JP2586237Y2 - パネルの取付構造 - Google Patents

パネルの取付構造

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JP2586237Y2
JP2586237Y2 JP1992002526U JP252692U JP2586237Y2 JP 2586237 Y2 JP2586237 Y2 JP 2586237Y2 JP 1992002526 U JP1992002526 U JP 1992002526U JP 252692 U JP252692 U JP 252692U JP 2586237 Y2 JP2586237 Y2 JP 2586237Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、基板の端面に取り付け
られるパネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7乃至図9に従来の電子機器を示す。
【0003】この電子機器の筐体は、上ケース1、下ケ
ース2、前面パネル3及び背面パネル4にて構成されて
おり、前面パネル3にはプリント配線板(基板)5の一
端側が固定され、背面パネル4には基板5の他端側に設
けられたコネクタ等の電子部品7が挿入される穴部4a
が形成されている。また、図9に示す如く、上ケース1
の内壁には、背面パネル4の上端が挿入される溝9及び
基板5を押さえるボス10が設けられ、下ケース2の内
壁には、背面パネル4の下端が挿入される溝12及び基板
5を押さえるボス13が設けられている。
【0004】また、電子機器の組立は、図8に示す如
く、電子部品7を穴部4aに挿入して基板5の端面5a
に背面パネル4を当接させ、この状態を保持しながら下
ケース2に基板5を載置するとともに背面パネル4の下
端を溝12に挿入し、さらに上ケース1で基板5を覆う
とともに背面パネル4の上端を溝9に挿入し、上下ケー
ス1,2のボス10,13を螺着することによりなされ
る。
【0005】しかしながら、この従来の電子機器による
と、背面パネル4は上,下のケース1,2の溝9,12
に両端が挿入されることにより保持されているだけなの
で、組立誤差、部品誤差のため背面パネル4は上下方向
(図9に示す矢印方向)及び左右方向(紙面に直交する
方向)にがたつきが生じていた。そのため、穴部4aと
電子部品7との間に生じる隙間が電子部品7の上下及び
左右方向共に一定に保たれないので外観が良好でないと
いう不具合があった。
【0006】また、基板5及び背面パネル4を上,下の
ケース1,2に取り付けるときに、電子部品7が穴部4
aに挿入された状態を維持しながらパネル4の両端を
上,下のケース1,2の溝9,12に挿入する必要があ
るので、基板5及びパネル4の取付作業は煩雑なものと
なっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上述の如く、従来のパ
ネルの取付構造では、パネルの穴部とこの穴部に挿入さ
れた電子部品の位置関係がパネルのがたつきにより変化
するので、パネルの穴部と電子部品との間に生じる隙間
を一定に保てないという問題があった。
【0008】本考案はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、パネルの穴部近傍の所定位置
に電子部品を固定することができるパネルの取付構造を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本考案の
パネルの取付構造は、電子部品が一方の面の端部に設け
られた基板と、前記電子部品を固定する位置の近傍に穴
部を設けたパネルとを具備し、このパネルには、前記基
板の他方の面を保持する第1の突起部と、前記電子部品
の固定位置でこの電子部品を前記第1の突起に向けて押
圧する弾性を有する第2の突起部とが設けられ、前記第
2の突起部には、その先端側に、前記電子部品と係合し
前記電子部品が前記固定位置から引き離されるを阻止す
る爪部が設けられ、取付けの際、前記基板の他方の面を
前記第1の突起部に保持した状態で、前記基板を前記パ
ネルの方向にスライドさせ、前記第2の突起部を前記第
1の突起部から引き離される方向にその弾性を利用して
変位させることにより前記電子部品を前記固定位置に固
定する。 請求項2記載の本考案のパネルの取付構造は、
電子部品が一方の面の端部に設けられた基板と、前記電
子部品を固定する位置の近傍に穴部を設けたパネルとを
具備し、このパネルには、前記基板の左右の側端部を案
内するガイドレールと、前記電子部品の固定位置でこの
電子部品を前記ガイドレールの方向に押圧する弾性を有
する突起部とが設けられ、前記突起部には、その先端側
に前記電子部品と係合し前記電子部品が前記固定位置か
ら引き離されるを阻止する爪部が設けられ、取付けの
際、前記ガイドレールを用いて前記基板を前記パネルの
方向にスライドさせ、前記突起部を前記ガイドレールか
ら引き離される方向にその弾性を利用して変位させるこ
とにより前記電子部品を前記固定位置に固定する。
【0010】
【作用】請求項1記載の本考案では、取付けの際、基板
の他方の面を第1の突起部に保持した状態で、前記基板
をパネルの方向にスライドさせ、第2の突起部を前記第
1の突起部から引き離される方向にその弾性を利用して
変位させることにより電子部品を固定位置に固定するの
で、前記電子部品は前記基板の面に対して垂直方向の所
定位置に固定され、また、前記第2の突起部の爪部によ
り前記電子部品がパネルの穴部から引き離されるのを阻
止できる。 請求項2記載の本考案では、取付けの際、ガ
イドレールを用いて基板をパネルの方向にスライドさ
せ、突起部を前記ガイドレールから引き離される方向に
その弾性を利用して変位させることにより電子部品を固
定位置に固定するので、前記電子部品は前記基板の面に
対して垂直方向の所定位置に固定され、且つ、前記電子
部品は前記基板の左右の側端部方向の所定位置に固定さ
れ、また、前記突起部の爪部により前記電子部品がパネ
ルの穴部から引き離されるのを阻止できる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1乃至図6を参照
して詳述する。
【0012】図1乃至図3は第1の実施例を説明する図
であり、図1はパネルの取付構造を説明する断面図、図
2はパネルを基板に取り付ける状態を示した斜視図、図
3はパネルの穴部と電子部品の位置関係を示したパネル
の背面図である。
【0013】本考案に係る電子機器の筐体は、背面パネ
ル14の構造を除いて図7に示す筐体と同様の構成とさ
れている。すなわち、上ケース1、下ケース2、前面パ
ネル3及び背面パネル14にて筐体が構成されており、
前面パネル3にはプリント配線板(基板)5の一端側が
固定され、上ケース1の内壁には背面パネル4の上端が
挿入される溝9及び基板5を押さえるボス10が設けら
れ、下ケース2の内壁には背面パネル14の下端が挿入
される溝12及び基板5を押さえるボス13が設けられ
ている。
【0014】背面パネル14はプラスチックにて形成さ
れており、図1及び図2に示すごとく、下端側には支え
板(第1の突起)16が立設され、中央部位に突起(第
2の突起)17が立設され、この突起17の先端には基
板5の他端側に設けられた電子部品7と係合する爪17
aが設けられている。また、パネル14は、支え板16と
突起17との間に、電子部品7が挿入される穴部14a
が形成されている。
【0015】この電子機器の組立ては、まず、図2に示
す如く、電子部品7を背面パネル14の穴部14aに挿入
して基板5の端面5aに背面パネル14を当接させる。
このとき、図1に示す如く、突起17の爪部17aは電
子部品7に係合する状態となるので穴部14aからの電
子部品7の抜けはこの爪部17aで阻止され、かつ基板
5及び電子部品7を支え板16及び突起17で挾持する
状態となるので、背面パネル14は、電子部品7が穴部
14aに挿入された状態で基板5の端部に取り付けられ
る。
【0016】次に、背面パネル14が取り付けられた基
板5を下ケースに載置するとともに背面パネル14の下
端を溝12に挿入し、さらに上ケース1で基板5を覆う
とともに背面パネル14の上端を溝9に挿入し、上,下
のケース1,2のボス10,13を螺着する。
【0017】これで電子機器の組立は完了する。この場
合に、基板5は、電子部品7を押圧する突起17の押圧
力により支え板16に押し付けられた状態となってお
り、穴部14aに対する電子部品7の上下方向の位置決
めは、支え板16により行われている。従って、穴部1
4aと電子部品7との間に生ずる隙間のうち、電子部品
7の上部側に生ずる隙間S1と下部側に生ずる隙間S2
とを一定(本例ではS1=S2)に保つことができる。
但し、本例では、背面パネル14の左右方向の位置決め
は上,下のケース1,2の内側の側壁により行われてい
るため、背面パネル14は左右方向については若干のが
たつきが生じる。従って、電子部品7の左側に生じる隙
間S3及び右側に生ずる隙間S4は背面パネル14のが
たつきにより変化する。
【0018】図4乃至図6は本考案の第2の実施例を説
明する図であり、図4はパネルを基板に取り付ける状態
を示した斜視図、図5はパネルの取付構造を説明する断
面図、図6はパネルの穴部と電子部品の位置関係を示し
たパネルの背面図である。
【0019】本例は、背面パネル19の構造を除いて第
1の実施例と同様な構成となっている。すなわち、本例
の背面パネル19では、第1の実施例の背面パネル14
に設けられた支え板16のかわりに、一対のガイドレー
ル(第1の突起)20,20が設けられている。これら
一対のガイドレール20,20には、夫々、基板5の左
右の端部を案内するための溝20aが形成されている。
従って、図4に示す如く、基板5の左右の端部をガイド
レール20,20の溝20aに挿入し、矢印方向へスラ
イドさせることにより、電子部品7を背面パネル19の
穴部19aに滑らかに挿入できる。この場合に、基板5
は、図5に示す如く、電子部品7を押圧する突起17の
押圧力によりガイドレール20の下側部20bに押し付
けられており、基板5の左右両端はガイドレール20の
側板部20cで位置決めされている。従って、背面パネ
ル19は、上下方向及び左右方向のいずれの方向につい
ても基板5に対してがたつくことはない。従って、図6
に示す如く、穴部19aと電子部品7との間に生ずる隙
間は、電子部品7の上下方向に生ずる隙間S1,S2
(本例ではS1=S2)とともに左右方向に生ずる隙間
S3,S4(本例ではS3=S4)も一定に保つことが
できる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、パ
ネルの穴部近傍の所定位置に電子部品を固定することが
できる。また、ネジを用いなくても固定と位置合わせが
容易にできる。また、取り付けの際基板に大きな負荷を
かけることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係るパネルの取付構造
を説明する断面図。
【図2】上記パネルを基板に取り付ける状態を示した斜
視図。
【図3】上記パネルの穴部と電子部品の位置関係を示し
たパネルの背面図。
【図4】本考案の第2の実施例に係るパネルを基板に取
り付ける状態を示した斜視図。
【図5】上記パネルの取付構造を説明する断面図。
【図6】上記パネルの穴部と電子部品の位置関係を示し
たパネルの説明図。
【図7】従来の電子機器の分解斜視図。
【図8】従来のパネルを基板に取り付ける状態を示した
斜視図。
【図9】従来のパネルの取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
5……基板 7……電子部品 14…パネル 14a…穴部 16…第1の突起 17…第2の突起 17a…爪部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が一方の面の端部に設けられた基
    板と、前記電子部品を固定する位置の近傍に穴部を設け
    たパネルとを具備し、 このパネルには、前記基板の他方の面を保持する第1の
    突起部と、前記電子部品の固定位置でこの電子部品を前
    記第1の突起に向けて押圧する弾性を有する第2の突起
    部とが設けられ、 前記第2の突起部には、その先端側に、前記電子部品と
    係合し前記電子部品が前記固定位置から引き離されるを
    阻止する爪部が設けられ、 取付けの際、前記基板の他方の面を前記第1の突起部に
    保持した状態で、前記基板を前記パネルの方向にスライ
    ドさせ、前記第2の突起部を前記第1の突起部から引き
    離される方向にその弾性を利用して変位させることによ
    り前記電子部品を前記固定位置に固定することを特徴と
    する パネルの取付構造。
  2. 【請求項2】電子部品が一方の面の端部に設けられた基
    板と、前記電子部品を固定する位置の近傍に穴部を設け
    たパネルとを具備し、 このパネルには、前記基板の左右の側端部を案内するガ
    イドレールと、前記電子部品の固定位置でこの電子部品
    を前記ガイドレールの方向に押圧する弾性を有する突起
    部とが設けられ、 前記突起部には、その先端側に前記電子部品と係合し前
    記電子部品が前記固定位置から引き離されるを阻止する
    爪部が設けられ、 取付けの際、前記ガイドレールを用いて前記基板を前記
    パネルの方向にスライドさせ、前記突起部を前記ガイド
    レールから引き離される方向にその弾性を利用して変位
    させることにより前記電子部品を前記固定位置に固定す
    ることを特徴とする パネルの取付構造。
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JP5459233B2 (ja) * 2011-01-18 2014-04-02 株式会社デンソー 電子装置

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