JP2006240844A - 自動原稿給紙装置 - Google Patents

自動原稿給紙装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006240844A
JP2006240844A JP2005060534A JP2005060534A JP2006240844A JP 2006240844 A JP2006240844 A JP 2006240844A JP 2005060534 A JP2005060534 A JP 2005060534A JP 2005060534 A JP2005060534 A JP 2005060534A JP 2006240844 A JP2006240844 A JP 2006240844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
document
pressure
reading
conveyance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005060534A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Takai
真哉 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005060534A priority Critical patent/JP2006240844A/ja
Publication of JP2006240844A publication Critical patent/JP2006240844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

【課題】 プルアウトローラで一度スキュー補正された原稿がその下流のローラにて再度スキューの発生を抑止する自動原稿給紙装置を提供すること。
【解決手段】 原稿テーブル10に載置された原稿を読取位置55に搬送した後、排紙するようにした自動原稿給紙装置1において、読取位置55の上流側に配置され、回転駆動される複数の搬送ローラ43と、複数の搬送ローラ43をそれぞれ加圧する複数の加圧ローラ35と、各加圧ローラ35に応じた加圧力で加圧ローラ35を搬送ローラ43に加圧するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置における自動原稿給紙装置に関する。
従来の自動原稿給紙装置として、特許文献1及び特許文献2に開示されているように、原稿を安定して搬送するものがある。
また、従来の自動原稿給紙装置は、一般的に原稿奥基準のものがあり、各サイズの原稿位置と駆動ローラの配置は図6のような構成となっている。(図6は自動原稿給紙装置を上面より見た図である)
原稿給紙/分離部のピックアップローラ及び給紙ベルトはA4縦サイズの中心に配置し、その下流のプルアウトローラはピックアップローラ及び給紙ベルトの中心を基点に前後等間隔に1個ずつコロを配置し、計3コロの構成となる。
それ以降下流のローラは、真ん中にあるプルアウトローラの中心と同位置に1コロを配置し、その前後位置に一定間隔で1コロずつ配置し、最後に同じ間隔だけ手前側に1コロ配置する。このように、搬送ローラ上ではローラ4個で搬送し、プルアウトローラ上ではローラ3個で搬送する構成となる。
このような構成は一般的であり、このローラ配置では給紙時に原稿の中心とローラ位置が一致しないサイズではどうしてもスキューが発生してしまう。
一例を挙げると、図7のようにB6縦のような小さい原稿サイズでは原稿の手前側にピックアップローラ及び給紙ローラが有るために原稿はA(矢印)方向に回転(スキュー)し、A4横のような大きな原稿サイズでは、原稿の奥側にピックアップローラ及び給紙ベルトが有るためにB(矢印)方向へ回転(スキュー)してしまう。
そのため分離部のすぐ下流のプルアウトローラ(分離部より原稿を引抜く役割のローラ)を停止させておき、原稿先端をそのローラニップに突き当てる事でスキュー補正を実施している。
特開平06-156766号公報 特開平10-212055号公報
しかしながら、従来の自動原稿給紙装置においては、一度スキュー補正された原稿は次に読取り搬送ローラへと搬送されるが、この時もプルアウトローラと読取り搬送ローラ間にてコロ配置の違いから図8のように、搬送重心の違いでスキューを発生させてしまうという問題があった。
具体的には、A4横サイズの原稿搬送時、読取り搬送ローラとプルアウトローラ上の原稿位置は図8のようになり、読取り搬送ローラ側での原稿の搬送重心は、読取り搬送ローラのローラ4個の中心位置であり、プルアウトローラ側での原稿搬送重心は、プルアウトローラのローラ3個の中心位置となる(図8上の十字マークがそれぞれのローラの搬送重心を示している)。読取り搬送ローラ上ではプルアウトローラ上より搬送重心は手前側に位置するため、読取り搬送ローラとプルアウトローラの原稿搬送時の引き合いにより原稿は図8のC(矢印)方向へ回転(スキュー)することとなる。このことは、A3縦、B4縦、B5横サイズも同じである。
これは各ローラ毎の線速の違いであり、一般的に原稿の搬送方向に対して下流側のローラの方が線速を僅かに速く設定している。つまり読取り搬送ローラの方がプルアウトローラよりも線速を速く設定している。すると読取り搬送ローラとプルアウトローラ間で原稿を引張る方向に力が働き、その引張り重心位置の違いからスキューが発生してしまう。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、プルアウトローラで一度スキュー補正された原稿がその下流のローラにて再度スキューの発生を抑止する自動原稿給紙装置を提供することを目的とする。
本発明の自動原稿給紙装置は、原稿テーブルに載置された原稿を読取位置に搬送した後、排紙するようにした自動原稿給紙装置において、前記読取位置の上流側に配置され、回転駆動される複数の搬送ローラと、前記複数の搬送ローラをそれぞれ加圧する複数の加圧ローラと、前記各加圧ローラに応じた加圧力で前記加圧ローラを前記搬送ローラに加圧するようにしたことを特徴とする。
この構成により、搬送ローラの搬送重心をずらし、プルアウトローラの搬送重心と一致させる事で引き合いによるスキューを防止して原稿を真っ直ぐに搬送することができる。よって、中間搬送部での原稿スキューを抑えることが可能となり、画像品質を向上することができる。
本発明の自動原稿給紙装置は、前記加圧ローラを前記搬送ローラに加圧する加圧力を変更する加圧力変更手段を備えたことを特徴とする。
この構成により、加圧ローラの加圧を可変させるために、数多くのスプリングを用意して、加圧スプリング自体を変更する必要なしに加圧力変更手段によって微調整ができ、市場においての加圧スプリングの加圧設定が簡単にできないという不具合を解消することができる。このため、加圧ローラの加圧設定を簡単な方式で設定及び微調整を行うことが可能となり設定を行う際の効率向上と精度向上が期待できる。
本発明は、プルアウトローラで一度スキュー補正された原稿がその下流のローラにて再度スキューの発生を抑止する自動原稿給紙装置を提供することができる。
以下、本発明に係る自動原稿給紙装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る自動原稿給紙装置の第1の実施の形態の概略構成図である。
なお、本発明に係る自動原稿給紙装置は、被読取り原稿を固定の読取り装置部に搬送し所定の速度で搬送する被読取り原稿処理装置であって、画像読取装置としてのスキャナや、画像形成装置としての複写機等の上部に搭載することができる。
図1に示す自動原稿給紙装置1は、原稿テーブル10に載置された原稿を読取りガラス54の読取位置55に搬送し、排紙トレイ90に排紙するようになっている。
自動原稿給紙装置1は、図1に示すように、被読取り原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた原稿束13から一枚毎原稿を分離して給送する分離部B、給送された原稿を突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き抜き搬送する働きのプルアウト部C、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送する中間搬送部D、原稿の表面画像を、コンタクトガラスの下方より読取りを行わせる読取り搬送部E、読取りが完了した原稿を機外又は、反転部に送り込む排紙部F、再読取りの為の反転を行う反転部G、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部H、これら搬送動作の駆動を行う駆動部(図示しない)、更に、一連の動作を制御するコントローラ部(図示しない)、とから構成されている。
読取りを行う原稿束13を原稿テーブル10上に先端が原稿ストッパー25の破線位置に突き当てた状態でセットし、更に原稿束13の幅方向をサイドガイド11によって搬送方向と直行する方向の位置決めを行う。
この状態で、原稿セット検知フィラー21が破線位置から実線位置に変位し、これに伴って原稿セット検知センサ28の遮光が解除され、原稿のセットが検知される。更に原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ12又は14(反射型センサ又は、原稿1枚にても検知可能なアクチェ−タータイプのセンサが用いられる)により原稿の搬送方向長さの概略が判定される。この場合、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要である。
その後、動作スタート信号(図示しない操作部より入力される指示信号)により原稿ストッパー25が、図示しない駆動装置、(ステッピングモータ又は、ソレノイド)により実線位置まで待避し原稿先端を開放する。しかる後ピックアップローラ20が破線位置から実線位置で示す原稿上面に図示しない駆動装置(ステッピングモータ又は、ソレノイド)により移動し所定の力で圧接される。
その後、所定の時間を経て、分離部B及びプルアウト部Cを駆動する駆動源(図示しない)が作動し、ピックアップローラ20を時計方向に回転させ原稿束13の最上紙を分離部Bに送り込む。この時、給紙ベルト23はベルトプーリ22と24に所定の張力を持って掛け渡されており対抗的に設けられた分離ローラ26に巻き掛けられるように圧接している。分離ローラ26は、所定の大きさのトルクを有するトルクリミッタ(図示しない)を介して、フリクション駆動されており、給紙ベルト23との直接系合時は又は原稿1枚を介して系合している状態では、給紙ベルト23の回転につられて半時計方向に回転させられ、原稿が万が一、2枚以上給紙ベルト23と分離ローラ26間に進入した場合は、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、分離ローラ26は、本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きを行い、重送が防止される。
給紙ベルト23と分離ローラ26との作用により1枚に分離された原稿は給紙ベルト23によって更に送られ給紙路27中を進むこの過程で、突き当てセンサ29によって先端が検知され、更に進んで停止しているプルアウトローラ30に突き当たる。その後前出の突き当てセンサ29の検知から所定量定められた距離だけ送られ、結果的には、プルアウトローラ30に所定量の撓みを持って押し当てられた状態で、給紙ベルト23の駆動が停止する。
この時、原稿先端は、プルアウトローラ30とプルアウト従動ローラ31とのニップに進入し、先端の整合(スキュー修正)が行われる。
その後プルアウトローラ30が駆動され原稿を中間搬送部D方向に搬送させる。ここでは、原稿突き当て動作で停止した時間を取り戻すため、搬送スピードを高速に切り替えて先端検知センサ34までこの高速スピードで送り込み、先端検知センサ34の検知により読取りスピード(読取り搬送ローラ43の速度)まで減速させる。この動作を連続する原稿の紙間で行うことにより、所定の原稿間隔を維持することが可能となる。
また、プルアウトローラ30を過ぎた原稿先端は、サイズ検知センサ群32により搬送方向と直行する方向の幅が検知される。この幅信号と原稿長さ検知センサ12又は14によって得られた長さ信号との組み合わせによって、正確な原稿サイズが確定される。
その後原稿は、読取り搬送ローラ43と加圧ローラ35とのニップに送られ、レジストセンサ36の検知により停止し、作像側の画像位置合わせ信号の入力を待つ。
その後、作像側の画像位置合わせ信号の入力により再度搬送を開始し、読取り搬送ローラ43と加圧ローラ41とにより読取り搬送部Eに送り込まれる。読取り搬送部Eは、読取りガラス54と、その上面に所定の間隔を持って配置された白色背景板51との間を通過する。この間に画像が図示しない読取り系により読取られ、CCDを介して電気的に変換され、図示しないメモリー装置に記憶される。
その後原稿は読取りを行いながら進み、ピックアップガイド52を経て読取り搬送ローラ43と加圧ローラ53のニップに送り込まれる。加圧ローラ41及び53は、読取り搬送ローラ43による共通駆動であるため、送り込みと引き出し速度は同一の速度となり受け渡しショックの発生を低減させる効果がある。
加圧ローラ53によって読取り搬送部Eから送り出された原稿は、排紙駆動ローラ71と排紙加圧ローラ72とによりスタック部H、に排出される。排紙トレイ90は、下流側が高く構成され、排出原稿の飛び出し防止と、排紙原稿の揃え精度向上に寄与している。
以上が同一サイズ原稿束での片面における処理の概略である。次に、両面原稿の処理について説明する。
両面原稿時には、表面の読取り動作については原稿セットから表面読取り動作まで同じである。
表面を読取り部Eで読取られた原稿先端が、排紙センサ70で検知されると図示しない駆動装置(ステッピングモータ又はソレノイド)により、反転分岐爪80が破線位置から実線位置へ移動する。また、同時に図示しない駆動装置により反転ローラ81は原稿を受け入れる方向(時計方向)へ回転を始める。この時の線速は読取り搬送ローラ43と同速となるように設定しておく。
原稿は、排紙駆動ローラ71と排紙加圧ローラ72により反転部Gへ送り込まれる。原稿後端が排紙センサ70で検知されると、所定量送り込んだ時点で反転ローラ81は停止するように設定する。この所定量は、原稿後端が排紙駆動ローラ71と排紙加圧ローラ72のニップを越える位置から反転ローラ81と加圧ローラ82のニップを越えない範囲とする。
原稿が反転ローラ81上で停止後、図示しない駆動装置(ステッピングモータ又はソレノイド)により、反転分岐爪80は実線位置から破線位置へ移動する。反転分岐爪80の移動と同時に図示しない駆動装置により反転ローラ81はスイッチバック方向(反時計方向)へ回転を開始して、排紙駆動ローラ71と排紙上加圧ローラ83のニップへ送られ再び機械内へ原稿は送り込まれる。この反転ローラ81のスイッチバック動作により原稿は表裏逆転される。
原稿は反転搬送路85を通過して、読取り搬送ローラ43と加圧ローラ35のニップ手前より再び片面搬送経路に戻り、片面動作同様に原稿の裏面も読取りを行う。
これで読取り動作は完了したわけだが、このまま排出すると頁順が狂うため、もう一度反転動作を繰り返してからスタック部Hへ排出される。
図2は、本発明に自動原稿給紙装置の実施の形態における分離部B、プルアウト部C及び中間搬送部D付近のコロ配置を説明するための図である。
図2に示すように、自動原稿給紙装置1は、読取位置の上流側に配置され、回転駆動される複数の読取り搬送ローラ43a〜43dと、それぞれの搬送ローラに連れ回りし、複数の読取り搬送ローラ43a〜43dをそれぞれ加圧する加圧ローラ35とを有している。
図3は、本発明に係る自動原稿給紙装置の実施の形態における中間搬送部Dを詳細に示した図である。
中間搬送部Dの読取り搬送ローラ43の上部に加圧ローラ35を配置し、このローラニップは、プルアウトローラ31とプルアウト従動ローラ30のニップに対して下流側最初の位置となっている。
加圧ローラ35はアーム38に取付けられ、アーム支点部38aでアーム38と一緒に回転可能な状態となっている。
アーム38の端部(加圧ローラ35と反対側の端部)には加圧スプリング39を具備し、アーム支点部38aの回転作用により、加圧ローラ35は読取り搬送ローラ43に加圧する構成となっている。
ここで、原稿の回転を抑えるために、各加圧ローラ35に応じた加圧力で加圧ローラ35を読取り搬送ローラ43に加圧するようにしている。具体的には、図2に示す一番手前の読取り搬送ローラ43dを加圧している加圧ローラ35の加圧スプリング39の指定荷重を他の3つの読取り搬送ローラ43a〜43cを加圧している加圧ローラ35の加圧スプリング39の指定荷重より低く設定する。読取り搬送ローラ43dを加圧している加圧ローラ35の加圧スプリング39の指定荷重は、読取り搬送ローラ43a〜43cを加圧している加圧ローラ35の加圧スプリング39の指定荷重より1.2〜1.5倍低く設定することが望ましい。
上記設定とすることで、読取り搬送ローラ43の搬送重心は奥側へ移動し、プルアウトローラ31の搬送重心とほぼ同位置となる。
読取り搬送ローラ43のうち、読取り搬送ローラ43a〜43cにしかかからないサイズ(A4縦、B5縦、A5横、B6横)及び読取り搬送ローラ43a、43bにしかかからないサイズ(A5縦、B6縦)は、読取り搬送ローラ43とプルアウトローラ31の搬送重心がほぼ一致しているために、加圧スプリング39の荷重設定は必要としない。
以上説明したように、本実施の形態の自動原稿給紙装置は、プルアウトローラで一度スキュー補正された原稿がその下流のローラにて再度スキューの発生を抑止する自動原稿給紙装置を提供することができる。すなわち、各加圧ローラに応じた加圧力で加圧ローラを読取り搬送ローラに加圧するようにしているので、読取り搬送ローラの搬送重心をずらし、プルアウトローラの搬送重心と一致させる事で引き合いによるスキューを防止して原稿を真っ直ぐに搬送することができる。このように、中間搬送部での原稿スキューを抑えることが可能となり、画像品質を向上することができる。
なお、上述した実施の形態においては、加圧ローラ毎に加圧力を異ならせるようになっているが、次に説明する第2の実施の形態のように加圧力変更手段を設けることにより、加圧ローラ毎に加圧力を異ならせるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明に係る自動原稿給紙装置の第2の実施の形態における中間搬送部Dの加圧ローラ付近の構成を詳細に示した図である。なお、本実施の形態においては、特徴部分
についてのみ説明し、第1の実施の形態と同一の構成については、同一の符号及び記号を付してその説明を省略する。
加圧力変更手段は、加圧ローラ35を読取り搬送ローラ43に加圧する加圧力を変更するようになっており、一端が加圧ローラ35を回転可能に支持するアーム38と、アーム38を回転可能に支持するアーム支点部38aと、アーム38の他端に固定され、加圧ローラ35を搬送ローラ43に加圧するよう付勢する加圧スプリング39と、加圧スプリング39の長さを調整可能に上ガイド板33(本体)に支持された調整部材100と、を有し、加圧スプリング39の長さを調整するようになっている。ここで、調整部材100は、可動ネジ101、固定板102、可動板103とによって構成されている。
調整部材100は、加圧ローラ35を加圧している加圧スプリング39の取付け部が可動する構成としている。上ガイド板33の下面(原稿の搬送経路)に窪みを具備してその窪みの内部に可動ネジ101を具備する。可動ネジ101の先端には可動板103が取付けられ、可動ネジ101の上下移動に連動して動く構成となっている。また、上ガイド板33の窪み上部には、固定板102が動かないように取付けられているために、可動ネジ101を締めると可動板103が上部方向に移動し、緩めると下部方向に移動する機構となる(図5参照)。
可動板103には、加圧スプリング39の受け面となっているため、可動板103が上部方向に移動すると加圧スプリング39の指定荷重は高くなり、加圧ローラ35の加圧力が増加する。逆に、可動板103が下部方向に移動すると、加圧スプリング39の指定荷重は低くなり、加圧ローラ35の加圧力は減少する。
以上説明したように、本実施の形態の自動原稿給紙装置は、上述した第1の実施の形態における自動原稿給紙装置の作用効果に加え、加圧ローラの加圧を可変させるために数多くのスプリングを用意して、加圧スプリング自体を変更する必要なしに調整部材によって微調整ができるため、市場においての加圧スプリングの加圧設定が簡単にできないという不具合を解消することができる。このため、加圧ローラの加圧設定を簡単な方式で設定及び微調整を行うことが可能となり設定を行う際の効率向上と精度向上が期待できる。
本発明に係る自動原稿給紙装置の第1の実施の形態の概略構成図である。 本発明に係る自動原稿給紙装置の第1の実施の形態における分離部、プルアウト部及び中間搬送部付近のコロ配置を説明するための図である。 本発明に係る自動原稿給紙装置の第1の実施の形態における中間搬送部を詳細に示した図である。 本発明に係る自動原稿給紙装置の第2の実施の形態における中間搬送部の加圧ローラ付近の構成を詳細に示した図である。 本発明に係る自動原稿給紙装置の第2の実施の形態における調整部材の作用を説明するための図である。 従来の自動原稿給紙装置における各サイズの原稿位置とコロ配置を示す図である。 従来の自動原稿給紙装置の作用を説明するための図である。 従来の自動原稿給紙装置の作用を説明するための図である。
符号の説明
1 自動原稿給紙装置
10 原稿テーブル
20 ピックアップローラ
23 給紙ベルト
30 プルアウトローラ
31 プルアウト従動ローラ
35 加圧ローラ
43 読取り搬送ローラ(搬送ローラ)
90 排紙トレイ

Claims (2)

  1. 原稿テーブルに載置された原稿を読取位置に搬送した後、排紙するようにした自動原稿給紙装置において、
    前記読取位置の上流側に配置され、回転駆動される複数の搬送ローラと、
    前記複数の搬送ローラをそれぞれ加圧する複数の加圧ローラと、
    前記各加圧ローラに応じた加圧力で前記加圧ローラを前記搬送ローラに加圧するようにしたことを特徴とする自動原稿給紙装置。
  2. 前記加圧ローラを前記搬送ローラに加圧する加圧力を変更する加圧力変更手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿給紙装置。
JP2005060534A 2005-03-04 2005-03-04 自動原稿給紙装置 Pending JP2006240844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060534A JP2006240844A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 自動原稿給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060534A JP2006240844A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 自動原稿給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006240844A true JP2006240844A (ja) 2006-09-14

Family

ID=37047631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005060534A Pending JP2006240844A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 自動原稿給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006240844A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147853U (ja) * 1981-03-13 1982-09-17
JPH0967042A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Nec Eng Ltd 紙葉類搬送機構
JP2001066832A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Ricoh Co Ltd 原稿自動搬送装置
JP2002087646A (ja) * 2000-09-08 2002-03-27 Sharp Corp 画像形成装置の用紙搬送機構
JP2002220133A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Murata Mach Ltd 押圧調整機構

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147853U (ja) * 1981-03-13 1982-09-17
JPH0967042A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Nec Eng Ltd 紙葉類搬送機構
JP2001066832A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Ricoh Co Ltd 原稿自動搬送装置
JP2002087646A (ja) * 2000-09-08 2002-03-27 Sharp Corp 画像形成装置の用紙搬送機構
JP2002220133A (ja) * 2001-01-23 2002-08-06 Murata Mach Ltd 押圧調整機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010202358A (ja) 原稿送り装置及び画像形成装置
JP2012001301A (ja) 自動原稿搬送装置およびこれを備えた画像形成装置
JPH07125877A (ja) 用紙の供給・搬送機構
JP2004106995A (ja) シート給紙装置
JP2007030994A (ja) 自動原稿送り装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2011140367A (ja) 用紙排出装置、後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2004277055A (ja) 自動原稿搬送装置
JP3964121B2 (ja) 用紙自動給送装置および原稿読取装置並びに画像形成装置
JP4076682B2 (ja) 原稿自動搬送装置
JP2006240844A (ja) 自動原稿給紙装置
JP5508902B2 (ja) 原稿搬送装置
JP3779098B2 (ja) 原稿給紙装置
JP2009173457A (ja) シート給紙装置
JPH11246081A (ja) 給紙装置
JP2013040019A (ja) 給紙装置、画像読取り装置及び画像形成装置
JP2003134302A (ja) 画像読取装置
JP2006188338A (ja) 自動原稿給紙装置および画像形成装置
JP4344509B2 (ja) シート給紙装置
JP2005089152A (ja) 原稿搬送装置
JP2003063688A (ja) 自動原稿給送装置
JP3849677B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP3801768B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP4236113B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2003212394A (ja) シート搬送装置および画像読取装置
JP2017214163A (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080225

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Effective date: 20091104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100330

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803