JP2546073Y2 - リヤコンビネーションランプハウジングの取付構造 - Google Patents

リヤコンビネーションランプハウジングの取付構造

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JP2546073Y2
JP2546073Y2 JP4922591U JP4922591U JP2546073Y2 JP 2546073 Y2 JP2546073 Y2 JP 2546073Y2 JP 4922591 U JP4922591 U JP 4922591U JP 4922591 U JP4922591 U JP 4922591U JP 2546073 Y2 JP2546073 Y2 JP 2546073Y2
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両後部に具えられ
るリヤコンビネーションランプを構成するハウジングの
取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両後部に具えられるリヤコンビ
ネーションランプ(A)を構成するハウジング(B)の
取付構造は、図5に示すように、ハウジング側部(C)
の溶接にあたってはスポットガンをハウジング(B)上
下方向に移動させることによってスポット溶接している
が、ハウジング(B)の上下の溶接にあたっては、アウ
ターパネル(D)との干渉から、スポットガンを溶接位
置に配置することができないので、ハウジング(B)の
内側に、後に別体のカバー(E)により塞がれる作業穴
(D)を別設して、その作業穴(D)からスポットガン
を挿入して、ハウジング(B)の上下をアウターパネル
にスポット溶接するものが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいて、ハウジングの上下方向の剛性を確保
するために、ハウジング内側に作業穴を別設して、この
作業穴より溶接用のスポットガンを挿入して、ハウジン
グの上下をアウターパネルに接合するものにおいては、
このスポットガンを挿入する作業穴は、ハウジングの上
下部を溶接した後は不要となり、別部品によるカバーを
挿嵌して、ハウジング内に塵埃の他、雨水等が浸入しな
いように、作業穴とカバーの周囲を塗装シーラーを塗布
するものであるが、このように製品として必要のない作
業穴を穿設し、ハウジングの溶接、固定後は再び別体の
カバーにより塞ぐことは、作業工程としても不必要な工
程数の増加を招くと共に、シーリング材となる塗装シー
ラーや作業穴を塞ぐカバー等の部品点数増加によるコス
トの上昇につながるものである。
【0004】このため、ハウジングの剛性を確保するこ
とを目的として、リヤコンビネーションランプのハウジ
ングの取付のために、ハウジング自体に作業穴を穿設す
ることなく接合、固定することを提案しているものとし
て、リヤコンビネーションランプのカバーをドリップガ
イドまで延設することにより固定を行なってなるもの
(実開昭57−153078号)や、別体のガセットプ
レートをランプ収納部内に渡してなるもの(実開昭62
−177519号)がある。
【0005】このとき、実開昭57−153078号や
実開昭62−177519号の場合には、リヤコンビネ
ーションランプを収納するハウジング自体に加工を施す
ことにより剛性を高めるのではなく、ボディを構成する
パネルを加工して、このランプ収納部における剛性を確
保するものであるから、車両組立工程上誤差が出易くな
り、リヤコンビネーションランプ回りの水密性に欠ける
欠点がある上、横方向からの剛性は確保することができ
るものの、縦方向への剛性の確保が困難となるものであ
る。
【0006】そこで、この考案は上記従来のものの有す
る欠点を改善するものであり、縦方向への剛性を確保す
るために行なうハウジングの上下部の溶接のために、不
要な作業穴を穿設することなく、ハウジング自体におい
て縦方向への剛性を十分に確保することができるように
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、アウターパ
ネルと平行にするように屈曲させることによりフランジ
部を上下方向に亘って形成すると共に、同方向に渡り棚
を設け、上記フランジ部を有するハウジングの端部をア
ウターパネルに、またハウジングの他方端部を、リヤピ
ラーに接合してなるものである。
【0008】
【作用】上記構成を具えるので、リヤコンビネーション
ランプの裏面に配置され、一方の端部をアウターパネル
に、また他方端部を、リヤピラーに接合してなるハウジ
ング自体にアウターパネルと平行にするように屈曲させ
ることによりフランジ部を上下方向に亘って形成すると
共に、同方向に渡り棚を設けることにより、このハウジ
ング自体が形成するリヤコンビネーションランプ収納空
間を小さくすることができるので、縦方向への剛性を十
分に確保することができる。
【0009】また、これらハウジングの縦方向に設ける
フランジ部及び棚により、縦方向への剛性を十分に確保
することができるので、従来必要としていたハウジング
の上下部の溶接用の作業穴及び、溶接作業後の作業穴の
埋設に使用している別体のカバー及びそのカバーの水密
性を確保するために塗布していた塗装シーラーを不要の
ものとすることができる。
【0010】
【実施例】この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この考案の実施例を具える車両であり、
この車両(1)の後部側部においては、方向指示灯やバ
ックランプ等を組み込んだリヤコンビネーションランプ
(2)が装備されているものであり、このリヤコンビネ
ーションランプ(2)は、アウターパネル(5)、リヤ
ピラー(6)及び、これらに溶接、固定されるハウジン
グ(4)により形成されるリヤコンビネーションランプ
収納部(7)に、リヤコンビネーションランプ本体
(3)を収納することにより構成されるものである。
【0011】そして、上記リヤコンビネーションランプ
本体(3)の裏面に配置され、アウターパネル(5)及
びリヤピラー(6)に接合固定されるハウジング(4)
は、アウターパネル(5)と平行にするように屈曲させ
ることによりフランジ部(8)を上下方向に亘って形成
すると共に、同方向に渡り棚(9)を設けてなるもので
あり、上記フランジ部(8)を有するハウジング(4)
の一方の端部(10)をアウターパネル(5)に、また
ハウジング(4)の他方端部(11)をリヤピラー
(6)に接合してなるものである。
【0012】この考案は以上の構成を具えるので、リヤ
コンビネーションランプ本体(3)の裏面に配置され、
一方の端部(10)をアウターパネル(5)に、また他
方の端部(11)をリヤピラー(6)に接合してなるハ
ウジング(4)自体に、アウターパネル(5)と平行と
なるように屈曲させ、上下方向に亘って形成するフラン
ジ部(8)と、このフランジ部(8)と同方向に設ける
棚(9)によって、アウターパネル(5)、リヤピラー
(6)及び、このハウジング(4)自体により形成する
リヤコンビネーションランプ収納部(7)の空間の断面
積を小さくすることができるので、悪路走行時に車両
(1)に加わる縦方向への荷重に対する剛性を十分に確
保することができる。
【0013】また、ハウジング(4)の縦方向に設けら
れるフランジ部(8)及び棚(9)により、従来ハウジ
ング(4)の上下部をスポット溶接することにより確保
していた縦方向への剛性を十分に確保することができる
ので、従来、ハウジング(4)の上下部の溶接ためだけ
に必要としていた溶接用の作業穴及び、溶接作業後の作
業穴の埋設に使用している別体のカバー及びそのカバー
の水密性を確保するために塗布していた塗装シーラーを
不要のものとすることができることから、作業工程を少
なくし、コストの増加を抑制することかできるものであ
る。
【0014】なお、ハウジング(4)とアウターパネル
(5)、及びリヤピラー(6)との接合部には、リヤコ
ンビネーションランプ収納部(7)に、塵埃の他に雨水
等が浸入しないように、塗装シーラー(12)を塗布し
ておくことで、水密性を維持することができ、またリヤ
コンビネーションランプ本体(3)にシールを全周に設
けて同様に水密性をはかっても良いものである。
【0015】
【考案の効果】以上のとおり、リヤコンビネーションラ
ンプを収納するリヤコンビネーションランプ収納部の空
間をアウターパネル、及びリヤピラーと共に形成するハ
ウジングに、アウターパネルと平行にするように屈曲さ
せることによりフランジ部を上下方向に亘って形成する
と共に、同方向に渡り棚を設けることにより、従来と同
等の縦方向への剛性を確保することができるので、スポ
ット溶接のためにハウジングに穿設していた作業穴を廃
止することが可能となり、これに伴ってこの作業穴を埋
設し、密閉するために必要としていた別体のカバー及び
塗装シーラーを不要とすることによる作業効率の向上及
びコストの低下を実現することができる優れた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を具える車両の正面図であ
る。
【図2】この考案の実施例のリヤコンビネーションラン
プの取付状態を示す図である。
【図3】その要部拡大断面図である。
【図4】図3のイ−イ断面図である。
【図5】図4のロ−ロ断面図である。
【図6】従来例のリヤコンビネーションランプの分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 車両 2 リヤコンビネーションランプ 3 リヤコンビネーションランプ本体 4 ハウジング 5 アウターパネル 6 リヤピラー 7 リヤコンビネーションランプ収納部 8 フランジ部 9 棚 10 ハウジングの端部 11 ハウジングの端部 12 塗装シーラー
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−177519(JP,U) 実開 昭60−72775(JP,U) 実開 昭60−95341(JP,U) 実開 平1−125283(JP,U) 実開 平2−27939(JP,U) 実開 平2−32451(JP,U) 実開 平2−42844(JP,U) 実開 平3−1882(JP,U) 実開 平3−1883(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターパネルと平行にするように屈曲
    させることによりフランジ部を上下方向に渡って形成す
    ると共に、同方向に渡り棚を設け、上記フランジ部を有
    するハウジングの端部をアウターパネルに、またハウジ
    ングの他方端部を、リヤピラーに接合してなるリヤコン
    ビネーションランプハウジングの取付構造。
JP4922591U 1991-05-31 1991-05-31 リヤコンビネーションランプハウジングの取付構造 Expired - Fee Related JP2546073Y2 (ja)

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