JP2011512122A - タバコ製品に有用な易破壊性カプセルを製造するプロセス - Google Patents

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Abstract

喫煙品および無煙タバコ製品などのタバコ製品(10)内に組み込むのに有用な易破壊性カプセル(50)を製造する方法が提供される。方法は、コア組成物とコーティング組成物を備える複数の液滴を形成するステップを備える。コーティング組成物は多価イオンと接触してゲル化する材料を備える。方法は、複数の液滴のコーティング組成物がゲル化して複数の生カプセルを形成するように、複数の液滴を、第1濃度の第1多価イオンを有する第1水性溶液内に導入するステップも備える。方法は、複数の生カプセルを、第2濃度の第2多価イオンを有する第2水性溶液内に導入するステップにおいて、第2濃度は、複数の生カプセルのコーティング組成物が硬化して複数の易破壊性カプセル(50)を形成するように、第1濃度よりも高いステップをさらに備える。

Description

本発明は、易破壊性カプセルと、易破壊性カプセルを製造するプロセスと、易破壊性カプセルを組み込んだ喫煙品および無煙タバコ製品などのタバコ製品とに関する。
シガレットの煙の感覚的特性は、タバコに添加物を加えることによって、かつ/または他の方法で、喫煙品あるいは噛みタバコパウチ(snus pouch)などの無煙タバコ製品などのタバコ製品の様々な構成要素に香味材料を組み込むことによって高められることが可能である。シガレットの感覚的特性を修正するための様々な方法は、それら喫煙品の主流煙に香味を加えるための伝播体としてフィルタ要素が使用される場合があることを示唆している。例えば、Jupeらの米国特許出願公開第2002/166563号明細書が、シガレットフィルタ内に香味を放つ吸収性材料を配置することを提案している。Xueらの米国特許出願公開第2002/0020420号明細書は、フィルタ内に小粒子寸法の吸着材/吸収材を含んだ繊維を配置することを提案している。Dubeらの米国特許第4,941,486号明細書とGreen,Jr.らの米国特許第4,862,905号明細書とは、シガレットフィルタ内に香味含有ペレットを配置することを提案している。香味剤を組み込んだ他の代表的なタイプのシガレットフィルタが、Tiggelbeckらの米国特許第3,972,335号明細書、Owens,Jr.の米国特許第4,082,098号明細書、Bymeの米国特許第4,281,671号明細書、Woodsらの米国特許第4,729,391号明細書、Thesingらの米国特許第5,012,829号明細書に明記されている。香味材料は様々であってもよい。Borschke,Rec.Adv.Tob.Sci.,19.47〜70頁、1993、LeffingwellらのTobacco Flavoring for Smoking Products,R.J.Reynolds Tobacco Company(1972)を参照されたい。例えば、香味材料の1つのタイプはメントールである。
他の例では、一部の喫煙品は、カプセルをそれらのフィルタ要素内に位置決めして有する。これらのカプセルが破裂する際にこれらのカプセルの内容物がフィルタ要素内に放出されて、喫煙品が消火された後のフィルタ要素を脱臭する。例えば、Waterburyの米国特許第3,339,558号明細書、Cartyの米国特許第3,366,121号明細書、Irby,Jrらの米国特許第3,390,686号明細書、Leakeの米国特許第3,428,049号明細書、Harlowらの米国特許第3,547,130号明細書、Cartyの米国特許第3,575,1809号明細書、Dockの米国特許第3,602,231号明細書、Dockの米国特許第3,625,228号明細書、Horsewellらの米国特許第3,635,226号明細書、Dockの米国特許第3,685,521号明細書、Brooksらの米国特許第3,916,914号明細書、Walkerの米国特許第3,991,773号明細書、Tatenoらの米国特許第4,889,144号明細書、Dealの米国特許第7,115,085号明細書、MacAdamらの米国特許出願公開第2003/0098033号明細書、Dubeらの米国特許出願公開第2004/0261807号明細書、Thomasらの米国特許出願公開第2007/0068540号明細書、Kimの国際公開第03/009711号パンフレット、および2007年6月11日に出願されたStokesらの米国特許出願第11/760,983号を参照されたい。香味放出材料は、フィルタ要素を通過する主流煙の性質または特徴を変更するために、それらのカプセルの破裂時にフィルタ要素内に放出されることができる。例えば、一部の喫煙者は、喫煙者のその時々の要望に応じて多様な異なる香味を選択的にもたらす能力のある喫煙品を要望する場合がある。そのような喫煙品の香味は、喫煙者のその時の特定の香味に対する要望、または喫煙中の香味を変えたいという要望に基づいて選択される場合がある。例えば、喫煙中に香味を変えることによって、メントールやスペアミントなどの息を新鮮にする香味で喫煙者が喫煙を終了することが可能になる。したがって、独特の異なる快い感覚的経験を実現する能力のある喫煙品を、喫煙者の自由裁量で、例えば、フィルタ内に組み込まれた、香味材料を含んだカプセルを破砕することによって提供できれば望ましい。
さらに、一部の喫煙者は、喫煙の完了時に脱臭剤を選択的に放出する能力がある喫煙品を要望する場合もある。そのような脱臭剤は、喫煙者が喫煙品の喫煙を終えた後にその喫煙品の残りの部分が心地よい芳香を出すことを保証するために使用されることができる。したがって、特に喫煙者の自由裁量で、例えば、フィルタ内に組み込まれた、脱臭剤を含んだカプセルを破砕することによって脱臭剤を放出する能力がある喫煙品を提供することが望ましい。
さらに他の例では、一部の喫煙者は、その喫煙品によって生成された主流煙を選択的に湿らせ、冷却し、または他の方法で性質または特徴を修正する能力がある喫煙品を要望する場合がある。例えば、Crooksらの米国特許第7,240,678号明細書、Clarkらの米国特許第7,237,558号明細書、Dealの米国特許第7,115,085号明細書、Rosenらの米国特許第5,240,015号明細書、Narulaらの米国特許第5,041,422号明細書、Gillaspeyらの米国特許第5,021,184号明細書、およびGillaspeyらの米国特許第4,956,481号明細書を参照されたい。しかしながら、煙と相互作用するために使用されることの可能な、特定の脱臭剤は揮発性であり、時間経過とともに蒸発する傾向があるため、これらの脱臭剤がこれらの喫煙品の挙動に作用を及ぼすためには、これらの脱臭剤を喫煙の開始直前で導入することが必要である場合がある。したがって、喫煙者の自由裁量で、例えば、フィルタ内に組み込まれた、脱臭剤を含んだカプセルを破砕することによって、喫煙者に届けられた煙を選択的に湿らせ、滑らかにし、または冷却する能力がある喫煙品を提供することが望ましい。
使用者に届けられる香味を選択可能に修正する能力を備える無煙タバコ製品を提供することも望ましい。様々な無煙タバコ製品の例について、2006年8月1日に出願されたMuaらの米国特許出願第11/461,633号明細書、2007年7月23日に出願されたMuaらの米国特許出願第11/781,666号明細書、およびHolton Jr.らの米国特許出願公開第2007/0186941号明細書で述べられており、それらは参照により本明細書に組み込まれる。例えば、Holton Jr.らは、香味を含んだ易破壊性カプセルの噛みタバコパウチでの使用を開示している。
タバコ製品に組み込まれるカプセルは、様々な材料を使用して様々な方法によって製造されることが可能である。例えば、喫煙品内に組み込まれるカプセルを製造するためにアルギン酸が使用されることが可能である。例えば、MacAdamらの米国特許第7,249,605号明細書、Crooksらの米国特許第7,240,678号明細書、Clarkらの米国特許第7,237,558号明細書、MacAdamらの米国特許第6,631,722号明細書、Hershらの米国特許第6,470,894号明細書、Meiringらの米国特許第5,727,571号明細書、およびBanerjeeらの米国特許第5,303,720号明細書を参照されたい。褐色の海藻から抽出されるアルギン酸は、食品産業および製薬産業で広く使用されている。一価塩、特にアルギン酸ナトリウムは世界中の多くの製造会社によって大量生産されており、比較的低コストである。アルギン酸のカプセルは一般的に、アルギン酸の滴を、多価イオンを含んだ単一槽内に導入し、一定時間維持することによって調製される。アルギン酸カプセルを得るために、滴のまわりにゲルの膜が形成される。単一イオン槽のアプローチを使用してアルギン酸カプセルを製造するための代表的方法がBarbeauらの米国特許第6,627,236号明細書、Nelsenらの米国特許第4,701,326号明細書、Handjaniらの米国特許第5,139,783号明細書、Fujiiらの米国特許第5,093,130号明細書、Nelsonらの米国特許第4,780,987号明細書、Greenらの米国特許第2,800,457号明細書に明記されており、それぞれの全体が参照により本明細書に組み込まれる。しかしながら、例えば、カプセルがシガレットフィルタ内で易破壊性の形態で使用されることが望まれるときに、望ましい物理的特性を有するカプセルを得ることは多くの場合困難である。したがって、望ましい物理的な特徴を有するカプセルを製造する改良プロセスが必要である。
一実施形態で、タバコ製品の中に組み込むのに有用な易破壊性カプセルを製造する方法が提供される。方法はコア組成物とコーティング組成物を備える複数の液滴を形成するステップを備える。コーティング組成物は多価イオンに接触してゲル化する材料を備える。方法は、複数の液滴のコーティング組成物がゲル化して複数の生カプセルを形成するように、複数の液滴を第1濃度の第1多価イオンを有する第1水性溶液内に導入するステップも備える。方法は、複数の生カプセルのコーティング組成物が硬化して複数の易破壊性カプセルを形成するように、複数の生カプセルを、第1濃度よりも高い第2濃度の第2多価イオンを有する第2水性溶液内に導入するステップをさらに備える。
第2実施形態では、タバコ製品に組み込むのに有用な易破壊性カプセルを製造する他の方法が提供される。方法は、コア組成物とコーティング組成物を備える複数の液滴を形成するステップを備える。コア組成物はコーティング組成物によって封入される。方法は、複数の液滴を、第1多価イオンを備える第1水性溶液内に導入するステップにおいて、コーティング組成物は第1水性溶液内で第1多価イオンに接触してゲル化して複数の生カプセルを形成し、第1多価イオンは複数の生カプセルのコーティング組成物内に拡散し続けるステップも備える。方法は、複数の生カプセルを、第2多価イオンを備える第2水性溶液内に導入するステップにおいて、複数の生カプセルは硬化して複数の易破壊性カプセルを形成するステップをさらに備える。
他の実施形態で、タバコ製品内に組み込むのに有用な、液体ペイロードを含む中空カプセルを製造する方法が提供される。方法は、粘性の非動物性膜形成材料を備えるシェル組成物によって取り囲まれた液体ペイロードのコアを備える液滴を形成するステップと、液滴を、鉄およびカルシウムからなる群から選択された第1多価イオンを約1重量%未満の濃度で備える第1水性溶液内に導入し、液滴を第1水性溶液内に約30分間未満残留させるステップとを備える。方法は、液滴を、鉄およびカルシウムからなる群から選択された第2多価イオンを約5重量%よりも高い濃度で備える第2水性溶液内に維持し、中空カプセルを形成するために液滴を第2水性溶液内に約6時間よりも長く残留させるステップをさらに備える。
易破壊性カプセルの一実施形態の断面図である。 シガレットの形態を有する喫煙品の断面図であって、この喫煙品の喫煙材料、包装材料構成要素、およびカプセルを含んだフィルタ要素を示している。
以下の様々な実施形態は球状カプセルを背景として述べられる。球状カプセルは挿入されるための好ましい対象物であるが、当業者は、同じまたは異なる形状を有する他の対象物が本明細書の教示に従ってシガレットフィルタ内に挿入されてもよいことを理解することができる。したがって、カプセルへの言及は、例示的な、本発明を限定しないものとして理解されるべきである。異なる図面の同様の数字は同様の部分を指す。
易破壊性ゲルカプセルを製造する単一イオン槽を使用することの1つの欠点は、カプセルの外側層のゲル化時間、硬度、および厚みを制御する際の困難さであることが分かっている。例えば、高濃度イオン槽が使用されるとき、ゲル化時間は短くなるが、カプセルは、薄い外側シェルを有する傾向となる。これは、高濃度溶液内での滴のゲル化中に最初に形成された外側シェルが極めて厚く、イオン槽内のイオンが滴の外側層の内部に拡散することを阻止してしまうことによる。逆に低濃度イオン槽が使用されるとき、イオン槽内のイオンは、滴の外側層の内部に容易に拡散することが可能であるが、ゲル化時間は長く、形成されるカプセルは高濃度溶液内で形成されるカプセルほど高硬質ではない。
本開示の好ましい実施形態が、新規の二段階プロセスを使用してカプセルのゲル化時間、厚み、および硬度を制御する方法を提示する。一実施形態では、タバコ製品内に組み込むのに有用な易破壊性カプセルを製造する方法が提供される。方法は、コア組成物とコーティング組成物を備える複数の液滴を形成するステップを備える。コーティング組成物は多価イオンに接触してゲル化する材料を備える。次いで方法は、複数の液滴のコーティング組成物がゲル化して複数の生カプセルを形成するように、複数の液滴を第1濃度の第1多価イオンを有する第1水性溶液内に導入するステップを備える。方法は、複数の生カプセルを、第2濃度の第2多価イオンを有する第2水性溶液内に導入するステップにおいて、複数の生カプセルのコーティング組成物が硬化して複数の易破壊性カプセルを形成するように、第2濃度は第1濃度よりも高いステップをさらに備える。
本明細書では、「ゲル化する」という用語は、液体または粘性の開始材料からソフトゲルなどのゲル状製品を形成すること、あるいはゲル状製品から硬化製品を形成することを意味している。ゲル状製品も硬化製品も任意の形状を有することが可能である。ゲル化は、例えば、温度またはイオン環境の変化によって起こることが可能である。ゲル化は、開始材料同士の間の共有結合(クロスリンキングなど)に起因して起こることが可能である。代替え方法として、ゲル化製品内の結合力は、水素結合、イオン相互作用、ファンデルワールス相互作用などの非共有であることが可能である。
上述の方法では、任意の利用可能な液滴形成方法を使用して複数の液滴が形成されることが可能である。一実施例では、複数の液滴が共有押し出し法によって形成される。好ましくは、コア構成物は中央オリフィスを通して共有押し出しされ、コーティング構成物は中央オリフィスを取り囲む同心の環状オリフィスを通して押し出されて、コーティング組成物によって取り囲まれたコア組成物を備える複数の液滴を形成する。
方法では任意の多価イオンが使用されることが可能である。適切な多価イオンには、以下に限定されないが、Fe、Ca、Zn、Ba、Pb、Sr、Al、Cu、Mn、およびCdイオンが含まれる。代替え方法として、無機多価イオンが方法で使用されることが可能である。例えば、アルギン酸がコーティング組成物として使用されるときは、生カプセルと易破壊性硬化カプセルとを形成するために様々なイオンが使用されることが可能である。好ましくは、方法で使用されるイオンは多価イオンである。アルギン酸ナトリウムおよびアルギン酸カリウムなどのアルギン酸の一価塩は水溶性であるが、多くの有機溶媒で不溶性である。アルギン酸カルシウムおよびアルギン酸第二鉄などの多価アルギン酸ゲルは、ほとんどの溶媒で溶解しない。例えば、多価アルギン酸カプセルは、グリセロールトリアセテートまたは水に可溶でない。しかしながら、それらは強塩基性条件の水内で、あるいはCa2+キレート剤またはFe3+キレート剤の存在下で溶解することが可能である。
好ましくは、第1多価イオンと第2多価イオンは鉄イオンまたはカルシウムイオンである。第1多価イオンと第2多価イオンは、同一であることも異なることも可能である。一実施例では第2水性溶液は、第1多価イオンと第2多価イオンの両方を備える。第1多価イオンの第1濃度は約10重量%未満である。好ましくは、第1濃度はイオン約5重量%未満である。より好ましくは、第1濃度は約3重量%未満である。さらにより好ましくは、第1濃度は約1重量%未満である。一実施例では、第1濃度はイオン0.5重量%である。複数の液滴は、好ましくは第1溶液に約1時間未満維持される。より好ましくは、液滴は第1溶液に約30分間未満、さらにより好ましくは約20分間未満維持される。一実施例では、液滴は第1溶液に約10分間未満維持される。
一実施例では、方法の第2多価イオンの第2濃度はイオン約5重量%よりも高い。より好ましくは、第2濃度は約15%よりも高い。他の実施例では、第2濃度はイオン約30%よりも高い。複数の生カプセルは好ましくは第2溶液内に約1時間より長く維持される。より好ましくは、生カプセルは第2溶液内に約2時間よりも長く維持され、さらにより好ましくは約3時間よりも長く維持される。一実施例では、生カプセルは第2溶液内に約6時間よりも長く維持される。
好ましくは、複数の液滴が第1水性溶液内にあるとき、第1多価イオンは複数の生カプセルのコーティング組成物内に拡散し続ける。好ましくは、複数の液滴のゲル化は、形成された生カプセルが互いに張り付かないように充分迅速である。
好ましくは、コーティング組成物は非動物性膜形成材料を備える。一実施例では、非動物性膜形成材料は、多価イオンと反応するカルボキシル基を含む。より好ましくは、非動物性膜形成材料はアルギン酸、澱粉、化学処理された澱粉、またはペクチンである。非動物性膜形成材料内のカルボキシル基の数を増加させる任意の化学処理方法が使用されることが可能である。最も好ましくは、非動物性膜形成材料はアルギン酸である。アルギン酸は熱的に安定した、常温(cold−setting)ゲル化剤である。カルシウムイオンまたは他の二価イオンの存在下では、アルギン酸はゼラチンよりもはるかに低い濃度でゲル化する。このようなアルギン酸ゲルは融解せずに熱処理されることが可能であるが、それらは最終的には分解する。アルギン酸はFe3+、Al3+などの多価イオンとも反応して、アルギン酸カルシウムのゲルと比較して硬質かつ脆性のゲルを形成する。任意のタイプのアルギン酸が使用されることが可能である。一実施例では、アルギン酸は2つの単量体単位、D−マヌロン酸、およびL−グルロン酸を備える線状コポリマーである。アルギン酸コポリマーは、1つまたは他の単量体単位のみを実質的に備える、一般的にM−ブロックまたはG−ブロックと呼ばれるブロックを備える。M−ブロックまたはG−ブロックはアルギン酸コポリマー内で交互に並んでいる。Gブロックの含有量が高いアルギン酸は、充分な熱的安定性を備える強脆性のゲルを作り出す。Mブロックの含有量が高いアルギン酸は、弱いが高弾性のゲルを作り出す。
好ましくは、易破壊性カプセルの硬化コーティング組成物は水内およびグリセロールトリアセテート内で実質的に不溶性である。一実施例で、易破壊性カプセルのコーティング組成物は、破砕時に可聴音とともに破壊するほど充分に硬化される。一実施例では、上述の方法によって製造された易破壊性カプセルの破砕強度は約100gから2000g、好ましくは約150gから1500g、より好ましくは約250gから約1000gである。好ましくは、易破壊性カプセルは、約90%の相対湿度を有する雰囲気に少なくとも5分間曝された後、少なくとも250gの破壊強度を維持する。
カプセルの寸法は、例えば、コーティング組成物とコア組成物を共有押し出しする速度を制御することによって、または2つの組成物の粘度を調整することによって変化してもよい。一実施例では、易破壊性カプセルは実質的に球形状を有し、約6.0mmから約7.0mmの直径を有する。
他の実施形態では、タバコ製品内に組み込むのに有用な易破壊性カプセルを製造する方法が提供される。方法は、コア組成物とコーティング組成物を備える複数の液滴を形成することを備える。コア組成物はコーティング組成物によって封入される。方法は、複数の液滴を、第1多価イオンを備える第1水性溶液内に導入することも備える。コーティング組成物は、第1水性溶液内の第1多価イオンに接触してゲル化して複数の生カプセルを形成し、第1多価イオンは複数の生カプセルのコーティング組成物内に拡散し続ける。方法は、複数の生カプセルを、第2多価イオンを備える第2水性溶液内に導入することをさらに備える。複数の生カプセルは硬化して複数の易破壊性カプセルを形成する。
上述のように、複数の液滴を形成するために任意の適切な方法が使用されることが可能である。一実施例では、複数の液滴は、コア組成物とコーティング組成物を共有押し出しすることによって形成される。液滴の寸法は、コア組成物とコーティング組成物を共有押し出しする速度比によって制御されることが可能である。共有押し出し中のコーティング組成物の粘度は約100cPから約10000cPの間、好ましくは約200cPから約5000cPの間である。
さらに別の実施形態では、タバコ製品内に組み込むのに有用な液体のペイロードを含む中空カプセルを製造する方法が提供される。方法は、粘性の非動物性膜形成材料を備えるシェル組成物によって取り囲まれた液体ペイロードのコアを備える液滴を形成することを備える。方法は、液滴を、鉄およびカルシウムからなる群から選択された第1多価イオンを約1重量%未満の濃度で備える第1水性溶液内に導入し、液滴を約30分間未満第1水性溶液内に残留させるステップも備える。方法は、鉄およびカルシウムなる群から選択された第2多価イオンを約5重量%よりも高い濃度で備える第2水性溶液内に液滴を維持し、液滴を、約6時間よりも長く第2水性溶液内に残留させて中空カプセルを形成するステップをさらに備える。
一実施例では、第2水性溶液を形成するために、第1水性溶液の濃度を高めるのに充分な量の追加の多価イオンが第1水性溶液に加えられる。一実施例では、追加の多価イオンは第1多価イオンを備え、第1多価イオンは第2多価イオンと同一である。他の実施例では、追加の多価イオンは第2の多価イオンを備え、第1多価イオンは第2多価イオンとは異なる。第2水性溶液は第1多価イオンと第2多価イオンの両方を備える。液滴内にゲル化した第1多価イオンの少なくとも一部は、より高い濃度の第2多価イオンと置換される。さらに他の実施例では、液滴は第1水性溶液から取り出され、次いで第2水性溶液内に導入される。第1多価イオンと第2多価イオンは同一であることも、異なることも可能である。
好ましくは、液滴は、中空カプセルのシェルが約100gから2000g、好ましくは約150gから1500g、より好ましくは約250gから約1000gの間の破砕強度を有するよう充分に長い時間、充分に高い濃度の第2水泳溶液内に維持される。
上述の方法では、カプセルは、空気乾燥、真空乾燥、および加熱などの任意の方法を使用してさらに乾燥されることが可能である。しかしながら過度の乾燥は、カプセルの脱水および変形を防止するために回避されるべきである。カプセルは保管中、起こり得るカプセルの収縮を回避するために、容器内でしっかりと密閉され、または適切な湿度の環境内で保管される。好ましくは、硬化コーティング組成物は防湿層を形成する。
新規の2段階カプセル製造プロセスは、アルギン酸カプセルなどの実質的に球状の、滑らかで均一なカプセルを製造するために使用されることが可能である。一実施例では、カプセルは窪み、瘤などが実質的に無い。他の実施例では、カプセルは乾燥後には、フロー剤、粉体、またはバラ物質が実質的に無い清潔な外表面を有する。シェルから製造されるカプセルと、香味材料などのカプセル化されたコア組成物とは、硬質で、脆性で、破砕時に可聴音とともに砕ける。カプセルは、相対湿度約90%の環境でそれらの硬質で脆性の性質を維持する。一実施例では、易破壊性カプセルは、約90%の相対湿度を有する雰囲気に少なくとも5分間曝された後、少なくとも250gの破砕強度を維持する。任意選択で、カプセルからの水損失を防止するために、第二鉄アルギン酸カプセルなどのアルギン酸カプセルのコーティング組成物にグリセロールおよびプロピレングリコールなどの湿潤剤が加えられることが可能である。
アルギン酸に基づいたカプセルの外観は暗褐色または暗青色である。例えば、純粋アルギン酸ゲルは無色であるが、市販のアルギン酸ナトリウムからゲル化されたアルギン酸カルシウムのカプセルは、アルギン酸ナトリウムが褐色の海藻から抽出されることから、明褐色である。第二鉄アルギン酸カプセルは、Fe3+イオンの色によって褐色または暗褐色である。カプセルの色は、アルギン酸カプセル内に非毒性色素を加えることによっても変更されることが可能である。アルギン酸カプセルの物理的特性は、カプセル内のM−ブロック対G−ブロックの比率と、含水量と、Ca2+およびFe3+の濃度と、アルギン酸含有量を調整することによって制御されることが可能である。
上述の新規の方法は、様々な易破壊性カプセルを製造するために使用されることが可能である。カプセルの代表的なタイプは、Yosha!Enterprises,Inc.によって「Momints」として、また米国のThe Hershey Companyから「Ice Breakers Liquid Ice」として市販されている食品で使用されているタイプである。代表的なタイプのカプセルが、米国のCadbury Adamsによって「Cinnaburst」という商標名で市場に出されているタイプのガムなどのチューイングガムにも組み込まれている。代表的なタイプのカプセルとそれらの構成要素とが、Waterburyの米国特許第3,339,558号明細書、Irby,Jr.らの米国特許第3,390,686号明細書、Dockの米国特許第3,685,521号明細書、Brooksらの米国特許第3,916,914号明細書、Tatenoらの米国特許第4,889,144号明細書、MacAdamらの米国特許第6,631,722号明細書、Dealの米国特許第7,115,085号明細書、Dubeらの米国特許出願公開第2004/0261807号明細書、Dubeらの米国特許出願公開第2006/0272663号明細書、Luanらの米国特許出願公開第2006/01330961号明細書、Mishraらの米国特許出願公開第2006/0144412号明細書、Karlesらの米国特許出願公開第2007/0012327号明細書、Thomasらの米国特許出願公開第2007/0068540号明細書、2007年6月11日出願のStokesらの米国特許出願第11/760,983号、Kimの国際公開第03/009711号パンフレット、Hartmannらの国際公開第2006/136197号パンフレット、Maneらの国際公開第2006/136199号パンフレット、国際公開第2007/010407号パンフレット、国際公開第2007/060543号パンフレットに明記されており、R.J.Reynolds Tobacco Companyによる「Camel Lights with Menthol Boost」という商標名で市場に出されているフィルタシガレット内のカプセルとそれらの構成要素も同様であり、上記明細書は参照により本明細書に組み込まれる。また、Takeiらの米国特許第5,223,185号明細書、Takeiの米国特許第5,387,093号明細書、Suzukiらの米国特許第5,882,680号明細書、Nakamuraらの米国特許第6,719,933号明細書、Fonkweらの米国特許第6,949,256号明細書、Schoenhardの米国特許出願公開第2004/0224020号明細書、Maneらの米国特許出願公開第2005/0123601号明細書、Bednarzらの米国特許出願公開第2005/0196437号明細書、Scottらの米国特許出願公開第2005/0249676号明細書に明記されているタイプのカプセルとそれらの構成要素とも参照されたい。上記明細書は参照により本明細書に組み込まれる。カプセルは色付けされ、滑らかなまたは粗い表面が設けられ、硬質または軟質のシェルを有し、脆性または耐久性シェルを有し、あるいは他の望ましい特色または特徴を有してもよい。
一実施例では、ペイロードとしての様々な香味付け構成要素(香味剤)またはコア構成要素を含む易破壊性カプセルが新規の二段階方法によって製造され、タバコ製品内に組み込まれることができる。本明細書では、用語「香味剤」および「香味付け原料」とは、例えば、味、口あたり、湿潤、涼感/熱、および/または香味などの感覚的な効果をあげるために高濃度の放出をもたらす液体または固体などの物質を指す。非水溶性の溶剤と混合されたメントールなどの香味材料は、シェル内にカプセル化されてカプセルを形成する。香味材料は純有機材料から、エセンシャルオイル、香味化学剤の混合物まで及んでもよい。香味剤は天然または合成であってもよく、それらによって付与されるこれらの香味の特徴は、以下に限定されないが、新鮮である、甘い、薬草のよう、菓子のよう、花のよう、果物のよう、または香辛料のようと表わされてもよい。香味の具体的なタイプには、以下に限定されないが、バニラ、コーヒー、チョコレート/ココア、クリーム、ミント、スペアミント、メントール、ペパーミント、冬緑、ユーカリ、ラベンダー、カルダモン、ナツメグ、シナモン、クローブ、カスカリラ、白檀、ハチミツ、ジャスミン、生姜、アニス、セージ、リコリス、レモン、オレンジ、リンゴ、桃、ライム、サクランボ、苺、およびそれらの組み合わせが含まれる。Leffingwell他によるTobacco Flavoring for Smoking Products,R.J.Reynolds Tobacco Company(1972)も参照されたい。その全体が参照により本明細書に組み込まれる。香味剤は、ユーカリなどの湿潤剤、冷却剤、または潤滑剤と考えられる成分を含んでもよい。これらの香味剤は純粋に(即ち、それだけで)または複合的に(例えば、スペアミントとメントール、またはオレンジとシナモン)加えられてもよい。代表的タイプの成分が、Whiteらの米国特許第5,387,416号明細書、Stricklandらの米国特許出願公開第2005/0244521号明細書、Holton Jr.らの米国特許出願公開第2007/0186941号明細書、Quinterらの国際公開第05/041699号パンフレットにも明記されており、それぞれが参照により本明細書に組み込まれる。
任意選択で、カプセル内に含まれる香味剤には他の組成物も含まれることが可能である。例えば、カプセルの一部のコア組成物とペイロードとは、担体材料(即ち、マトリックス材料)とそれらの中に分散させた香味剤とを含み、香味剤の制御された放出を可能にする。例えば、本質的に不水溶性の香味付けビーズ、ストランド、またはペレットを製造するのに有用な代表的なタイプの材料および原料が、R.J.Reynolds Tobacco CompanyによるCamel Dark Mint、Camel Mandarin Mint、Camel Spice Crema、Camel Izmir Stinger、Camel Spice Twist、Camel Mandalay Lime、およびCamel Aegean Spiceとして市販されているシガレットのフィルタ内に見られることができる。
カプセルは、好ましくは快適で便利な使用をもたらす形状、寸法、素材のものである。より好ましくは、カプセル内のペイロードには、インゲン、ニブ、細枝、ナッツ、または他の類似の固形物、即ち直接植物から採取された食物に関係する固形物などは含まない。それらを使用しても香味を制御かつ濃縮して放出することができない。中空カプセルと組み合わせて他の目的の構成が使用されてもよい。任意選択で、異なる香味の組み合わせ、または同じ香味を提供するために異なる形態の香味剤の組み合わせが使用されることができる。例えば、急速放出、遅延放出、持続性放出、またはそれらの組み合わせなどの、香味原料の異なる放出特徴を提供するように、各形態の香味剤が調整されることができる。
各カプセルの寸法および重量は、カプセルがタバコ製品に付与するべき所望の特性に依存して様々であってもよい。好ましいカプセルの形状は概ね球形である。しかしながら、適切なカプセルが、概ね直線形状、楕円形状、長円形状、または小判形状などの他のタイプの形状を有する場合もある。例示的な小型の球状カプセルは少なくとも約1.5mm、一般的には少なくとも約2mm、多くの場合少なくとも約2.5mm、より多くの場合には少なくとも約3mmの直径を有する。例示的な大型の球状カプセルは約7mm未満の直径、一般的には約6mm未満、多くの場合約5mm未満の直径を有する。好ましくは、カプセルの直径は約3.5mmである。例示的な個々の小型カプセルの重量は、少なくとも約5mg、多くの場合少なくとも約15mg、より多くの場合には少なくとも約25mgである。例示的な個々の大型カプセルの重量は約75mg未満、一般的に約65mg未満、多くの場合約55mg未満である。
カプセルは、香味原料を放出させるために、故意に圧力を掛け破砕されることができる。このような香味原料の放出は製品の香味を変更または増大することができると同時に、使用者が製品を楽しむことができる時間を延長することもできる。
カプセルを喫煙品内に組み込む方法は様々であってもよい。例えば、カプセルは、2007年3月29日に公開されたThomasらの、共同所有の米国特許出願公開第2007/0068540号明細書と、2007年8月16日に公開されたHoltonらの米国特許出願公開第2007/0186941号明細書と、2007年6月11日に出願されたStokesらの米国特許出願第11/760,983号とに開示された方法を使用して喫煙品内に組み込まれることが可能である。明細書それぞれの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
好ましくは、各喫煙品内に少なくとも1つのカプセルが組み込まれる。例えば、各喫煙品内に単一のカプセルが組み込まれてもよい。代替え方法として、各喫煙品内に複数のカプセルが含まれてもよい。例えば、各喫煙品内に2つ以上のカプセルが含まれてもよく、各喫煙品内のカプセルの数は、好ましくは喫煙品の寸法、カプセルの寸法、所望の口あたり、所望の感覚的効果(例えば、味、涼感/温かさ)などを含む要因に基づいて選択される。必要に応じて、様々な寸法および/または様々なタイプのカプセル(例えば、異なるシェル材料、形状または硬さなどの異なるシェル特性、および/またはカプセルに含まれる異なる構成要素)が製品内に組み込まれてもよい。このようにして、所望の特性(例えば、口あたり、香味、他の感覚的効果)をもたらすために、かつ/または製品の使用中の様々な時点でカプセル化構成要素の放出をもたらすために、様々なカプセルが製品内に組み込まれることができる。例えば、第1カプセルを破壊することによって第1香味原料が放出されてもよく、第2カプセル内に含まれた第2香味原料は、第2カプセルが破壊される後の時点まで放出されないでもよい。
図1を参照すると、代表的なカプセル50の形状は概ね球形である。このようなカプセルは、内部ペイロード64を取り囲む外側シェル60を有する。外側シェル60は、最も好ましくはペイロードがきっちりと密閉されるようにペイロード64を封入する。カプセルの形状は様々であることが可能であるが、カプセルは球形であることが最も好ましい。最も好ましくは、自動機械を使用してカプセルを組み込んだシガレットを製造する能力を高めるために、また一貫した品質のシガレットを製造するために、カプセルは高度の丸みを有し、一貫した物理的仕様(例えば、一貫した大きさ、一貫した重量、および一貫した配合組成)を有する。本明細書で述べられた新規の方法によって製造されることが可能な適切なカプセルには、以下に限定されないが、中鎖脂肪酸トリグリセリドと香味剤とのカプセル化混合物を備えるカプセルが含まれる。
カプセルの外側シェルまたは外面60は、好ましくは、カプセルの製造時からカプセルが喫煙者によって選択的に破壊される時までの間で漏れ、融解、亀裂、またはその完全性の喪失を起こさない傾向を有するなんらかの剛性の固体材料で構築される。好ましくは、カプセルの外面または外壁60は、カプセルのペイロードが漏れる可能性を軽減するために、連続した密閉式一体型部片である。好ましいカプセルの外面60は、喫煙者によって圧搾されると容易に破砕するほど充分に脆性であるが、このようなカプセルを含むシガレットの製造中、包装中、輸送中、および使用中に時期尚早に破壊するほど脆性ではない。即ち、フィルタ要素内のカプセルを破砕するのに必要な圧力は、好ましくは喫煙者の指を使用して簡単に実施されるほど充分に小さいが、製造中、包装中、輸送中、および喫煙中にシガレットが偶発的に破砕してしまうほどに小さくはない。さらに、カプセルの外面は、好ましくは、ペイロードの成分、シガレットタバコ、フィルタ要素の成分、またはシガレットによって作り出された主煙に有害に反応しない、または影響しない材料で構築される。
カプセルのペイロード64は様々であることが可能な形態を有することが可能である。典型的には、ペイロードは液体、ゲル、または固体(例えば、結晶材料または乾燥粉体)の形態を有する。ペイロード64は、シガレットの主流煙に香味付けまたは芳香付けする助けとなる成分を組み込むことが可能である。代替え方法として、ペイロードは、喫煙者用の息を新鮮にする作用剤、タバコの吸い殻用の脱臭剤、シガレット煙用の湿潤剤または冷却剤、または他の方法でシガレットの性質または特徴を変更する能力のある組成物であってもよい。
ペイロード64は最も好ましくは液体の形態を有する。このようなペイロードは主流煙の存在とは無関係に喫煙者に吸い込まれるための芳香材料を組み込むことが可能である。または材料が、喫煙者によって吸い込まれている間に主流煙内に取り込まれた状態になることが可能である。好ましい液体ペイロードは、フィルタ要素のフィルタ材料全体に(特定の状況ではタバコロッド内に)滲出または排出(wick)する能力があり、したがって喫煙者に吸い込まれる煙と混合させるように利用可能である。
好ましい実施形態では、カプセル50は、非動物性膜形成材料からなる外面60と、フィルタ要素を通過する主流煙の性質または特徴を変更する能力のある作用剤を組み込んだ内部ペイロードとを有する。典型的には、外側シェル60は、主に非動物性膜形成材料からなり、多くの場合、少なくとも約80重量パーセントは非動物性膜形成材料からなり、好ましくは、本質的に非動物性膜形成材料からなる。非動物性膜形成材料は好ましくは食品等級である。多様な非動物性膜形成材料が使用されてもよい。一実施例では、非動物性膜形成材料は多価イオンに反応するカルボキシル基を含む。より好ましくは、非動物性膜形成材料はアルギン酸、澱粉、化学処理された澱粉、またはペクチンである。非動物性膜形成材料内のカルボキシル基の数を増加させる任意の化学処理方法が使用されることが可能である。最も好ましくは、非動物性膜形成材料はアルギン酸である。カプセルの外側シェルを構築するために使用される非動物性膜形成材料のタイプは、カプセルに、トリアセチン(シガレットフィルタ製造で使用される一般的な可塑剤)または1、2プロピレングリコール(一般的なタバコのケーシング構成要素)に望ましくない相互作用(例えば、その中のゼラチンの溶解)を受けずに比較的長時間曝される能力を与える。カプセルは、自動製造プロセス中に検出し易くするために、褐色、または他の何らかの暗色に色付けされることが可能である。
好ましい実施形態では、ペイロードは香味剤または香味担体と希釈剤または希釈担体との混合物である。好ましい希釈剤は、中鎖脂肪酸トリグリセリドなどのトリグリセドであり、より具体的には中鎖脂肪酸トリグリセリドの食品等級の混合物である。例えば、RadzuanらのPorim Bulletin 39 33〜38頁(1999)を参照されたい。ペイロードの香味剤は天然または合成であってもよく、これらの香味の特徴は、以下に限定されないが、新鮮である、甘い、薬草のよう、菓子のよう、花のよう、果物のよう、または香辛料のようと表わされてもよい。香味の具体的なタイプには、以下に限定されないが、バニラ、コーヒー、チョコレート、クリーム、ミント、スペアミント、メントール、ペパーミント、冬緑、ラベンダー、カルダモン、ナツメグ、シナモン、クローブ、カスカリラ、白檀、ハチミツ、ジャスミン、生姜、アニス、セージ、リコリス、レモン、オレンジ、リンゴ、桃、ライム、サクランボ、および苺が含まれる。LeffingwillらのTobacco Flavoring for Smoking Products,R.J.Reynolds Tobacco Company(1972)も参照されたい。香味剤は、ユーカリなどの湿潤剤、冷却剤、潤滑剤と考えられる成分を含むことも可能である。これらの香味は純粋に(即ち、それだけで)または複合的に(例えば、スペアミントとメントール、あるいはオレンジとシナモン)加えられてもよい。複合香味剤は、混合物として単一のカプセル内に組み合わされてもよく、あるいはフィルタ要素内に位置決めされた多数カプセルの成分として存在してもよい。
カプセル内の香味剤および希釈剤の量は様々であってもよい。選択される香味剤および希釈剤の相対量、ならびにこれら2つの混合物の全体量は、例えば、喫煙者に様々な感覚的体験を提供するために変化させてもよい。一部の事例では、希釈剤は完全に無くされてもよく、ペイロード全体が香味剤から構成されることが可能である。代替え方法として、ペイロードのほぼ全体が希釈剤から構成されることが可能であり、ペイロードは比較的強力な香味剤を極少量だけ含むことが可能である。一実施形態では、直径およそ3.5mmのカプセルを使用して、液体ペイロード(例えば、香味剤と希釈剤)の重量は好ましくは約15mgから約25mgの範囲、より好ましくは約20mgから約22mgの範囲である。香味剤と希釈剤の混合物の好ましい重量組成は、ペイロードの総重量に対して、香味剤が約5パーセントから約25パーセントの範囲、より好ましくは香味剤が約10から15パーセントの範囲であり、その残りは希釈剤である。
ペイロードの重量と比較したカプセルの壁の重量は様々であってもよい。好ましくは、カプセルの壁はカプセルの総重量の約5パーセントから約50パーセントの範囲であり、より好ましくは約10から約30パーセントの範囲である。直径およそ3.5mmの代表的なカプセルでは、カプセルの壁の重量は約2mgから約4mg、ペイロードの重量は約16から約21mgである。ペイロードの容積は、典型的にはカプセルの総容積(即ち、壁とペイロードを含む)の約50パーセントから約90パーセント、好ましくは約70パーセントから約90パーセント、より好ましくは約80パーセントから約90パーセントであることが可能である。
好ましいカプセルをそれらがフィルタ要素内に挿入される前に破砕するために必要な力は、Nidec Groupの一部門であるShimpo Instrumentsによって製造されたShimpo Model No.FGV10Xなどの適切な力判定装置を使用して判定されてもよい。Shimpo装置などの適切な装置を使用して測定される際、カプセルは好ましくはおよそ100から2000の範囲の、より好ましくはおよそ150から1500の範囲の、さらにより好ましくはおよそ250から1000の範囲の破壊高度を個々に有する(Shimpo装置によって提供される単位はグラムで表わされる)。
本発明の新規な方法によって製造されることが可能な他のカプセルとカプセルの成分とはDockの米国特許第3,685,521号明細書、Brooksらの米国特許第3,916,914号明細書、Tatenoらの米国特許第4,889,144号明細書、MacAdamらの米国特許出願公開第2003/0098033号明細書、およびKimの国際公開第03/009711号パンフレットに明記されているタイプのものであり、それらは参照により本明細書に組み込まれる。
図2を参照すると、喫煙品の代表的な特定の成分を有する、シガレットなどの喫煙品10が示されてある。シガレット10は、外包する包装材料20内に含まれた喫煙可能な充填剤材料16の装入物またはロールの概ね円柱状のロッド15を含む。ロッド15は従来的に「タバコロッド」と呼ばれている。タバコロッドの両端は喫煙可能な充填剤材料を露出させるために開放されている。シガレット10は任意選択による1つの帯25(例えば、澱粉、エチルセルロース、またはアルギン酸ナトリウムなどの膜形成剤を含む印刷コーティング)を、包装材料20に貼り付けて有するものとして示されており、その帯はシガレットロッドに、シガレットの長手方向軸線に対して横方向に外包している。即ち、帯はシガレットの長手方向軸線に対して横断方向の領域をもたらす。帯は、ここで示されているように包装材料の内面上に印刷される(即ち、喫煙可能な充填剤材料に面する)ことが可能であり、またはより好ましくないが、包装材料の外面上に印刷されることが可能である。シガレットは、任意選択による1つの帯を有する包装材料を有することが可能であるが、シガレットは、2、3、またはそれよりも多い数の、離隔され合った任意選択の帯をさらに有する包装材料を有することも可能である。
タバコロッド15の一方端には点火端28があり、他方端にはフィルタ要素30が位置決めされている。フィルタ要素30は、フィルタ要素とタバコロッドが端と端を接した関係で軸方向に位置合わせされ、好ましくは互いに当接するように、タバコロッド15の一方端に隣接して位置決めされる。フィルタ要素30は概ね円柱形状を有してもよく、その直径はタバコロッドの直径と本質的に等しくてもよい。フィルタ要素の両端は空気および煙が通過することを可能にする。フィルタ要素30は、その長手方向に延在する表面に沿って外包プラグ包装材料45で包装されたフィルタ材料40(例えば、トリアセチン可塑剤を含浸させたセルロースアセテートのトウ)を含む。即ち、フィルタ要素30はその外周または長手方向周囲に沿ってプラグ包装の層45によって外包され、両端はフィルタ材料40を露出させるように開放されている。
フィルタ要素30内には少なくとも1つのカプセル50が位置決めされている。各フィルタ要素内のカプセルの数は、最も好ましくは所定の数であり、その数は1、2、3、またはそれよりも多いことが可能である。最も好ましくは、各フィルタ要素が単一のカプセルを含む。好ましくは、カプセルはフィルタ要素のフィルタ材料40内に、特にフィルタ材料の中央領域に向けて配設される。最も好ましくは、フィルタ材料40の性質は、カプセル50がフィルタ要素30内で定位置に固定または格納されるようなものである。各カプセル50は、そのフィルタ要素を通して引き込まれる主流煙の性質または特徴になんらかの変化を導入するための複合物(例えば、香味剤)を組み込むペイロードを担持してもよい。即ち、中空カプセル50のシェルは、喫煙者の裁量で、カプセルのペイロードを放出するように破裂されてもよい。極めて好ましいカプセルは、使用者の自由意思で香味剤を放出する能力がある。例えば、液体ペイロードを含む好ましい易破壊性中空カプセルは、喫煙者が、中空カプセルを破裂させるのに充分な物理的力を故意に掛ける時点までペイロードの放出に対して抵抗力がある。典型的には、セルロースアセテートトウなどのフィルタ材料は一般的に、ペイロードを構成するタイプの液体材料を吸収し、したがって放出されたペイロード成分は、フィルタ要素全体にわたって排出される(あるいは他の形で移動または移送される)ことが可能である。
フィルタ要素30は、ティッピング材料58(例えば、本質的に空気不浸透性のティッピングの紙)を使用してタバコロッド15に取り付けられている。ティッピング材料58は、フィルタ要素30の全体長さとタバコロッド15の隣接領域との両方に外包する。ティッピング材料58の内面は、適切な接着剤を使用してプラグ包装45の外面と、タバコロッドの包装材料20の外面とに固定して取り付けられる。したがってフィルタ要素とタバコロッドは互いに連結される。フィルタ要素30をタバコロッド15に連結するティッピング材料58はその上に印刷された証印(図示せず)を有することが可能である。空気が通される、または空気で希釈される喫煙品には、一連の穿孔62などの任意選択による希釈手段が設けられることが可能である。一連の穿孔62はそれぞれティッピング材料およびプラグ包装を通り抜けている。
カプセルは本明細書で示されていない無煙タバコ製品で使用されてもよい。例えば、カプセルは、Holton Jr.らの米国特許出願公開第2007/0186941号明細書で述べられているものと類似の方法で無煙噛みタバコパウチの内部に組み込まれてもよい。カプセルの寸法に依存して、1つ以上の易破壊性カプセルが単一の噛みタバコパウチの内部にあってもよい。カプセルの硬さは、例えば、使用者の歯、またはおそらく頬と歯茎との間でカプセルを破壊する使用者にとって受け入れ可能な適切な易破壊性の特性をもたらすように修正されてもよい。
実施例
消イオン水20mLにアルギン酸ナトリウム600mgがかく拌しながらゆっくりと加えられた。固体アルギン酸ナトリウムが水に溶解した後、溶液内に0.2mLのグリセロールがかく拌しながら加えられて、ベージュ色の溶液をもたらした。アルギン酸ナトリウム溶液および大豆油(メントールの非水溶性類似物)が、特別設計の注射器状装置から滴々と、約0.5%のFe(NO溶液の中に静かにかく拌しながら加えられた(2つの異なる溶液を押し出すために2つのポンプを用いて)。約30分後、Fe(NO溶液内の形成された生カプセルが約15%のFe(NO溶液へと移されて、生カプセルを約12時間硬化させた。生カプセルのほとんどが溶液の底に沈んだ。次に硬化されたカプセルは、ティッシュペーパ上に浸し、室温で1時間空気乾燥することによって乾燥された。カプセルは、起こり得る収縮を回避するためにきっちりと密閉される。
2つのポンプが、アルギン酸ナトリウムのグリセロール溶液と大豆油とを異なる速度、VとVでそれぞれに押し出す。アルギン酸ナトリウムのグリセロール溶液が速く押し出されるほど(V値が高い)、少量の油しかカプセル内にカプセル化されなかった。同様に、大豆油が速く押し出されるほど(V値が高い)、多量の油がカプセル内にカプセル化された。望ましいシェル/香味の割合を得るように、適切なVとVの比が選択されることが可能であった。さらに、滴が押し出し装置から硝酸第二鉄溶液内に落下する距離は、滴が実質的に球形の液滴を形成するのに充分な時間を有するように、充分な長さでなくてはならない。例えば、本実施例では約30cmよりも長い距離が使用された。
球状の液滴が溶液内でFe3+イオンと出会うと、アルギン酸第二鉄のゲルがほぼ即時に形成される。しかしながら、液滴が高濃度のFe3+イオン、例えば、10%重量パーセントよりも高い第二鉄溶液と出会うと、液滴の表面上のゲル化が、Fe3−が液滴の内側部分内へ拡散するのを実質的に阻止する。したがって、最初に低濃度Fe3+溶液を使用して比較的柔らかいゲルを形成することが必要である。次いで生ゲルが高濃度Fe3+溶液内で硬化されて、カプセルを形成することが可能となる。
デバイス開口部の直径とアルギン酸ナトリウム溶液の粘度とは、形成カプセルの直径に影響を及ぼす。大きなデバイス開口部と高粘性のアルギン酸ナトリウム溶液とが使用されると、大きなカプセルが作り出される。逆の場合も同様である。さらに、コーティング組成物内に多量のアルギン酸第二鉄と少量の水とが使用される場合、形成カプセルは高い破砕強度を有する。逆の場合も同様である。グリセロールの機能はカプセル内に水を保持することである。したがって、多量のグリセロースが使用されると、形成カプセルは低い破砕強度を有する傾向となる。
準備されたカプセルの外観は、球形、滑らか、均一、かつ褐色であった。カプセルの直径は約3.4mmであり、破砕強度は約900gであった。カプセルが破砕された時、大豆油はカプセルの下に配置された紙内に拡散した。破砕前後のカプセルの重量に応じて、大豆油はカプセルの80重量パーセントを超える部分を占める。
本発明の多くの修正形態および他の実施形態が、以上の記述に提示された教示の利益を有する、本発明に関係する技術の当業者に思い浮かぶ。当業者には、本発明の範囲または精神から逸脱せずに、本発明の変化形態および修正形態がなされることが可能であることが明らかである。したがって、本発明はここに開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、ここに添付されている請求項目の範囲内に修正形態および他の実施形態も含まれることが意図されていることを理解すべきである。本明細書では特定の用語が使用されているが、それらは一般的な、説明的な意味でのみ使用されており、限定する目的使用されているのではない。

Claims (26)

  1. タバコ製品内に組み込むのに有用な易破壊性カプセルを製造する方法であって、
    コア組成物と、多価イオンに接触してゲル化する材料を備えるコーティング組成物とを備える複数の液滴を形成するステップと、
    複数の液滴のコーティング組成物がゲル化して複数の生カプセルを形成するように、複数の液滴を第1濃度の第1多価イオンを有する第1水性溶液内に導入するステップと、
    複数の生カプセルを、第2濃度の第2多価イオンを有する第2水性溶液内に導入するステップにおいて、第2濃度が、複数の生カプセルのコーティング組成物が硬化して複数の易破壊性カプセルを形成するように、第1濃度よりも高いステップとを備える、方法。
  2. 複数の液滴を形成するステップが、コーティング組成物によって取り囲まれたコア組成物を備える複数の液滴を形成するために、コア組成物を中央オリフィスに通して、コーティング組成物を、中央オリフィスを取り囲んだ同心の環状オリフィスに通して共有押し出しするステップを備える、請求項1に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  3. 第1多価イオンと第2多価イオンが、Fe、Ca、Zn、Ba、Al、Cu、およびMnイオンからなる群からそれぞれ単独に選択される、請求項1または2に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  4. 第1多価イオンと第2多価イオンが、鉄およびカルシウムイオンからなる群からそれぞれ単独に選択される、請求項3に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  5. 第1多価イオンと第2多価イオンが同一イオンを備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  6. 第1多価イオンの第1濃度が約1%未満である、請求項1から5のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  7. 第2多価イオンの第2濃度が約5%よりも高い、請求項1から6のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  8. 複数の液滴が第1水性溶液内にあるとき、第1多価イオンが複数の生カプセルのコーティング組成物内に拡散し続ける、請求項1から7のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  9. 材料が非動物性膜形成材料を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  10. 非動物性膜形成材料が、アルギン酸、澱粉、化学処理された澱粉、およびペクチンからなる群から選択される、請求項9記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  11. 易破壊性カプセルの硬化コーティング組成物が実質的に不水溶性である、請求項1から10のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  12. 易破壊性カプセルの硬化コーティング組成物がグリセロールトリアセテートに実質的に不溶性である、請求項1から11のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  13. 易破壊性カプセルのコーティング組成物が、破砕時に可聴音とともに破壊するように充分に硬化される、請求項1から12のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  14. 易破壊性カプセルが、約90%の相対湿度を有する雰囲気に少なくとも5分間曝された後、少なくとも250gの破砕強度を維持する、請求項1から13のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  15. 易破壊性カプセルの破壊強度が約250gから約1000gである、請求項1から14のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  16. 易破壊性カプセルが実質的に球形状を有し、約6.0mmから約7.0mmの直径を有する、請求項1から15のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  17. タバコ製品内に組み込むのに有用な易破壊性カプセルを製造する方法であって、
    コア組成物とコーティング組成物を備える複数の液滴を形成するステップにおいて、コア組成物がコーティング組成物によって封入されているステップと、
    複数の液滴を、第1多価イオンを備える第1水性溶液内に導入するステップにおいて、コーティング組成物が第1水性溶液内で第1多価イオンに接触してゲル化して複数の生カプセルを形成し、第1多価イオンが複数の生カプセルのコーティング組成物内に拡散し続けるステップと、
    複数の生カプセルを、第2多価イオンを備える第2水性溶液内に導入するステップにおいて、複数の生カプセルが硬化して複数の易破壊性カプセルを形成するステップとを備える方法。
  18. 複数の液滴を形成するステップが、コア組成物とコーティング組成物を共有押し出しすることを備え、液滴の寸法が、コア組成物とコーティング組成物の共有押し出し速度の比によって制御される、請求項17に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  19. 複数の液滴を形成するステップが、コア組成物とコーティング組成物を共有押し出しするステップを備え、共有押し出し中のコーティング組成物の粘度が約200cPから約5000cPの間である、請求項17または18に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  20. 複数の易破壊性カプセルを乾燥するステップをさらに備える、請求項17、18、または19に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  21. 硬化されたコーティング組成物が防湿層を形成する、請求項17から20のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  22. コーティング組成物が、アルギン酸、澱粉、化学処理された澱粉、およびペクチンからなる群から選択される非動物性膜形成材料を備える、請求項17から21のいずれか一項に記載の易破壊性カプセルを製造する方法。
  23. タバコ製品内に組み込むのに有益な、液体ペイロードを含んだ中空カプセルを製造する方法であって、
    粘性の非動物性膜形成材料を備えるシェル組成物によって取り囲まれた液体ペイロードのコアを備える液滴を形成するステップと、
    液滴を、鉄およびカルシウムからなる群から選択された第1多価イオンを約1重量%未満の濃度で備える第1水性溶液内に導入し、液滴を第1水性溶液内に約30分間未満残留させるステップと、
    液滴を、鉄およびカルシウムからなる群から選択された第2多価イオンを約5重量%よりも高い濃度で備える第2水性溶液内に維持し、液滴を、中空カプセルを形成するために第2水性溶液内に約6時間よりも長く残留させるステップとを備える、方法。
  24. 第2水性溶液を形成するために、第1水性溶液の濃度を高めるのに充分な量の追加の多価イオンを第1水性溶液に加えるステップをさらに備える、請求項23に記載の中空カプセルを製造する方法。
  25. 液滴を第1水性溶液から取り出し、次いで液滴を第2水性溶液内に導入するステップをさらに備える、請求項23に記載の中空カプセルを製造する方法。
  26. 液滴が、中空カプセルのシェルが約250gから約1000gの間の破砕強度を有するよう充分に長い時間、充分に高い濃度の第2水性溶液内に維持される、請求項23、24、または25に記載のアセンブリの中空カプセルを製造する方法。
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