JP2011109252A - 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011109252A
JP2011109252A JP2009260104A JP2009260104A JP2011109252A JP 2011109252 A JP2011109252 A JP 2011109252A JP 2009260104 A JP2009260104 A JP 2009260104A JP 2009260104 A JP2009260104 A JP 2009260104A JP 2011109252 A JP2011109252 A JP 2011109252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
base station
power saving
saving mode
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009260104A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nakahara
真則 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009260104A priority Critical patent/JP2011109252A/ja
Priority to EP10187040A priority patent/EP2323448B1/en
Priority to KR1020100098601A priority patent/KR101330600B1/ko
Priority to CN201010511590.6A priority patent/CN102065453B/zh
Priority to US12/939,893 priority patent/US20110116398A1/en
Publication of JP2011109252A publication Critical patent/JP2011109252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0212Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
    • H04W52/0216Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/08Testing, supervising or monitoring using real traffic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 省電力モードである通信装置がAPと正常に接続した場合であっても、接続したAPによってはパケットロスやパケットの遅延が多く発生してしまい、通信装置が正常に通信できなくなってしまうことがある。このような省電力モードに対応していない基地局と正常に通信するためには、通信装置は省電力モードを利用することができない。しかしながら、従来は基地局が省電力モードに対応しているか否かを判定することができなかった。
【解決手段】 省電力モードの装置が所定時間内にパケットを受信できるようにパケットを送信する基地局であるか否かを判定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、省電力モードを備えた通信装置に関する。
無線LANでは、通信モードとしてIEEE802.11シリーズに準拠したアクティブモードとパワーセーブ(省電力)モードがある。アクティブモードにおいて、通信装置は基地局からのパケットを常に受信することができる。また、省電力モードにおいて、通信装置は消費電力を減らして基地局からのパケットを受信しない第1の状態(Doze)と、消費電力を落とさず基地局からのパケットを受信可能な第2の状態(Awake)を切り替えながら、基地局と通信する。
基地局は通信装置がアクティブモードであるか省電力モードであるかを管理する。通信装置が省電力モードである場合、基地局はパケットをバッファリング(蓄積)し、通信装置からのパケット要求に応答して、パケットを通信装置に対して送信する。
また、通信装置がアクセスポイント(基地局)と接続する際に、通信装置と基地局とが正常に接続できたか否かを確認する技術がある(特許文献1)。
特開2007−81890
しかしながら、通信装置が基地局と正常に接続した場合であっても、通信装置が省電力モードに移行すると、接続した基地局によってはパケットロスやパケットの遅延が多く発生してしまい、通信装置が正常に通信できなくなってしまうことがある。例えば、通信装置がDoze状態であるにも関わらず、該通信装置宛てのパケットを送信する基地局が存在する。Doze状態である通信装置は該パケットを受信することができず、パケットロスとなってしまう。
このような省電力モードに対応していない基地局と通信する場合、通信装置が省電力モードであると正常な通信が行われないため、通信装置はアクティブモードで通信する必要がある。ところが従来、基地局が省電力モードに対応しているか否かを通信装置は判定することができなかった。従って、基地局と通信する際、通信装置が省電力モードで通信しても良いかどうかを判断できなかった。
上記課題を解決するために、本発明は、基地局と通信する際、通信装置が省電力モードで通信して良いかどうかを判断できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために通信装置は、基地局にパケットを送信する送信手段と、省電力モードの装置が所定時間内に前記パケットを受信できるように前記パケットを送信する基地局であるか否かを判定する判定手段とを有する。
本発明によれば、通信装置は、省電力モードの装置が所定時間内にパケットを受信できるようにパケットを送信する基地局であるか否かを判定する。従って、基地局と通信する際、通信装置が省電力モードで通信して良いかどうかを判断することができる。
システム構成図である。 ハードウェア構成図である。 プリンタの機能ブロック図である。 APとプリンタが通信する際のシーケンスチャートである。 プリンタにより実行されるフローチャートである。 PCにより実行されるフローチャートである。 AP、プリンタおよびPCが通信する際のシーケンスチャートである。
<実施形態1>
図1に実施形態1におけるシステム構成図である。本実施形態の通信システムは、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムである。なお、これに限らずBluetoothやWUSB(Wireless USB)等により通信システムを構築してもよい。
101は、無線LANを構築するAP(アクセスポイント、基地局)である。102は、無線通信機能を搭載したプリンタである。プリンタ102は、通信モードとしてIEEE802.11シリーズに準拠したアクティブモードとパワーセーブ(省電力)モードを備えている。アクティブモードにおいて、通信装置は基地局からのパケットを常に受信することができる。即ち、常にAwake状態となる。また、省電力モードにおいて、通信装置は消費電力を減らして基地局からのパケットを受信しない第1の状態(Doze)と、消費電力を落とさず基地局からのパケットを受信可能な第2の状態(Awake)を切り替えながら、基地局と通信する。
基地局は通信装置がアクティブモードであるか省電力モードであるかを管理する。通信装置が省電力モードである場合、基地局はパケットをバッファリング(蓄積)し、通信装置からのパケット要求に応答して、パケットを通信装置に対して送信する。
このような省電力モードを用いることで、プリンタ102は消費電力を低減してAP101と通信することができる。なお、プリンタ102の通信モードがアクティブモードの場合には、プリンタ102は常にAwake状態となり、常にAP101からのパケットを受信することができる。103は、AP101を介してプリンタ102と通信するPC(パーソナルコンピュータ)である。
図2(a)にプリンタ102のハードウェア構成図を示す。なお、図2(b)については、実施形態3で説明する。201は、CPU(Central Processing Unit)である。CPU201は、後述する記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行する。202は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)といったメモリ等から構成される記憶部である。記憶部202は省電力モードに関する情報として、IEEE802.11で規定されたListen Interval(LI)を記憶している。Listen Intervalに設定された値がnである場合、プリンタ102は、AP101が送出する報知信号としてのビーコンをn回に1回の割合で受信する。ここでは、Listen Intervalは2に設定されており、プリンタ102は、AP101が送出するビーコンを2回に1回の割合で受信する。また、記憶部202は後述するプログラムを記憶している。203はアンテナを有し、AP101と無線通信を行う通信部である。204は各種表示を行う表示部である。205はユーザからの操作を受付ける操作部である。なお、表示部204と操作部205とをタッチパネル等を用いて同一の構成部としてもよい。206は時間を測定するためのタイマである。207は、通信部203を介してAP101から受信したデータに基づいて印刷を行う印刷部である。これらのハードウェア構成部は、バスにより接続されている。
図3(a)に、CPU201が記憶部202に記憶されたプログラムを読み出すことで実現する機能ブロック図を示す。図3(b)については、実施形態3において説明する。
301は、通信部203をDoze状態からAwake状態、または、Awake状態からDoze状態に切り替える切替部である。切替部301が通信部203の状態を切り替えることにより、プリンタ102は省電力モードを実現することができる。302は、AP101からのビーコンを受信したか否かを確認する確認部である。303は、ビーコンに含まれるTIM(Traffic Indication Map)に基づいて自装置宛てのデータパケットの有無を判断する判断部である。TIMとは省電力モードに関する各種情報を格納した情報要素である。304は、プリンタ102がセルフパケットを送信してから、該セルフパケットをAP101から受信するまでの遅延時間を取得する取得部である。ここでセルフパケットとは、宛先を自装置に設定したユニキャストのデータパケットのことである。305は、セルフパケットを規定回数送信したか否かを判別する判別部である。306は、遅延時間の平均値を算出する算出部である。307は、算出部306において算出された遅延時間の平均値と所定の時間との大小を判定する判定部である。
なお、これらの機能ブロックを図2(c)に示すようなASIC等のハードウェア構成として実現してもよい。
図4にプリンタ102が省電力モードでAP101と通信する際のシーケンスチャートを示す。T401において、プリンタ102はAP101に省電力モードへの移行を通知し、T403までDoze状態を継続する。T403においてプリンタ102は、AP101がT404において送出するビーコンを受信するためにAwake状態に移行する。
プリンタ102はAwake状態でAP101からのビーコンを受信し、自装置宛てのデータパケットの有無を判断する。ここでは、プリンタ102は、AP101からのビーコンに含まれるTIMを確認することで、自装置宛てのデータパケットの有無を判断する。自装置宛てのデータパケットが無い場合には、プリンタ102はT405においてDoze状態に移行する。また、自装置宛てのデータパケットがある場合、プリンタ102はPower Management Bit(PMビット)を用いてアクティブモードに移行したことをAP101に通知する。そして、プリンタ102はAP101からデータパケットを受信する。データパケットの受信が完了すると、再び省電力モードに移行する。省電力モードに移行する際には、プリンタ102はPMビットを用いて省電力モードに移行することをAP101に通知する。
なお、プリンタ102は、PMビットの代わりにPsPollという要求パケットをAP101に送信することで、AP101からデータパケットを受信するようにしてもよい。ここで、PSPollとは、省電力モードであるプリンタ102が、AP101に対してプリンタ102宛てのパケットの送信を要求するためのパケットである。これにより、プリンタ102は通信モードを切り替えることなく、AP101からパケットを受信することができる。
図5(a)にCPU201が記憶部202に記憶されたプログラムを読み出すことで実行されるフローチャートを示す。このフローチャートはプリンタ102の電源が投入された場合に実行される。なお、図5(b)については実施形態2で説明する。
ステップS501において、通信部203は周囲にあるAPを探索するためのProbe Request(探索要求)を送出する。ここでは、プリンタ102が送出したProbe RequestをAP101が受信し、AP101はその応答としてProbe Response(探索応答)をプリンタ102に向けて送信する。ステップS502において、通信部203はAP101から送信されたProbe Responseを受信する。Probe Responseには、省電力に関する情報が含まれている。該省電力に関する情報には、AP101のビーコン期間(Beacon Period、BP)が含まれている。ここでは、ビーコン期間は100msに設定されている。さらに、該情報には、AP101がマルチキャストやブロードキャストするタイミングを規定するDTIM(Delivery Traffic Indication Message)期間が含まれている。ここでは、DTIMの値は5に設定されている。従って、AP101は500ms(BP×DTIM)の周期で、マルチキャストやブロードキャストを行う。ステップS502で受信した省電力に関する情報は記憶部202に記憶される。
ステップS503において、通信部203はAP101との間でIEEE802.11シリーズに準拠した接続(Associate)および認証(Authentication)の処理を行う。また、通信部203はAssociateの際に、AP101に対してプリンタ102に設定されたListen Interval(ここでは、2)を通知する。なお、暗号方式によってはWPA(Wi−Fi Protected Access)の認証シーケンスを実行しても良い。
ステップS504において、通信部203は宛先をプリンタ102自身に設定したデータパケット(セルフパケット)をAP101に対して送信する。ステップS505において通信部203は、プリンタ102が省電力モードに移行することを、PMビットを用いてAP101に通知する。そして、ステップS506において切替部301は、通信部203をアクティブモードから省電力モードに移行する。省電力モードに移行した通信部203は、BP(ここでは、100ms)とListen Interval(ここでは、2)とにより規定される所定時間、Doze状態を継続する。例えば、図4に示すT401においてDoze状態になった場合、T401からT403の期間(所定時間)、通信部203はDoze状態を継続する。
その後、ステップS507において切替部301は、AP101からのビーコンを受信するため、通信部203をAwake状態に移行する。ステップS508において確認部302は、通信部203を介して所定期間内にAP101からのビーコンを受信できたか否かを確認する。ここで所定期間内とは、通信部203がAwake状態である期間内(図4のT403からT405まで)のことである。ビーコンを受信できた場合にはステップS509に進み、ビーコンを受信できなかった場合にはステップS513に進む。ここでビーコンを受信できない場合とは、何らかの理由でAP101がビーコンを送信する時間がずれてしまい、例えば図4のT406においてビーコンが送信される場合である。IEEEの仕様では、AP101は一定間隔でビーコンを送信することが決まっており、送信間隔の誤差についても具体的に記されている。しかしながら、AP101が、その誤差範囲を逸脱してビーコンを送信する現象が確認されている。プリンタ102が省電力モードでなければ、プリンタ102は常にAwake状態であるため、このようにずれた時間に送信されるビーコンを受信することができる。しかし、プリンタ102が省電力モードである場合には、所定期間(図4のT403からT405まで)しかAwake状態でないため、ずれた時間に送信されるビーコン(図4のT406において送信されるビーコン)を受信することはできない。このようにビーコンがずれた時間に送信されてしまうと、パケットロスやパケット配信の遅延が生じる。例えば、UPnPで規定されているDiscoveryパケット(ネットワークに存在する装置を調べるためのパケット)が紛失または遅延してしまうと、通信装置が規定時間内に応答することができなくなってしまう。従って、Discoveryパケットを送出した装置は該通信装置を発見することができなくなってしまう。ここで、UPnPとはUnivWersal Plug and Playの略である。
ステップS509において、判断部303はAP101からのビーコンに含まれるTIMを確認し、TIMに基づいてプリンタ102宛てのパケットの有無を判断する。プリンタ102宛てのパケットがある場合にはステップS510に進み、プリンタ102宛てのパケットがなかった場合にはステップS513に進む。ここで、プリンタ102宛てのパケットがない場合とは、例えばAP101がTIMの更新に失敗し、プリンタ102宛てのパケットがあることを確認できない場合である。また、例えば、プリンタ102がDoze状態であるにも関わらず、AP101がセルフパケットを送信してしまった(例えば、図4のT402においてセルフパケットを送信)場合である。この場合、セルフパケットは既に送信されてしまっているので、プリンタ102宛てのパケットは無いものとしてTIMが設定されてしまう。
プリンタ102宛てのパケットがあると判断した場合、ステップS510において通信部203は、プリンタ102がアクティブモードに移行することを、PMビットを用いてAP101に通知する。そして、ステップS511において通信部203は、S504においてプリンタ102がAP101に対して送信したセルフパケットを、AP101から受信する。ステップS512において、取得部304はタイマ206より、S504においてプリンタ102がセルフパケットを送信してから、S511において該セルフパケットをAP101から受信するまでの遅延時間を取得する。さらに、記憶部202はS512において取得した時間を記憶し、ステップS514に進む。
一方、ステップS513において、記憶部202は所定時間を、セルフパケットを送信してから受信するまでの遅延時間として記憶する。ここでは所定時間として、BI×(LI+5)の値(本実施形態では100ms×(2+5)=700ms)を用いる。
ステップS514において、判別部305はセルフパケットを規定回数(ここでは10回)、送信したか否かを判別する。規定回数、送信していた場合にはステップS515に進み、送信していない場合にはステップS504に進む。これにより、遅延時間を規定回数分だけ計測し、記憶することができる。
ステップS515において、算出部306は規定回数分(ここでは10回分)記憶した遅延時間の平均値を算出する。ステップS516において、判定部307はS515において算出された平均値と、BP×(LI+1)の値の大小を判定する。ここで、BP×(LI+1)の値とは、AP101がセルフパケットを受信し、IEEE802.11で定められた仕様の範囲内で該パケットをAP101が送信した際に生じる最大の遅延時間である。なお、前述の所定時間は、1回のセルフパケットの受信の失敗の場合には、平均値がBP×(LI+1)の値を超えてしまわず、また、複数回のセルフパケットの受信の失敗の場合には、平均値がBP×(LI+1)の値を超えるように設定されている。
S516において、平均値がBP×(LI+1)の値よりも小さいと判定された場合には、ステップS517に進み、表示部204は省電力モードでAP101と接続してもよい旨の表示をする。なお、通信部203は省電力モードでAP101と接続するようにしてもよい。
一方で、S516において、平均値がBP×(LI+1)の値以上と判定された場合には、ステップS518に進み、表示部204は省電力モードを利用しない方が良い旨の警告を出す。なお、ユーザがプリンタ102に対して省電力モードを指示した際に、警告を出すようにしてもよい。また、通信部203はアクティブモードでAP101と接続するようにしてもよい。その後、印刷部207はAP101経由で受信したデータに基づいて印刷を行う。
上述のように、プリンタ102を省電力モードとして動作させ、AP101にセルフパケットを送信する。そして、セルフパケットをAP101に送信してから、AP101から該パケットを受信するまでの遅延時間を計測する。計測した遅延時間が所定時間内であるか否かに基づいて、省電力モードを利用してAP101と接続してよいか否かを判定する。これにより、AP101が省電力モードで接続した装置に対して正常に動作している(IEEE802.11で定められた仕様の範囲内で動作している)場合には、省電力モードで接続してよいことをユーザは知ることができる。また、AP101が正常に動作していない場合には、省電力モードで接続しない方がよいことをユーザは知ることができる。従って、このようなAP101と接続している際に、ユーザがプリンタ102を省電力モードにしてしまうことを防ぐことができる。さらに、遅延時間に基づいた判定の結果に応じて通信モードを切り替えてAP101と通信するようにする。ここでは、省電力モードを利用した第1の通信モードと、アクティブモードを利用した第2の通信モードとを切り替える。これにより、プリンタ102はAP101に応じた通信モードでAP101と通信することができ、ユーザの利便性が向上する。
上述の実施形態では、遅延時間の平均値に基づいて省電力モードを利用して良いか否かを判定した。しかし、これに限らず、S511においてセルフパケットを受信した回数に基づいて、S516において省電力モードを利用して良いか否かを判定してもよい。例えば、10回の規定回数中、7回以上セルフパケットを受信した場合には、省電力モードを利用して良いと判定し、そうでない場合には省電力モードを利用しない方が良いと判定する。これにより、タイマ206を用いることなく、省電力モードを利用して良いか否かを判定することができる。
また、上述の実施形態では、S516において遅延時間の平均値とBP×(LI+1)の値とを比較した。しかしながら、アクティブモードにおいてセルフパケットをAP101に送信してから、AP101を経由した該パケットを受信するまでの遅延時間を予め計測するようにする。そして、計測された遅延時間をBP×(LI+1)の値に加算した値と、S515において算出された平均値とを比較するようにしてもよい。これにより、AP101に多くのデータパケットが溜まっていることによりセルフパケットの送信が遅延している場合であっても、省電力モードを利用して良いか否かの判定をより正確に行うことができる。
また、S510においてプリンタ102は、プリンタ102がAwake状態に移行することを、PMビットを用いてAP101に通知した。しかしながら、プリンタ102がPsPollをAP101に対して送信するようにしてもよい。この場合、PsPollに応答してAP101が、プリンタ102が送信したセルフパケットを送信するまでの遅延時間を計測する。また、AP101が、プリンタ102が送信したセルフパケットを送信しない場合には、遅延時間を所定の時間(ここでは、BI×(LI+5))として扱う。このようにして測定された遅延時間に基づいて、省電力モードを利用して良いか否かを判定する。
さらに、PMビットを用いてAwake状態に移行することをAP101に通知する第1の制御方法と、およびPsPollをAP101に送信する第2の制御方法とを順番に行って、それぞれについて遅延時間を計測するようにしてもよい。どちらの制御方法で行った遅延時間も所定時間(ここでは、BP×(LI+1))以上であった場合には、省電力モードを利用しない方が良いと判定する。また、2通りの制御方法で計測した遅延時間のうち少なくとも一方が、所定時間内(ここでは、BP×(LI+1)未満)であった場合には、遅延時間が所定時間内であった制御方法を用いて省電力モードを利用できる旨を表示する。さらに、遅延時間が所定時間内であった制御方法を用いた省電力モードで、AP101と接続する。これにより、2通りの制御方法のいずれか一方を用いた省電力モードでは正常に動作するAP101に対しても、正常に動作する省電力モードの制御方法を選択して接続することができる。
また、本実施形態では、ユニキャストのセルフパケットを用いたが、マルチキャストのデータパケットを用いるようにしてもよい。この場合には、ステップS516において、判定部307はS515において算出された平均値と、BP×(DTIM+1)の値の大小を判定する。このようにしても、省電力モードを利用して良いか否かを判定することができる。
なお、上述の実施形態では、ハードウェアとソフトウェアを用いていたが、ハードウェアのみを用いるようにしてもよい。ハードウェアのみで上述の実施形態を実現した場合のハードウェア構成図を図2(c)に示す。
251は、通信相手(AP101)と通信するための通信部である。通信部251は、さらに送信部および受信部を含み、AP101との接続処理やパケット(セルフパケットを含む)の送受信を行う。252は、通信部251の通信モード(省電力モードおよびアクティブモード)を制御し、省電力モードである場合には通信部251の状態(Awake状態およびDoze状態)を切り替える切替部である。253は、通信部251がセルフパケットを送信してから、AP101を介してセルフパケットを受信するまでの時間を計測するタイマ部である。タイマ部253は、さらに切替部252に対して、通信部251がDoze状態である時間の通知も行う。
254は、通信部251がセルフパケットを送信してから、AP101を介してセルフパケットを受信するまでの時間を記憶する記憶部である。255は、通信部251がセルフパケットを送信してから、AP101を介してセルフパケットを受信するまでの時間を複数回、記憶部254から取得し、取得した時間の平均値を算出する算出部である。256は、算出部255の算出結果に基づいて、通信部251が省電力モードで動作することの可否を判定する判定部である。257は、判定部256による判定の結果に応じてユーザに通知を行うための表示部である。
まず、通信部251はAP101と接続する(S503に相当)。そして、通信部251はAP101に対してセルフパケットを送信する(S504に相当)。さらに通信部251は、切替部252およびタイマ部253に対してセルフパケットを送信したことを通知する。該通知を受信したタイマ部253はタイマを起動する。また、該通知を受信した切替部252は通信部251に対して、AP101にDoze状態に移行することを通知すると共に、Doze状態に移行することを指示する。通信部251は該指示に従い、AP101にDoze状態に移行することを通知する(S505に相当)と共に、Doze状態に移行する(S506に相当)。さらに、切替部252は、通信部251がDoze状態に移行することをタイマ部253に通知する。該通知を受信したタイマ部253は、Listen Intervalに応じた所定時間を計測する。そして、所定時間経過後、タイマ部253は所定時間経過したことを切替部252に通知する。
該通知を受信した切替部252は、通信部251に対してAwake状態に移行することを指示する。通信部251は該指示に従い、Awake状態に移行する(S507に相当)。その後、通信部251はAP101よりセルフパケットを受信する(S511に相当)。セルフパケットを受信すると、通信部251はタイマ部253に対してセルフパケットを受信したことを通知する。該通知を受信したタイマ部253は、セルフパケットを送信してから受信するまでの遅延時間を記憶部254に通知する(S512に相当)。通信部251は、記憶部254に規定の個数だけ遅延時間が記憶されていない場合には、上述のセルフパケットの送信を実行する。一方、記憶部254に規定の個数だけ遅延時間が記憶されていた場合には、上述の処理を中断する(S514に相当)。
その後、算出部255は記憶部254に記憶されている複数の遅延時間の平均値を算出する(S515に相当)。そして、算出部255は算出結果を判定部256に通知する。判定部256では算出部255より通知された算出結果に基づいて、省電力モードを実行するかアクティブモードを実行するかを判定する(S516に相当)。該判定結果は、切替部252および表示部257に通知される。表示部257は、該判定結果に応じた表示を行い、ユーザにアクティブモードで通信するように通知する(S517およびS518に相当)。また、切替部252は、該判定結果に応じて通信部251のモードを管理する。
上述のようにして、ソフトウェアを用いることなく、同様の効果を得ることができる。
<実施形態2>
実施形態1では、プリンタ102はアクティブモードから省電力モードに移行した。実施形態2では、プリンタ102は省電力モードに移行することなく、AP101と省電力モードで接続して良いか否かを判定する。
実施形態2におけるシステム構成、プリンタ102のハードウェア構成、プリンタ102の機能ブロックは実施形態1と同様であるので、ここでは説明を省略する。なお、本実施形態において判定部307は、擬似的Doze状態(第3の状態)の時にデータパケットを受信したか否かを判定する。ここで、擬似的Doze状態とは、省電力モードで通信している場合であればDoze状態である時間帯であるが、実際にはAwake状態である状態のことである。
図5(b)にCPU201が記憶部202に記憶されたプログラムを読み出すことで実行されるフローチャートを示す。このフローチャートはプリンタ102の電源が投入された場合に実行される。なお、ステップS501〜S503については、実施形態1と同様なので、ここでは説明を省略する。
ステップS531において、通信部203は複数のセルフパケット(ここでは、10コのセルフパケット)をAP101に対して送信する。複数のセルフパケットを送信し終えると、ステップS532において、通信部203は、プリンタ102が省電力モードに移行することを、PMビットを用いてAP101に通知する。しかしながら、プリンタ102は実際には省電力モードには移行せず、アクティブモード(Awake状態)を継続する。即ち、プリンタ102は擬似的Doze状態となる。擬似的Doze状態において、プリンタ102は、AP101から送信されたデータパケットを受信することができる。
ステップS533において、通信部203はAP101からビーコンを受信する。そして、判断部303は受信したビーコンに含まれるTIMを確認し、自装置宛てのデータパケットの有無を判断する。自装置宛てのデータパケットがあると判断した場合には、ステップS534に進み、通信部203は、プリンタ102がアクティブモードに移行することを、PMビットを用いてAP101に通知する。これにより、擬似的Doze状態が解除される。
ステップS535において、通信部203はAP101から、S531で送信したセルフパケットを受信する。ここでは、S531で送信したセルフパケットの数よりも少ない数(例えば、3つ)だけ受信する。ステップS535において受信するセルフパケットの数は、S535を実行した回数ごとに変えるようにしてもよい。ステップS536において、判別部305はS531〜S535の動作を規定回数(ここでは10回)、行ったか否かを判別する。規定回数、行っていた場合にはステップS537に進み、行っていない場合にはステップS531に進む。
ステップS537において、判定部307は、擬似的Doze状態の時にデータパケットを受信したか否かを判定する。擬似的Doze状態の時にデータパケットをしていた場合にはステップS539に進み、データパケットを受信していなかった場合にはステップS538に進む。
ステップS538において、表示部204は省電力モードでAP101と接続してもよい旨の表示をする。さらに、通信部203は省電力モードでAP101と接続するようにしてもよい。ステップS539において、表示部204は省電力モードを利用しない方が良い旨の警告を出す。さらに、通信部203はアクティブモードでAP101と接続するようにしてもよい。
上述のようにして、AP101にプリンタ102が省電力モードで接続した際、AP101が正常に動作するか否かを確認することができるので、ユーザの利便性が向上する。
なお、AP101にプリンタ102が省電力モードで接続した際、AP101が正常に動作するか否かをPC103に通知するようにし、PC103の不図示の表示部において、その結果をユーザに知らせるようにしてもよい。これにより、特に、プリンタ102の表示部204が小さい場合、ユーザはPC103の大きな表示部を通して結果を知ることができるので、ユーザの利便性が向上する。
<実施形態3>
実施形態1、2では、プリンタ102がセルフパケットを送信し、AP101が配信した該セルフパケットを受信するタイミングに基づいて、省電力に関する制御を行った。実施形態3では、PC103がプリンタ102宛てのデータパケットを送信し、プリンタ102からの応答パケットを受信するタイミングに基づいて、省電力に関する制御を行う。
実施形態2におけるシステム構成、プリンタ102のハードウェア構成、プリンタ102の機能ブロックは実施形態1と同様であるので、ここでは説明を省略する。図2(b)に、PC103のハードウェア構成を示す。
221は、CPU(Central Processing Unit)である。CPU221は、後述する記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行する。222は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)といったメモリ等から構成される記憶部である。記憶部222は省電力モードに関する情報として、IEEE802.11で規定されたListen Interval(LI)を記憶している。ここでは、Listen Intervalは2に設定されており、PC103は、AP101が送出する報知信号としてのビーコンを2回に1回の割合で受信する。また、記憶部222は後述するプログラム等を記憶している。223はアンテナを有し、AP101と無線通信を行う通信部である。通信部223は、アクティブモードと省電力モードのいずれかを用いてAP101と通信することができる。また、アクティブモードと省電力モードのいずれの通信モードであるかをPMビットを用いてAP101に通知することができる。224は各種表示を行う表示部である。225はユーザからの操作を受付ける操作部である。なお、表示部224と操作部225とをタッチパネル等を用いて同一の構成部としてもよい。226は時間を測定するためのタイマである。これらのハードウェア構成部は、バスにより接続されている。
図3(b)にCPU221が記憶部222に記憶されたプログラムを読み出すことで実現する機能ブロック図を示す。なお、これらの機能ブロックをASIC等のハードウェア構成として実現してもよい。
331は、プリンタ102がセルフパケットを送信してから、該セルフパケットをAP101から受信するまでの遅延時間を取得する取得部である。332は、プリンタ102宛てのリクエストパケット(要求パケット)を規定回数送信したか否かを判別する判別部である。なお、リクエストパケットとは、これを受信したプリンタ102からのりプライパケット(返信パケット)を要求するパケットである。333は、遅延時間の平均値を算出する算出部である。334は、算出部333において算出された遅延時間の平均値と所定の時間との大小を判定する判定部である。
図6にCPU201が記憶部202に記憶されたプログラムを読み出すことで実行されるフローチャートを示す。また、図7に本実施形態のシーケンスチャートを示す。なお、初期状態としてAP101とPC103は接続されているものとする。
まず、プリンタ102はAP101に対してProbe Requestを送信する(S701)。AP101はProbe Requestに対する応答として、Probe Responseをプリンタ102に対して送信する(S702)。その後、AP101とプリンタ102はIEEE802.11シリーズに準拠した接続(Associate)および認証(Authentication)の処理を行う(S703)。ここでは、プリンタ102は省電力モードでAP101と接続する。なお、PC103がプリンタ102に対して省電力モードでAP101と接続するように指示しても良い。
AP101に接続したプリンタ102は、PC103に省電力に関するパラメータを送信する(S704)。省電力に関するパラメータには、AP101のBeacon Interval(ここでは100ms)と、プリンタ102のLiseten Interval(ここでは2)であることが含まれる。省電力に関するパラメータを送信した後、プリンタ102は省電力モードへの移行をAP101に通知し(S705)、省電力モードに移行する。
ステップS601において、通信部223はプリンタ102宛てのリクエストパケット(要求パケット)を送信する(S706)。送信されたリクエストパケットは、AP101によって受信される。AP101は、プリンタ102宛てのパケットがあることをビーコンに含まれるTIMを用いて、プリンタ102に通知する(S707)。プリンタ102宛てのパケットがあることの通知を受けたプリンタ102は、アクティブモードへの移行をAP101に通知する(S708)。さらに、プリンタ102は、AP101が送信したリクエストパケットを受信する(S709)。プリンタ102は、リクエストパケットに対する応答として、PC103宛てのリプライパケット(返信パケット)を送信する(S710)。送信されたリプライパケットは、AP101によって受信される。AP101は、受信したリプライパケットをPC103に送信する(S711)。リプライパケットを送信し終えると、プリンタ102は省電力モードへの移行をAP101に通知し(S712)、省電力モードに移行する。
ステップS602において、通信部223はリプライパケットを受信し(S711)、ステップS603に進む。ここで、所定の時間(ここでは、BI×(LI+5))経過してもリプライパケットを受信できなかった場合にもステップS603に進む。ステップS603において、取得部331はタイマ226より、S601においてPC103がリクエストパケットを送信してから、S602においてリプライパケットをAP101から受信するまでの遅延時間を取得する。ここで、通信部223がリプライパケットを受信できなかった場合には、取得部331は遅延時間としてBI×(LI+5)の値を取得する。ステップS604において、判別部332はリクエストパケットを規定回数(ここでは10回)、ステップS601において送信しか否かを判別する。規定回数、行っていた場合にはステップS605に進み、行っていない場合にはステップS601に進む。
ステップS605において、算出部333は規定回数分(ここでは10回分)記憶した遅延時間の平均値を算出する。ステップS606において、判定部334はS605において算出された平均値と、BP×(LI+1)の値の大小を判定する。S606において、平均値がBP×(LI+1)の値よりも小さいと判定された場合には、ステップS607に進み、表示部224は省電力モードでAP101と接続してもよい旨の表示をする。さらに、通信部223は省電力モードでAP101と接続するようにしてもよい。また、プリンタ102を省電力モードでAP101と接続させるようにしてもよい。一方、S606において、平均値がBP×(LI+1)の値以上と判定された場合には、ステップS608に進み、表示部224は省電力モードを利用しない方が良い旨の警告を出す。さらに、通信部223はアクティブモードでAP101と接続するようにしてもよい。また、プリンタ102をアクティブモードでAP101と接続させるようにしてもよい。
上述のようにして、通信装置(PC103)と他の通信装置(プリンタ102)との間で通信することで、AP101に通信装置または他の通信装置が省電力モードで接続した際、AP101が正常に動作するか否かを確認することができる。これにより、プリンタ102がセルフパケットを送信できない装置であっても、AP101が正常に動作するか否かを確認することができる。
<実施形態4>
第1乃至3の実施形態においては、セルフパケットやリクエストパケットといったテストパケットを用いて、プリンタ102が省電力モードでAP101と接続してよいかどうかを確認した。本実施形態ではこれに加えて、接続性に問題のあるアクセスポイントの種別(型番やファームウェアなど)の情報を予め記憶部202に記憶しておき、該情報に基づいて、プリンタ102が省電力モードでAP101と接続してよいかどうかを確認する。ここで、AP101がWPSに対応していれば、プリンタ102やPC103はAP101の型番やファームウェアの情報をProbe Responseから取得することができる。より具体的には、Probe Responseに格納されたmanufacturerとModel Nameから型番の情報を取得することができ、Model Numberからファームウェアの情報を取得することができる。なお、WPSとはWi−Fi Protected Setupの略である。WPSでは、AP101とプリンタ102とが各々で有するボタンをユーザが押すことで、暗号鍵や暗号方式等の通信パラメータをAP101とプリンタ102との間で交換し、接続することができる。なお、ボタンを押す代わりに、PIN(Personal Identification Number)を入力するようにしてもよい。また、プリンタ102やPC103は、UPnP(登録商標)などの上位アプリケーションを用いてAP101の型番やファームウェアの情報を取得してもよい。
まず、プリンタ102はAP101から、AP101が省電力モードに対応していることを示す通知を受信する。省電力モードに対応している場合であっても、実施形態1で示したように、AP101と省電力モードのプリンタ102とが通信すると、正常に通信できない可能性がある。そこで、プリンタ102はAP101の種別情報(型番とファームウェア)に基づいて、AP101が省電力モードのプリンタ102と通信した場合であっても、正常に通信できる基地局か否かを判定する。これにより、省電力モードに対応していない基地局に対して判定を行わないので、効率化が図れる。
判定の結果、AP101が記憶部202に記憶された種別情報に一致した場合には、表示部204は省電力モードを利用しない方が良い旨の警告を出す。さらに、通信部203はアクティブモードでAP101と接続するようにしてもよい。
また判定の結果、AP101が記憶部202に記憶された種別情報に一致しなかった場合、プリンタ102またはPC103は、第1乃至3の実施形態において示したフローチャートを実行する。このようにして、予め接続性に問題があることが分かっているアクセスポイントに対しては、テストパケットを送信することなく、AP101が正常に動作するか否かを確認することができる。
なお、プリンタ102は接続性に問題のあるアクセスポイントの種別(型番やファームウェアなど)の情報を予め記憶部202に記憶しておいたが、ネットワークを介して該情報を認識するようにしてもよい。
本発明は前述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、システムあるいは装置が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。
101 AP
102 プリンタ
103 PC
201 CPU
202 記憶部
203 通信部
204 表示部
205 操作部

Claims (13)

  1. 基地局にパケットを送信する送信手段と、
    省電力モードの装置が所定時間内に前記パケットを受信できるように前記パケットを送信する基地局であるか否かを判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信装置が省電力モードとなることを前記基地局に通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通知手段により省電力モードになることを前記基地局に通知した場合であっても、アクティブモードで前記基地局と通信するように制御する制御手段をさらに有し、
    前記判定手段は、前記通信装置が省電力モードであれば前記基地局からのパケットを受信できない時間帯にパケットを受信したか否かに基づいて、前記基地局を判定することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置が省電力モードであれば前記基地局からのパケットを受信できない時間帯にパケットを受信した場合、ユーザに警告を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置が省電力モードであれば前記基地局からのパケットを受信できない時間帯にパケットを受信した場合、アクティブモードで前記基地局と通信する通信手段をさらに有することを特徴とする請求項3または4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記基地局からパケットを受信する受信手段をさらに有し、
    前記送信手段は、宛先を前記通信装置に設定したパケットを前記基地局に送信し、
    前記判定手段は、前記送信手段により該パケットを送信してから前記受信手段により該パケットを受信するまでの時間に基づいて、前記基地局を判定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  7. 前記基地局からパケットを受信する受信手段をさらに有し、
    前記送信手段は、宛先を省電力モードの他の通信装置に設定したパケットを前記基地局に送信する送信手段をさらに有し、
    前記判定手段は、前記送信手段により該パケットを送信してから前記受信手段により該パケットを受信するまでの時間に基づいて、前記基地局を判定することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  8. 前記送信手段が前記パケットを送信してから前記受信手段が前記パケットを受信するまでの時間が所定時間よりも長いと前記判定手段が判定した場合、ユーザに警告を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載の通信装置。
  9. 前記送信手段が前記パケットを送信してから前記受信手段が前記パケットを受信するまでの時間が所定時間よりも長いと前記判定手段が判定した場合、アクティブモードで前記基地局と通信する通信手段をさらに有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記送信手段が前記パケットを送信してから前記受信手段が前記パケットを受信するまでの時間が所定時間よりも短いと前記判定手段が判定した場合、省電力モードで前記基地局と通信する通信手段をさらに有することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記基地局の種別を判別する判別手段をさらに有し、
    前記判定手段は、さらに前記判別手段による判別に基づいて、前記基地局を判定することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 通信装置を制御する制御方法であって、
    基地局にパケットを送信する送信工程と、
    省電力モードの装置が所定時間内に前記パケットを受信できるように前記パケットを送信する基地局であるか否かを判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. コンピュータにより実行され、通信装置の制御を行うためのプログラムであって、
    請求項12に記載の制御方法を実現するためのプログラム。
JP2009260104A 2009-11-13 2009-11-13 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム Pending JP2011109252A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009260104A JP2011109252A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
EP10187040A EP2323448B1 (en) 2009-11-13 2010-10-08 Determination by a terminal of the ability of a base station to support correctly power saving mode
KR1020100098601A KR101330600B1 (ko) 2009-11-13 2010-10-11 통신장치, 통신장치의 제어 방법 및 기억매체
CN201010511590.6A CN102065453B (zh) 2009-11-13 2010-10-13 通信设备和通信设备的控制方法
US12/939,893 US20110116398A1 (en) 2009-11-13 2010-11-04 Communication apparatus, control method of communication apparatus, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009260104A JP2011109252A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011109252A true JP2011109252A (ja) 2011-06-02

Family

ID=43414190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009260104A Pending JP2011109252A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110116398A1 (ja)
EP (1) EP2323448B1 (ja)
JP (1) JP2011109252A (ja)
KR (1) KR101330600B1 (ja)
CN (1) CN102065453B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015228655A (ja) * 2011-08-31 2015-12-17 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated データフェッチ時間と、データ終了指示と、モアデータ肯定応答とを用いた省電力
JP2015536593A (ja) * 2012-10-09 2015-12-21 アダプティブ スペクトラム アンド シグナル アラインメント インコーポレイテッド 通信システムにおけるレイテンシ測定のための方法及びシステム
US9544852B2 (en) 2011-08-27 2017-01-10 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of transmitting paging frame and wakeup frame
JP2019220988A (ja) * 2014-10-31 2019-12-26 クアルコム,インコーポレイテッド 低電力スケジューリング

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110083008A (ko) * 2010-01-13 2011-07-20 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 화상형성장치의 전원관리방법
KR20120109665A (ko) * 2011-03-23 2012-10-08 삼성전자주식회사 무선랜 액세스 포인트를 기반으로 하는 정보 푸시 서비스 방법 및 장치 그리고 시스템
JP5967979B2 (ja) * 2012-03-05 2016-08-10 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理システムの制御方法、情報処理装置の制御方法およびプログラム
US9813987B2 (en) 2012-06-07 2017-11-07 Qualcomm, Incorporated System and method for intelligent power save notification
CN104769888B (zh) 2012-10-09 2018-04-10 适应性频谱和信号校正股份有限公司 通信***中用于连通性诊断的方法及***
JP6128813B2 (ja) * 2012-11-29 2017-05-17 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP6118187B2 (ja) * 2013-06-12 2017-04-19 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム
JP5660242B1 (ja) * 2013-09-06 2015-01-28 株式会社リコー 通信システム、通信制御システム、通信装置、通信方法及び接続プログラム
JP6302209B2 (ja) * 2013-10-28 2018-03-28 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP6050803B2 (ja) * 2014-11-21 2016-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置
KR20190047380A (ko) 2017-10-27 2019-05-08 주식회사 홍반장 면류 식품을 테이크 아웃 용기에 담아 섭취하는 방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032179A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Sanyo Electric Co Ltd 無線端末装置およびその受信動作制御プログラム
JP2004128798A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nec Corp 無線端末およびそのエンド間遅延制御方法とプログラム
JP2005130436A (ja) * 2003-09-30 2005-05-19 Sharp Corp 通信システム、基地局、端末局、通信装置、通信管理方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006270104A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Avago Technologies Fiber Ip (Singapore) Pte Ltd 周期的にドーピングを変化させて形成された格子を備えている量子カスケードレーザ
JP2008228025A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nec Infrontia Corp 無線基地局およびルーティング方法
US20080291838A1 (en) * 2007-05-24 2008-11-27 Nokia Corporation Power save protocol interoperability detection

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070037610A1 (en) * 2000-08-29 2007-02-15 Logan James D Methods and apparatus for conserving battery power in a cellular or portable telephone
JP4018972B2 (ja) * 2002-11-18 2007-12-05 Necインフロンティア株式会社 無線通信システム
KR101380933B1 (ko) * 2003-02-03 2014-04-01 소니 주식회사 무선통신 시스템, 무선통신장치 및 무선통신방법과 컴퓨터프로그램
US6973052B2 (en) * 2003-12-19 2005-12-06 Motorola, Inc. Hybrid power save delivery method in a wireless local area network for real time communication
US20060056377A1 (en) * 2004-09-16 2006-03-16 Chiung-Hsien Wu Power-saving method for a wlan station
JP4331088B2 (ja) * 2004-11-01 2009-09-16 株式会社東芝 通信装置および通信方法
JP4387925B2 (ja) * 2004-11-04 2009-12-24 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法及びそのプログラム
JP4438063B2 (ja) * 2004-11-05 2010-03-24 キヤノン株式会社 通信システム、通信装置、通信方法、及びプログラム
JP2007081890A (ja) 2005-09-14 2007-03-29 Canon Inc ネットワーク設定方法
US7729236B2 (en) * 2005-11-10 2010-06-01 Nokia Corporation Use of timing information for handling aggregated frames in a wireless network
GB2436661B (en) * 2006-03-29 2008-04-30 Motorola Inc Method of operation in a wireless communication system and a client node, an infrastructure node and a system operable to use the method
TWI329466B (en) * 2006-12-01 2010-08-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Mobile station and method for verifying an access point thereof
US20080310391A1 (en) * 2007-06-17 2008-12-18 Texas Instruments Incorporated Apparatus for and method of power save traffic control in client/server networks
JP4497222B2 (ja) * 2008-03-26 2010-07-07 ソニー株式会社 通信装置及び通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
US20100177712A1 (en) * 2009-01-15 2010-07-15 Nokia Corporation Multichannel/multiband operation for wireless device to device communication
US8351996B2 (en) * 2009-09-08 2013-01-08 Apple Inc. Power management of a radio data transceiver

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032179A (ja) * 2001-07-19 2003-01-31 Sanyo Electric Co Ltd 無線端末装置およびその受信動作制御プログラム
JP2004128798A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Nec Corp 無線端末およびそのエンド間遅延制御方法とプログラム
JP2005130436A (ja) * 2003-09-30 2005-05-19 Sharp Corp 通信システム、基地局、端末局、通信装置、通信管理方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006270104A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Avago Technologies Fiber Ip (Singapore) Pte Ltd 周期的にドーピングを変化させて形成された格子を備えている量子カスケードレーザ
JP2008228025A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nec Infrontia Corp 無線基地局およびルーティング方法
US20080291838A1 (en) * 2007-05-24 2008-11-27 Nokia Corporation Power save protocol interoperability detection

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9544852B2 (en) 2011-08-27 2017-01-10 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of transmitting paging frame and wakeup frame
JP2015228655A (ja) * 2011-08-31 2015-12-17 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated データフェッチ時間と、データ終了指示と、モアデータ肯定応答とを用いた省電力
US9591573B2 (en) 2011-08-31 2017-03-07 Qualcomm Incorporated Power save with data fetch time period
US9781671B2 (en) 2011-08-31 2017-10-03 Qualcomm Incorporated Power save with end of data indication
JP2015536593A (ja) * 2012-10-09 2015-12-21 アダプティブ スペクトラム アンド シグナル アラインメント インコーポレイテッド 通信システムにおけるレイテンシ測定のための方法及びシステム
JP2019220988A (ja) * 2014-10-31 2019-12-26 クアルコム,インコーポレイテッド 低電力スケジューリング
US11818661B2 (en) 2014-10-31 2023-11-14 Qualcomm Incorporated Low power scheduling
US11910325B2 (en) 2014-10-31 2024-02-20 Qualcomm Incorporated Low power scheduling

Also Published As

Publication number Publication date
CN102065453A (zh) 2011-05-18
EP2323448B1 (en) 2012-12-26
EP2323448A1 (en) 2011-05-18
KR20110053173A (ko) 2011-05-19
US20110116398A1 (en) 2011-05-19
CN102065453B (zh) 2014-06-11
KR101330600B1 (ko) 2013-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011109252A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
EP2301283B1 (en) Partial power save mode for access points during device discovery
US9201488B2 (en) Access point rotation for sharing power load
US7391746B2 (en) Power saving method in wireless LAN system for permitting terminal station to promptly transition to doze state by transmitting empty data frame
US9974040B1 (en) Peer to peer ranging exchange
US8526604B2 (en) Enabling wireless clients for low-power operation when clients require control messages from external sources for communication
JP2009088818A (ja) 情報通信端末、無線通信装置および無線通信ネットワーク
JP4623197B2 (ja) 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
JP2019047155A5 (ja)
JP6111908B2 (ja) 通信装置と電池残容量導出方法
JP2009044659A (ja) 通信端末および無線接続方法
JP2010278763A (ja) 基地局装置
TW201642690A (zh) 通訊裝置及通訊方法
JP2007104033A (ja) 無線lanシステムを構成するステーション
JP2011066911A (ja) 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
JP2009077103A (ja) 無線端末装置
JP2009290718A (ja) 無線データ通信システム
JP6509065B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
TWI575975B (zh) 資訊處理裝置、通信管理方法及程式
JP5584582B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
KR20060025444A (ko) 전원 제어 장치 및 방법
JP2008131467A (ja) 通信装置
JP6754651B2 (ja) 通信装置及び通信装置の制御方法
JP4758304B2 (ja) 無線データ通信システム
KR101134826B1 (ko) 무선 랜 통신의 데이터 전송 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140722