JP3175341B2 - 刺繍ミシン用帽子枠 - Google Patents

刺繍ミシン用帽子枠

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JP3175341B2 JP27982492A JP27982492A JP3175341B2 JP 3175341 B2 JP3175341 B2 JP 3175341B2 JP 27982492 A JP27982492 A JP 27982492A JP 27982492 A JP27982492 A JP 27982492A JP 3175341 B2 JP3175341 B2 JP 3175341B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍ミシンにおいて帽
子の周壁に刺繍する場合に用いられる刺繍ミシン用帽子
枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように刺繍ミシン用帽
子枠30は、帽子34を被せ付けるために一端が自由端
となっている基枠31と、帽子34を該基枠31との間
で押さえるための押え枠32を備えており、一方基枠3
1の上部に、帽子34の庇35の先端を引っかけること
で庇35を保持する庇押え33を有しているものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の刺繍ミシン用帽子枠30の庇押え33では、庇35
を先端部において保持するので、庇35の長さが長いと
庇押え33に入らず、逆に短いと保持することができな
くなる問題点があり、更に帽子34を基枠31に被せ付
ける際いちいち庇押え33に庇35を入れなければなら
ないという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、庇の
長さに無関係に庇を押さえることができるようにすると
共に、押え枠で帽子の周壁を押さえると同時に庇も押さ
えることができるようにした刺繍ミシン用帽子枠を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の刺繍ミシン用帽子枠は、刺繍ミシンにおける
ベッド存位置用の空間を内側に備え、帽子の周壁を受け
る為の受部を有している基枠と、該基枠の受部に該帽子
の周壁を押え付ける為の押え枠と、該押え枠に庇押えと
を備えている。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の刺繍ミシン用帽子
枠においては、基枠の受部に押え枠により帽子の周壁を
押さえつけたとき、押え枠に設けた庇押えが、庇を押え
て刺繍領域に侵入しないようにする。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図1及び図2において、刺繍ミシン用帽子
枠1は帽子17を添え付ける為の円筒状の基枠2と、そ
の基枠2に添え付けた帽子17を押さえる為の押え枠3
とから構成される。
【0009】先ず基枠2について説明する。該基枠2は
中空の円筒状に形成されて、内部に周知の刺繍ミシンの
ベッドが侵入可能なベッド存置用空間1aを有してい
る。軸方向の一端は帽子の被せ付けを可能に自由端とし
てあり、他端は駆動部20へ連結するようにしてある
(図2参照のこと)。又、基枠2における布張面5は、
本体4上面をもって構成されており、その断面形状は円
弧状となっている。該布張面5の中央部には窓孔6が設
けられている。
【0010】上記布張面5は該窓孔6によってそれより
も元部側の部分5aと自由端側の部分5bとに分けられ
ており、各々の部分5a、5bによって帽子17の周壁
を受けるようになっている。尚本実施例中では部分5a
を元部側の受部、5bを自由端側の受部と称す。本体4
の右側及び左側には夫々連結片7、8が設けられてお
り、上記押え枠3を連結する為のものである。
【0011】次に上記押え枠3について説明する。左右
の横側部材9,10で、自由端側部材11、元部側部材
12各下面9a、10a、11a、12aは夫々帽子1
7の周壁を押える為の押え部となっており、元部側部材
を除く各々の下面9a、10a、11aには帽子のずれ
を防ぐためにゴム等の弾性体が貼られている。部材1
1、12間には、窓13が形成されている。また横側部
材9、10の元部側部材側には、庇押え16が溶接手段
等によって固着されている。上記のような構造の押え枠
3の一方の横側部材9に備えられた折り返しが可能な構
造になっている締具15のフック14でもって連決片8
に引っ掛けて締具15を折り返すことで基枠2に対する
締付を可能にしてある。尚その他の公知の手段を用いて
もよい。
【0012】次に上記帽子枠の使用法を説明する。図2
の如く帽子17の周壁における額部分18に刺繍をする
場合には、同図に示される如く基枠2に対し帽子17を
被せ付け、額部分17aにおける刺繍領域を窓孔13に
存置させる。次に押え枠3における元部側部材12や自
由端側部材11を受部5a、5b上の帽子17の周壁に
被せ付ける。そしてフック14を連結片8に引っ掛け締
具15を図2に示されるように折り返す。これにより元
部側押え部12及び自由端側押え部11によって帽子1
7の周壁は元部側受部5a及び自由端側受部5bに夫々
しっかりと押え付けられると共に庇押え16によって帽
子17の庇も刺繍領域に侵入しないように押えられる。
以上のようにして帽子17はその刺繍領域が窓孔6に張
り広げられかつ窓13に露出した状態で帽子枠にしっか
りと固定される。
【0013】次に上記帽子枠1を図2に示めされる如く
刺繍ミシンにおける帽子枠の駆動部20に連結する。そ
の連結は、図示される如く駆動部20に備えられている
止付片21が夫々帽子枠1における、嵌合孔18に嵌合
する状態に行う。この状態においては円筒形状の基枠2
の軸心が駆動部20の回動中心と一致する状態となる。
又、ミシンにおけるベッドは該帽子枠1の空間1aに侵
入した状態となる。この状態において刺繍ミシンが駆動
されると、駆動部20の回動及びその軸心方向への進退
によって、上記張り付けられた帽子17の額部分がベッ
ド24の上で前後及び左右に移動され、又、周知の如く
縫製用の針22、布押え23等が上下動して、針22を
通して供給される上糸と、ベッド24内の釜から供給さ
れる下糸とによって、上記帽子17の額部分17aに周
知の刺繍縫いが施される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の刺繍ミシン用帽子枠は庇押えを押え枠に設けるこ
とにより庇の長さに無関係に庇を押さえることができ刺
繍領域への侵入を防ぐことが出来る。また帽子を押え枠
で基枠に押えると同時に庇も押えることができ容易に帽
子を取付けられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の刺繍ミシン用帽子枠の斜視図であ
る。
【図2】要部の側面図である。
【図3】従来の刺繍ミシン用帽子枠を示す図である。
【符号の説明】
1 刺繍ミシン用帽子枠 1aヘッド存置用空間 2 基枠 3 押え枠 4 本体 5 布張面 5a元部側受部 5b自由端側受部 6 窓孔 7、8連結片 9、10横側部材 9a、10a、11a、12a弾性体 11自由端側部材 12元部側部材 13窓孔 14フック 15引っ掛け締具 16庇押え 17帽子 17a額部分 18嵌合孔 20駆動部 21止付片 22針 23押え足 24ベッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍ミシンにおけるベッド存位置用の空
    間を内側に備え、帽子の周壁を受ける為の受部を有して
    いる基枠と、該基枠の受部に該帽子の周壁を押え付ける
    為の押え枠とから成る刺繍ミシン用帽子枠において、帽
    子の庇が刺繍領域に侵入するのを防止する為に、上記押
    え枠に庇押えを設けたことを特徴とする刺繍ミシン用帽
    子枠。
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