JP2003002546A - 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003002546A JP2003002546A JP2001183097A JP2001183097A JP2003002546A JP 2003002546 A JP2003002546 A JP 2003002546A JP 2001183097 A JP2001183097 A JP 2001183097A JP 2001183097 A JP2001183097 A JP 2001183097A JP 2003002546 A JP2003002546 A JP 2003002546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reading
- document
- switchback
- original
- sided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Image Input (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
がら、両面原稿読み取りの処理速度を向上させることが
可能な自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 両面読み取り後の原稿をスイッチバック
部Fに搬送し、前記両面読み取り後の原稿がスイッチバ
ック部Fで待機している間に、次の原稿を読取位置に搬
送して第1面を読み取り、この第1面読み取り後の原稿
をスイッチバック部Hに搬送した後、スイッチバック部
Fから前記両面読み取り後の原稿をスタッ部Jに反転し
て排出させる。
Description
路を有し、両面原稿を読取搬送する自動原稿搬送装置、
画像読取装置および画像形成装置に関する。
置に搬送し、第1面の読み取り後に原稿を反転し、第2
面を読み取るために前記両面原稿を再び読取位置に搬送
する自動原稿搬送装置においては、第1面の読み取り後
にスイッチバック反転し、次いで、第2面の読み取り後
に再度スイッチバック反転し、読取部を通過させてから
ページ順を揃えて排紙部に排出するという循環パス構成
になっていた(特開平7-64359号公報)。この構成で
は、処理速度が遅くなってしまうという不具合があっ
た。
読取パスとは別に循環経路にスイッチバック反転機構を
設けたパスを独立して設置した装置が提案された(特許
第02758811号公報)。この構成では、装置の大型化など
の問題があり、現実的ではなかった。
パスと排紙部の間に独立分岐したスイッチバック反転パ
ス(スイッチバック経路)を設け、第1面および第2面
の読み取り後にページ揃えのため、前記スイッチバック
経路で反転することにより、再度循環パスへ搬送するこ
となく排出する装置が提案された(特開平10-81449号公
報)。さらに、生産性の向上をはかるために、前記スイ
ッチバック経路に第2の反転排紙部を設けた装置が提案
された(特開2000-169017号公報)。
開平10-81449号公報で開示された技術では、両面原稿の
第2面読み取り後のN枚目の原稿をスイッチバック経路
に搬送して反転排出した後でなければ、(N+1)枚目
の第1面の読み取り動作が開始できず、このタイムロス
時間が処理速度を遅くする原因となっていた。また、特
開2000-169017号公報で開示された技術は、小サイズ原
稿のみに対応したものであり、大サイズ原稿については
配慮がなされていなかった。
し、装置の大型化および構成の複雑化を回避しながら、
両面原稿読み取りの処理速度を向上されることが可能な
自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を
提供することにある。また、本発明の目的は、このよう
な問題点を改善し、両面原稿の種類に拘らず、使い勝手
のよい自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成
装置を提供することにある。
は、両面原稿を載置するための載置台と、この載置台に
載置された原稿を1枚ずつ分離し、表裏反転して搬送す
る搬送手段と、搬送経路上の読取位置の下流に配置され
た第1のスイッチバック手段と、搬送経路上の読取位置
の下流に配置された第2のスイッチバック手段と、この
第2のスイッチバック手段に待機している原稿を排紙す
る排紙手段とを備えた自動原稿搬送装置であって、N枚
目の原稿の両面読み取り後に、このN枚目の原稿を第2
のスイッチバック手段に待機させ、この待機中に、前記
搬送手段によって(N+1)枚目の原稿を前記読取位置
へ搬送し、この(N+1)枚目の原稿の第1面読み取り
後に、この(N+1)枚目の原稿を第1のスイッチバッ
ク手段へ搬送した後、前記両面読み取り後のN枚目の原
稿を前記排紙手段によって排紙するように制御する制御
手段を設けたことに特徴がある。
稿の第1面を読み取り後、N枚目の両面原稿を排出する
ので、原稿サイズに関わらず、両面読み取り時のタイム
ロス時間を解消し、片面読み取り時と同等の処理速度を
達成できることとなる。
て、前記読取位置から第1のスイッチバック手段に通じ
る搬送経路と、前記読取位置から第2のスイッチバック
手段に通じる搬送経路とを切り替えるための切替手段を
設けたことに特徴がある。
よって、第1のスイッチバック手段と第2のスイッチバ
ック手段への搬送経路を切り替えるので、搬送経路が長
大にならず、装置の大型化を回避できることとなる。
2において、前記排紙手段は、前記第1のスイッチバッ
ク手段と前記第2のスイッチバック手段との間に配置さ
れており、前記第2のスイッチバック手段で待機してい
る両面読み取り後の原稿を反転して前記排紙手段に搬送
するよう、搬送経路を切り替える排紙切替手段を設けた
ことに特徴がある。
段への分岐点と第1のスイッチバック手段との間の搬送
経路中に、排紙部に分岐する経路を有するので、第1の
スイッチバック手段における(N+1)枚目の両面原稿
のスイッチバック動作と、N枚目の両面原稿の反転排紙
動作とを上下で独立しながら同時に行えることとなる。
このため、原稿サイズに関わらず、両面読み取り時にお
いても片面読み取り時と同等の処理速度を達成できるこ
ととなる。また、第1のスイッチバック手段、排紙手段
および第2のスイッチバック手段を略垂直方向に重ねて
配置しているので、装置の大型化を回避して省スペース
を実現できることとなる。また、両面原稿と片面原稿あ
るいは各原稿サイズとも、同一の排紙部から取り出せる
ので使い勝手がよい。
いずれかにおいて、前記両面原稿が所定の紙厚より厚い
ことを示す厚紙両面モードを設定する設定手段と、この
設定手段によって前記厚紙両面モードが設定されている
場合、両面読み取り後の原稿が前記第2のスイッチバッ
ク手段へ搬送されるのを禁止する制御手段とを設けたこ
とに特徴がある。
技術(特開平7-64359号公報)と同様で生産性は落ちる
ものの、第2のスイッチバック部から反転して排紙する
際のR状経路を通さずに済むので、厚紙原稿にも柔軟に
対応でき、使い勝手もよくなる。
おいて、請求項1〜4のいずれかに記載の自動原稿搬送
装置を設けたことに特徴がある。
および構成の複雑化を回避しながら、両面原稿の読取処
理速度を向上させ、使い勝手をよくすることができるの
で、このような自動原稿搬送装置を搭載することによ
り、小型で高性能の画像読取装置を実現できることとな
る。
おいて、請求項1〜4のいずれかに記載の自動原稿搬送
装置を設けたことに特徴がある。
および構成の複雑化を回避しながら、両面原稿の読取処
理速度を向上させ、使い勝手をよくすることができるの
で、このような自動原稿搬送装置を搭載することによ
り、小型で高性能の画像形成装置を実現できることとな
る。
面を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、スイッチバック経路を有し、両面原稿を読取
搬送する自動原稿搬送装置、これを設けた画像読取装置
および画像形成装置の広範囲な応用を含むものである。
係る自動原稿搬送装置は、両面原稿を載置するための原
稿テーブル2と、この原稿テーブル2に載置された原稿
を1枚ずつ分離して搬送する分離給送部B、レジスト部
C、ターン部D、読取搬送部E、中間搬送部Gなどと、
搬送経路上の読取位置の下流に配置されたスイッチバッ
ク部Fと、搬送経路上の読取位置の下流に配置されたス
イッチバック部Hと、搬送経路上の読取位置の下流で原
稿を排紙する反転排紙部Iおよびスタック部Jとを備
え、両面読取り後のN枚目の原稿をスイッチバック部H
に待機させ、この待機中に、(N+1)枚目の原稿を前
記読取位置へ搬送し、第1面読み取り後の(N+1)枚
目の原稿をスイッチバック部Fへ搬送した後、両面読み
取り後のN枚目の原稿をスタック部Jへ排出するように
したものである。
み取り原稿を所定の読取位置に搬送し、さらに所定の速
度で搬送しながら、固定された読取部201で前記原稿の
画像を読み取るものであり、画像読取装置200の上部に
は、自動原稿搬送装置(以下、ADFという)300が装
着されている。
原稿束1をセットするものである。分離給送部Bは、セ
ットされた両面原稿束から一枚毎原稿を分離して給送す
る。レジスト部Cは、給送されてきた原稿の表面を一次
突当て整合するとともに、整合後の原稿を引き出して搬
送する。ターン部Dは、搬送される原稿を反転させて、
原稿面を読み取り側(下方)に向けて搬送する。読取搬
送部Eは、原稿を搬送しながら、スリットガラスの下方
より原稿画像を読み取らせる。スイッチバック部Fは、
読み取り後の原稿の表裏を反転する。中間搬送部Gは、
スイッチバック部Fにてスイッチバックした原稿を再び
レジスト部Cに戻す。スイッチバック部Hは、再びター
ン部Dから読取搬送部Eにより原稿の裏面を読み取り
後、その原稿を一時待機させる。反転排紙部Iは、スイ
ッチバック部Hより原稿を機外に排出する。スタック部
Jは、読み取り完了後の原稿を積載保持する。また、A
DF300には、前述の各部A〜Jを駆動する駆動部(モ
ータ)101〜107と、一連の原稿搬送動作を制御するコン
トローラ100とを備えている(図7に示す)。
〜図6に示すとおりである。図2に示すように、給紙駆
動系においては、分離時(図中、実線で回転方向を示
す)に給紙モータ102が回転すると、プーリ301→プーリ
302→ギヤ305→ギヤ306に駆動伝達され、ギヤ306からギ
ヤ307に伝達された駆動が給紙ベルト9を回転させ、さ
らにギヤ308→ギヤ309→ギヤ/プーリ310→プーリ311に
伝達された駆動が、ピックアップローラ7を回転させ
る。また、ギヤ306からギヤ314に伝達された駆動がリバ
ースコロ10を回転させる。このとき、ワンウェイクラッ
チの作用で、ギヤ305と同軸のギヤ/プーリ303、および
ギヤ314と同軸のギヤ304には駆動が伝達されない。ま
た、図2に示すように、給紙時(図中、破線で回転方向
を示す)に給紙モータ102が回転すると、プーリ301→プ
ーリ302→ギヤ/プーリ303に駆動が伝達される。このギ
ヤ/プーリ303に伝達された駆動が、リバースコロ10を
回転させる。また、ギヤ/プーリ303→プーリ312→プー
リ313、プーリ312→プーリ315→プーリ316へ伝達された
駆動が、プルアウトローラ12、ターンローラ14および中
継ローラ33を回転させる。このとき、ワンウェイクラッ
チの作用で、ギヤ/プーリ303と同軸のギヤ305、および
ギヤ304と同軸のギヤ314には駆動が伝達されない。
においては、読取モータ103が回転すると、プーリ321か
らプーリ322に駆動が伝達される。このプーリ322からプ
ーリ324、プーリ326に伝達された駆動が、それぞれ読取
出口ローラ21、読取入口ローラ16を回転させ、さらにプ
ーリ324からプーリ325に駆動が伝達されて読取ローラ19
を回転させる。また、図4に示すように、下反転部駆動
系においては、下反転モータ106が回転すると、プーリ3
44→プーリ345→プーリ346に駆動が伝達され、下反転ロ
ーラ25、補助ローラ27を回転させる。また、図5に示す
ように、排紙駆動系においては、排紙モータ104が回転
すると、プーリ341からプーリ343に駆動が伝達されて、
排紙ローラ28を回転させる。さらに、図6に示すよう
に、上反転部駆動系においては、上反転モータ107が回
転すると、プーリ347からプーリ348に駆動が伝達され
て、上反転ローラ31を回転させる。なお、図7に画像読
取装置200の電装系を示す。
をセットするのは、可動原稿テーブル3を含む原稿テー
ブル2上で、原稿面を上向きの状態でセットする。さら
に、原稿束1の巾方向を図示しないサイドガイドによっ
て搬送方向と直行する方向の位置決めを行う。原稿のセ
ットは、セットフィラー4、セットセンサ5により検知
され、シリアル信号線などのインタフェース(I/F)に
より本体制御部212に送信される。さらに、原稿テーブ
ル面に設けられた原稿長さ検知センサ40、41(反射
型センサまたは、原稿1枚にても検知可能なアクチェー
タ・タイプのセンサが用いられる)により、原稿の搬送
方向長さの概略が判定される。この場合、少なくとも同
一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要
となる。可動原稿テーブル3は、底板上昇モータ105
(図7に示す)により図1に示すa、b方向に上下動可
能な構成になっていて、原稿がセットされたことをセッ
トフィラー4およびセットセンサ5により検知すると、
底板上昇モータ105を正転させて原稿束1の最上面がピ
ックアップローラ7と接触するように、可動原稿テーブ
ル3を上昇させる。ピックアップローラ7は、ピックア
ップモータ101(図7に示す)によりカム機構でc、d
方向に動作すると共に可動テーブル3が上昇し、可動テ
ーブル3上の原稿上面により押されてc方向に上昇し、
テーブル上昇検知センサ8により上限を検知可能となっ
ている。本体操作部211で図示しないプリントキーが押
下され、本体制御部212からインタフェースを介してA
DFコントローラ100に原稿給紙信号が送信されると、
ピックアップローラ7は、給紙モータ102(図2に示
す)の正転により回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚
(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。ピック
アップローラ7の回転方向は、最上位の原稿を給紙口に
搬送する方向である。給紙ベルト9は、給紙モータ102
の正転により給紙方向に駆動され、リバースローラ10
は、給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆
動され、最上位の原稿とその下の原稿を分離して最上位
の原稿のみを給紙できる構成となっている。
10は、給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9と直
接接している時、または原稿1枚を介して接している状
態では、給紙ベルト9の回転に連れて反時計方向に連れ
回りし、原稿が万が一2枚以上給紙ベルト9とリバース
ローラ10の間に進入した時は、連れ回り力がトルクリミ
ッタのトルクよりも低くなるように設定されており、リ
バースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転
し、余分な原稿を押し戻す働きをし、重送が防止され
る。給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により、
1枚に分離された原稿は給紙ベルト9によってさらに搬
送され、突当てセンサ11によって先端が検知され、さら
に進んで停止しているプルアウトローラ12に突当たる、
その後、前出の突当てセンサ11の検知から所定量定めら
れた距離送られ、結果的には、プルアウトローラ12に所
定量の撓みを持って押し当てられた状態で、給紙モータ
102を停止させることにより給紙ベルト9の駆動が停止
する。この時、ピックアップモータ101を回転させるこ
とでピックアップローラを原稿上面から退避させ、原稿
を給紙ベルト9の搬送力のみで送ることにより、原稿先
端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップに進
入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。プルア
ウトローラ12は、前記スキュー補正機能を有すると共
に、分離後にスキュー補正された原稿をターンローラ14
まで搬送するためのローラで、給紙モータ102の逆転に
より駆動される。この給紙モータ102逆転時、プルアウ
トローラ12とターンローラ14は駆動されるが、ピックア
ップローラ7と給紙ベルト9は駆動されない。原稿幅セ
ンサ13は、奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトロ
ーラ12により搬送された原稿の搬送方向と直交する幅方
向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さ
は、原稿の先端後端を突当てセンサ11で読み取ることに
より、モータパルスから原稿の長さを検知する。プルア
ウトローラ12およびターンローラ14の駆動により、レジ
スト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レ
ジスト部Cでの搬送速度を読取搬送部Eでの搬送速度よ
りも高速に設定して、原稿を読取部へ送り込む処理時間
の短縮がはかられている。
れると、読取入口ローラ16の上下ローラ対のニップに原
稿先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と
同速にするために減速を開始すると同時に、読取モータ
103を正転駆動して読取入口ローラ16、読取ローラ19、
読取出口ローラ21を駆動する。次いで、原稿の先端をレ
ジストセンサ17にて検知すると、読取モータ103のパル
スカウントにより検出された原稿先端が読取部201に到
達するタイミングで、コントローラ100から本体制御部2
12に対し、画像面の副走査方向有効画像領域を示すゲー
ト信号が送信開始され、このゲート信号は、原稿後端が
読取部201を抜けるまで送信される。
合、下反転切替爪23、両面切替爪30は図1の実線で示す
位置にあり、読取搬送部Eを通過した原稿は排紙部Jへ
搬送される。この際、排紙センサ22により原稿の先端を
検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ2
8を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ22によ
る原稿の後端検知からの排紙モータ104のパルスカウン
トにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニ
ップから抜ける直前に排紙モータ104駆動速度を減速さ
せて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さない
ように制御する。
の先立し動作について説明する。原稿の後端を突当てセ
ンサ11が検知すると、給紙モータ102のパルスカウント
により、原稿後端がプルアウトローラ12を抜けたタイミ
ングで給紙モータ102を一旦停止し、再び正転方向に回
転駆動する。この動作により、次原稿の給紙動作が開始
される。この時、ターンローラ14の駆動は停止している
が、タイミングプーリ(プーリ)313にはワンウェイク
ラッチが内蔵されているため、ターンローラ14は連れ回
りするようになっている。給紙された次原稿は、プルア
ウトローラ12に突き当てられた状態で待機している。先
行する原稿が、所定の位置に到達すると、給紙モータ10
2を逆転駆動することにより、次原稿がプルアウトロー
ラ12から搬送されるようになっている。本実施形態で
は、読取入口センサ15を原稿後端が抜けるとパルスカウ
ントし、読取入口ローラ16近傍に到達すると、給紙モー
タ102を逆転駆動する。
の第1面(表面)の読み取りまでは片面原稿を読み取る
場合と同じであるが、先出し動作については第1面の読
取動作中は行わず、この間、次原稿は原稿テーブル2上
にあることとなる。原稿の先端がレジストセンサ17を通
過すると、両面切替爪30は、図示しない両面切替爪ソレ
ノイド(SOL)112がONすることにより、図1に示すiか
らjの方向に移動する。原稿の第1面が読取搬送部Eの
読取部201により読み取られ、下反転切替爪23から排紙
ローラ28、両面切替爪30の上部を通り、スイッチバック
部Fに導かれる(図8(ウ)に示す)。
するタイミングで排紙モータ104を正転駆動し、排紙ロ
ーラ28を反時計方向に回転させると同時に上反転モータ
107を正転駆動することにより、上反転ローラ31も反時
計方向に回転させる。次いで、排紙センサ22により原稿
の後端を検知すると、排紙モータ104、上反転モータ107
は読取搬送速度よりも速くなるように増速され、読取モ
ータ103は停止する。また、排紙センサ22が原稿後端を
検知した後、排紙モータ104のパルスカウントにより原
稿後端が排紙ローラ28を抜けるタイミングで、両面切替
爪ソレノイド(SOL)112をOFFすることにより、両面切
替爪30は図1に示すjからiに復帰する。次いで、上反
転センサ32が原稿後端を検知すると、上反転モータ107
を正転駆動から逆転駆動に切替えることにより、上反転
ローラ31は反時計方向から時計方向に回転方向が替わ
り、原稿のスイッチバック動作が開始される(図8
(エ)に示す)。
動することにより、中継ローラ33、プルアウトローラ1
2、ターンローラ14は送り方向に回転することとなる。
ここで、原稿は中間搬送部Gを経て再びレジスト部C、
ターン部Dへ送り込まれ、読取入口センサ15が原稿の先
端を検知すると、給紙モータ102のパルスカウントによ
り所定の撓みを持って停止している読取入口ローラ16に
突当てられ、給紙モータ102は一旦停止する。これによ
り、両面原稿の第2面読み取り時の先端の整合(スキュ
ー補正)が行われる(図8(オ)に示す)。
し、読取モータ107を正転駆動することにより、原稿は
読取搬送部Eに送り込まれ、レジストセンサ17が原稿の
先端を検知すると、下反転排紙切替爪24は図示しない
下反転切替爪ソレノイド(SOL)110(図7に示す)をON
することにより図1に示すfからeの方向へ移動する。
次いで、読取部201により原稿の第2面の読み取りが開
始され、排紙センサ22が原稿の先端を検知すると、下反
転モータ106を正転駆動することにより、下反転ローラ2
5は反時計方向に回転し、原稿は下反転切替爪23の下部
を通過してスイッチバック部Fに導かれる(図9(カ)に
示す)。
の後端を排紙センサ22が検知すると、下反転モータ106
のパルスカウントで下反転切替爪ソレノイド110をOFFす
ることにより、下反転切替爪23は、図1に示すeからf
に復帰するとともに、下反転モータ106を停止させるこ
とにより、原稿の後端が下反転ローラ25に保持されてい
る待機状態となる(図9(キ)に示す)。
について説明する。第1面の読み取りを完了した原稿が
スイッチバック部Fから中間搬送部Gに搬送される時、
上反転センサ32が原稿後端を検知すると、給紙モータ10
2のパルスカウントにより原稿後端がプルアウトローラ1
2を抜けたタイミングで、給紙モータ102の回転方向を逆
転駆動から正転方向に切替えることにより、次原稿の給
紙が開始される。これ以降は片面原稿読み取り時と同じ
タイミング(紙間)にて動作することとなる。次原稿
は、レジスト部Cのプルアウトローラ12で先端の整合が
行われ(図9(カ)に示す)、ターン部Dより読取搬送部
Eに送り込まれる。次いで、レジストセンサ17が次原稿
の先端を検知すると、両面切替爪30は図1に示すiから
jへ移動し、前記次原稿は、読取部201で第1面を読み取
られながら読取出口ローラ21、反転下切替爪23の上部を
通り、排紙ローラ28、両面切替爪30の上部を経てスイッ
チバック部Fに搬送され、ここで、両面切替爪30はjか
らiへ復帰する(図9(ク) 、(ケ)に示す)。
読み取りが行われる。このように動作させることで、第
1面および第2面の読み取りが完了し、スイッチバック
部Hにて待機状態にある原稿を、次原稿が追い抜くこと
となる。次いで、両面切替爪30がjからiへ復帰するタ
イミングで下反転切替爪ソレノイド(SOL)111をONする
ことにより、下反転排紙切替爪24をhからgへ移動さ
せる。また、下反転モータ106を逆転方向に駆動するこ
とにより、下反転ローラ25、補助ローラ27は時計方向に
回転し、原稿を反転排紙部Iからスタック部Jへ搬送す
る。また、下反転モータ106のパルスカウントにより、
原稿先端が排紙ローラ28にニップされたタイミングで下
反転切替爪ソレノイド111をOFFすることにより、下反転
排紙切替爪24をgからhへ復帰させる。なお、補助ロー
ラ27は、原稿の内ガイド板への巻付きによる負荷を軽減
するために設置されている。次いで、下反転センサ26に
より原稿後端を検知すると、片面排紙時と同様に排紙モ
ータ104のパルスカウントにより、原稿後端が排紙ロー
ラ28の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モー
タ104駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出さ
れる原稿が飛び出さないように制御する(図9(コ)に示
す)。
明する。本実施形態では、操作部211のキー操作(例え
ば、ガイダンス表示に対する選択・入力操作)などで厚
紙両面モードを設定することができ、こうして設定され
た内容は、本体制御部212の図示しないメモリ領域など
に更新可能に記憶される。また、コントローラ100は、
厚紙両面モードが設定されている場合、両面読み取り後
の原稿がスイッチバック部Hへ搬送されることを禁止す
る。すなわち、操作部211の操作で厚紙両面モードが選
択され、前記プリントキーが押下された場合、第2面読
み取り後の原稿をスイッチバック部Hへは導かず、再
度、スイッチバック部F、中間搬送部G、レジスト部
C、ターン部D、読取搬送部Eを経て排紙部Jに排紙す
ることとなる。
構成し、分離給送部B、レジスト部C、ターン部D、読
取搬送部E、中間搬送部Gなどが前記搬送手段を構成
し、スイッチバック部Fなどが前記第1のスイッチバッ
ク手段を構成し、スイッチバック部Hなどが前記第2の
スイッチバック手段を構成し、反転排紙部I、スタック
部Jなどが前記排紙手段を構成し、コントローラ100な
どが前記制御手段を構成し、下反転切替爪23、下反転排
紙切替爪24、両面切替爪30などが前記切替手段を構成
し、操作部211などが前記設定手段を構成し、下反転切
替爪23、下反転排紙切替爪24などが前記排紙切替手段を
構成する。
装置の大型化および構成の複雑化を回避しながら、両面
原稿の読取処理速度を向上させることが可能である。
イズのみならず、紙厚についての許容力も向上するの
で、使い勝手がよくなるという効果も得られる。
を示す要部側断面図である。
視図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
視図である。
す斜視図である。
電装ブロック図である。
取動作を示す図の一部である。
取動作を示す図の一部である。
Claims (6)
- 【請求項1】両面原稿を載置するための載置台と、この
載置台に載置された原稿を1枚ずつ分離し、表裏反転し
て搬送する搬送手段と、搬送経路上の読取位置の下流に
配置された第1のスイッチバック手段と、搬送経路上の
読取位置の下流に配置された第2のスイッチバック手段
と、この第2のスイッチバック手段に待機している原稿
を排紙する排紙手段とを備えた自動原稿搬送装置であっ
て、 N枚目の原稿の両面読み取り後に、このN枚目の原稿を
第2のスイッチバック手段に待機させ、この待機中に、
前記搬送手段によって(N+1)枚目の原稿を前記読取
位置へ搬送し、この(N+1)枚目の原稿の第1面読み
取り後に、この(N+1)枚目の原稿を第1のスイッチ
バック手段へ搬送した後、前記両面読み取り後のN枚目
の原稿を前記排紙手段によって排紙するように制御する
制御手段を設けたことを特徴とする自動原稿搬送装置。 - 【請求項2】前記読取位置から第1のスイッチバック手
段に通じる搬送経路と、前記読取位置から第2のスイッ
チバック手段に通じる搬送経路とを切り替えるための切
替手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動
原稿搬送装置。 - 【請求項3】前記排紙手段は、前記第1のスイッチバッ
ク手段と前記第2のスイッチバック手段との間に配置さ
れており、前記第2のスイッチバック手段で待機してい
る両面読み取り後の原稿を反転して前記排紙手段に搬送
するよう、搬送経路を切り替える排紙切替手段を設けた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動原稿搬
送装置。 - 【請求項4】前記両面原稿が所定の紙厚より厚いことを
示す厚紙両面モードを設定する設定手段と、この設定手
段によって前記厚紙両面モードが設定されている場合、
両面読み取り後の原稿が前記第2のスイッチバック手段
へ搬送されるのを禁止する制御手段とを設けたことを特
徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動原稿搬送
装置。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の自動原稿
搬送装置を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載の自動原稿
搬送装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001183097A JP4132732B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001183097A JP4132732B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002546A true JP2003002546A (ja) | 2003-01-08 |
JP4132732B2 JP4132732B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=19023089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001183097A Expired - Fee Related JP4132732B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4132732B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007099512A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Ashu Kogaku Kofun Yugenkoshi | 自動原稿搬送装置 |
US7512375B2 (en) | 2004-09-17 | 2009-03-31 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method and apparatus capable of automatically conveying documents |
US8884658B2 (en) | 2013-03-15 | 2014-11-11 | Atieva, Inc. | Inverter with parallel power devices |
CN110387344A (zh) * | 2018-04-23 | 2019-10-29 | 中国科学院微生物研究所 | 生产l-亮氨酸的重组菌、其构建方法及l-亮氨酸的生产方法 |
US10897550B2 (en) | 2019-03-22 | 2021-01-19 | Seiko Epson Corporation | Medium transporting apparatus and image reading apparatus |
-
2001
- 2001-06-18 JP JP2001183097A patent/JP4132732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7512375B2 (en) | 2004-09-17 | 2009-03-31 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method and apparatus capable of automatically conveying documents |
JP2007099512A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Ashu Kogaku Kofun Yugenkoshi | 自動原稿搬送装置 |
US8884658B2 (en) | 2013-03-15 | 2014-11-11 | Atieva, Inc. | Inverter with parallel power devices |
CN110387344A (zh) * | 2018-04-23 | 2019-10-29 | 中国科学院微生物研究所 | 生产l-亮氨酸的重组菌、其构建方法及l-亮氨酸的生产方法 |
US10897550B2 (en) | 2019-03-22 | 2021-01-19 | Seiko Epson Corporation | Medium transporting apparatus and image reading apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4132732B2 (ja) | 2008-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3889188B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
US5784680A (en) | Compact auto-document feeder for an image forming apparatus | |
JP4516894B2 (ja) | 自動原稿搬送装置およびそれを備えた画像形成装置並びに画像読取装置 | |
JP4132555B2 (ja) | 両面読取装置及び画像形成装置 | |
JP4397919B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP3983446B2 (ja) | 自動原稿搬送装置、及びこれを具備した画像読取装置、並びに画像形成装置 | |
JP4477652B2 (ja) | 自動原稿搬送装置、及びこれを具備した画像読取装置、並びに画像形成装置 | |
JP2003002546A (ja) | 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 | |
JP2001013740A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2006206247A (ja) | 自動原稿搬送装置および画像形成装置 | |
JP4076682B2 (ja) | 原稿自動搬送装置 | |
JP4017939B2 (ja) | 自動原稿搬送装置及び画像読取装置 | |
JP4320987B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JP4503927B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4234056B2 (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2006188338A (ja) | 自動原稿給紙装置および画像形成装置 | |
JP4712849B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002120956A (ja) | 用紙自動給送装置および原稿読取装置並びに画像形成装置 | |
JPH09292742A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JPH115673A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2007112631A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP2004020763A (ja) | 画像読取装置 | |
JPH09166896A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP2001039603A (ja) | 原稿給紙装置 | |
JPH0725799Y2 (ja) | 画像形成装置の自動原稿給送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080513 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |