JP4045778B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の前後車体方向に延びるリヤサイドフレームの車両外方に、タイヤハウス(ホイールハウス)を設けたような車両の後部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両の後部車体構造としては、例えば特開平8−164875号公報に記載の構造がある。
すなわち、リヤサイドフレームにおけるタイヤハウス配設部位を車体内方へ湾曲状に凹設して凹部を形成し、この凹部の車両外方にタイヤハウスを設けると共に、該タイヤハウスの一部に形成されたリヤサスペンションハウジングにレインフォースメントを設け、このレインフォースメントの上端をホイールエプロンに、また下端をリヤサイドフレームにそれぞれ接合させた車両の後部車体構造である。
【0003】
この従来構造においては、上述のタイヤハウスの構造上、フューエルインレットパイプの配設スペースがなくなるため、該フューエルインレットパイプを車内側に配設する必要があった。
【0004】
また、上述例の車両の後部車体構造においては、リヤサスペンションからリヤサスペンションハウジングに入力された荷重をアッパボディーに伝達して、荷重分散を図ることが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、リヤサイドフレームの車両外方に、タイヤハウスとサス取付け部とを設け、該サス取付け部は、タイヤハウスに囲まれるように配置されると共に、上記タイヤハウス下端部およびサス取付け部が、上記リヤサイドフレームの前後延設方向に沿って、該リヤサイドフレームに接合されており、上記サス取付け部には、上記タイヤハウスに接合され上方に延びるレインフォースメントを設けると共に、このレインフォースメントの上部をパッケージメンバに連結することで、リヤフロア面近傍にサス取付け部を設けた車両において、リヤサスペンショントップの上下動をレインフォースメントにて抑えることができ、しかもリヤサスペンションからの入力荷重をアッパボディに伝達して、操縦安定性の向上を図ることができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両の後部車体構造は、車両の前後方向に延びるリヤサイドフレームの車両外方に、タイヤハウスと、リヤサスペンションのストラット上部を支持し、リヤサイドフレーム上に配置されるリヤフロア面近傍に位置するサス取付け部と、が設けられ、上記サス取付け部は、タイヤハウスに囲まれるように配置されると共に、上記タイヤハウス下端部およびサス取付け部が、上記リヤサイドフレームの前後延設方向に沿って、該リヤサイドフレームに接合されており、上記サス取付け部には、上記タイヤハウスに接合され上方に延びるレインフォースメントが設けられると共に、上記レインフォースメントの上部は、左右の車体側壁を連結するパッケージメンバと連結されたものである。
【0007】
上記構成によれば、サス取付け部(リヤサスペンション取付け部)に上述のレインフォースメントを設け、このレインフォースメント上部をパッケージメンバと連結したので、リヤフロア面近傍にサス取付け部を設けた車両において、リヤサスペンショントツプの上下動をレインフォースメントにて抑えることができ、しかもリヤサスペンションからの入力荷重を、サス取付け部、レインフォースメント、パッケージメンバを介してアッパボディに伝達することができるので、荷重分散を図って、操縦安定性の向上を図ることができる。
【0008】
この発明の一実施態様においては、上記サス取付け部は、少なくとも車両のリヤフロア面より下方に配設されたものである。
上記構成によれば、サス取付け部をリヤフロア面よりも下方に配設することにより、このサス取付け部をリヤサイドフレームと直接接続することができ、この結果、リヤサスペンションの取付け部の剛性が高まり、操縦安定性をさらに向上させることができる。
【0009】
因に、サス取付け部をリヤフロア面よりも高い位置に取付けた場合には、サス取付け部の取付け部がリヤサイドフレームおよびリヤフロアの何れとも直接接続されない構造となり、リヤサスペンションの取付け部が不安定となって、その剛性が低下する。
【0010】
この発明の一実施態様においては、上記サス取付け部は、リヤサイドフレームの車外側面部と、リヤフロア下面部との双方に接続されたものである。
上記構成によれば、サス取付け部をリヤサイドフレームとリヤフロアとの双方に接続したので、リヤサスペンションの取付け部の剛性(サスペンション支持剛性)をさらに高めることができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記レインフォースメントは、車両上方から見た平面視で略円弧状に形成されたものである。
上記構成によれば、レインフォースメントそれ自体の剛性向上を図ることができる。
【0012】
この発明の一実施態様においては、上記タイヤハウスの車両内方は、リヤサイドフレームの車幅方向外方面に接続されたものである。
上記構成によれば、タイヤハウスとリヤサイドフレームとの接続構造によりボディ剛性の向上を図ることができる。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記タイヤハウスと後輪との間に、車両の燃料を燃料タンクへ供給するフューエルインレットパイプが配設されたものである。
上記構成によれば、フューエルインレットパイプをタイヤハウスと後輪との間、つまり車外側を通して配設することができる。
【0014】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後部車体構造を示し、図1、図2において、フロアパネル1の中央部には車両の前後方向に延びる凸状のトンネル部2を一体形成する一方、上述のフロアパネル1の左右両側部において車両の前後方向に延びるサイドシル3,3を設けている。
【0015】
このサイドシル3はサイドシルインナ4とサイドシルアウタ5とを接合して、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面6を有する車体剛性部材である。なお、上述のサイドシル閉断面6内には必要に応じてサイドシルレインフォースメントが設けられる。
【0016】
また上述のサイドシル3の後部には、該部から後方に延びる左右一対のリヤサイドフレーム7,7を設け、フロアパネル1およびリヤフロア8の下面とリヤサイドフレーム7との間には閉断面9(図3参照)を形成している。
【0017】
上述のリヤフロア8はフロアパネル1の後部にキックアップ部10(段差部)を介して連結されたものであり、上述のトンネル部2の上部には該トンネル部2に沿って車両の前後方向に延びて、前部がダッシュロアパネルに接合され、後部が上述のキックアップ部10上面に接合され、またスカート部がトンネル部2の左右両側面に接合されたトンネルレインフォースメント11(いわゆるハイマウント・バックボーンフレーム)を設け、このトンネルレインフォースメント11とトンネル部2の上部左右には車両の前後方向に延びる2つの閉断面12,12を形成して、フロア剛性および車体剛性の向上を図っている。
【0018】
またフロアパネル1の上面において中央のトンネル部2を跨いで左右のサイドシル3,3と連結されるクロスメンバ13,14(いわゆるNo.2クロスメンバとNo.3クロスメンバ)を前後方向に離間させて、それぞれ設けている。
【0019】
これらの各クロスメンバ13,14は車幅方向に延びて、フロアパネル1との間に閉断面を形成する車体剛性部材である。
さらに、上述のキックアップ部10の下部には車幅方向に延びて左右のリヤサイドフレーム7,7相互間を連結するリヤクロスメンバ15(いわゆるNo.4クロスメンバ)を設け、このリヤクロスメンバ15とキックアップ部10との間には車幅方向に延びる閉断面16を形成している。
【0020】
加えて、上述のリヤクロスメンバ15よりも所定距離後方において、リヤフロア8の下部には車幅方向に延びて左右のリヤサイドフレーム7,7相互間を連結する別のリヤクロスメンバ17(いわゆるNo.5クロスメンバ)を設け、このリヤクロスメンバ17とリヤフロア8との間には車幅方向に延びる閉断面を形成している。
【0021】
また、図1に示すようにサイドシル3とトンネル部2との中間に対応して、フロアパネル1の下部には車両の前後方向に延びるフロアフレーム18,18を設け、これら左右のフロアフレーム18,18とフロアパネル1との間には閉断面を形成している。
【0022】
図2、図3に示すようにタイヤハウスインナ19(ホイールハウスインナと同意)を設ける一方、左右の車体側壁20,20を車幅方向に連結する剛性部材としてのパッケージメンバ21を設けている。
【0023】
上述のパッケージメンバ21は略水平方向に延びるパッケージアッパメンバ22と、このパッケージアッパメンバ22の前端部から下方に向けて一体または一体的に形成されたメンバ23と、これら両メンバ22,23の背面側に接合されたパッケージロアメンバ24とを備えている。
【0024】
またリヤウインドガラスの傾斜下端部と対応して車幅方向に延びるリヤパッケージメンバ25を設け、上述のメンバ23とこのリヤパッケージメンバ25との間には上述のパッケーアッパメンバ22を略水平状に取付け、このパッケーアッパメンバ22とリヤフロア8との間に荷室26を形成するように構成している。
【0025】
ところで、上述のトンネルレインフォースメント11の後部11aは図2に示すようにキックアップ部10の上端面に接合されていて、このトンネルレインフォースメント11の後部11aの上面には断面門形状のブラケット27を接合している。
【0026】
そして、このブラケット27と上述のメンバ23との間には正面視略V字状のガセット部材としてのVブレース28を取付け、トンネルレインフォースメント11に入力された荷重を該Vブレース28およびパッケージメンバ21を介して左右の車体側壁20に伝達、分散すべく構成している。
なお、図1において29は燃料タンク、30は燃料タンク29へ車両の燃料を供給するフューエルインレットパイプである。
【0027】
図1、図3に示すように車両の前後方向に延びるリヤサイドフレーム7の車両外方には、リヤサスペンション31のストラット32上部を支持するサス取付け部33(リヤサスペンション取付け部)を設けている。
【0028】
上述のリヤサスペンション31は図示しないアッパアーム、ロアアーム等を備え、ナックルを介して左右の後輪34を独立懸架するもので、例えばマルチリンク式のリヤサスペンション構造を採用することができる。
【0029】
また上述のリヤサスペンション31は図3に示すように円筒状のダンパサポート35と、このダンパサポート35の下部に溶接固定されたアッパスプリングシート36と、ロアスプリングシート37と、上下のスプリングシート36,37間に張架されたコイルスプリング38と、ストラット32を構成するダンパとを有し、サス取付け部33の開口部33aからダンパサポート35を上方へ挿入し、アッパスプリングシート36をサス取付け部33の略水平部(主面)下面に当接して、ボルト、ナット等の取り付け部材にて固定されている。
【0030】
上述のサス取付け部33は図3から明らかなように断面門形状に形成されると共に、このサス取付け部33の略水平状の主面は少なくとも車両のリヤフロア8面より下方に配設されていて、サス取付け部33のスカート部はリヤサイドフレーム7の車幅方向に接合されている。
【0031】
次に図3〜図7を参照して、サス取付け部33とパッケージメンバ21とを上下方向に接続する構造について説明する。
上述のサス取付け部33のスカート部には該スカート部の外周を取り囲むように平面視略円弧状のレインフォースメント40を接合して、このレインフォースメント40を上方に延出させている。
【0032】
また上述のレインフォースメント40は図6、図7に示すようにその車内側に接合フランジ40a,40aを有し、該接合フランジ40a,40aをタイヤハウスインナ19の車外側面に接合固定している。
【0033】
さらに上述のレインフォースメント40は図3、図4、図5に示すように前後のパッケージジャンクション41,41および、これらパッケージジャンクション41,41間に接合された縦壁42を介して上述のパッケージメンバ21に接続されている。
【0034】
上述の前後のパッケージジャンクション41はその接合フランジ41aをタイヤハウスインナ19および車体側壁20の車内側面に接合し、上述の縦壁42はその接合フランジ42aの前後のパッケージジャンクション41の対向面に接合している。
【0035】
また上述の縦壁42の上部においてパッケージアッパメンバ22とタイヤハウスアウタ43との間には、内装部品取付け用の開口44aを備えたジャンクションアッパメンバ44を取付けている。
【0036】
前後のパッケージジャンクション41,41間に位置するジャンクションアッパメンバ44は、その車外側に接合フランジ44bを有し、この接合フランジ44bを車体側壁20に接合している。
【0037】
さらに前後のパッケージジャンクション41,41間の上下方向中間部にはジャンクションロアメンバ45を連結し、このジャンクションロアメンバ45とパッケージロアメンバ24とを接続している。
【0038】
そして、上述の各要素40,41,42によりサス取付け部33の上方で、かつタイヤハウスインナ19の前後方向の中間部にダンパサポート35を配設する凹部を形成している。
【0039】
ここで、上述のタイヤハウスインナ19は図6、図7に示すように、その車両内方部がリヤサイドフレーム7の車幅方向外方面において上下方向に立ち上がった立上り部7aに接続されている。
【0040】
図1、図3、図4、図6に示すように上述のフューエルインレットパイプ30は車両内方へ窪む凹形状のタイヤハウスインナ19と後輪34との間、つまり車外側を通して配設されている。
【0041】
なお、図3において46はリヤフェンダ、47はフューエルボックス、48はフューエルボックス47を開閉するフューエルリッド、49はリヤフェンダレインフォースメント、50はシール部材、43aはタイヤハウスアウタ43に形成されたフューエルインレットパイプ30貫通用の開口部であって、車両の燃料を燃料タンク29へ供給するフューエルインレットパイプ30は図3、図4、図6に示すようにタイヤハウスインナ19と後輪34との間を通して配設されたものである。
【0042】
このように図1〜図7で示した実施例の車両の後部車体構造は、車両の前後方向に延びるリヤサイドフレーム7の車両外方に、タイヤハウス(タイヤハウスインナ19参照)と、リヤサスペンション31のストラット32上部を支持するサス取付け部33が設けられ、上記タイヤハウスインナ19においてサス取付け部33には上方に延びるレインフォースメント40が設けられると共に、上記レインフォースメント40の上部は、左右の車体側壁20を連結するパッケージメンバ21と連結されたものである。
【0043】
この構成によれば、サス取付け部33に上述のレインフォースメント40を設け、このレインフォースメント40上部をパッケージメンバ21と連結したので、リヤサスペンショントツプの上下動をレインフォースメント40にて抑えることができ、しかもリヤサスペンション31からの入力荷重を、サス取付け部33、レインフォースメント40、パッケージメンバ21を介してアッパボディに伝達することができるので、荷重分散を図って、操縦安定性の向上を図ることができる。
【0044】
また、上記サス取付け部33は、少なくとも車両のリヤフロア8面より下方に配設されたものである。
この構成によれば、サス取付け部33をリヤフロア8面よりも下方に配設することにより、このサス取付け部33をリヤサイドフレーム7と直接接続することができ、この結果、リヤサスペンション31の取付け部の剛性が高まり、操縦安定性をさらに向上させることができる。
【0045】
因に、サス取付け部をリヤフロア面よりも高い位置に取付けた場合には、サス取付け部の取付け部分がリヤサイドフレームおよびリヤフロアの何れとも直接接続されない構造となり、リヤサスペンションの取付け部が不安定となって、その剛性が低下する。このため上記構成を採用したものである。
【0046】
しかも、上記レインフォースメント40は、車両上方から見た平面視で略円弧状に形成されたものである。
この構成によれば、レインフォースメント40それ自体の剛性向上を図ることができる。
【0047】
また、上記タイヤハウスインナ19の車両内方は、リヤサイドフレーム7の車幅方向外方面に接続されたものである。
この構成によれば、タイヤハウスインナ19とリヤサイドフレーム7との接続構造によりボディ剛性の向上を図ることができる。
【0048】
さらに、上記タイヤハウスインナ19と後輪34との間に、車両の燃料を燃料タンク29へ供給するフューエルインレットパイプ30が配設されたものである。
この構成によれば、フューエルインレットパイプ30をタイヤハウスインナ19と後輪34との間、つまり車外側を通して配設することができる。
【0049】
図8は車両の後部車体構造の他の実施例を示し、リヤフロア8の一部をサス取付け部33の主面に延長させて、アッパスプリングシート36をボルト、ナットで締結する時、該アッパスプリングシート36と、サス取付け部33の主面と、リヤフロア8の延長部とを共締め固定したものである。
【0050】
このように構成することで、サス取付け部33を、図8に示す如くリヤサイドフレーム7の車外側面部と、リヤフロア8下面部との双方に接続したものである。
この構成によれば、サス取付け部33をリヤサイドフレーム7とリヤフロア8との双方に接続したので、リヤサスペンション31の取付け部の剛性(サスペンション支持剛性)をさらに高めることができる。
【0051】
なお、図8に示すこの実施例においても、その他の構成、作用については先の実施例とほぼ同様であるから、図8において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0052】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のタイヤハウスは、実施例のタイヤハウスインナ19に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0053】
【発明の効果】
この発明によれば、リヤサイドフレームの車両外方に、タイヤハウスとサス取付け部とを設け、上記サス取付け部は、タイヤハウスに囲まれるように配置されると共に、上記タイヤハウス下端部およびサス取付け部が、上記リヤサイドフレームの前後延設方向に沿って、該リヤサイドフレームに接合されており、上記サス取付け部には、上記タイヤハウスに接合され上方に延びるレインフォースメントを設けると共に、このレインフォースメントの上部をパッケージメンバに連結したので、リヤフロア面近傍にサス取付け部を設けた車両において、リヤサスペンショントップの上下動をレインフォースメントにて抑えることができ、しかもリヤサスペンションからの入力荷重をアッパボディに伝達して、操縦安定性の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両の後部車体構造をフロアパネル、リヤフロアを省略して示す平面図。
【図2】 車両の後部車体構造を示す斜視図。
【図3】 図1のA−A線矢視断面図。
【図4】 図3の要部斜視図。
【図5】 右側のサス取付け部周辺構造を示す斜視図。
【図6】 図3の要部平面図。
【図7】 右側のサス取付け部周辺構造を示す平面図。
【図8】 本発明の車両の後部車体構造の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
7…リヤサイドフレーム
8…リヤフロア
19…タイヤハウスインナ(タイヤハウス)
20…車体側壁
21…パッケージメンバ
29…燃料タンク
30…フューエルインレットパイプ
31…リヤサスペンション
32…ストラット
33…サス取付け
34…後輪
40…レインフォースメント

Claims (6)

  1. 車両の前後方向に延びるリヤサイドフレームの車両外方に、タイヤハウスと、リヤサスペンションのストラット上部を支持し、リヤサイドフレーム上に配置されるリヤフロア面近傍に位置するサス取付け部と、が設けられ、
    上記サス取付け部は、タイヤハウスに囲まれるように配置されると共に、
    上記タイヤハウス下端部およびサス取付け部が、上記リヤサイドフレームの前後延設方向に沿って、該リヤサイドフレームに接合されており、
    上記サス取付け部には、上記タイヤハウスに接合され上方に延びるレインフォースメントが設けられると共に、
    上記レインフォースメントの上部は、左右の車体側壁を連結するパッケージメンバと連結された
    車両の後部車体構造。
  2. 上記サス取付け部は、少なくとも車両のリヤフロア面より下方に配設された請求項1記載の車両の後部車体構造。
  3. 上記サス取付け部は、リヤサイドフレームの車外側面部と、リヤフロア下面部との双方に接続された
    請求項2記載の車両の後部車体構造。
  4. 上記レインフォースメントは、車両上方から見た平面視で略円弧状に形成された請求項1〜3の何れか1に記載の車両の後部車体構造。
  5. 上記タイヤハウスの車両内方は、リヤサイドフレームの車幅方向外方面に接続された請求項1〜4の何れか1に記載の車両の後部車体構造。
  6. 上記タイヤハウスと後輪との間に、車両の燃料を燃料タンクへ供給するフューエルインレットパイプが配設された
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両の後部車体構造。
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