JP2536972Y2 - ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造 - Google Patents

ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造

Info

Publication number
JP2536972Y2
JP2536972Y2 JP1990084142U JP8414290U JP2536972Y2 JP 2536972 Y2 JP2536972 Y2 JP 2536972Y2 JP 1990084142 U JP1990084142 U JP 1990084142U JP 8414290 U JP8414290 U JP 8414290U JP 2536972 Y2 JP2536972 Y2 JP 2536972Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drip
flange
edge
molding
side molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990084142U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0441406U (ja
Inventor
良晴 大森
孝 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1990084142U priority Critical patent/JP2536972Y2/ja
Publication of JPH0441406U publication Critical patent/JPH0441406U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536972Y2 publication Critical patent/JP2536972Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のウインドウパネル側縁部を装飾する
ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造に関
する。
従来の技術 第4〜7図は従来の構造を示すもので、1は車体開口
部2の周縁フランジ3上に接着剤4により固定したフロ
ントウインドウパネル(以下ウインドウパネルと称す)
で、その側縁部はアッパモール4に接続したサイドモー
ル5で被覆してある。このサイドモール5はモール本体
6と、その側縁に顎部7を介して連設されたベース部8
とを備え、このベース部8をフロントピラー9のピラー
アウタ10に接合したドリップチャンネル11に重合して、
複数ケ所でグロメット12とスクリュー13とによって固着
してある。ドリップチャンネル11はルーフサイドからフ
ロントピラー9に亘って設けられ、その前側下端はフロ
ントフェンダ14後縁との干渉を避けるためフロントピラ
ー9のアッパピラー9Aとロアピラー9Bとの連設部分で止
端部としてある一方、サイドモール5は該ドリップチャ
ンネル11の止端部、即ち、下端末よりも延長して、フロ
ントピラー9に沿ってフロントフェンダ14の内側に配設
してある。
15は前記ドリップチャンネル11に沿って配設したドリ
ップシールを示し、フロントピラー9に配設される部分
には、フロントドア20の閉時に前記モール本体6の顎部
7とドアサッシュ21の外縁との間の間隙を閉塞する中空
のパーティングシール部16と、ドリップチャンネル11に
係着するフランジ係着部17と、これらパーティングシー
ル部16とフランジ係着部17との間に形成されたドリップ
溝18とを備えている。このドリップシール15は、前記パ
ーティングシール部16の基部16a端縁をサイドモール5
の顎部7に係着すると共に、フランジ係着部17をドリッ
プチャンネル11の立ち上がりフランジ11aに係着して、
サイドモール5に沿って配設され、フロントドア20の閉
時にドアサッシュ21の外周縁がパーティングシール部16
に密接すると共に、該ドアサッシュ21外周縁近傍のサッ
シュインナ面がフランジ係着部17に付設したシールリッ
プ19に密接して、ドリップ溝19部分に閉断面空間を形成
し、ルーフサイドからフロントピラー9側に廻り込む雨
水や洗車水を、このドリップ溝18に沿って流下ガイドし
て、ドリップチャンネル11の下端末よりも前方部位で該
ドリップ溝18より排水するようにしてある。また、この
ドリップシール15のパーティングシール部16は、サイド
モール5の下端部に沿って、即ち、ドリップチャンネル
11の下端末よりも延長して、該サイドモール5のモール
本体6の下端部に沿ってフロントフェンダ14の内側に延
長,配置し、モール本体6とドアサッシュ21外周縁との
間でパーティングシール部16が途切れることのないよう
にしてある。このパーティングシール部16の延長部16A
は、その一側部にあっては前述のように基部16aの端縁
をサイドモール5の顎部7に係着し、かつ、基部16a底
面を両面接着テープ22によりサイドモール5のベース部
8面に接着してある。この類似構造は、例えば1990年1
月 日産自動車(株)発行 新型車解説書(B13−1)
D−16頁に示されている。
考案が解決しようとする課題 パーティングシール部16の延長部16Aをフロントフェ
ンダ14の内側で両面接着テープ22によりサイドモール5
のベース部8面に接着固定するため、作業者はこのフロ
ントフェンダ14とサイドモール5との間の狭い間隙に手
を差し入れて接着作業しなければならず、従って、作業
性が悪くコストアップの要因ともなっている。また、前
記パーティングシール部16の延設部16Aの接着が不完全
であった場合、パーティングシール部16とモール本体6
との接触部分に流入した水が、基部16aとベース部8と
の接触部分を通ってフロントピラー9のロアピラー9Bに
流下し、該ロアピラー9Bに枢支したドアチェックリンク
機構23に到達して、冬期にあっては該ドアチェックリン
ク機構23が凍結してしまうおそれがある。
そこで、本考案はパーティングシール部の延長部の固
定作業を容易に行うことができると共に、パーティング
シール部の延長部とモール本体との接触部分から水が流
入したとしても、この流入水がピラー側面に沿って流れ
落ちることがなく、ピラー前方に排水させることができ
るウインドウサイドモールのドリップシール取付構造を
提供するものである。
課題を解決するための手段 ウインドウパネルの側縁部を覆うモール本体と、その
側縁に顎部を介して連設され、ピラーアウタに接合した
車外側に立ち上がりフランジを有するドリップチャンネ
ルに重合して取り付けられたベース部とを備えたサイド
モールの下端部を、ピラーアウタに沿って前記ドリップ
チャンネルの下端末よりも延長してフェンダの内側に配
設する一方、ドア閉時にモール本体の顎部とドアサッシ
ュ外周縁との間の間隙を閉塞するパーティングシール部
と、前記立ち上がりフランジに係着するフランジ係着部
と、端縁が前記顎部に係着するパーティングシール部の
基部と、パーティングシール部とフランジ係着部との間
に形成されるドリップ溝を備えたドリップシールのパー
ティングシール部をサイドモールの下端部に沿ってフェ
ンダの内側に延長,配置した構造において、前記サイド
モールのベース部の下端延長部側縁に、断面チャンネル
形のホルダ部を曲折成形する一方、パーティングシール
部の下端延長部に、その基部他側縁より断面略L字状に
延設されて前記ドリップ溝およびフランジ係着部に一体
的に連なるフランジ縁を設け、このフランジ縁を前記ホ
ルダ部に係着,固定してある。
作用 ドリップ溝を流下する水は、該ドリップ溝およびフラ
ンジ係着部と一体的に連なるフランジ縁の側縁とパーテ
ィングシール部との間に形成された溝部に流入し、該溝
部に沿ってピラー前方へ排水ガイドされる。また、パー
ティングシール部の延長部とモール本体との接触部分か
ら流入した水は、サイドモール下端部の断面チャンネル
形のホルダ部でせき止められてピラー側面への流れ落ち
が阻止され、該サイドモール下端部の顎部,ベース部,
およびホルダ部で形成するチャンネル断面内に沿ってピ
ラー前方へ排水ガイドされる。
実施例 以下、本考案の実施例をサイドモールとしてフロント
ウインドウサイドモールを例に採って図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜3図において、サイドモール5はウインドウパ
ネル1の側縁部を覆うモール本体6と、その側縁に顎部
7を介して連設され、フロントピラーアウタ10に接合し
たドリップチャンネル11に重合して取り付けられたベー
ス部8とを備えていて、その下端部をドリップチャンネ
ル11の下端末よりも延長してフロントピラーアウタ10に
沿ってフロントフェンダ14の内側に配設してある。
フロントピラーアウタ10に前記サイドモール5に沿っ
て装着されたドリップシール15は、ドア閉時にモール本
体6の顎部7とドアサッシュ21(第6図参照)の外周縁
との間隙を閉塞する中空のパーティングシール部16と、
フランジ係着部17と、これらパーティングシール部16と
フランジ係着部17との間に形成されたドリップ溝18とを
備えていて、パーティングシール部16の基部16a端縁を
顎部7の下側に係着すると共にフランジ係着部17をドリ
ップチャンネル11の立ち上がりフランジ11aに係着して
取り付けてあり、かつ、前記パーティングシール部16を
サイドモール5の下端部に沿って、フロントフェンダ14
の内側に延長,配置してある。
ここで、前記サイドモール5のベース部8の下端延長
部の側縁には、断面チャンネル形のホルダ部24を曲折成
形してある一方、パーティングシール部16の下端延長部
16Aに、その基部16aの他側縁より断面略L字状に延設さ
れて、前記ドリップ溝18およびフランジ係着部17に一体
に連なるフランジ縁25を設け、このフランジ縁25をホル
ダ部24に係着,固定してある。
以上の実施例構造によれば、ドリップ溝18を流下する
水は、該ドリップ溝18およびフランジ係着部17と一体的
に連なるフランジ縁25の側縁25aとパーティングシール
部16との間に形成された溝部25bに流入し、該溝部25bに
沿って第2図矢印aで示すように、フロントピラー9前
方へ排水ガイドされる。また、パーティングシール部16
の延長部16Aとモール本体6との接触部分から流入した
水は、サイドモール5下端部の断面チャンネル形のホル
ダ部24でせき止められて、フロントピラー9のロアピラ
ー9B側への流れ落ちが阻止され、該サイドモール5下端
部の顎部7,ベース部8,およびホルダ部24で形成するチャ
ンネル断面内に沿って、第2図矢印bで示すようにフロ
ントピラー9の前方へ排水ガイドされる。
ここで、ドリップシール15の下端部はサイドモール5
下端部の前記顎部7,ベース部8,およびホルダ部24で形成
するチャンネル断面内に、適宜の工具で押し込むことに
より、フロントフェンダ14の内側に手を差し入れなくて
も容易に取り付けることができ、しかも、パーティング
シール部16の基部16a端縁が顎部7に係着し、他方、フ
ランジ縁25の側縁25aがホルダ部24に係着して、これら
顎部7,ホルダ部24によって確実に抱持されるから、ドリ
ップシール15の下端部がサイドモール5から外れること
は全くない。また、サイドモール5の下端部は前述のよ
うに顎部7,ベース部8,およびホルダ部24でチャンネル断
面に形成されるから、剛性が高められ、該サイドモール
5下端部が変形することもない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ドリップ溝から流下す
る水を断面L字状に延設されたフランジ縁の側縁とパー
ティングシール部との間に形成された溝部に流下ガイド
して、ピラー前方へ排水することができると共に、パー
ティングシール部とモール本体との接触部から流入した
水は、サイドモール下端部の顎部,ベース部,およびホ
ルダ部で形成するチャンネル断面内に沿って同様にピラ
ー前方へ排水ガイドすることができるので、水が途中か
らピラー側面に流れ落ちるのを回避することができる。
また、ドリップシール下端部は前記サイドモールの顎
部,ベース部,およびホルダ部で形成するチャンネル断
面内に押し込み係着することにより容易に固定すること
ができるから、フェンダの内側に手を差し入れることな
く、適宜の工具を用いて装着作業を迅速に行うことがで
きる。しかも、このようにサイドモール下端部がチャン
ネル断面に形成されるため、剛性が高められて変形する
のを防止することもできるという実用上多大な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す分解斜視図、第
2図は同実施例のサイドモールとドリップシールの組み
付け状態を示す斜視図、第3図は第2図のA−A線に沿
う断面図、第4図は本考案の対象とする自動車の前部斜
視図、第5図は同略示的側面図、第6図,第7図は従来
の構造を示す第5図B−B線,C−C線に沿う断面図であ
る。 1…ウインドウパネル、5…サイドモール、6…モール
本体、7…顎部、8…ベース部、9…ピラー、10…ピラ
ーアウタ、11…ドリップチャンネル、14…フェンダ、15
…ドリップシール、16…パーティングシール部、16a…
基部、16A…延長部、17…フランジ係着部、18…ドリッ
プ溝、20…ドア、21…ドアサッシュ、24…ホルダ部、25
…フランジ縁。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウインドウパネルの側縁部を覆うモール本
    体と、その側縁に顎部を介して連設され、ピラーアウタ
    に接合した車外側に立ち上がりフランジを有するドリッ
    プチャンネルに重合して取り付けられたベース部とを備
    えたサイドモールの下端部を、ピラーアウタに沿って前
    記ドリップチャンネルの下端末よりも延長してフェンダ
    の内側に配設する一方、ドア閉時にモール本体の顎部と
    ドアサッシュ外周縁との間の間隙を閉塞するパーティン
    グシール部と、前記立ち上がりフランジに係着するフラ
    ンジ係着部と、端縁が前記顎部に係着するパーティング
    シール部の基部と、パーティングシール部とフランジ係
    着部との間に形成されるドリップ溝を備えたドリップシ
    ールのパーティングシール部をサイドモールの下端部に
    沿ってフェンダの内側に延長,配置した構造において、
    前記サイドモールのベース部の下端延長部側縁に、断面
    チャンネル形のホルダ部を曲折成形する一方、パーティ
    ングシール部の下端延長部に、その基部他側縁より断面
    略L字状に延設されて前記ドリップ溝およびフランジ係
    着部に一体的に連なるフランジ縁を設け、このフランジ
    縁を前記ホルダ部に係着,固定したことを特徴とするウ
    インドウサイドモールのドリップシール取付構造。
JP1990084142U 1990-08-09 1990-08-09 ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造 Expired - Lifetime JP2536972Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990084142U JP2536972Y2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990084142U JP2536972Y2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0441406U JPH0441406U (ja) 1992-04-08
JP2536972Y2 true JP2536972Y2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=31632383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990084142U Expired - Lifetime JP2536972Y2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536972Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0441406U (ja) 1992-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4508382A (en) Gutter structure for a vehicle body
JPH0375387B2 (ja)
US4184713A (en) Vehicle body construction with unsightly part concealing cover
US4396223A (en) Window for motor vehicle
JPS6256003B2 (ja)
JP2536972Y2 (ja) ウインドウサイドモールのドリップシール取付構造
JP3572390B2 (ja) フロントピラーのウエスト部構造
JP3433709B2 (ja) フロントウインドモールの取付構造
JPS607212Y2 (ja) 自動車用サイドバイザ−
JPH065958Y2 (ja) 車輌用ウィンドウ構造
JP2600442B2 (ja) ウインドウパネルの周縁部構造
JPH0211233Y2 (ja)
JPH0514890Y2 (ja)
JPS6012761Y2 (ja) ウエザ−ストリツプのリテ−ナ構造
JPS5826180Y2 (ja) 自動車用ドアのシ−ル構造
JPS6144544Y2 (ja)
JPH0125079Y2 (ja)
JPH0348942Y2 (ja)
JPS632360Y2 (ja)
JP3784716B2 (ja) 車両フロントピラー部構造及びフィニッシャ
JPH046369Y2 (ja)
JPH0347001Y2 (ja)
JP2712636B2 (ja) 車両のドア構造
JP2620292B2 (ja) サッシュレスドア用ウェザーストリップ
JP3769455B2 (ja) オープンカー用のウェザーストリップと、その取付構造