JP7243131B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
タイヤの製造では、モールドのキャビティ面に、ローカバーの外面が押し当てられる。このとき、ローカバーとキャビティ面との間に存在するエアーや、ローカバー内に残存するエアーが十分に排出されないと、タイヤにベアが発生しうる。タイヤのサイド部に発生したベアは、目立ちやすい。タイヤの高い外観品質を維持するため、サイド部でのベアの発生を抑えることが重要となる。
ベアの発生を抑えるために、タイヤのゴムの厚みを増やす方法がある。この方法では、ローカバーのゴムの量を増やすことで、ゴムをキャビティ面の隅々まで行き渡らせる。これにより、エアーの残留を抑えている。
ベアの発生を抑えるため、モールドに、ベントホール、ソーカット、又はベントピースを設ける方法がある。ローカバーとキャビティ面との間のエアーは、これらを通して排出される。エアーの残留が抑えられたモールドについての検討が、特開2018-30279公報で報告されている。
特開2018-30279公報
タイヤのゴムの厚みを増すと、タイヤ質量が増大する。またこれは、厚みの不均一が発生する要因となりうる。モールドにベントホール、ソーカット、又はベントピースを設ける方法では、これらが設けられた場所と離れた場所に残留したエアーを、効果的に排出することが課題となる。
本発明の目的は、ゴムの厚みを増すことなく、サイド部でのベアの発生が抑えられた空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤでは、サイド部の外面の輪郭は、直線又は円弧である第一セグメントと、直線又は円弧であってこの第一セグメントの一端に接続する第二セグメントとを備える。上記サイド部の外面の輪郭が、上記第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲している。
好ましくは、上記第一セグメント及び第二セグメントは直線である。
好ましくは、上記輪郭は、2以上15以下の上記屈曲点を含む。
好ましくは、上記屈曲点の数は4以下である。
好ましくは、隣接する上記屈曲点間の半径方向距離は、タイヤの断面高さの0.2倍以下である。
好ましくは、上記屈曲点において、上記輪郭は突起を備える。
好ましくは、半径方向において、最も外側に位置する上記屈曲点は、このタイヤの最大幅位置より外側に位置する。
このタイヤがカーカス及び一対のビードを備えており、上記カーカスが、両方のビードに架け渡されたカーカスプライを備えており、上記カーカスプライが、それぞれのビートの周りにおいて、内側から外側に折り返されており、これによりカーカスプライに主部と折返し部とが形成されている場合において、好ましくは、上記屈曲点の少なくとも一つが、半径方向において、上記折返し部の端の近傍に位置する。
このタイヤがトレッドを備えた二輪自動車用である場合において、好ましくは上記屈曲点の少なくとも一つが、半径方向において、上記トレッドの根元の近傍であってこの根元の内側に位置する。
本発明に係る空気入りタイヤ用のモールドは、ローカバーのサイド部の外面と当接するサイドキャビティ面を備える。上記サイドキャビティ面の輪郭は、直線又は円弧である第一セグメントと、直線又は円弧であってこの第一セグメントに連続する第二セグメントとを備える。上記サイドキャビティ面の輪郭は、上記第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、内向きに屈曲している。上記サイドキャビティ面の上記屈曲点の位置に、ローカバーとサイドキャビティ面との間に残留したエアーを排出するための孔の開口又は溝が設けられている。
好ましくは、上記モールドの第一セグメント及び第二セグメントは、直線である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、サイド部の外面の輪郭は、第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲している。このタイヤを製造するモールドでは、このサイド部の外面と接触するキャビティ面の輪郭は、サイド部の外面の形状に対応して、内向きに屈曲している。キャビティ面とローカバーとの間のエアーは、この内向きに屈曲した部分に集まり易い。このタイヤでは、サイド部において、エアーが残留し易い部分が特定できる。モールドのこの屈曲した部分に、ベントホール、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤでは、サイド部でのベアの発生が抑えられうる。このタイヤでは、ベアの発生を抑えるのに、タイヤのゴムの厚みを増やす必要はない。このタイヤでは、ゴムの厚みを増すことなく、サイド部でのベアの発生が抑えられている。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤが示された断面図である。 図2は、図1のサイド部が拡大された断面図である。 図3は、図2のサイド部がモールドに入れられた状態が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。図1において、実線BBLはビードベースラインである。ビードベースラインBBLは、軸方向に延びる。
このタイヤ2は、トレッド4、一対のサイドウォール6、一対のビード8、カーカス10及びインナーライナー12を備えている。図1では示されないが、このタイヤ2は、一対のチェーファー及びバンドをさらに備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、二輪自動車に装着される。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接触するトレッド面14を形成する。図示されないが、トレッド4には、溝が刻まれている。この溝により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4は架橋ゴムからなる。このトレッド4の架橋ゴムには、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性が考慮されている。
それぞれのサイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス10の損傷を防止する。
それぞれのビード8は、サイドウォール6よりも半径方向内側に位置している。ビード8は、コア16と、エイペックス18とを備えている。コア16はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス18は、コア16から半径方向外向きに延びている。エイペックス18は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス18は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ20を備えている。この実施形態では、カーカス10は、第一プライ22及び第二プライ24の2枚のカーカスプライ20からなる。第一プライ22及び第二プライ24は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6に沿っている。第一プライ22は、コア16の周りにて、内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一プライ22には、主部22aと折返し部22bとが形成されている。第二プライ24は、コア16の周りにて、内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二プライ24には、主部24aと折返し部24bとが形成されている。第一プライ22の折返し部22bの端は、半径方向において、第二プライ24の折返し部22bの端よりも外側に位置している。
図示されていないが、第一プライ22及び第二プライ24のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムを備える。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス10はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス10が、1枚のプライから形成されてもよい。
インナーライナー12は、カーカス10の内側に位置している。インナーライナー12は、カーカス10の内面に接合されている。インナーライナー12は、空気遮蔽性に優れた架橋ゴムからなる。インナーライナー12の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー12は、タイヤ2の内圧を保持する。
図2は、図1のタイヤ2のサイド部26が拡大されて示されている。このタイヤ2は、一対のサイド部26を備えている。図2は、これらのうち、一つのサイド部26が示されている。このサイド部26の外面は、サイド面28と称される。この明細書では、サイド面28の半径方向外側端は、トレッド面14の端である。図2で示されるように、ビード8の部分の外側面の輪郭は、リムのフランジと当接する、軸方向内向きに凸な円弧30を備えている。この明細書では、サイド面28の半径方向内側端は、この円弧30の半径方向外側端32である。
図2に示されるように、サイド面28の輪郭は、直線及び円弧を備えている。この明細書では、サイド面28の輪郭を構成する直線及び円弧は、併せてセグメントと称される。サイド面28の輪郭は、複数のセグメントを備えている。
図2の実施形態では、サイド面28の輪郭は、直線S1及びS2を備えている。このサイド面28の輪郭は、二つの直線を備えている。直線S1と、直線S2とは連続している。直線S2は、直線S1に対して傾斜している。すなわち、この位置において、サイド面28の輪郭は屈曲している。サイド面28の輪郭は、これらの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲している。この明細書では、直線S1と直線S2とがなす角度は、屈曲角度と称される。図2の符号θ1は、この屈曲角度を表す。図2で示されるように、屈曲角度θ1は、サイド部26の内側部分において計測される。
なお、小さな円弧を介して、二つの直線が接続される場合がある。この場合でも、これらの直線は「連続している」と称される。具体的には、二つの直線の間に存在する円弧の曲率半径が1mm以下の場合、これらの二つの直線は連続していると称される。この場合、二つの直線の接続点は、この円弧がないとして定義される。
図2で示されるように、このサイド面28の輪郭は、円弧S3を備えている。直線S2と円弧S3とは連続している。直線S2と円弧S3とは接していない。これらの接続点において、円弧S3の接線は、直線S2に対して傾斜している。すなわち、この位置において、サイド面28の輪郭は屈曲している。サイド面28の輪郭は、これらの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲している。この場合の屈曲角度は、直線S2と円弧S3の接線とがなす角度である。図2の符号θ2が、この屈曲角度を表す。
図示されないが、サイド面28の輪郭が、二つの連続する円弧の接続点を屈曲点として、外向きに屈曲していてもよい。すなわち、これらの接続点において、これらの円弧は接していない。これらの接続点において、一方の円弧の接線は、他方の円弧の接線に対して傾斜している。この場合の屈曲角度は、これらの円弧の接線同士がなす角度である。
この明細書では、サイド面28において、連続する二つのセグメントが接続点を屈曲点として外向きに屈曲する場合、この屈曲点は、「外向き屈曲点」と称される。図2の実施形態では、サイド面28の輪郭に、二つの外向き屈曲点34が存在する。
図2で示されるように、サイド面28の輪郭は、それぞれの外向き屈曲点34において、突起36を備えている。突起36は、外向き屈曲点34において、連続する二つのセグメントの一方の端の外側に、または連続する二つのセグメントの両方にまたがってこれらの外側に、位置している。突起36は、周方向に延びている。この実施形態では、サイド面28の半径方向内側端においても、サイド面28の輪郭は、突起36を備えている。
このタイヤ2の製造においては、ドラム又は剛体コアの周りで、カーカス10、ビード8、サイドウォール6等の構成部材が組み合わされて、ローカバーが形成される。ローカバーは、モールドに入れられる。図3には、モールド40に入れられたローカバー38のサイド部26が示されている。この図では、サイド部26は輪郭のみが示されている。モールド40のキャビティ面に、ローカバー38の外面が押し当てられる。ローカバー38のサイド面28が当接するモールド40の面は、サイドキャビティ面42と称される。
図3で示されるように、サイドキャビティ面42の輪郭は、サイド面28の輪郭に対応して、直線及び円弧を備えている。サイドキャビティ面42の輪郭を構成する直線及び円弧は、併せてセグメントと称される。サイドキャビティ面42の輪郭は、複数のセグメントを備えている。
図3の実施形態では、サイドキャビティ面42の輪郭は、サイド面28の輪郭を構成する直線S1及びS2に対応する、直線SM1及びSM2を備えている。直線SM1と直線SM2とは連続している。サイドキャビティ面42の輪郭は、これらの接続点を屈曲点として、内向きに屈曲している。
図3で示されるように、このサイドキャビティ面42の輪郭は、サイド面28の輪郭を構成する円弧S3に対応する、円弧SM3を備えている。直線SM2と円弧SM3とは連続している。直線SM2と円弧SM3とは接していない。サイドキャビティ面42の輪郭は、これらの接続点を屈曲点として、内向きに屈曲している。
図示されないが、サイドキャビティ面42の輪郭が、二つの連続する円弧の接続点を屈曲点として、内向きに屈曲していてもよい。
この明細書では、サイドキャビティ面42において、連続する二つのセグメントが、接続点を屈曲点として内向きに屈曲する場合、この屈曲点は、「内向き屈曲点44」と称される。図3の実施形態では、サイドキャビティ面42の輪郭に、二つの内向き屈曲点44が存在する。
図3で示されるように、サイドキャビティ面42の輪郭は、それぞれの内向き屈曲点44において、陥部46を備えている。陥部46は、内向き屈曲点44において、連続する二つのセグメントの一方の端の内側に、または連続する二つのセグメントの両方にまたがってこれらの内側に、位置している。陥部46は、周方向に延びている。この陥部46は、サイド面28の外向き屈曲点34の突起36に対応する。この実施形態では、サイドキャビティ面42の半径方向内側端49においても、サイドキャビティ面42の輪郭は、陥部46を備えている。
図3で示されるように、このモールド40は、ローカバー38とサイドキャビティ面42との間に残留したエアーを排出するための孔48(ベントホール48)を有している。このモールド40には、複数のベントホール48が存在する。それぞれのベントホール48の開口は、サイドキャビティ面42の内向き屈曲点44の位置に設けられている。ベントホール48に代えて、内向き屈曲点44の位置に、エアーを排出するための溝(ソーカット)やベントピースの孔の開口が設けられていてもよい。
以下、本発明の作用効果が説明される。
本発明に係る空気入りタイヤ2では、サイド部26の外面の輪郭は、直線S1と直線S2との接続点、及び直線S2と円弧S3との接続点を屈曲点として、外向きに屈曲している。このタイヤ2を製造するモールド40のサイドキャビティ面42の輪郭は、これらに対応して、直線SM1と直線SM2との接続点、及び直線SM2と円弧SM3との接続点を屈曲点として、内向きに屈曲している。キャビティ面とローカバー38との間のエアーは、これらの内向き屈曲点44の部分に集まり易い。このタイヤ2では、サイド部26において、エアーが残留し易い部分が特定できる。モールド40の内向き屈曲点44の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生を抑えるのに、タイヤ2のゴムの厚みを増やす必要はない。このタイヤ2では、ゴムの厚みを増すことなく、サイド部26でのベアの発生が抑えられている。
図1において、両矢印Hは、このタイヤ2の断面高さを表す。図2において、両矢印DRは、隣接する外向き屈曲点34間の半径方向間隔を表す。距離DRは、断面高さHの0.2倍以下が好ましい。このようにすることで、屈曲点間の距離が離れ過ぎない。サイド面28とサイドキャビティ面42との間のエアーは、これらに対応する内向き屈曲点44の位置に、効果的に集まりうる。これらの内向き屈曲点44の位置に、ベントホール48やソーカット等を設けることで、効果的にエアーが排出できる。また、このようにすることで、このサイド部26は、しなやかに撓むことができる。このタイヤ2では、良好な乗り心地が維持されている。さらに、サイド部26がしなやかに撓むことで、サイド部26での歪みの集中が抑えられる。これは、タイヤ2の耐久性に寄与する。このタイヤ2では、良好な耐久性が維持されている。
図1において、両矢印H1は直線S1の半径方向高さを表す。両矢印H2は直線S2の半径方向高さを表す。このタイヤ2では、直線の半径方向高さは、断面高さHの0.2倍以下が好ましい。すなわち、比(H1/H)及び比(H2/H)は、いずれも0.2以下が好ましい。このようにすることで、このサイド部26は、しなやかに撓むことができる。このタイヤ2では、良好な乗り心地が維持されている。また、サイド部26がしなやかに撓むことで、サイド部26での歪みの集中が抑えられる。これは、タイヤ2の耐久性に寄与する。このタイヤ2では、良好な耐久性が維持されている。
外向き屈曲点34の数は、2以上が好ましい。外向き屈曲点34の数を2以上とすることで、外向き屈曲点間34の距離が離れ過ぎない。サイド面28とサイドキャビティ面42との間のエアーは、これらに対応する内向き屈曲点44の位置に、効果的に集まりうる。これらの内向き屈曲点44の位置に、ベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、効果的にエアーが排出できる。この観点から、外向き屈曲点34の数は、3以上がより好ましい。
サイド面28の外向き屈曲点34での屈曲角度θは180°に対して小さいほど、サイド面28とサイドキャビティ面42との間のエアーは、これと対応する内向き屈曲点44の位置に効果的に集まる。外向き屈曲点34の数が多すぎると、サイド面28の形状は全体として円弧に近くなる。すなわち、屈曲角度θは180°に近くなる。
外向き屈曲点34の数は、15以下が好ましい。外向き屈曲点34の数を15以下とすることで、これらの外向き屈曲点34での屈曲角度θは、エアーが効果的に集まるのに十分な程度に小さくできる。これと対応する内向き屈曲点44の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
外向き屈曲点34での屈曲角度θは、175°以下が好ましい。屈曲角度θを175°以下とすることで、これに対応する内向き屈曲点44の位置に、エアーが効果的に集まりうる。この内向き屈曲点44の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。この観点から、屈曲角度θは170°以下が好ましく、165°以下がさらに好ましい。
前述のとおり、サイド面28の輪郭は、外向き屈曲点34において突起36を備えるのが好ましい。サイドキャビティ面42の輪郭は、対応する内向き屈曲点44において、この突起36に対応する陥部46を備える。この陥部46に、エアーがより効果的に集まりうる。この陥部46の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
図2において、両矢印Hpは突起36の高さを表す。高さHpは、突起36が設けられたセグメントの法線方向に計測される、セグメントと突起36の上端(セグメントの反対側の端)との距離の最大値である。高さHpは、1.0mm以下が好ましい。高さHpが1.0mm以下の突起36は、外観に与える影響が抑えられている。このタイヤ2では、優れた外観が維持されている。この観点から、高さHpは、0.8mm以下がより好ましい。高さHpは、0.5mm以上が好ましい。高さHpが0.5mm以上の突起36に対応するサイドキャビティ面42の陥部46には、エアーがより効果的に集まりうる。この陥部46の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。この観点から、高さHpは、0.6mm以上がより好ましい。
図2において、両矢印Wpは突起36の幅を表す。幅Wpは、セグメントに沿って計測される、突起36の根本での突起36の幅である。幅Wpは、1.0mm以下が好ましい。幅Wpが1.0mm以下の突起36は、外観に与える影響が抑えられている。このタイヤ2では、優れた外観が維持されている。この観点から、幅Wpは、0.8mm以下がより好ましい。幅Wpは、0.5mm以上が好ましい。幅Wpが0.5mm以上の突起36に対応するサイドキャビティ面42の陥部46には、エアーがより効果的に集まりうる。この陥部46の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。この観点から、幅Wpは0.6mm以上がより好ましい。
図2において、符号Pは、このタイヤ2の外面上の位置である。この位置においてタイヤ2が最大幅となる。この位置Pは、最大幅位置である。図示されないが、少なくとも一つの外向き屈曲点34が、最大幅位置Pの半径方向外側に位置するのが好ましい。最大幅位置Pの半径方向外側では、加硫時にゴム流れが起こり易い。このため、ゴムが不足することによる、エアーの残留が起こり易い。最大幅位置Pの半径方向外側に外側屈曲点を位置させ、これに対応するモールド40の内向き屈曲点44の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
図2に示されるように、このタイヤ2では、半径方向において、第一プライ22の折返し部22bの端50の近傍に、外向き屈曲点34が位置している。このように、少なくとも一つの外向き屈曲点34は、折返し部22bの端50の近傍に位置するのが好ましい。折返し部22bの端50の近傍では、サイド面28に凹凸ができやすい。この部分では、エアーが残留し易い。折返し部22bの端50の近傍に外向き屈曲点34を位置させ、これらに対応するモールド40の内向き屈曲点44の位置にベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
半径方向においてカーカスプライ20の折返し部22bの端50の近傍に外向き屈曲点34を位置させるとの観点から、折返し部22bの端50と外向き屈曲点34との半径方向距離は5mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましい。
図2のタイヤ2のように、カーカス10が複数のカーカスプライ20を備える場合、軸方向外側に位置する折返し部の端の近傍に外向き屈曲点34が位置するのがより好ましく、全ての折返し部の端の近傍に外向き屈曲点34が位置するのがさらに好ましい。
図2に示されるとおり、このタイヤ2ではサイド面28の半径方向内側端32にも突起36を備えている。半径方向において、折返し部の端を、このサイド面28の内側端32の近傍に位置させてもよい。折返し部の端をサイド面28の内側端32の近傍に位置させ、この内側端32の突起36に対応するモールド40の陥部46の位置に、ベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
半径方向において折返し部の端をサイド面28の内側端32の近傍に位置させるとの観点から、折返し部の端とサイド面28の内側端32との半径方向距離は5mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましい。
二輪自動車用のタイヤ2では、トレッド4の根元52(トレッドゴムの端)の近傍であってこの根元52の半径方向内側において、加硫時にゴム流れが起こり易い。このため、ゴムが不足することによる、エアーの残留が起こり易い。図示されないが、二輪自動車用のタイヤ2では、少なくとも一つの外向き屈曲点34は、トレッド4の根元52の近傍であってこの根元52の半径方向内側に位置するのが好ましい。この外向き屈曲点34に対応するモールド40の内向き屈曲点44の位置に、ベントホール48、ソーカット、ベントピース等を設けることで、エアーの残留が効果的に防止できる。このタイヤ2では、サイド部26でのベアの発生が抑えられうる。
半径方向においてトレッド4の根元52の近傍に外向き屈曲点34を位置させるとの観点から、トレッド4の根元52と外向き屈曲点34との半径方向距離は5mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましい。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、このタイヤ2がモールド40に入れられた状態で計測される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された構造を備えた、実施例1の二輪自動車用タイヤを得た。このタイヤの製造においては、外向き屈曲点に対応するモールドの内向き屈曲点の位置に、ベントホールが設けられた。このタイヤのサイズは、80/100-21とされた。表1にこのタイヤの諸元が示されている。このタイヤでは、図1に示されるように、サイド面の輪郭は、二つの外向き屈曲点を含む。このことが、表1の「屈曲点数」の欄に「2」として示されている。サイド面の輪郭は、連続した二つの直線を含む。このことが、表1の「直線数」の欄に「2」として示されている。このタイヤでは、隣接する外向き屈曲点間の距離DRが、断面高さHの0.2倍より小さい。このことが、「比(DR/H)<0.2」の欄に、「Yes」として示されている。図1に示されるように、このタイヤでは、外向き屈曲点は、トレッドの根元の近傍に存在せず、折返し部の端の近傍に存在する。このことが、表1の「トレッド根元」の欄に「No」として、「折返し部端」の欄に「Yes」として示されている。このタイヤでは、全ての外向き屈曲点の位置に、突起が設けられている。このことが、表1の「突起」の欄に「Yes」として示されている。
[実施例2]
トレッドの根元の近傍に外向き屈曲点を追加し、この外向き屈曲点とその内側に位置する外向き屈曲点と間を直線とすることで、サイド面の輪郭が連続した三つの直線を含むようにしたことの他は実施例1のタイヤと同様にして、実施例2のタイヤを得た。
[実施例3]
全ての外向き屈曲点の位置に突起が設けられていないことの他は実施例2と同様にして、実施例3のタイヤを得た。
[実施例4]
折返し部の端の近傍に位置する外向き屈曲点の、外側及び内側に位置する連続した二つの直線に対し、外側に位置する直線の外側端と内側に位置する直線の内側端とを結ぶことで、これらを一つの直線とした。これにより、折返し部の端の近傍に、外向き屈曲点が存在しないようにした。これらの他は実施例3と同様にして、実施例4のタイヤを得た。
[実施例5]
折返し部の端の近傍に位置する外向き屈曲点の位置を半径方向内側に移動させて、折返し部の端の近傍に外向き屈曲点が存在しないようにしたこと、及び全ての外向き屈曲点の位置に突起が設けられていないことの他は実施例1と同様にして、実施例5のタイヤを得た。
[実施例6]
連続した二つの直線の、外側に位置する直線の外側端と内側に位置する直線の内側端とを結ぶことで、これらを一つの直線としたことの他は実施例1と同様にして、実施例6のタイヤを得た。
[ベア防止]
それぞれの実施例及び比較例について、10本のタイヤが製作された。サイド面のベアの発生状況が、目視で確認された。この結果が、比較例1を100とした指数として、表1に示されている。値が大きいほど、ベアの発生が抑えられている。値が大きいほど、好ましい。
[乗り心地]
上記タイヤを正規リム(リムサイズ=1.60-21)に組み込み、二輪自動車の前輪に装着した。その内圧が80kPaとなるように、空気を充填した。前輪には、市販のタイヤ(サイズ:80/100-21)を装着した。この二輪自動車を、整地路面及び不整地路面上で走行させて、ライダーによる官能評価を行った。評価項目は、乗り心地である。この結果が、比較例1を100とする指数で、表1に示されている。数値が大きいほど乗り心地に優れる。数値が大きいほど好ましい。
Figure 0007243131000001
表1に示されるように、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて総合的に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された技術は、種々のタイヤにも適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・インナーライナー
14・・・トレッド面
16・・・コア
18・・・エイペックス
20・・・カーカスプライ
22・・・第一プライ
24・・・第二プライ
26・・・サイド部
28・・・サイド面
30・・・円弧
32・・・サイド面の内側端
34・・・外向き屈曲点
36・・・突起
38・・・ローカバー
40・・・モールド
42・・・サイドキャビティ面
44・・・内向き屈曲点
46・・・陥部
48・・・ベントホール
49・・・サイドキャビティ面の内側端
50・・・折返し部の外側端
52・・・トレッドの根元

Claims (9)

  1. サイド部の外面の輪郭が、
    直線である第一セグメントと、直線であってこの第一セグメントに連続する第二セグメントとを備え、
    上記サイド部の外面の輪郭が、上記第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲しており、
    軸方向において、上記屈曲点が、トレッド面の外側端より内側に位置しており、
    上記輪郭が、2以上15以下の上記屈曲点を含む、二輪自動車用の空気入りタイヤ。
  2. 上記屈曲点の数が4以下である、請求項に記載のタイヤ。
  3. 隣接する上記屈曲点間の半径方向距離が、タイヤの断面高さの0.2倍以下である、請求項又はに記載のタイヤ。
  4. サイド部の外面の輪郭が、
    直線である第一セグメントと、直線であってこの第一セグメントに連続する第二セグメントとを備え、
    上記サイド部の外面の輪郭が、上記第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲しており、
    軸方向において、上記屈曲点が、トレッド面の外側端より内側に位置しており、
    上記屈曲点において、上記輪郭が突起を備える二輪自動車用の空気入りタイヤ。
  5. サイド部の外面の輪郭が、
    直線である第一セグメントと、直線であってこの第一セグメントに連続する第二セグメントとを備え、
    上記サイド部の外面の輪郭が、上記第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲しており、
    軸方向において、上記屈曲点が、トレッド面の外側端より内側に位置しており、
    半径方向において、最も外側に位置する上記屈曲点が、このタイヤの最大幅位置より外側に位置する、二輪自動車用の空気入りタイヤ。
  6. カーカス及び一対のビードを備えており、
    上記カーカスが、両方のビードに架け渡されたカーカスプライを備えており、
    上記カーカスプライが、それぞれのビートの周りにおいて、内側から外側に折り返されており、これによりカーカスプライに主部と折返し部とが形成されており、
    上記屈曲点の少なくとも一つが、半径方向において、上記折返し部の端の近傍に位置する、請求項1からのいずれかに記載のタイヤ。
  7. サイド部の外面の輪郭が、
    直線である第一セグメントと、直線であってこの第一セグメントに連続する第二セグメントとを備え、
    上記サイド部の外面の輪郭が、上記第一セグメントと第二セグメントとの接続点を屈曲点として、外向きに屈曲しており、
    軸方向において、上記屈曲点が、トレッド面の外側端より内側に位置しており、
    トレッドをさらに備え、
    上記屈曲点の少なくとも一つが、半径方向において、上記トレッドの根元の近傍であってこの根元の内側に位置する、二輪自動車用の空気入りタイヤ。
  8. 上記サイド部の内側部分において計測した上記第一セグメントと上記第二セグメントとがなす角度が、175°以下である、請求項1からのいずれかに記載のタイヤ。
  9. 上記第一セグメントの高さ及び上記第二セグメントの高さが、いずれもこのタイヤの断面高さの0.2倍以下である、請求項1からのいずれかに記載のタイヤ。
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