JP3403273B2 - 自動車用ドアウェザーストリップ - Google Patents

自動車用ドアウェザーストリップ

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JP3403273B2 JP21815695A JP21815695A JP3403273B2 JP 3403273 B2 JP3403273 B2 JP 3403273B2 JP 21815695 A JP21815695 A JP 21815695A JP 21815695 A JP21815695 A JP 21815695A JP 3403273 B2 JP3403273 B2 JP 3403273B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアサッ
シュに装着され、ドア閉時に対向するボディパネルに弾
接してドアとボディパネルとの間をシールする自動車用
ドアウェザーストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7に示すように、自動車の
ドアサッシュ1には自動車用ドアウェザーストリップ2
が装着されており、ドア3の閉時に対向するボディパネ
ル4に弾接してドア3とボディパネル4との間をシール
するようになっている。なお図6ではフロントドアの場
合を示したが、リアドアにおいても同様である。このよ
うな自動車用ドアウェザーストリップ2にあっては、ド
アサッシュ1に設けられたリテーナー5に取付基部6が
取り付けられており、その取付基部6には断面略舌片状
のシールリップ部7と断面略円形の中空シール部8が一
体形成されている。そして、図7に示すように、ドア3
の閉時にはシールリップ部7と中空シール部8とが対向
するボディパネル4に弾接するようになっている。な
お、背面リップ部11はリテーナー5への嵌着時にドア
サッシュ1に接して自動車用ドアウェザーストリップ2
の背面をシールするリップである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
リップ部7はドア3の閉時に車外側に向けて屈曲または
湾曲してドアサッシュ1の縁部1aに対向するボディパ
ネル4の近傍でボディパネル4に弾接するものであるの
で、例えば洗車などによって高水圧が、ドア3の閉時に
ドアサッシュ1の縁部1aとこれに対向するボディパネ
ル4との間に形成される隙間9を介して直接、シールリ
ップ部7の屈曲部または湾曲部、すなわちシールリップ
部7のつけ根部分7aの周りにかかる場合がある。
【0004】高水圧がかかるとシールリップ部7のつけ
根部分7aは、図8に示すように大きく屈曲または湾曲
するため、シールリップ部7全体で高水圧を受け、背面
シールリップ部11がドアサッシュ1を圧縮しなくなる
ことによる背面くぐり水洩れが発生しやくなる。なお、
背面シールリップ部11が形成されていないウェザース
トリップにおいては高水圧が取付基部5まで及んで取付
状態を不安定化させたり位置ずれなどを生じさせる場合
がある。更に、シールリップ部7の先端部分7bのめく
れにより高水圧が中空シール部8まで及んで中空シール
部8のボディパネル4に対するかかりを外してシール性
を弱める結果、水洩れが発生する場合がある。また、シ
ールリップ部7のつけ根部分7aの屈曲などでつけ根部
分7aに形成されるしわが隙間9を介して車外側からみ
えるので見栄えが悪いといった問題があった。
【0005】そこで、図9に示す自動車用ドアウェザー
ストリップ12のようにシールリップ部7のつけ根部分
を太くして厚肉部17aを形成することによりシールリ
ップ部7の荷重を高く、あるいは中空シール部8の荷重
を高くして高水圧対策をとることも行われたが、ドア3
の閉力が高くなるという問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、特にドアの閉力を
高くすることなく高水圧によるシール性の劣化を防止す
ることのできる自動車用ドアウェザーストリップを提供
することにある。
【0007】また他の目的は、ドアの閉時にしわのでき
るシールリップ部のつけ根部分を覆って見栄えをよくす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自動車用ドアウェザーストリップは、ド
アサッシュに取り付けられる取付基部と,取付基部に延
設され、ドアの閉時に車外側に向けて屈曲または湾曲し
てドアサッシュ縁部に対向するボディパネルの近傍でそ
のボディパネルに弾接するシールリップ部とを備える自
動車用ドアウェザーストリップにおいて、シールリップ
部の先端部分を車外側に肉盛して厚肉部を形成し、ドア
の閉時にその厚肉部でシールリップ部の屈曲部または湾
曲部を車外側から覆い前記屈曲部または湾曲部を内側に
巻き込むようにするとともに、厚肉部下部をドアサッシ
ュ縁部よりも車内側に形成したものである(請求項
1)。
【0009】またドアの閉時に、ドアサッシュ縁部とこ
れに対向するボディパネルとの間に形成される隙間より
もシールリップ部の厚肉部の幅を広くして隙間を閉鎖す
るようにしたものが好ましい(請求項2)。
【0010】更に取付基部の取り付け時にドアサッシュ
に弾接する背面シールリップ部を取付基部とシールリッ
プ部とのドアサッシュ側の間に形成し、かつドアの閉時
に、ボディパネルに弾接する中空シール部を取付基部と
シールリップ部との間に形成したものが好ましい(請求
項3)。
【0011】また本発明の自動車用ドアウェザーストリ
ップは、ドアサッシュに取り付けられる取付基部と,取
付基部に延設され、ドアの閉時に車外側に向けて屈曲ま
たは湾曲してドアサッシュ縁部に対向するボディパネル
の近傍でそのボディパネルに弾接するシールリップ部と
を備える自動車用ドアウェザーストリップにおいて、ド
アサッシュに取り付けられる取付基部が、略水平なドア
サッシュの端部を覆い、シールリップ部よりも車外側に
取付基部よりボディパネルに向けて突設させた突起部を
設け、シールリップ部の先端部分を車外側に肉盛し、ド
アの閉時に、シールリップ部の屈曲部または湾曲部を車
外側から覆うように厚肉部を形成するとともに、突起部
先端とこれに対向するボディパネルとの間に形成される
隙間よりもシールリップ部の厚肉部の幅を広くして隙間
を閉鎖するようにしたものである(請求項4)。
【0012】ここで、請求項1に記載の発明によれば、
シールリップ部の先端部分は車外側に向かって肉盛され
た厚肉部で形成されており、ドアの閉時には、車外側に
向けて更に屈曲または湾曲してドアサッシュの縁部に対
向するボディパネルの近傍でそのボディパネルに先端部
分が弾接するようになっている。このとき、先端部分は
シールリップ部の屈曲部または湾曲部となるつけ根部分
を車外側から覆うように、すなわちシールリップ部の弾
接によってつけ根部分を内側に巻き込むように厚肉部が
形成されているので、屈曲または湾曲することによりつ
け根部分に発生するしわが先端部分で覆われて内側に隠
れる。よって隙間を介してしわが車外側からみえること
がなく外観的によい。
【0013】このようにシールリップ部のつけ根部分は
先端部分で覆われているので、例えば洗車などによって
高水圧が隙間を介してかかってきても先端部分で遮断さ
れ、直接、つけ根部分に高水圧がかかりにくくなる。よ
って、つけ根部分が屈曲または湾曲することによりシー
ルリップ部全体で高水圧を受けることがないため、シー
ルリップ部とドアサッシュとの間に隙ができることはな
くなるので、くぐり水が発生することが防止される。ま
た高水圧が取付基部まで及んで取付状態を不安定化させ
たり位置ずれなどを生じさせる場合も防止される。また
シールリップ部の先端部分が厚肉であるため高水圧によ
りめくれにくくなっているため、高水圧が中空シールま
で及びにくくなりシール性がよい。逆に、高水圧が先端
部分にかかることで先端部分がボディパネル側におさ
れ、ボディパネルに対する先端部分の弾接力が高まるの
で優れたシール性が得られる。
【0014】また請求項2に記載の発明によれば、形成
されるシールリップ部の厚肉部の幅を、ドアの閉時に、
ドアサッシュ縁部とこれに対向するボディパネルとの間
に形成される隙間よりも広くして隙間を閉鎖するように
したので、上述の高水圧はつけ根部分だけでなくその周
辺にもかかりにくくなり、これによれば高水圧が回り込
んで関接的につけ根部分にかかることも少なくなるので
高水圧に対するシール効果が更に高まる。
【0015】更に請求項3に記載の発明によれば、取付
基部の取り付け時にドアサッシュに弾接する背面シール
リップ部が形成されているのでより一層シール性が高ま
る。これに加えて中空シール部を形成して、ドアの閉時
にシールリップ部の弾接と同時に対向するボディパネル
に弾接させるので、ドアとボディパネルとの間が2重に
シールされる。
【0016】また請求項4に記載の発明によれば、取付
基部に設けられた突起部は請求項2の記載の発明におけ
るドアサッシュに相当し、突起部先端はドアサッシュ縁
部に相当するものである。そして、ドアの閉時に、突起
部先端とこれに対向するボディパネルとの間に形成され
る隙間よりもシールリップ部の厚肉部の幅を広くして隙
間を閉鎖するようにしたので、上述の高水圧はつけ根部
分だけでなくその周辺にもかかりにくくなり、これによ
れば高水圧が回り込で関接的につけ根部分にかかること
も少なくなるので高水圧に対するシール効果が更に高ま
る。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) 本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明
する。なお、従来例と同一の部分には同一符号を付し
た。図1は本発明の第1の実施の形態に係る、自動車用
ドアウェザーストリップ22を示す断面図であり、図2
は自動車用ドアウェザーストリップ22がドアサッシュ
1に装着され、ドア3が閉まった状態を示す断面図であ
る。なお図2は、図6のA−A線断面図であり、ボディ
パネル4は車体のルーフ部に相当するものであるが、こ
れにかえて例えばフロントピラー部あるいはリヤーピラ
ー部としても同様である。
【0018】この自動車用ドアウェザーストリップ22
は、従来例と同様にドアサッシュ1に設けられたリテー
ナ5に取り付けられる取付基部6と、その取付基部6に
取付基部6から略垂直に延設されその先端部分10bが
つけ根部分10aから外側に少し屈曲または湾曲した断
面略舌片状のシールリップ部10と、更に取付基部6と
シールリップ部10との間にて取付基部6に一体形成さ
れた断面略円形の中空シール部8とから構成されてい
る。なお、背面シールリップ部11はリテーナー5への
取り付け時にドアサッシュ1に接して自動車用ドアウェ
ザーストリップ22の背面をシールするリップである。
【0019】シールリップ部10の先端部分10bは外
側(リテーナ5への嵌着時には車外側)に向かって肉盛
された厚肉部で形成されており、ドア3の閉時には、図
2に示すように車外側に向けて更に屈曲または湾曲して
ドアサッシュ1の縁部1aに対向するボディパネル4の
近傍でそのボディパネル4に先端部分10bのB部が弾
接するようになっている。このとき、先端部分10bは
シールリップ部10の屈曲部または湾曲部となるつけ根
部分10aを車外側から覆うように、すなわちシールリ
ップ部10の弾接によってつけ根部分10aを内側に巻
き込むように厚肉部が形成されている。これによって、
屈曲または湾曲することによりつけ根部分10aに発生
するしわが先端部分10bで覆われて内側に隠れるので
隙間9を介して車外側からみえることがなく外観的によ
い。また、シールリップ部10の弾接と同時に中空シー
ル部8も対向するボディパネル4に弾接してドア3とボ
ディパネル4との間を一層確実にシールするようになっ
ている。
【0020】以上のように構成された自動車用ドアウェ
ザーストリップ22によれば、図3に示すように、例え
ば洗車などによって高水圧が隙間9を介してかかってき
てもシールリップ部10の先端部分10bの車外側壁部
Cで遮断されるので、直接、シールリップ部10のつけ
根部分10aに高水圧がかかりにくくなる。よって、つ
け根部分10aが更に屈曲または湾曲することに起因し
て背面シールリップ部11がドアサッシュ1を圧縮しな
くなったりあるいはボディパネル4に対するシールリッ
プ部10の弾接がめくれてシール性が弱くなることはな
い。逆に、高水圧が先端部分10bの車外側壁部Cにか
かることで先端部分10bがおされて、ボディパネル4
に対する先端部分10bのB部の弾接力が高まるので優
れたシール性が得られる。
【0021】なお、優れたシール性は上述したようにシ
ールリップ部10のつけ根部分10aを先端部分10b
で覆うことで得られるが、図2に示すようにドア3の閉
時に隙間9よりも先端部分10bの厚肉部の幅L1、す
なわち車外側壁部Cの幅を広くして隙間9を閉鎖できる
程度にすることにより高水圧に対する効果は大きくな
る。また例えば、図4に示すように厚肉部の幅L2を更
に大きく(L1<L2)するように先端部分10bを形
成すれば更に効果は増大する。
【0022】(第2の実施の形態) 次に、本発明の第2の実施の形態について図5を参照し
て説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態に係
る、自動車用ドアウェザーストリップ42がドアサッシ
ュ41に装着され、ドアが閉まった状態を示す断面図で
ある。
【0023】この自動車用ドアウェザーストリップ42
は、第1の実施の形態と同様に、取付基部46,シール
リップ部50,中空シール部48とから構成されてい
る。取付基部46は、略水平なドアサッシュ41の端部
41bを覆うようにしてドアサッシュ41に取り付けら
れている。シールリップ部50は、取付基部46の車外
側の位置に取付基部46から略垂直に延設されたもので
あり、その先端部分50bがつけ根部分50aから車外
側に少し屈曲または湾曲した断面略舌片の形状をしてい
る。このシールリップ部50はドアの閉時に車外側に向
けて更に屈曲または湾曲してドアサッシュ縁部41aに
対向するボディパネル44の近傍でそのボディパネル4
4に弾接するようになっている。シールリップ部50の
先端部分50bの車外側には第1の実施の形態と同様に
肉盛された厚肉部が形成されており、ドアの閉時にシー
ルリップ部50の屈曲部または湾曲部となるつけ根部分
50aを内側に巻き込んで車外側から覆うようになって
いる。
【0024】取付基部46には、シールリップ部50の
取付位置よりも車外側に取付基部46よりボディパネル
44に向けて突設させた突起部51が設けられている。
そしてドア閉時に、突起部51の先端とこれに対向する
ボディパネル44との間に形成される隙間49よりもシ
ールリップ部50に形成される厚肉部の幅を広くして隙
間49を閉鎖するようになっている。
【0025】中空シール部48は、取付基部46とシー
ルリップ部50との間にて取付基部46に一体形成され
ており、断面略円形の形状をしている。この中空シール
部48はドア閉時にボディパネル44に弾接してシール
するようになっている。なお符号52はドアガラスであ
り、53はドアガラス52を支持するウェザーストリッ
プである。
【0026】以上のように構成された自動車用ドアウェ
ザーストリップ42によれば、例えば洗車などによって
高水圧が隙間49を介してかかってきてもシールリップ
部50の先端部分50bで遮断されるので、直接、シー
ルリップ部50のつけ根部分50aに高水圧がかかりに
くくなる。よって、つけ根部分50aが更に屈曲または
湾曲することに起因してボディパネル44に対するシー
ルリップ部50の弾接がめくれてシール性が弱くなるこ
とはない。逆に、高水圧が先端部分50bにかかること
で先端部分50bがおされて、ボディパネル44に対す
る先端部分50bの弾接力が高まるので優れたシール性
が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり本発明の自動車用ドアウェ
ザーストリップによれば、シールリップ部の屈曲部また
は湾曲部となるつけ根部分が車外側から覆われるので、
屈曲または湾曲することによりつけ根部分に発生するし
わが車外側からみえにくいので外観的に見栄えがよい。
また、例えば洗車などによって高水圧が隙間を介してか
かってきても先端部分で遮断され、直接、つけ根部分に
高水圧がかかりにくくなるので、つけ根部分が屈曲また
は湾曲することにシールリップ部全体で高水圧を受ける
ことがないため、シールリップ部とドアサッシュとの間
に隙ができることはなくなり、その結果くぐり水が発生
することが防止される。また高水圧が取付基部まで及ん
で取付状態を不安定化させたり位置ずれなどを生じさせ
る場合も防止される。
【0028】またシールリップ部の先端部分が厚肉であ
るため高水圧によりめくれにくくなっているため、高水
圧が中空シールまで及びにくくなりシール性がよい。逆
に、高水圧が先端部分にかかることで先端部分がボディ
パネル側におされ、ボディパネルに対する先端部分の弾
接力が高まるので優れたシール性が得られる。このよう
にシールリップ部の先端部分を厚肉とするだけで、特に
つけ根部分を太くしたりあるいは中空シール部の荷重を
高くするものではないのでドアの閉力が高くなることは
ない。
【0029】また好ましくは、形成されるシールリップ
部の厚肉部の幅を広くしてドアの閉時の隙間を閉鎖する
ようにしたので、高水圧はつけ根部分だけでなくその周
辺にもかかりにくくなるので高水圧に対するシール効果
が更に高まる。
【0030】更に好ましくは、取付基部の取り付け時に
ドアサッシュに弾接する背面シールリップ部が形成され
ているのでより一層シール性が高まる。これに加えて中
空シール部を形成して2重にシールするようにしたの
で、ドアとボディパネルとの隙間が確実にシールされ
る。
【0031】また好ましくは、ドアの閉時に、取付基部
に設けられた突起部の先端とこれに対向するボディパネ
ルとの間に形成される隙間よりもシールリップ部の厚肉
部の幅を広くして隙間を閉鎖するようにしたので、高水
圧はつけ根部分だけでなくその周辺にもかかりにくくな
り、これによれば高水圧が回り込で関接的につけ根部分
にかかることも少なくなるので高水圧に対するシール効
果が更に高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る、自動車用ド
アウェザーストリップ22を示す断面図である。
【図2】図1に示す自動車用ドアウェザーストリップ2
2がドアサッシュ1に装着され、ドア3が閉まった状態
を示す断面図である。
【図3】自動車用ドアウェザーストリップ22に高水圧
がかかった状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る、もう一つの
自動車用ドアウェザーストリップ32がドアサッシュ1
に装着され、ドア3が閉まった状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る、自動車用ド
アウェザーストリップ42がドアサッシュ41に装着さ
れ、ドアが閉まった状態を示す断面図である。
【図6】自動車の外観を示す側面図である。
【図7】従来例に係る、自動車用ドアウェザーストリッ
プ2を示す図6のA−A線断面図である。
【図8】自動車用ドアウェザーストリップ2に高水圧が
かかった状態を示す断面図である。
【図9】もう一つの従来例に係る、自動車用ドアウェザ
ーストリップ12がドアサッシュ1に装着され、ドア3
が閉まった状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,41 ドアサッシュ 1a,41a ドアサッシュ縁部 2,12 自動車用ドアウェザーストリップ 3 ドア 4,44 ボディパネル 5 リテーナー 6,46 取付基部 7 シールリップ部 7a つけ根部分 7b 先端部分 8 中空シール部 9,49 隙間 10,50 シールリップ部 10a,50a つけ根部分 10b,50b 先端部分 11 背面シールリップ部 22,32,42 自動車用ドアウェザーストリッ
プ 41b ドアサッシュ端部 51 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアサッシュに取り付けられる取付基部
    と,該取付基部に延設され、ドアの閉時に車外側に向け
    て屈曲または湾曲してドアサッシュ縁部に対向するボデ
    ィパネルの近傍でそのボディパネルに弾接するシールリ
    ップ部とを備える自動車用ドアウェザーストリップにお
    いて、前記シールリップ部の先端部分を車外側に肉盛し
    て厚肉部を形成し、ドアの閉時にその厚肉部でシールリ
    ップ部の屈曲部または湾曲部を車外側から覆い前記屈曲
    部または湾曲部を内側に巻き込むようにするとともに、
    該厚肉部下部を前記ドアサッシュ縁部よりも車内側に形
    成したことを特徴とする自動車用ドアウェザーストリッ
    プ。
  2. 【請求項2】ドアの閉時に、ドアサッシュ縁部とこれに
    対向するボディパネルとの間に形成される隙間よりも前
    記シールリップ部の厚肉部の幅を広くして前記隙間を閉
    鎖するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自
    動車用ドアウェザーストリップ。
  3. 【請求項3】前記取付基部の取り付け時にドアサッシュ
    に弾接する背面シールリップ部を取付基部とシールリッ
    プ部とのドアサッシュ側の間に形成し、かつドアの閉時
    に、ボディパネルに弾接する中空シール部を前記取付基
    部と前記シールリップ部との間に形成したことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の自動車用ドアウェザ
    ーストリップ。
  4. 【請求項4】ドアサッシュに取り付けられる取付基部
    と,該取付基部に延設され、ドアの閉時に車外側に向け
    て屈曲または湾曲してドアサッシュ縁部に対向するボデ
    ィパネルの近傍でそのボディパネルに弾接するシールリ
    ップ部とを備える自動車用ドアウェザーストリップにお
    いて、前記ドアサッシュに取り付けられる取付基部が、
    略水平なドアサッシュの端部を覆い、前記シールリップ
    部よりも車外側に該取付基部よりボディパネルに向けて
    突設させた突起部を設け、前記シールリップ部の先端部
    分を車外側に肉盛し、ドアの閉時に、シールリップ部の
    屈曲部または湾曲部を車外側から覆うように厚肉部を形
    成するとともに、前記突起部先端とこれに対向するボデ
    ィパネルとの間に形成される隙間よりも前記シールリッ
    プ部の厚肉部の幅を広くして前記隙間を閉鎖するように
    したことを特徴とする自動車用ドアウェザーストリッ
    プ。
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