JP2017036004A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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仁 井藤
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Abstract

【課題】良好な嵌合性と耐リム滑り性及び波打ちの発生の抑制が達成された重荷重用空気入りタイヤの提供。【解決手段】本タイヤ2では、ビード10の周りで折り返される一対のフィラー20を備えている。ビード10のコア36を周方向に垂直な面で切った断面は六角形を呈している。フィラー20は、スチールからなる並列された多数のコードを備えている。このタイヤ2のチェーファー8の外面は、リム30のシート面と当接する底面26を備えている。周方向に垂直な面で切った断面において底面26と接する直線が基準線Mとされたとき、底面26は上記基準線Mより半径方向外側に凸な形状を呈する窪み66を備えている。窪み66の最大深さDの上記窪み66の幅Lに対する比(D/L)は0.007以上0.060以下である。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、トラック、バス等のような車両に装着される重荷重用空気入りタイヤに関する。
タイヤにおいて、ビードの部分はリムに嵌合される。走行状態においては、このビードの部分に大きな荷重が負荷される。ビードの部分には、この荷重に耐えうる耐久性が求められる。
リムと嵌合されたビードはリムを締め付ける。タイヤがリムに対して滑る「リム滑り」を防止するために、ビードの締め付け力を大きくすることが望まれる。一方で、タイヤのリムへの取り付けを容易にするため、ビードをリムに嵌合するときの圧力を小さくすることが望まれている。リム滑りが防止されたうえで、リムへの取付けが容易な(すなわち、嵌合性に優れた)タイヤが望まれている。
タイヤがリムに嵌め込まれたとき、ビードの部分の底面はリムのシート面と当接する。ビードの部分の側面の一部は、リムのフランジと当接する。通常、ビードの部分の底面の形状は、シート面の形状と合わせられている。ビードの部分の側面の形状は、フランジの形状と合わせられている。
ビードの部分の底面や側面の形状を整えることで、耐久性の向上、リム滑りの防止、嵌合性の改善等を達成する検討がなされている。この検討の一例が、特開平5−193312号公報に開示されている。このタイヤでは、ビードの部分の底面(ビードベース部と称される)に凹溝が形成されている。
特開平5−193312号公報
トラック、バス等の車両に装着された、重荷重用の空気入りタイヤでは、一般のタイヤに比べて、ビードの部分に特に大きな荷重がかかる。この荷重に耐えるように、重荷重用のタイヤでは、多くの場合ビードは、断面が六角形のコアを備えている。さらにビードの部分を補強するために、タイヤが、スチールからなる多数のコードを備えるフィラー(スチールフィラーとも称される)を備えることがある。フィラーは、コアの周りで折り返されている。
ビードの部分がリムに嵌め合わされるとき、ビードの部分は、リムのフランジを乗り越える。このとき、ビードの部分には大きな力が負荷される。フィラーは、断面が六角形のコアとリムとに挟まれる。これにより、フィラーが折れ曲がることが起こりうる。フィラーが折れ曲がると、ビードの部分の底面が波打つように変形する「波打ち」が発生する。これは、外観不良の原因となりうる。重荷重用のタイヤでは、使用済みのタイヤを、トレッドを張り替えて再利用することが一般に行われている。波打ちが発生したタイヤでは、再利用ができないことが起こる。これまで、波打ちの防止について、十分な検討がなされていなかった。
波打ちを防止するために、ビードの部分の底面のゴムを厚くすることが考えられる。この底面のゴムを厚くすると、ビードの部分の内径(ビードの部分の底面で構成される環の内径)が小さくなる。これにより、ビードの部分をリムに嵌め込むときの力がより大きくなる。これは、タイヤをリムに嵌め込む際の作業効率を低下させる。これは嵌合性を低下させる。また、ビードの部分をリムに嵌め込むときに、ビードの部分の底面の先端に欠けが生じうる。
波打ちを防止するために、ビードコアの内径を大きくすることが考えられる。これは、ビードがリムを締め付ける力を小さくする。これは、リム滑りを招来しうる。
本発明の目的は、良好な嵌合性と耐リム滑り性が実現されたうえで、波打ちの発生が抑制された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る重荷重用空気入りタイヤは、一対のビードと、それぞれのビードの周りで折り返される一対のフィラーと、このビードの軸方向外側に位置しその半径方向内側部分がこのビードの半径方向内側にまで延びている一対のチェーファーとを備えている。それぞれのビードはコアを備えている。上記コアを周方向に垂直な面で切った断面は六角形を呈している。上記フィラーは、スチールからなる並列された多数のコードを備えている。上記チェーファーの外面は、このタイヤがリムに装着されたとき、このリムのシート面と当接する底面とこのリムのフランジと当接するサイド面とを備えている。周方向に垂直な面で切った断面において上記底面と接する直線が基準線Mとされたとき、上記底面は上記基準線Mより半径方向外側に凸な形状を呈する窪みを備えている。上記窪みの最大深さDの上記窪みの幅Lに対する比(D/L)は0.007以上0.060以下である。
好ましくは、上記長さLの上記コアの幅Wに対する比(L/W)は0.8以上である。
好ましくは、上記コアの軸方向内側端から上記基準線Mに引いた垂線は、上記窪みの両端の間で基準線Mと交差している。
好ましくは、上記フィラーの上記コードが周方向に対してなす角度の絶対値αは、20°以上70°以下である。
好ましくは、上記チェーファーの硬さHsは、65以上85以下である。
発明者らは、スチールフィラーを備え、断面が六角形のコアを有するタイヤについて、波打ちを防止するためのビードの部分の構造について検討を行った。その結果、チェーファーの底面(ビードの部分の底面)に窪みを設け、この窪みの幅と深さを適切に整えることで、波打ちが効果的に抑えられることを見出した。
本発明に係るタイヤでは、チェーファーの底面は窪みを備えている。窪みの最大深さDの窪みの幅Lに対する比(D/L)は0.007以上0.060以下である。この窪みは、ビードの部分がリムのフランジを乗り越えるときの力を効果的に緩和する。これは、フィラーが折れ曲がることを抑制する。このタイヤでは、底面の波打ちが抑えられている。このタイヤでは、ビードの部分がリムのフランジを乗り越えるときの力が緩和されるため、ビードの部分のリムへの嵌合が容易である。さらにこのタイヤでは、波打ちを抑えるために、底面の部分のゴムの厚さを厚くする必要はない。このタイヤでは、優れた嵌合性が実現されている。このタイヤでは、波打ちを抑えるために、ビードのコアの内径を大きくする必要はない。このタイヤでは、良好な耐リム滑り性が維持されている。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ2は、トレッド4、一対のサイドウォール6、一対のチェーファー8、一対のビード10、カーカス12、ベルト14、インナーライナー16、インスレーション18及び一対のフィラー20を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、トラック、バス等に装着される。このタイヤ2は、重荷重用の空気入りタイヤ2である。この図では、タイヤ2はリム30に装着されている。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接触するトレッド面22を形成する。トレッド面22には、溝24が刻まれている。この溝24により、トレッドパターンが形成されている。図示されないが、トレッド4は、ベース層とキャップ層とを備えている。キャップ層は、ベース層の半径方向外側に位置している。キャップ層は、ベース層に積層されている。ベース層は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
それぞれのサイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6の半径方向外側端は、トレッド4と接合されている。このサイドウォール6の半径方向内側端は、チェーファー8と接合されている。このサイドウォール6は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス12の損傷を防止する。
それぞれのチェーファー8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。チェーファー8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。半径方向において、チェーファー8の内側部分は、ビード10の内側にまで延びている。チェーファー8の外面は、底面26及びサイド面28を備えている。底面26は、このタイヤ2がリム30に装着されたとき、リム30のシート面32と当接する。底面26は、ビードベース部とも称される。サイド面28の一部は、このタイヤ2がリム30に装着されたとき、リム30のフランジ34と当接する。これらの当接により、ビード10の近傍が保護される。
それぞれのビード10は、サイドウォール6の半径方向内側に位置している。ビード10は、コア36と、このコア36から半径方向外向きに延びるエイペックス38と、このエイペックス38から半径方向外向きに延びるパッキングゴム40とを備えている。コア36は、リング状である。コア36は、複数本の非伸縮性ワイヤーを含む。エイペックス38は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス38は、高硬度な架橋ゴムからなる。パッキングゴム40は、半径方向外向きに先細りである。パッキングゴム40は、軟質である。パッキングゴム40は、カーカス12の端における応力集中を緩和する。
カーカス12は、カーカスプライ42からなる。カーカスプライ42は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ42は、コア36の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ42には、主部44と折り返し部46とが形成されている。
図示されていないが、カーカスプライ42は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、スチールからなる。カーカス12が、2枚以上のカーカスプライ42から形成されてもよい。
ベルト14は、タイヤ2を周方向に垂直な面で切った断面において、軸方向に延在している。ベルト14は、半径方向においてトレッド4の内側に位置している。このベルト14は、カーカス12の半径方向外側に位置している。ベルト14は、カーカス12を補強する。このタイヤ2では、ベルト14は、第一層50、第二層52、第三層53及び第四層56からなる。ベルト14が第一層、第二層及び第三層からなっていてもよい。ベルト14が、第一層及び第二層からなっていてもよい。
図示されていないが、第一層50、第二層52、第三層53及び第四層56のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、赤道面に対して傾斜している。第二層52のコードの赤道面に対する傾斜方向は、第一層50のコードの赤道面に対する傾斜方向と同じある。第三層53のコードの赤道面に対する傾斜方向は、第二層52のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。第四層56のコードの赤道面に対する傾斜方向は、第三層53のコードの赤道面に対する傾斜方向と同じである。それぞれの層において、コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、15°から70°である。コードの材質は、スチールである。つまり、このベルト14はスチールコードを含んでいる。
インナーライナー16は、タイヤ2の内面を構成している。インナーライナー16は、架橋ゴムからなる。インナーライナー16には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー16の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー16は、タイヤ2の内圧を保持する。
インスレーション18は、インナーライナー16の外側に位置している。インスレーション18は、カーカス12の内側に位置している。インスレーション18は、カーカス12とインナーライナー16とに挟まれている。インスレーション18は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。インスレーション18は、カーカス12と堅固に接合し、インナーライナー16とも堅固に接合する。インスレーション18により、インナーライナー16のカーカス12からの剥離が抑制される。
それぞれのフィラー20は、ビード10の周りを折り返されている。フィラー20はカーカスプライ42に積層されている。フィラー20はビード10の軸方向内側に位置する第一端58とビード10の軸方向外側に位置する第二端60とを備えている。フィラー20は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。コードの材質は、スチールである。このフィラー20は、スチールフィラー20とも称される。フィラー20は、タイヤ2の耐久性に寄与しうる。
図2は、コア36の近傍が示された図1のタイヤ2の拡大断面図である。図2において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。チェーファー8の底面26の軸方向内側端は、このビード10の部分のトウ62とも称される。底面26とサイド面28との境界部分は、このビード10の部分のヒール64とも称される。
図に示されるとおり、底面26は、ヒール64からトウ62に向けて、半径方向外側に丸みを帯びた形状を呈している。すなわち、底面26は窪み66を備えている。さらに、底面26は、トウ62の近辺に、微小な凹部68を備えている。微小な凹部68の幅は、底面26の幅の5%以下である。図において直線Mは、タイヤ2を周方向に垂直な面できった断面において、底面26と接する直線である。ここで「底面26と接する直線」とは、微小な凹部68のヒール64側において、少なくとも2箇所で底面26の輪郭と接触し、かつ底面26の輪郭と交差しない直線である。底面26と接する直線Mは、基準線Mと称される。上記の窪み66は、詳細には、底面26のうち、微小な凹部68よりもヒール64側において、基準線Mより半径方向外側に凸な形状を呈する部分である。
図2のタイヤ2では、底面26は1つの微小な凹部68を備えている。底面26が複数の微小な凹部を備えていてもよい。底面26が複数の微小な凹部68を備えている場合、最もトウ62側に位置する微小な凹部のトウ側の端と、最もヒール64側に位置する微小な凹部とのヒール64側の端との距離は、底面26の幅の10%以下である。底面26が複数の微小な凹部を備えている場合、基準線Mは、最もヒール64側に位置する微小な凹部のヒール64側において、少なくとも2箇所で底面26の輪郭と接触し、かつ底面26の輪郭と交差しない直線である。底面26が微小な凹部68を備えなくてもよい。この場合、基準線Mは、トウ62とヒール64との間において、少なくとも2箇所で底面26の輪郭と接触し、かつ底面26の輪郭と交差しない直線である。
図2において、両矢印Lは窪み66の幅である。幅Lは、窪み66のトウ62側の端70とヒール64側の端72との距離である。図において両矢印Dは窪み66の最大深さである。詳細には、深さDは、タイヤ2を周方向に垂直な面で切った断面において、基準線Mと直交する直線に沿って計測した、基準線Mと底面26との距離の最大値である。窪み66の断面形状が円弧であるときは、深さDは窪み66の両端の中点における窪み66の深さとなる。このタイヤ2では、深さDの幅Lに対する比(D/L)は、0.007以上0.060以下である。
図2では、コア36の断面構造が示されている。前述の通り、コア36は複数本の非伸縮性ワイヤーを含む。この図で示されている複数の円は、このワイヤーの断面74である。図で示されるように、略軸方向に並んだワイヤーの断面74の列が、複数段重ねられている。この実施例では、断面74の列が6段重ねられている。最も半径方向内側の列が第1列とされ、外側にいくにつれて順に第2列、第3列とされたとき、第3列の中に並べられた断面74の数が最も多い。第3列から半径方向内側の列にいくほど、列の中に並べられた断面74の数は少なくなる。第3列から半径方向外側の列にいくほど、列の中に並べられた断面74の数は少なくなる。このため、コア36の断面は、六角形を呈している。コア36の中に並べられたワイヤーの断面74の列の数は、6でなくてもよい。この列の数は、5以下であっても7以上であってもよい。コア36の断面が六角形であればよい。
以下では、本発明の作用効果が説明される。
ビードの部分がリムに嵌め合わされるとき、ビードの部分は、リムのフランジを乗り越える。このとき、ビードの部分には大きな力が負荷される。フィラーは、断面が六角形のコアとリムとに挟まれる。これにより、フィラーが折れ曲がることが起こりうる。フィラーが折れ曲がると、ビードの部分の底面が波打つように変形する「波打ち」が発生する。これは、外観不良の原因となりうる。波打ちが発生したタイヤでは、再利用ができないことが起こる。波打ちを防止するために、ビードの部分の底面のゴムを厚くすることが考えられる。底面のゴムを厚くすると、ビードの部分の内径(ビードの部分の底面で構成される環の内径)が小さくなる。これにより、ビードの部分をリムに嵌め込むときの力がより高くなる。これは、タイヤをリムに嵌め込む際の作業効率を低下させる。また、ビードの部分をリムに嵌め込むときに、底面の先端に欠けが生じうる。波打ちを防止するために、ビードコアの内径を大きくすることが考えられる。これは、ビードがリムを締め付ける力を小さくする。これは、リム滑りを招来しうる。
本発明に係るタイヤ2では、チェーファー8の底面26(ビード10の部分の底面26)は窪み66を備えている。窪み66の最大深さDの窪み66の幅Lに対する比(D/L)は0.007以上0.060以下である。この窪み66は、ビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力を効果的に緩和する。この窪み66は、フィラー20が折れ曲がることを抑制する。このタイヤ2では、底面26の波打ちが抑えられている。
このタイヤ2では、ビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力が緩和されるため、ビード10の部分のリム30への嵌合が容易である。さらにこのタイヤ2では、波打ちを抑えるために、底面26の部分のゴムの厚さを厚くする必要はない。このタイヤ2では、優れたな嵌合性が実現されている。
このタイヤ2では、波打ちを抑えるために、ビード10のコア36の内径を大きくする必要はない。このタイヤ2では、良好な耐リム滑り性が維持されている。
図2で示されるように、チェーファー8の底面26において、フィラー20と底面26との距離が近くなっている。この距離が近すぎると、フィラー20の形状が底面26に凹凸として現れる。これは、外観不良の要因となりうる。上記のとおり、このタイヤ2では、比(D/L)は0.007以上0.060以下である。このタイヤ2では、底面26のゴムの厚みは適正に保たれている。これにより、フィラー20の形状が底面26に凹凸として現れることが防止されている。このタイヤ2では、フィラー20による外観不良が抑制されている。
このタイヤ2では、この窪み66により、ビード10の部分がリム30に装着されたとき、底面26全体が、リム30のシート面32と密着する。この底面26には、リム30から均一に圧力が負荷される。底面26に、局所的に大きな圧力が負荷されることが防止されている。これは、ビード10の部分の耐久性の向上に寄与する。このタイヤ2では、優れた耐久性が実現されている。
比(D/L)は、0.010以上がより好ましい。比(D/L)を0.010以上とすることで、この窪み66は、ビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力をより効果的に緩和する。この窪み66は、フィラー20が折れ曲がることを抑制する。このタイヤ2では、底面26の波打ちが効果的に抑えられている。さらに、比(D/L)を0.010以上とすることは、ビード10の部分のリム30への嵌合をより容易にする。このタイヤ2では、良好な嵌合性が実現されている。比(D/L)は、0.050以下がより好ましい。比(D/L)を0.050以下とすることで、フィラー20の形状が底面26に凹凸として現れることが防止されている。このタイヤ2では、フィラー20による外観不良が抑制されている。
図2において、両矢印Wはコア36の幅である。詳細には、幅Wは、コア36の中に含まれるワイヤーの断面74の列のうち、その中に並べられた断面74の数が最も多い列の幅である。幅Wは、その中に並べられた断面74の数が多い列について、この列の延在方向に沿って計測した、この列の一方の端T1ともう一方の端T2との間の長さである。図2の実施形態では、第3列の幅が、このコア36の幅Wである。幅Lの幅Wに対する比(L/W)は、0.8以上が好ましい。比(L/W)を0.8以上とすることで、この窪み66はビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力をより効果的に緩和する。この窪み66は、フィラー20が折れ曲がることを抑制する。このタイヤ2では、底面26の波打ちが効果的に抑えられている。さらに、この窪み66は、ビード10の部分のリム30への嵌合をより容易にする。このタイヤ2では、良好な嵌合性が実現されている。この観点から比(L/W)は、1.0以上がより好ましく、1.1以上がさらに好ましい。
図2において、直線Vは、端T1から基準線Mに引いた垂線である。垂線Vと基準線Mとの交点Pは、窪み66両端の間に位置するのが好ましい。換言すれば、基準線Mの延在方向において、窪み66のトウ62側の端70は、コア36よりもトウ62側に位置しているのが好ましい。窪み66のトウ62側の端70を、コア36よりもトウ62側に位置させることで、この窪み66はビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力をより効果的に緩和する。このタイヤ2では、底面26の波打ちが効果的に抑えられている。
図2において、両矢印L1は交点Pと窪み66のトウ62側の端70(すなわち、軸方向内側の端)との距離である。距離L1の幅Lに対する比(L1/L)は、0.05以上が好ましい。比(L1/L)を0.05以上とすることで、この窪み66はビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力をより効果的に緩和する。この観点から、比(L1/L)は0.10以上がより好ましい。比(L1/L)は0.50以下が好ましい。
図2において、両矢印Eは、基準線Mとコア36の底面26との距離である。詳細には、距離Eは、基準線Mに垂直な直線に沿って計測した、基準線Mとコア36の底面26との距離の最小値である。窪み66の深さDの距離Eに対する比(D/E)は、0.03以上が好ましい。比(D/E)を0.03以上とすることで、この窪み66は、ビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときの力をより効果的に緩和する。この窪み66は、フィラー20が折れ曲がることを抑制する。このタイヤ2では、底面26の波打ちが効果的に抑えられている。さらに、これは、ビード10の部分のリム30への嵌合をより容易にする。このタイヤ2では、良好な嵌合性が実現されている。比(D/E)は、0.25以下が好ましい。比(D/E)を0.25以下とすることで、フィラー20の形状が底面26に凹凸として現れることが防止されている。このタイヤ2では、フィラー20による外観不良が抑制されている。
図2に示されるとおり、窪み66の断面の形状は、略円弧が好ましい。窪み66の断面の形状を略円弧とすることで、底面26とリム30との摩擦力を小さくできる。この窪み66により、ビード10の部分は、容易にリム30のフランジ34を乗り越えうる。この窪み66は、フィラー20が折れ曲がることを抑制する。このタイヤ2では、底面26の波打ちが抑えられている。さらにこの窪み66は、ビード10の部分のリム30への嵌合を容易にする。このタイヤ2では、良好な嵌合性が実現されている。
図2に示されるとおり、チェーファー8のサイド面28の輪郭は、軸方向外側に凸な丸みを帯びた形状を呈するのが好ましい。すなわち、このチェーファー8のサイド面28は、凹みを有しない。サイド面28を軸方向外側に凸な丸みを帯びた形状とすることで、このサイド面28はフランジ34と密着する。これは、リム滑りを効果的に防止する。このタイヤ2では、リム滑りが防止されている。
図2に示されるとおり、コア36の半径方向内側面と基準線Mとは略平行であるのが好ましい。ここで、コア36の半径方向内側面と基準線Mとが略平行であるとは、コア36の半径方向内側面と基準線Mとがなす角度の絶対値が、10°以下であることをいう。タイヤ2がリム30に装着されたとき、底面26のゴムは、コア36とリム30のシート面32とに挟まれる。コア36の半径方向内側面と基準線Mとを略平行とすることで、この底面26には、コア36及びリム30から均一に圧力が負荷される。底面26に、局所的に大きな圧力が負荷されることが防止されている。これは、ビード10の部分の耐久性の向上に寄与する。このタイヤ2では、優れた耐久性が実現されている。
前述のとおり、フィラー20は、並列された多数のスチールからなるコードを備える。このコードが周方向に対してなす角度の絶対値αは、20°以上が好ましい。絶対値αが20°以上のコードを有するフィラー20は、ビード10の部分がリム30のフランジ34を乗り越えるときに、折れ曲がりが抑えられている。このタイヤ2では、底面26の波打ちが抑えられている。さらに、絶対値αが20°以上のフィラー20は、ビード10を効果的に支える。このフィラー20は、ビード10に荷重が負荷されたとき、ビード10の倒れ込みを抑制する。これは、耐久性の向上に寄与する。このタイヤ2では、良好な耐久性が実現されている。この観点から、絶対値αは23°以上がより好ましい。
絶対値αは、70°以下が好ましい。前述のとおり、カーカスプライ42のコードが赤道面に対してなす角度の絶対値θは75°から90°である。絶対値αが70°以上のフィラー20を備えるタイヤ2では、絶対値αの値と絶対値θの差が小さい。フィラー20のコードの延在方向と、カーカスプライ42のコードの延在方向とが、ほぼ同じになることが起こりうる。すなわち、フィラー20及びカーカス12に、ほぼ同じ方向に力が負荷される。このタイヤ2では、フィラー20の端又はカーカス12の端の近辺での歪みは大きい。絶対値αを70°以下とすることで、フィラー20の端及びカーカス12の端における歪みが抑制される。これは耐久性の向上に寄与する。このタイヤ2では、良好な耐久性が実現されている。この観点から絶対値αは60°以下がより好ましい。
チェーファー8の硬さHsは、65以上が好ましい。硬さHsを65以上とすることで、フィラー20が底面26の形状に及ぼす影響が抑えられている。フィラー20の形状が底面26に凹凸として現れることが防止されている。このタイヤ2は、良好な外観が維持されている。この観点から、硬さHsは70以上が好ましい。
硬さHsは、85以下が好ましい。硬さHsを85以下とすることで、ビード10の部分をリム30に嵌め込むとき、トウ62が適度に変形することができる。ビード10の部分をリム30に嵌め込むとき、トウ62がフランジ34に引っかかることが抑制できる。これは、ビード10の部分のリム30への嵌合をより容易にする。このタイヤ2では、良好な嵌合性が実現されている。さらには、硬さHsを85以下とすることで、ビード10の部分をリム30に嵌め込むとき、トウ62が損傷することが防止できる。これらの観点から、硬さHsは80以下がより好ましい。
本願において、チェーファー8の硬さHsは「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図1に示された断面にこのデュロメータが押し付けられて、硬さが測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。
本発明では、タイヤ2及びタイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リム30に組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リム30とは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリム30を意味する。JATMA規格における「標準リム30」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リム30である。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1−2に示された構造を備えた実施例1のタイヤを得た。タイヤのサイズは、11R22.5とされた。表1にこのタイヤの諸元が示されている。このタイヤでは、窪みの幅Lは24.3mm、コアの幅Wは16.0mm、距離L1は8.5mmとされた。この窪みの断面形状は略円弧である。また、基準線Mとコアの底面との距離Eは7.2mmとされた。カーカスプライのコードが赤道面となす角度の絶対値θは、90°である。
[比較例1]
チェーファーの底面が窪みを備えていないことの他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[実施例2−3、比較例2−3]
窪みの深さDを変更して比(D/L)を表1に示される値とした他は実施例1と同様にして、実施例2−3及び比較例2−3のタイヤを得た。
[実施例4−7]
絶対値αを表2に示される値とした他は実施例1と同様にして、実施例4−7のタイヤを得た。
[実施例8−11]
硬さHsを表3に示される値とした他は実施例1と同様にして、実施例8−11のタイヤを得た。
[嵌合性]
タイヤチェンジャーを使用して、試作タイヤの正規リム(7.50×22.5)への取り付け及び正規リムからの取り外しを実施した。この取り付け及び取り外しの容易性について、作業者による官能評価を実施した。この結果が比較例1を基準とした指数値で下記の表1から3に示されている。数値が大きいほど好ましい。
[耐波打ち性能]
上記嵌合性の評価をしたタイヤについて、チェーファーの底面の波打ちを目視で確認した。この結果が、波打ちが全く発生していないものが「A」、波打ちの発生が認められるが基準内であるものが「B」、基準を上回る波打ちの発生が認められるものが「C」として、表1−3に示されている。
[フィラー形状の凹凸]
試作したタイヤについて、フィラーの形状が底面に凹凸として現れているかを目視で確認した。この結果が、表1−3に示されている。
[耐久性]
試作タイヤを正規リム(7.50×22.5)に組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を1000kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、76.93kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを20km/hの速度でドラムの上を走行させた。タイヤのビードに損傷が生ずるまでの時間を測定した。この結果が、比較例1を基準とした指数値で下記の表1から3に示されている。数値が大きいほど好ましい。
Figure 2017036004
Figure 2017036004
Figure 2017036004
表1−3に示されるように、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、トラック、バス等の車両に装着される。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・チェーファー
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・インナーライナー
18・・・インスレーション
20・・・フィラー
22・・・トレッド面
24・・・溝
26・・・底面
28・・・サイド面
30・・・リム
32・・・シート面
34・・・フランジ
36・・・コア
38・・・エイペックス
40・・・パッキングゴム
42・・・カーカスプライ
44・・・主部
46・・・折り返し部
50・・・第一層
52・・・第二層
54・・・第三層
56・・・第四層
58・・・第一端
60・・・第二端
62・・・トウ
64・・・ヒール
66・・・窪み
68・・・微小な凹部
70、72・・・窪みの端
74・・・ワイヤの断面

Claims (5)

  1. 一対のビードと、それぞれのビードの周りで折り返される一対のフィラーと、このビードの軸方向外側に位置しその半径方向内側部分がこのビードの半径方向内側にまで延びている一対のチェーファーとを備えており、
    それぞれのビードがコアを備えており、
    上記コアを周方向に垂直な面で切った断面が六角形を呈しており、
    それぞれのフィラーが、スチールからなる並列された多数のコードを備えており、
    それぞれのチェーファーの外面が、このタイヤがリムに装着されたとき、このリムのシート面と当接する底面とこのリムのフランジと当接するサイド面とを備えており、
    このタイヤを周方向に垂直な面で切った断面において上記底面と接する直線が基準線Mとされたとき、
    上記底面が上記基準線Mより半径方向外側に凸な形状を呈する窪みを備えており、
    上記窪みの最大深さDの上記窪みの幅Lに対する比(D/L)が0.007以上0.060以下である重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 上記幅Lの上記コアの幅Wに対する比(L/W)が0.8以上である請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記コアの軸方向内側端から上記基準線Mに引いた垂線が、上記窪みの両端の間で基準線Mと交差している請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記フィラーの上記コードが周方向に対してなす角度の絶対値αが、20°以上70°以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 上記チェーファーの硬さHsが、65以上85以下である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
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