JP3900048B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両前後方向に配置され、エンジンや変速機等により構成されるパワーユニットが支持されるサイドメンバを備えた車体前部構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パワーユニットが支持されるサイドメンバに、前面衝突時の変形モードをコントロールする応力集中部を設けた車体前部構造としては、例えば、特開2000−53019号公報に記載のものが知られている。
【0003】
この公報には、サイドメンバを前側部分と後側部分とを直列に配置したものにより構成し、サイドメンバの前側部分に、後側部分よりも低い降伏点応力により塑性変形を開始するビードや切り欠きによる応力集中部を設けたものが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車体前部構造にあっては、前面衝突時にサイドメンバの圧縮が前側部分から開始して後側部分へと移行するように応力集中部を設けて変形モードをコントロールするものであるため、前面衝突時にサイドメンバに沿ってエンジンを含むパワーユニットが車両後方へ移動し、車室に接近するおそれがある。
【0005】
すなわち、前面衝突時にエンジンの後方移動による車室への接近を抑えるために、エンジンがマウントされたサイドメンバが車両下方に折れることでエンジンを車両下方に移動させる必要がある。この時、確実にエンジンを車両下方へ移動させるためには、サイドメンバの変形モードをうまくコントロールする必要がある。
【0006】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、衝突時にパワーユニットが車両後方に移動することを確実に抑制することができる車体前部構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、パワーユニットが支持される車両前後方向配置のサイドメンバを備えた車体前部構造において、サイドメンバのパワーユニット支持点より車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対する脆弱部を設け、脆弱部は、メンバ上面に設けた車幅方向の第一のビード部と、メンバ側面に設けた第一のビード部と連なる第二のビード部とし、且つ、第一のビード部の車両前後方向幅を、第二のビード部の車両前後方向幅より大きく設定した。
【0008】
ここで、「パワーユニット」とは、ガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車にあってはエンジン+変速機等、ハイブリッド車にあってはエンジン+モータ+変速機等、電気自動車や燃料電池車にあってはモータ等の車両駆動源という意味である。
【0009】
また、「サイドメンバ」とは、クロスメンバと共にサブフレームの構成要素としてのメンバであっても、両端が車体パネルや車体フレームに連結される独立部材としてのサイドメンバも含まれる。
【0010】
さらに、「脆弱部」とは、他の部分より衝撃強度を弱くした部分であり、例えば、凹状溝によるビード部や、薄板や低強度材による低強度部や、ビード部と低強度部との組み合わせをいう。
【0011】
【発明の効果】
衝突初期において、前後方向の衝突エネルギーにより、サイドメンバの上面及び側面に設けた脆弱部が共に潰れ変形を起こすのに対し、脆弱部の位置に対応するサイドメンバの下面は変形しない。つまり、サイドメンバの上面及び側面の潰れに伴って側面視でサイドメンバが下方に凸の形態となる変形を開始する。
【0012】
この下方に凸のサイドメンバ変形状態では、サイドメンバの脆弱部より前方部分が、脆弱部より後方部分を、斜め前方から斜め下方に押し込む方向に衝突エネルギーが作用する。
【0013】
このため、衝突中期ないし衝突後期において、サイドメンバの脆弱部より後方部分が、下方に変形することを促進し、パワーユニットを確実に車両の下方に移動させる。
【0014】
よって、下方に凸の変形を促す脆弱部をサイドメンバに設けたことで、衝突時にパワーユニットが車両後方に移動することを確実に抑制することができる。
また、脆弱部を、メンバ上面に設けた車幅方向の第一のビード部と、メンバ側面に設けた第一のビード部と連なる第二のビード部とし、且つ、第一のビード部の車両前後方向幅を、第二のビード部の車両前後方向幅より大きく設定したため、衝突の初期において、第二のビード部より第一のビード部の潰れ変形量が大きくなり、下方に凸形状の初期メンバ変形を効果的に達成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車体前部構造を実現する実施の形態を、図面に基づいて説明する
【0016】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車体前部構造が採用されたサブフレームを示す全体斜視図である。サブフレーム1は、車体と結合するための右前カラー2と左前カラー3と右後カラー4と左後カラー5を、前後左右の四隅に配置している。そして、右サイドメンバ6(サイドメンバ)は、右前カラー2と右後カラー4を繋ぎ、左サイドメンバ7(サイドメンバ)は、左前カラー3と左後カラー5を繋ぐ。また、フロントクロスメンバ8は、右前カラー2と左前カラー3とを繋ぎ、リアクロスメンバ9は、右後カラー4と左後カラー5を繋ぐ。
【0017】
そして、前記左サイドメンバ7には、2個のリンクブッシュを介して左サスペンションリンク10が揺動可能に支持されている。また、前記右サイドメンバ6には、2個のリンクブッシュを介して図外の右サスペンションリンクが揺動可能に支持されている。
【0018】
また、前記右サイドメンバ6及び左サイドメンバ7には、右エンジンマウント取付部11と左エンジンマウント取付部12が設けられる。
【0019】
さらに、両サイドメンバ6,7のエンジンマウント点EM(パワーユニット支持点)近傍の車両前方位置には、それぞれビード部14,14(脆弱部)が設けられている。
【0020】
図2及び図3は左サイドメンバ7のビード部14を示す図である。このビード部14は、メンバ上面に車幅方向に設けられた第一のビード部14aと、メンバ両側面に設けられ、第一のビード部14aと連なる第二のビード部14b,14bと、を有している。
【0021】
そして、メンバ下面には、下方に凸形状の屈曲部14c,14cが設けられ、この屈曲部14c,14cは、図2に示すように、第一のビード部14a及び第二のビード部14b,14bと連なる車幅方向に配置されている。
【0022】
さらに、図2及び図3に示すように、前記第一のビード部14aの車両前後方向幅L1を、前記第二のビード部14b,14bの車両前後方向幅L2より大きく設定している。
【0023】
なお、右サイドメンバ6のビード部14についても、図1に示すように、左サイドメンバ7のビード部14と全く同様の構成を採用している。
【0024】
図4及び図5は右サイドメンバ6の第三のビード部16を示す図である。前記右サイドメンバ6のメンバ下面のうち、右前カラー2による車両前方の車体との取り付け点FMの直後位置に車幅方向の第三のビード部16を設けている。そして、前記右サイドメンバ6のメンバ上面で、且つ、前記第三のビード部16に対応する位置に、上方に凸形状の屈曲部17を設けている。
【0025】
なお、左サイドメンバ7についても、右サイドメンバ6の第三のビード部16と屈曲部17と全く同様の構成を、車両前方の車体との取り付け点FMの直後位置に採用している。
【0026】
次に、作用を説明する。
【0027】
[衝突時のサイドメンバ変形作用]
衝突時には、初期において第一のビード部14a及び第二のビード部14b,14bが共に潰れ変形を起こす。このとき、第一のビード部14aは車両前後方向幅L1が第二のビード部14b,14bの車両前後方向幅L2よりも大きいため、衝突エネルギーにより第一のビード部14aと第二のビード部14b,14bが共に潰れると、第二のビード部14b,14bより第一のビード部14aの潰れ変形量が大きい。このため、左右のサイドメンバ6,7の側面視で、下方に凸形状のメンバ変形となる。
【0028】
つまり、車両前後方向幅L1,L2が、L1>L2というように異なる第一のビード部14aと第二のビード部14b,14bとを設けることで、衝突初期において、確実に左右のサイドメンバ6,7をビード部14,14から下方に折れ曲がった好ましい形状に初期変形させることができる。
【0029】
そして、両サイドメンバ6,7が下方に折れ曲がったV字状態では、両サイドメンバ6,7のビード部14,14よりも車両前側のメンバ部分が、両サイドメンバ6,7のビード部14,14よりも車両後側のメンバ部分を、斜め前方から斜め下方に押し込む方向に衝突エネルギーが作用する。
【0030】
ここで、ビード部14,14には、屈曲部14c,14cを設けているため、この屈曲部14c,14cが下方への折れ曲げ変形の頂点位置を規定することになり、両サイドメンバ6,7の下方へのV字折れ曲げ変形が促進される。
【0031】
加えて、両サイドメンバ6,7のメンバ下面のうち、車両前方の車体との取り付け点FMの直後位置に車幅方向の第三のビード部16を設け、この第三のビード部16に対応するメンバ上面位置には、上方に凸形状の屈曲部17を設けているため、この第三のビード部16と屈曲部17をきっかけとして第三のビード部16とビード部14との間のメンバ部分が下方に折れ曲げ変形し、両サイドメンバ6,7の下方へのV字折れ曲げ変形が促進される。
【0032】
すなわち、図6に示すように、A部の折れ曲がり方向の剛性が高いと、下方への折れ曲げ変形を抑制する力aが大きくなる。よって、衝突時の変形モードを考えると、折れ曲げ剛性を低くしたい。これに対し、第1実施例では、図7に示すように、第三のビード部16と屈曲部17を設けているため、第三のビード部16と屈曲部17をきっかけとして折れ曲がるというように、A部の折れ曲がり方向の剛性が低くなり、第三のビード部16とビード部14との間のメンバ部分の下方への折れ曲げ変形を抑制する力aが小さくなることによる。
【0033】
このため、衝突中期から衝突後期において、両サイドメンバ6,7のビード部14を頂点とする下方へのV字折れ曲げ変形が促進され、図8に示すように、この両サイドメンバ6,7の折れ曲げ変形に伴ってエンジンE(パワーユニット)を確実に車両下方に移動させることができる。
【0034】
以上の両サイドメンバ6,7の衝突時変形モードを整理すると、下記に列挙する作用を得ることができる。
(1)エンジンマウント点EMの近傍の両サイドメンバ6,7にビード部14,14を設けることで、前面衝突時の両サイドメンバ6,7の変形部をエンジンマウント点EMの近傍にコントロールすることが可能である。
(2) 前面衝突初期において、第一のビード部14a及び第二のビード部14b,14bが共に潰れ変形を起こすが、第一のビード部14aは車両前後方向幅L1が第二のビード部14b,14bの車両前後方向幅L2より大きい。このため、両サイドメンバ6,7を側面から視た場合、上方に位置する第一のビード部14aの方が第二のビード部14b,14bよりも多く潰れる。よって、両サイドメンバ6,7を側面視で下方に凸の形態に初期変形することを促進する。
(3)前面衝突中期から衝突後期において、ビード部14,14に設けた屈曲部14c,14cが下方への折れ曲げ変形の頂点位置を規定することになり、両サイドメンバ6,7の下方へのV字折れ曲げ変形を促進する。
(4) 前面衝突中期から衝突後期において、車両前方の車体との取り付け点FMの直後位置に設けた第三のビード部16と屈曲部17とをきっかけとして第三のビード部16とビード部14との間のメンバ部分が下方に変形し、両サイドメンバ6,7の下方へのV字折れ曲げ変形を促進する。
(5)上記(1)(4)の作用により、前面衝突時のエンジンEの下方移動量を確実に、且つ、効果的に確保することが可能となる。
【0035】
次に、効果を説明する。
以上説明してきたように、第1実施例の車体前部構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0036】
(1) 両サイドメンバ6,7のエンジンマウント点より車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対するビード部14,14を設けたため、衝突時にエンジンEが車両後方に移動することを確実に抑制することができる。
【0037】
(2) 前記ビード部14を、メンバ上面に設けた車幅方向の第一のビード部14aと、メンバ両側面に設けた第一のビード部14aと連なる第二のビード部134,14bとし、且つ、第一のビード部14aの車両前後方向幅L1を、第二のビード部14b,14bの車両前後方向幅L2より大きく設定したため、衝突の初期において、第二のビード部14b,14bより第一のビード部14aの潰れ変形量が大きくなり、下方に凸形状の初期メンバ変形を効果的に達成することができる。
【0038】
(3) 両サイドメンバ6,7のエンジンマウント点近傍の車両前方位置に、メンバ上面に車幅方向の第一のビード部14aを設けると共に、メンバ両側面に第一のビード部14aと連なる第二のビード部14b,14bを設けたため、エンジンマウント点を車両下方に引き込むことにより、エンジンEを確実に車両下方に移動させることができる。
【0039】
(4) 両サイドメンバ6,7のメンバ下面に、下方に凸形状の屈曲部14c,14cを設け、この屈曲部14c,14cを、第一のビード部14a及び第二のビード部14b,14bと連なる車幅方向に配置したため、この屈曲部14c,14cが両サイドメンバ6,7の下方折れを促進するものとなり、ビード部14,14より後方側が下方に変形することを更に確実とし、エンジンEを車両下方に移動させることをより効果的に可能とすることができる。
【0040】
(5) 両サイドメンバ6,7のメンバ下面のうち、右前カラー2による車両前方の車体との取り付け点FMの直後位置に車幅方向の第三のビード部16を設けたため、ビード部14,14より前方側のメンバ部分が下方に変形し、両サイドメンバ6,7の下方へのV字折れ曲げ変形を促進することができる。
【0041】
(6) 両サイドメンバ6,7のメンバ上面で、且つ、第三のビード部16に対応する位置に、上方に凸形状の屈曲部17を設けたため、ビード部14,14より前方側のメンバ部分が下方に変形することを更に確実とし、エンジンEを車両下方に移動させることをより効果的に可能とすることができる。
【0042】
(第2実施例)
この第2実施例は、左右のサイドメンバ6,7に設けた脆弱部を、ビード部14に代えて低強度部15とした例である。
【0043】
すなわち、図9及び図10に示すように、エンジンEが支持される車両前後方向配置のサイドメンバ6,7を備えた車体前部構造において、左右のサイドメンバ6,7のエンジンマウント点EMの近傍の車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対する低強度部15(脆弱部)を設けた。
【0044】
前記低強度部15は、低強度部15以外の部分より板厚の薄い板材を適用したものである。
【0045】
そして、この低強度部15を、メンバ上面に設けた第一の低強度部15aと、メンバ両側面に設けた第一の低強度部15aと連なる第二の低強度部15b,15bと、該第二の低強度部15b,15bに連なるロアパネル接合部15c,15cと、を有して構成した。
【0046】
次に、作用を説明する。
【0047】
[サイドメンバの製造]
図11に基づいてサイドメンバ7の製造について説明する。
まず、図11(イ)に示すように、プレス成型前のブランク状態で、厚い板厚t1(例えば、t1=2.6mm)を持つ長尺による2枚の板材(b部分)の間に、薄い板厚t2(例えば、t2=2.0mm)で所定の幅(例えば、第1実施例の車両前後方向幅L1程度の幅)を持つ1枚の板材(a部分=低強度部15となる部分)を溶接結合する。
【0048】
次に、2枚の厚板材の間に1枚の薄板材を溶接結合した図11(イ)に示すパネル素材を、図11(ロ)に示すように、プレス成型機を用いて台形状にプレス成型することにより、サイドメンバ7のアッパーパネル7aを製造する(テーラードブランク工法という)。
【0049】
次に、図11(ハ)に示すように、板厚の薄い低強度部15を含むアッパーパネル7aと、メンバ下面に相当するロアパネル7bと、をスポット溶接等により接合することで、サイドメンバ7を製造する。
【0050】
なお、図外のサイドメンバ6についても同様に、テーラードブランク工法により製造される。
【0051】
[衝突時のサイドメンバ変形作用]
衝突時には、初期において第一の低強度部15a及び第二の低強度部15b,15bが共に潰れ変形を起こすのに対し、低強度部15の位置に対応するサイドメンバ6,7の下面(ロアパネル7b部分)は変形しない。このため、左右のサイドメンバ6,7の側面視で、下方に凸形状のメンバ変形となる。
【0052】
そして、両サイドメンバ6,7が下方に折れ曲がった状態では、両サイドメンバ6,7の低強度部15,15よりも車両前側のメンバ部分が、両サイドメンバ6,7の低強度部15,15よりも車両後側のメンバ部分を、斜め前方から斜め下方に押し込む方向に衝突エネルギーが作用する。
【0053】
このため、衝突中期から衝突後期において、両サイドメンバ6,7の下方への折れ曲げ変形が促進され、図8に示すように、第1実施例と同様に、両サイドメンバ6,7の折れ曲げ変形に伴ってエンジンE(パワーユニット)を確実に車両下方に移動させることができる。
【0054】
次に、効果を説明する。
以上説明してきたように、第2実施例の車体前部構造にあっては、第1実施例の(1)の効果に加え、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0055】
(7) 両サイドメンバ6,7に設定した脆弱部は、それ以外の部分より板厚の薄い部材を適用した低強度部15,15としたため、衝突エネルギーにより低強度部15,15の潰れ変形に伴って下方に凸形状のメンバ変形となり、衝突時にエンジンEが車両後方に移動することを確実に抑制することができる。
【0056】
(8) 両サイドメンバ6,7は、低強度部15,15を含む板材を成型することでメンバ上面とメンバ側面を形成したアッパーパネル7aと、メンバ下面に相当するロアパネル7bと、の接合により構成したため、低強度部15,15を含む両サイドメンバ6,7を容易に製造することができる。
【0057】
(第3実施例)
この第3実施例は、左右のサイドメンバ6,7に設けた低強度部を、メンバ上面の強度をメンバ側面の強度より低く設定した低強度部15',15'とした例である。
【0058】
すなわち、図12及び図13に示すように、サイドメンバ7の低強度部15'は、第2実施例と同様に、低強度部15以外の部分より板厚の薄い板材を適用したものである。
【0059】
そして、サイドメンバ7の低強度部15'を、メンバ上面に設けた第一の低強度部15aと、メンバ両側面に設けた第一の低強度部15aと連なる第二の低強度部15b',15b'と、該第二の低強度部15b',15b'に連なるロアパネル接合部15c',15c'と、を有して構成した。
【0060】
ここで、前記第一の低強度部15aの強度は、第二の低強度部15b',15b'の強度より低く設定している。つまり、第一の低強度部15aは、図8に示すように、薄板面積が広く確保される方形状としている。これに対し、第二の低強度部15b',15b'は、図13(イ)に示すように、第一の低強度部15aと連なるメンバ上面側からメンバ下面側に向かうほど車両前後方向長さが短くし、メンバ下面側に向かうほど薄板面積が狭くなる逆三角形状としている。
【0061】
なお、他の構成及び両サイドメンバ6,7をテーラードブランク工法により製造する点は、第2実施例と同様であり、説明を省略する。
【0062】
次に、作用を説明する。
【0063】
[衝突時のサイドメンバ変形作用]
衝突時には、初期において第一の低強度部15a及び第二の低強度部15b',15b'が共に潰れ変形を起こす。このとき、第一の低強度部15aは薄板面積が広く衝撃力により潰れ易く変形量が大きいのに対し、第二の低強度部15b',15b'はメンバ下面側に向かうほど薄板面積が次第に狭くなり、衝撃力によりメンバ上面側は潰れ易いがメンバ下面側は潰れ難く変形量も小さくなる。このため、左右のサイドメンバ6,7の側面視で、下方に凸形状のメンバ変形となる。
【0064】
つまり、第二の低強度部15b',15b'を、メンバ下面側に向かうほど薄板面積が次第に狭くなる形状設定とすることで、衝突初期において、確実に左右のサイドメンバ6,7をビード部14,14から下方に折れ曲がった好ましい形状に初期変形させることができる。
【0065】
そして、両サイドメンバ6,7が下方に折れ曲がった状態では、両サイドメンバ6,7の低強度部15',15'よりも車両前側のメンバ部分が、両サイドメンバ6,7の低強度部15',15'よりも車両後側のメンバ部分を、斜め前方から斜め下方に押し込む方向に衝突エネルギーが作用する。
【0066】
このため、衝突中期から衝突後期において、両サイドメンバ6,7の下方への折れ曲げ変形が促進され、図13(ロ)に示すように、両サイドメンバ6,7のV字状の折れ曲げ変形に伴って、エンジンE(パワーユニット)を確実に車両下方に移動させることができる。
【0067】
次に、効果を説明する。
以上説明してきたように、第3実施例の車体前部構造にあっては、第1実施例の(1)の効果、および、第2実施例の(7),(8)の効果に加え、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0068】
(9) 低強度部15',15'を、メンバ上面に設けた第一の低強度部15aと、メンバ側面に設けた第一の低強度部15aと連なる第二の低強度部15b',15b'とし、且つ、第一の低強度部15aの強度を、第二の低強度部15b',15b'の強度より低く設定したため、メンバ上面の潰れ量はメンバ側面の潰れ量よりも大きくなり、これによって両サイドメンバ6,7の下方への折れ曲げ変形をより効果的に行うことができる。
【0069】
(10) 第二の低強度部15b',15b'は、第一の低強度部15aと連なるメンバ上面側からメンバ下面側に向かうほど車両前後方向長さを短く設定したため、メンバ上面の潰れ量が最も大きく、メンバ側面についてはメンバ下面側に向かうほど潰れ量が徐々に小さくなり、これによって両サイドメンバ6,7の下方へのV字状の折れ曲げ変形をさらに効果的に行うことができる。
【0070】
(他の実施例)
以上、本発明の車体前部構造を第1実施例〜第3実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0071】
例えば、第1実施例〜第3実施例では、サブフレームを構成する左右のサイドメンバに脆弱部(ビード部や低強度部)を設けた例を示したが、他の形式の車体構造に設定されているサイドメンバに本発明の脆弱部を適用しても良い。
【0072】
第2実施例及び第3実施例では、低強度部として、(1)同じ材質で、低強度部以外の部分の板厚より板厚の薄い部材を適用した例を示したが、例えば、下記に列挙するような低強度部としても良い。
(2)板厚は同じ板厚とし、低強度部以外の部分の材質を高強度材とし、低強度部の材質を低強度材とする。
(3)低強度部以外の部分の板厚を厚くかつ高強度材とし、低強度部の板厚を薄くかつ低強度材とする。
(4)前記(1) (2) (3)に加え、さらに、ロアパネルの低強度部に対応する部分を局部的に厚板または高強度材とする。
【0073】
第1実施例では脆弱部としてビード部を示し、第2実施例では脆弱部として低強度部を示したが、第1実施例のビード部と第2実施例の低強度部との組み合わせによる脆弱部としても良いし、、第1実施例のビード部と第3実施例の低強度部との組み合わせによる脆弱部としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車体前部構造が採用されたサブフレームを示す全体斜視図である。
【図2】第1実施例構造における左サイドメンバのビード部を示す平面図である。
【図3】第1実施例構造における左サイドメンバのビード部を示す側面図である。
【図4】第1実施例構造における右サイドメンバの車両前方の車体との取り付け点位置の第三のビード部を示す裏面図である。
【図5】第1実施例構造における右サイドメンバの車両前方の車体との取り付け点位置の第三のビード部を示す側面図である。
【図6】第三のビード部と屈曲部のないサイドメンバでの前面衝突時に変形モードを示す図である。
【図7】第1実施例構造におけるサイドメンバでの正面衝突時に変形モードを示す図である。
【図8】前面衝突時のサブフレームの変形モードを示す作用説明図である。
【図9】第2実施例構造における左サイドメンバの低強度部を示す平面図である。
【図10】第2実施例構造における左サイドメンバの低強度部を示す側面図である。
【図11】サイドメンバのテーラードブランク工法による製造方法の説明図である。
【図12】第3実施例構造における左サイドメンバの低強度部を示す平面図である。
【図13】第3実施例構造における左サイドメンバの低強度部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 サブフレーム
2 右前カラー
3 左前カラー
4 右後カラー
5 左後カラー
6 右サイドメンバ(サイドメンバ)
7 左サイドメンバ(サイドメンバ)
8 フロントクロスメンバ
9 リアクロスメンバ
10 左サスペンションリンク
11 右エンジンマウント取付部
12 左エンジンマウント取付部
14 ビード部(脆弱部)
14a 第一のビード部
14b 第二のビード部
14c 屈曲部
15 低強度部(脆弱部)
15a 第一の低強度部
15b 第二の低強度部
15' 低強度部(脆弱部)
15a 第一の低強度部
15b' 第二の低強度部
16 第三のビード部
17 屈曲部
EM エンジンマウント点(パワーユニット支持点)
FM 車両前方の車体との取り付け点

Claims (8)

  1. 車両前後方向に配置され、パワーユニットが支持されるサイドメンバを備えた車体前部構造において、
    前記サイドメンバのパワーユニット支持点より車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対する脆弱部を設け、
    前記脆弱部は、
    メンバ上面に設けた車幅方向の第一のビード部と、
    メンバ側面に設けた第一のビード部と連なる第二のビード部とし、且つ、
    前記第一のビード部の車両前後方向幅を、前記第二のビード部の車両前後方向幅より大きく設定したことを特徴とする車体前部構造。
  2. 請求項に記載の車体前部構造において、
    前記サイドメンバのパワーユニット支持点近傍の車両前方位置に、第一のビード部及び第二のビード部を設けたことを特徴とする車体前部構造。
  3. 車両前後方向に配置され、パワーユニットが支持されるサイドメンバを備えた車体前部構造において、
    前記サイドメンバのパワーユニット支持点より車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対する脆弱部を設け、
    前記脆弱部は、
    メンバ上面に設けた第一の脆弱部と、
    メンバ側面に設けた第一の脆弱部と連なる第二の脆弱部とし、且つ、
    前記第一の脆弱部の強度を、第二の脆弱部の強度より低く設定したことを特徴とする車体前部構造。
  4. 請求項に記載の車体前部構造において、
    前記脆弱部は、脆弱部以外の部分より板厚の薄い部材、若しくは、強度の低い材質を適用した低強度部であることを特徴とする車体前部構造。
  5. 請求項に記載の車体前部構造において、
    前記第二の脆弱部は、第一の脆弱部と連なるメンバ上面側からメンバ下面側に向かうほど車両前後方向長さを短く設定したことを特徴とする車体前部構造。
  6. 請求項ないし請求項の何れかに記載の車体前部構造において、
    前記サイドメンバは、脆弱部を含む板材を成型することでメンバ上面とメンバ側面を形成したアッパーパネルと、メンバ下面に相当するロアパネルと、の接合により構成したことを特徴とする車体前部構造。
  7. 車両前後方向に配置され、パワーユニットが支持されるサイドメンバを備えた車体前部構造において、
    前記サイドメンバのパワーユニット支持点より車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対する脆弱部を設け、
    前記サイドメンバのメンバ下面で、且つ、前記脆弱部に対応した位置に、下方に凸形状の屈曲部を設けたことを特徴とする車体前部構造。
  8. 車両前後方向に配置され、パワーユニットが支持されるサイドメンバを備えた車体前部構造において、
    前記サイドメンバのパワーユニット支持点より車両前方位置において、メンバ上面とメンバ側面とに、メンバ下面に対する脆弱部を設け、
    前記サイドメンバのメンバ下面のうち、車両前方の車体との取り付け点の直後位置に車幅方向の第三のビード部を設け
    前記サイドメンバのメンバ上面で、且つ、前記第三のビード部に対応する位置に、上方に凸形状の屈曲部を設けたことを特徴とする車体前部構造。
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