JP2515373Y2 - 二輪車用シート装置 - Google Patents

二輪車用シート装置

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JP2515373Y2
JP2515373Y2 JP1988122096U JP12209688U JP2515373Y2 JP 2515373 Y2 JP2515373 Y2 JP 2515373Y2 JP 1988122096 U JP1988122096 U JP 1988122096U JP 12209688 U JP12209688 U JP 12209688U JP 2515373 Y2 JP2515373 Y2 JP 2515373Y2
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JP1988122096U
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芳夫 田中
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東京シート株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/46Luggage carriers forming part of frame

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車体側の収納部上部に配設される二輪車用シ
ート装置に関する。
[従来の技術] 従来、オートバイ、スクータ等の二輪車においては、
シートの下部にヘルメット等を収容する収納部を形成す
ることが行われており、このように収納部の上にシート
を配設する場合には、収納部内へ、水,ゴミ等の浸入を
防止する必要がある。このため第8A図で示すように、ボ
トムプレート81と当接する収納部84の外周に孔82を形成
し、この孔82にシール部材83を嵌め込んで取り付けた
り、或いは直接車体側の外周に接着剤を用いてシール部
材83を接合したり、第8B図で示すように、車体側と当接
するボトムプレート81の外周に孔81aを形成し、この孔8
1aにシール部材85を嵌入したり、或いは接着剤でシール
部材85を接合したりして、シールと収納部84との当接部
を防水していた。なお符号86はクッション材、符号87は
表皮材、符号88は表皮材端末部とボトムプレート81を接
合するステイプルである。
[考案が解決しようとする課題] 上記第8A図及び第8B図で示す従来技術は、シール部材
83,85の嵌め込み作業、或いは接着剤による接合作業
は、手作業によって行なっているために、取付作業性に
おいて問題があった。またシール部材83,85を嵌合或い
は接着剤によって接合するため、シール部材83,85の浮
き、外れ、脱落等の問題があった。
本考案の目的は、シール部材の取付作業を容易にし、
シール部材の浮き、外れ、脱落を防止した車体側の収納
部上部に配設される二輪車用シート装置の提供にある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するためになされたものであ
り、本考案は、ボトムプレート上にクッション材を載置
して表皮材で被覆し、表皮材端部をボトムプレートに接
合したシートを、車体側収納部の上に配設してなる二輪
車用シート装置において、前記シートを構成する表皮材
端末部に弾性シール部材を接合し、該弾性シール部材を
前記シートを構成するボトムプレートと前記車体側収納
部上面外周との当接部分に配設して構成したことを特徴
とする。
また弾性シール部材は、頭部と接合部とから構成する
とよい。
[作用] 本考案は、表皮材端末部に弾性シール部材を接合した
ので、表皮材をボトムプレートに接合するとき、一緒に
シール部材を配設することができる。またシール部材が
シートを構成する表皮材の端末部と接合されているの
で、シール部材の浮き、外れ、脱落を防止することがで
きる。
さらにシール部材を頭部と接合部とから構成すると、
頭部によって、車体側からの振動等をより吸収すること
ができる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お以下に説明する部材,配置等は本考案を限定するもの
ではなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変することが
できるものである。
第1A図乃至第1D図は本考案の第1実施例を示すもので
あり、第1D図で示すように、本例のシートSはダブルシ
ートの例を示しており、ボディカバー11内に収納物、例
えばヘルメット等を収納するためのPPC等からなる収納
部Bが形成されており、該収納部Bの上部にダブルシー
トSが配設されている。また本例のダブルシートSにお
いては、シートSの前側(第1D図で左側)の裏面にはヒ
ンジ部(図示せず)が形成されて開閉可能になってお
り、このヒンジ部によって、車体側と係合して、第1D図
で示すように、シートSが上方に開き、上記収納部Bの
蓋体となるように構成されている。また上記ヒンジ部と
反対側のボトムプレート1端部には、図示しない棒状の
シートロックが配置されており、車体側に設けられたシ
ートキャッチによりシートSと車体側とを締結するよう
に構成されている。
本例のダブルシートSは、ポリプロピレン(PP)等か
らなるボトムプレート1上に、ウレタンフォーム等から
なるクッション材2を載置して、ポリ塩化ビニル(PV
C)レザー等からなる表皮材3で被覆してなる。
上記ボトムプレート1の裏面には、シートSを装着し
たときに、収納部Bの壁7の全周内側に位置するような
突起4が、下方(第1A図参照)に向けて周設されてい
る。またこの突起4の外周側で、且つ収納部Bの壁7上
面に形成された張出し部7aと当接する箇所には、小突起
1aが下方に向けて周設されている。
上記表皮材3の端末部3a先端には、弾性シール部材5
が接合されており、この弾性シール部材5を接合した表
皮材3の端末部3aは、ステイプル等の固定具6によりボ
トムプレート1の裏面に接合されている。本例のシール
部材5は軟質PVC、発泡PVC等の高周波加工に適した材質
からなる押出し成形により形成された長尺体であり、第
1C図で示すように、断面円筒形をした中空のシール頭部
5aと、該頭部5aと連続した接合部5bとが一体となったも
のである。なお接合部5bは、加工性及び強度を考慮し
て、発泡層のないものが好ましい。そして第1A図及び第
1B図で示すように、上記ボトムプレート1に形成された
小突起1aの手前に、シール部材5の頭部5a部分が位置す
るように、頭部5aを残して、接合部5bは表皮材3の端末
部3a先端と溶着部8で接合される。この表皮材3とシー
ル部材5との接合は、高周波ウエルダ加工により行なわ
れる。
そして、前記したように、ボトムプレート1上にクッ
ション材2を載置して、表皮材3で被覆するが、このと
き、表皮材3と接合された接合部5bにおいて、ボトムプ
レート1とステイプル等の固着具6により接合する。
このように、シール部材5は軟性材であるため可撓性
を確保しており、このシール部材5により収納部B内に
水,ゴミ等が侵入するのを防止する。
第2A図及び第2B図は、種々形状の弾性シール部材5の
実施例を示すものであり、第2A図の(a)乃至(d)は
頭部5aが中空タイプであり、第2B図の(e)乃至(h)
は頭部5aが中空でないタイプを示すものである。このよ
うに、シール部材5の形状については、種々のものを用
いることができる。
第3A図及び第3B図、第4図乃至第6図は第2実施例乃
至第5実施例を示すものであり、これらの実施例におい
て、上記実施例と同一部材等には同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
第3図で示す実施例は、シール部材5の頭部5a部分を
変更したものであり、断面円筒形の頭部5aを接合部5bの
両端に形成し、表皮材3端部の若干内側で、接合部5bと
高周波加工により溶着部8で溶着したものである。本例
のように構成すると、防水性がより向上し、車体側から
の振動吸収性を向上させることができる。なお本例の頭
部5aは中空となっているが、中空でなくても良いし、形
状も断面円筒形でなくても良い。
第4図で示す実施例では、上記第3図で示す実施例に
加えて、シール部材5の接合部5bに相当する位置の車体
側の当接部である張出し部7aに突起部41を形成したもの
である。本例のように構成すると、防水性をより向上さ
せることができる。
第5図で示す実施例では、ボトムプレート1の形状を
変更したものであり、上記第1実施例で示す例より、ボ
トムプレート1の周端部を傾斜面にして形成し、収納部
Bの壁7上面に形成された張出し部7aである。車体角部
51と、第4図で示すようなシール部材5とを当接させた
ものである。このようにすると、シートSの横ブレ等を
防止することができる。このとき、図示のように、収納
部B側と反対側の外側のシール頭部5aを小さく形成する
ことにより、シートSと車体側との間隙を小さくするこ
とができる。
第6図で示す実施例では、第1実施例で示すボトムプ
レート1において、シール部材5の頭部5aの配置位置
に、下面を開口した溝61を周設し、シール部材5の頭部
5aを嵌入する。このように構成すると、シール部材5の
位置決めが確実に行なわれ、シール部材5の位置ズレ防
止と共に、防水性を向上させることができる。
第7図はシール部材5と表皮材3の接合強度を高めた
例を示すものであり、第7図の(a)では、シール部材
5の二箇所を高周波ウエルダ加工により溶着した溶着部
8,8とし、この溶着部8,8中間部分にステイプル6を用い
て、ボトムプレート1と接合する例を示すものである。
このように構成すると、高周波ウエルダ加工による肉厚
が減少した部分ではない箇所でステイプル6を用いてボ
トムプレート1に接合することができるので、接合強度
を高めることができ、耐久性が向上する。また第7図の
(b)では、表皮材3の端末部3a端部とシール部材5の
接合部5bの端部とを高周波ウエルダ加工により接合し、
矢印のように折り返して、溶着部8とシール部材5の接
合部5bとの重複部分をステイプル6を用いてボトムプレ
ート1と接合することにより、上記(a)と同様に耐久
性の向上を図ることができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成されており、表皮材端末部
に弾性シール部材を接合したので、表皮材の端末部を取
付けるときに一緒にボトムプレートに取付けるので、取
付作業性の向上を図ることができる。またシール部材が
シートを構成する表皮材の端末部と接合されているの
で、シール部材の浮き、外れ、脱落を防止できると共
に、水,ゴミ等の侵入を、確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1D図は本考案の第1実施例を示し、第1A図
はシートの装着状態を示す要部断面図、第1B図は表皮材
とシール部材の接合状態を示す断面図、第1C図はシール
部材の部分断面斜視図、第1D図はシートを開いた状態を
示す部分斜視図、第2A図及び第2B図はシール部材の各実
施例を示す断面図、第3A図及び第3B図は第2実施例を示
し、第3A図はシート装着直前状態を示す要部断面図、第
3B図は第1B図と同様な断面図、第4図は第3実施例を示
す要部断面図、第5図は第4実施例を示す要部断面図、
第6図は第5実施例を示す要部断面図、第7図はシール
部材と表皮材の接合状態を示す断面図、第8A図及び第8B
図は従来例を示す要部断面図である。 1……ボトムプレート、2……クッション材、3……表
皮材、3a……表皮材端末部、4……突起、5……シール
部材、5a……頭部、5b……接合部、6……固着部(ステ
イプル)、7……壁、7a……収納部上面外周(張出し
部)、8……溶着部、B……収納部、S……シート。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトムプレート上にクッション材を載置し
    て表皮材で被覆し、表皮材端部をボトムプレートに接合
    したシートを、車体側収納部の上に配設してなる二輪車
    用シート装置において、前記シートを構成する表皮材端
    末部に弾性シール部材を接合し、該弾性シール部材を前
    記シートを構成するボトムプレートと前記車体側収納部
    上面外周との当接部分に配設して構成したことを特徴と
    する二輪車用シート装置。
  2. 【請求項2】前記弾性シール部材は頭部と接合部とから
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の二輪車
    用シート装置。
JP1988122096U 1988-09-20 1988-09-20 二輪車用シート装置 Expired - Lifetime JP2515373Y2 (ja)

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JP6773700B2 (ja) * 2018-01-31 2020-10-21 本田技研工業株式会社 車両のシート構造

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