JP5457484B2 - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、重荷重用空気入りタイヤに関する。
タイヤのトレッドは、架橋ゴムからなる。トレッドの外面は、トレッド面を形成する。トレッド面は、路面と接触する。
トレッドは通常、ベース層と、このベース層の半径方向外側に位置するキャップ層とを有している。キャップ層には通常、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムが用いられる。
トラック、バス等に装着される、重荷重用空気入りタイヤのトレッドには通常、周方向に延在する複数の主溝が刻まれている。これにより、トレッドには軸方向に並列された複数の陸部が形成されている。通常陸部は、周方向に延在するリブ又は周方向に並列された複数のブロックから構成される。
このタイヤのトレッドでは、その軸方向外側に位置する陸部(以下、ショルダー陵部)において、偏摩耗が生じやすいという問題がある。特に、車両の操舵輪(前輪)に装着されるタイヤにおいて、この傾向は顕著である。
トレッドのショルダー陸部が、その厚みが軸方向において内側から外側に向かって徐々に小さくなるように摩耗していくことがある。このような摩耗形態は、肩落ち摩耗と称される。
肩落ち摩耗の発生防止の観点から、様々な検討がなされている。この検討の一例が、特開2007−182099公報に開示されている。この公報に記載のタイヤでは、そのショルダー陸部が周方向に並列された複数のブロックから構成されている。このタイヤでは、ブロックの周方向長さの調整により、負荷された荷重の変動に対する、ブロックの接地形状の変化が抑えられている。
特開2007−182099公報
上記公報に記載のタイヤでは、走行中、先ず、ブロックの、回転方向前方に位置する縁(以下、前縁)が路面に接触する。この前縁よりも後方側に位置する縁(以下、後縁)は、前縁が接地した後に接地する。
このタイヤのショルダー陸部においては、前縁が接地してから後縁が接地するまでの間に、前縁の軸方向外側の部分、言い換えれば、ブロックの角の部分が路面を大きくすべることがある。この場合、この角の部分に略三角形状の摩耗痕が発生することがある。このような摩耗形態は、三角摩耗と称される。
前述したように、トレッドの陸部が周方向に延在するリブで構成されることがある。この場合、ショルダー陸部をなすリブの外縁に荷重が集中する。このタイヤでは、このリブの外縁における接地圧は異常に高い。このため、回転によりリブが接地状態から解放されると、このリブの外縁が路面を大きくすべることがある。これにより、リブの外縁が擦れ、この外縁に段差が形成されることがある。このような摩耗形態は、段差摩耗と称される。
重荷重用タイヤでは、接地形状の見直しにより肩落ち摩耗の発生は抑制できたものの、三角摩耗又は段差摩耗という別の問題が新たに生じ、結果として、偏摩耗の発生を十分に抑制できていないというのが現状である。
地球環境保護の観点から、車両の低燃費化が指向されている。低燃費化の一環として、発熱の抑制されたゴム(低発熱ゴム)がトレッドのキャップに採用されることがある。低発熱ゴムは柔軟である。このため、低発熱ゴムの採用は摩耗を助長してしまう。重荷重用タイヤにおいて、低燃費性及び耐摩耗性の両立を達成させることは難しい。
本発明の目的は、低燃費性及び耐偏摩耗性に優れた重荷重用空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る重荷重用空気入りタイヤは、架橋ゴムからなりその外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの半径方向内側に位置するベルトとを備えている。上記ベルトの幅の、上記トレッドの幅に対する比は、0.95以上1.0以下である。このトレッドは、ベース層と、このベース層の半径方向外側に積層されたキャップ層とを備えている。このトレッドに、周方向に延在する複数の主溝が刻まれることにより、軸方向に並列された複数の陸部が形成されている。この複数の陸部のうち、軸方向外側に位置するショルダー陸部における上記キャップ層は、それぞれの外面が上記トレッド面の一部をなす本体及びパッドを備えている。この本体は、その軸方向外側部分に切欠きを備えている。この切欠きにおいて、このパッドはこの本体と接合されている。このパッドの厚みの上記ショルダー陸部の厚みに対する比は、0.30以上0.35以下である。このパッドの幅のこのショルダー陸部の幅に対する比は、0.30以上0.60以下である。このパッドの複素弾性率は、この本体の複素弾性率よりも大きい。この本体の複素弾性率は、4.95MPa以上5.45MPa以下である。この本体の損失正接は、このパッドの損失正接よりも小さい。このパッドの損失正接は、0.108以上0.122以下である。このタイヤが接地したときにおける上記ショルダー陸部の接地面を、上記本体と上記パッドとの境界により、外側接地面とこの外側接地面の軸方向内側に位置する内側接地面とに分割したとき、この内側接地面の平均接地圧に対する上記外側接地面の平均接地圧の比は、0.85以上0.95以下である。
好ましくは、この重荷重用空気入りタイヤでは、上記パッドの複素弾性率は5.55MPa以上5.75MPa以下である。
好ましくは、この重荷重用空気入りタイヤでは、上記本体の損失正接は0.068以上0.082以下である。
好ましくは、この重荷重用空気入りタイヤでは、上記陸部は周方向に並列された多数のブロックから構成されている。
好ましくは、この重荷重用空気入りタイヤでは、上記陸部は周方向に延在するリブから構成されている。
本発明に係る重荷重用空気入りタイヤでは、そのトレッドに形成された複数の陸部のうち、軸方向外側に位置するショルダー陸部の外側接地面における平均接地圧の、その内側接地面における平均接地圧に対する比が適正に調整されている。このタイヤでは、肩落ち摩耗及び三角摩耗(又は段差摩耗)の発生が防止されている。このタイヤは、耐偏摩耗性に優れている。しかもこのタイヤでは、ショルダー陸部におけるキャップは、それぞれの外面がトレッド面の一部をなす本体及びパッドを備えている。このパッドの複素弾性率は、本体の複素弾性率よりも大きい。このパッドは、耐偏摩耗性に寄与しうる。この本体の損失正接は、パッドの損失正接よりも小さい。この本体は、低燃費性に寄与しうる。しかもパッドが適度な厚み及び適度な幅を有しているので、このタイヤでは、低燃費性及び耐偏摩耗性が効果的に高められている。本発明によれば、低燃費性及び耐偏摩耗性の両立が達成されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る重荷重用空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのトレッドパターンの一部が示された展開図である。 図3は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図4は、図1のタイヤが路面と接地している様子が示された概略図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る重荷重用空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図6は、図5のタイヤのトレッドパターンの一部が示された展開図である。 図7は、図5のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び図2には、空気入りタイヤ2が示されている。図1及び図2において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図中、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。なお、図2は、図1に示されたタイヤ2の一部を拡大したものである。
このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、クリンチ8、ビード10、カーカス12、ベルト14、補強層16、カバーゴム18、インナーライナー20、インスレーション22、クッション層24及びチェーファー26を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、トラック、バス等に装着される。このタイヤ2は、重荷重用の空気入りタイヤである。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、架橋ゴムからなる。トレッド4は、路面と接触するトレッド面28を形成する。図中、符号PTで示されているのはトレッド4の端である。この端PTは、このタイヤ2の外面における、トレッド4とサイドウォール6との境界である。
トレッド4は、ベース層30とキャップ層32とを備えている。キャップ層32は、ベース層30の半径方向外側に位置している。キャップ層32は、ベース層30に積層されている。通常ベース層30は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層30の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。通常キャップ層32は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール6は、トレッド4の端PTから半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6の半径方向外側端は、トレッド4と接合されている。このサイドウォール6の半径方向内側端は、クリンチ8と接合されている。このサイドウォール6は、耐カット性及び耐光性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス12の損傷を防止する。
クリンチ8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。クリンチ8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。クリンチ8は、リム(図示されず)のフランジと当接する。クリンチ8は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。
ビード10は、サイドウォール6の半径方向内側に位置している。ビード10は、コア34と、このコア34から半径方向外向きに延びるエイペックス36と、このエイペックス36から半径方向外向きに延びるパッキングゴム38とを備えている。コア34はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス36は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス36は、高硬度な架橋ゴムからなる。パッキングゴム38は、半径方向外向きに先細りである。パッキングゴム38は、軟質である。パッキングゴム38は、カーカス12の端における応力集中を緩和する。
カーカス12は、カーカスプライ40からなる。カーカスプライ40は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ40は、コア34の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ40には、主部40aと折返し部40bとが形成されている。この折返し部40bの端は、軸方向において、ビード10の一部をなすパッキングゴム38の外側に位置している。
図示されていないが、カーカスプライ40は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、45°から90°、さらには75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、スチールからなる。カーカス12が、2枚以上のカーカスプライ40から形成されてもよい。
ベルト14は、軸方向に延在している。ベルト14は、半径方向においてトレッド4の内側に位置している。このベルト14は、カーカス12の半径方向外側に位置している。ベルト14は、カーカス12を補強する。このタイヤ2では、ベルト14は、第一層42a、第二層42b、第三層42c及び第四層42dからなる。
このタイヤ2では、軸方向において、第二層42bの端44bは第一層42aの端44aよりも外側に位置している。軸方向において、この第二層42bの端44bは第三層42cの端44cよりも外側に位置している。軸方向において、この第二層42bの端44bは第四層42dの端44dよりも外側に位置している。このタイヤ2では、ベルト14を構成する第一層42a、第二層42b、第三層42c及び第四層42dのうち、第二層42bが最も大きな幅を有している。このタイヤ2では、この第二層42bの端44bがベルト14の端である。
図示されていないが、第一層42a、第二層42b、第三層42c及び第四層42dのそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、スチールからなる。このコードは、赤道面に対して傾斜している。このコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、15°から70°である。
補強層16は、コア34の周りを巻かれている。補強層16は、カーカスプライ40と積層されている。補強層16は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、スチールからなる。この補強層16は、スチールフィラーとも称される。補強層16は、タイヤ2の耐久性に寄与しうる。
カバーゴム18は、軸方向においてパッキングゴム38よりも外側に位置している。図示されているように、カバーゴム18は、カーカスプライ40の折返し部40bの端を覆う。カバーゴム18は、この折返し部40bの端への応力集中を緩和しうる。
インナーライナー20は、タイヤ2の内面を構成している。インナーライナー20は、架橋ゴムからなる。インナーライナー20には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー20の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー20は、タイヤ2の内圧を保持する。
インスレーション22は、インナーライナー20の外側に位置している。インスレーション22は、カーカス12の内側に位置している。インスレーション22は、カーカス12とインナーライナー20とに挟まれている。インスレーション22は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。インスレーション22は、カーカス12と堅固に接合し、インナーライナー20とも堅固に接合する。インスレーション22により、インナーライナー20のカーカス12からの剥離が抑制される。
クッション層24は、ベルト14の端44bの近傍において、カーカス12と積層されている。クッション層24は、軟質な架橋ゴムからなる。クッション層24は、ベルト14の端44bの応力を吸収する。このクッション層24により、ベルト14のリフティングが抑制される。
チェーファー26は、ビード10の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー26がリムと当接する。この当接により、ビード10の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー26は、クリンチ8と一体である。従って、チェーファー26の材質はクリンチ8の材質と同じである。チェーファー26が、布とこの布に含浸したゴムとからなってもよい。
図3に示されているのは、このタイヤ2のトレッドパターンの展開図である。この図3において、上下方向が周方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が半径方向である。
このタイヤ2では、トレッド4のトレッド面28に複数の溝46が刻まれている。これにより、トレッドパターンが形成されている。このタイヤ2では、これら溝46に、周方向に連続して延在する複数の主溝48が含まれている。これら主溝48は、5mm以上15mm以下の幅と、11mm以上16mm以下の深さを有している。
このタイヤ2では、トレッド4に複数の主溝48が刻まれることにより、軸方向に並列された複数の陸部50が形成されている。このタイヤ2では、これら陸部50のそれぞれは、周方向に連続して延在する単一のユニットから構成されている。このような陸部50は、リブとも称される。言い換えれば、このタイヤ2の陸部50は周方向に延在するリブから構成されている。
図示されているように、このタイヤ2のトレッド4には、4本の主溝48が刻まれることにより、5本の陸部50が形成されている。これら陸部50のうち、軸方向外側に位置する陸部50は、ショルダー陸部50aと称される。赤道面上に位置する陸部50は、センター陸部50bと称される。ショルダー陸部50aとセンター陸部50bとの間に位置する陸部50は、ミドル陸部50cと称される。このタイヤ2のトレッド4は、センター陸部50bと、それぞれがこのセンター陸部50bの軸方向外側に位置する一対のミドル陸部50cと、それぞれがこのミドル陸部50cの軸方向外側に位置する一対のショルダー陸部50aとを備えている。
前述したように、トレッド4は、ベース層30とこのベース層30の半径方向外側に積層されたキャップ層32とを備えている。したがって、このトレッド4の一部をなすショルダー陸部50aは、ベース層30とこのベース層30の半径方向外側に積層されたキャップ層32とを備えている。センター陸部50b及びミドル陸部50cのそれぞれも、ベース層30とこのベース層30の半径方向外側に積層されたキャップ層32とを備えている。
図2に示されているように、このタイヤ2では、ショルダー陸部50aにおけるキャップ層32は、それぞれの外面がトレッド面28の一部をなす本体52及びパッド54を備えている。本体52は、ベース層30に積層されている。この本体52は、その軸方向外側部分に切欠き56を備えている。この切欠き56は、トレッド面28から半径方向内向きに延在する第一面56aと、この第一面56aから軸方向外向きに延在する第二面56bとから構成されている。図示されているように、パッド54とベース層30との間には、本体52が存在している。パッド54は、この本体52に積層されている。より詳細には、このパッド54は切欠き56においてこの本体52と接合されている。なお、このタイヤ2では、本体52は、ミドル陸部50cのキャップ層32と一体である。ミドル陸部50cのキャップ層32は、センター陸部50bのキャップ層32と一体である。
図4には、このタイヤ2のトレッド4が路面に接地している様子、言い換えれば、接地面58の一部が模式的に示されている。この図4においては、トレッドパターンをなす多数の溝46のうち、主溝48のみが示されている。この様子は、タイヤ2の接地面58を観察するとともに接地圧を計測しうる、例えば、Tekscan社製の圧力分布測定装置を用いて得られる。この装置では、接地面58の各部の接地圧が1.5mm間隔で計測される。この計測に際しては、荷重は31.87kN、タイヤ2の空気圧は800kPaとされる。
図4において、実線Laはショルダー陸部50aをなす本体52とパッド54との境界に相当する位置を表す線である。本願では、ショルダー陸部50aの接地面58aのうち、軸方向において境界Laから外側の部分は外側接地面58aoと称される。このショルダー陸部50aの接地面58aのうち、軸方向において境界Laから内側の部分は内側接地面58aiと称される。この内側接地面58aiは、外側接地面58aoの軸方向内側に位置している。外側接地面58aoが接地状態にあるパッド54の外面に相当するものであり、内側接地面58aiが接地状態にある本体52の外面に相当するものである。
このタイヤ2では、境界Laにより、ショルダー陸部50aの接地面58aを外側接地面58aoと内側接地面58aiとに分割したとき、内側接地面58aiの平均接地圧P1Bに対する外側接地面58aoの平均接地圧P1Aの比は0.85以上0.95以下である。この比が0.85以上に設定されることにより、外側接地面58aoの平均接地圧P1Aと内側接地面58aiの平均接地圧P1Bとの乖離が抑えられる。このタイヤ2では、外側接地面58aoの平均接地圧P1Aは過小でない。このタイヤ2では、肩落ち摩耗の発生が抑えられている。この観点から、この比は0.87以上がより好ましい。この比が0.95以下に設定されることにより、外側接地面58aoの平均接地圧P1Aが適切に維持される。このタイヤ2では、この外側接地面58aoの平均接地圧P1Aは過大でない。このタイヤ2では、段差摩耗の発生が抑えられている。この観点から、この比は0.93以下がより好ましい。このように、このタイヤ2では、内側接地面58aiの平均接地圧P1Bに対する外側接地面58aoの平均接地圧P1Aの比が適正に調整されることにより、肩落ち摩耗及び段差摩耗の発生が防止されている。このタイヤ2は、耐偏摩耗性に優れている。
図1において、両矢印TWは一方のトレッド4の端PTから他方のトレッド4の端(図示されず)までの軸方向距離を表している。この距離TWは、トレッド4の軸方向幅である。両矢印BWは、一方のベルト14の端44bから他方のベルト14の端44b(図示されず)までの軸方向距離を表している。この距離BWは、ベルト14の軸方向幅である。
このタイヤ2では、軸方向幅BWの軸方向幅TWに対する比は0.95以上1.0以下である。この比が0.95以上に設定されることにより、ベルト14がショルダー陸部50aを支えるので、ショルダー陸部50aにおける接地圧が適切に維持される。これにより、このタイヤ2では、肩落ち摩耗の発生が効果的に抑制される。この比が1.0以下に設定されることにより、ベルト14の端44bからトレッド4の端PTまでの距離が適切に維持される。このタイヤ2では、このベルト14による損傷が防止される。このタイヤ2は、耐久性に優れる。
このタイヤ2では、パッド54はトレッド4において軸方向外側に位置している。このパッド54の外面に、接地面58における接地端60(図4参照)が存在している。このタイヤ2では、このパッド54の複素弾性率E1Aは、本体52の複素弾性率E1Bよりも大きい。このパッド54は、高い剛性を有する。このパッド54は、肩落ち摩耗及び段差摩耗の発生防止に寄与しうる。このタイヤ2は、耐偏摩耗性に優れる。この観点から、このパッド54の複素弾性率E1Aは5.55MPa以上が好ましく、5.75MPa以下が好ましい。
本願において、パッド54の複素弾性率E1A及び本体52の複素弾性率E1B並びに後述するパッド54の損失正接L1A及び本体52の損失正接L1Bは、JIS K 6394の規定に準拠して、測定される。測定条件は、以下の通りである。
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF−3」
初期歪み:10%
動歪み:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
このタイヤ2では、本体52の複素弾性率E1Bは4.95MPa以上が5.45MPa以下である。この本体52の複素弾性率E1Bは、パッド54の複素弾性率E1Aよりも小さい。この本体52は低い剛性を有する。柔軟な本体52は、タイヤ2の低燃費性に寄与しうる。
このタイヤ2では、本体52の損失正接L1Bはパッド54の損失正接L1Aよりも小さい。この本体52では、繰り返し変形に伴う発熱が抑えられている。このタイヤ2では、本体52におけるエネルギーの損失は小さい。このタイヤ2は、低燃費性に優れる。この観点から、この本体52の損失正接L1Bは、0.082以下が好ましく、0.068以上が好ましい。
このタイヤ2では、パッド54の損失正接L1Aは0.108以上0.122以下である。このパッド54の損失正接L1Aは、本体52の損失正接L1Bよりも大きい。このパッド54は、高い剛性を有する。このパッド54は、肩落ち摩耗及び段差摩耗の発生防止に寄与しうる。
図2において、符号LSはショルダー陸部50aの、軸方向において内側に位置する内縁を表している。符号LAは、本体52とパッド54との境界を表している。両矢印W1は、内縁LSからトレッド4の端PTまでの軸方向距離を表している。この距離W1は、ショルダー陸部50aの軸方向幅である。両矢印W1Aは、境界LAからトレッド4の端PTまでの軸方向距離を表している。この距離W1Aは、パッド54の軸方向幅である。
このタイヤ2では、パッド54の軸方向幅W1Aのショルダー陸部50aの軸方向幅W1に対する比は0.30以上0.60以下である。この比が0.30以上に設定されることにより、パッド54が肩落ち摩耗及び段差摩耗の発生を効果的に抑えうる。この観点から、この比は0.35以上がより好ましい。この比が0.60以下に設定されることにより、本体52がタイヤ2の低燃費性に効果的に寄与しうる。この観点から、この比は0.58以下がより好ましい。
図2において、実線LBはベルト14の端44bを通り半径方向に延在する直線である。符号P1はこの実線LBとパッド54の外面との交点を表している。符号P2は、この実線LBとこのパッド54の内面との交点を表している。両矢印H1は、ベルト14の端44bから交点P1までの半径方向高さを表している。この高さH1は、ショルダー陸部50aの厚みである。両矢印H1Aは、交点P2から交点P1までの半径方向高さを表している。この高さH1Aは、パッド54の厚みである。
このタイヤ2では、パッド54の厚みH1Aのショルダー陸部50aの厚みH1に対する比は0.30以上0.35以下である。この比が0.30以上に設定されることにより、パッド54が肩落ち摩耗及び段差摩耗の発生を効果的に抑えうる。この観点から、この比は0.31以上がより好ましい。この比が0.35以下に設定されることにより、本体52がタイヤ2の低燃費性に効果的に寄与しうる。この観点から、この比は0.34以下がより好ましい。
このタイヤ2では、トレッド4の一部をなすベース層30は本体52の損失正接L1Bよりも小さい損失正接を有するのが好ましい。このベース層30は、タイヤ2の低燃費性及び耐久性に寄与しうる。この観点から、このベース層30の損失正接は、0.065以下が好ましい。このベース層30の剛性が適切に維持されるとの観点から、このベース層30の損失正接は0.035以上が好ましい。同様の観点から、このベース層30の複素弾性率は3MPa以上が好ましく、6MPa以下が好ましい。このベース層30の損失正接及び複素弾性率は、前述のパッド54の複素弾性率E1A及び本体52の複素弾性率E1B並びにパッド54の損失正接L1A及び本体52の損失正接L1Bと同様にして計測される。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。乗用車用の場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。後述するタイヤの各部材の寸法及び角度についても、同様にして測定される。
図5及び図6には、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤ62が示されている。このタイヤ62は、図1に示されたタイヤ2と同様、トラック、バス等に装着される。このタイヤ62は、重荷重用空気入りタイヤである。図5及び図6において、上下方向がタイヤ62の半径方向であり、左右方向がタイヤ62の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ62の周方向である。図中、一点鎖線CLはタイヤ62の赤道面を表わす。このタイヤ62の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。なお、図6は、図5に示されたタイヤ62の一部を拡大したものである。
このタイヤ62は、トレッド64、サイドウォール66、カーカス68、ベルト70、インナーライナー72、インスレーション74及びクッション層76を備えている。図示されていないが、このタイヤ62はクリンチ、ビード、補強層、カバーゴム及びチェーファーを備えている。このタイヤ62のトレッド64以外は、図1に示されたタイヤ2と略同等の構成を有している。
トレッド64は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド64は、架橋ゴムからなる。トレッド64は、路面と接触するトレッド面78を形成する。図中、符号PTはトレッド64の端を表している。
トレッド64は、ベース層80とキャップ層82とを備えている。キャップ層82は、ベース層80の半径方向外側に位置している。キャップ層82は、ベース層80に積層されている。
図7に示されているのは、このタイヤ62のトレッドパターンの展開図である。この図7において、上下方向が周方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が半径方向である。
このタイヤ62では、トレッド64のトレッド面78に複数の溝84が刻まれている。これにより、トレッドパターンが形成されている。このタイヤ62では、これら溝84に、略周方向に連続して延在する複数の主溝86が含まれている。これら主溝86は、5mm以上15mm以下の幅と、14mm以上18mm以下の深さを有している。
このタイヤ62では、トレッド64に複数の主溝86が刻まれることにより、軸方向に並列された複数の陸部88が形成されている。図示されているように、このタイヤ62のトレッド64には、5本の主溝86が刻まれることにより、6本の陸部88が形成されている。これら陸部88のうち、軸方向外側に位置する陸部88がショルダー陸部88aと称される。
図示されているように、このタイヤ62のトレッド面78には、前述の主溝86以外に、略軸方向に延在する複数の副溝90が刻まれている。これら副溝90のそれぞれは、3mm以上31mm以下の幅と、3mm以上18mm以下の深さを有している。副溝90は、陸部88を分割している。これにより、陸部88に複数のブロック92が形成されている。これらブロック92は、周方向に間隔を空けて配置されている。言い換えれば、このタイヤ62の陸部88は周方向に並列された複数のブロック92から構成されている。
前述したように、トレッド64は、ベース層80とこのベース層80の半径方向外側に積層されたキャップ層82とを備えている。したがって、ショルダー陸部88aをなすブロック92は、ベース層80とこのベース層80の半径方向外側に積層されたキャップ層82とを備えている。このショルダー陸部88a以外の陸部88をなすブロック92も、ベース層80とこのベース層80の半径方向外側に積層されたキャップ層82とを備えている。
図6に示されているように、このタイヤ62では、ショルダー陸部88aをなすブロック92におけるキャップ層82は、それぞれの外面がトレッド面78の一部をなす本体94及びパッド96を備えている。本体94は、ベース層80に積層されている。この本体94は、その軸方向外側部分に切欠き98を備えている。パッド96は、この切欠き98において本体94と接合されている。なお、このタイヤ62では、本体94は、ショルダー陸部88a以外の陸部88をなすブロック92のキャップ層82と一体である。
このタイヤ62では、ショルダー陸部88aのブロック92をなす本体94とパッド96との境界により、このブロック92の接地面を外側接地面と内側接地面とに分割したとき、内側接地面の平均接地圧P1Bに対する外側接地面の平均接地圧P1Aの比は0.85以上0.95以下である。この比が0.85以上に設定されることにより、外側接地面の平均接地圧P1Aと内側接地面の平均接地圧P1Bとの乖離が抑えられる。このタイヤ62では、外側接地面の平均接地圧P1Aは過小でない。このタイヤ62では、肩落ち摩耗の発生が抑えられている。この観点から、この比は0.87以上がより好ましい。この比が0.95以下に設定されることにより、外側接地面の平均接地圧P1Aが適切に維持される。このタイヤ62では、この外側接地面の平均接地圧P1Aは過大でない。このタイヤ62では、三角摩耗の発生が抑えられている。この観点から、この比は0.93以下がより好ましい。このように、このタイヤ62では、内側接地面の平均接地圧P1Bに対する外側接地面の平均接地圧P1Aの比が適正に調整されることにより、肩落ち摩耗及び三角摩耗の発生が防止されている。このタイヤ62は、耐偏摩耗性に優れている。なお、このタイヤ62における、外側接地面の平均接地圧P1A及び内側接地面の平均接地圧P1Bは、図1に示されたタイヤ2と同様にして計測される。
図5において、両矢印TWは一方のトレッド64の端PTから他方のトレッド64の端(図示されず)までの軸方向距離を表している。この距離TWは、トレッド64の軸方向幅である。両矢印BWは、一方のベルト70の端100から他方のベルト70の端100(図示されず)までの軸方向距離を表している。この距離BWは、ベルト70の軸方向幅である。
このタイヤ62では、軸方向幅BWの軸方向幅TWに対する比は0.95以上1.0以下である。この比が0.95以上に設定されることにより、ベルト70がショルダー陸部88aのブロック92を支えるので、このブロック92における接地圧が適切に維持される。これにより、このタイヤ62では、肩落ち摩耗の発生が効果的に抑制される。この比が1.0以下に設定されることにより、ベルト70の端100からトレッド64の端PTまでの距離が適切に維持される。このタイヤ62では、このベルト70による損傷が防止されている。このタイヤ62は、耐久性に優れる。
このタイヤ62では、パッド96はトレッド64において軸方向外側に位置している。このパッド96の外面に、接地面における接地端が存在している。このタイヤ62では、このパッド96の複素弾性率E1Aは、本体94の複素弾性率E1Bよりも大きい。このパッド96は、高い剛性を有する。このパッド96は、肩落ち摩耗及び三角摩耗の発生防止に寄与しうる。このタイヤ62は、耐偏摩耗性に優れる。この観点から、このパッド96の複素弾性率E1Aは5.55MPa以上が好ましく、5.75MPa以下が好ましい。なお、このタイヤ62における、パッド96の複素弾性率E1A及び本体94の複素弾性率E1B並びに後述するパッド96の損失正接L1A及び本体94の損失正接L1Bは、図1に示されたタイヤ2のそれと同様にして計測される。
このタイヤ62では、本体94の複素弾性率E1Bは4.95MPa以上が5.45MPa以下である。この本体94の複素弾性率E1Bは、パッド96の複素弾性率E1Aよりも小さい。この本体94は低い剛性を有する。柔軟な本体94は、タイヤ62の低燃費性に寄与しうる。
このタイヤ62では、本体94の損失正接L1Bはパッド96の損失正接L1Aよりも小さい。この本体94では、繰り返し変形に伴う発熱が抑えられている。このタイヤ62では、本体94におけるエネルギーの損失は小さい。このタイヤ62は、低燃費性に優れる。この観点から、この本体94の損失正接L1Bは、0.082以下が好ましく、0.068以上が好ましい。
このタイヤ62では、パッド96の損失正接L1Aは0.108以上0.122以下である。このパッド96の損失正接L1Aは、本体94の損失正接L1Bよりも大きい。このパッド96は、高い剛性を有する。このパッド96は、肩落ち摩耗及び三角摩耗の発生防止に寄与しうる。
図6において、符号LSは軸方向において内側に位置するショルダー陸部88aをなすブロック92の内縁を表している。符号LAは、本体94とパッド96との境界を表している。両矢印W1は、内縁LSからトレッド64の端PTまでの軸方向距離を表している。この距離W1は、このショルダー陸部88aをなすブロック92の軸方向幅である。この軸方向幅W1は、このブロック92の最大幅で表される。両矢印W1Aは、境界LAからトレッド64の端PTまでの軸方向距離を表している。この距離W1Aは、パッド96の軸方向幅である。
このタイヤ62では、パッド96の軸方向幅W1Aのショルダー陸部88aをなすブロック92の軸方向幅W1に対する比は0.30以上0.60以下である。この比が0.30以上に設定されることにより、パッド96が肩落ち摩耗及び三角摩耗の発生を効果的に抑えうる。この観点から、この比は0.35以上がより好ましい。この比が0.60以下に設定されることにより、本体94がタイヤ62の低燃費性に効果的に寄与しうる。この観点から、この比は0.58以下がより好ましい。
図2において、実線LBはベルト70の端100を通り半径方向に延在する直線である。符号P1はこの実線LBとパッド96の外面との交点を表している。符号P2は、この実線LBとこのパッド96の内面との交点を表している。両矢印H1は、ベルト70の端100から交点P1までの半径方向高さを表している。この高さH1は、ショルダー陸部88aをなすブロック92の厚みである。両矢印H1Aは、交点P2から交点P1までの半径方向高さを表している。この高さH1Aは、パッド96の厚みである。
このタイヤ62では、パッド96の厚みH1Aのショルダー陸部88aをなすブロック92の厚みH1に対する比は0.30以上0.35以下である。この比が0.30以上に設定されることにより、パッド96が肩落ち摩耗及び三角摩耗の発生を効果的に抑えうる。この観点から、この比は0.31以上がより好ましい。この比が0.35以下に設定されることにより、本体94がタイヤ62の低燃費性に効果的に寄与しうる。この観点から、この比は0.34以下がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実験A−リブパターンを有するタイヤについて]
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の重荷重用の空気入りタイヤを得た。タイヤのサイズは、12R22.5とされた。ショルダー陸部における、内側接地面の平均接地圧P1Bに対する外側接地面の平均接地圧P1Aの比(P1A/P1B)は、0.90とされた。ベルトの幅BWのトレッドの幅TWに対する比(BW/TW)は、0.98とされた。パッドの複素弾性率E1Aは、5.70MPaとされた。このパッドの損失正接L1Aは、0.115とされた。本体の複素弾性率E1Bは、5.10MPaとされた。この本体の損失正接L1Bは、0.075とされた。パッドの厚みH1Aのショルダー陸部の厚みH1に対する比は、0.33とされた。パッドの幅W1Aのショルダー陸部の幅W1に対する比は、0.50とされた。
[実施例2−3及び比較例1−2]
比(P1A/P1B)を下記の表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例3−7]
パッドの複素弾性率E1A及び損失正接L1A並びに本体の複素弾性率E1B及び損失正接L1Bを下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[実施例4−5及び比較例8−9]
比(H1A/H1)及び比(W1A/W1)を下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[偏摩耗の発生状況と摩耗量1]
試作タイヤを高速バスに装着した。リムのサイズは、8.25×22.5とされた。タイヤの内圧は、800kPaに調整された。フル積載状態で、高速バスを3万km走行させた。走行後、前輪に装着したタイヤにおける偏摩耗の発生状況を目視で観察するとともに、このタイヤのショルダー陸部における摩耗量を計測した。その結果が、下記の表1から表3に示されている。表中、肩落ち摩耗又は段差摩耗が確認された場合が「D」で、確認されなかった場合が「−」で表されている。
[燃費性能]
5台の高速バスについて、3万km走行時の平均燃費(軽油1リットルあたりの走行距離)を計測した。これらの平均値が燃費性能として実施例1を100とした指数値で、下記の表1から表3に表されている。数値が大きいほど好ましい。
Figure 0005457484
Figure 0005457484
Figure 0005457484
表1から表3に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
[実験B−ブロックパターンを有するタイヤについて]
[実施例6]
図5に示された基本構成を備え、下記の表5に示された仕様を備えた実施例6の重荷重用の空気入りタイヤを得た。タイヤのサイズは、12R22.5とされた。ショルダー陸部における、内側接地面の平均接地圧P1Bに対する外側接地面の平均接地圧P1Aの比(P1A/P1B)は、0.90とされた。ベルトの幅BWのトレッドの幅TWに対する比(BW/TW)は、0.98とされた。パッドの複素弾性率E1Aは、5.60MPaとされた。このパッドの損失正接L1Aは、0.115とされた。本体の複素弾性率E1Bは、5.20MPaとされた。この本体の損失正接L1Bは、0.075とされた。パッドの厚みH1Aのショルダー陸部の厚みH1に対する比は、0.33とされた。パッドの幅W1Aのショルダー陸部の幅W1に対する比は、0.50とされた。
[実施例7−10及び比較例10−11]
比(P1A/P1B)を下記の表4の通りとした他は実施例6と同様にして、タイヤを得た。
[実施例11−12及び比較例12−13]
比(BW/TW)を下記の表5の通りとした他は実施例6と同様にして、タイヤを得た。
[実施例13−14及び比較例14−15]
パッドの複素弾性率E1A及び本体の複素弾性率E1Bを下記の表6の通りとした他は実施例6と同様にして、タイヤを得た。
[実施例15−16及び比較例16−17]
パッドの損失正接L1A及び本体の損失正接L1Bを下記の表7の通りとした他は実施例6と同様にして、タイヤを得た。
[実施例17−20及び比較例18−19]
比(H1A/H1)を下記の表8の通りとした他は実施例6と同様にして、タイヤを得た。
[実施例21−24及び比較例20−21]
比(W1A/W1)を下記の表9の通りとした他は実施例6と同様にして、タイヤを得た。
[偏摩耗の発生状況2]
試作タイヤを高速バスに装着した。リムのサイズは、8.25×22.5とされた。タイヤの内圧は、800kPaに調整された。フル積載状態で、高速バスを3万km走行させた。走行後、前輪に装着したタイヤにおける偏摩耗(肩落ち摩耗及び三角摩耗)の発生状況を観察した。偏摩耗の幅を計測し、この幅に基づき、下記の格付けを行った。
5:1mm未満
4:1mm以上4mm未満
3:4mm以上7mm未満
2:7mm以上10mm未満
1:10mm以上
この結果が、下記の表4から表9に示されている。数値が大きいほど良好である。
[燃費性能]
実験Aと同様にして、燃費性能を評価した。その結果が、下記の表4から表9に示されている。
Figure 0005457484
Figure 0005457484
Figure 0005457484
Figure 0005457484
Figure 0005457484
Figure 0005457484
表4から表9に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、種々の車両にも適用されうる。
2、62・・・タイヤ
4、64・・・トレッド
6、66・・・サイドウォール
12・・・カーカス
14・・・ベルト
28、78・・・トレッド面
30、80・・・ベース層
32、82・・・キャップ層
40・・・カーカスプライ
40a・・・主部
40b・・・折返し部
42a、42b、42c、42d・・・層
44a、44b、44c、44d、100・・・端
46、84・・・溝
48、86・・・主溝
50、50a、50b、50c、88、88a・・・陸部
52、94・・・本体
54、96・・・パッド
56、98・・・切欠き
58、58a、58ai、58ao・・・接地面
60・・・接地端
90・・・副溝
92・・・ブロック

Claims (5)

  1. 架橋ゴムからなりその外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの半径方向内側に位置するベルトとを備えており、
    上記ベルトの幅の、上記トレッドの幅に対する比が、0.95以上1.0以下であり、
    このトレッドが、ベース層と、このベース層の半径方向外側に積層されたキャップ層とを備えており、
    このトレッドに、周方向に延在する複数の主溝が刻まれることにより、軸方向に並列された複数の陸部が形成されており、
    この複数の陸部のうち、軸方向外側に位置するショルダー陸部における上記キャップ層が、それぞれの外面が上記トレッド面の一部をなす本体及びパッドを備えており、
    この本体が、その軸方向外側部分に切欠きを備えており、
    この切欠きにおいて、このパッドがこの本体と接合されており、
    このパッドの厚みの上記ショルダー陸部の厚みに対する比が、0.30以上0.35以下であり、
    このパッドの幅のこのショルダー陸部の幅に対する比が、0.30以上0.60以下であり、
    このパッドの複素弾性率が、この本体の複素弾性率よりも大きく、
    この本体の複素弾性率が、4.95MPa以上5.45MPa以下であり、
    この本体の損失正接が、このパッドの損失正接よりも小さく、
    このパッドの損失正接が、0.108以上0.122以下であり、
    このタイヤが接地したときにおける上記ショルダー陸部の接地面を、上記本体と上記パッドとの境界により、外側接地面とこの外側接地面の軸方向内側に位置する内側接地面とに分割したとき、この内側接地面の平均接地圧に対する上記外側接地面の平均接地圧の比が、0.85以上0.95以下である、重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 上記パッドの複素弾性率が、5.55MPa以上5.75MPa以下である請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 上記本体の損失正接が、0.068以上0.082以下である請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  4. 上記陸部が、周方向に並列された多数のブロックから構成されている請求項1から3のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  5. 上記陸部が、周方向に延在するリブから構成されている請求項1から3のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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