JP2001103292A - 画像回転処理装置および画像回転処理方法 - Google Patents

画像回転処理装置および画像回転処理方法

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JP2001103292A
JP2001103292A JP28123099A JP28123099A JP2001103292A JP 2001103292 A JP2001103292 A JP 2001103292A JP 28123099 A JP28123099 A JP 28123099A JP 28123099 A JP28123099 A JP 28123099A JP 2001103292 A JP2001103292 A JP 2001103292A
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JP28123099A
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Hitoshi Nakamura
仁 中村
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセスを高速化した画像回転処理装置を得
る。 【解決手段】 読み取った原稿の画像データを保持した
メモリ100へのアクセスを行うための、アドレスと制
御信号とを制御信号生成部105が生成する。アドレス
生成部102がアクセス方向が書き込みに対して0度、
90度、180度、270度回転したアドレスを生成す
る。状態管理部104の回転角度とスキャン回数の状態
管理により、回転方向管理部103のアクセス方向を管
理する。回転して読み出すアドレスと同アドレスに次の
読み取りデータをアクセス単位で順次書き込みを行い、
回転読み出しと書き込みとを順繰りに行いカラー画像の
4回の読み出しを1処理単位とし、回転読み出しと同じ
アドレスに次のデータの書き込み処理を行う。読み出し
と書き込みのアドレス生成を同一のアドレスとすること
で、メモリを削減しかつアクセスを高速化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像回転処理装置
および画像回転処理方法に関し、例えば、デジタル複写
機・画像処理装置の画像データの回転制御に関わるもの
であって、画像の回転制御の読み出しと書き込みを順に
繰り返し行うことで記憶容量を減少させた画像回転処理
装置および画像回転処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像回転処理装置は一般に、メモ
リを2フレーム分持ち、1フレームに保持されたデータ
を回転してもう1フレームへ書き込むことで回転を実現
する。例えば、従来例1の特公平7−104925号や
特開平5−128246号では、メモリとして正方形サ
イズを持ち回転を実現している。
【0003】また、従来例2の特開平10−20803
2号の方法では、図18に示すように原稿(a)の書き
込みを行う時に図18(b)のように書き込み、図18
(c)のように回転して読み出すと同時に原稿(d)を
書き込む。また、他の方法では、原稿(d)を書き込む
際に図18(e)のようにメモリの無駄を減らすため
に、図18(b)において書き込みが行われていない未
使用分部の位置である図18(e)のように書き込みを
行わせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転処理では、メモリを2フレーム分持ち、1フレーム
に保持されたデータを回転してもう1フレームへ書き込
むことで回転を実現するため、メモリが増えてしまう。
また、上述の従来技術のように1フレーム分程度のメモ
リで読み出しと書き込みを並列に行うことでメモリを削
減しているが、従来例1は正方形の原稿に対しての回転
であり、図18に示すように長方形の原稿に対して回転
を行わせる場合には、原稿より大きいメモリが必要とな
りメモリの無駄が多い。また、従来例2は、読み出しと
書き込みを交互に行う場合のアドレスが異なり、従来例
1の利点であるアドレス生成の読み出しと書き込みを同
じとすることによるアクセスの高速化が生かされないと
いう問題点を伴う。
【0005】本発明は、メモリの利用効率を高めアクセ
スを高速化した画像回転処理装置および画像回転処理方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の画像回転処理装置は、カラー
画像を回転する画像回転処理装置において、原稿の画像
を読み取る手段と、この読み取った原稿の画像データを
保持するメモリと、このメモリへのアクセスを行うため
のアドレスと制御信号を生成する手段と、アドレスの生
成においてアクセス方向が書き込みに対して0度、90
度、180度、270度回転したアドレスを生成する手
段と、回転して読み出すアドレスと同アドレスに次の読
み取りデータをアクセス単位で順次書き込みを行う手段
と、回転読み出しと書き込みとを順繰りに行いカラー画
像の4回の読み出しを1処理単位とする手段とを備え、
回転読み出しと同じアドレスに次のデータの書き込み処
理を行うことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明では、請求項1記載の画像
回転処理装置において、メモリは3つのブロックを持
ち、この3つのブロックは1つの正方形部分と2つの長
方形部分とに別れて構成される。
【0008】請求項3の発明では、請求項2記載の画像
回転処理装置において、正方形部分のサイズM×Mは原
稿を回転しない場合と原稿を90度回転した場合の方向
で2辺の位置を合わせ原稿の重なった部分とし、長方形
部分の2つのブロックは同じサイズであり、M×Nのサ
イズを持ち、このサイズM×Nは原稿を回転しない場合
と原稿を90度回転した場合の方向で2辺の位置を合わ
せ原稿の重ならない部分としたメモリサイズの構成によ
り、回転処理を行う。
【0009】請求項4記載の発明の画像回転処理方法
は、カラー画像を回転する画像回転処理方法において、
原稿の画像を読み取る工程と、この読み取った原稿の画
像データを保持する記憶工程と、この記憶工程へのアク
セスを行うためのアドレスと制御信号を生成する工程
と、アドレスの生成においてアクセス方向が書き込みに
対して0度、90度、180度、270度回転したアド
レスを生成する工程と、回転して読み出すアドレスと同
アドレスに次の読み取りデータをアクセス単位で順次書
き込みを行う工程と、回転読み出しと書き込みとを順繰
りに行いカラー画像の4回の読み出しを1処理単位とす
る工程とを備え、回転読み出しと同じアドレスに次のデ
ータの書き込み処理を行うことを特徴としている。
【0010】請求項5の発明では、請求項4記載の画像
回転処理方法において、記憶工程は3つのブロックを持
ち、この3つのブロックは1つの正方形部分と2つの長
方形部分とに別れて構成される。
【0011】請求項6の発明では、請求項5記載の画像
回転処理方法において、正方形部分のサイズM×Mは原
稿を回転しない場合と原稿を90度回転した場合の方向
で2辺の位置を合わせ原稿の重なった部分とし、長方形
部分の2つのブロックは同じサイズであり、M×Nのサ
イズを持ち、このサイズM×Nは原稿を回転しない場合
と原稿を90度回転した場合の方向で2辺の位置を合わ
せ原稿の重ならない部分としたメモリサイズの構成によ
り、回転処理を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による画像回転処理装置および画像回転処理方法の実施
の形態を詳細に説明する。図1から図17を参照する
と、本発明の画像回転処理装置および画像回転処理方法
の一実施形態が示されている。
【0013】(第1の実施例)図1は、本発明の実施形
態の画像回転処理装置を構成する、データを記憶するメ
モリ100と画像の回転処理をする画像回転制御装置1
01のブロック構成例を示す図である。
【0014】画像回転制御装置101は、メモリアクセ
スのための信号を作成する回路であり、アドレス生成部
102、回転方向管理部103、データ保持されている
状態を管理する状態管理部104、制御信号生成部10
5、リードとライトの切り替えを管理するR/W管理部
106、データ入出力方向を制御するデータ入出力制御
部107、データのタイミングを合わせるためのタイミ
ング調整部108、109から構成されている。
【0015】図2に示すような原稿を矢印方向に順にメ
モリに書き込んだデータを同方向に読み出す場合(図2
(a))には、画像の回転は回転0度である。しかし、
図2(b)に示すように読み出しを行うと回転90度で
ある。図2(c)に示すように読み出しを行うと回転1
80度である。また、図2(d)に示すように読み出し
を行うと回転270度となる。
【0016】カラー画像の作像について考える。カラー
画像原稿は、4色KYCMを作像するため4色分のデー
タ処理(4回スキャン等)を行う。読み取った原稿を回
転する場合、4色分のデータ処理を順に回転を行うもの
とする。例えば、図2に示すように縦原稿で回転90度
を行う場合について説明する。4色分のデータをスキャ
ナで読み取り、4回スキャンするものとする。
【0017】図3は、メモリへのアクセスを説明する図
であり、縦原稿を90度回転した場合の読み出しと書き
込みの手順例を示している。なお、図3(a)から図3
(e)は、カラー原稿の場合の4色分のアクセスの説明
図である。1回目のスキャン時は、図3(a)に示すよ
うに矢印方向301に順に画像を読み取り、原稿と同様
な方向でメモリに画像を蓄える。2回目のスキャン時
は、図3(b)に示すように、1回目のスキャンにより
蓄えた画像データ(網点部分)を90度回転して読み出
しを行う。読み出した後の同アドレスに2回目のスキャ
ンで入力されるデータを書き込む。
【0018】図2(b)の90度回転の読み出しは、矢
印302で示すように順に読み出し、1ラインは画像が
蓄えられている後端まで行う。書き込みは矢印303で
示すように順に行い、1ラインはスキャンにより入力さ
れる長さとなる。このため、読み出しより短い長さとな
る。但し、原稿の縦横の長さにより読み出しと書き込み
の長さの関係は逆となる場合もある。読み出しと書き込
みの制御は、1ドット毎に読み出しを行い同アドレスに
1ドット書き込むようになる。このように、3回目のス
キャンは、図3(c)に示すように矢印304が読み出
し、矢印305が書き込みとなる。4回目のスキャン
は、図3(d)に示すように矢印306が読み出し、矢
印307が書き込みとなる。4回目のスキャンまでで
(3色)の出力が行われたことになる。最後に4色目の
出力時は、矢印方向の読み出しのみの制御(図3
(e))を行う。
【0019】流れを示すと、1回目のスキャンでメモリ
への書き込みを行う。2回目のスキャンで、1回目のデ
ータの回転読み出しと2回目のスキャンのデータ書き込
みを行う。3回目のスキャンで、2回目のデータの回転
読み出しと3回目のスキャンのデータ書き込みを行う。
4回目のスキャンで、3回目のデータの回転読み出しと
4回目のスキャンのデータ書き込みを行う。5回目は、
メモリから4回目のデータの読み出しとなる。それぞれ
90度、180度、270度の回転を行った場合は、図
4(a)から図4(c)に示すようになる。なお、図中
に示した符号1、2、3、4が順に読み出し開始位置と
なる。
【0020】メモリは、斜線部分以外の部分形状が必要
となる。また、読み取り原稿を図5に示すように、横の
90度回転の場合の読み出しと書き込みは、図5(a)
から図5(e)に示すようになる。90度、180度、
270度の回転を行った場合は、図6(a)から図6
(c)に示すようになる。なお、図中に示した符号1、
2、3、4が順に読み出し開始位置となる。
【0021】メモリは、斜線部分以外の部分形状が必要
となる。メモリは、原稿の縦横の利用を考えると図7に
示すような部分が必要になる。このような形状のメモリ
を利用するためのメモリアドレスマッピングおよび制御
に関して説明する。
【0022】図7に示した形状を各ブロックaからfと
する。図8は、メモリのアドレスマッピングの説明図で
ある。各ブロックを図8に示すようにブロックaからブ
ロックfとブロックg部分としてマッピングを行う。ブ
ロックfは、回転した形でのマッピングとなる。ここ
で、ブロックg部分は未使用部分である。
【0023】図8に示す形で、先頭800とし1ライン
の後端801の後は、先頭800の1つ上のライン80
2となる1次元のマッピングとする。図9は、メモリの
アクセス方向の説明図である。また、図10は、回転処
理例2を示すブロック図である。このようなアドレスマ
ッピングのメモリをアクセスする方向は、前述の図4
と、図6、図9に示す符号1から符号13の矢印方向が
ある。
【0024】図11は、縦原稿を90度回転した場合の
読み出しと書き込みの説明図であり、これらの方向をア
ドレスマッピングに合わせた形の図である。それぞれ、
アクセス方向を考えると、符号2、5、8、9、10、
11で1つの方向のアクセスであり、符号5が基準点と
なり、符号8がx方向へシフトしたアドレス、符号9が
y方向へのシフトしたアドレス、符号2、10、11が
x、y方向共にシフトしたアドレスからのアクセスとし
ての制御となる。
【0025】同様に、符号3、7、12、13で1つの
方向のアクセスであり、符号7を基準に符号3がy方向
へシフトしたアドレス、符号12、13がx、y方向に
シフトしたアドレスからのアクセスとしての制御とな
る。また、符号1、6で1つの方向のアクセスであり、
符号6を基準に符号1がx方向へシフトしたアドレスで
の制御となる。また、符号4で1つの方向のアクセスと
なる。
【0026】(動作例)図1の回路図にあわせてメモリ
の制御動作を説明する。図2に示すように縦原稿は90
度回転を行い、図3のように読み出しと書き込みの制御
を行う場合とする。原稿を読み取ったデータは、入力デ
ータ119として入力される。タイミング調整部109
において、メモリへの書き込みを行うための信号とのタ
イミングをとる。タイミングを取ったデータは、データ
入出力制御部107の入出力の切り替えにより入力され
る。
【0027】データ入出力制御部107の入出力の切り
替えは、制御信号生成部105の読み出しと書き込みに
より行われる。読み出しの場合はメモリ100から画像
回転制御装置101へ、書き込みの場合は画像回転制御
装置101からメモリ100への処理となる。
【0028】制御信号生成部105は、メモリ100を
アクセスするための信号を作成するものである。制御信
号としてWE、CS、RAS、CASを生成する。ここ
で生成されるWEによりデータ入出力制御部107の入
出力の切り替えを行う。
【0029】読み出しと書き込みの繰り返しは、図3
(a)の1回目のスキャンでは書き込みのみである。2
回目のスキャン時は、1ドット毎に読み出しと書き込み
を繰り返すが、領域310の部分においては書き込みの
みであり、領域311の部分においては読み出しのみで
ある。この3通りの制御の管理をR/W管理部106の
R/W制御により行う。
【0030】以下、説明を簡易にするため、読み出しと
書き込みの交互の制御を(R/W)とし、読み出しを
(R)、書き込みを(W)として説明する。読み出しは
読み出し生成部116により生成され、書き込みは書き
込み生成部117により生成される。
【0031】R/W管理部106による制御の管理は、
原稿のサイズおよびスキャン回数、回転方向により行
う。例えば、スキャン回数は2回、原稿サイズの縦Y、
横XでY>X、90度回転の情報がR/W管理部106
に得られているものとする。R/W管理部106による
R/W制御は、2回目の90度回転、Y>Xの情報より
(R/W)→(W)を繰り返し、(R)の制御と判断す
る。R/W管理部106の判断により、選択部115に
おいて読み出し生成部116の読み出しと書き込み生成
部117の書き込みのいずれかを選択する。これら判断
条件とその制御の対応は、以下のようになる。なお、下
記の‘:’において、左側(‘)が条件であり右
側(’)が制御である。ここで制御の‘→’は、1ライ
ンの途中で変わることを示す。‘、’は、数ライン後に
変わる制御を示す。
【0032】 90度回転 1回目:(W) 90度回転Y>Xの2、3、4回目:(R/W)→(W)、(R) X<Yの2、3、4回目:(R/W)→(R)、(W) 90度回転 5回目:(R)
【0033】このような情報を各回転毎と原稿の縦横に
より制御方法条件として備え、90度回転縦原稿、90
度回転横原稿、180度回転縦原稿、180度回転横原
稿、270度回転縦原稿、270度回転横原稿の情報を
持つことになる。但し、上記の‘→’や‘、’は、数値
データ等である。この制御の切り替えは、アドレス生成
部102に合わせて行われる。
【0034】状態管理部104は、回転角度とスキャン
回数を管理する。状態管理部104の状態管理により回
転方向管理部103のアクセス方向の管理を行う。アク
セス方向を説明する。
【0035】図3(b)のとき、図9における符号1の
方向と符号11の方向のアクセスであり、メモリは図8
に示すブロックabcdとブロックfへのアクセスとな
る。これらの情報を回転方向管理部103により作成を
行う。回転方向管理部103のアクセス方向により、符
号1から12の方向が決められる。それぞれの符号1か
ら12は、アドレス生成部102により以下のように生
成する。
【0036】方向1アドレス110は、図9の符号4の
アクセス方向のアドレスを生成する。方向2アドレス1
11は、図9の符号6のアクセス方向のアドレスを生成
し、符号1は、x方向にシフトする値をオフセット値と
して設定することで生成可能である。
【0037】方向3アドレス112は、図9の符号5の
アクセス方向のアドレスを生成し、符号8は、x方向に
シフトする値をオフセット値として設定する。符号9
は、y方向にシフトする値をオフセット値として設定す
る。符号2、10、11は、x方向とy方向にシフトす
る値をオフセット値として設定する。
【0038】方向4アドレス113は、図9の符号7の
アクセス方向のアドレスを生成し、符号3、12、13
は、y方向にシフトする値をオフセット値として設定す
る。
【0039】図3(b)の場合、符号1のアクセス及び
符号11のアクセス方向となり、方向2アドレスと方向
3アドレスの制御となる。方向2と方向3の切り替え
は、方向2アドレスによる生成が終了後に方向3アドレ
スへと切り替わる。以下に方向の制御を示す。
【0040】 1回目:方向1アドレス4 2回目:方向2アドレス1、方向3アドレス11 3回目:方向3アドレス2→方向3アドレス13、方向
3アドレス10 4回目:方向4アドレス3→方向4アドレス12 5回目:方向1アドレス4 このように制御を行うことで第1の発明である回転制御
が可能となる。
【0041】(第2の実施例)図10は、画像回転制御
装置1001の構成を示すブロック図およびデータを記
憶するメモリ1000である。画像回転制御装置100
1は、メモリアクセスのための信号を作成するための回
路であり、アドレス生成部1002、アクセス順番の管
理および読み出しと書き込みの切り替えの管理を行うア
クセス順管理部の回転方向管理部1003、データが保
持されている状態であるスキャン回数と回転角度等を管
理する状態管理部1004、制御信号生成部1005、
データ入出力方向を制御するデータ入出力制御部100
7、データのタイミングを合わせるためのタイミング調
整部1008、1009から構成されている。
【0042】図10の回路図にあわせてメモリの制御動
作を説明する。図11に示すような縦原稿を90度回転
を行う場合とする。原稿を読み取ったデータは、入力デ
ータ1019から入力される。タイミング調整部100
9は、制御信号生成部1005およびアドレス生成部1
002で作成されるアドレス、制御信号とによりタイミ
ング調整をする。タイミングを取ったデータは、データ
入出力制御部1007の入出力の切り替えに入力され
る。
【0043】データ入出力制御部1007の入出力の切
り替えは、制御信号生成部1005の読み出しと書き込
みにより行われる。読み出しの場合はメモリ1000か
ら画像回転制御装置1001へ、書き込みの場合は画像
回転制御装置1001からメモリ1000となるように
切り替えを行う。
【0044】制御信号生成部1005は、メモリ100
0をアクセスするための制御信号WE、CS、RAS、
CASを作成する。ここで生成される制御信号WEによ
りデータ入出力制御部1007の入出力の切り替えを行
う。読み出しと書き込みは、1回目のスキャンでは
(W)制御のみである。2回目のスキャン時は、1ドッ
ト毎に(R/W)制御であるが、1101の部分におい
ては、(W)制御であり、1102の部分においては、
(R)制御である。この3通りのアクセスの管理を回転
方向管理部1003により行う。
【0045】読み出しの制御信号は読み出し生成部10
16で作成され、書き込みの制御信号は書き込み生成部
1017で作成され、回転方向管理部1003によるア
クセス管理によって、これらの読み出し生成部1016
と書き込み生成部1017で作成された信号のいずれか
一方を読み出し/書き込み選択部1015により選択さ
れる。また、アクセスを行うメモリブロックの管理も行
う。メモリブロックの管理につては、後述する。
【0046】回転方向管理部1003によるアクセスの
管理は、原稿のサイズおよびスキャン回数、回転方向に
より行う。例えば、スキャン回数は2回、原稿サイズ縦
Y、横XでY>X、90度回転の情報が得られてい場合
は、(R/W)→(W)を繰り返し、(R)の制御と判
断する。これらは、判断条件とその制御の対応は以下の
様になる。なお、‘:’より左側が条件であり、右側が
制御である。ここで制御の‘→’は1ラインの途中で変
わることを示す。‘、’はメモリブロック終了後に変わ
る制御を示す。
【0047】 90度回転 1回目 :(W) 90度回転Y>Xの2、3、4回目:(R/W)→(W)、(R) X<Yの2、3、4回目:(R/W)→(R)、(W) 90度回転 5回目 :(R)
【0048】このような情報を各回転方向および原稿の
縦横の区別により回転方向管理部1003に備え、判断
を行う。状態管理部1004は、回転角度とスキャン回
数を管理する。アドレスの生成は、アドレス生成部10
02により行われる。
【0049】回転90度で原稿が縦であるとき図11に
示すように、1回目のスキャンで図11(a)のように
データの書き込みを行い、2回目のスキャンで図11
(b)のように読み出しと書き込みを行う。3回目のス
キャンで図11(c)、4回目のスキャンで図11
(d)となる。5回目は、メモリからの読み出しのみと
なる。
【0050】図11での矢印は短い方が読み出しであ
り、長い方が書き込みである。同様に原稿が横であると
き図12に示すようになる。図12は、横原稿を90度
回転した場合の読み出しと書き込みの説明図であり、メ
モリの3つのブロックをマッピングした形である。図1
3は、必要な部分のブロック化の説明図である。また、
図14は、メモリのアドレスマッピングの説明図であ
る。これら3つのブロックは、正方形部分と長方形部分
2つに別れ、正方形部分は、原稿を回転しない場合と原
稿を90度回転した場合の方向で、2辺の位置を合わせ
て重なった部分である。長方形部分は、残りの部分であ
る。図11および図12における正方形部分と長方形部
分(網点と斜線)のブロックである。このブロックは、
図13に示すように“a”、“b”、“c”とすると、
図14に示すようなマッピングになるようにする。この
ようなマッピングでのアドレス生成について説明する。
【0051】状態管理部1004の状態と回転方向管理
部1003のアクセス順の管理により、アドレス生成部
1002はアドレスを作成する。回転方向管理部100
3のアクセス順管理は、図16、図17に示すようなア
クセス順の情報を保持している。
【0052】図16は、図11の場合の処理であり、図
17は図12の場合の処理である。図16、17におい
て、ここで→は、1ラインの途中でアクセスアドレスが
移ることを意味する。‘、’は、前のブロックのアクセ
スが終了したら…、の意味である。‘→’や‘、’の情
報は、回転方向管理部1003のアクセス管理部内にお
いて処理できるデータとして表されている。実際には、
数値データ等である。ここでは、説明を容易にするため
用いる。
【0053】図15は、アクセス方向の説明図である。
また、図16および図17は、アクセスのための情報の
説明図である。例えば図16の場合、スキャン1回目
は、“a4→b4”という情報からブロック“a”のメ
モリ領域を“4”方向にアドレスの制御順で行う。次
に、ブロック“b”のメモリ領域を“4”方向にアドレ
ス制御順で行う。方向は、図15に示すような番号と
し、図13に示すように各メモリブロックは全てのアド
レス制御方向がある。
【0054】スキャン2回目は、“a1→b1、c2”
でありブロック“a”を“1”の方向にアドレス制御順
で行い、次にブロック“b”のメモリ領域を“1”方向
にアドレス制御順で行う。この処理は、1ライン毎に繰
り返し行う。ブロック“a”と“b”が終了したら、ブ
ロック“c”の領域を“2”方向にアドレス制御順で行
う。このように5回までの処理を順に行う。図16のよ
うなアクセスするブロックとアドレス生成のための順序
を回転方向管理部1003に保持し、それに従いメモリ
へのアクセスを行う。これらの情報は、回転角度と原稿
の縦横の情報を備える。このように制御を行うことで、
回転制御が可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像回転処理装置および画像回転処理方法は、回転時
のメモリ制御として、読み出しと書き込みを順に繰り返
し行い、アドレス生成を読み出しと書き込みを同じとす
る。また、メモリのアドレスマッピングで領域毎にブロ
ック化を行い無駄を減らしている。これにより、メモリ
を削減し、かつ読み出しと書き込みのアドレス生成を同
一のアドレスとして作成することで、アクセスの高速化
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像回転処理装置の実施形態を示すブ
ロック構成図である。
【図2】回転方向の動作例1を説明するための概念図で
ある。
【図3】縦原稿を90度回転した場合のメモリへのアク
セスであり、(a)から(e)はカラー原稿の場合に4
色分のアクセスの説明図である。
【図4】縦原稿の90度、180度、270度の回転を
行った場合を説明するための図である。
【図5】横原稿を90度回転した場合の読み出しと書き
込みの説明図である。
【図6】横原稿の90度、180度、270度回転の場
合の必要なメモリ部分の説明図である。
【図7】必要な部分のブロックの説明図である。
【図8】メモリのアドレスマッピングの説明図である。
【図9】メモリのアクセス方向の説明図である。
【図10】実施例2の回転処理装置を示すブロック構成
図である。
【図11】縦原稿を90度回転した場合の読み出しと書
き込みの説明図である。
【図12】横原稿を90度回転した場合の読み出しと書
き込みの説明図である。
【図13】必要な部分のブロック化の説明図である。
【図14】メモリのアドレスマッピングの説明図であ
る。
【図15】アクセス方向の説明図である。
【図16】アクセスのための情報の説明図である。
【図17】アクセスのための情報の説明図である。
【図18】従来例の技術を説明するための概念図であ
る。
【符号の説明】
100、1000 メモリ 101、1001 画像回転制御装置 102、1002 アドレス生成部 103、1003 回転方向管理部 104、1004 状態管理部 105、1005 制御信号生成部 106 R/W管理部 107、1007 データ入出力制御部 108、109、1008、1009 タイミング調整
部 110 方向1アドレス生成部 111 方向2アドレス生成部 112 方向3アドレス生成部 113 方向4アドレス生成部 115 選択部 116、1016 読み出し生成部 117、1017 書き込み生成部 119、1019 入力データ 302、303、304、305、306、307 ア
クセス方向 800 先頭アドレス 801 1ライン目後端 802 2ライン目先頭 1010 ブロックa制御部 1011 ブロックb制御部 1012 ブロックc制御部 1014 ブロック制御選択部 1015 読み出し/書き込み選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 5B057 BA02 BA11 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CC01 CD03 CH11 5C073 AA02 BB02 CE04 5C076 AA24 BA03 BA04 5C077 LL17 LL18 MM30 MP08 NP05 PP22 PP33 PP38 PP68 PQ22 TT06 5C079 HB03 JA01 LA36 MA02 NA10 NA11 NA13 PA01 PA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を回転する画像回転処理装置
    において、 原稿の画像を読み取る手段と、 該読み取った原稿の画像データを保持するメモリと、 該メモリへのアクセスを行うためのアドレスと制御信号
    を生成する手段と、 前記アドレスの生成においてアクセス方向が書き込みに
    対して0度、90度、180度、270度回転したアド
    レスを生成する手段と、 回転して読み出すアドレスと同アドレスに次の読み取り
    データをアクセス単位で順次書き込みを行う手段と、 前記回転読み出しと書き込みとを順繰りに行いカラー画
    像の4回の読み出しを1処理単位とする手段とを備え、 回転読み出しと同じアドレスに次のデータの書き込み処
    理を行うこと、 を特徴とする画像回転処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像回転処理装置におい
    て、 前記メモリは3つのブロックを持ち、該3つのブロック
    は1つの正方形部分と2つの長方形部分とに別れて構成
    されたことを特徴とする画像回転処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像回転処理装置におい
    て、 前記正方形部分のサイズM×Mは原稿を回転しない場合
    と原稿を90度回転した場合の方向で2辺の位置を合わ
    せ原稿の重なった部分とし、 前記長方形部分の2つのブロックは同じサイズであり、
    M×Nのサイズを持ち、該サイズM×Nは原稿を回転し
    ない場合と原稿を90度回転した場合の方向で2辺の位
    置を合わせ原稿の重ならない部分としたメモリサイズの
    構成により、回転処理を行うことを特徴とする画像回転
    処理装置。
  4. 【請求項4】 カラー画像を回転する画像回転処理方法
    において、 原稿の画像を読み取る工程と、 該読み取った原稿の画像データを保持する記憶工程と、 該記憶工程へのアクセスを行うためのアドレスと制御信
    号を生成する工程と、 前記アドレスの生成においてアクセス方向が書き込みに
    対して0度、90度、180度、270度回転したアド
    レスを生成する工程と、 回転して読み出すアドレスと同アドレスに次の読み取り
    データをアクセス単位で順次書き込みを行う工程と、 前記回転読み出しと書き込みとを順繰りに行いカラー画
    像の4回の読み出しを1処理単位とする工程とを備え、 回転読み出しと同じアドレスに次のデータの書き込み処
    理を行うこと、 を特徴とする画像回転処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像回転処理方法におい
    て、 前記記憶工程は3つのブロックを持ち、該3つのブロッ
    クは1つの正方形部分と2つの長方形部分とに別れて構
    成されたことを特徴とする画像回転処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像回転処理方法におい
    て、 前記正方形部分のサイズM×Mは原稿を回転しない場合
    と原稿を90度回転した場合の方向で2辺の位置を合わ
    せ原稿の重さなった部分とし、 前記長方形部分の2つのブロックは同じサイズであり、
    M×Nのサイズを持ち、該サイズM×Nは原稿を回転し
    ない場合と原稿を90度回転した場合の方向で2辺の位
    置を合わせ原稿の重ならない部分としたメモリサイズの
    構成により、回転処理を行うことを特徴とする画像回転
    処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085450A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US9471961B2 (en) 2013-02-28 2016-10-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for rotating an original image using self-learning and apparatuses performing the method

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