JP2012017184A - 自律移動装置同乗エレベータシステム - Google Patents

自律移動装置同乗エレベータシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2012017184A
JP2012017184A JP2010155925A JP2010155925A JP2012017184A JP 2012017184 A JP2012017184 A JP 2012017184A JP 2010155925 A JP2010155925 A JP 2010155925A JP 2010155925 A JP2010155925 A JP 2010155925A JP 2012017184 A JP2012017184 A JP 2012017184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile device
autonomous mobile
car
boarding
elevator system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010155925A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5572018B2 (ja
Inventor
Ryoko Ichinose
亮子 一野瀬
Ikuo Takeuchi
郁雄 竹内
Ritsu Teramoto
律 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010155925A priority Critical patent/JP5572018B2/ja
Priority to US13/177,789 priority patent/US8958910B2/en
Priority to KR1020110067213A priority patent/KR101287699B1/ko
Publication of JP2012017184A publication Critical patent/JP2012017184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5572018B2 publication Critical patent/JP5572018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/2408Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration where the allocation of a call to an elevator car is of importance, i.e. by means of a supervisory or group controller
    • B66B1/2458For elevator systems with multiple shafts and a single car per shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J5/00Manipulators mounted on wheels or on carriages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B17/00Hoistway equipment
    • B66B17/14Applications of loading and unloading equipment
    • B66B17/16Applications of loading and unloading equipment for loading and unloading mining-hoist cars or cages
    • B66B17/20Applications of loading and unloading equipment for loading and unloading mining-hoist cars or cages by moving vehicles into, or out of, the cars or cages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B2201/00Aspects of control systems of elevators
    • B66B2201/10Details with respect to the type of call input
    • B66B2201/104Call input for a preferential elevator car or indicating a special request
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B2201/00Aspects of control systems of elevators
    • B66B2201/20Details of the evaluation method for the allocation of a call to an elevator car
    • B66B2201/215Transportation capacity

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

【課題】
自律移動装置と人間が安全かつ効率よく利用できるエレベータシステムを提供する。
【解決手段】
乗りかご内の空き領域を検出する空き領域検出手段と、空き領域検出手段によって検出された空き領域の大きさ及び位置の情報を基に、自律移動装置が乗りかご内に乗り込み可能か否かを判定する乗り込み可否判定手段とを設け、自律移動装置は乗り込み可否判定手段が乗り込み可能と判定したときのみ乗りかご内に乗り込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、自律移動装置同乗エレベータシステムに関する。
近年、人間の生活空間内を移動しながら、物の運搬、清掃、案内などの業務を行う自律移動装置、いわゆる人間共生型ロボットの開発が進んでいる。このロボットの居室間移動手段が、今後の重要な開発ポイントとなる可能性が高い。
例えば、ビルのような複数の階で業務を行う場合、他の階への移動手段が必要となる。他の階への移動手段としては階段、エスカレータ或いはエレベータがあるが、階段は狭いステップを一段ずつ昇降しなければならないため非常に複雑な機構をロボットは備える必要がある。またエスカレータは乗り降り時のタイミングを合わせが非常に難しく、狭いステップから落ちないように姿勢を維持しなければならない。そのため、やはり複雑な機構が必要であるばかりでなく安全面でも問題が多い。
これに対してエレベータは、フラットな平面を水平方向に移動するだけで乗り降りして昇降することができるので廊下や室内を移動するときと同じ機構で実現できることから、ロボットの昇降手段としては最も適していると言える。
ただし、エレベータの乗りかごは閉鎖空間であり、人間と同じエレベータを利用する場合、人間に対する安全の確保は極めて重要である。
例えば特許文献1では、利用者専用運転制御手段とロボット専用運転制御手段に切り替えて、ロボットと人間が一つの乗りかごに同時に乗らないようにすることで安全性を確保している。
具体的には、前者の手段はロボットが乗らないように制御するものである。後者の手段は人間が利用できない旨のアナウンスをしたり照明を消灯したりすることで人間が乗り込むことを防止するものである。人間が誤って乗り込んでも行き先階ボタンを無効にすることで降りるように仕向けるようになっている。
また特許文献2は、ロボットが人間と一つの乗りかごに同時に乗るためのエレベータ制御装置に関するものである。
特開2009−51617号公報 特開2001−114479号公報
特許文献1に記載されているように、ロボットと人間が同時に乗りかごに乗らないようにする方法ではロボットの待ち時間が長く搬送効率が悪いことから、ロボットの業務効率と人間の利便性が低下する。
一方、特許文献2にはロボットと人間が同時に乗るエレベータ制御装置についての記載があるが、安全性や利用者が多い場合の対応については言及されていない。利用者が多い場合は、乗りかご内にロボットが乗るスペースが確保できない可能性がある。
本発明の目的は、ロボットと人間の安全な同時乗車を実現し、利用者が多い場合でもロボットの業務効率低下と、人間の利便性低下の両方を防止した自律移動装置同乗エレベータシステムを提供することにある。
上記目的は、自律移動装置は現在の自己位置を認識する自己位置認識手段と、この自己位置認識手段が認識した自己位置情報を基に目的地までの経路を生成して移動機構を駆動して移動する移動手段と、前記自律移動装置内の各手段を制御する自律移動制御手段とを備えたものであって、エレベータは乗りかごを昇降させる乗りかご昇降手段と、前記乗りかごの乗降口を開閉する扉と、前記乗りかごの行き先を指定する行き先階指定手段と、前記乗りかごを対応付けられた階に呼び出す呼び出し手段と、前記エレベータの各手段を制御するエレベータ制御装置とを有する自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、前記自律移動装置と前記エレベータとの間で前記自律移動装置からの乗りかごへの呼び出し要求に対し、前記自律移動装置の行き先階指定のいずれか1つ以上を含む情報をやり取りする通信手段と、前記乗りかご内の空き領域を検出する空き領域検出手段と、この空き領域検出手段によって検出された空き領域の大きさと位置の情報を基に前記自律移動装置が乗りかご内に乗り込み可能か否かを判定する乗り込み可否判定手段とを備えてなり、前記自律移動装置は前記乗り込み可否判定手段が乗り込み可能と判定したときのみ前記乗りかご内に乗り込むことにより達成される。
また上記目的は、前記自律移動装置が前記乗りかごに乗降のための移動を行うときに前記自律移動装置の詳細位置状態を常時検出する乗降状態検出手段を設け、前記自律移動装置が前記扉が開閉位置にある間は、前記乗降状態検出手段からの情報に基づき前記エレベータ制御装置は前記扉開閉手段が扉を閉じないように制御することにより達成される。
また上記目的は、前記乗降状態検出手段は前記乗りかごが昇降中も前記自律移動装置の詳細位置状態を常時検出するものであって、前記乗降状態検出手段からの情報に基づき前記乗りかごが昇降中に前記自律移動装置の位置が変化したら、前記エレベータ制御装置は前記乗りかごが最寄り階で停止するよう前記乗りかご昇降手段を制御し、最寄り階で停止後扉を開けるように制御することにより達成される。
また上記目的は、前記自律移動装置の移動を抑制する移動抑制手段を前記乗りかご内に設け、前記乗りかごが昇降中は前記移動抑制手段によって前記自律移動装置の移動を抑制することにより達成される。
また上記目的は、前記移動抑制手段は前記扉の開閉動作によって移動抑制開始と移動抑制解除が行われることにより達成される。
また上記目的は、前記移動抑制手段は前記乗りかごの上下加減速力によって移動抑制開始と移動抑制解除が行われることにより達成される。
また上記目的は、複数台のエレベータが並んで設置されており、前記自律移動装置からの呼び出し要求と前記呼び出し手段によって行われる呼び出し要求が同じ階に両方発生したとき、前記エレベータ制御装置は該当階に複数台の乗りかごがほぼ同時に到着するように前記乗りかご昇降手段を制御し、前記自律移動装置は到着した乗りかごのうち遅く到着した乗りかごに乗り込むことにより達成される。
また上記目的は、前記自律移動装置の呼び出し要求及び行き先階指定と、前記呼び出し手段によって行われる呼び出し要求及び前記行き先階指定手段によって行われる行き先階指定の各々に優先度を1つ以上設け、前記自律移動装置の呼び出し要求または行き先階指定よりも前記呼び出し手段によって行われる呼び出し要求または前記行き先階指定手段によって行われる行き先階指定の方が優先度が高い場合は、前記自律移動装置は前記乗りかごに乗り込まないことにより達成される。
また上記目的は、前記呼び出し手段及び前記行き先階指定手段のいずれか若しくは両方は押下ボタンであり、この前記押下ボタンの連続押下回数を検出する優先度検出手段を設けてなり、前記優先度検出手段が検出した連続連続押下回数によって呼び出し要求ないし行き先階指定の優先度を指定することにより達成される。
また上記目的は、前記乗り込み可否判定手段が予め定めた一定時間以内に乗り込み可能と判定しなかった場合は、前記自律移動装置は乗り込み不可として乗り込みを中止し、乗り込み不可となった回数を記憶する乗り込み不可回数記憶手段を設けてなり、前記乗り込み不可回数記憶手段からの乗り込み不可回数に応じて前記エレベータ制御装置の制御方法又は前記自律移動制御手段の制御方法のいずれか、又は両方の制御方法を自律移動制御装置の乗り込み領域が確保できる可能性が高まる制御方法に変化させるにことにより達成される。
本発明によれば、ロボットと人間の安全な同時乗車を実現し、利用者が多い場合でもロボットの業務効率低下と、人間の利便性低下の両方を防止した自律移動装置同乗エレベータシステムを提供できる。
本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態に係るエレベータシステムのエレベータホールの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自律移動装置乗り込み領域提示の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自律移動装置乗り込み領域提示の他の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る空き領域検出方法の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る空き領域検出方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る空き領域検出方法のさらに他の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの運用例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の他の一実施形態に係る優先度検出手段の例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の例を示す側面図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の他の例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の他の例を示す構成図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段のさらに他の例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段のさらに他の例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段のさらに他の例を示す図である。 本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示す図である。 本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示す図である。 本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示す図である。 本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示すブロック図である。
図2は本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す模式図である。
図3は本発明の一実施形態に係るエレベータシステムのエレベータホールの構成を示す図である。
図1において、50はエレベータシステムであり、エレベータ40と自律移動装置20とから成る。エレベータ40は乗りかご昇降手段3、乗りかご内操作盤4、ホール操作盤5、扉開閉手段7を有する一般的なエレベータに、自律移動装置20との通信手段を設けたものである。
図2のエレベータシステムの構成を示す模式断面図と図3のエレベータシステムのエレベータホールの構成を示す図を用いて、エレベータ40を説明する。
図2において、1はエレベータ制御装置であり、エレベータ40に備えられた以下の各手段を制御するものである。2は利用者や自律移動装置20が乗って目的階に移動するための乗りかごである。巻上機3a、ロープ3b、そらせ車3c、つり合いおもり3dなどから成る乗りかご昇降手段3(図1に示す)で昇降される。
利用者51が各フロア52に設けられたホール操作盤5を用いて乗りかごの2の呼び出しを行うと、エレベータ制御装置1は乗りかご昇降手段3を制御して乗りかご2を呼び出し階に移動させる。乗りかご2には、出入り口に乗りかご扉11があり、乗りかご2が呼び出し階に到着すると扉開閉手段7によってホール扉12と連動して開閉される。到着時には該当エレベータのホール扉付近に取り付けられた乗りかご到着予告ランプ61(図3に示す)が点灯する。ホール操作盤5は呼び出すときに上下の行き先方向を指定するようになっており、エレベータ制御装置1はその方向に移動予定の乗りかごを呼び出し階に送り、乗りかご到着予告ランプ61も行き先方向のランプが点灯する。
乗りかご2内には乗りかご内操作盤4があり、乗り込んだ利用者51が行き先階の指定を行う。車いす利用者のために、低い位置に取り付けられた乗りかご内操作盤4b及び手すり90を有する乗りかご2もある。また、エレベータホールにも車いす利用者のために低い位置に取り付けられたホール操作盤5b(図3に示す)があり、このホール操作盤5bによって呼び出しが行われた場合は、乗りかご内操作盤4bを備える乗りかごを該当階へ送るようにエレベータ制御装置1は制御する。
ホール操作盤5には上下行き先方向をそれぞれ表すボタン型スイッチ、乗りかご内操作盤4には行き先階を表すボタン型スイッチがあり、押下されたスイッチは点灯して押下されたことを表す。
乗りかご2には重量センサ14も設けられており積載概略重量を計測可能である。13は乗りかご内天井付近に取り付けられた監視カメラである。エレベータホールにも監視カメラ60が設けられている。
6は自律移動装置20との通信を行うための通信手段である。自律移動装置20からの通信によって、呼び出し要求や行き先階指定の情報を受信することができる。複数の自律移動装置20が稼働している場合は、いずれの自律移動装置20からの情報であるかを識別するために、自律移動装置識別情報も受信する。また、自律移動装置20に対して、特定の乗りかごに対する乗り込み許可・不許可情報を送信する。
図1の自律移動装置20は物の搬送や来客案内などのタスクを行うものである。21は自律移動制御手段であり、自律移動装置20が備える以下の各種手段を制御するものである。22はモータと車輪からなる移動手段である。23はセンサを用いて自己位置を認識する自己位置認識手段であり、例えばモータエンコーダを用いる方法がある。各車輪のモータエンコーダのパルス数を積算することで、出発位置からの移動量と回転量を求めて現在位置を推定する。また、レーザスキャナやステレオカメラを用いる方法がある。予め、各センサでセンシングした外界地図を作成しておき、移動しながらセンシングしたデータを地図データと比較し、一致した場所を現在位置と推定する。例えばレーザスキャナではある平面の周囲の物までの距離を測定することができるので、周囲のものの形状地図を作成しておき、移動しながらスキャニングした形状と比較して一致する場所を探す。ステレオカメラは2次元の色情報と奥行き情報取得できるので、3次元形状と色情報の外界地図を作成しておき、移動しながら色情報と奥行き情報を取得し、外界地図と比較して一致する地点を探すことで自己位置を推定する。
24は表示入力手段であり、例えば液晶ディスプレイとタッチパネルから成る。例えば、搬送業務時に地図を表示して利用者に目的地をタッチで示してもらう。そして自律移動装置20は、表示入力手段24で入力された目的地と自己位置認識手段23で随時取得する自己位置を比較して進むべき経路を決定し、移動手段22を駆動して経路に従って移動する。これらは通常の自律移動装置20に備わる手段である。
本発明の自律移動装置20ではこれに加えて、以下の手段を有する。
25はエレベータ通信手段であり、エレベータ40の自律移動装置通信手段6と通信し、エレベータ制御装置1に乗りかごの呼び出し要求や行き先階指定に関する情報を送信する。また、エレベータ制御装置1から特定の乗りかごに対する乗り込み許可・不許可情報を受信する。自律移動制御手段21は、乗り込み許可情報を受信した場合には、指定された乗りかごに対して乗り込み動作を行うよう自律移動装置20を制御する。乗り込み不許可情報を受信した場合には、指定されたの乗りかごに対して乗り込み動作を行わないよう自律移動装置20を制御する。
図2に示したホール操作盤5及び乗りかご内操作盤4のボタン型スイッチは、押下すると押下されたことを表すために、押下されたボタンに内蔵されたランプが点灯する仕組みになっている。しかし、自律移動装置20から通信によって、呼び出し要求や行き先階指定を得た場合は、ホール操作盤5及び乗りかご内操作盤4の該当ボタン型スイッチは点灯させない。なぜならば、既に点灯しているスイッチを利用者は押下しない傾向があるため、人間の要求を知ることができなくなるからである。
自律移動装置20から通信によって、呼び出し要求や行き先階指定を得た場合には点灯させないことで、たとえ自律移動装置20と人間の要求が同じ場合でも人間がボタン操作にて要求を示すので、自律移動装置20の他に人間からの要求もあることを検知することが期待できる。しかし、自律移動装置20の行き先階を同乗者が知っていると、降りるときに通り道を空けてもらうなど、協力を得られる場合がある。そこで、自律移動装置20が有する表示入力手段24に行き先階を表示してもよい
26は乗り込み領域提示手段である。この領域提示手段26は自律移動装置20の移動予定範囲を予め周囲の人に示すことで、周囲の人が自律移動装置20の乗り込むスペースを空けやすくしたり、接触しないように立ち位置を調整したりできるようにすることを目的としている。
図1では、乗り込み領域提示手段26を自律移動装置20に備えるように書いているが、エレベータ40に備えてもよい。
具体的な方法を図4で説明する。
図4は本発明の一実施の形態に係る自律移動装置乗り込み領域提示の例を示す図である。
図4において、乗り込み領域の床に色をつけて提示すると、106が乗り込み領域となり、71が自律移動装置20の乗り込み領域提示部である。図4の場合は、乗り込み領域106と、自律移動装置乗り込み領域提示部71は同一領域であり、左斜め斜線で示す領域と右斜め斜線で示す領域とを合わせた領域である。乗り込み領域106は、乗りかご2が昇降動作中に自律移動装置20が停止しているべき位置である乗り位置107、及び乗り位置107に至るまでの通路領域からなる。
図4では、右斜め斜線で示す107が乗り位置、左斜め斜線で示す108が通路領域であるが、通路領域の一部は乗り位置107と重なるため図示していない。
乗り位置107は自律移動装置20の床投影面積に、予め定めた余裕幅を加えた面積がよい。通路領域は自律移動装置20の幅に余裕幅を加えた幅とする。
乗りかごの出入り口を通過するときの自律移動装置20の位置は概略、図4における破線96で示す位置である。乗りかご2が昇降中に自律移動装置20が停止しているべき位置は概略、図4における破線95で示す位置である。
少なくとも一つ以上の乗りかご内操作盤4を利用者が利用できるように、乗り位置107は少なくとも一つ以上の乗りかご内操作盤4から離れた位置とする。また、利用者が乗り降りしやすいように、乗り位置107は利用者が出入り口を出入りできるスペースを確保できる位置がよい。
乗り込み領域提示手段26の具体的な他の方法を図5に示す。
図5は本発明の一実施形態に係る自律移動装置乗り込み領域提示の他の例を示す斜視図である。
図5において、照明器具を用いた乗り込み領域提示手段26を自律移動装置20に設ける方法もある。特定の色の光を乗り込み領域の床に照射することで、視覚的に周りの人間に乗り込み領域を提示する。この方法は、乗り込み領域を随時変更する場合に適している。
他に、自律移動装置20または乗りかご2に設けられたスピーカから乗り込み領域を説明する音声を出力する方法もある。
乗り込み領域提示手段26は乗りかご2内の乗り込み領域に加えて、ホール内の乗りかご2に到達するまでの領域も提示するとよい。具体的には、自律移動装置20が乗りかご2の到着を待つ時の待機位置をエレベータのホール扉12に対して相対的に定め、その位置からホール扉12までの領域を提示する。
利用者は乗り込み領域が提示されることによって自律移動装置20の移動範囲を把握することができるので、危険を避けるために乗り込み領域への立ち入りを避けることができる。また、後述するように自律移動装置20は乗り込み領域が空いていない場合は乗りかごに乗り込まないので、自律移動装置20との同乗をしたくない利用者が故意に乗り込み領域に入り、自律移動装置20の乗り込みを阻むこともできる。
図1に示した27は空き領域検出手段であり、乗りかご内の空き領域の大きさと位置を検出する。28は乗り込み可否判定手段である。空き領域検出手段27の検出結果を基に乗り込み領域106が予め定められた一定時間継続して空いているかどうか判断し、一定時間継続して空いていたら乗り込み可、そうでなかったら乗り込み不可と判定する。
乗り込み可否判定手段28が乗り込み可能と判断した場合のみ、自律移動装置20は乗りかご2に乗り込む。具体的には、通路領域を通り乗り位置107まで移動する。安全性や人間の快適性を高めるため、乗り込み可否判定手段28は乗りかご2の面積及び形状と乗り込み領域とを比較し、乗り込み領域の周囲に予め定めた人存在領域幅、人存在面積が確保できない場合は乗り込み不可と判定してもよい。乗りかご2の面積に対して乗り位置107の面積が予め定めた割合以上の場合も乗り込み不可と判定してもよい。
安全性を高めるため、自律移動装置20の乗り込み領域の位置と形状は予め定めておくとよい。複数の大きさの自律移動装置20が稼働している場合は、乗り込み領域は各自律移動装置20に応じた形状と大きさに設定するとよい。
逆に、乗り込み領域の位置を予め定めず、必要形状面積さえ空いていればどこでもよいと判断する方法もある。その場合、乗り込み可否判定手段28は乗り位置107も定める。そして、乗り位置107の位置情報を自律移動装置制御手段21に与え、自律移動装置制御手段21はその乗り位置107に到達するように移動手段22を移動制御する。
また、乗り込み可否判定手段28は乗り位置107の周囲の任意の位置から出入り口まで予め定めた幅の通路が確保可能かを判断する。乗り込み可否判定手段28が確保不能と判断した場合は階に到着する度に一旦出入り口からホールに出て、再度空き領域検出手段27で空き領域を検出し、乗り込み可否判定手段28で乗り込み可能か否かを判定して乗り込み可能と判断した場合は乗り込む。
さらに、自律移動装置20に対して降りるよう指示するための手段を表示入力手段24などに設け、その手段を用いて降りるように指示された場合は乗りかご2の停止時に自律移動装置制御手段21は自律移動装置20が降りるように移動制御を行う。そして、再度、空き領域検出手段27で空き領域を検出し、乗り込み可否判定手段28で乗り込み可能か否かを判定して、乗り込み可能と判断した場合は乗り込む。これにより、自律移動装置20が邪魔で利用者が降りられない場合など、利用者が自律移動装置20に対して明示的に降りるように指示することが可能となる。
地震などの緊急事態の場合は、最初に停止した階で降りるようにエレベータ制御装置1が自律移動制御手段21に指示を与える。その場合、乗り位置107周囲から出入り口までの通路が確保できないと判断していた場合は、扉が開いたらすぐに自律移動制御手段21は降りる動作の制御を行う。また、自律移動装置20が人を搬送していた場合も、扉が開いたらすぐに自律移動制御手段21は降りる動作の制御を行う。
判断に必要な各自律移動装置20の乗り込み領域情報や自律移動装置20の仕様情報、即ち自律移動装置20の幅、形状、移動時に必要な幅、面積、周囲の余裕幅情報などは予め乗り込み可否判定手段28に与える。
仕様情報に重量情報を加え、乗りかご2の積載可能重量に対して自律移動装置20の重量が予め定めた割合以上になる場合も乗り込み不可と判定するとよい。自律移動装置20が積載した荷物によって重量は変化するので、呼び出し時の総重量を重量情報としてもよいし、自律移動装置20の最大積載重量と自律移動装置20の重量を加えた情報を重量情報としてもよい。自律移動装置20が荷物を牽引している場合には牽引荷物を含めた乗り込み領域と重量情報とする。
図1では、空き領域検出手段27及び乗り込み可否判定手段28を自律移動装置20に備えるように述べたが、両方ともエレベータ40に備えても勿論よい。もし、空き領域検出手段27をエレベータ40に乗り込み可否判定手段28を自律移動装置20に備えた場合は、空き領域検出手段27で検出した結果を自律移動装置通信手段6、エレベータ通信手段25を介して乗り込み可否判定手段28に送信する。空き領域検出手段27を自律移動装置20に、乗り込み可否判定手段28をエレベータ40に備えた場合は、空き領域検出手段27で検出した結果を同様に通信で乗り込み可否判定手段28に送信する。乗り込み可否判定手段28をエレベータ40に備えた場合は、乗り込み可否判定結果を同様に通信で自律移動制御手段21に送信する。
また、乗り込み可否判定手段28をエレベータ40に備えた場合は、各自律移動装置20の乗り込み領域情報や仕様情報は、自律移動装置識別情報と共に予め乗り込み可否判定手段28に与えておき、自律移動装置20が乗り込み動作を行うときに自律移動装置制御手段21がエレベータ制御装置1に対して、自律移動装置識別情報を送信し、該当自律移動装置20の情報に基づき可否判断を行う。もしくは、自律移動装置20が乗り込み動作を行うときに、自律移動装置制御手段21がエレベータ制御装置1に対して乗り込み領域情報や仕様情報を送信し、その情報に基づき可否判断を行う。
空き領域検出手段27及び乗り込み可否判定手段28をエレベータ40に設けた場合は、乗りかご2の昇降動作中にも、空き領域検出及び乗り込み可否判定が可能である。もし、自律移動装置20から呼び出し要求があり、かつ該当階がホール操作盤5にて呼び出されず、行き先階としても指定されていなかった場合には自律移動装置20が呼び出した階へ到達する前に、空き領域検出手段27及び乗り込み可否判定手段28が乗り込み可否判定を行う。乗り込み不可と判定した場合は、自律移動装置20からの呼び出し階に止まらず、次の目的階に移動するようにエレベータ制御装置1が制御してもよい。これにより、自律移動装置20が乗れる可能性の低い場合には乗りかご2が一旦停止する動作を省略できるので搬送効率が向上する。
空き領域検出手段27の検出方法の例を図4を用いて説明すると、自律移動装置乗り込み領域提示部71が他の部分と色分けされているので、この場合は画像を利用した検出が適している。例えば、乗りかご天井付近に取り付けられた監視カメラ13(図2に示す)を利用する。監視カメラ13で撮影した画像を空き領域検出手段27に送り、空き領域検出手段27には予め自律移動装置乗り込み領域提示部71の位置と形状と色を入力しておき、空き領域検出手段27は自律移動装置乗り込み領域提示部71の色が指定された色であるかどうかを調べることで、空き領域を検出可能である。
図6に、他の検出方法の例を示す。
図6は本発明の一実施形態に係る空き領域検出方法の例を示す図である。
図6において、自律移動装置20に設けられた27はレーザスキャナ型の空き領域検出手段である。水平面をスキャンして周囲物体までの距離を測定する。空き領域検出手段27の発光位置から周囲物体までの範囲が、すなわち空き領域となる。図6の72が空き領域検出面である。
図7に、さらに他の検出方法の例を示す。
図7は本発明の一実施形態に係る空き領域検出方法の他の例を示す図である。
図7において、乗りかご2の壁面の色を塗り分けて画像によって空き領域を検出する方法である。乗り込み位置を入り口正面奥とし、その背後の壁に乗り位置107に自律移動装置20を置いた場合の自律移動装置20の形状を投影した領域の色を周囲の壁の色と変えて、自律移動装置20に備えるカメラ型空き領域検出手段75で撮像して空き領域を検出する。塗り分ける色は、人間が普段身につけない色が誤検出を防ぐために好ましい。不可視の波長領域の色を用いると見栄えも悪化しない。
図8に、もう一つ他の検出方法の例を示す。
図8は本発明の一実施形態に係る空き領域検出方法のさらに他の例を示す図である。
図8において、乗り込み領域の床にマット型スイッチを敷く方法である。マットに圧力が掛かると「加重有り」の信号が出力される。「加重有り」の信号が出力されない場合は空いていると判断する。マット型スイッチを床の上に敷くのではなく、床に面状スイッチを組み込んでもよい。
空き領域検出手段27の他の検出方法として、図2に示した重量センサ14を用いる方法もある。重量センサ14によって検出された重量を予め想定設定した人間の一人当たりの重量で割り、乗っている人数の概算を求める。求めたその人数に予め想定設定した人間の一人当たりの床専有面積を掛け、乗りかごの床面積から引いた面積が空き領域の大きさとなる。
図1に示した29は、自律移動装置20の詳細位置を検出する乗降状態検出手段である。この乗降状態検出手段29は乗りかご内及びホールのエレベータ付近における自律移動装置20の詳細位置を検出する。図1では、乗降状態検出手段29を自律移動装置20に備えるように書いているが、エレベータ40に備えてもよい。
乗降状態検出手段29は、例えば自律移動装置20に上部から検出可能なマーカをつけ、乗りかご2の天井付近に取り付けた、カメラなどのマーカ検出手段によって検出して乗りかごに対するマーカの相対位置を求める。乗降状態検出手段29は、少なくとも自律移動装置20全体が乗りかご2の外側に存在するか、自律移動装置20全体が乗りかご2の内側に存在するか、それとも自律移動装置20が出入り口を通過中か、もしくは乗り位置107に位置しているかどうかの4種類を区別する。乗降状態検出手段29の結果は随時エレベータ制御装置1に与える。
エレベータ制御装置1は、自律移動装置20が出入り口を通過中の間は、扉を閉めないように制御する。また、乗降状態検出手段29は、乗りかご2の昇降中に常時自律移動装置20の位置を検出し、自律移動装置20が移動した場合はエレベータ制御装置1は乗りかご2を現在移動方向の最寄り階で停止させて扉が開くように制御する。
自己位置認識手段23の認識位置精度が高ければ、自己位置認識手段23を乗降状態検出手段29として使用してもよい。自律移動装置20に乗降状態検出手段29を備えた場合は、乗降状態検出手段29の結果は随時エレベータ制御装置1に送信して与える。エレベータ40に乗降状態検出手段29を備えた場合は、乗降状態検出手段29の結果を随時自律移動装置制御装置21に送信して与えるようにしている。
次に図9(a)〜図9(c)を用いて、本発明の一実施の形態に係るエレベータシステムの制御の流れを説明する。
図9(a)〜図9(c)は本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示すフロー図である。
図9(a)において、自律移動装置20から呼び出し要求を受信すると(S101)、エレベータ制御装置1は、呼び出し階に乗りかご2を移動するように乗りかご昇降手段3を制御する(S102)。乗りかごの大きさが複数存在するエレベータシステムの場合は、呼び出した自律移動装置20が乗り込み可能な大きさの乗りかごを呼び出し階に送るようにエレベータ制御装置1は制御する。
乗りかご2が呼び出し階に到着したら、エレベータ制御装置1は、扉を開くように扉開閉手段7を制御する(S103)。すると、空き領域検出手段27が空き領域の検出を開始する(S104)。そして、乗り込み可否判定手段28が乗り込み領域が空いているかどうか判断を行う(S105)。もし乗り込み領域が空いていた場合は、連続して空きと判断した時間n1を計測する。人間が乗り降りし、立ち位置を変えたりするので空き領域は変動する可能性がある。n1が予め定めたn秒以上になったかどうかを判定する(S106)。nは2秒程度が適切である。まだn秒経過していない場合はS104に戻り、再度空き領域検出を行う。S106にてn1がn秒以上になったら次のステップS108に移行する。
もし、S105にて乗り込み領域が空かず、さらに空き領域検出を開始してからの時間が予め定められたm秒以上になったら(S107)、自律移動装置20の乗り込みを中止しエレベータ制御装置1は扉を閉めて(S121)次期乗り込み機会まで待つ。すなわち、現在受け付けている全ての呼び出し要求や行き先指定階への搬送が終わった後、または再度同方向への搬送が行われなどして次回乗りかごが到着する機会まで待つ(S102)。そして扉が開いたら(S103)、また空き領域検出を開始する(S104)。なお、mは10秒程度が適切である。
S106にて、連続空き時間がn秒を超えたら、乗り込み移動を開始する(S108)。乗降状態検出手段29によって乗り位置107に達したことが確認されるまで(S109)移動を続ける。もし、乗り込み領域が空いていないと判断され、それが移動の途中だった場合は(S401)、「場所を空けて下さい」などの音声アナウンスを行う(S402)。アナウンスはエレベータ制御装置1(図示せず)が、ホールや乗りかご2、自律移動装置20などに設けられた音声出力手段にて行う。または、自律移動制御手段21(図示せず)が自律移動装置20に設けられた音声出力手段にて行う。なお、乗り込み移動の途中では、進行方向以外の通路領域に対しては空いているかどうかの判定は行わない。
その後、扉を閉め(S110)、利用者51や自律移動装置20が行き先階を指定する(S111)。エレベータ制御装置1は指定された階へ順に乗りかご2を移動させる。
図9(b)において、その移動中(S112)に乗降状態検出手段29は常時、自律移動装置20の位置を検出し、自律移動装置20の位置が移動していないかどうかを判断する(S214)。もし移動していた場合は、エレベータ制御装置1は乗りかご2が現在移動方向の最寄り階で停止するように制御して停止後扉を開く(S215)。エレベータ監視センタ(図示せず)からの遠隔診断、または人手によって自律移動装置20の正常が確認され、予め定められた非常事態解除手続きがされたら(S216)、S101に戻る。
図9(c)において、自律移動装置20の位置が移動せずに行き先階に到着したら(S123)、扉開閉手段7が扉を開く(S113)。行き先階に到着したかどうかの判断は、各自律移動装置20からの行き先指定情報と現在の乗りかごの位置とを照らし合わせて、エレベータ制御装置1が行って、行き先階に到着した場合は到着した旨を通信で自律移動装置20に送信してもよいし、自律移動装置20が乗りかご内の階数表示を認識して、自律的に判断してもよい(S301)。
自律移動装置20が降りる場合、空き領域検出手段27は自律移動装置20から出入り口までの空き領域を検出する(S114)。もし、空いていなかった場合は(S115)、周囲の人に「降りる場所を空けて下さい」という旨のアナウンスを行う(S116)。空いていた場合は、出入り口に向かって移動する(S117)。そして、自律移動装置20が乗りかご2から完全に降りたことを乗降状態検出手段29によって検出されるまで繰り返す(S118)。
降りたらエレベータ制御装置1は、同階に自律移動装置20の呼び出しがあるか否かを調べ(S119)、ある場合はS104から繰り返す。ない場合は、扉を閉めて(S120)、他の行き先階が指定されている場合はS112から繰り返し、そうでない場合はS101に戻る(S302)。
次に図10を用いて、本発明の一実施の形態に係るエレベータシステムの運用例を説明する。
図10は本発明の一実施形態に係るエレベータシステムの運用例を示す図である。
図10は一層安全性を高めるために特定の条件のもとにおいて、自律移動装置20と人間51が異なる乗りかごに分離して乗るように促す制御方法を示すものである。
エレベータホールに複数のエレベータが並んで設置されているエレベータシステムの場合、乗りかご内にいる利用者が指定した行き先階により、複数の乗りかごがほぼ同時に該当階に到着することがある。もしくは、自律移動装置20からの呼び出し要求とホール操作盤5からの呼び出し要求が同じ階で発生している場合にエレベータ制御装置1が、昇降速度やタイミングを制御して該当階に複数の乗りかごをほぼ同時に到着させる。そのとき、自律移動装置20は遅れて到着した方の乗りかごに乗り込むように制御する。
具体的には、エレベータ制御装置1は自律移動装置20とホール操作盤5からの呼び出し要求と乗りかご2の現在位置を常時監視し、自律移動装置20とホール操作盤5からの呼び出し要求が同時に発生している階に、複数の乗りかご2がほぼ同時に到着すると判定した場合は、自律移動装置通信手段6を介して該当階で呼び出し要求を行った自律移動装置20に対して、遅く到着する方のエレベータに対する乗り込み許可を送信する。つまり、乗り込み許可エレベータの識別情報と共に乗り込み許可情報を送信する。自律移動装置20はエレベータの識別情報に対応付けられたエレベータ設置位置情報を予め記憶しているデータベースから読みとり、自律移動装置20は乗り込み許可を与えられたエレベータ前に移動する。
一方、エレベータ制御装置1は先に到着する方のエレベータの乗りかご到着予告ランプ61のみを点灯させる。利用者は乗りかご到着予告ランプ61の点灯したエレベータ前に移動して乗りかご2の到着を待つ傾向があるので、これにより人間は先に到着した方の乗りかご、自律移動装置20は後に到着した方の乗りかごと、比較的分離して乗り込むことが期待される。その結果、自律移動装置20と人間との接触を防ぐと共に、人間のみが乗り込む場合はより密に乗り込むことが可能であるので、より効率の良い搬送が期待できる。
次に、図11,図12を用いて本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を説明する。
図11は本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示すブロック図である。図12は本発明の他の一実施形態に係る優先度検出手段の例を示す図である。
図11に示したエレベータ40は図1に示したエレベータシステムのエレベータ40に加えて、優先度検出手段10を設けたものである。
図11において、優先度検出手段10はホール操作盤5及び乗りかご内操作盤4によって呼び出し要求や行き先階指定がなされた時に、その搬送要求の優先度を検出するための手段である。例えば、乗りかご内操作盤4は図12に示すような、行き先階を指定するボタン型スイッチ92及びドアの開閉指示を行うためのボタン型スイッチ93で構成される。それに加えて優先搬送であることを指定するためのボタン型スイッチ8を優先度検出手段10として設けたものである。
緊急性の高い利用者は行き先階を表すスイッチ92を押下するとともに、優先ボタン8も押下することでエレベータ制御装置1に対して優先度が高いことを指定できる。エレベータ制御装置1は、優先度が高いことを指定された場合は自律移動装置20からの呼び出し要求や行き先階指定よりも利用者が指定した行き先階への到着を優先する制御を行う。
例えば、優先ボタン8が押された時に、自律移動装置20が乗りかご2に乗っていた場合は現在の昇降方向が終了し折り返すまで自律移動装置20のみが指定した行き先階には停止せず、乗りかご内操作盤4にて指定された行き先階にのみ停止する。また、優先ボタン8が押されてから現在の昇降方向が終了し折り返すまで自律移動装置20の呼び出し要求には応じない。そして、折り返し時に優先制御を解除し、自律移動装置20の指定行き先階に停止する。
ホール操作盤5による呼び出し要求にも応じなければ、いっそう優先搬送の時間が短縮される。さらに、自律移動装置20の呼び出し階が乗りかごに内操作盤4にて行き先階として指定され、自律移動装置20の呼び出し階に乗りかごが停止しても自律移動装置20が乗り込まないように、エレベータ制御装置1から自律移動装置20へ、該当乗りかごへの乗り込み禁止情報を送信する。そして、折り返して優先制御を解除した後に、それまで呼び出し要求があった階に停止する。
ホール操作盤5に優先ボタン8を設け、上下方向を指定する呼び出しボタンと共に優先ボタン8が押された場合は以下の優先制御になる。
エレベータ制御装置1は他の階で自律移動装置20からの呼び出し要求があっても応じず、優先ボタン8が押された階へ乗りかごを移動させる。そして、その階で扉を開いて閉じた後、ホール操作盤5で指定された上下方向へ移動し、折り返して優先制御が解除されるまで自律移動装置20からの呼び出し要求には応じない。また、呼び出し要求を行った自律移動装置20が存在する階に乗りかごが停止したとしても、自律移動装置20が乗り込まないようにエレベータ制御装置1から自律移動装置20へ、該当乗りかごへの乗り込み禁止情報を送信する。もし、優先ボタン8が押された時に、乗りかご2内に自律移動装置20が存在した場合は自律移動装置20が指定した行き先階へは停止せず、優先ボタン8が押された呼び出し階に移動する。そして、その階で自律移動装置20が乗りかご2から降りるように、エレベータ制御装置1から自律移動装置20に通信で指令を出す。
折り返して優先制御が解除された後に、それまで呼び出し要求があった階に停止する。 優先ボタン8が多用されると自律移動装置20の搬送効率が低下する。そこで優先ボタン8の乱用を防ぐためにカメラ94を設け、優先ボタン8が押下された場合は、カメラ94にて押下者を撮影し、エレベータシステム管理センタに画像を送信する。そうすることで、頻繁に利用する人に対して利用する必然性を確認したり、乱用をしないように注意したりすることが可能である。
優先度検出手段10の他の実現方法も説明する。
ホール操作盤5の、上下行き先方向ボタン型スイッチが連続して押されたことを検知してその押された回数を計数する手段を優先度検出手段10として設ける。すなわち、予め定めた一定時間以内にスイッチのオン・オフが繰り返される回数を計数する。乗りかご内操作盤4の行き先階指定ボタン型スイッチに対しても同様に、連続押下回数を計数する優先度検出手段10を設ける。呼び出しボタンないし行き先階指定ボタンが押されたときには、連続して押された回数を押されたボタンの内容の優先度としてエレベータ制御装置1は認識する。
一方、自律移動装置20も、通信手段を介して呼び出し要求や行き先階指定を行う時には、その要求の優先度情報も付加する。この方式の場合、人間と自律移動装置20はいずれも2段階以上の優先度の指定が可能である。また、優先する行き先階を個別に指定することが可能である。そこで、乗りかご内操作盤4、ホール操作盤5または自律移動装置20から呼び出し要求や行き先階指定が行われた場合は、それまでに要求されてまだ完了されていない乗りかご搬送作業の優先度と比較する。比較した結果、新たな要求の方が優先度が高い場合は、その搬送作業が完了するまで他の呼び出し要求や指定行き先階への乗りかごの移動は保留する。
図11においては、図1に示した自律移動装置20に移動抑制手段30と乗り込み不可回数記憶手段31を設けたものである。移動抑制手段30は、通常移動時の自律移動装置20の駆動制動手段とは異なる方法で自律移動装置20の移動を抑制する手段である。
具体的な実現方法の例を図13、図14に示す。
図13は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の例を示す図である。図14は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の例を示す側面図である。
図13,図14において、77は自律移動装置20に取り付けられている固定金具である。78は乗りかご2に固定された固定手段である。図14に示すように、回転軸で固定手段78を回転させて、固定金具77に設けられた穴に固定手段78を通すことにより固定する。固定手段78の回転はモータ(図示せず)で行い、エレベータ制御装置1が固定と解除を制御する。自律移動装置20以外の制御手段が固定と解除を行うことで、例え自律移動装置20が暴走した場合でも自律移動装置20の移動を抑制することが可能である。
利便性を向上するため、図13に示す例では充電手段79を設けた。乗りかご内で固定されている時間を利用して充電を行う。極短時間で充電が行える、キャパシタ式充電装置がよい。
97は、自律移動装置20の非常停止手段である。同乗した人間が押しやすい向きとなるように、乗り位置107での向きを定める。図13の場合、固定手段78により、乗り位置107が壁際になるため、非常停止手段97は壁と逆側、固定金具77は壁側となるように自律移動装置20を設計すると共に、乗り位置107での自律移動装置20の向きを定める。
図15,図16に移動抑制手段30の他の実現方法の例を示す。
図15は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の他の例を示す図である。図16は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段の他の例を示す構成図である。
図15,図16において、80は自律移動装置20の筺体周囲に設けたバンパである。このバンパ80は弱い力で押された時にはソフトウエア的に自律移動装置20の移動を抑制し、強い力で押された時には機械的に自律移動装置20の移動を抑制する2段階バンパセンサを備えている。図16の構成図を用いて概要を説明する。
バンパ80はバネで筺体と接続されており、バンパ80に力が加わるとバンパ80が内側に入り、弱力スイッチ81に接触して弱力スイッチ81がオンになり、ソフトウエア制動手段83に信号が送られる。ソフトウエア制動手段83は、モータへの駆動制御の指令値を速度0にする。
さらに強い力が加わると、バンパ80がさらに内側に入り、強力スイッチ82を押し、回路が切断される。この回路はブレーキ解除手段84への電源供給手段の回路であり、回路が切断されるとブレーキがオンになり、自律移動装置20の移動を抑制する。
図17に移動抑制手段30のさらに他の実現方法の例を示す。
図17は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段のさらに他の例を示す図である。
図17において、自律移動装置20の固定手段91を乗りかご2内の手すり90に引っ掛ける方法である。引っ掛ける動力の制御は自律移動装置20が行う。車いす利用者も手すりを利用するため、車いす用ホール操作盤5bによって呼び出し要求が行われたときに乗りかご内に自律移動装置20が存在した場合は、自律移動装置20は乗りかごから降りる。そして、車いす用ホール操作盤5bによって呼び出し要求が行われてから、呼び出しが行われた方向から折り返すまでは、自律移動装置20から呼び出し要求及び自律移動装置20の乗り込みは保留とするようエレベータ制御装置1は制御する。
図18に扉の開閉動作を利用して移動抑制開始と解除を行う移動抑制手段の例を示す。
図18は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段のさらに他の例を示す図である。
図18において、101は扉従動ローラである。自律移動装置20は乗り込んだ後、扉従動ローラ101を乗りかご扉11に軽く接触させて停止する。乗り位置107も、扉従動ローラ101が乗りかご扉11に接触できるような位置に設定する。乗りかご扉11が閉じると扉従動ローラ101が回転して接点バー102が移動し、接点バー102が固定接点103から離れるとブレーキ解除手段105への電源供給回路が切断されてブレーキがオンとなる。乗りかご扉11が開くと扉従動ローラ101が逆方向に回転して接点バー102も逆方向に移動し、固定接点103と接触するとブレーキ解除手段105への電源供給回路が繋がってブレーキが解除される。
接点バー102の一部は乗りかご2の上部からの光を反射する反射板が貼りつけてある。接点バー102と固定接点103が離れた時には自律移動装置20上部に設けられた反射板窓104から見える。接点バー102と固定接点103が接触している時には自律移動装置20上部に設けられた反射板窓104から見えなくなる位置に反射板は貼りつけてある。乗りかご2の上部にはカメラを設けられており、このカメラが反射板の有無を検出することにより、自律移動装置20のブレーキのオンとオフを監視することができ、ブレーキがオンのときのみ乗りかごを昇降させるようにエレベータ制御装置1が制御することでより安全を図ることができる。また、この方式であると、乗りかご2には特別な機構を新たに取り付ける必要が無い。
図19に、移動抑制手段30のさらに他の実現例を示す。
図19は本発明の他の一実施形態に係る移動抑制手段のさらに他の例を示す図である。
図19はエレベータの加減速を利用するものであり、501は低周波数の力が掛かったときのみ動くローパスアクチュエータであり、504はおもりである。このおもり504にはバネ502とダンパ503が接続されており、おもり504に低周波数の力が掛かったときのみ、おもり504が点線で示すように図の上下方向に移動する。乗りかご2が昇降するときは乗りかご2内の物は加減速力を受け、エレベータの設置精度によっては高周波の強い力も受ける。後者の高周波ではおもり504は動かず、前者の加減速力のみで動くようにバネ502とダンパ503の仕様を決める。おもり504には接点505が取り付けられており、おもりに力が掛かっていない時には、接点505は固定接点506と接触している。
図の上方向に加減速力が掛かるときにはおもりは、504aに示す位置(点線で示す)となり、接点505は固定接点506から離れる。図の下方向に加減速力が掛かるときにはおもりは504bに示す位置(点線で示す)となり、接点505は固定接点506から離れる。ローパスアクチュエータ501は図の上下方向が乗りかご2の昇降方向となるように自律移動装置20に取り付ける。
接点505と固定接点506は制御回路507に接続されており、制御回路507は一回接点がオンからオフに切り替わると自律移動装置20のブレーキ解除手段への電源供給を切断される。再度オンからオフに切り替わると自律移動装置20のブレーキ解除手段への電源供給を再開するというラッチ構造となっている。従って、乗りかご2が昇降し始めるときの加速力でブレーキが掛かり、昇降終了時の減速力でブレーキが解除される。この方式も乗りかご2には特別な機構を新たに取り付ける必要が無い。
乗りかご2が昇降動作中の自律移動装置20は、移動手段の駆動電源をオフにしてもよい。また、床に接触して床からの反力で移動する移動手段の場合、移動手段が床に接地しないようにする機構を設け、乗りかご2が昇降動作中は移動手段が床に設置しないようにしてもよい。
図11の乗り込み不可回数記憶手段31は、一定時間内に乗り込み可能とならず乗り込みを中止した場合の回数を記憶する。エレベータ制御装置1や自律移動制御手段21は乗り込み不可回数記憶手段31が記憶する乗り込み不可回数に応じて、自律移動装置20が乗り込める可能性が高まる制御方法に変更する。例えば、乗り込み領域を空けるようにアナウンスを行う。乗り込み中止を判断するまでの時間を長くするなどである。
図20(a)〜図20(d)を用いて、図11に示すエレベータシステムの制御の流れを説明する。
図20は本発明の他の一実施形態に係るエレベータシステムの制御の流れを示すフロー図である。
図20(a)において(図10と異なる部分のみ説明する)、自律移動装置20から呼び出し要求が発生すると優先順位を判定する(S201)。他の搬送タスクよりも優先度が低い場合は呼び出しに応じず、他の搬送タスクよりも優先度が同じか高くなるまで待つ(S202)。
呼び出し階で乗りかごの扉を開いた後は、乗り込み領域が確保できる可能性を高めるため、乗り込む旨のアナウンスを行い(S203)、乗り込み領域床面をライトで照射して乗り込み領域を提示する(S204)。
S107で乗り込み前に空き領域検出時間が一定時間以上経過した場合は、乗り込み不可回数を記憶する(S218)。そして、記憶されている乗り込み不可回数に応じて制御を変更する(S219)。例えば、乗り込み不可回数が増えた場合は、エレベータ制御装置1は、S107における、mの時間を大きくする。また、乗り込み領域を確保できる可能性を増やす情報を音声や表示入力手段24への表示で表現する。その情報には、乗り込み不可回数、搬送の重要度、乗り込み領域の具体的位置を含むとよい。例えば、「5回も待っています、社長へ書類を届けるところで急いでいます、右手前に乗り込みます、場所を空けて下さい。」などである。
自律移動装置20の筺体全体、もしくは筺体の一部の色を変更する手段を設け、乗り込み不可回数に応じて色を変化させてもよい。例えば、乗り込み不可回数が増えるにつれ、赤みを増す色に変化させるなどである。乗り込み不可回数は、乗り込みが成功した場合に0回にする。
図20(b)において、一旦、乗り込み移動を開始した後は(S108)、移動の途中で、扉閉めボタンが押下されたかどうか確認を行う(S205)。押下されたときの自律移動装置20の位置が、予め決められた閾値よりも乗りかご側であった場合は移動を続ける。扉は移動が完了するまで閉めない。
閾値よりも外側であった場合は、自律移動装置20に対して降りるようにエレベータ制御装置1が通信で伝え、自律移動装置20が降りてから扉を閉める(S208)。降りた自律移動装置20は、次回乗りかごが該当階まで移動されるまで待つ(S209)。これにより、自律移動装置20が乗り込み移動中に利用者が扉閉めボタンを押して、自律移動装置20が扉に挟まり故障することを防ぐことができ、また、自律移動装置20との同乗をしたくない利用者は初期に扉閉めボタンを押すことで自律移動装置20との同乗を防ぐことができる。
また、乗り込み移動中に、優先順位の高い呼び出しが発生したかどうかを確認する(S207)。もし発生していた場合は、自律移動装置20に対して降りるようにエレベータ制御装置1が通信で伝え、自律移動装置20が降りてから扉を閉める(S208)。降りた自律移動装置20は、次回乗りかごが該当階に到着するまで待つ(S209)。
自律移動装置20が乗り位置107に達して停止したら、移動抑制を行う(S210)。移動抑制が行われてから扉を閉めて(S110)、行き先階への乗りかごの移動を開始する。図18や図19に示した移動抑制手段のような、扉閉め動作もしくは昇降動作にて移動抑制が開始される移動抑制手段の場合は、S210は省略する。
図20(c)において、行き先階への乗りかご昇降中も、優先順位の高い呼び出しが発生したかどうかを常時確認し(S211)、発生した場合は優先制御となり、必要に応じて自律移動装置20は乗りかごから降りて(S212)、次期機会を待つ(S213)。
図20(d)において、乗りかご2が行き先階に到着したら、まず扉を開き(S118)、その後で、移動抑制を解除する(S217)。図18や図19に示した移動抑制手段のような、扉開き動作もしくは昇降動作にて移動抑制が解除される移動抑制手段の場合は、S217は省略する。
以上により、自律移動装置20と人間が安全かつ効率よくエレベータに同乗可能なエレベータシステムが実現できる。
以上ごとく本発明によれば、他の利用者との間隔を十分に空けて乗ることができるので安全性が高まる。また、自律移動装置が閉まる扉に挟まれて故障することを防止するので安全性が高まる。
そして万が一、自律移動装置の駆動手段が暴走したとしても移動抑制手段によって自律移動装置の移動を抑制し、さらに抑制力より駆動力が大きくて自律移動装置が移動を始めたとしても、乗りかごが最寄り階で停止して扉を開くので、他の利用者は乗りかご外に逃げることができ、安全を図ることができる。また、複数のエレベータが並んで設置されている場合は自律移動装置と人間の分離乗車を期待でき、一層安全を図ることができる。
さらに、自律移動装置と人間の双方が優先度を指定することができ、緊急性の高い搬送タスクの搬送効率を高めることができる。
そして、利用者が多いなどで乗り込み領域が確保されず自律移動装置が乗り込めない事態が続いた場合、自律移動制御装置の乗り込み領域が確保できる可能性が高まる制御方法に変えるので、自律移動制御装置の著しい搬送効率低下を防ぐことが可能である。
これらにより、安全性を確保しつつ、自律移動装置と人間の両方の効率的な搬送を実現することが可能となる。
1…エレベータ制御装置、2…乗りかご、3…乗りかご昇降手段、4…乗りかご内操作盤、5…ホール操作盤、6…自律移動装置通信手段、7…扉開閉手段、8…優先ボタン、9…優先順位判定手段、10…優先度検出手段、11…乗りかご扉、12…ホール扉、13…監視カメラ、14…重量センサ、20…自律移動装置、21…自律移動制御手段、22…移動手段、23…自己位置認識手段、24…表示入力手段、25…エレベータ通信手段、26…乗り込み領域提示手段、27…空き領域検出手段、28…乗り込み可否判定手段、29…乗降状態検出手段、30…移動抑制手段、31…乗り込み不可回数記憶手段、40…エレベータ、50…エレベータシステム、51…利用者、52…フロア、60…階監視カメラ、61…乗りかご到着予告ランプ、71…自律移動装置乗り込み領域提示部、72…空き領域検出面、73…乗り込み領域提示面、74…空き領域検出用背景、75…空き領域検出手段、76…空き領域検出範囲、77…固定金具、78…固定手段、79…充電手段、80…バンパ、81…弱力スイッチ、82…強力スイッチ、83…ソフトウエア制動手段、84…ブレーキ解除手段、90…手すり、91…固定手段、92…行き先階指定ボタン、93…扉開閉ボタン、94…カメラ、95…乗り位置107、96…出入り口通過位置、97…自律移動装置非常停止手段、101…扉従動ローラ、102…接点バー、103…固定接点、104…反射板窓、105…ブレーキ解除手段、106…乗り込み領域、107…乗り位置、108…通路領域、501…ローパスアクチュエータ、502…バネ、503…ダンパ、504…おもり、505…接点、506…固定接点、507…制御回路。

Claims (10)

  1. 自律移動装置は現在の自己位置を認識する自己位置認識手段と、この自己位置認識手段が認識した自己位置情報を基に目的地までの経路を生成して移動機構を駆動して移動する移動手段と、前記自律移動装置内の各手段を制御する自律移動制御手段とを備えたものであって、
    エレベータは乗りかごを昇降させる乗りかご昇降手段と、前記乗りかごの乗降口を開閉する扉と、前記乗りかごの行き先を指定する行き先階指定手段と、前記乗りかごを対応付けられた階に呼び出す呼び出し手段と、前記エレベータの各手段を制御するエレベータ制御装置とを有する自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記自律移動装置と前記エレベータとの間で前記自律移動装置からの乗りかごへの呼び出し要求に対し、
    前記自律移動装置の行き先階指定のいずれか1つ以上を含む情報をやり取りする通信手段と、前記乗りかご内の空き領域を検出する空き領域検出手段と、この空き領域検出手段によって検出された空き領域の大きさと位置の情報を基に前記自律移動装置が乗りかご内に乗り込み可能か否かを判定する乗り込み可否判定手段とを備えてなり、
    前記自律移動装置は前記乗り込み可否判定手段が乗り込み可能と判定したときのみ前記乗りかご内に乗り込むことを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  2. 請求項1記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記自律移動装置が前記乗りかごに乗降のための移動を行うときに前記自律移動装置の詳細位置状態を常時検出する乗降状態検出手段を設け、前記自律移動装置が前記扉が開閉位置にある間は、前記乗降状態検出手段からの情報に基づき前記エレベータ制御装置は前記扉開閉手段が扉を閉じないように制御することを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  3. 請求項2記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記乗降状態検出手段は前記乗りかごが昇降中も前記自律移動装置の詳細位置状態を常時検出するものであって、
    前記乗降状態検出手段からの情報に基づき前記乗りかごが昇降中に前記自律移動装置の位置が変化したら、前記エレベータ制御装置は前記乗りかごが最寄り階で停止するよう前記乗りかご昇降手段を制御し、最寄り階で停止後扉を開けるように制御することを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  4. 請求項1記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記自律移動装置の移動を抑制する移動抑制手段を前記乗りかご内に設け、前記乗りかごが昇降中は前記移動抑制手段によって前記自律移動装置の移動を抑制することを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  5. 請求項4記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記移動抑制手段は前記扉の開閉動作によって移動抑制開始と移動抑制解除が行われることを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  6. 請求項4記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記移動抑制手段は前記乗りかごの上下加減速力によって移動抑制開始と移動抑制解除が行われることを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  7. 請求項1記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    複数台のエレベータが並んで設置されており、
    前記自律移動装置からの呼び出し要求と前記呼び出し手段によって行われる呼び出し要求が同じ階に両方発生したとき、前記エレベータ制御装置は該当階に複数台の乗りかごがほぼ同時に到着するように前記乗りかご昇降手段を制御し、
    前記自律移動装置は到着した乗りかごのうち遅く到着した乗りかごに乗り込むことを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  8. 請求項1記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記自律移動装置の呼び出し要求及び行き先階指定と、前記呼び出し手段によって行われる呼び出し要求及び前記行き先階指定手段によって行われる行き先階指定の各々に優先度を1つ以上設け、前記自律移動装置の呼び出し要求または行き先階指定よりも前記呼び出し手段によって行われる呼び出し要求または前記行き先階指定手段によって行われる行き先階指定の方が優先度が高い場合は、前記自律移動装置は前記乗りかごに乗り込まないことを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  9. 請求項8記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記呼び出し手段及び前記行き先階指定手段のいずれか若しくは両方は押下ボタンであり、この前記押下ボタンの連続押下回数を検出する優先度検出手段を設けてなり、
    前記優先度検出手段が検出した連続連続押下回数によって呼び出し要求ないし行き先階指定の優先度を指定することを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
  10. 請求項1記載の自律移動装置同乗エレベータシステムにおいて、
    前記乗り込み可否判定手段が予め定めた一定時間以内に乗り込み可能と判定しなかった場合は、前記自律移動装置は乗り込み不可として乗り込みを中止し、乗り込み不可となった回数を記憶する乗り込み不可回数記憶手段を設けてなり、
    前記乗り込み不可回数記憶手段からの乗り込み不可回数に応じて前記エレベータ制御装置の制御方法又は前記自律移動制御手段の制御方法のいずれか、又は両方の制御方法を自律移動制御装置の乗り込み領域が確保できる可能性が高まる制御方法に変化させることを特徴とする自律移動装置同乗エレベータシステム。
JP2010155925A 2010-07-08 2010-07-08 自律移動装置同乗エレベータシステム Active JP5572018B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155925A JP5572018B2 (ja) 2010-07-08 2010-07-08 自律移動装置同乗エレベータシステム
US13/177,789 US8958910B2 (en) 2010-07-08 2011-07-07 Elevator system that autonomous mobile robot takes together with person
KR1020110067213A KR101287699B1 (ko) 2010-07-08 2011-07-07 자율 이동 장치 동승 엘리베이터 시스템

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010155925A JP5572018B2 (ja) 2010-07-08 2010-07-08 自律移動装置同乗エレベータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012017184A true JP2012017184A (ja) 2012-01-26
JP5572018B2 JP5572018B2 (ja) 2014-08-13

Family

ID=45565399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010155925A Active JP5572018B2 (ja) 2010-07-08 2010-07-08 自律移動装置同乗エレベータシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8958910B2 (ja)
JP (1) JP5572018B2 (ja)
KR (1) KR101287699B1 (ja)

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017199343A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機株式会社 エレベータシステム
JP2017220121A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動ロボット
JP2017220122A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動ロボット
JP2017220123A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動ロボット
WO2018066054A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 エレベーター制御装置および自律移動体制御装置
WO2018066050A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 エレベータの群管理装置
WO2018066053A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 エレベータの操作盤、エレベータの群管理装置およびエレベータシステム
JP6350767B1 (ja) * 2016-10-04 2018-07-04 三菱電機株式会社 エレベーター制御装置および自律移動体制御装置
JP2018188273A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社日立ビルシステム エレベーター点検装置
CN109311632A (zh) * 2016-06-23 2019-02-05 三菱电机株式会社 电梯的绳索把持装置
WO2019106724A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 三菱電機株式会社 エレベーターの監視システム
JP2019099327A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 株式会社日立製作所 エレベーターシステム
CN110143498A (zh) * 2019-03-27 2019-08-20 浙江新再灵科技股份有限公司 一种电梯乘梯行程的目标匹配方法及***
US20190315592A1 (en) * 2016-10-04 2019-10-17 Mitsubishi Electric Corporation Elevator system
JP2020011805A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 東芝エレベータ株式会社 自律移動体運搬システム
JP2020506129A (ja) * 2016-10-21 2020-02-27 ツァイニャオ スマート ロジスティクス ホールディング リミティド 乗車装置への自動乗車および乗車装置からの自動降車のためのシステムおよび方法
JP2020109039A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 東芝エレベータ株式会社 エレベータの制御システムおよび制御方法
JP2020114763A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置
JP2020125198A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム
JP2020128271A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置及びエレベータの運転方法
JP2020128279A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム、エレベータ群管理制御装置及びエレベータの号機割当て方法
WO2020170644A1 (ja) * 2019-02-19 2020-08-27 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム
WO2020179022A1 (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 三菱電機株式会社 エレベータシステム
CN111847152A (zh) * 2020-06-30 2020-10-30 深圳优地科技有限公司 一种机器人乘梯确定方法、装置、电子设备和介质
WO2020230298A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 三菱電機株式会社 移動体の移動制御システム
WO2020234938A1 (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 三菱電機株式会社 ロボットの移動支援システム
WO2020240865A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 三菱電機株式会社 エレベーターシステム
JP2020203754A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 東芝エレベータ株式会社 エレベータ、エレベータシステム、およびエレベータ制御方法
JP2020203752A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 東芝エレベータ株式会社 エレベータ群管理装置およびエレベータ群管理方法
JP2021080102A (ja) * 2019-11-13 2021-05-27 新世代機器人▲ぢ▼人工智慧股▲ふん▼有限公司 ロボット装置とエレベータ装置の双方向制御方法
WO2021214869A1 (ja) * 2020-04-21 2021-10-28 三菱電機株式会社 自律移動体用のエレベータ乗降制御装置
JP2022019590A (ja) * 2020-07-15 2022-01-27 ネイバーラボス コーポレーション ロボットの乗り込みのためのエレベータ制御方法およびシステム
JP2022024765A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社東芝 自律移動型ロボット及びプログラム
JPWO2022029971A1 (ja) * 2020-08-06 2022-02-10
JP7047949B1 (ja) 2021-02-18 2022-04-05 三菱電機株式会社 エレベータ制御装置及びビルシステム
JP7063405B1 (ja) 2021-03-09 2022-05-09 三菱電機株式会社 移動体の管理システムおよびエレベーター
JP2023000909A (ja) * 2021-06-18 2023-01-04 東芝エレベータ株式会社 エレベータ装置
WO2023085136A1 (ja) * 2021-11-10 2023-05-19 株式会社Zmp 自動運転車両の運行システム
JP2023180063A (ja) * 2022-06-08 2023-12-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステムおよびエレベータの制御装置
JP7467578B1 (ja) 2022-12-06 2024-04-15 東芝エレベータ株式会社 自律走行ロボットのかご割当方法

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5672327B2 (ja) * 2013-03-19 2015-02-18 株式会社安川電機 ロボットシステム
CN106032232B (zh) * 2015-03-11 2018-10-19 上海三菱电梯有限公司 电梯轿厢空间占有物的识别装置及识别方法
US10198706B2 (en) * 2015-07-31 2019-02-05 Locus Robotics Corp. Operator identification and performance tracking
CN108473270B (zh) * 2015-10-05 2023-10-27 通力股份公司 用于提升电梯轿厢的方法和***
DE102015220840B4 (de) * 2015-10-26 2018-11-15 Siemens Schweiz Ag Steuerung von Reinigungsrobotern
EP3401750B1 (en) * 2016-01-04 2023-01-11 Zhejiang Libiao Robots Co., Ltd. Method and device for returning robots from site
US10782686B2 (en) 2016-01-28 2020-09-22 Savioke, Inc. Systems and methods for operating robots including the handling of delivery operations that cannot be completed
CN105565092A (zh) * 2016-02-02 2016-05-11 北京云迹科技有限公司 自动呼叫联动电梯的方法及***
US11772270B2 (en) 2016-02-09 2023-10-03 Cobalt Robotics Inc. Inventory management by mobile robot
US10265859B2 (en) 2016-02-09 2019-04-23 Cobalt Robotics Inc. Mobile robot with removable fabric panels
JP6321708B2 (ja) * 2016-03-17 2018-05-09 ファナック株式会社 工作機械システムおよび開停止位置算出装置
CN107344688B (zh) * 2016-05-05 2019-05-14 腾讯科技(深圳)有限公司 机器人乘坐电梯时的楼层监测方法和装置
US11000953B2 (en) * 2016-08-17 2021-05-11 Locus Robotics Corp. Robot gamification for improvement of operator performance
US10179717B2 (en) * 2016-11-07 2019-01-15 Otis Elevator Company Destination dispatch passenger detection
US11724399B2 (en) * 2017-02-06 2023-08-15 Cobalt Robotics Inc. Mobile robot with arm for elevator interactions
CN106882677A (zh) * 2017-03-22 2017-06-23 日立电梯(中国)有限公司 一种电梯自动清洁方法
US11119476B2 (en) 2017-07-26 2021-09-14 Clearpath Robotics Inc. Systems and methods for monitoring a self driving vehicle
EP3450371B1 (en) * 2017-08-30 2021-04-14 KONE Corporation Elevator system with a mobile robot
JP6726145B2 (ja) * 2017-09-12 2020-07-22 株式会社日立ビルシステム エレベーターの乗場案内システム
CN107601194B (zh) * 2017-09-30 2023-10-31 樱花电梯(中山)有限公司 一种电梯装置、机电控制模组及电梯自动清扫***
EP3502027A1 (en) * 2017-12-22 2019-06-26 KONE Corporation Management of power supply of an elevator system
CN107963527B (zh) * 2017-12-27 2023-11-24 广东嘉腾机器人自动化有限公司 多台agv同时使用电梯的通讯***及agv使用电梯的控制方法
WO2019138447A1 (ja) * 2018-01-09 2019-07-18 三菱電機株式会社 エレベーターシステム
US11144051B2 (en) 2018-02-28 2021-10-12 Clearpath Robotics Inc. Systems and methods for remote viewing of self-driving vehicles
CN110304505B (zh) * 2018-03-20 2021-10-01 上海新时达电气股份有限公司 电梯控制交互装置、机器人及电梯控制交互***
CN108483151A (zh) * 2018-04-04 2018-09-04 轻客智能科技(江苏)有限公司 一种电梯控制***及方法
KR102046829B1 (ko) * 2018-04-11 2019-11-20 현대엘리베이터주식회사 승강기 연동 제어 장치
EP3604193B1 (en) * 2018-08-03 2024-03-13 KONE Corporation Generation of a control signal to a conveyor
CN109019207A (zh) * 2018-08-07 2018-12-18 北京云迹科技有限公司 利用机器人控制电梯楼层指示灯的方法、装置以及机器人
US11460849B2 (en) 2018-08-09 2022-10-04 Cobalt Robotics Inc. Automated route selection by a mobile robot
US11082667B2 (en) 2018-08-09 2021-08-03 Cobalt Robotics Inc. Contextual automated surveillance by a mobile robot
CN109052077B (zh) * 2018-08-23 2021-06-04 北京云迹科技有限公司 基于物联网的机器人呼梯方法及装置
US20200100639A1 (en) * 2018-10-01 2020-04-02 International Business Machines Corporation Robotic vacuum cleaners
CN109205406B (zh) * 2018-10-18 2020-10-23 日立楼宇技术(广州)有限公司 机器人乘梯方法、装置、计算机设备和可读存储介质
CN109250593B (zh) * 2018-11-05 2021-01-05 上海木木聚枞机器人科技有限公司 一种多机器人与多电梯的调度方法及***
JP6649663B1 (ja) * 2019-01-07 2020-02-19 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム、エレベータ制御装置、およびエレベータ制御方法
JP7107278B2 (ja) * 2019-05-13 2022-07-27 トヨタ自動車株式会社 自律移動装置制御システム
JP7183944B2 (ja) * 2019-05-13 2022-12-06 トヨタ自動車株式会社 自律移動体、自律移動体の制御プログラム、自律移動体の制御方法および自律移動体を遠隔地から制御するシステムサーバ
CN113784906B (zh) * 2019-05-15 2023-07-21 三菱电机株式会社 移动辅助***
CN110276302B (zh) * 2019-06-24 2022-11-25 上海木木机器人技术有限公司 一种机器人搭乘电梯的方法及***
KR102386302B1 (ko) * 2019-08-12 2022-04-12 주식회사 케이티 엘리베이터 승하차를 위한 로봇 제어 시스템 및 그 제어 방법
KR20190103101A (ko) * 2019-08-16 2019-09-04 엘지전자 주식회사 로봇 시스템 및 그 작동방법
CN110488313B (zh) * 2019-08-30 2020-08-25 上海有个机器人有限公司 一种移动机器人识别电梯内拥挤度的方法
CN112520517B (zh) * 2019-09-18 2024-04-26 奥的斯电梯公司 电梯控制***、电梯***及用于其的控制方法
CN112693980A (zh) * 2019-10-23 2021-04-23 奥的斯电梯公司 机器人乘梯控制方法、***、电梯和机器人***及存储介质
KR102318839B1 (ko) * 2019-10-30 2021-10-28 현대엘리베이터주식회사 승강기 연동 agv 충전 제어 장치
KR102338607B1 (ko) * 2019-11-07 2021-12-10 네이버랩스 주식회사 로봇 탑승을 위한 엘리베이터 시스템, 엘리베이터 시스템 제어 방법 및 엘리베이터 제어 시스템
CN110937480B (zh) * 2019-12-12 2022-01-04 广州赛特智能科技有限公司 一种机器人自主搭乘电梯的方法及***
CN111153300B (zh) * 2019-12-31 2022-01-07 深圳优地科技有限公司 一种机器人乘梯方法、***、机器人及存储介质
AU2021235130A1 (en) * 2020-03-13 2022-10-06 Inventio Ag Elevator system with queueing function for robot traffic
US11593747B2 (en) * 2020-03-16 2023-02-28 Otis Elevator Company Automated sort area using robots
US20210284492A1 (en) * 2020-03-16 2021-09-16 Otis Elevator Company Robot concierge
CN113401750A (zh) * 2020-03-16 2021-09-17 奥的斯电梯公司 电梯***与机器乘客之间的交互安全控制
CN113401746A (zh) * 2020-03-16 2021-09-17 奥的斯电梯公司 用于机器人和个人的电梯召唤协调
CN111731958A (zh) * 2020-06-16 2020-10-02 北京云迹科技有限公司 用于机器人排队乘坐电梯的方法、电梯物联装置和***
DE102020129411A1 (de) * 2020-11-09 2022-05-12 Vorwerk & Co. Interholding Gesellschaft mit beschränkter Haftung Sich selbsttätig fortbewegendes Bodenbearbeitungsgerät
JP7468332B2 (ja) * 2020-12-21 2024-04-16 トヨタ自動車株式会社 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム
EP4032846A1 (en) * 2021-01-22 2022-07-27 TK Elevator Innovation Center S.A. Moving on a transportation means with an autonomous robot
CN112743549A (zh) * 2021-02-02 2021-05-04 苏州优智达机器人有限公司 机器人的控制方法、***、机器人及程序产品
JP2022118737A (ja) * 2021-02-03 2022-08-16 トヨタ自動車株式会社 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム
KR102298655B1 (ko) * 2021-03-02 2021-09-07 주식회사 나라엘리베이터안전관리 무인 자동운송 수단의 출입 유도가 가능한 승강기
JP7099579B1 (ja) * 2021-04-05 2022-07-12 三菱電機株式会社 移動体制御装置、移動体連携装置および移動体連携システム
KR102489722B1 (ko) * 2021-04-21 2023-01-17 네이버랩스 주식회사 엘리베이터의 최적 대기 위치에 탑승하는 로봇이 주행하는 건물
KR102484732B1 (ko) * 2021-05-31 2023-01-04 정자영 자율주행로봇의 층간 이동 제어 시스템 및 제어 방법
CN113911864A (zh) * 2021-10-13 2022-01-11 北京云迹科技有限公司 一种机器人搭乘电梯控制方法及相关设备
JP2024003408A (ja) * 2022-06-27 2024-01-15 株式会社日立製作所 モビリティ運用評価システム、シミュレーションシステム及びモビリティ運用評価方法
CN115246606B (zh) * 2022-08-23 2024-01-26 菱王电梯有限公司 电梯控制方法、装置及电梯
US20240083710A1 (en) * 2022-09-08 2024-03-14 Hyundai Elevator Co., Ltd. Robot interlocking elevator control system

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345490A (ja) * 1991-05-24 1992-12-01 Mitsubishi Electric Corp エレベータの非常運転装置
JPH0867430A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Toshiba Corp エレベータの制御装置
JP2005018382A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Matsushita Electric Works Ltd エレベータ乗降自律移動ロボット
JP2007210801A (ja) * 2007-03-14 2007-08-23 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動ロボット及び自律移動ロボット用のエレベータ乗降システム

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960011574B1 (ko) * 1994-02-08 1996-08-24 엘지산전 주식회사 엘리베이터의 군관리 제어방법 및 장치
JP2859811B2 (ja) * 1994-03-23 1999-02-24 鹿島建設株式会社 設備機器運搬方法及び運搬用カゴ付エレベータ
JP2001114479A (ja) 1999-10-15 2001-04-24 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの制御装置
JP2001171918A (ja) 1999-12-21 2001-06-26 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの制御装置
JP4870863B2 (ja) * 2000-04-28 2012-02-08 三菱電機株式会社 エレベータ群最適管理方法、及び最適管理システム
US6328135B1 (en) * 2000-10-23 2001-12-11 Otis Elevator Company Modifying elevator group behavior utilizing complexity theory
JP4811775B2 (ja) * 2001-09-13 2011-11-09 株式会社安川電機 エレベータ籠内物体認識装置
JP2003095544A (ja) 2001-09-25 2003-04-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ操作装置
SG111198A1 (en) * 2003-10-09 2005-05-30 Inventio Ag Lift installation for zonal operation in a building, method for zonal operation of such a lift installation and method for modernisation of a lift installation
JP4135674B2 (ja) * 2004-04-26 2008-08-20 日本電気株式会社 エレベータ自動運転システム及びプログラム
JP4262196B2 (ja) * 2004-12-14 2009-05-13 本田技研工業株式会社 自律移動ロボット
JP4564447B2 (ja) * 2004-12-14 2010-10-20 本田技研工業株式会社 自律移動ロボット
JP2008538737A (ja) * 2005-04-15 2008-11-06 オーチス エレベータ カンパニー 予想交通情報を用いる群エレベータのスケジューリング
US20070271011A1 (en) * 2006-05-12 2007-11-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Indoor map building apparatus, method, and medium for mobile robot
EP2011759A1 (de) * 2007-07-03 2009-01-07 Inventio Ag Vorrichtung und Verfahren zum Betrieb eines Aufzugs
JP2009051617A (ja) 2007-08-27 2009-03-12 Fuji Heavy Ind Ltd エレベータ制御システム
JP5343349B2 (ja) * 2007-11-27 2013-11-13 三菱電機株式会社 エレベータ装置及び振動抑制装置
JP5449873B2 (ja) 2009-06-11 2014-03-19 Cyberdyne株式会社 自律走行ロボットの制御システム
JP2011088721A (ja) 2009-10-23 2011-05-06 Fuji Heavy Ind Ltd 自律走行ロボット及び自律走行ロボットの制御システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345490A (ja) * 1991-05-24 1992-12-01 Mitsubishi Electric Corp エレベータの非常運転装置
JPH0867430A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Toshiba Corp エレベータの制御装置
JP2005018382A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Matsushita Electric Works Ltd エレベータ乗降自律移動ロボット
JP2007210801A (ja) * 2007-03-14 2007-08-23 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動ロボット及び自律移動ロボット用のエレベータ乗降システム

Cited By (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017199343A1 (ja) * 2016-05-17 2018-10-11 三菱電機株式会社 エレベータシステム
WO2017199343A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機株式会社 エレベータシステム
JP2017220121A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動ロボット
JP2017220122A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動ロボット
JP2017220123A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 移動ロボット
CN109311632A (zh) * 2016-06-23 2019-02-05 三菱电机株式会社 电梯的绳索把持装置
JPWO2018066050A1 (ja) * 2016-10-04 2018-10-04 三菱電機株式会社 エレベータの群管理装置
JP6350767B1 (ja) * 2016-10-04 2018-07-04 三菱電機株式会社 エレベーター制御装置および自律移動体制御装置
WO2018066053A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 エレベータの操作盤、エレベータの群管理装置およびエレベータシステム
US12012301B2 (en) * 2016-10-04 2024-06-18 Mitsubishi Electric Corporation Elevator system
WO2018066050A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 エレベータの群管理装置
JPWO2018066054A1 (ja) * 2016-10-04 2019-02-21 三菱電機株式会社 自律移動体制御装置
WO2018066054A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 三菱電機株式会社 エレベーター制御装置および自律移動体制御装置
US11897727B2 (en) 2016-10-04 2024-02-13 Mitsubishi Electric Corporation Elevator control device and autonomous moving body control device
US20190315592A1 (en) * 2016-10-04 2019-10-17 Mitsubishi Electric Corporation Elevator system
JP2020506129A (ja) * 2016-10-21 2020-02-27 ツァイニャオ スマート ロジスティクス ホールディング リミティド 乗車装置への自動乗車および乗車装置からの自動降車のためのシステムおよび方法
US10947084B2 (en) 2016-10-21 2021-03-16 Cainiao Smart Logistics Holding Limited System and method for automatically entering and leaving ride apparatus
JP2018188273A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社日立ビルシステム エレベーター点検装置
WO2019106724A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 三菱電機株式会社 エレベーターの監視システム
JP2019099327A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 株式会社日立製作所 エレベーターシステム
CN110723605A (zh) * 2018-07-17 2020-01-24 东芝电梯株式会社 自主移动体运送***
JP2020011805A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 東芝エレベータ株式会社 自律移動体運搬システム
CN110723605B (zh) * 2018-07-17 2022-01-25 东芝电梯株式会社 自主移动体运送***
JP2020109039A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 東芝エレベータ株式会社 エレベータの制御システムおよび制御方法
JP2020114763A (ja) * 2019-01-17 2020-07-30 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置
JP2020125198A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム
JP2020128271A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置及びエレベータの運転方法
JP2020128279A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステム、エレベータ群管理制御装置及びエレベータの号機割当て方法
WO2020170644A1 (ja) * 2019-02-19 2020-08-27 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム
JP7439816B2 (ja) 2019-02-19 2024-02-28 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム
JP7151865B2 (ja) 2019-03-06 2022-10-12 三菱電機株式会社 エレベータシステム
WO2020179022A1 (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 三菱電機株式会社 エレベータシステム
JPWO2020179022A1 (ja) * 2019-03-06 2021-10-14 三菱電機株式会社 エレベータシステム
CN110143498A (zh) * 2019-03-27 2019-08-20 浙江新再灵科技股份有限公司 一种电梯乘梯行程的目标匹配方法及***
WO2020230298A1 (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 三菱電機株式会社 移動体の移動制御システム
JPWO2020230298A1 (ja) * 2019-05-15 2021-10-28 三菱電機株式会社 移動体の移動制御システム
JP7327472B2 (ja) 2019-05-17 2023-08-16 三菱電機株式会社 ロボットの移動支援システム
JPWO2020234938A1 (ja) * 2019-05-17 2021-12-09 三菱電機株式会社 ロボットの移動支援システム
WO2020234938A1 (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 三菱電機株式会社 ロボットの移動支援システム
WO2020240865A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03 三菱電機株式会社 エレベーターシステム
JP2020203754A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 東芝エレベータ株式会社 エレベータ、エレベータシステム、およびエレベータ制御方法
JP2020203752A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 東芝エレベータ株式会社 エレベータ群管理装置およびエレベータ群管理方法
JP2021080102A (ja) * 2019-11-13 2021-05-27 新世代機器人▲ぢ▼人工智慧股▲ふん▼有限公司 ロボット装置とエレベータ装置の双方向制御方法
WO2021214869A1 (ja) * 2020-04-21 2021-10-28 三菱電機株式会社 自律移動体用のエレベータ乗降制御装置
CN111847152A (zh) * 2020-06-30 2020-10-30 深圳优地科技有限公司 一种机器人乘梯确定方法、装置、电子设备和介质
JP2022019590A (ja) * 2020-07-15 2022-01-27 ネイバーラボス コーポレーション ロボットの乗り込みのためのエレベータ制御方法およびシステム
JP7192051B2 (ja) 2020-07-15 2022-12-19 ネイバーラボス コーポレーション ロボットの乗り込みのためのエレベータ制御方法およびシステム
JP7321981B2 (ja) 2020-07-28 2023-08-07 株式会社東芝 自律移動型ロボット及びプログラム
JP7490868B2 (ja) 2020-07-28 2024-05-27 株式会社東芝 システム、プログラム及び制御方法
JP2022024765A (ja) * 2020-07-28 2022-02-09 株式会社東芝 自律移動型ロボット及びプログラム
JPWO2022029971A1 (ja) * 2020-08-06 2022-02-10
WO2022029971A1 (ja) * 2020-08-06 2022-02-10 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 自律移動体の制御装置および自律移動体
JP7047949B1 (ja) 2021-02-18 2022-04-05 三菱電機株式会社 エレベータ制御装置及びビルシステム
CN114955805B (zh) * 2021-02-18 2024-03-05 三菱电机株式会社 电梯控制装置以及楼宇***
JP2022126216A (ja) * 2021-02-18 2022-08-30 三菱電機株式会社 エレベータ制御装置及びビルシステム
CN114955805A (zh) * 2021-02-18 2022-08-30 三菱电机株式会社 电梯控制装置以及楼宇***
JP7063405B1 (ja) 2021-03-09 2022-05-09 三菱電機株式会社 移動体の管理システムおよびエレベーター
CN115028031B (zh) * 2021-03-09 2023-09-26 三菱电机株式会社 移动体的管理***以及电梯
JP2022137956A (ja) * 2021-03-09 2022-09-22 三菱電機株式会社 移動体の管理システムおよびエレベーター
CN115028031A (zh) * 2021-03-09 2022-09-09 三菱电机株式会社 移动体的管理***以及电梯
JP7242762B2 (ja) 2021-06-18 2023-03-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータ装置
JP2023000909A (ja) * 2021-06-18 2023-01-04 東芝エレベータ株式会社 エレベータ装置
WO2023085136A1 (ja) * 2021-11-10 2023-05-19 株式会社Zmp 自動運転車両の運行システム
JP7414890B2 (ja) 2022-06-08 2024-01-16 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステムおよびエレベータの制御装置
JP2023180063A (ja) * 2022-06-08 2023-12-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータシステムおよびエレベータの制御装置
JP7467578B1 (ja) 2022-12-06 2024-04-15 東芝エレベータ株式会社 自律走行ロボットのかご割当方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101287699B1 (ko) 2013-07-24
US8958910B2 (en) 2015-02-17
JP5572018B2 (ja) 2014-08-13
KR20120005397A (ko) 2012-01-16
US20120041593A1 (en) 2012-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5572018B2 (ja) 自律移動装置同乗エレベータシステム
KR100898916B1 (ko) 엘리베이터 시스템 및 그 제어방법
CN1323925C (zh) 建筑物住户紧急疏散的方法和***及现有电梯现代化方法
EP3412613B1 (en) Hand detection for elevator operation
KR100896872B1 (ko) 엘리베이터 제어 장치 및 엘리베이터의 운전 방법
JP5951834B1 (ja) エレベータ
JP3968715B2 (ja) 自律移動ロボット用のエレベータ乗降システム
JP5709331B2 (ja) エレベータ用案内システム
JP2020109039A (ja) エレベータの制御システムおよび制御方法
EP3882208A1 (en) Elevator calling coordination for robots and individuals
CN110668289A (zh) 一种可换乘的楼道电梯
JP2009234716A (ja) エレベータシステム及びその制御方法
JP2019001613A (ja) 乗客コンベアー装置、乗客コンベアー装置の制御方法、および乗客コンベアー装置制御システム
JP2015107852A (ja) エレベータシステムの乗場呼びシステム
JP2013154978A (ja) 災害発生時に乗場情報を乗りかご内に伝達するエレベータシステムおよび方法
JP2013159437A (ja) エレベーターの省エネ制御装置
JP4811775B2 (ja) エレベータ籠内物体認識装置
CN103648951B (zh) 电梯装置
EP3882198A1 (en) Elevator system crowd detection by robot
JP2012035966A (ja) エレベータ運転制御方法及びエレベータ運転制御システム
JP5208386B2 (ja) エレベータ管理システム
CN113401741A (zh) 对机器人和协作机器人的专业化、个性化和增强电梯呼叫
JP2007308220A (ja) エレベータ
JP5084371B2 (ja) エレベータシステム
JP2020045240A (ja) エレベーター制御装置、および、それを用いたエレベーターシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5572018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150