JP2972605B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2972605B2 JP2972605B2 JP8294767A JP29476796A JP2972605B2 JP 2972605 B2 JP2972605 B2 JP 2972605B2 JP 8294767 A JP8294767 A JP 8294767A JP 29476796 A JP29476796 A JP 29476796A JP 2972605 B2 JP2972605 B2 JP 2972605B2
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- Facsimiles In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、情報読取り機能を備えた画像形成装置に関す
る。
し、特に、情報読取り機能を備えた画像形成装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、情報読取り機能及び画像形成機能
の双方を備えたプリンタとして、図２に示すものが知ら
れている。同図は、該プリンタを模式的に示す、感光体
ドラムの回転軸と直交する方向の断面図である。同図に
おいて、プリンタは、画像形成部４１と情報読取り部４
２とを備えている。
の双方を備えたプリンタとして、図２に示すものが知ら
れている。同図は、該プリンタを模式的に示す、感光体
ドラムの回転軸と直交する方向の断面図である。同図に
おいて、プリンタは、画像形成部４１と情報読取り部４
２とを備えている。
【０００３】画像形成部４１は本体４３を有し、本体４
３には、搬送路の上流側から順次に、給紙カセット４
５、レジストローラ４６、感光体ドラム４７、定着器４
９、及び、排紙トレイ５０が配設されている。給紙トレ
イ４５の前部には、給紙トレイ４５から搬送される記録
紙（図示せず）の後端を検出する後端検知センサ５１が
配設され、レジストローラ４６の手前にはレジストセン
サ５２が配設されている。
３には、搬送路の上流側から順次に、給紙カセット４
５、レジストローラ４６、感光体ドラム４７、定着器４
９、及び、排紙トレイ５０が配設されている。給紙トレ
イ４５の前部には、給紙トレイ４５から搬送される記録
紙（図示せず）の後端を検出する後端検知センサ５１が
配設され、レジストローラ４６の手前にはレジストセン
サ５２が配設されている。
【０００４】また、情報読取り部４２は本体５３を有
し、本体５３には、搬送路の上流側から順次に、給紙ト
レイ兼用の原稿セットトレイ５５、フィードローラ５
６、読取りヘッド５７、搬送切換え弁５９、及び、原稿
排出トレイ６０が配設されている。原稿セットトレイ５
５とフィードローラ５６との間には原稿セットセンサ６
１が配設され、読取りヘッド５７とフィードローラ５６
との間にはヘッド前センサ６２が配設され、更に、原稿
排出トレイ６０の手前には原稿排出センサ６３が配設さ
れる。
し、本体５３には、搬送路の上流側から順次に、給紙ト
レイ兼用の原稿セットトレイ５５、フィードローラ５
６、読取りヘッド５７、搬送切換え弁５９、及び、原稿
排出トレイ６０が配設されている。原稿セットトレイ５
５とフィードローラ５６との間には原稿セットセンサ６
１が配設され、読取りヘッド５７とフィードローラ５６
との間にはヘッド前センサ６２が配設され、更に、原稿
排出トレイ６０の手前には原稿排出センサ６３が配設さ
れる。
【０００５】上記従来のプリンタは次のように作動す
る。まず、プリンタモードに切り換えられた状態で原稿
セットトレイ５５から記録紙が給送されると、記録紙
は、フィードローラ５６と読取りヘッド５７とを通過
し、図２の実線位置に切り換られた搬送切換え弁５９に
よって画像形成部４１側に導かれた後に、レジストロー
ラ４６の手前で一旦停止する。ここで、感光体ドラム４
７の表面には、図示しない露光部からの光照射によって
静電潜像が形成されている。記録紙は、レジストローラ
４６によって静電潜像に同期しながら搬送され、周知の
電子写真プロセスを経て画像が定着された後に、排紙ト
レイ５０上に排出される。給紙トレイ４５から記録紙が
給紙された場合にも、レジストローラ４６以降の画像形
成動作は同様に行われる。
る。まず、プリンタモードに切り換えられた状態で原稿
セットトレイ５５から記録紙が給送されると、記録紙
は、フィードローラ５６と読取りヘッド５７とを通過
し、図２の実線位置に切り換られた搬送切換え弁５９に
よって画像形成部４１側に導かれた後に、レジストロー
ラ４６の手前で一旦停止する。ここで、感光体ドラム４
７の表面には、図示しない露光部からの光照射によって
静電潜像が形成されている。記録紙は、レジストローラ
４６によって静電潜像に同期しながら搬送され、周知の
電子写真プロセスを経て画像が定着された後に、排紙ト
レイ５０上に排出される。給紙トレイ４５から記録紙が
給紙された場合にも、レジストローラ４６以降の画像形
成動作は同様に行われる。
【０００６】一方、読取りモード（スキャナモード）に
切り換えられた状態では、原稿セットトレイ５５から原
稿が給送されると、原稿は、ヘッド前センサ６２を通過
し、読取りヘッド５７によって情報が読み取られつつ、
図２の二点鎖線位置に切り換えられた搬送切換え弁５９
によって原稿排出トレイ６０側に導かれる。この後、給
紙トレイ４５から給紙された記録紙に、読取りヘッド５
７によって原稿から読み取られた情報が、上記と同様の
プロセスで画像として形成される。
切り換えられた状態では、原稿セットトレイ５５から原
稿が給送されると、原稿は、ヘッド前センサ６２を通過
し、読取りヘッド５７によって情報が読み取られつつ、
図２の二点鎖線位置に切り換えられた搬送切換え弁５９
によって原稿排出トレイ６０側に導かれる。この後、給
紙トレイ４５から給紙された記録紙に、読取りヘッド５
７によって原稿から読み取られた情報が、上記と同様の
プロセスで画像として形成される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
プリンタは、画像形成部４１及び情報読取り部４２の双
方が給紙口と排紙口とを夫々備える等、機能的に共通す
る要素を重複して有している。このため、部品点数が増
大して装置全体が大型化し、或いは、コストダウンがし
難い等の問題が生じている。
プリンタは、画像形成部４１及び情報読取り部４２の双
方が給紙口と排紙口とを夫々備える等、機能的に共通す
る要素を重複して有している。このため、部品点数が増
大して装置全体が大型化し、或いは、コストダウンがし
難い等の問題が生じている。
【０００８】本発明は、上記に鑑み、部品点数を削減
し、装置全体を小型化することができ、これに伴うコス
トダウンも可能なプリンタ等の画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
し、装置全体を小型化することができ、これに伴うコス
トダウンも可能なプリンタ等の画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【０００９】本発明は、上記目的を達成した上で、更
に、記録媒体への記録結果を保証する機能を持たせるこ
とをも目的とする。
に、記録媒体への記録結果を保証する機能を持たせるこ
とをも目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、１つの媒体搬出入口を有
し、情報記録に用いる記録媒体を保持する装置本体と、
前記媒体搬出入口から挿入された読取り媒体から情報を
読み取る情報読取り部と、前記情報読取り部によって読
み取られた情報に基づいて前記記録媒体に記録する記録
手段と、前記情報読取り部によって情報が読み取られた
読取り媒体と前記記録手段によって記録した記録媒体と
を前記１つの媒体搬出入口から夫々排出する共通搬送手
段とを備えることを特徴とする。
に、本発明の画像形成装置は、１つの媒体搬出入口を有
し、情報記録に用いる記録媒体を保持する装置本体と、
前記媒体搬出入口から挿入された読取り媒体から情報を
読み取る情報読取り部と、前記情報読取り部によって読
み取られた情報に基づいて前記記録媒体に記録する記録
手段と、前記情報読取り部によって情報が読み取られた
読取り媒体と前記記録手段によって記録した記録媒体と
を前記１つの媒体搬出入口から夫々排出する共通搬送手
段とを備えることを特徴とする。
【００１１】本発明のプリンタによると、１つの媒体搬
出入口から、読取り媒体の挿入及び排出、並びに、記録
後の記録媒体の排出を行うことができると共に、マーク
カード等の読取り媒体から情報を読み取る際に用いられ
る搬送手段と、情報に基づいて記録された記録媒体を排
出する際に用いられる搬送手段とを共用化することがで
きた。これにより、部品点数の削減及び装置全体の小型
化が実現でき、これに伴うコストダウンも期待すること
ができる。
出入口から、読取り媒体の挿入及び排出、並びに、記録
後の記録媒体の排出を行うことができると共に、マーク
カード等の読取り媒体から情報を読み取る際に用いられ
る搬送手段と、情報に基づいて記録された記録媒体を排
出する際に用いられる搬送手段とを共用化することがで
きた。これにより、部品点数の削減及び装置全体の小型
化が実現でき、これに伴うコストダウンも期待すること
ができる。
【００１２】ここで、記録媒体に対する記録結果を前記
情報読取り部によって読み取り、記録結果に誤記が有る
か否かを確認する誤記確認手段を更に備えることが好ま
しい。これによると、例えば、発券されるチケットの印
字結果のチェックをその都度実行し、使用者に渡される
チケットの印字結果を保証することができる。
情報読取り部によって読み取り、記録結果に誤記が有る
か否かを確認する誤記確認手段を更に備えることが好ま
しい。これによると、例えば、発券されるチケットの印
字結果のチェックをその都度実行し、使用者に渡される
チケットの印字結果を保証することができる。
【００１３】また、記録媒体がロール状の連続用紙から
成り、前記共通搬送手段と記録手段との間に、該記録手
段によって記録されたロール状連続用紙を所定の長さで
切断するカッターを更に備えることも好ましい態様であ
る。
成り、前記共通搬送手段と記録手段との間に、該記録手
段によって記録されたロール状連続用紙を所定の長さで
切断するカッターを更に備えることも好ましい態様であ
る。
【００１４】更に、前記共通搬送手段とカッターとの間
に、前記媒体搬出入口から挿入され前記共通搬送手段に
よって搬送される読取り媒体を進入させて該読取り媒体
の進路を前記カッターとは別の方向に変更する読取り媒
体進入路を更に備えることもできる。
に、前記媒体搬出入口から挿入され前記共通搬送手段に
よって搬送される読取り媒体を進入させて該読取り媒体
の進路を前記カッターとは別の方向に変更する読取り媒
体進入路を更に備えることもできる。
【００１５】前記共通搬送手段から前記読取り媒体進入
路又は記録手段に到る分岐点近傍には、前記共通搬送手
段によって搬送される読取り媒体を前記読取り媒体進入
路又は記録手段に向けて進路変更する切換え部材が配設
されることが好ましい。
路又は記録手段に到る分岐点近傍には、前記共通搬送手
段によって搬送される読取り媒体を前記読取り媒体進入
路又は記録手段に向けて進路変更する切換え部材が配設
されることが好ましい。
【００１６】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図１は、本発明の一実施形態例の画像形成
装置を示す感光体ドラムの回転軸と直交する方向の断面
図である。
に説明する。図１は、本発明の一実施形態例の画像形成
装置を示す感光体ドラムの回転軸と直交する方向の断面
図である。
【００１７】図１に示すように、画像形成装置１１は、
装置本体１２を有しており、装置本体１２には、回転軸
１３ａを中心として回転するロール状の感熱式記録紙か
ら成る連続用紙１３が保持されている。また、装置本体
１２には、連続用紙１３の搬送路下流側に、プラテンロ
ーラ１５と、プラテンローラ１５に対向する感熱式の印
字ヘッド（記録手段）１６と、印字ヘッド１６によって
印字された連続用紙１３を所定の長さで切断するカッタ
ー１７と、搬送路を第１搬送路１８又は第２搬送路（読
取り媒体進入路）２０に切り換える切換え弁（切換え部
材）１９とが順次に配設される。
装置本体１２を有しており、装置本体１２には、回転軸
１３ａを中心として回転するロール状の感熱式記録紙か
ら成る連続用紙１３が保持されている。また、装置本体
１２には、連続用紙１３の搬送路下流側に、プラテンロ
ーラ１５と、プラテンローラ１５に対向する感熱式の印
字ヘッド（記録手段）１６と、印字ヘッド１６によって
印字された連続用紙１３を所定の長さで切断するカッタ
ー１７と、搬送路を第１搬送路１８又は第２搬送路（読
取り媒体進入路）２０に切り換える切換え弁（切換え部
材）１９とが順次に配設される。
【００１８】更に、装置本体１２には、フィードローラ
２２と該フィードローラ２２に対向するテンションロー
ラ２１とから成る第１のローラ対と、マークカード（マ
ークシート）等の読取り媒体から情報（マーク）を光学
的に読み取るイメージセンサ（情報読取り部）２３と、
フィードローラ２６と該フィードローラ２６に対向する
テンションローラ２５とから成る第２のローラ対と、読
取り媒体の挿入及び排出、並びに、印字等の記録が完了
して所定長さに切断された連続用紙１３の排出を行う媒
体搬出入口２７とが順次に配設される。
２２と該フィードローラ２２に対向するテンションロー
ラ２１とから成る第１のローラ対と、マークカード（マ
ークシート）等の読取り媒体から情報（マーク）を光学
的に読み取るイメージセンサ（情報読取り部）２３と、
フィードローラ２６と該フィードローラ２６に対向する
テンションローラ２５とから成る第２のローラ対と、読
取り媒体の挿入及び排出、並びに、印字等の記録が完了
して所定長さに切断された連続用紙１３の排出を行う媒
体搬出入口２７とが順次に配設される。
【００１９】プラテンローラ１５とロール状連続用紙１
３との間には駆動モータ２９が配設されている。駆動モ
ータ２９の回転軸に固定されたプーリ３０とプラテンロ
ーラ１５との間には、無端の伝達ベルト３１が巻き掛け
られている。また、装置本体１２の適宜位置には、プラ
テンローラ１５とフィードローラ２２、２６とに巻き掛
けられた伝達ベルト３３に適宜の張力を与えて、伝達ベ
ルト３３をローラ１５、２２、２６に安定に巻き付かせ
るための４つのテンションローラ３２が配設されてい
る。
３との間には駆動モータ２９が配設されている。駆動モ
ータ２９の回転軸に固定されたプーリ３０とプラテンロ
ーラ１５との間には、無端の伝達ベルト３１が巻き掛け
られている。また、装置本体１２の適宜位置には、プラ
テンローラ１５とフィードローラ２２、２６とに巻き掛
けられた伝達ベルト３３に適宜の張力を与えて、伝達ベ
ルト３３をローラ１５、２２、２６に安定に巻き付かせ
るための４つのテンションローラ３２が配設されてい
る。
【００２０】フィードローラ２６、２２及びテンション
ローラ２５、２１は、イメージセンサ２３によって情報
が読み取られた読取り媒体を媒体搬出入口２７から排出
すると共に、印字ヘッド１６によって印字された連続用
紙１３を媒体搬出入口２７から排出する共通搬送手段を
構成する。第２搬送路２０は、媒体搬出入口２７から挿
入され共通搬送手段によって搬送される読取り媒体を進
入させて該読取り媒体の進路を、カッター１７から離れ
る方向に変更する。切換え弁１９は、共通搬送手段から
第２搬送路２０又は印字ヘッド１６に到る分岐点近傍に
位置しており、共通搬送手段によって搬送された読取り
媒体を第２搬送路２０又は印字ヘッド１６に向けて導
く。
ローラ２５、２１は、イメージセンサ２３によって情報
が読み取られた読取り媒体を媒体搬出入口２７から排出
すると共に、印字ヘッド１６によって印字された連続用
紙１３を媒体搬出入口２７から排出する共通搬送手段を
構成する。第２搬送路２０は、媒体搬出入口２７から挿
入され共通搬送手段によって搬送される読取り媒体を進
入させて該読取り媒体の進路を、カッター１７から離れ
る方向に変更する。切換え弁１９は、共通搬送手段から
第２搬送路２０又は印字ヘッド１６に到る分岐点近傍に
位置しており、共通搬送手段によって搬送された読取り
媒体を第２搬送路２０又は印字ヘッド１６に向けて導
く。
【００２１】画像形成装置１１は、更に、制御部２４と
記憶部２８とを備える。記憶部２８には、イメージセン
サ２３によって読み取られた情報が記憶され、該情報に
基づいた印字（記録）が、制御部２４の制御に基づいて
作動する印字ヘッド１６によって連続用紙１３に対して
実行される。また、制御部２４は、印字ヘッド１６の印
字動作以外に、駆動モータ２９の回転タイミング及び回
転方向、切換え弁１９の切り換えタイミング、カッター
１７による連続用紙１３の切断タイミング等を制御す
る。更に、制御部２４は、記録媒体に対する記録結果を
イメージセンサ２３によって読み取り、該結果と読取り
媒体から読み取って記憶部２８に予め記憶していた情報
とを比較することにより、印字結果に誤記が有るか否か
を確認する誤記確認手段としても機能する。
記憶部２８とを備える。記憶部２８には、イメージセン
サ２３によって読み取られた情報が記憶され、該情報に
基づいた印字（記録）が、制御部２４の制御に基づいて
作動する印字ヘッド１６によって連続用紙１３に対して
実行される。また、制御部２４は、印字ヘッド１６の印
字動作以外に、駆動モータ２９の回転タイミング及び回
転方向、切換え弁１９の切り換えタイミング、カッター
１７による連続用紙１３の切断タイミング等を制御す
る。更に、制御部２４は、記録媒体に対する記録結果を
イメージセンサ２３によって読み取り、該結果と読取り
媒体から読み取って記憶部２８に予め記憶していた情報
とを比較することにより、印字結果に誤記が有るか否か
を確認する誤記確認手段としても機能する。
【００２２】上記構成の画像形成装置１１は、次のよう
に作動する。まず、必要な事項を書き込んだマークカー
ド等の読取り媒体を媒体搬出入口２７から挿入すると、
図示しないスイッチがオン（閉成）し、制御部２４から
駆動信号が出力されることにより、駆動モータ２９が回
転し始める。これにより、伝達ベルト３１によってプラ
テンローラ１５が図１の時計方向に回転させられると共
に、伝達ベルト３３を介してフィードローラ２２、２６
が同方向に夫々回転させられる。このため、読取り媒体
が、フィードローラ２６とテンションローラ２５とから
成る第２のローラ対によって引き込まれつつ、書き込ま
れた情報がイメージセンサ２３によって読み取られた後
に、フィードローラ２２とテンションローラ２１とから
成る第１のローラ対によって切換え弁２９に向けて搬送
される。
に作動する。まず、必要な事項を書き込んだマークカー
ド等の読取り媒体を媒体搬出入口２７から挿入すると、
図示しないスイッチがオン（閉成）し、制御部２４から
駆動信号が出力されることにより、駆動モータ２９が回
転し始める。これにより、伝達ベルト３１によってプラ
テンローラ１５が図１の時計方向に回転させられると共
に、伝達ベルト３３を介してフィードローラ２２、２６
が同方向に夫々回転させられる。このため、読取り媒体
が、フィードローラ２６とテンションローラ２５とから
成る第２のローラ対によって引き込まれつつ、書き込ま
れた情報がイメージセンサ２３によって読み取られた後
に、フィードローラ２２とテンションローラ２１とから
成る第１のローラ対によって切換え弁２９に向けて搬送
される。
【００２３】この時点で、切換え弁１９が制御部２４か
らの指令によって図１の実線位置に切り換えられている
ので、読取り媒体は、カッター１７には向かわずに第２
搬送路２０に進入して、書き込まれた情報が後端側まで
全て読み取られる。イメージセンサ２３によって読取り
媒体から読み取られた情報は、記憶部２８に記憶され
る。この後、切換え弁１９が図１の実線位置のままで制
御部２４から指令が出されることにより、フィードロー
ラ２２、２６等の共通搬送手段が前回とは反対方向に駆
動するため、読取り媒体が媒体搬出入口２７から排出さ
れる。
らの指令によって図１の実線位置に切り換えられている
ので、読取り媒体は、カッター１７には向かわずに第２
搬送路２０に進入して、書き込まれた情報が後端側まで
全て読み取られる。イメージセンサ２３によって読取り
媒体から読み取られた情報は、記憶部２８に記憶され
る。この後、切換え弁１９が図１の実線位置のままで制
御部２４から指令が出されることにより、フィードロー
ラ２２、２６等の共通搬送手段が前回とは反対方向に駆
動するため、読取り媒体が媒体搬出入口２７から排出さ
れる。
【００２４】上記情報読取り動作の終了後、制御部２４
が、プラテンローラ１５を回転させて連続用紙１３を引
き出しながら印字ヘッド１６を駆動して、イメージセン
サ２３から読み取った情報に基づく内容の印字を連続用
紙１３に対して実行する。更に、この印字動作が終了す
ると、連続用紙１３はカッター１７によって切断される
ことなくイメージセンサ２３の位置まで一旦搬送され、
媒体搬出入口２７から完全には突出しない状態に共通搬
送手段によって保持されつつ、イメージセンサ２３によ
って印字結果が読み取られる。
が、プラテンローラ１５を回転させて連続用紙１３を引
き出しながら印字ヘッド１６を駆動して、イメージセン
サ２３から読み取った情報に基づく内容の印字を連続用
紙１３に対して実行する。更に、この印字動作が終了す
ると、連続用紙１３はカッター１７によって切断される
ことなくイメージセンサ２３の位置まで一旦搬送され、
媒体搬出入口２７から完全には突出しない状態に共通搬
送手段によって保持されつつ、イメージセンサ２３によ
って印字結果が読み取られる。
【００２５】制御部２４は、読み取った印字結果と、記
憶部２８に記憶していた情報とを比較することにより、
印字結果に誤記が有るか否かを判定する。この結果、印
字に誤記が確認されない場合には、そのままカッター１
７の位置まで逆搬送した後に、所定の長さで切断する。
また、誤記が確認された場合には、引き出していた連続
用紙１３を印字ヘッド１６の位置まで逆方向に搬送し
て、情報記載面に、無効である旨の印を記すボイド印字
を行った後に、所定の長さに再び引き出してカッター１
７で切断する。
憶部２８に記憶していた情報とを比較することにより、
印字結果に誤記が有るか否かを判定する。この結果、印
字に誤記が確認されない場合には、そのままカッター１
７の位置まで逆搬送した後に、所定の長さで切断する。
また、誤記が確認された場合には、引き出していた連続
用紙１３を印字ヘッド１６の位置まで逆方向に搬送し
て、情報記載面に、無効である旨の印を記すボイド印字
を行った後に、所定の長さに再び引き出してカッター１
７で切断する。
【００２６】印字に誤記が無いチケット、或いは、誤記
が有ることを理由に無効印を記されたチケットは、切換
え弁１９が制御部２４からの指令によって図１の二点鎖
線位置に切り換えられた状態で、フィードローラ２２、
２６等の共通搬送手段によって媒体搬出入口２７に向け
て搬送される。媒体搬出入口２７から排出されたチケッ
トは、オペレータによって有効なチケットか否かが識別
された後に、有効なもののみが使用者に渡される。
が有ることを理由に無効印を記されたチケットは、切換
え弁１９が制御部２４からの指令によって図１の二点鎖
線位置に切り換えられた状態で、フィードローラ２２、
２６等の共通搬送手段によって媒体搬出入口２７に向け
て搬送される。媒体搬出入口２７から排出されたチケッ
トは、オペレータによって有効なチケットか否かが識別
された後に、有効なもののみが使用者に渡される。
【００２７】上記のように、本画像形成装置１１では、
同じ媒体搬出入口から、読取り媒体の挿入及び排出、並
びに、記録後の記録媒体の排出を行うことができると共
に、マークカード等の読取り媒体から情報を読み取る際
に用いられる搬送手段と、情報に基づいて記録された記
録媒体を排出する際に用いられる搬送手段とを一部共用
化することができる。これにより、部品点数を減少さ
せ、装置全体を小型化することができ、これに伴うコス
トダウンも期待できる。更に、印字終了後に、チケット
に印字された内容をイメージセンサ２３を通して再認識
することができるので、使用者に渡されるチケットの印
字結果を保証することができる。
同じ媒体搬出入口から、読取り媒体の挿入及び排出、並
びに、記録後の記録媒体の排出を行うことができると共
に、マークカード等の読取り媒体から情報を読み取る際
に用いられる搬送手段と、情報に基づいて記録された記
録媒体を排出する際に用いられる搬送手段とを一部共用
化することができる。これにより、部品点数を減少さ
せ、装置全体を小型化することができ、これに伴うコス
トダウンも期待できる。更に、印字終了後に、チケット
に印字された内容をイメージセンサ２３を通して再認識
することができるので、使用者に渡されるチケットの印
字結果を保証することができる。
【００２８】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の画像形成装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した画像形成
装置も、本発明の範囲に含まれる。
づいて説明したが、本発明の画像形成装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した画像形成
装置も、本発明の範囲に含まれる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、共通の媒体搬出入口と共通搬送手段とを
備えることにより、部品点数を削減し、装置全体を小型
化することができ、これに伴うコストダウンも期待する
ことができる。
装置によれば、共通の媒体搬出入口と共通搬送手段とを
備えることにより、部品点数を削減し、装置全体を小型
化することができ、これに伴うコストダウンも期待する
ことができる。
【図１】本発明の一実施形態例の画像形成装置を示す感
光体ドラムの回転軸と直交する方向の断面図である。
光体ドラムの回転軸と直交する方向の断面図である。
【図２】従来のプリンタを模式的に示す感光体ドラムの
回転軸と直交する方向の断面図である。
回転軸と直交する方向の断面図である。
１１ 画像形成装置 １２ 装置本体 １３ ロール状の連続用紙（記録媒体） １６ 印字ヘッド（記録手段） １７ カッター １９ 切換え弁（切換え部材） ２０ 第２搬送路（読取り媒体進入路） ２１、２５ テンションローラ ２２、２６ フィードローラ ２３ イメージセンサ（情報読取り部） ２４ 制御部（誤記確認手段） ２７ 媒体搬出入口 ２８ 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ４１Ｊ 29/46 Ｂ４１Ｊ 29/46 Ｃ Ｂ６５Ｈ 5/26 Ｂ６５Ｈ 5/26 (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02N 1/00
Claims (5)
- 【請求項１】 １つの媒体搬出入口を有し、情報記録に
用いる記録媒体を保持する装置本体と、 前記媒体搬出入口から挿入された読取り媒体から情報を
読み取る情報読取り部と、 前記情報読取り部によって読み取られた情報に基づいて
前記記録媒体に記録する記録手段と、 前記情報読取り部によって情報が読み取られた読取り媒
体と前記記録手段によって記録した記録媒体とを前記１
つの媒体搬出入口から夫々排出する共通搬送手段とを備
えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 記録媒体に対する記録結果を前記情報読
取り部によって読み取り、記録結果に誤記が有るか否か
を確認する誤記確認手段を更に備える、請求項１に記載
の画像形成装置。 - 【請求項３】 記録媒体がロール状の連続用紙から成
り、前記共通搬送手段と記録手段との間に、該記録手段
によって記録された連続用紙を所定の長さで切断するカ
ッターを更に備える、請求項１又は２に記載の画像形成
装置。 - 【請求項４】 前記共通搬送手段とカッターとの間に、
前記媒体搬出入口から挿入され前記共通搬送手段によっ
て搬送される読取り媒体を進入させて該読取り媒体の進
路を前記カッターとは別の方向に変更する読取り媒体進
入路を更に備える、請求項３に記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 前記共通搬送手段から前記読取り媒体進
入路又は記録手段に到る分岐点近傍には、前記共通搬送
手段によって搬送される読取り媒体を前記読取り媒体進
入路又は記録手段に向けて進路変更する切換え部材が配
設されている、請求項４に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294767A JP2972605B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8294767A JP2972605B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10145547A JPH10145547A (ja) | 1998-05-29 |
| JP2972605B2 true JP2972605B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=17812044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8294767A Expired - Lifetime JP2972605B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2972605B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101662554B (zh) * | 2009-05-23 | 2011-08-03 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 一种扫描打印一体设备 |
| CN101815153B (zh) * | 2010-04-09 | 2015-11-25 | 山东新北洋信息技术股份有限公司 | 用于彩票打印和兑奖的扫描打印一体机 |
| JP6988226B2 (ja) * | 2017-07-24 | 2022-01-05 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム、画像形成方法、および画像形成装置 |
| JP7226022B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-02-21 | ブラザー工業株式会社 | プリンタ |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP8294767A patent/JP2972605B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10145547A (ja) | 1998-05-29 |
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