JPH0438546Y2 - - Google Patents

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JPH0438546Y2
JPH0438546Y2 JP1987040878U JP4087887U JPH0438546Y2 JP H0438546 Y2 JPH0438546 Y2 JP H0438546Y2 JP 1987040878 U JP1987040878 U JP 1987040878U JP 4087887 U JP4087887 U JP 4087887U JP H0438546 Y2 JPH0438546 Y2 JP H0438546Y2
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JP
Japan
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electric wire
cover
main body
protrusion
fitted
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JP1987040878U
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JPS63149581U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電機機器の配線に使用される電線や
電機コードをシヤーシに設けられた孔や器具の壁
等に固定する電線固定具の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) テレビジョン受像機、ラジオ受信機等の電機機
器の配線においては、電機コードを適切にシヤー
シや器具の壁等に固定して、製品化後に配線上の
トラブルが発生するのを防止する必要がある。こ
の目的のために従来使用されている電線固定具に
ついて、図を用いて説明する。
第6図は、従来例を示す斜視図であり、本体1
とカバー2がヒンジ3により連結されており、本
体には両端に開口部4,4があり内部には突起A
8が設けられている。カバー2には突起B9が設
けられ、電線7を両開口部4,4に通し、上から
カバー2を押圧嵌合して係止部材で係止すると、
電線が固定される。
第7図は、嵌合時の状態を示す第6図のA−A
線で切断した断面図である。電線7は本体1に設
けられた突起部A8とカバー2に設けられた突起
部B9によつて図の上下から押さえられて歪曲
し、この歪曲と、歪曲に要する摩擦力とによつて
電線が固定される。
しかしながら、この電線固定具は電線をカバー
の開閉方向と同一の方向から押えて歪曲させるの
で、カバー2を本体1に嵌合させるのに要する力
が大きくなり作業性が悪いという欠点があつた。
ところで、実際にこの電線固定具を使用する場
合には以下の様に行われる。
まず所要の数の電線固定具を、予めシヤーシの
所望の位置に穿けられた孔に本体の裏側に設けら
れたクリツプ10によつて嵌合するか、又は器具
の壁等にビス止めや接着等をするかの手段によつ
て固定しておく。一方電線の方も、配線中は電線
を配索しておき、それぞれの電線固定具の開口部
4,4に電線を軽く嵌合させておき仮止めとし、
後刻になつて、まとめてこれらの電線固定具のカ
バー2を本体1に嵌合させて、電線を固定してい
る。したがつて配索中の電線は、外部からの少し
の力によつても開口部から外れて、位置決めされ
ず、作業能率が悪くなるという欠点もあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の従来技術の欠点に鑑み、本体
とカバーを嵌合する時の挿入力が低く、又電線の
配索時の仮止めにおいても外れにくく、電線の位
置決めが確実にできる電線固定具を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決する手段) 本考案は、上記の目的を達成するために、本体
とカバーとを有し、当該カバーが前記本体に嵌合
係止して電線を固定する電線固定具において、 前記本体は、両端部に電線を挿通する開口部
と、該両開口部と共同して挿通された電線に前記
カバーの開閉方向と交叉する面内の歪曲を与える
突起部とを有し、 前記カバーは、本体と嵌合したときに電線の前
記歪曲を拡大する当接部と該当接部に電線を案内
する傾斜面とが設けられた案内板を有する構成を
特徴とするものである。
(実施例) 本考案の1実施例について図を用いて説明す
る。
第1図は本考案の実施例の斜視図である。第2図
は、カバーと本体を嵌合し、電線が固定された状
態を示す上面図であり理解し易いようカバー上面
は省略している。第3図は第1図のB−B線で切
断した断面図である。
本体1とカバー2はヒンジ3により結合され
て、プラスチツクの一体成形等によつて形成され
る。本体1にはその両端に電線7が丁度嵌り込む
幅の電線が挿通される開口部4,4があり、内部
にある突起部5と共に電線7に歪曲を与えて位置
決めをする。電線の歪曲が、カバーの開閉方向と
交差する面内に生じるように開口部と突起部は構
成されている。突起部5が電線と当接する当接部
5bはその端部に傾斜面5aを有し、電線7の位
置決めがされる時に、電線が突起部5の当接部5
bに容易に当接していくようになつている。
カバー2には案内板6があり、この案内板6は
カバー2が本体1に嵌合した時、電線を第1図の
矢印の方向に押圧し、第2図に示すように電線に
与える歪曲を更に大きくしかつその歪曲状態を維
持して、当接部5b,6bと電線との摩擦力によ
り電線を固定する。
本考案の実施例においては、案内板6の電線と
の当接部6bは、カバー2が本体1に嵌合した時
に本体1内にある突起部5の当接部5bと平行に
なるように構成されている。そしてこの当接部6
bにもその端部に傾斜面6aが設けられ、本体と
カバーが嵌合する時、低い力で挿入しても容易に
カバーが電線を歪曲させて本体に係止できるよう
になつている。このように本考案では、カバーの
開閉方向と交差する面内で電線に歪曲を与えてい
るので、従来に比して小さい力で容易に嵌合、固
定ができる。カバー2が本体1に嵌合すると係止
突起1′が係止孔2′に嵌合し固定される。
第4図、第5図に他の実施例を示す。第4図は
斜視図であり、第5図は嵌合状態を示すカバー上
面を省略した上面図である。第1図乃至第3図に
示した実施例との違いは、カバー2に設けられた
案内板6の当接部6bの向きが反対となつている
ことである。したがつてこの考案の実施例では電
線7は第4図の矢印の方向に押圧され、嵌合時の
状態は第5図に示すように突起部5と案内板6が
電線7の反対側から押圧して電線を固定してい
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、本体に両
端の開口部と中間の突起部とを形成しているの
で、本体に電線を挿通すれば、電線に自動的に歪
曲を与えることができる。また、カバーに案内板
を設け、この案内板に電線の歪曲を拡大する当接
部を設けたので、カバーを閉じさえすれば、その
歪曲を拡大できる。また、当接部に電線を案内す
る傾斜面を形成したので、従来のものより低い力
でカバーの嵌合ができ、作業性が向上する。さら
に、作業中に電線が固定具から簡単に外れてしま
うというトラブルを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は電
線が固定された状態を示すカバー上面を省略した
上面図、第3図は第1図のB−B線で切断した断
面図、第4図は本考案の他の実施例の斜視図、第
5図は第4図の実施例により電線が固定された状
態を示すカバー上面を省略した上面図、第6図は
従来例を示す斜視図、第7図は従来例のカバーを
嵌合後第6図のA−A線で切断した断面図であ
る。 1……本体、2……カバー、4……開口部、5
……突起部、5b……当接部、6……案内板、6
a……傾斜面、6b……当接部、7……電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体とカバーとを有し、当該カバーが前記本体
    に嵌合係止して電線を固定する電線固定具におい
    て、 前記本体は、両端部に電線を挿通する開口部
    と、該両開口部と共同して挿通された電線に前記
    カバーの開閉方向と交叉する面内の歪曲を与える
    突起部とを有し、 前記カバーは、本体と嵌合したときに電線の前
    記歪曲を拡大する当接部と該当接部に電線を案内
    する傾斜面とが設けられた案内板を有する、 ことを特徴とする電線固定具。
JP1987040878U 1987-03-23 1987-03-23 Expired JPH0438546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987040878U JPH0438546Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987040878U JPH0438546Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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Publication Number Publication Date
JPS63149581U JPS63149581U (ja) 1988-10-03
JPH0438546Y2 true JPH0438546Y2 (ja) 1992-09-09

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JP1987040878U Expired JPH0438546Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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JP2008151994A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Fujitsu Access Ltd 光ファイバーケーブル固定具とこれを用いた筐体

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JP2012238723A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Panasonic Corp ケーブル固定装置

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JPS5724032U (ja) * 1981-07-03 1982-02-08

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JPS63149581U (ja) 1988-10-03

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