領域を密着センサユニットへ送信する(S11)。
【0033】
この信号に基いて、原稿の裏面に当たる面の画像が読み取られ、表面と同様に電気的に変換され、図3に示すフレームメモリー部205に一時記憶された後、本体制御部111に転送される。押圧部材63は、シェーデングの基準としての働きと、白色背景板としての働きをする。
【0034】
この押圧部材63は、図1に示すような板状のガイド部材で構成されても良いし、図示しないが回転体で構成することも可能である。
【0035】
表面および裏面の原稿読み取り領域終了のタイミングは、原稿後端をレジストセンサー40で検知した時点からのパルスカウントによって制御する(S12)。
【0036】
その後、原稿は排紙駆動ローラ71と排紙加圧ローラ72とにより、スタック部9に排出される。排紙スタッカー90は、下流側が高く構成され、排出原稿の飛び出し防止と、スタック原稿の揃え精度向上に寄与している。
【0037】
複数枚原稿の連続読み取り時には、原稿排出完了タイミングよりも次原稿先出し(図15,図16)によるレジスト停止動作によって読み取りモータの駆動が停止するため、読み取り完了した原稿の排出動作は、次原稿の読み取り開始による読み取りモータの駆動再開によって、原稿後端が排紙センサーを抜けた時点で本体制御部111に排紙完了信号を送信して完了することになる(S13)。
【0038】
また、小サイズ原稿のスタック時は、反転部8の反転切り替え爪80を反転切り替えソレノイド105により破線で示す状態に切り替えて、反転経路83に原稿を搬送し、反転排紙ローラ対81,82から排紙スタッカー90上の一部として構成された小サイズ専用スタッカー91上に排出される。
【0039】
このことによって、小サイズ原稿の排出後の視認性が良くなる。
【0040】
また、原稿セットテーブル10は、回転支点15を中心に上方に回転待避できるように構成され、スタック原稿の取り出し性を高めている。
【0041】
また、原稿排出時、反転切り替え爪80の動作と排出原稿後端との同期を取り、原稿が排出された直後に、反転切り替え爪80を反転切り替えソレノイド105により破線方向に回動させ、排出原稿の後端をたたき、排出原稿後端残りを防止する制御が行われている。
【0042】
以上が同一サイズ原稿束での片面または、両面原稿における処理のあらましである。
【0043】
次にサイズ混載時の片面、両面原稿の処理について記す。
【0044】
サイズ混載時には、原稿長さが混在しているため、原稿セットテーブル10上の原稿長さ検知センサー12,14では判別が不可能なため、原稿を一枚に分離した後、原稿後端が原稿束13から離れ、完全に独立した状態になった時点で初めてサイズを確定することができる。そのため、読み取り前に原稿サイズを確定したい場合は、原稿経路構成を、分離後の最初の原稿後端検知位置から、読み取り前のレジストセンサー位置までの間を、最大原稿長さの1/2以上の長さに設定する必要がある。
【0045】
これを満足させると、原稿セット位置を、読み取り位置から大きく離す必要があり、原稿セットテーブル10と搬送経路を含む部分が大きくなり装置全体が巾広なものとなってしまう欠点がある。そのため、装置を小さく作るには、混載時の原稿長さ検知に工夫が必要となる。
【0046】
この対応策として、サイズ混載時、原稿サイズを読み取りスタート前に確定できない場合、最初の搬送では読み取りを全く行わず、サイズの読み込みだけのために通紙し、反転部8を介した2回目の読み取り通過時に表面と裏面を同時に読み取る、という方式が取られている(図9〜図14)。
【0047】
この場合、1回目のレジスト停止までの搬送動作は同一サイズの原稿束の処理時と同じだが、本体制御部111から送信される読み取りスタート信号受信後の動作(特に排紙部7以後の処理)が異なる。
【0048】
読み取り部を通過して排紙される時、原稿先端が排紙ローラ対71,72より顔を出す以前に、反転切り替え爪80が、反転切り替えソレノイド105により破線方向に移動し(S14)、原稿を反転経路83側に送り込む。その後、原稿は反転モータ104により駆動される反転排紙ローラ対81,82により、原稿後端が排紙ローラ対71,72を通過するまで送られる。この制御は、排紙センサー70からのパルスカウントにより行われる(S16)。
【0049】
原稿停止後、反転切り替え爪80が反転切り替えソレノイド105により実線方向に移動し、原稿後端を反転搬送ローラ対71,85のニップ方向に向ける。その後、反転排紙駆動ローラ81が半時計方向に逆転動作し、停止している反転搬送ローラ対71,85のニップ部に原稿端(初期状態から見ると後端になる)を突き当て、先端スキュー整合動作がなされ(S17)、しかる後、反転搬送ローラ対71,85が読み取りモータ103によって送りを開始し、再度ターン部4を経て、第一読み取り搬送部5および第二読み取り搬送部6に送られ、表裏の読み取りが行われる(S18)。
【0050】
この時、原稿は裏と表が反転した状態にあるため、読み取り順序は裏が先で表が後の読み取りとなり、まず裏面ゲートON信号が送信され(S19)、次いで表面ゲート信号ON信号が送信される(S20)。この信号を元に画像処理装置側での頁順の入れ替え処理が行われる。
【0051】
これで読み取り動作は完了したわけだが、このまま排出すると頁順が狂うため、もう一度反転動作を繰り返してから排出される(S21)。
【0052】
なお、前記サイズ読み取りだけのための搬送と、頁合わせだけのための搬送は、画像の読み取りを伴わない搬送動作のため、装置の持つ最速搬送速度で送るように構成され、ロス時間の低減が図られている(S15およびS22)。
【0053】
次に、第二読み取り搬送部6を持たない構成に関しての説明を行う。
【0054】
図1は、両面の原稿対応として第二読み取り搬送部6を有した構成が記されているが、この読み取り装置は高価であり、この装置が無い構成にても反転機構を利用して両面原稿処理が可能である。実際の商品としても、このタイプが多くなると考えられる。
【0055】
第二読み取り搬送部6を持たない場合には、前出の第一読み取り搬送部5での読み取り動作によって表面の読み取りが完了した原稿は、反転部8を経て再度第一読み取り搬送部5に搬送され、裏面の読み取りが行われ、その後、頁合わせの反転排出を経てスタック部9上に排出される。
【0056】
このように第二読み取り搬送部6を持たない構成の装置では、両面原稿から両面コピーを作る場合の生産性低下が発生する。この対応策として、複数枚の原稿をユニット内に送り込み画像読み取りと、原稿反転排出を交互に組み合わせ、紙間ロスを低減する方法が採られている。
【0057】
まず、1枚目の原稿を送り込み、第一読み取り搬送部5にて1頁の画像読み取りを実行し、これを反転部8に送り込み反転搬送ローラ対71,85への突き当て整合を経て、再度第一読み取り搬送部5に送り込み2頁目の読み取りを実行し、排紙時の頁順を揃えるために反転部8に送り込む。これに前後して2枚目の原稿を送り込み、第一読み取り搬送部5にて3頁目の読み取りを実行する。これに引き続き1枚目の原稿の反転排出を実行する。更に、これに引き続き2枚目の原稿の4頁目の読み取りを実行する、その後、2枚目の原稿を反転部8に送り込み、これに前後して3枚目の原稿を送り込み、5頁目の読み取りを実行する。これに引き続き2枚目の原稿の反転排出を行う。このように、表面の読み取りと、裏面の読み取りの間に既に読み取りを完了した原稿の反転排出動作を挟んで処理を行うことによって、読み取りを行わない反転排出動作の紙間ロス時間を最小限にとどめることが可能となる。
【0058】
なお、この処理が可能となるのは、反転排紙ローラ対81,82からレジストセンサー40の間に収まる長さのサイズの原稿に限られる。
【0059】
次に、本装置の複数原稿が同時に装置内で搬送される制御について詳しく説明する。
【0060】
図7〜図16は、本発明の給紙モータ102により制御される次原稿先出し動作(原稿セット位置からレジスト停止まで)と、読み取りモータにより制御される読み取り動作のフローチャート(上記全体説明で説明)である。
【0061】
以下に、次原稿先出し動作と読み取り動作を説明する。
【0062】
すでに先出しを完了し、レジスト位置で本体制御部111よりスタート信号の入力を待つn枚目原稿は、本体からのスタート信号により読み取りモータ103が原稿を下流に搬送するよう動作を開始し、原稿先端が少なくとも読み取り位置に到達する前に一定の読み取り速度になるよう、読み取りモータ103のパルスカウントにより制御されている。
【0063】
読み取りを開始したn枚目原稿の後端が突き当てセンサー29に検知されると、n+1枚目原稿の先出し動作が開始され、同時にレジストローラ30を駆動するタイミングを決定する紙間パルスカウント(読み取りモータ103のパルスカウント)が開始される。
【0064】
ここで、図15,図16に示されるように、次原稿の先出し動作は、原稿画像読み取り中の読み取り搬送ローラ43が、本体制御部111から指示された読み取り倍率に応じた速度で読み取りモータ103によって駆動されるため、次原稿の搬送速度は読み取り搬送ローラ43の速度と同速で読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ35のニップに送り込まれなくてはならない。そこで、読み取り中の原稿後端が突き当てセンサー29を抜けると、紙間を制御するためのパルスカウントをスタートさせて、読み取り中の原稿後端の進行具合を監視しながら(S23)次原稿の先出し搬送を開始する。
【0065】
先出し動作は、まず、呼び出しモータ101の正転によりピックアップローラ20を次原稿上面に圧接させ、次いで、給紙モータ102を正転駆動して停止しているレジストローラ30に突き当たるまで搬送する(S24)。ここで、読み取り中の原稿後端位置を前記紙間パルスカウント値から算出し、レジストローラ30から所定の紙間分進んだところで給紙モータ102を逆転駆動させ(S25)、レジストローラ30は高速で駆動され、先端検知センサー34までこのスピードで送り込み、先端検知センサー34の検知により読み取りスピード(読み取り搬送ローラ43の速度)まで減速させる(S26)。
【0066】
その後、n+1枚目原稿は、読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ35とのニップに送られ、レジストセンサー40の検知から所定パルス搬送した位置で停止し、レジスト停止信号を本体制御部111に送信して、本体制御部111からの読み取りスタート信号(転写紙との同期或いは画像メモリへの蓄積の準備が完了した時点で送信される信号)の入力を待つ(S8)。
【0067】
n枚目の画像読み取り終了とn+1枚目のレジスト停止までの時間が短かいほど、生産効率が高くなり、この時間をほぼ0になるようにレジストローラ30を駆動するタイミングを決定する紙間パルスカウントを制御している。
【0068】
また、分離給送部2のレジストローラ30までの搬送ばらつきを吸収するように、理論上、レジストローラ30に原稿先端が突き当たりニップ部に進入する時間が最もかかる分離給紙条件においても少なくとも0以上になるような時間を確保できるよう分離給送部2の搬送速度および搬送タイミングを呼び出しモータ101,給紙モータ102により制御している。
【0069】
次に、本発明の制御について説明する。図17は本発明の読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ41の該略図である。図17の右側面図は図1に示す方向から見た読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ41であり、正面図は図1を左方向から見た読み取り搬送ローラ43と加圧ローラ41概略図である。
【0070】
本発明の読み取り搬送ローラは、例えば軸方向に5つの加圧ローラ41を配置しており、図17に示すように軸方向に対しての分離中心(給紙ベルト23の中心)が加圧ローラ41−bと41−cのほぼ中間にくるように、また、通紙可能な最小幅(軸方向)の内側に配置されている。分離中心に配列されている加圧ローラ41−bと41−cは、加圧ローラ41−a,41−d,41−eに比べ搬送方向(図1から見た方向)に対し分離給送部2に近い側に配置されている。加圧ローラ41−bと41−cは、搬送方向に対し同位置でも良いし、一定距離離して配置しても良い。
【0071】
また、加圧ローラ41−bと41−cは、加圧ローラ41−a,41−d,41−eに比べ圧接圧が高く、通紙可能な全ての原稿において分離給送部2での負荷により曲がって搬送させること無く、また読み取りローラ41と原稿がスリップすること無く一定速度で搬送するように設定している。
【0072】
すなわち、分離中心にある加圧ローラ41−bと41−cが、読み取りに必要な曲がりなく一定速で搬送できる搬送力を出し、その他加圧ローラは、加圧ローラ41−bと41−cを原稿後端が抜けた際、急激に搬送力が無くなることを防止するために読み取り搬送ローラ43と原稿との間に最適なスリップが発生するように加圧力を設定している。
【0073】
この時、原稿先端は既に加圧ローラ55により一定速で搬送されているため、スリップによる速度むらは発生しない。もちろん、全ての加圧ローラ圧を一定にしても良いが、前記のように加圧ローラ圧を設定することにより、原稿後端が加圧ローラを抜ける際の搬送力の変動がより小さくなる。
【0074】
また、加圧ローラ41−a,41−d,41−eは、図17で示すように分離中心に対して「ハ」の字型(すそ広がり)に配置されている。このことにより、原稿後端が加圧ローラを抜ける際の搬送力の変動が、軸方向に対しより細分化され、搬送力の変動をより小さくさせることが可能となる。
【0075】
この実施例では、分離中心が2つの加圧ローラ対の間にくるよう設定し、読み取りに必要な曲がりなく一定速で搬送できる搬送力を出しているが、一つまたは三つ以上の加圧ローラ対が分離中心近傍に配置され、その他加圧ローラを前記のように配列させても同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0076】
また、分離中心に設定されている加圧ローラ対とその他の加圧ローラとの配置は、搬送方向に対し分離中心に設定されている加圧ローラ対が分離給送部2に近い側、その他の加圧ローラが遠い側と搬送方向に対し最低2個所に配置されていれば良い。また、本実施例では、分離中心が搬送ローラの中心に無いが、分離中心をどの位置に設定した場合でも同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】
発明によれば、加圧ローラが搬送方向に対して段階的に配置してあるので、原稿を圧接してある力が徐々に弱まり、原稿後端がローラを抜ける際の搬送力が段階的に減り、原稿後端が抜ける際の急激な送り力の変化を軸方向に分散させて搬送速度むらを最小限におさえ、原稿速度がばらつくために発生する複写画像ひずみを防止することができる。
【0078】
発明によれば、中心近傍に配置された加圧ローラが、その他の加圧ローラよりも露光位置から離れた位置にあるので、原稿サイズによらずローラ圧、加圧ローラの配置を設定しやすくなる。
【0079】
発明によれば、中心近傍に配置された加圧ローラが搬送可能な最小原稿が通過する範囲内に配置されているので、通紙可能な全ての原稿サイズにおいて搬送ローラ抜けの速度むらを防止することができる。
【0080】
発明によれば、中心近傍に配置された加圧ローラの接触圧よりも、その他の加圧ローラの接触圧の方が低いので、最後までかかっている加圧ローラの圧を低く押さえることができ、原稿後端が搬送ローラを抜ける際の送り力の変化を軸方向に分散させてより少なくすることができ、搬送速度むらを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿給紙装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】一実施例の制御ブロック図である。
【図3】一実施例の制御ブロック図である。
【図4】一実施例の原稿給紙動作処理を示すフローチャートである。
【図5】一実施例の原稿給紙動作処理を示すフローチャートである。
【図6】一実施例の原稿給紙動作処理を示すフローチャートである。
【図7】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図8】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図9】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図10】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図11】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図12】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図13】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図14】一実施例の原稿読み取り動作処理を示すフローチャートである。
【図15】一実施例の次原稿先出し動作処理を示すフローチャートである。
【図16】一実施例の次原稿先出し動作処理を示すフローチャートである。
【図17】一実施例の読み取り搬送ローラの断面図である。
【符号の説明】
1 原稿セット部
2 分離給送部
3 レジスト部
4 ターン部
5 第一読み取り搬送部
6 第二読み取り搬送部
7 排紙部
8 反転部
9 スタック部
10 原稿セットテーブル
11 サイドガイド
12 原稿長さ検知センサー
13 原稿束
14 原稿長さ検知センサー
15 回転支点
16 テーブル開閉検知センサー
19 ホームポジションセンサー
20 ピックアップローラ
21 原稿セット検知フィラー
22 ベルトプーリー
23 給紙ベルト
24 ベルトプーリー
25 原稿ストッパー
26 分離ローラ
27 給紙路
28 原稿セット検知センサー
29 突き当てセンサー
30 レジストローラ
32 サイズ検知センサー
34 先端検知センサー
35 加圧ローラ
40 レジストセンサー
41 加圧ローラ
42 読み取り入り口ガイド
43 読み取り搬送ローラ
51 白色背景板
52 ピックアップガイド
53 中間搬送加圧コロ
54 読み取りガラス
61 密着イメージセンサー
63 押圧部材
70 排紙センサー
71 排紙駆動ローラ
72 排紙加圧ローラ
73 済みスタンプ
80 反転切り替え爪
81 反転排紙駆動ローラ
82 反転排紙加圧ローラ
83 反転経路
84 反転センサー
85 反転搬送ローラ
90 排紙スタッカー
91 小サイズ専用スタッカー
100 コントローラ部
101 呼び出しモータ
102 給紙モータ
103 読み取りモータ
104 反転モータ
105 反転切り替えソレノイド
107 I/F部
111 本体制御部
205 フレームメモリー部

Claims (1)

  1. 原稿載置部の原稿を分離・給紙する給紙手段と、該給紙された原稿を所定の露光位置まで搬送し排紙させる搬送手段と、を備えた原稿自動搬送装置において、
    前記搬送手段が、前記原稿を露光位置に搬送させる搬送ローラと、該搬送ローラに前記原稿を押しつけて搬送させる加圧ローラと、を有し、
    該加圧ローラを軸方向に複数有し、露光位置に最も近い下流側にある加圧ローラに対して、他の加圧ローラを搬送方向に対し前記加圧ローラよりも露光位置から離れた位置に設け、軸方向に対しての分離中心近傍に配置された前記加圧ローラの搬送ローラに対する接触圧を、その他の加圧ローラの接触圧よりも高くしたことを特徴とする原稿自動搬送装置。
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