JPS6112245Y2 - - Google Patents

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JPS6112245Y2
JPS6112245Y2 JP1980043733U JP4373380U JPS6112245Y2 JP S6112245 Y2 JPS6112245 Y2 JP S6112245Y2 JP 1980043733 U JP1980043733 U JP 1980043733U JP 4373380 U JP4373380 U JP 4373380U JP S6112245 Y2 JPS6112245 Y2 JP S6112245Y2
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JP
Japan
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door
wall
weather strip
roof
protrusion
Prior art date
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Expired
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JP1980043733U
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English (en)
Other versions
JPS56143917U (ja
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Publication date
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Priority to JP1980043733U priority Critical patent/JPS6112245Y2/ja
Priority to US06/246,152 priority patent/US4381115A/en
Priority to GB8109396A priority patent/GB2075582B/en
Priority to DE3112489A priority patent/DE3112489C2/de
Priority to IT8120813A priority patent/IT1211013B/it
Priority to FR8106333A priority patent/FR2479114A1/fr
Publication of JPS56143917U publication Critical patent/JPS56143917U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6112245Y2 publication Critical patent/JPS6112245Y2/ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のドア周縁に取付けられるウ
エザーストリツプを含むドアシール構造の改良に
関するものである。
従来のこの種のドアシール構造においては、第
1図及び第2図に示す如く、ドア1の閉止時その
周縁2に取付けられたウエザーストリツプ4bの
シール部6bがボデイパネル3に密接するが、シ
ール部6bは中空状でその先端部が比較的大きい
曲率で湾曲しているためボデイパネル3との間に
三角状の空隙Aを形成する。そのため、洗車時等
において強い圧力で注水が行われると、空隙Aに
入つた水は矢印Bの如くシール部6bを押し開い
てドア1の内側に浸水するという不具合があつ
た。
また、他の従来例として第3図乃至第5図に示
すウエザーストリツプ15は主リツプ16、副リ
ツプ17および上記両リツプの中間部を連結する
リブ18を有し、ドア当り時に上記主リツプ16
の変形により上記リブ18を介して上記副リツプ
17が変形してボデイ19と当接するようにした
ものである。この場合は主リツプ16と副リツプ
17とで二重に水切を行うことができてシール性
の向上が図られるが、各リツプ16,17がそれ
ぞれボデイ19の戸当り面20に当接する面積は
あまり広くないため、必ずしも充分なシール性能
を期待できなかつた。本考案者が該ウエザースト
リツプ15と同一形状のものについてシール性能
の実験を行つたところ水洩れを生じた。またドア
当り時中空状の主リツプ16がドア当り面20に
略垂直に当接するためその座屈抵抗はかなり大き
いと考えられ、ドアの閉止性能を悪くするという
不具合がある。
この考案は、上述の如き従来のドアシール構造
の不具合を解消するためになされたものである。
第1図、第6図乃至第8図に基づいてこの考案
の一実施例を説明する。3aは車体開口部周囲枠
のドアヒンジサイド以外の部分に形成されたウエ
ザーストリツプ突当り用垂直壁、3bはその外側
に位置する囲壁である。1は自動車のドア、2は
ドア1の周縁で、サツシユ等により構成されてい
る。3はボデイパネルである。4aはウエザース
トリツプで、ゴムの押出し成形により作られ、基
部5と中空状のシール部6aとにより構成されて
いる。そして該シール部6aは断面形状において
ボデイパネル3側に張出し且つ上端に突起7を有
する内側壁部8および外側壁部9をそれぞれ基部
5から立上らせている。また、該両壁部8,9の
上端に山形の屋根部10が接続されて略菱形断面
を形成し、該両接続部11,12及び屋根部10
の頂部13の折曲部分のうち少なくともいずれか
1つの折曲部分の中空側に切欠14が設けられて
いる。しかして、ウエザーストリツプ4aはその
基部5においてドア1の周縁2のサツシユに取付
けられ、ドア1の閉止時にはシール部6aがボデ
イパネル3に密接することが出来る。
シール部6aは密接時その突起7及び内側壁部
8が全面ですきまがなくボデイパネル3の垂直壁
3aに広範囲に密接し、また菱形断面の特性から
屋根部10はドア閉止に伴い両裾部を押されて頂
部13を突き上げるようにしてボデイパネル3の
囲壁3bに強く密接する。
従つて、注水時水が矢印Cの如くシール部6a
に当つてもボデイパネル3の囲壁3bに突き上げ
るように強く密接した屋根部10に遮られ、また
勢の強い水がたとえ頂部13と囲壁3bとの間を
抜けて浸入しても、広範囲に亙つて垂直壁3aに
密接した突起7及び内側壁部8によつてドア1の
内側にまで水は浸入出来ず、また突起7の先端部
の曲率が小さく突起7と垂直壁3aとの間に、従
来の第2図に示すシール部6bのような空隙Aを
殆ど形成しないので、その空隙Aに入つた水の圧
力で内側壁部8を押し開くというようなことがな
い。
また、屋根部10がボデイパネル3に密接して
両者間に生ずる空間は従来の場合のように大きく
ならずそのため風切音の発生を防止出来る。
さらに、ウエザーストリツプ4aは略菱形断面
をなし、且つその折曲部分に切欠き14を設けて
外力をうまく吸収できる形態をなしているので、
ドア1のコーナー部に湾曲させて取付けた場合で
も断面形状は湾曲前の状態を保つことが出来てい
びつにならず追従性に富んでいる。従つてコーナ
ー部におけるシール性が損なわれることがなく、
かつ取付作業も容易となる。
また、ウエザーストリツプ4aは上記断面形状
の特性からドア当たり時の加圧に対して潰れ易い
ためドアは非常に軽い力でしかも早い速度で完閉
出来る。
さらにまた、第8図に示す如く、ドアのヒンジ
サイド付近に取付けられたウエザーストリツプ4
aの場合には、ドア1が開かれた状態にあると
き、シール部6aは点線で示すように立ち上がつ
た状態にあるが、ドア1が閉じられると、内側壁
部8や屋根部10がボデイパネルのヒンジサイド
の横壁21により抑圧されるので、突起7などは
その横壁21を滑りながら変形して実線で示す状
態となる。このとき突起7と屋根部10はボデイ
パネルのヒンジサイドの横壁21に大きな力で圧
迫されて、広範囲に密接するためシール力は増強
される。このようにウエザーストリツプ4aは、
ドア周縁のヒンジサイドに取付けられた場合でも
充分にシールすることができる。
上述の考案によれば、洗車時等においてドア1
の周縁2に水圧がかかつても、ウエザーストリツ
プ4aのシール部6aがその断面形状のもたらす
特性により効果的に水の浸入を防止して、車室内
への水洩れを防止出来ると共に風切音の発生防止
と遮音効果を向上し、さらにウエザーストリツプ
4aのドアの円弧状コーナー部における取付状態
を良好にして、しかもドア1の閉止性能の向上を
図り得る等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の側面図、第2図は第1図の
−視における従来のドアシール構造の使用状態
を示す垂直切断面図である。第3図は他の従来例
を示すドアシール構造の垂直切断面図、第4図及
び第5図は同上の作用説明図である。第6図乃至
第8図はこの考案に係るドアシール構造の実施例
を説明するもので、第6図はウエザーストリツプ
の垂直切断面図、第7図は同上の使用状態を示す
垂直切断面図、第8図はウエザーストリツプがド
アのヒンジサイドに取付けられた状態の水平切断
面図である。 1……ドア、2……周縁、3……ボデイパネ
ル、3a……垂直壁、3b……囲壁、4a……ウ
エザーストリツプ、5……基部、6a……シール
部、7……突起、8……内側壁部、9……外側壁
部、10……屋根部、11,12……接続部、1
3……頂部、14……切欠、15……ウエザース
トリツプ、16……主リツプ、17……副リツ
プ、18……リブ、19……ボデイ、20……ド
ア当り面、21……横壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 車体開口部周囲枠のドアヒンジサイド以外の
    部分にはウエザーストリツプ突当り用垂直壁3
    aとその外側に位置する囲壁3bとよりなり、
    且つ車体開口部周囲枠のドアヒンジサイドの部
    分にはウエザーストリツプ突当り用垂直壁を有
    せず横壁21のみからなるボデイパネル3と、
    基部5が自動車ドア1の周縁2に取付けられ、
    ドア1の閉止時中空状のシール部6aがボデイ
    パネル3に密接されるところのウエザーストリ
    ツプ4aにおいて、ボデイパネル3側に張出し
    且つ上端に突起7を有する内側壁部8および外
    側壁部9をそれぞれ基部5から立上らせると共
    に該両壁部8,9の上端に山形の屋根部10を
    接続した略菱形断面を形成し、該両接続部1
    1,12及び屋根部10の頂部13における折
    曲部分のうち少なくともいずれか1つの折曲部
    分の中空側に切欠14を設けたウエザーストリ
    ツプ4aとよりなり、ドア1を閉じたとき、車
    体開口部周囲枠のドアヒンジサイド以外の部分
    においては突起7及び内側壁部8が突当り用垂
    直壁3aに接触すると共に屋根部10が囲壁1
    3bに接触し、且つドア1を閉じたとき車体開
    口部周囲枠のドアヒンジサイドの部分において
    は屋根部10及び突起7が横壁21に接触する
    如く構成したことを特徴とする自動車のドアシ
    ール構造。 2 ウエザーストリツプ4aの両接続部11,1
    2及び屋根部10の頂部13における折曲部分
    に中空側にそれぞれ切欠14を設けてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の自動車のドア
    シール構造。
JP1980043733U 1980-03-31 1980-03-31 Expired JPS6112245Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980043733U JPS6112245Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31
US06/246,152 US4381115A (en) 1980-03-31 1981-03-23 Door weather-strip
GB8109396A GB2075582B (en) 1980-03-31 1981-03-25 Weather strip for an automobile door
DE3112489A DE3112489C2 (de) 1980-03-31 1981-03-30 Türdichtung für Kraftfahrzeugtüren
IT8120813A IT1211013B (it) 1980-03-31 1981-03-30 Guarnizione di tenuta profilata per sportelli di autovetture.
FR8106333A FR2479114A1 (fr) 1980-03-31 1981-03-30 Joint d'etancheite de porte d'automobile

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980043733U JPS6112245Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS56143917U JPS56143917U (ja) 1981-10-30
JPS6112245Y2 true JPS6112245Y2 (ja) 1986-04-17

Family

ID=29639049

Family Applications (1)

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JP1980043733U Expired JPS6112245Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020125A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Kasei Kogyo Kk 開口部に於けるクッション材の構造

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JPS56143917U (ja) 1981-10-30

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