JP2792664B2 - 発光素子の駆動制御装置 - Google Patents

発光素子の駆動制御装置

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JP2792664B2 JP4568689A JP4568689A JP2792664B2 JP 2792664 B2 JP2792664 B2 JP 2792664B2 JP 4568689 A JP4568689 A JP 4568689A JP 4568689 A JP4568689 A JP 4568689A JP 2792664 B2 JP2792664 B2 JP 2792664B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、発光素子をアレー状に配設し、電子写真プ
ロセスにより印字を行うLEDプリンタ、ELプリンタ、フ
ァクシミリ等の装置に係り、特に発光素子の駆動を制御
する発光素子の駆動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
内部に発光素子をアレー状に配設した装置として、例
えばLED(ライト・エミッティング・ダイオード)発光
素子を配設したLEDプリンタが知られている。このよう
なプリンタ装置は印字データに基づいて列状に設けられ
た発光素子を選択発光させ1ライン毎に感光体に光書き
込みを行い電子写真プロセスにより画像を用紙に作成す
る装置である。
しかし、上記のような装置には多数個の発光素子が使
用され、しかもこれらの発光素子は駆動に大きな電流
(例えば1発光素子当たり10〜15mA)を必要とする為、
時分割により発光素子を駆動している。
第10図はこのような発光素子の駆動回路図を示す図で
ある。各発光素子アレー1−1〜1−nは各々2k個の発
光素子で形成され、各発光素子アレー1−1〜1−n内
の2k個の発光素子は一端を対応する端子L1〜L2kに接続
され、他端をコモン電極COM1〜COMnのいづれか1つに接
続されている。そして発光素子の駆動はコモン電極COM1
〜COMnに順次選択信号を供給し、各発光素子アレー1−
1〜1−nの1つが選択されている間第11図に示すよう
にクロック信号CKの立上りに同期して、カスケード接続
されたゼグメントドライバ2及び3に印字データDを入
力する。その後ラッチ信号LAに同期したゼグメントドラ
イバ2及び3の出力から発光素子アレー1−
1〜1−nへ出力する。セグメントドライバ2の出力
は各発光素子アレー1−1〜1−nの端子L1
Lkに接続され、セグメントドライバ3の出力
は各LEDアレー1−1〜1−nの端子Lk+1〜L2kに接続さ
れる。したがって、セグメントドライバ2及び3の出力
より出力されたビデオデータDは上記選択信
号によって選択された発光素子アレー1−1〜1−nの
1つへ出力され、このビデオデータDに従って各発光素
子が点灯制御される。この処理をコモン電極COM1〜COMn
まで順次出力される選択信号に従って繰り返すことによ
り、1ラインの光書込みを時分割により行っている。
また、第12図は他の従来例の発光素子駆動制御回路を
示す。この従来例の場合も上記第10図の従来例と同様各
発光素子アレー1−1〜1−nはコモン電極COM1〜COMn
から入力する選択信号によって選択され各発光素子は端
子L1〜L2kへ入力するビデオデータに従って点灯制御さ
れる。しかし、第12図の従来例の場合にはセグメントド
ライバ4及び5へ入力するクロック信号の周期を長くす
る為、セグメントドライバ4及び5をカスケード接続す
ることなく独立とし、第13図に示す別個のクロック信号
CK1,CK2を用いてビデオデータDをセグメントドライバ
4及び5に入力している。しかし、ビデオデータDはシ
リアルに不図示の制御回路から出力される為、この場合
にはビデオデータDは予めその出力順が入れ換え処理さ
れている。すなわち、第13図に示す如く「1番目のデー
タ」→「k+1番目のデータ」→「2番目のデータ」→
「k+2番目のデータ」→・・・の順に制御回路からビ
デオデータDが出力され、このビデオデータDの中で
「1番目のデータ」、「2番目のデータ」・・・をクロ
ック信号CK1の立上りに同期してセグメントドライバ4
へ入力し、「k+1番目のデータ」、「k+2番目のデ
ータ」・・・をクロック信号CK2の立上りに同期してゼ
グメントドライバ5へ入力している。このようにして、
各セグメントドライバ4及び5に入力した後のビデオデ
ータDの入力状態は第10図と同じであり、前述と同様に
して選択される発光素子アレー1−1〜1−nへビデオ
データDを出力することにより各発光素子を点灯制御す
る。
〔従来技術の問題点〕
上記のような従来の発光素子の駆動制御装置では以下
の問題が発生する。
(イ)先ず、第10図に示す駆動制御装置ではカスケード
接続されたゼグメントドライバ2及び3にビデオデータ
Dを書込む為のクロック信号の周波数は極めて高くな
る。例えば、A3サイズの用紙(用紙幅297mm)を用い解
像度を400dpiとし印字速度を20PPMとした場合、約10M H
zの極めて高い周波数のクロック信号を必要とする。し
たがって、このように極めて高い周波数のクロック信号
を転送する為、高周波によるノイズが発生する。高周波
によるノイズは制御回路と発光素子間が離れる程、信号
線が長くなるため発生量も多くなる。
(ロ)また、第12図に示す駆動制御装置ではセグメント
ドライバ4及び5へ供給されるビデオデータDの順序を
予め並べ変える処理が必要となる。しかもこのビデオデ
ータDの並べ変えは少なくともk個のビデオデータDを
一旦制御回路内のバッファ等に書込んだ後並べ変え作業
を行わなければならず極めて長い処理時間を要すると共
にバッファ等の付加回路が必要となる。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の欠点に鑑み、データ転送のための
クロック信号の周波数を下げることによりノイズを発生
することなく、しかも付加回路を要さず短時間で発光素
子の駆動を行うことを可能とした発光素子の駆動制御装
置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
上記目的は本発明によれば、m・k個の発光素子がア
レー状に配列された複数の光ドット発生チップと、kビ
ットの出力を備え前記発光素子を駆動する複数の発光素
子駆動手段と、該発光素子駆動手段に設けられ外部機器
より送出されるシリアル印字データを入力するデータ入
力端子と、前記第1の発光素子駆動手段に設けられ位相
の異なる第1のクロック信号を入力するクロック入力端
子と、第2の発光素子駆動手段に設けられ前記第1のク
ロック信号とは位相の異なる第2のクロック信号を入力
するクロック入力端子と、前記複数の発光素子駆動手段
のなかの第1の発光素子駆動手段から出力される駆動信
号の1つを前記各光ドット発生チップの第1の発光素子
に接続し、第2の発光素子駆動手段から出力される駆動
信号の1つを前記各光ドット発生チップの第2の発光素
子に接続することを特徴とする発光素子の駆動制御装置
を提供することによって達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
述する。
第2図はLEDの駆動制御装置を適用したLEDプリンタの
全体構成図である。同図において、LEDプリンタPは、
感光体ドラム6と、感光体ドラム6の周面近傍に順次配
設された帯電器7、LEDヘッド8、現像器9、転写器1
0、クリーナ11と、給紙カセット12から給紙コロ13によ
り搬出された用紙Tを搬送する為のスリップロール14、
レジスト板15、定着ロール16、排紙ロール17、ガイド板
18a〜18c等の用紙搬送機構で構成されている。また、LE
DプリンタPの下部にはインターフェイスコントローラ
回路が設けられたインターフェイスコントローラ基板1
9、及びプリンタコントローラ回路が設けられたプリン
タコントローラ基板20が配設されている。インターフェ
イスコントローラ回路は不図示のホスト機器から出力さ
れる印字データを受信し、ビデオデータに変換する回路
であり、プリンタコントローラ回路は上記ビデオデータ
に従ってLEDヘッド8内のLED素子を含む各部を制御し、
また、上記帯電器7、転写器10等への高電圧の印加制
御、その他の電子写真プロセス各部の制御等を行う回路
である。
帯電器7は矢印A方向に回転する感光体ドラム6の感
光面に初期帯電電圧を付与する装置であり、LEDヘッド
8は上記ビデオデータに基づく露光を感光面に行う装置
であり、現像器9は上述の露光により感光面に形成され
た静電潜像をトナー像化する装置であり、転写器10はこ
のトナー像を用紙Tに転写する装置である。また、クリ
ーナ11は感光面に残留するトナーを除去する装置であ
り、定着ロール16はトナー像が転写された用紙を搬送す
ると共にトナー像を用紙に熱定着する装置である。
第1図は上記LEDヘッド8の詳しい構成を示す図であ
り、LEDヘッド8はセグメントドライバ22,23、LEDアレ
ー24−1〜24−nで構成されている。上記感光面への露
光はこのLEDアレー24−1〜24−n内の各LED素子の発光
により行われる。LEDヘッド8と前述のプリンタコント
ローラ基板20間は不図示の信号線で接続されている。LE
Dヘッド8にはプリンタコントローラ基板20からクロッ
ク信号CK1,CK2ビデオデータD、ラッチ信号LAが供給さ
れ、さらにLEDアレー24−1〜24−nのいずれかを選択
する為の選択信号が供給される。
第3図は上記セグメントドライバ22及び23の具体的回
路図を示し、セグメントドライバ22及び23は同図に示す
如く共にエッジトリガシフトレジスタ(以下、単にシフ
トレジスタで示す)25、ラッチ回路26、定電流バッファ
27で構成されている。シフトレジスタ25の端子I2へは上
記ビデオデータDが入力し、端子I1から入力する上記ク
ロック信号CK1又はCK2に同期して順次シフトレジスタ25
内をシフトする。シフトレジスタ25にビデオデータDが
全て入力するタイミングで、端子I3へはラッチ信号LAが
入力され、シフトレジスタ25内のビデオデータDはラッ
チ回路26へ出力される。ラッチ回路26へラッチされたビ
デオデータDは定電流バッファ27を介してそれぞれ対応
するセグメントドライバ22及び23の出力から
上記LEDアレー24−1〜24−nへ出力される。
LEDアレー24−1〜24〜nは各々第4図に示す2k個のL
EDL1′〜L2k′で形成されている。同図に示すLEDL1′〜
L2k′の一端L1〜L2kは上記セグメントドライバ22及び23
の出力に接続され、他端は共通の選択電極
(COM)に接続されている。
尚、各選択電極COM1〜COMnと前述のプリンタコントロ
ーラ基板20との間には第5図に示す回路構成のコモンド
ライバ28が接続され、プリンタコントローラ20から出力
された選択信号がハイ信号の時インバータ28aを介して
トランジスタ28bをオンして選択信号(電圧+Vcc)を所
望の選択電極COM1〜COMnの1つへ供給するように構成さ
れている。
LEDアレー24−1〜24−nの端子L1〜L2kとセグメント
ドライバ22及び23の出力端子の接続構成は以
下のようである。すなわち、第1図に示す如くセグメン
トドライバ22の出力はLEDアレー24−1〜24−nの
端子L1に接続され、出力Y2はLEDアレー24−1〜24−n
の端子L3に接続され、出力はLEDアレー24−1〜24
−nの端子L5に接続され、以下同様にして出力はLE
Dアレー24−1〜24−nの端子L2k-1に接続されている。
一方、セグメントドライバ23の出力はLEDアレー24
−1〜24−nの端子L2に接続され、出力はLEDアレ
ー24−1〜24−nの端子L4に接続され、出力はLED
アレー24−1〜24nの端子L6に接続され、以下同様にし
て出力はLEDアレー24−1〜24−nの端子L2kに接続
されている。したがって、セグメントドライバ22の出力
からは各LEDアレー24−1〜24−nの奇数番
目の端子L1,L3,・・・へビデオデータDを供給し、セグ
メントドライバ23の出力からは各LEDアレー2
4−1〜24nの偶数番目の端子L2,L4,・・・へビデオデー
タDを供給する構成である。
以上のような構成のLEDプリンタPにおいて特にLEDア
レー24−1〜24−n内に配設されたLEDL1′〜L2k′の駆
動制御について以下に第6図、第7図のタイムチャート
を用いて説明する。
セグメントドライバ22及び23内のシフトレジスタ25に
はプリンタコントローラ基板20から出力されるクロック
信号CK1又はCK2に同期して前述の如く順次ビデオデータ
Dがシリアルに入力する。シフトレジスタ25へ入力する
ビデオデータDは不図示のホスト機器からの印字データ
をインターフェイスコントローラでビデオデータに変換
し、プリンタコントローラ基板20に供給されたものであ
ることは前述の通りである。先ず最初の2k個のビデオデ
ータDは第6図に示す期間V1の間に出力される各k個の
クロック信号CK1及びCK2に同期してシフトレジスタ25へ
入力する。この時のシフトレジスタ25へ入力するビデオ
データDは第7図に示す如くクロック信号CK1,CK2の立
上りに同期して行われる。すなわち、セグメントドライ
バ22内のシフトレジスタ25には同図に示す如くクロック
信号CK1の立上りに同期して「1番目の印字データ」,
「3番目の印字データ」、「5番目の印字データ」・・
・が順次入力し、セグメントドライバ23内のシフトレジ
スタ25にはクロック信号CK2の立上りに同期して「2番
目の印字データ」、「4番目の印字データ」、「6番目
の印字データ」・・・が順次入力する。その後、各セグ
メントドライバ22及び23へのラッチ信号LA1の入力によ
り、セグメントドライバ22内のラッチ回路26には1番
目、3番目、・・・2k−1番目の印字データがラッチさ
れ、セグメントドライバ23内のラッチ回路26には2番
目、4番目、・・・2k番目の印字データがラッチされ
る。
その後、ラッチ信号LA1の立下りに同期してプリンタ
コントローラ基板20からコモンドライバ28を介して選択
信号が選択電極COM1へ出力されLEDアレー24−1が選択
される。この為、上記の如くラッチ回路26にラッチされ
たビデオデータDは定電流バッファ27→対応する出力
を介してLEDアレー24−1の端子L1〜L2kへ出力
される。この時、ゼグメントドライバ22,23とLEDアレー
24−1は前述の如く接続されている為、LEDアレー24−
1内のLEDL1′,L3′,・・・はセグメントドライバ22の
出力から供給されるビデオデータDに従って
点灯または非点灯(駆動)制御され、LEDL2′,L4′,・
・・はセグメントドライバ23の出力から供給
されるビデオデータDに従って駆動制御される。
一方、上記のようにLEDアレー24−1内のLEDL1′〜
Lk′が駆動制御されている時、次の2k個のビデオデータ
Dが期間V2に示す間クロック信号CK1及びCK2に同期して
シフトレジスタ25へ入力する。そして、次のラッチ信号
LA2の出力により、ラッチ回路26へシフトレジスタ25内
に入力した上記次の2k個のビデオデータDがラッチされ
る。そして、次の選択信号がプリンタコントローラ基板
20からLEDアレー24−2の選択電極24−2へ出力される
とラッチ回路26にラッチされたビデオデータDはセグメ
ントドライバ22及び23の出力よりLEDアレー2
4−2の端子L1〜L2kへ供給され、LEDアレー24−2内のL
EDL1′〜Lk′を点灯/非点灯(駆動)制御する。
以下、同様にして選択電極COM1〜COMnへ順次入力する
選択信号に従ってLEDアレー24−3〜24−nが順次選択
され、各LEDアレー24−3〜24−n内のLEDL1′〜L2k
を駆動制御する。そして最後のLEDアレー24−n内のLED
L1′〜L2k′を駆動制御し全てのLEDアレー24−1〜24−
nの駆動を終了すると前述の感光面への1ラインの光書
込みを終了する。その後同様にLEDの駆動制御処理を繰
り返すことにより1ライン毎に感光面に対してビデオデ
ータDに従った光書込みを行うことができる。
以上のように本実施例はゼグメントドライバ22、23と
LEDアレー24−1〜24−n間の接続構成を従来と変え、
周波数の低い2つのクロック信号CK1,CK2によりクロッ
ク転送の際ノイズを発生させることなくビデオデータを
セグメントドライバ22,23へ出力し、LEDアレー24−1〜
24−nを駆動制御するものである。
次に、本考案の他の実施例を説明する。本実施例は上
記実施例と同様に発光素子としてLEDを使用し、このLED
の駆動制御装置に関するものであり、LEDプリンタPに
適用されるものである。第8図は上記LEDプリンタPのL
EDヘッド内の回路構成を示す図である。本実施例の場
合、6個のセグメントドライバ31〜36及びn個のLEDア
レー30−1〜30−nで構成されている。そして1つのLE
Dアレー30−1,30−2,・・・には3k個(例えば192個)の
LEDが形成され、隣合うLEDアレー30−1と30−2、30−
3と30−4、・・・は1つの選択電極COM1〜COMn/2に接
続している。したがって、隣合う2つのLEDアレー30−
1と30−2等を同時に選択する構成である。また、6個
のセグメントドライバ31〜36にはクロック信号CK、ビデ
オデータD、ラッチ信号LAが供給されるが、ビデオデー
タDはプリンタコントローラ20内で交互に選択されてビ
デオデータD1とD2に分けられ、またクロック信号CKも3
系統のクロック信号CK1〜CK3に分けられ供給される。ク
ロック信号CK1はセグメントドライバ31及び32へ出力さ
れ、その立上りに同期してセグメントドライバ31へビデ
オデータD1を入力し、セグメントドライバ32へビデオデ
ータD2を入力する。また、クロック信号CK2はセグメン
トドライバ33及び34へ出力され、その立上りに同期して
セグメントドライバ33へビデオデータD1を入力し、セグ
メントドライバ34へビデオデータD2を入力する。さら
に、クロック信号CK3はセグメントドライバ35及び36へ
出力され、その立上りに同期してセグメントドライバ35
へビデオデータD1を入力し、セグメントドライバ36へビ
デオデータD2を入力する。
尚、ビデオデータD1,D2は6k個(例えば384個)のビデ
オデータDをプリンタコントローラで交互に分け奇数番
目のビデオデータをD1とし、偶数番目のビデオデータを
D2とするものである。そして、上記クロック信号CK1〜C
K3による各セグメントドライバ31〜36へのビデオデータ
D1及びD2の入力タイミングは第9図に示すように行われ
る。すなわち、クロック信号CK1の立上りに同期して
「1番目のビデオデータ」、「7番目のビデオデータ」
・・・が順次セグメントドライバ31へ入力し、「2番目
のビデオデータ」、「8番目のビデオデータ」・・・が
順次セグメントドライバ32へ入力する。また、クロック
信号CK2の立上りに同期して「3番目のビデオデー
タ」、「9番目のビデオデータ」・・・が順次セグメン
トドライバ33へ入力し、「4番目のビデオデータ」、
「10番目のビデオデータ」・・・が順次セグメントドラ
イバ34へ入力する。さらにクロック信号CK3の立上りに
同期して「5番目のビデオデータ」、「11番目のビデオ
データ」・・・が順次セグメントドライバ35へ入力し、
「6番目のビデオデータ」、「12番目のビデオデータ」
・・・が順次セグメントドライバ36へ入力する。
したがって、セグメントドライバ31内のシフトレジス
タは「1番目のビデオデータ」、「7番目のビデオデー
タ」・・・が順次入力しており、セグメントドライバ32
内のシフトレジスタには「2番目のビデオデータ」、
「8番目のビデオデータ」・・・が順次入力しており、
以下セグメントドライバ33〜36内のシフトレジスタにも
上記入力に従ったビデオデータが入力している。したが
って、その後例えば選択電極COM1に選択信号が入力し、
LEDアレー30−1,30−2が選択されると、上記の如くセ
グメントドライバ31〜36に入力していた6k個(384個)
のビデオデータはLEDアレー30−1,30−2へ出力され、
このビデオデータに従ってLEDアレー30−1,30−2内の
各LEDを駆動制御する。
その後第9図に示すタイムチャートに従って次の6k個
のビデオデータがセグメントドライバ31〜36へ入力し選
択電極COM2へ選択信号が入力すると次のLEDアレー30−
3,30−4が選択され、この時のビデオデータDに従って
LEDアレー30−3,30−4が駆動制御される。以下、同様
にして順次LEDアレー30−5〜30−nまでビデオデータ
に従ってLEDを駆動制御し感光面に光書込みを行う。
以上のように本実施例は、前述の実施例のクロック信
号CK1,CK2より更にノイズの発生を防止できる周波数の
小さいクロック信号CK1〜CK3により、ビデオデータをセ
グメントドライバ31〜36へ出力するものであり、しかも
この時ビデオデータDは単にデータを交互に分けてビデ
オデータD1,D2として出力するだけでよく従来のように
例えばk個のビデオデータをバッファした後順次出力す
るような処理を必要としない。
尚、本実施例では発光素子としてLEDを用いた場合に
ついて説明したがLEDに限らずEL等の他の発光素子を列
状に配列した構成であれば良く、本発明の発光素子の駆
動制御装置が使用される装置もLEDプリンタに限らず、
ファクシミリ、画像読取り装置等にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、ビデオデ
ータを転送する為のクロック信号の周波数が従来に比べ
て低いのでノイズの発生を防止でき、周辺機器への悪影
響を防止できる。
また、ビデオデータを予め並べ変える為の複雑な制御
処理や付加回路が必要でなく発光素子の駆動処理時間が
短縮できると共に装置のコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の発光素子駆動制御装置の要部回路
図、 第2図は一実施例の発光素子駆動制御装置を用いたLED
プリンタの全体構成図、 第3図はセグメントドライバの回路図、 第4図はLEDアレーの回路図、 第5図はコモンドライバの回路図、 第6図、第7図は一実施例の発光素子駆動制御装置の動
作を説明するタイムチャート、 第8図は他の実施例の発光素子駆動制御装置の要部回路
図、 第9図は他の実施例の発光素子駆動制御装置の動作を説
明するタイムチャート、 第10図、第12図は従来の発光素子駆動制御装置の回路
図、 第11図、第13図は従来の発光素子駆動制御装置の動作を
説明するタイムチャートである。 8……LEDヘッド、 20……プリンタコントローラ基板、 22,23,31〜36……セグメントドライバ、 24−1〜24−n,30−1〜30−n……LEDアレー、 25……シフトレジスタ、 26……ラッチ回路、 27……定電流バッファ、 L1′〜L2k′……LED.
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/45 B41J 2/455

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】m・k個の発光素子がアレー状に配列され
    た複数の光ドット発生チップと、kビットの出力を備え
    前記発光素子を駆動する複数の発光素子駆動手段と、該
    発光素子駆動手段に設けられ外部機器より送出されるシ
    リアル印字データを入力するデータ入力端子と、前記第
    1の発光素子駆動手段に設けられ位相の異なる第1のク
    ロック信号を入力するクロック入力端子と、第2の発光
    素子駆動手段に設けられ前記第1のクロック信号とは位
    相の異なる第2のクロック信号を入力するクロック入力
    端子と、前記複数の発光素子駆動手段のなかの第1の発
    光素子駆動手段から出力される駆動信号の1つを前記各
    光ドット発生チップの第1の発光素子に接続し、第2の
    発光素子駆動手段から出力される駆動信号の1つを前記
    各光ドット発生チップの第2の発光素子に接続すること
    を特徴とする発光素子の駆動制御装置。
JP4568689A 1989-02-27 1989-02-27 発光素子の駆動制御装置 Expired - Lifetime JP2792664B2 (ja)

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