JP2016217700A5

JP2016217700A5 - 金属・固定材料ブッシング用の基体及び金属・固定材料ブッシング

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Publication number: JP2016217700A5
Application number: JP2016158784A
Authority: JP
Filing date: 2016-08-12
Publication date: 2017-04-13
Anticipated expiration: 2031-09-16

Claims

エアバッグ及びベルトテンショナのいずれか一方の点火装置において高圧を受ける金属・固定材料ブッシング用の基体であって、
前記金属・固定材料ブッシング用の前記基体は、冷間成形により形成された部材であり、且つリング形状及びプレート形状のいずれか一方を有し、
前記部材は、
前記部材の実質的に中央部に配置され且つ前記部材の前側から前記部材の後側まで伸びる貫通孔と、
前記部材の前記後側で前記貫通孔の領域に設けられ、且つ前記点火装置の側高圧から遠位の、前記基体の一方側に配置された、解放領域と、
を有し、
前記解放領域は、前記解放領域の近傍の領域における前記貫通孔の直径よりも大きな直径を有し、前記部材は、全体の厚み（Ｄ）と、前記解放領域において少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）と、を有し、前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）は、前記全体の厚み（Ｄ）から前記解放領域の高さ（ＨＦ）だけ低減されたものであり、前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）を貫通して前記基体を打抜く工程によって前記貫通孔が形成されるように選択されていることを特徴とする、基体。
前記全体の厚み（Ｄ）は、前記解放領域で２０％から９０％低減される、請求項１に記載の基体。
前記全体の厚み（Ｄ）は、前記解放領域で３０％から７０％低減される、請求項２に記載の基体。
前記全体の厚み（Ｄ）は、前記解放領域で４０％から５０％低減される、請求項３に記載の基体。
前記部材の前記全体の厚み（Ｄ）の少なくとも１つは、３．５ｍｍよりも大きく、前記低減された厚み（ＤＲ）は、１．５ｍｍから４．５ｍｍの範囲内であり、残留厚み（ＲＤ）は、０．３５ｍｍから４．２ｍｍの範囲内である、請求項１に記載の基体。
前記部材の前記全体の厚み（Ｄ）の少なくとも１つは、３．５ｍｍから６．０ｍｍの範囲内であり、前記低減された厚み（ＤＲ）は、２．０ｍｍから２．６ｍｍの範囲内であり、前記残留厚み（ＲＤ）は、１．１ｍｍから３．０ｍｍの範囲内である、請求項５に記載の基体。
前記部材は、鋼材でできている、請求項１に記載の基体。
前記部材は、１重量％から５重量％の銅割合を含む特殊鋼でできている、請求項７に記載の基体。
前記銅割合は、２重量％から４重量％である、請求項８に記載の基体。
前記部材は、成形工程および再形成工程のいずれか一方から形成された、実質的に丸形の外側輪郭を有する、請求項１に記載の基体。
前記丸形の外側輪郭は、円形の外側輪郭であり、前記成形工程は、線材からの冷間成形工程である、請求項１０に記載の基体。
前記貫通孔は、相対運動を防止する手段を有し、当該手段は、少なくとも部分的に実質的にテーパ状の延在部である、請求項１１に記載の基体。
前記部材は、前記解放領域及び前記貫通孔を取り囲む、複数の湾曲した応力線を持つ金属組織構造を有する、請求項１に記載の基体。
エアバッグ及びベルトテンショナのいずれか一方の点火装置において高圧を受ける金属・固定材料ブッシング用の基体であって、
前記金属・固定材料ブッシング用の前記基体は、冷間成形により形成された部材であり、且つリング形状及びプレート形状のいずれか一方を有し、
前記部材は、１重量％から５重量％の銅割合を含む特殊鋼でできており、
前記部材の実質的に中央部に配置され且つ前記部材の前側から前記部材の後側まで伸びる貫通孔と、前記部材の前記後側で前記貫通孔の領域に設けられた解放領域と、を有し、
前記解放領域は、前記解放領域の近傍の領域における前記貫通孔の直径よりも大きな直径を有し、
前記部材は、全体の厚み（Ｄ）と、前記解放領域の端部と前記部材の前記前側との間に延びる少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）と、を有し、
前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）は、前記全体の厚み（Ｄ）から前記解放領域の高さ（ＨＦ）だけ低減されたものであり、
前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）を貫通して前記基体を打抜く工程によって前記貫通孔が形成されるように選択されていることを特徴とする、基体。
エアバッグ及びベルトテンショナのいずれか一方の点火装置において高圧を受ける金属・固定材料ブッシングであって、
冷間成形により形成された部材を画定し、且つリング形状及びプレート形状のいずれか一方を有する基体であって、前記部材は、前記部材の実質的に中央部に配置され且つ前記部材の前側から前記部材の後側まで伸びる貫通孔と、前記部材の前記後側で前記貫通孔の領域に設けられた解放領域と、を有し、前記解放領域は、前記解放領域の近傍の領域における前記貫通孔の直径よりも大きな直径を有し、前記部材は、全体の厚み（Ｄ）と、前記解放領域において少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）と、を有し、前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）は、前記全体の厚み（Ｄ）から前記解放領域の高さ（ＨＦ）だけ低減されたものであり、前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）を貫通して前記基体を打抜く工程によって前記貫通孔が形成されるように選択されている、基体と、
前記貫通孔内に配置されたブッシング材料と、
少なくとも部分的に前記ブッシング材料内に設けられ、前記貫通孔内に配置された第１の金属絶縁ピンと、
前記基体に導電的に接続されたアースピンであり、前記貫通孔内に延びていない第２の金属ピンと、
を備えることを特徴とする、金属・固定材料ブッシング。
エアバッグ及びベルトテンショナのいずれか一方の点火装置において高圧を受ける金属・固定材料ブッシング用の基体であって、
前記金属・固定材料ブッシング用の前記基体は、冷間成形により形成された部材であり、且つリング形状及びプレート形状のいずれか一方を有し、
前記部材は、
前記部材の実質的に中央部に配置され且つ前記部材の前側から前記部材の後側まで伸びる貫通孔と、
前記部材の前記後側で前記貫通孔の領域に設けられ、且つ前記点火装置の側高圧から遠位の、前記基体の一方側に配置された、解放領域と、
を有し、
前記解放領域は、再形成工程によって形成され且つ前記解放領域の近傍の領域における前記貫通孔の直径よりも大きな直径を有し、前記部材は、全体の厚み（Ｄ）と、前記解放領域において少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）と、を有し、前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）は、前記全体の厚み（Ｄ）から前記解放領域の高さ（ＨＦ）だけ低減されたものであり、前記少なくとも１つの低減された厚み（ＤＲ）を貫通して前記基体を打抜く工程によって前記貫通孔が形成されるように選択されており、
前記冷間成形工程、前記再形成工程、及び前記打抜く工程は、前記部材に、前記解放領域及び前記貫通孔を取り囲む対応する可視のしるしを与える金属組織構造を与えることを特徴とする、基体。