JPH0562079U - パネルの取付構造 - Google Patents

パネルの取付構造

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JPH0562079U
JPH0562079U JP252692U JP252692U JPH0562079U JP H0562079 U JPH0562079 U JP H0562079U JP 252692 U JP252692 U JP 252692U JP 252692 U JP252692 U JP 252692U JP H0562079 U JPH0562079 U JP H0562079U
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JP
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panel
electronic component
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hole
protrusion
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敬三 猪崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の端部に設けられた電子部品とこの電子
部品が挿入されるパネルの穴部との間に生じる隙間を一
定に保つことができるパネルの取付構造の提供。 【構成】 パネル14の穴部14aに基板5の電子部品
7を挿入すると、パネル14に立設された突起17の押
圧力により基板5はパネル14に立設された突起16に
押し付けられ、また、穴部14aからの電子部品7の抜
けは突起17の先端に設けられた爪部17aが電子部品7
に係合することにより阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、基板の端面に取り付けられるパネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7乃至図9に従来の電子機器を示す。
【0003】 この電子機器の筐体は、上ケース1、下ケース2、前面パネル3及び背面パネ ル4にて構成されており、前面パネル3にはプリント配線板(基板)5の一端側 が固定され、背面パネル4には基板5の他端側に設けられたコネクタ等の電子部 品7が挿入される穴部4aが形成されている。また、図9に示す如く、上ケース 1の内壁には、背面パネル4の上端が挿入される溝9及び基板5を押さえるボス 10が設けられ、下ケース2の内壁には、背面パネル4の下端が挿入される溝12 及び基板5を押さえるボス13が設けられている。
【0004】 また、電子機器の組立は、図8に示す如く、電子部品7を穴部4aに挿入して 基板5の端面5aに背面パネル4を当接させ、この状態を保持しながら下ケース 2に基板5を載置するとともに背面パネル4の下端を溝12に挿入し、さらに上 ケース1で基板5を覆うとともに背面パネル4の上端を溝9に挿入し、上下ケー ス1,2のボス10,13を螺着することによりなされる。
【0005】 しかしながら、この従来の電子機器によると、背面パネル4は上,下のケース 1,2の溝9,12に両端が挿入されることにより保持されているだけなので、 組立誤差、部品誤差のため背面パネル4は上下方向(図9に示す矢印方向)及び 左右方向(紙面に直交する方向)にがたつきが生じていた。そのため、穴部4a と電子部品7との間に生じる隙間が電子部品7の上下及び左右方向共に一定に保 たれないので外観が良好でないという不具合があった。
【0006】 また、基板5及び背面パネル4を上,下のケース1,2に取り付けるときに、 電子部品7が穴部4aに挿入された状態を維持しながらパネル4の両端を上,下 のケース1,2の溝9,12に挿入する必要があるので、基板5及びパネル4の 取付作業は煩雑なものとなっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く、従来のパネルの取付構造では、パネルの穴部とこの穴部に挿入さ れた電子部品の位置関係がパネルのがたつきにより変化するので、パネルの穴部 と電子部品との間に生じる隙間を一定に保てないという問題があった。
【0008】 本考案はこのような従来の欠点を解決するべくなされたものであり、パネルの 穴部とこの穴部に挿入される電子部品との間に生じる隙間を一定に保つことがで きるパネルの取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のパネルの取付構造は、電子部品が端面から突出させられた状態で一方 の面に設けられた基板と、前記電子部品が挿入される穴部を有するパネルとを具 備し、このパネルには、前記基板の他方の面と対向させられて位置付けられる第 1の突起と、弾性を有し前記電子部品を押圧して前記基板を前記第1の突起に向 けて押圧する第2の突起とが設けられ、この第2の突起の先端側には、前記電子 部品と係合し前記電子部品が前記穴部から抜け出ることを阻止する爪部が設けら れた構成となっている。
【0010】
【作用】
本考案では、パネルの穴部に電子部品を挿入すると、電子部品を押圧する第2 の突起の作用により基板は第1の突起に押し付けられるので、電子部品は穴部内 の所定位置に位置付けられ、また、第2の突起の爪部により穴部からの電子部品 の抜けは阻止されるので、電子部品が穴部の所定位置に位置付けられた状態で、 パネルは基板に取り付けられる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図6を参照して詳述する。
【0012】 図1乃至図3は第1の実施例を説明する図であり、図1はパネルの取付構造を 説明する断面図、図2はパネルを基板に取り付ける状態を示した斜視図、図3は パネルの穴部と電子部品の位置関係を示したパネルの背面図である。
【0013】 本考案に係る電子機器の筐体は、背面パネル14の構造を除いて図7に示す筐 体と同様の構成とされている。すなわち、上ケース1、下ケース2、前面パネル 3及び背面パネル14にて筐体が構成されており、前面パネル3にはプリント配 線板(基板)5の一端側が固定され、上ケース1の内壁には背面パネル4の上端 が挿入される溝9及び基板5を押さえるボス10が設けられ、下ケース2の内壁 には背面パネル14の下端が挿入される溝12及び基板5を押さえるボス13が 設けられている。
【0014】 背面パネル14はプラスチックにて形成されており、図1及び図2に示すごと く、下端側には支え板(第1の突起)16が立設され、中央部位に突起(第2の 突起)17が立設され、この突起17の先端には基板5の他端側に設けられた電 子部品7と係合する爪17aが設けられている。また、パネル14は、支え板16 と突起17との間に、電子部品7が挿入される穴部14aが形成されている。
【0015】 この電子機器の組立ては、まず、図2に示す如く、電子部品7を背面パネル14 の穴部14aに挿入して基板5の端面5aに背面パネル14を当接させる。この とき、図1に示す如く、突起17の爪部17aは電子部品7に係合する状態とな るので穴部14aからの電子部品7の抜けはこの爪部17aで阻止され、かつ基 板5及び電子部品7を支え板16及び突起17で挾持する状態となるので、背面 パネル14は、電子部品7が穴部14aに挿入された状態で基板5の端部に取り 付けられる。
【0016】 次に、背面パネル14が取り付けられた基板5を下ケースに載置するとともに 背面パネル14の下端を溝12に挿入し、さらに上ケース1で基板5を覆うとと もに背面パネル14の上端を溝9に挿入し、上,下のケース1,2のボス10, 13を螺着する。
【0017】 これで電子機器の組立は完了する。この場合に、基板5は、電子部品7を押圧 する突起17の押圧力により支え板16に押し付けられた状態となっており、穴 部14aに対する電子部品7の上下方向の位置決めは、支え板16により行われ ている。従って、穴部14aと電子部品7との間に生ずる隙間のうち、電子部品 7の上部側に生ずる隙間S1と下部側に生ずる隙間S2とを一定(本例ではS1 =S2)に保つことができる。但し、本例では、背面パネル14の左右方向の位 置決めは上,下のケース1,2の内側の側壁により行われているため、背面パネ ル14は左右方向については若干のがたつきが生じる。従って、電子部品7の左 側に生じる隙間S3及び右側に生ずる隙間S4は背面パネル14のがたつきによ り変化する。
【0018】 図4乃至図6は本考案の第2の実施例を説明する図であり、図4はパネルを基 板に取り付ける状態を示した斜視図、図5はパネルの取付構造を説明する断面図 、図6はパネルの穴部と電子部品の位置関係を示したパネルの背面図である。
【0019】 本例は、背面パネル19の構造を除いて第1の実施例と同様な構成となってい る。すなわち、本例の背面パネル19では、第1の実施例の背面パネル14に設 けられた支え板16のかわりに、一対のガイドレール(第1の突起)20,20 が設けられている。これら一対のガイドレール20,20には、夫々、基板5の 左右の端部を案内するための溝20aが形成されている。従って、図4に示す如 く、基板5の左右の端部をガイドレール20,20の溝20aに挿入し、矢印方 向へスライドさせることにより、電子部品7を背面パネル19の穴部19aに滑 らかに挿入できる。この場合に、基板5は、図5に示す如く、電子部品7を押圧 する突起17の押圧力によりガイドレール20の下側部20bに押し付けられて おり、基板5の左右両端はガイドレール20の側板部20cで位置決めされてい る。従って、背面パネル19は、上下方向及び左右方向のいずれの方向について も基板5に対してがたつくことはない。従って、図6に示す如く、穴部19aと 電子部品7との間に生ずる隙間は、電子部品7の上下方向に生ずる隙間S1, S2(本例ではS1=S2)とともに左右方向に生ずる隙間S3,S4(本例で はS3=S4)も一定に保つことができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案では、パネルの穴部に電子部品を挿入すると、電子 部品を押圧する第2の突起により基板は第1の突起に押し付けられ、また、穴部 からの電子部品の抜けは電子部品と係合する爪部で阻止される。従って、電子部 品と穴部との間に生ずる隙間を一定に保った状態でパネルを基板の端面に取り付 けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係るパネルの取付構造
を説明する断面図。
【図2】上記パネルを基板に取り付ける状態を示した斜
視図。
【図3】上記パネルの穴部と電子部品の位置関係を示し
たパネルの背面図。
【図4】本考案の第2の実施例に係るパネルを基板に取
り付ける状態を示した斜視図。
【図5】上記パネルの取付構造を説明する断面図。
【図6】上記パネルの穴部と電子部品の位置関係を示し
たパネルの説明図。
【図7】従来の電子機器の分解斜視図。
【図8】従来のパネルを基板に取り付ける状態を示した
斜視図。
【図9】従来のパネルの取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
5……基板 7……電子部品 14…パネル 14a…穴部 16…第1の突起 17…第2の突起 17a…爪部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が端面から突出させられた状態
    で一方の面に設けられた基板と、前記電子部品が挿入さ
    れる穴部を有するパネルとを具備し、このパネルには、
    前記基板の他方の面と対向させられて位置付けられる第
    1の突起と、弾性を有し前記電子部品を押圧して前記基
    板を前記第1の突起に向けて押圧する第2の突起とが設
    けられ、この第2の突起の先端側には、前記電子部品と
    係合し前記電子部品が前記穴部から抜け出ることを阻止
    する爪部が設けられていることを特徴とするパネルの取
    付構造。
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JP2007273780A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Saxa Inc プリント基板の取付構造
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