JP2012183154A - 車両用シート - Google Patents

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由季子 林
Takeshi Nishiura
武史 西浦
Masafumi Kawashima
誠文 川島
Fumiya Ishii
文也 石井
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Abstract

【課題】着座乗員の足部の動きを妨げることなく、足部に近い位置で足部に向けての効率的な空気の送風を行えるようにする。
【解決手段】シートクッション3の前部に、着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に当たる位置に向けて前方移動することができる足当て部材4が設けられた車両用シート1であって、足当て部材4に前方移動の附勢力をかける引張バネ5と、足当て部材4に空気を送風するための送風機7と、足当て部材4に形成され、送風機7より送風された空気7B(温熱空気8A)を着座乗員Pの下腿部Lpに向けて通風させる通風路4Cと、を有する。足当て部材4は、引張バネ5から受ける附勢力により、前方移動して着座乗員Pの下腿部Lpに押し当てられた状態では、着座乗員Pの下腿部Lpが前後移動する動きに追従して前後移動するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。詳しくは、シートクッションの前部に、着座乗員の足部に当たる位置に向けて前方移動することができる足当て部材が設けられた車両用シートに関する。
この種の車両用シートとしては、下記特許文献1に開示された技術が知られている。この車両用シートは、足載せ台として機能するオットマンを備え、更に、オットマンに対して送風機から送り込まれた空気を着座乗員の足部に向けて送風することのできる通風路が形成された構成となっている。このように、オットマンに通風路を形成したことにより、オットマンには足部が置かれるため、足部に近い位置で効率的な空気の送風を行うことができる。
特開2005−253705号公報
しかし、上記従来のようなオットマンの付いた車両用シートは、足部の動きが妨げられてペダル操作に支障をきたすおそれがあるため、運転席には適用することができない。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、着座乗員の足部の動きを妨げることなく、足部に近い位置で足部に向けての効率的な空気の送風を行えるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートクッションの前部に、着座乗員の足部に当たる位置に向けて前方移動することができる足当て部材が設けられた車両用シートであって、足当て部材に前方移動の附勢力をかける附勢部材と、足当て部材に空気を送風するための送風機と、足当て部材に形成され、送風機より送風された空気を着座乗員の足部に向けて通風させる通風路と、を有する。足当て部材は、附勢部材から受ける附勢力により、前方移動して着座乗員の足部に押し当てられた状態では、着座乗員の足部が前後移動する動きに追従して前後移動するようになっている。
この第1の発明によれば、足当て部材が、附勢部材によって常に着座乗員の足部に押し当てられて、着座乗員の足部の動きに追従して前後移動するようになっていることにより、足当て部材に形成された通風路を、常に着座乗員の足部に近い位置で足部に向けた状態に保つことができる。したがって、着座乗員の足部の動きを妨げることなく、足部に近い位置で足部に向けての効率的な空気の送風を行えるようにすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成となっているものである。すなわち、足当て部材が、シートクッションの前部に、前方側へ起こし上げ回転可能な状態に連結されて設けられている。附勢部材は、足当て部材がシートクッションの前部に当接した格納位置から前方側へ所定量回転した境界位置まで回転する格納領域内では、常時、足当て部材を格納位置に向けて後方移動させる附勢力をかけ、この附勢力に抗して足当て部材を上記境界位置を越えた使用領域内まで前方回転させることにより、その附勢力をかける方向が常時、足当て部材を前方回転させる方向に切り換えられるターンオーバー式のバネ構造となっている。
この第2の発明によれば、附勢部材をターンオーバー式のバネ構造となるように構成したことにより、足当て部材の不使用時には、足当て部材を格納領域内まで移動させることにより、足当て部材を附勢部材の附勢力によって格納位置まで移動させて保持することができる。また、足当て部材を使用する時には、足当て部材を使用領域内まで起こし上げることにより、足当て部材を附勢部材の附勢力によって常時前方回転させる方向に附勢した使用状態に切り換えることができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成となっているものである。すなわち、足当て部材は、その前方移動により、着座乗員の下腿部に後側から当てられる構成とされ、その下腿部に当てられる表面部が、下腿部の形状に模して凹んだ湾曲形状に形成されている。
この第3の発明によれば、足当て部材の表面部が、着座乗員の下腿部の形状に模して凹んだ湾曲形状に形成されていることにより、足当て部材と下腿部との接触面積が広くなる。したがって、足当て部材の下腿部への当たりを和らげることができると共に、足部に向けての空気の送風をより効率的に行えるようにすることができる。
実施例1の車両用シートの概略構成を示した側面図である。 足当て部材が最大起こし上げ位置にある状態を示した模式図である。 足当て部材が使用領域と格納領域との間の境界位置にある状態を示した模式図である。 足当て部材が格納位置にある状態を示した模式図である。 足当て部材から着座乗員の下腿部に空気が送風される様子を示した拡大図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シート1の構成について、図1〜図5を用いて説明する。本実施例の車両用シート1は、図1に示すように、背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を有し、シートクッション3の前部に、着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に当たる位置に向けて前方移動することのできる板状の足当て部材4が設けられて構成されている。上記足当て部材4は、その上端部が、連結軸4Aによりシートクッション3の前部に回転可能に軸連結されて設けられている。これにより、足当て部材4は、図2に示すように前方側へ水平に近い位置まで起こし上げた最大起こし上げ位置と、図4に示すようにシートクッション3の前部に当接する位置まで倒し込んだ格納位置と、の間で起倒回転することができる状態とされている。上記図2に示した足当て部材4の最大起こし上げ位置は、足当て部材4が水平位置よりも僅かに下方に傾いた姿勢となる起こし上げ位置に設定されている。
上記足当て部材4は、後述するシートクッション3との間に掛着された引張バネ5のバネ附勢力により、常に、どちらか一方の回転方向に附勢されて移動するようになっている。ここで、引張バネ5が本発明の「附勢部材」に相当する。具体的には、足当て部材4は、その回転位置が、図4の仮想線状態で示す境界位置(境界位置の詳細は図3において詳述する。)を越えた格納位置近傍の領域(格納領域Ap)内にあるときには、引張バネ5のバネ附勢力により、常時、格納位置に向けて後方移動するように附勢された状態とされている。また、足当て部材4は、これを上記引張バネ5の附勢力に抗して図3に示す境界位置を越えた使用領域Au内まで前方回転させることにより、引張バネ5から受ける附勢力の方向が切り換えられて、常時、前方回転する方向に附勢された状態に切り換えられるようになっている。これにより、足当て部材4は、その使用領域Au内での使用時には、常に、前方向に受ける附勢力によって着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に押し当てられた状態として、着座乗員Pの足部(下腿部Lp)が前後移動する動きに追従して前後に回転移動するようになっている。
図1及び図5に示すように、上記足当て部材4には、シートクッション3内に設けられた送風機7から送風されて暖められた空気7B(温熱空気8A)を着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に向けて通風させることのできる通風路4Cが形成されている。このように、通風路4Cが形成された足当て部材4が、常に、着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に押し当てられて、足部(下腿部Lp)の動きに追従して動く構成となっていることにより、着座乗員Pの足部の動きを妨げることなく、足部(下腿部Lp)に近い位置で足部(下腿部Lp)に向けての効率的な空気7B(温熱空気8A)の送風が行えるようになっている。以下、上記足当て部材4、及び足当て部材4の回転位置の変化によって附勢方向が切り換えられる引張バネ5のターンオーバー構造について詳しく説明する。
図2〜図3に示すように、足当て部材4は、着座乗員Pの両方の下腿部Lpに裏面側から面で当てられる板幅を備えた形状とされており、その上端部が、連結軸4Aによって、シートクッション3の前端側の上部に起倒回転可能に軸連結されて設けられている。上記足当て部材4は、シートクッション3との間に掛着された引張バネ5により、常時、後方側に格納される方向、或いは前方側に起こし上げられる方向のどちらかの方向に回転附勢力が切り換えられて掛けられるようになっている。具体的には、上記引張バネ5による回転附勢方向は、足当て部材4の起倒回転に伴って回転運動する可動リンク6Bの回転位置の変動に伴って切り換えられるようになっている。
ここで、上記可動リンク6Bは、その図示右方側に示された後端部が、シートクッション3の骨格部に対し連結ピン6Cにより軸回転可能な状態に連結されており、図示左方側に示された前端部が、足当て部材4に形成された長孔4B内に連結ピン6Dによりスライド可能かつ軸回転可能な状態に連結されて設けられている。上記長孔4Bは、足当て部材4の長さ方向に真っ直ぐ延びる形に形成されており、足当て部材4の起倒回転に伴って、その孔内にピン連結された可動リンク6Bの下端部(連結ピン6D)をスライド動作させるようになっている。そして、上記引張バネ5は、この長孔4B内をスライド動作する可動リンク6Bの下端部(連結ピン6D)と、シートクッション3の骨格部と、の間に掛着されている。詳しくは、引張バネ5は、その図示上方側の一端5Aが、シートクッション3の骨格部の上記連結ピン6Cよりも後ろ上方側の箇所に掛着され、図示下方側の他端5Bが、可動リンク6Bの下端部の上記連結ピン6Dに掛着されている。
これにより、上記引張バネ5は、図3に示すように、その一端5Aと他端5Bと可動リンク6Bのシートクッション3への連結点(連結ピン6C)とを結ぶ線分が一直線状となる状態の時を、附勢方向が中立となる状態として、可動リンク6Bがこの中立位置(境界位置)よりも上方側に回転することでその足当て部材4を回転附勢する方向が前方回転方向に切り換えられ(図2参照)、可動リンク6Bが図3の境界位置よりも下方側に回転することで足当て部材4を回転附勢する方向が後方回転方向に切り換えられるようになっている。
上記図3に示した引張バネ5が中立状態となる可動リンク6Bの回転位置(境界位置)は、足当て部材4が垂下した姿勢に近い状態となる角度位置に設定されている。これにより、図2に示したように足当て部材4が引張バネ5のバネ附勢力によって起こし上げられる方向に回転附勢される使用領域Auの方が、図4に示した格納領域Apよりも十分に広く設定されており、足当て部材4を低い位置まで押し下げて使用しても、足当て部材4を誤って格納位置に格納させてしまうことなく、下腿部Lpに押し当てた使用状態に保ち続けることのできる使用性の良い構成とされている。また、足当て部材4は、これを着座乗員Pの足部(下腿部Lp)によって上記図3に示した境界位置よりも下方側に押し下げる簡単な操作により、引張バネ5の附勢力方向が切り換えられて格納位置に自動的に格納されて保持され(図4参照)、この格納状態から着座乗員Pのかかと等を利用して、足当て部材4の底部を前へ引き出す簡単な操作により、足当て部材4を格納領域Apから使用領域Auまで移動させて使用状態に切り換えることができるため、このような格納状態と使用状態とを切り換える操作も簡単に行うことができる。
ところで、図5に示すように、上述した足当て部材4の内部には、通風路4Cが形成されており、この通風路4Cには、シートクッション3内に設けられた送風機7に繋がれたダクト7Aが接続されている。そして、この足当て部材4の通風路4C内には、送風機7より送られてきた空気7Bを暖めて排出することのできる熱交換器8が内蔵されている。ここで、本実施例で用いられる熱交換器8は、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする半導体セラミックヒーター(PTCヒーター)が用いられている。このPTCヒーターは、いわゆるキュリー温度をヒーターとして利用した構造となっており、自己温度制御性があり、バイメタルサーモスタットを用いるような温度制御を必要としない構成であるため、火花やノイズの発生がなく、経時変化によらず安定した一定温度の温熱空気8Aの排出が可能な特性を備えている。
ここで、上記足当て部材4は、その着座乗員Pの下腿部Lpに後ろ側から当てられる表面部が、下腿部Lpの形状に模して凹んだ湾曲形状に形成されており、下腿部Lpに広く面であてがわれる構成とされている。そして、この下腿部Lpに当てられる足当て部材4の本体部は、上記熱交換器8により暖められて通風路4C内を通過する温熱空気8Aの熱を、本体部を通して表面部から着座乗員Pの下腿部Lpへと伝達させることのできる熱伝導を遮らない構造より構成されている。これにより、上記熱交換器8により暖められた温熱空気8Aが、通風路4Cの出口から吹き出されて着座乗員Pの下腿部Lpに直接当てられる他、熱交換器8自体或いは熱交換器8を通った通風路4C内から、その熱が足当て部材4の本体部を通って表面部にも伝達されて、下腿部Lpに当接した部分からも間接的に下腿部Lpに当てられるようになっている。
このように、本実施例の車両用シート1によれば、足当て部材4は、その使用領域Au内にあるときには、引張バネ5(附勢部材)によって常に着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に押し当てられて、着座乗員Pの足部(下腿部Lp)の動きに追従して前後移動するようになっていることにより、足当て部材4に形成された通風路4Cを、常に着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に近い位置で足部(下腿部Lp)に向けた状態に保つことができる。したがって、着座乗員Pの足部(下腿部Lp)の動きを妨げることなく、足部(下腿部Lp)に近い位置で足部(下腿部Lp)に向けての効率的な温熱空気8Aの送風を行えるようにすることができる。
また、引張バネ5をターンオーバー式の附勢構造としたことにより、足当て部材4の不使用時には、足当て部材4を格納領域Ap内まで移動させることにより、足当て部材4を引張バネ5の附勢力によって格納位置まで移動させて保持することができる。また、足当て部材4を使用する時には、足当て部材4を使用領域Au内まで起こし上げることにより、足当て部材4を引張バネ5の附勢力によって常時前方回転させる方向に附勢した使用状態に切り換えることができる。また、足当て部材4の表面部が、着座乗員Pの下腿部Lpの形状に模して凹んだ湾曲形状に形成されていることにより、足当て部材4と下腿部Lpとの接触面積が広くなる。したがって、足当て部材4の下腿部Lpへの当たりを和らげることができると共に、足部(下腿部Lp)に向けての温熱空気8Aの送風をより効率的に行えるようにすることができる。
以上、本発明の実施形態を一つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。例えば、上記実施例では、足当て部材4に熱交換器8を内蔵させることで、送風機7から送られた風を暖めて温熱空気8Aにして着座乗員Pの下腿部Lpに吹き付けられるようにしたものを例示したが、熱交換器8を設けず、単に、送風機7より送風された空気7Bを着座乗員Pの足部に当てるように構成したものであってもよい。また、熱交換器8に代えて、ペルチェ素子を利用した冷却ユニットを用いるなどして、温熱空気8Aでなく冷風を着座乗員Pの足部に当てるようにしてもよい。また、上記のような熱交換器8や冷却ユニットは、足当て部材4の通風路4C内にではなく、シートクッション3内に設けてもよい。これにより、足当て部材4の重量を軽減して、附勢部材を附勢力の弱い小型なものにすることができる。また、足当て部材4に形成する通風路4Cは、送風機7から送られてきた空気7Bを、着座乗員Pの大腿部や足先やかかと等の他の箇所に当てるようになっていてもよい。
また、上記実施例では、足当て部材4が、シートクッション3との連結部となる連結軸4Aのまわりに回転する単軸まわりの回転構造として構成されたものを例示したが、足当て部材を4節リンク機構等の多節のリンク機構を介してシートクッション3と連結し、着座乗員Pの下腿部Lpの動きに合わせて、その起こし上げ移動時に足当て部材4を前方側へ大きく移動させて、着座乗員Pの下腿部Lpのより最適な位置に送風空気を当てられるように構成してもよい。但し、単軸まわりの構成と比べて、構造は複雑となり、重量も増大することとなる。また、足当て部材4は、その着座乗員Pの足部(下腿部Lp)に当てられる表面部が、板状となっておらず、附勢部材の附勢力により前方向に真っ直ぐに移動するように附勢されて、常時、その前面や上面が足部のいずれかの箇所に当てられるような構成となっているものであってもよい。
また、上記実施例では、引張バネ5(附勢部材)による足当て部材4の附勢構造を、足当て部材4の回転位置によってその附勢方向が格納方向と使用方向とに切り換えられるターンオーバー構造としたものを例示したが、ターンオーバー構造とせずに、常に足当て部材4が着座乗員Pの足部に当てられる使用方向に附勢される構成であってもよい。また、ターンオーバー構造であるか否かに拘らず、本発明の「附勢部材」に相当する構成は、圧縮バネ等の引張バネ以外のバネを用いて構成することもできる。
1 車両用シート
2 シートバック
3 シートクッション
4 足当て部材
4A 連結軸
4B 長孔
4C 通風路
5 引張バネ(附勢部材)
5A 一端
5B 他端
6B 可動リンク
6C 連結ピン
6D 連結ピン
7 送風機
7A ダクト
7B 空気
8 熱交換器
8A 温熱空気
P 着座乗員
Lp 下腿部
Au 使用領域
Ap 格納領域

Claims (3)

  1. シートクッションの前部に、着座乗員の足部に当たる位置に向けて前方移動することができる足当て部材が設けられた車両用シートであって、
    前記足当て部材に前方移動の附勢力をかける附勢部材と、
    前記足当て部材に空気を送風する送風機と、
    前記足当て部材に形成され、前記送風機より送風された空気を着座乗員の足部に向けて通風させる通風路と、を有し、
    前記足当て部材は、前記附勢部材から受ける附勢力により、前方移動して着座乗員の足部に押し当てられた状態では、着座乗員の足部が前後移動する動きに追従して前後移動するようになっていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記足当て部材は、前記シートクッションの前部に、前方側へ起こし上げ回転可能な状態に連結されて設けられ、前記附勢部材は、前記足当て部材が前記シートクッションの前部に当接した格納位置から前方側へ所定量回転した境界位置まで回転する格納領域内では、常時、前記足当て部材を前記格納位置に向けて後方移動させる附勢力をかけ、この附勢力に抗して前記足当て部材を前記境界位置を越えた使用領域内まで前方回転させることによりその附勢力をかける方向が、常時、前記足当て部材を前方回転させる方向に切り換えられるターンオーバー式のバネ構造となっていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記足当て部材は、その前方移動により着座乗員の下腿部に後側から当てられる構成とされ、該下腿部に当てられる表面部が該下腿部の形状に模して凹んだ湾曲形状に形成されていることを特徴とする車両用シート。
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