JP3346916B2 - 画像回転装置 - Google Patents

画像回転装置

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JP3346916B2 JP26769294A JP26769294A JP3346916B2 JP 3346916 B2 JP3346916 B2 JP 3346916B2 JP 26769294 A JP26769294 A JP 26769294A JP 26769294 A JP26769294 A JP 26769294A JP 3346916 B2 JP3346916 B2 JP 3346916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビットマップ形式でメ
モリに記憶された画像を90°単位で回転させる画像回
転装置に関し、特にスキャナの読み取り速度に追従して
画像を回転させることができる画像回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像を90°単位で回転する場
合、メモリに記憶された画像データの読み出し方向を回
転方向に応じて変更することにより実現することができ
る。
【0003】例えばビットマップ形式でメモリに記憶さ
れた画像を90°単位で回転させて表示する方法として
は、例えば特開平1−290036号公報に示すように
l・n×m・nドットの画像データをn×nドットのブ
ロック単位で記憶し、nドット単位で出力するメモリを
有し、このメモリの読み出しを4つのアップダウンカウ
ンタで制御する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばデジ
タル複写機において2値画像を回転する場合、転写紙に
対する出力は1ビット単位であるが、ビットマップ形式
でメモリに記憶する場合には画像データの読み出し/書
き込みはバイト単位であるので、回転変換処理はバイト
の境界により制約される。したがって、上記従来の方法
では、スキャナの読み取りに追従して1ビット単位で書
き込むことができないという問題点がある。
【0005】また、上記従来の回転方法では、回転対象
の画像データの全ての回転処理を終了して更にメモリに
記憶しなければメモリから読み出すことができないの
で、回転対象の画像データを全て記憶可能な容量を有す
るメモリが必要になるという問題点がある。また、画像
データのメモリからの読み出し処理、回転処理、回転後
の画像のメモリからの出力処理をスキャナとプリンタの
動作と同じタイミングで行うことは、回路構成に負担が
かかると共に、メモリに対する読み出し、書き込みにつ
いても高速のアクセスが必要になるという問題点があ
る。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、少ない
メモリ容量でスキャナの読み取り速度に追従して画像を
回転させることができる画像回転装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、2値画像データをビットマップ形式で
記憶するメモリと、前記メモリに記憶された2値画像デ
ータを90°単位の回転方向に応じてバイト単位で読み
出すアドレスカウンタと、前記メモリからバイト単位で
読み出された2値画像データの各ビットを回転方向に応
じて抽出するビット抽出手段と、前記ビット抽出手段に
より抽出されたビットの2値画像データをライン毎に交
互に書き込み、読み出すための2ライン分のラインメモ
リとを備えたことを特徴とする。
【0008】第2の手段は、第1の手段において前記ビ
ット抽出手段により抽出された2値画像データを読み出
し時間より十分長い書き込み時間で前記ラインメモリに
書き込むタイミング制御手段を更に備えたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】第1の手段では、ビットマップ形式のメモリに
記憶された2値画像データが90°単位の回転方向に応
じてバイト単位で読み出され、2値画像データの各ビッ
トが回転方向に応じて抽出される。したがって、少ない
メモリ容量でスキャナの読み取り速度に追従して画像を
回転することができる。
【0010】第2の手段では、読み出し時間より十分長
い書き込み時間でラインメモリに書き込まれるので、ビ
ットマップ形式のメモリに対するアクセス時間が遅くて
もラインメモリからの読み出しが間に合う。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像回転装置の一実施例を示
すブロック図、図2は図1の画像回転装置が適用された
デジタル複写機を示す外観図、図3は図1のデジタル複
写機の読み取り光学系を示す側面図、図4は図1のデジ
タル複写機の走査を示す説明図、図5は90°回転する
動作を示す説明図、図6はFIFOメモリの書き込みタ
イミングと読み出しタイミングを示すタイミングチャー
ト、図7は0°、90°、180°、270°回転する
場合の各読み出しアドレスを示す説明図、図8は図1の
画像回転装置を備えた画像合成装置を示すブロック図、
図9は図8の画像合成装置による合成例を示す説明図で
ある。
【0012】先ず、図2〜図4を参照して本実施例の画
像回転装置が適用されたデジタル複写機の概略を説明す
る。図2及び図3において原稿Dは読み取り面が下向き
になるように原稿台1上にセットされ、光源2により照
明され、その反射光が第1ミラー3、第2ミラー4、第
3ミラー5により順次反射され、レンズ6を介してCC
Dラインセンサ7により読み取られる。図4に示すよう
に原稿Dの主走査方向xはCCDラインセンサ7により
ラインl1、l2〜毎に走査され、副走査方向yは原稿
Dと図3に示す読み取り光学系の相対的な移動により走
査される。
【0013】次に、図1を参照して本実施例の画像回転
装置について説明する。CCDラインセンサ7により読
み取られた画像信号はA/D変換、シェーディング補
正、2値化などの所定の処理を施され、2値の画像デー
タがビットマップ形式でメモリ11に格納される。メモ
リ11はアドレスを指定することによりデータを1バイ
ト単位で書き込み、読み出しが可能であり、したがっ
て、メモリ11からの読み出しは8画素単位で行われ
る。
【0014】X(主走査方向)カウンタ12とY(副走
査方向)カウンタ13はカウンタ制御部14の制御に基
づいてメモリ11に記憶された2値画像データを90°
単位の回転方向に応じてバイト単位で読み出す。例えば
90°回転する場合には、図5(a)に示すようにメモ
リ11に格納されたデータを左下Aから左上に向かって
バイト単位で読み出す。すなわち図5(a)においてY
方向のm×8ビットを読み出すときにはXカウンタ12
の読み出しアドレスは固定されてYカウンタの読み出し
アドレスはデクリメントし、この動作が8回繰り返され
る。
【0015】メモリ11から読み出されたデータは、最
初の読み出し時にビット抽出部15により各バイトの先
頭(MSB)が1ビットずつ抽出され、フリップフロッ
プ(FF)16を介して回転後の第1ラインがFIFO
メモリ17aに格納される。同様に、次の読み出し時に
は各バイトの第2ビットが1ビットづつ抽出され、回転
後の第2ラインがFIFOメモリ17bに格納される。
したがって、FIFOメモリ17a、17bに格納され
たデータは、メモリ11に格納されたデータを右回り方
向に90°回転したデータである。このようにして8ラ
イン分の回転処理が終了すると図の位置Bから読み出さ
れる。
【0016】FIFOメモリ17a、17bによる書き
込みと読み出しは、タイミング制御部18が選択信号S
ELによりセレクタ19a、19bを切り換えることに
より、また、ライトイネーブル信号WEとリードイネー
ブル信号REにより1ライン毎に交互に行われる(トグ
ル動作)。図6を参照して動作を説明すると、リード/
ライトクロックCLKに合わせてライトイネーブル信号
WEがアクティブになる期間にFIFOメモリ17a、
17bに書き込まれ、リードイネーブル信号REがアク
ティブになる期間にFIFOメモリ17a、17bから
読み出される。
【0017】図6に示す信号LGATEは画像を転写紙
Pに書き込むゲート信号であり、書き込み時の主走査方
向の1ラインに相当する。また、X0は書き込み開始ラ
インであり、この書き込み開始ラインX0の位置S0か
ら出力が開始される。ライトイネーブル信号WEは画像
データの出力期間に対して十分長く、出力開始位置S0
から出力される画像データは1ライン前の位置P0から
ライトイネーブル信号WEの期間に書き込まれる。
【0018】したがって、このように画像データの出力
時間に対して十分長い書き込み時間を有するので、画像
データが格納されているメモリ11に対するアクセス時
間が遅くてもメモリ11からの読み出しがFIFOメモ
リ17a、17bからの出力に間に合うことができる。
また、180°、270°の回転についても、カウンタ
制御部14によりX、Yカウンタ12、13のカウント
方向を制御することにより実現することができる。
【0019】図7は0°、90°、180°、270°
回転時の読み出しアドレスを示している。X、Yカウン
タ12、13は0°回転時には共にインクリメントして
左上から読み出しを開始し、180°回転時には共にデ
クリメントして右下から読み出しを開始する。また、2
70°回転時には右上からXカウンタ12がインクリメ
ントし、Yカウンタ13がデクリメントする。
【0020】図8は上記実施例の画像回転装置23を備
えた画像合成回路を示し、画像回転装置23のメモリ1
1には図9に示すような回転前の画像データ「R」が予
め記憶されている。そして、原稿をスキャナ21により
読み取って画像処理部22により公知の処理を行い、こ
の画像と画像回転装置23により90°単位で回転され
た画像データ「R」を合成部24により合成し、プリン
タ25により転写紙Pに記録することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、ビットマップ形式のメモリに記憶された2値画像デ
ータが90°単位の回転方向に応じてバイト単位で読み
出され、2値画像データの各ビットが回転方向に応じて
抽出されるので、少ないメモリ容量でスキャナの読み取
り速度に追従して画像を回転させることができる。
【0022】請求項2記載の発明は、読み出し時間より
十分長い書き込み時間でラインメモリに書き込まれるの
で、ビットマップ形式のメモリに対するアクセス時間が
遅くてもラインメモリからの読み出しが間に合うという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像回転装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の画像回転装置が適用されたデジタル複写
機を示す外観図である。
【図3】図1のデジタル複写機の読み取り光学系を示す
側面図である。
【図4】図1のデジタル複写機の走査を示す説明図であ
る。
【図5】90°回転する動作を示す説明図である。
【図6】FIFOメモリの書き込みタイミングと読み出
しタイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】0°、90°、180°、270°回転する場
合の各読み出しアドレスを示す説明図である。
【図8】図1の画像回転装置を備えた画像合成装置を示
すブロック図である。
【図9】図8の画像合成装置による合成例を示す説明図
である。
【符号の説明】
11 メモリ 12 Xカウンタ 13 Yカウンタ 14 カウンタ制御部 15 ビット抽出部 17A,17B FIFOメモリ 18 タイミング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 3/60 H04N 1/387 G09G 5/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像データをビットマップ形式で記
    憶するメモリと、 前記メモリに記憶された2値画像データを90°単位の
    回転方向に応じてバイト単位で読み出すアドレスカウン
    タと、 前記メモリからバイト単位で読み出された2値画像デー
    タの各ビットを回転方向に応じて抽出するビット抽出手
    段と、 前記ビット抽出手段により抽出されたビットの2値画像
    データをライン毎に交互に書き込み、読み出すための2
    ライン分のラインメモリと、を備えた画像回転装置。
  2. 【請求項2】 前記ビット抽出手段により抽出された2
    値画像データを読み出し時間より十分長い書き込み時間
    で前記ラインメモリに書き込むタイミング制御手段を更
    に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像回転装
    置。
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