JP2573270Y2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JP2573270Y2
JP2573270Y2 JP1992047655U JP4765592U JP2573270Y2 JP 2573270 Y2 JP2573270 Y2 JP 2573270Y2 JP 1992047655 U JP1992047655 U JP 1992047655U JP 4765592 U JP4765592 U JP 4765592U JP 2573270 Y2 JP2573270 Y2 JP 2573270Y2
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敬三 猪崎
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、第1のケース部とこの
第1のケース部の所定の面に対して端面が対向させられ
て第1のケース部に取付けられる第2のケース部とを有
する電子機器の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の筐体を図4乃至図6に示
す。
【0003】この筐体は、断面「コ」字形の上,下のケ
ース部1,2と、この上,下のケース部1,2の一端側
に設けられる前面ケース部4と、上,下のケース部1,
2の他端側に設けられる背面ケース部5で構成されてい
る。
【0004】図5に示す如く、前面ケース部4の内壁面
4aには、上,下のケース部1,2の一端側周縁をガイ
ドする枠状の突出部4bが形成されており、突出部4b
内にはプリント配線板7の一端側が挿入されて前面ケー
ス部4に固定されている。また、プリント配線板7の他
端側には背面ケース部5が固定されている。
【0005】一方、上ケース部1の内壁面には図6に示
す如く、ねじ9と螺合するナット10がインサートされた
ボス11が設けられ、下ケース部2の内壁面には、ボス
11と対応する位置にボス13が設けられ、このボス1
3にはねじ9挿入用の穴部13aが形成されている。ま
た、プリント配線板7には、ボス11,13と対応する
位置にねじ9挿入用の穴部7aが形成されている。尚、
下ケース部2の上縁部分には、上ケース部1の下縁部分
に嵌め合わせるための段部2bが形成されている。
【0006】上記筐体の組立は、前面ケース部4の突出
部4b及び背面ケース部5を、上部側から上ケース部1
で覆うと共に下部側から下部ケース部2で覆い、図6に
示す如く、上,下のケース1,2及びプリント配線板7
の三者をねじ9で共締めすることによりなされる。
【0007】ところが、上記構成では、前面ケース部4
と上,下のケース部1,2の位置関係は、ナット10、
穴部13a及び穴部7aの位置関係で決まるため、前面
ケース部4の内壁面4aと上,下のケース部の端面1
a,2aとの間に隙間Sが生じ易く、筐体の外観を損ね
るという不具合があった。
【0008】この場合にナット10、穴部13a及び穴
部7aの位置精度を高めることにより隙間Sをなくす構
成としたのでは、各部品の製造コストが高くなり、また
前面ケース部4と上,下のケース部1,2との間にクリ
アランスがないのではねじ締め作業が困難になるという
不具合があった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上述の如く、上記電子
機器の筐体構造では、上,下のケース部とこのケース部
の端部に取付けられる前面ケース部との間に隙間が生じ
易く、外観を損ねるという問題があった。
【0010】本考案はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、第1のケース部とこの第1の
ケース部との所定の面に対して端面が対向させられて第
1のケース部に取付けられる第2のケース部の間に隙間
が生じ難い筐体構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案に係る電子機器の
筐体構造は、筐体の一面を構成する第1のケース部と、
前記第1のケース部に対向する第2のケース部と、前記
第1のケース部及び前記第2のケース部により構成され
る前記筐体の2面を除く筒状の面を当該筒の軸に沿って
2つに分けて構成した第3、第4のケース部と、前記第
1のケース部から前記第2のケース部の方向に筒状に突
出し、前記第3、第4のケース部に覆われる突出部とを
具備し、前記第3のケース部の端部と前記第4のケース
部の端部とが相互に向かい合う面の前記第3、第4のケ
ース部の内壁と、前記突出部における当該内壁に対応す
る位置とに、傾斜面とガイド部とが設けられ、前記第
3、第4のケース部の端面が結合するように当該第3、
第4のケース部を移動させたときに、前記傾斜面を前記
ガイド部が摺動することにより前記第3、第4のケース
部が前記第1のケース部方向に移動し、前記第3、第4
のケース部の前記第1のケース部側端面と、前記第1の
ケース部の前記第3、第4のケース部側端面とが、接合
するようにされていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本考案では第3、第4のケース部の端面が結合
するように当該第3、第4のケース部を移動させると、
前記傾斜面を前記ガイド部が摺動し、第3、第4のケー
ス部が第1のケース部方向に移動する。そして、第3、
第4のケース部の第1のケース部側端面と、第1のケー
ス部の第3、第4のケース部側端面とが接合して、適切
な密着状態を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1乃至図3を参照
して詳述する。
【0014】図1及び図2は第1の実施例を説明する図
であり、図1は筐体の分解斜視図、図2は筐体の一部切
欠側面図である。
【0015】本考案に係る筐体は、断面「コ」字形の
ケース部(第3のケース部)及び下ケース部(第4のケ
ース部)と、この上、下ケース部21、22の一端側に
設けられる前面ケース部(第1のケース部)と、従来例
と同様、上、下のケース部21、22の他端側に設けら
れる背面ケース部(第2のケース部)5とで構成されて
いる。
【0016】図1に示す如く、前面ケース部24の内壁
面(所定の面)24aには、上,下のケース部21,2
2の一端側周縁をガイドする枠状の突出部26が設けら
れており、この突出部26の左右の側面の上部及び下部
には、ガイド部27a,27bが内壁面24aと並行す
る方向に向けて突出させられている。また突出部26内
にはプリント配線板28の一端側が挿入されて前面ケー
ス部24に取付けられておりプリント配線板28の他端
側には背面ケース部5が取付けられている。また、プリ
ント配線板28には上,下のケース部21,22をねじ
32で固定するためのねじ挿入穴28aが形成されてい
る。
【0017】一方、上ケース部21は、突出部26の左
右の側面と対向させられる部分に、前面ケース部の内壁
面24aとガイド部27aとの間に位置付けられるガイ
ドリブ30が設けられている。このガイドリブ30は下
方よりも上方側が幅広に形成されている。また上ケース
21の内壁面には、ねじ32と螺合するナット33がイ
ンサートされたボス35が設けられている。
【0018】下ケース部22は、突出部26の左右の側
面と対向させられる部分に、前面ケース部の内壁面24
aとガイド部27bとの間に位置付けられるガイドリブ
37が設けられている。このガイドリブ37は上方より
も下方が幅広に形成されている。また、下ケース部22
の内壁面には、上ケース部21のボス35と対応する位
置にボス39が設けられ、このボス39にはねじ32挿
入用の穴部39aが形成されている。尚、下ケース部2
2の上縁部分には、上ケース部21の下縁部分を嵌め合
わせるための段部22bが形成されている。
【0019】上記筐体の組立は、上ケース部21のガイ
ドリブ30を前面ケース部内壁面24aとガイド部27
aとの間にすべり込ませるようにして、上ケース部21
にて突出部26及び背面ケース部5の上側半分を覆った
状態とし、同様に下ケース部22のガイドリブ37を前
面ケース部内壁面24aとガイド部27bとの間にすべ
り込ませるようにして、下ケース部22にて突出部26
及び背面ケース部5の下側半分を覆った状態とし、図2
に示す如く、上,下のケース部21,22及びプリント
配線板28の三者をねじ32で共締めすることにより行
われる。
【0020】この場合に、突出部26を覆う方向である
下方に向けて上ケース部21が移動させられると、ガイ
ドリブ30の斜面(当接面)30aはガイド部27aと
当接することになり、この斜面30aを押圧するガイド
部27aの作用により、ガイドリブ30、従って、上ケ
ース部21は前面ケース部内壁面24aに向けて移動さ
せられる。従って、上ケース部21の端面21aは前面
ケース部内壁面24aに密着させられることになる。同
様に、下ケース部22が上方に向けて移動させられる
と、ガイドリブ37の斜面37aを押圧するガイド部2
7bの作用により、下ケース部22は前面ケース部内壁
面24aに向けて移動させられることになり、下ケース
部22の端面22aは前面ケース部内壁面24aに密着
させられる。
【0021】このように、本例の筐体構造では、上,下
のケース部21,22に設けられたガイドリブ30,3
7及び突出部26に設けられたガイド部27a,27b
の作用により上,下のケース部21,22の端面21
a,22bは前面ケース部24に密着させられるので、
前面ケース部24と上,下のケース部21,22との間
に隙間が生じることがなくなり、筐体の外観は良好とな
る。またガイドリブ30を前面ケース部内壁面24aと
ガイド部27aとの間に、また、ガイドリブ37を前面
ケース部内壁面24aとガイド部27bとの間にすべり
込ませると、これらのガイドリブ30,37が位置決め
となって、上ケース部21及び下ケース部22は前面ケ
ース部24の所定位置に位置付けられるので、筐体の組
立作業も容易になる。
【0022】図3は第2の実施例を説明する図である。
第1の実施例においては、ガイドリブ30,37は上,
下のケース部21,22の内壁面から突出させるように
して形成されているが、本例は、上,下のケース部2
1,22の内壁面に凹部41を形成することによりガイ
ドリブ42を形成している。すなわち、本例では、下ケ
ース部22の端面22a又は上ケース21の端面21a
から凹部41で形成された斜面(当接面)41aまでが
本考案のガイドリブ42を構成している。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る電子機
器の筐体構造によれば、第3のケース部の端部と第4の
ケース部の端部とが相互に向かい合う面の第3、第4の
ケース部の内壁と、突出部における当該内壁に対応する
位置とに、傾斜面とガイド部とが設けられ、第3、第4
のケース部の端面が結合するように当該第3、第4のケ
ース部を移動させたときに、傾斜面を前記ガイド部が摺
動することにより第3、第4のケース部が第1のケース
部方向に移動し、第3、第4のケース部の第1のケース
部側端面と、第1のケース部の第3、第4のケース部側
端面とが、接合するようにされているので、第3、第4
のケース部の端面が結合するように当該第3、第4のケ
ース部を移動させるだけで、第3、第4のケース部の第
1のケース部側端面と、第1のケース部の第3、第4の
ケース部側端面とが接合して、適切な密着状態を得るこ
とができ、第1のケース部と第3、第4のケース部との
間に間隙が生じ難くなり、内部の好適な密封と良好な外
観とを実現する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る筐体の分解斜視
図。
【図2】上記筐体の一部切欠側面図。
【図3】本考案の第2の実施例に係る筐体の要部斜視
図。
【図4】従来の筐体の分解斜視図。
【図5】従来の筐体の要部を拡大して示した分解斜視
図。
【図6】従来の筐体の一部切欠側面図。
【符号の説明】
21… 上ケース部(第3のケース部) 22… 下ケース部(第4のケース部) 24… 前面ケース部(第1のケース
部) 24a… 所定の面 26… 突出部 27a、27b… ガイド部 30、37… ガイドリブ 30a、37b… 当接面 24…

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の一面を構成する第1のケース部と、 前記第1のケース部に対向する第2のケース部と、 前記第1のケース部及び前記第2のケース部により構成
    される前記筐体の2面を除く筒状の面を当該筒の軸に沿
    って2つに分けて構成した第3、第4のケース部と、 前記第1のケース部から前記第2のケース部の方向に筒
    状に突出し、前記第3、第4のケース部に覆われる突出
    部とを具備し、 前記第3のケース部の端部と前記第4のケース部の端部
    とが相互に向かい合う面の前記第3、第4のケース部の
    内壁と、前記突出部における当該内壁に対応する位置と
    に、傾斜面とガイド部とが設けられ、 前記第3、第4のケース部の端面が結合するように当該
    第3、第4のケース部を移動させたときに、前記傾斜面
    を前記ガイド部が摺動することにより前記第3、第4の
    ケース部が前記第1のケース部方向に移動し、前記第
    3、第4のケース部の前記第1のケース部側端面と、前
    記第1のケース部の前記第3、第4のケース部側端面と
    が、接合するようにされていることを特徴とする 電子機
    器の筐体構造。
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