JPS5925728Y2 - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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Publication number
JPS5925728Y2
JPS5925728Y2 JP9387880U JP9387880U JPS5925728Y2 JP S5925728 Y2 JPS5925728 Y2 JP S5925728Y2 JP 9387880 U JP9387880 U JP 9387880U JP 9387880 U JP9387880 U JP 9387880U JP S5925728 Y2 JPS5925728 Y2 JP S5925728Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunk
spare tire
plate
floor
trunk floor
Prior art date
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Expired
Application number
JP9387880U
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English (en)
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JPS5717887U (ja
Inventor
忠芳 戸田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP9387880U priority Critical patent/JPS5925728Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の車体構造、詳しくは自動車のトラン
クルーム内に収納されるスペアタイヤを覆うスペアタイ
ヤカバーの構造に関する。
従来の自動車の車体構造としては、例えば第1゜2図に
示すようなものがある。
すなわち、第1図において、1は自動車の車体であり、
この車体1は後部にトランクルーム2を有している。
トランクルーム2は、第2図に詳示するように、その床
部は、一側端にトランクフロアサイド3を有し、サイド
メンバー9が固定されたトランクフロア4により構成さ
れ、そのトランクルーム2の側壁部は、トランクフロア
サイド3の下端に接合したりャフェンダー5により構成
されている。
トランクサイド6にはりャフェンダー5とトランクフロ
アサイド3とで収納スペースが形成されスペアタイヤ7
が縦置きに収納されており、このスペアタイヤ7は柔軟
性を有するフロアマット8等で覆われている。
尚11はトランクリッドで゛ある。このように、スペア
タイヤ7を縦置きにすると、トランクフロア4に凹みを
設けてそこに横置きにスペアタイヤを収納する場合に比
較してトランクフロア4の下部に通常設ける燃料タンク
の容量を大きくできる利点がある。
しかしながら、このような従来の自動車の車体構造にあ
っては、トランクサイド6からスペアタイヤ7を取り出
しやすいようにトランクフロア4の一側端が上端部10
より所定間隔Wだけトランクフロア4の中央寄りに位置
するよう形成されており、スペアタイヤ7を柔軟なフロ
アマット8により覆っていたため、フロアマット8がト
ランクサイド6に落ち込んでしまい、荷物収納の為にト
ランクルーム2の床面積を広く有効に使うことができな
いという問題点があった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、収納スペースに収納されたスペアタイヤを、
互に回動自在に連結された2枚の板状部分を有すると共
に床部の板状部分をスペアタイヤ収納スペース側に突出
させるようにしたスペアタイヤカバーにより覆うように
することにより、上記問題点を解決することを目的とし
ている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第3〜5図は、この考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第3,4図において、21は
自動車の後部に設けられたトランクルームであり、この
トランクルーム21は、その床がサイドメンバ22に固
着されたトランクフロア23により構成され、また、そ
のトランクルーム21の側壁はりャフェンダー24によ
り構成されている。
トランクフロア23はその一側端に下方に突出するトラ
ンクフロアサイド25を有しており、このトランクフロ
アサイド25の下端にリャフエンダー24の下端が接合
されることにより、収納スペースとしてのトランクサイ
ド26が形成される。
1へランクサイド26にはスペアタイヤ27が縦置きに
収納されており、このスペアタイヤ27は図示しないが
ステー等によりリヤフェンダ−24側に傾けて固定され
ている。
また、リヤフェンダ−24の上端部内側と、トランクフ
ロア23の一側端と、は所定間隔り互に離隔させており
、このため、スペアタイヤ27とトランクフロアサイド
25との間には略三角形の空間Sが形成され、その結果
、スペアタイヤ27は矢印A方向に回動可能となり、そ
の上端はトランクサイド26から突出可能となる。
前記トランクフロア23一側端部の上面には板材28が
複数のボルト29により固着されており、この板材28
は車体の前後方向に延在している。
板材28の一側端には複数のヒンジ30を介して第1板
状部分31の一端が回動自在に連結されている。
第1板状部分31の一端部はトランクフロア23の上面
と面接触しており、他端部は一定距離Bだけトランクフ
ロア23の一側端から突出している。
第1板状部分31の他端には複数のヒンジ32を介して
第2板状部分33の一端が回動自在に連結されており、
この第2板状部分33はスペアタイヤ27を覆っている
第2板状部分33の他端部はリヤフェンダ−24の上端
内側に取り付けられたブラケット34に係止側35によ
り係止される。
即ちこの係止側35は、第5図に詳示するように、第2
板状部分33の他端部に複数のボルト36により固定さ
れた断面略U字形の弾性体37と、この弾性体37が嵌
合するようブラケット34に形成した孔38と、により
構成されている。
第3,4図の60は取手としての穴である。
結局前述の第1、第2板状部分31゜33、ヒンジ30
.32は全体としてスペアタイヤカバー39を構成する
尚40はトランクリッドで゛あり、41はトランクルー
ム21への雨水等の侵入を防止するウェザ−ストリップ
である。
次に作用を説明する。
まず、トランクサイド26に収納されたスペアタイヤ2
7を取り出す場合には、取手穴60により第2板状部分
33を引き弾性体37をブラケットの孔38から抜き取
って、係止側を外す。
次に、第4図に示すように、第1、第2板状部分31.
33をヒンジ30を中心として矢印Cの方向に回動させ
仮想線で示した位置にたおす。
この結果、トランクサイド26は大きく開口する。
次にスペアタイヤ27をステー等から取外し、第4図に
仮想線で示すように、矢印A方向に回動させ上方に引き
抜くことにより容易にスペアタイヤ27を取り出すこと
ができる。
スペアタイヤ27を1−ランクサイド26に収納固定す
る場合には、前述の取り出しの場合の動作と全く逆に、
トランクサイド26が開口した状態でトランクサイド2
6にスペアタイヤ27を収納し第2板状部分33でスペ
アタイヤ27を覆うことにより行なわれる。
トランクルーム21に荷物を収納する場合には、第2板
状部分33でスペアタイヤ27を覆った状態で荷物をト
ランクフロア23に載せる、このとき、第1板状部分3
1はトランクフロア23の上面に面接触するよう取り付
けられ、さらに、トランクフロア23の一側端から一定
距離B突出しているため、スペアタイヤカバー39が空
間Sに落ち込むことはなく、一定距離Bだけ荷物収納の
為にトランクルーム21の床面積を広く使うことができ
る。
なお、ヒンジ30を部材28に取り付ける代りに直接ト
ランクフロア23に取り付けて、部材28を省くように
してもよい。
第6〜8図には、他の実施例を示す。
なお、前述の実施例と同一部分には同一符号を付して説
明は省略する。
第6図において、42はスペアタイヤカバーであり、こ
のスペアタイヤカバー42は例えばプラスチック等の可
塑性を有する材料を用い一体射出成形されたものである
このスペアタイヤカバー42の一端はトランクフロアに
複数のボルト43により固着されており、車体の前後方
向に延在する2本の溝44.45によって取り付は部分
46、第1板状部分47および第2板状部分48に区分
される。
第1板状部分47の一端部はトランクフロア23の上面
に面接触しており、その他端部はトランクフロア23の
一側端から一定距離B突出している。
そして、スペアタイヤカバー42はこれら情態、45の
部分で変形性を増し矢印C方向に屈曲自在となっている
また、第7,8図に詳示するように、第2板状部分48
の他端部下面にはフック状の合成樹脂繊維よりなるいわ
ゆるマジックテープ(登録商標名)49がウレタン等で
作られた弾性部材50を覆って取り付けられている。
他方、このマジックテープ(登録商標名)49の一片と
対向するブラケット34の面にはループ状の合成樹脂繊
維よりなるいわゆるマジックテープ(登録商標名)49
の他片が固着されている。
したがって、このマジックテープ(登録商標名)49同
志を接合することによって第2板状部分48の他端はブ
ラケット34に係止される。
このマジックテープ(登録商標名)49同志の接合に際
して、弾性部材50の弾性作用によりマジックテープ(
登録商標名)49同志は確実に接合する。
この実施例においても、前述の実施例と同様の作用を行
なわせることができる。
以上説明してきたように、この考案によれば、トランク
フロアサイドとリヤフェンダ−とにより形成される収納
スペースにスペアタイヤを収納する車両において、その
スペアタイヤカバーを、その2箇所において屈曲自在な
板材で形成し、かつ、スペアタイヤカバーの一部分がト
ランクフロアから突出するようにしたため、トランクル
ームに荷物を収納する場合、トランクルームの床面積を
広く有効に使うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車の車体を示すその全体側面図、第
2図は第1図のII −II矢視断面図、第3図は本考
案に係る自動車の車体構造の一実施例を示すそのトラン
ク部膚の斜視図、第4図は第3図の■■−I■矢視断面
図、第5図は第4図のV部分の拡大図、第6図は本考案
に係る自動車の車体構造の他の実施例を示す断面図、第
7図は第6図の■■1部分の拡大図、第8図は第7図の
Vlll−Vlll矢視断面図である。 25・・・・・件ランクフロアサイド、27・・・・・
・スペアタイヤ、23・・・・・・トランクフロア、3
9.42・・・・・・スペアタイヤカバー、24・・・
・・・リヤフェンダ−131,47・・・・・・第1板
状部分、26・・・・・・収納スペース(トランクサイ
ド)、33.48・・・・・・第2板状部分、30.3
2・・・ヒンジ、44、45・・・溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トランクフロアの側部とリヤフェンダ−とによりスペア
    タイヤの収納スペースを設け、この収納スペースをスペ
    アタイヤカバーにより覆うようにした自動車の車体構造
    において、 前記スペアタイヤカバーを、一端がトランクフロア上面
    に回動自在に連結されるとともに他端部がトランクフロ
    アの一側端から突出する第1板状部分と、一端が第1板
    状部分の他端に回動自在に連結された第2板状部分とに
    より形成したことを特徴とする自動車の車体構造。
JP9387880U 1980-07-03 1980-07-03 自動車の車体構造 Expired JPS5925728Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9387880U JPS5925728Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 自動車の車体構造

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JP9387880U JPS5925728Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 自動車の車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5717887U JPS5717887U (ja) 1982-01-29
JPS5925728Y2 true JPS5925728Y2 (ja) 1984-07-27

Family

ID=29455811

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JP9387880U Expired JPS5925728Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 自動車の車体構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4411065A (en) * 1982-02-25 1983-10-25 The Gillette Company Shaving cartridge assembly
US4422237A (en) * 1982-02-25 1983-12-27 The Gillette Company Razor handle

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JPS5717887U (ja) 1982-01-29

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