JP2003032179A - 無線端末装置およびその受信動作制御プログラム - Google Patents

無線端末装置およびその受信動作制御プログラム

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JP2003032179A JP2001219332A JP2001219332A JP2003032179A JP 2003032179 A JP2003032179 A JP 2003032179A JP 2001219332 A JP2001219332 A JP 2001219332A JP 2001219332 A JP2001219332 A JP 2001219332A JP 2003032179 A JP2003032179 A JP 2003032179A
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    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
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    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アダプティブアレイ基地局と接続したときで
も受信性能が劣化することのない無線端末装置およびそ
の受信動作制御プログラムを提供する。 【解決手段】 基地局は、当該基地局がアダプティブア
レイ基地局であるか否かを識別する情報を下り信号で送
信している。ダイバーシチ受信が可能な端末は、接続し
ようとしている端末がアダプティブアレイ基地局である
ことを判別したときには、ダイバーシチ受信を停止し、
複数のアンテナ11,12のうち上り信号の送信に使用
したアンテナをその直後の受信に使用するように設定す
る。これにより、アダプティブアレイ基地局からの送信
指向性を有効に利用した受信が可能になり、干渉波の低
減を図ることができる。これらの処理は、DSP18に
より、ソフトウェアで実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線端末装置お
よびその受信動作制御プログラムに関し、特に、接続し
ようとする無線基地局の種別に応じて受信動作の種別を
選択する無線端末装置、およびそのような動作を制御す
る受信動作制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速に発達しつつある移動体通信
システム(たとえば、Personal Handyphone System:以
下、PHS)では、電波の周波数利用効率を高めるため
に、同一周波数の同一タイムスロットを空間的に分割す
ることにより複数ユーザの無線端末装置(端末)を無線
基地局(基地局)に空間多重接続させることができるP
DMA(Path Division Multiple Access)方式が提案
されている。
【0003】このPDMA方式では、現在のところアダ
プティブアレイ技術が採用されており、各ユーザの端末
アンテナからの上り信号は、基地局のアレイアンテナに
よって受信されアダプティブアレイ処理により受信指向
性を伴って分離抽出される。一方、基地局から当該端末
への下り信号は、端末のアンテナに対する送信指向性を
伴ってアレイアンテナから送信される。
【0004】このようなアダプティブアレイ処理は周知
の技術であり、たとえば菊間信良著の「アレーアンテナ
による適応信号処理」(科学技術出版)の第35頁〜第
49頁の「第3章 MMSEアダプティブアレー」に詳
細に説明されているので、ここではその動作原理につい
ての説明を省略する。また、アダプティブアレイ処理を
用いた無線装置の具体的な構成は、たとえば本願の出願
人による国際公開番号WO00/79702号に詳細に
開示されているように、当該技術分野において周知であ
る。
【0005】なお、以下の説明においては、このような
アダプティブアレイ処理を用いて下りの送信指向性制御
を行なう基地局をアダプティブアレイ基地局と称する。
【0006】一方、端末としては、複数のアンテナを用
いて選択ダイバーシチ受信(以下、ダイバーシチ受信)
を行なうものが知られている。このような端末において
は、受信時に、たとえば2本のアンテナのうち受信レベ
ルの高い方のアンテナを受信用のアンテナとして選択す
るように動作する。このような従来のダイバーシチ受信
端末は、接続する相手先の基地局が送信指向性制御を行
なうアダプティブアレイ基地局であるか、それ以外の無
指向性の基地局であるかに関わりなく、上述のダイバー
シチ受信を実行する。
【0007】図8は、端末と基地局との接続状態を模式
的に示す図であり、(a)は、ダイバーシチ受信をしな
い端末とアダプティブアレイ基地局との接続状態を示
し、(b)は、ダイバーシチ受信をする端末とアダプテ
ィブアレイ基地局との接続状態を示す。
【0008】図8の(a)を参照して、ダイバーシチ受
信をしない端末3は、太線の矢印で示すように、所望の
アダプティブアレイ基地局1に接続され、アダプティブ
アレイ基地局1のアレイアンテナからは、端末3の、上
り信号を送信した1本のアンテナに向けて下り信号が送
信指向性を伴って送信される。アダプティブアレイ基地
局1から端末3に向かって信号電波のビームが向けられ
ている様子を斜線の領域D(D:Desired)で示す。
【0009】この場合、端末3では、所望のアダプティ
ブアレイ基地局1の送信指向性により、最大電力でアダ
プティブアレイ基地局1からの下り信号を受信すること
ができる。ダイバーシチ受信をしない端末4と、その所
望のアダプティブアレイ基地局2との間の関係も同様で
ある。
【0010】ここで、端末3にとって、破線の矢印U
(U:Undesired)で示すアダプティブアレイ基地局2
からの信号電波は干渉波として機能するが、図8(a)
の信号電波の射出状態から理解されるように、端末3で
受信されるアダプティブアレイ基地局2からの干渉波の
信号電力は最小のものである。ダイバーシチ受信をしな
い端末4と、その不所望のアダプティブアレイ基地局1
との間の関係も同様である。
【0011】以上のように、ダイバーシチ受信をしない
端末と所望のアダプティブアレイ基地局との間では、干
渉の少ない良好な接続状態を実現することができる。
【0012】これに対し、図8の(b)を参照すると、
たとえばダイバーシチ受信をする端末5は、一方のアン
テナ5aで上り信号を送信し、太線の矢印で示すよう
に、アダプティブアレイ基地局1との間に、図8の
(a)で示した関係と同じ接続関係が確立される。すな
わち、端末5のアンテナ5aにおいては、所望のアダプ
ティブアレイ基地局1からの下り信号は最大電力で受信
され、破線の矢印(細)で示す不所望のアダプティブア
レイ基地局2からの送信信号(干渉波)は最小電力で受
信される。
【0013】一方、端末5のアンテナのうち、上り信号
を送信しない他方のアンテナ5bには、所望のアダプテ
ィブアレイ基地局1からの信号電波のビームDは向けら
れていないため、アダプティブアレイ基地局1からの受
信信号の電力は低下する。このため、アンテナ5bにお
いては、破線の矢印(太)で示す不所望のアダプティブ
アレイ基地局2からの干渉波Uの電力が相対的に増大す
ることになる。
【0014】ダイバーシチ受信をする端末6のアンテナ
6aおよび6bにおいても、アダプティブアレイ基地局
1および2との間で同様の状態が生じる。
【0015】なお、このようなアダプティブアレイ処理
を用いて空間多重接続を実現している空間多重基地局に
おいても同様の問題が生じる。図9は、端末と基地局と
の接続状態を模式的に示す図であり、(a)は、ダイバ
ーシチ受信をしない端末と空間多重基地局との接続状態
を示し、(b)は、ダイバーシチ受信をする端末と空間
多重基地局との接続状態を示す。
【0016】図9の(a)を参照して、ダイバーシチ受
信をしない端末30および40は、太線の矢印で示すよ
うに、アダプティブアレイ処理により所望の基地局10
に空間多重接続され、空間多重基地局10のアレイアン
テナからは、端末30および40の、上り信号を送信し
た1本のアンテナに向けて下り信号が送信指向性を伴っ
て送信される。空間多重基地局10から端末30および
40に向かって信号電波のビームが向けられている様子
を斜線の領域Dで示す。
【0017】この場合、端末30および40では、所望
の基地局10の送信指向性により、最大電力で基地局1
0からの下り信号を受信することができる。
【0018】以上のように、ダイバーシチ受信をしない
端末と所望の空間多重基地局との間では、干渉の少ない
良好な接続状態を実現することができる。
【0019】これに対し、図9の(b)を参照すると、
たとえばダイバーシチ受信をする端末50は、一方のア
ンテナ50aで上り信号を送信し、太線の矢印で示すよ
うに、空間多重基地局10との間に、図9の(a)で示
した関係と同じ接続関係が確立される。すなわち、端末
50のアンテナ50aにおいては、所望の空間多重基地
局10からの下り信号は最大電力で受信される。
【0020】一方、端末50のアンテナのうち、上り信
号を送信しない他方のアンテナ50bには、所望の空間
多重基地局10からの信号電波のビームDは向けられて
いないため、空間多重基地局10からの受信信号Uの電
力は低下する。このため、アンテナ50bにおいては、
図示しない不所望の基地局からの干渉波の電力が相対的
に増大することになる。
【0021】ダイバーシチ受信をする端末60のアンテ
ナ60aおよび60bにおいても同様の状態が生じる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ダイバ
ーシチ受信を行なう端末では、所望の基地局が下り送信
指向性の制御を行なうアダプティブアレイ基地局である
か否かに関わらず、2本のアンテナのうち受信レベルの
高い方のアンテナを受信用のアンテナとして選択する。
したがって、たとえば図8(b)の端末5の、上り信号
を送信したアンテナ5aで受信した所望のアダプティブ
アレイ基地局1からの受信電力を、上り信号を送信して
いないアンテナ5bで受信した、所望のアダプティブア
レイ基地局1からの低い受信電力と不所望のアダプティ
ブアレイ基地局2からの大きな干渉波Uとの合計電力が
上回った場合、アンテナ5bが受信用アンテナとして選
択されてしまうことになる。
【0023】この場合、アンテナ5bで受信した信号
は、所望のアダプティブアレイ基地局1からの下り受信
信号に対して、不所望のアダプティブアレイ基地局2か
らの干渉波Uの電力が相対的に大きく、干渉成分の大き
い信号、いわゆるDU(Desired user's power: Undesi
red user's power)比が低い信号となっている。
【0024】端末5において、このようなDU比の低い
受信信号を復調しようとしても、復調信号のフレームに
エラーが発生し、正確な復調はできない。特に、不所望
のアダプティブアレイ基地局2からの下り信号(干渉
波)Uの電力レベルが大きくなれば、最悪の場合、アダ
プティブアレイ基地局2から別ユーザの端末6に向けて
送信された下り信号を端末5が誤って復調することさえ
考えられる。
【0025】同様の問題は、図9に示した空間多重基地
局の場合にも生じる。このように、従来の移動体通信シ
ステムでは、ダイバーシチ受信する端末がアダプティブ
アレイ基地局(または空間多重基地局)と接続したとき
には、端末におけるDU比が低下し、干渉波によってそ
の受信性能が劣化することになる。したがって、周波数
再利用距離(同じ周波数を使用し得る基地局間の最短距
離)の短縮というアダプティブアレイ技術による効果が
低減してしまうという問題点があった。
【0026】それゆえに、この発明の目的は、接続しよ
うとする基地局の種別に応じて、端末側の受信動作種別
を選択することにより、アダプティブアレイ基地局、空
間多重基地局など、下り送信指向性を制御する基地局と
接続したときでも受信性能が劣化することのない無線端
末装置およびその受信動作制御プログラムを提供するこ
とである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明の1つの局面
は、移動体通信システムにおける無線端末装置であっ
て、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複
数の無線基地局の各々は、当該無線基地局の種別を識別
する情報を含む信号を送信している。無線端末装置は、
複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信
号を受信して情報に基づいて当該無線基地局の種別を判
別する手段と、判別された当該無線基地局の種別に応じ
て、当該無線基地局からの信号を受信するための受信動
作モードを選択する手段とを備える。
【0028】この発明の他の局面は、移動体通信システ
ムにおける、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信
が可能な無線端末装置であって、移動体通信システムは
複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、
当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作
を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信
している。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接
続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づい
て当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無
線基地局であるか否かを判別する手段と、当該無線基地
局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局である
と判別すると、複数のアンテナのうち当該無線基地局へ
の信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基
地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線
基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない無線基地
局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無
線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定
する手段とを備える。
【0029】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムにおける、複数のアンテナを用いて選択的にア
ダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な
無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無
線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線
基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう
無線基地局であるか否かを識別する情報を送信してい
る。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続すべ
き無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該
無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地
局であるか否かを判別する手段と、無線基地局がアダプ
ティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別する
と、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号
をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線
基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない無線基地
局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無
線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプテ
ィブアレイ受信するように設定する手段とを備える。
【0030】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムにおける、複数のアンテナを用いてダイバーシ
チ受信が可能な無線端末装置であって、移動体通信シス
テムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各
々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行
なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信して
いる。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続す
べき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当
該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局である
か否かを判別する手段と、当該無線基地局が空間多重動
作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアン
テナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアン
テナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用
するように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行
なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテ
ナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受
信するように設定する手段とを備える。
【0031】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムにおける、複数のアンテナを用いて選択的にア
ダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な
無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無
線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線
基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局
であるか否かを識別する情報を送信している。無線端末
装置は、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局
からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局が
空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別す
る手段と、当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線
基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当
該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信する
ように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行なわ
ない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを
用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信ま
たはアダプティブアレイ受信するように設定する手段と
を備える。
【0032】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムの無線端末装置において受信動作を制御する受
信動作制御プログラムであって、移動体通信システムは
複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、
当該無線基地局の種別を識別する情報を含む信号を送信
している。受信動作制御プログラムは、コンピュータ
に、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
の信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局の種別
を判別するステップと、判別された当該無線基地局の種
別に応じて、当該無線基地局からの信号を受信するため
の受信動作モードを選択するステップとを実行させる。
【0033】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムの、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信
が可能な無線端末装置において受信動作を制御する受信
動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複
数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当
該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を
行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信し
ている。受信動作制御プログラムは、コンピュータに、
複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信
号を受信して情報に基づいて当該無線基地局がアダプテ
ィブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別
するステップと、当該無線基地局が空アダプティブアレ
イ動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数の
アンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用した
アンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に
使用するように設定し、当該無線基地局がアダプティブ
アレイ動作を行なわない無線基地局であると判別する
と、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号
をダイバーシチ受信するように設定するステップとを実
行させる。
【0034】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムの、複数のアンテナを用いて選択的にアダプテ
ィブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端
末装置における受信動作制御プログラムであって、移動
体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線
基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプ
ティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識
別する情報を送信している。受信動作制御プログラム
は、コンピュータに、複数の無線基地局のうち接続すべ
き無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該
無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地
局であるか否かを判別するステップと、当該無線基地局
がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると
判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局か
らの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、
当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない
無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用い
て当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信または
アダプティブアレイ受信するように設定するステップと
を実行させる。
【0035】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムの、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信
が可能な無線端末装置において受信動作を制御する受信
動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複
数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当
該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線
基地局であるか否かを識別する情報を送信している。受
信動作制御プログラムは、コンピュータに、複数の無線
基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信し
て情報に基づいて当該無線基地局が空間多重動作を行な
う無線基地局であるか否かを判別するステップと、当該
無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であると
判別すると、複数のアンテナのうち当該無線基地局への
信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地
局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基
地局が空間多重動作を行なわない無線基地局であると判
別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局から
の信号をダイバーシチ受信するように設定するステップ
とを実行させる。
【0036】この発明のさらに他の局面は、移動体通信
システムの、複数のアンテナを用いて選択的にアダプテ
ィブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端
末装置における受信動作制御プログラムであって、移動
体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線
基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多
重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報
を送信している。受信動作制御プログラムは、コンピュ
ータに、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局
からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局が
空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別す
るステップと、当該無線基地局が空間多重動作を行なう
無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用い
て当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信
するように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行
なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテ
ナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受
信またはアダプティブアレイ受信するように設定するス
テップとを実行させる。
【0037】したがって、この発明によれば、無線端末
装置は、接続しようとする無線基地局の種別に応じて、
端末側の受信動作を自動的に選択することにより、基地
局の動作種別に対応した最適の受信方法を実現すること
ができ、端末における受信性能の劣化を防ぐことげでき
る。
【0038】特に、無線基地局がアダプティブアレイ基
地局または空間多重基地局である場合、ダイバーシチ受
信が可能な無線端末装置に、送信に使用したアンテナを
その直後の受信に使用するように設定させることによ
り、無線端末装置において無線基地局からの送信指向性
を伴った良好な受信を可能にすることができ、ひいては
干渉成分の低減を図ることができる。
【0039】さらに、無線基地局がアダプティブアレイ
基地局または空間多重基地局である場合、アダプティブ
アレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装
置に、アダプティブアレイ受信を設定させることによ
り、無線端末装置において干渉波を除去した無線基地局
からの良好な受信を可能にすることができ、干渉成分の
低減を図ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0041】[実施の形態1]図1は、この発明の実施
の形態1の動作原理を模式的に示す概念図であり、より
詳細には、ダイバーシチ受信が可能な端末とアダプティ
ブアレイ基地局との接続状態を示している。
【0042】図1を参照して、アダプティブアレイ基地
局1および2は、それぞれ、たとえばアダプティブアレ
イ技術を用い送信指向性制御を行なうアダプティブアレ
イ基地局であることを示す識別情報を一定周期で送信し
ているものとする。
【0043】端末7および8は、通常はダイバーシチ受
信を行なう端末であるが、接続しようとしている所望の
基地局がアダプティブアレイ基地局であることを上記の
識別情報に基づいて認識すると、図8の(b)に示した
ような受信レベルに基づく選択ダイバーシチ受信は停止
し、下記の受信動作に移行する。
【0044】すなわち、送信指向性を伴ったアダプティ
ブアレイ基地局との送受信では、端末側の上り信号を送
信したアンテナに対し、アダプティブアレイ基地局のア
レイアンテナからの下り信号の送信指向性が向けられる
ことになる。
【0045】したがって、この発明の実施の形態1で
は、接続相手先がアダプティブアレイ基地局であること
が判明したときには、端末において、受信レベルに応じ
て受信アンテナを切替えるダイバーシチ受信を停止し、
ダイバーシチ用の複数(たとえば2本)のアンテナのう
ち、あるフレームで基地局への上り信号の送信に使用し
たいずれかのアンテナを常に、その直後のフレームにお
ける基地局からの下り信号の受信に使用するようにアン
テナ選択を制御するように構成したものである。
【0046】たとえば、図1の例において、所望の基地
局1がアダプティブアレイ基地局であることが端末7に
よって判別されたときには、あるフレームで上り信号の
送信に使用した一方のアンテナ7aを、その直後のフレ
ームにおいて基地局1のアレイアンテナからの下り信号
の受信に使用する。この結果、信号電波のビームDはア
ンテナ7aに向けられ、太線の矢印で示すように端末7
と基地局1との間に良好な接続が確立され、不所望の基
地局2からの干渉波Uのレベルは最小となる。
【0047】なお、図示しないが、同様に、他方のアン
テナ7bで基地局1に上り信号を送信したときには、そ
のアンテナ7bがその直後の基地局1からの下り信号の
受信に使用され、基地局1の信号電波のビームDはアン
テナ7bに向けられ、良好な接続が確立される。
【0048】ダイバーシチ受信可能な端末8と、その所
望のアダプティブアレイ基地局2との関係も同様であ
る。
【0049】図2は、この発明の実施の形態1で用いら
れるフレームフォーマットの一例を示す模式図である。
【0050】上述のように、この発明の実施の形態1で
は、移動体通信システムを構成する各基地局は、当該基
地局の動作の種別、より特定的には、当該基地局が下り
の送信指向性制御を行なうアダプティブアレイ基地局で
あるか否かを示す識別情報を一定周期で送信している。
【0051】図2は、各基地局から送信される下り制御
チャネルCCHの1フレームのフォーマットを概略的に
示している。
【0052】図2を参照して、基地局からの下り信号の
1フレームは、スタートシンボルSSと、プリアンブル
PRと、ユニークワードUWと、制御チャネルCCHの
データと、誤り検査用ビットCRCとから構成される。
【0053】制御チャネルCCHのデータは、さらに、
基地局の種別を識別するための情報ビットと、制御チャ
ネルCCH用の所用のデータとに分けられる。より具体
的に、この基地局種別を識別するための情報ビットは、
この下り信号フレームを送信している当該基地局が、下
り送信指向性を制御するアダプティブアレイ基地局であ
るか否かを識別する情報である。
【0054】なお、図2に示した識別情報の挿入場所
は、一例に過ぎず、下り送信信号のフレームのどの場所
に挿入してもよい。
【0055】次に、図3は、この発明の実施の形態1に
よる端末と基地局との間の信号の授受の態様を表わすタ
イミング図である。
【0056】図3を参照して、接続しようとする基地局
がアダプティブアレイ基地局である場合、基地局側から
は、図2に示したように下り信号フレームの制御チャネ
ルCCHに、基地局の動作種別を識別する情報(下り送
信制御を行なうアダプティブアレイ基地局であることを
示すビット)が含められて送信される。
【0057】これを受けた端末側では、相手基地局がア
ダプティブアレイ基地局であることを認識し、ダイバー
シチ受信用の複数のアンテナのうち、ある特定のアンテ
ナで、リンクチャネルLCH割当て要求を基地局に送信
する。
【0058】アダプティブアレイ基地局はこの上り信号
をアダプティブアレイ動作により受信し、次のフレーム
でLCH割当て指示をアダプティブアレイ動作により送
信する。
【0059】端末側では、前のフレームでLCH割当て
要求を送信したアンテナで、基地局側から送信指向性を
伴って送信されたこのLCH割当て指示を受信する。
【0060】これを受けた端末側では、ダイバーシチ受
信用の複数のアンテナのうち、ある特定のアンテナで、
上り同期バーストを基地局に送信する。
【0061】アダプティブアレイ基地局はこの上り同期
バーストをアダプティブアレイ動作により受信し、次の
フレームで下り同期バーストをアダプティブアレイ動作
により送信する。
【0062】端末側では、前のフレームで上り同期バー
ストを送信したアンテナで、基地局側から送信指向性を
伴って送信されたこの下り同期バーストを受信する。
【0063】これを受けた端末側では、ダイバーシチ受
信用の複数のアンテナのうち、ある特定のアンテナで、
通話チャネルTCH起動プロセスを基地局に送信する。
【0064】アダプティブアレイ基地局はこのTCH起
動プロセスをアダプティブアレイ動作により受信し、次
のフレームで下り通話チャネルTCHをアダプティブア
レイ動作により送信する。
【0065】端末側では、前のフレームでTCH起動プ
ロセスを送信したアンテナで、基地局側から送信指向性
を伴って送信されたこの下りTCHを受信する。
【0066】図4は、上述の動作原理を実現するため
の、この発明の実施の形態1による端末のシステム構成
を示す機能ブロック図である。
【0067】図4を参照して、2本のアンテナ11,1
2は、アンテナ選択スイッチ13の2個の固定端子に接
続され、スイッチ13の可動端子は送受信信号切替えス
イッチ14に接続される。
【0068】スイッチ14には、変調回路15および復
調回路16が接続される。復調回路16の出力は、デジ
タルシグナルプロセッサDSP18に与えられる。
【0069】一方、アンテナ11,12の出力は、受信
レベル比較装置17に与えられる。受信レベル比較装置
17の出力もDSP18に与えられる。破線18で表わ
されたDSPの内部は、DSPによってソフトウェアで
実現される処理を機能ブロックで示したものである。
【0070】すなわち、復調回路16の出力は、基地局
種別識別装置18aに与えられ、その出力はアンテナ選
択スイッチ制御装置18bに与えられる。また、受信レ
ベル比較装置17の出力もアンテナ選択スイッチ制御装
置18bに与えられる。
【0071】アンテナ選択スイッチ制御装置18bの出
力は、アンテナ選択スイッチ13の切替え制御入力に与
えられる。
【0072】図4の端末の動作について、より詳細に説
明する。この端末は、ダイバーシチ受信が可能な端末で
あり、通常のダイバーシチ動作について説明する。
【0073】まず、送信時は、マイクなどの図示しない
信号源からの信号は、変調回路15で変調され、スイッ
チ14を介してアンテナ選択スイッチ13の可動端子に
与えられる。
【0074】アンテナ11,12のうち、このスイッチ
13で選択された一方のアンテナによって、上り信号が
送信される。
【0075】一方、受信時には、アンテナ11,12で
それぞれ受信された信号の受信レベルが、受信レベル比
較装置17で互いに比較され、比較結果がアンテナ選択
スイッチ制御装置18bに与えられる。制御装置18b
は、受信レベルが大きい方のアンテナ出力を選択するよ
うに、スイッチ13を制御する。
【0076】選択された一方のアンテナからの受信信号
は、スイッチ14を介して復調回路16に与えられ、復
調される。復調された信号は、図示しないスピーカなど
に与えられ再生される。以上が通常のダイバーシチ受信
動作である。
【0077】次に、図5は、図4に示した端末におい
て、DSP18によってソフトウェアで実行されるこの
発明の実施の形態1による動作を示すフローチャートで
ある。
【0078】まず、アンテナ11,12のいずれかによ
って基地局から受信した、基地局種別情報を含む信号
(たとえば下り制御チャネルCCH)が復調回路16で
復調され、DSP18(基地局種別識別装置18a)で
受取られる(ステップS1)。
【0079】DSP18は、受取った基地局種別情報に
基づいて、当該基地局がアダプティブアレイ基地局であ
るか否かを判別する(ステップS2)。
【0080】ステップS2において当該基地局がアダプ
ティブアレイ基地局であることが判別されると、DSP
18(アンテナ選択スイッチ制御装置18b)は、図1
および図3に関連して説明したように、直前のフレーム
で上り信号の送信に使用したアンテナで、次のフレーム
での下り信号を受信するように、アンテナ選択スイッチ
13の選択動作を設定する(ステップS3)。
【0081】なお、上り信号の送信に使用するアンテナ
の選択方法は特に限定されない。たとえば、数フレーム
にわたって各アンテナごとの平均受信レベルを算出し、
その値が高いアンテナを送信に用いることが考えられ
る。
【0082】また、この実施の形態1では、直前のフレ
ームとは、PHSの規定で定められている2.5m秒の
1フレーム前を指すが、この発明はこの期間に限定され
るものではない。
【0083】一方、ステップS2において当該基地局が
アダプティブアレイ基地局ではない(下り送信指向性制
御を行なわない無指向性の基地局である)ことが判別さ
れると、DSP18(アンテナ選択スイッチ制御装置1
8b)は、前述したダイバーシチ受信で下り信号を受信
するように、アンテナ選択スイッチ13の選択動作を設
定する(ステップS4)。
【0084】なお、アダプティブアレイ基地局が、図9
に関連して説明したように、アダプティブアレイ技術を
用いて、複数の端末と空間多重接続している空間多重基
地局である場合にも図5に示す処理を実行することがで
きる(図5のステップS2参照)。
【0085】以上のように、この発明の実施の形態1に
よれば、基地局がアダプティブアレイ基地局(または空
間多重基地局)であることが判別された場合、ダイバー
シチ受信が可能な端末に、ダイバーシチ受信を停止さ
せ、送信に使用したアンテナをその直後の受信に使用す
るように設定させることにより、端末において基地局か
らの送信指向性を伴った良好な受信を可能にすることが
でき、ひいてはDU比の改善を図ることができる。
【0086】[実施の形態2]図6は、この発明の動作
原理を実現するための、この発明の実施の形態2による
端末のシステム構成を示す機能ブロック図である。
【0087】図6に示した実施の形態2による端末は、
以下の点で、図4に示した実施の形態1による端末と異
なっている。すなわち、図4の実施の形態1では、アダ
プティブアレイ基地局と接続するときに、端末側で送信
時と同じアンテナで受信することにより基地局の送信指
向性を有効に利用しているのに対し、図6の実施の形態
2では、アダプティブアレイ基地局と接続するときに、
端末側でもアダプティブアレイ受信を行なうことによ
り、下り信号における干渉波の除去を図るものである。
【0088】図6において、破線18で表わされたDS
Pの内部は、DSPによってソフトウェアで実現される
処理を機能ブロックで示したものであり、基地局種別識
別装置18aと、アダプティブアレイ受信およびダイバ
ーシチ受信対応送受信装置18cとから構成される。ア
ンテナ11,12、変調回路15、復調回路16、受信
レベル比較装置17、および基地局種別識別装置18a
が、アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対
応送受信装置18cに接続される。
【0089】この図6に示す端末は、複数のアンテナを
用いてダイバーシチ受信およびアダプティブアレイ受信
を選択的に行なうことができる端末である。すなわち、
ダイバーシチ受信およびアダプティブアレイ受信は、ア
ダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受
信装置18cによってソフトウェアにより、選択的に実
行されるものとする。
【0090】なお、ダイバーシチ受信およびアダプティ
ブアレイ受信の動作は周知であり、DSP(ソフトウェ
ア)を用いて、容易に選択的に実現することができる。
【0091】次に、図7は、図6に示した端末におい
て、DSP18によってソフトウェアで実行されるこの
発明の実施の形態2による動作を示すフローチャートで
ある。
【0092】まず、アンテナ11,12のいずれかによ
って基地局から受信した、基地局種別情報を含む信号
(たとえば下り制御チャネルCCH)が復調回路16で
復調され、DSP18(基地局種別識別装置18a)で
受取られる(ステップS1)。
【0093】DSP18は、受取った基地局種別情報に
基づいて、当該基地局がアダプティブアレイ基地局であ
るか否かを判別する(ステップS2)。
【0094】ステップS2において当該基地局がアダプ
ティブアレイ基地局であることが判別されると、DSP
18(アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信
対応送受信装置18c)は、次のフレームでの下り信号
をアダプティブアレイ動作で受信するように受信動作を
設定する(ステップS5)。
【0095】一方、ステップS2において当該基地局が
アダプティブアレイ基地局ではない(無指向性の基地局
である)ことが判別されると、DSP18(アダプティ
ブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置1
8c)は、ダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ
受信のいずれかで下り信号を受信するように受信動作を
設定する(ステップS6)。
【0096】なお、アダプティブアレイ基地局が、図9
に関連して説明したように、アダプティブアレイ技術を
用いて、複数の端末と空間多重接続している空間多重基
地局である場合にも図7に示す処理を実行することがで
きる(図7のステップS2参照)。
【0097】以上のように、この発明の実施の形態2に
よれば、基地局がアダプティブアレイ基地局(または空
間多重基地局)であることが判別された場合、アダプテ
ィブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な端末
に、ダイバーシチ受信を停止させ、アダプティブアレイ
受信を設定させることにより、端末において干渉波を除
去した良好な受信を可能にすることができ、ひいてはD
U比の改善を図ることができる。
【0098】なお、上述の各実施の形態では、複数の端
末が接続する空間多重基地局として、アダプティブアレ
イ処理によって空間多重接続を行なうアダプティブアレ
イ基地局を用いた場合について説明したが、アダプティ
ブアレイ処理に限らず、下り指向性制御を伴って空間多
重接続を可能とする基地局であれば、どのような処理技
術を用いた基地局であっても、この発明は適用すること
ができる。
【0099】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0100】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、端末
は、接続しようとする基地局の種別に応じて、端末側の
受信動作を自動的に選択することにより、基地局の動作
種別(下り送信指向性の制御を行なう基地局か否か)に
対応した最適の受信方法を実現することができ、端末に
おける受信性能の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の動作原理を模式的
に示す概念図である。
【図2】 この発明の実施の形態1で用いられるフレー
ムフォーマットの一例を示す模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による端末と基地局
との間の信号の授受の態様を表わすタイミング図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1による端末のシステ
ム構成を示す機能ブロック図である。
【図5】 図4に示した実施の形態1による端末の動作
を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2による端末のシステ
ム構成を示す機能ブロック図である。
【図7】 図6に示した実施の形態2による端末の動作
を示すフローチャートである。
【図8】 従来の移動体通信システムの動作原理を模式
的に示す概念図である。
【図9】 従来の移動体通信システムの他の例の動作原
理を模式的に示す概念図である。
【符号の説明】
1,2 アダプティブアレイ基地局、3,4,5,6,
7,8,30,40,50,60 端末、10 空間多
重基地局、11,12 アンテナ、13 アンテナ選択
スイッチ、14 送受信信号切替えスイッチ、15 変
調回路、16復調回路、17 受信レベル比較装置、1
8 DSP、18a 基地局種別識別装置、18b ア
ンテナ選択スイッチ制御装置、18c アダプティブア
レイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置。
フロントページの続き (72)発明者 宮田 健雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 忠芳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5K059 CC03 DD07 DD10 5K067 AA23 BB02 CC24 DD19 DD43 EE02 EE10 FF16 GG01 GG11 KK02 KK03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信システムにおける無線端末装
    置であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地
    局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基
    地局の種別を識別する情報を含む信号を送信しており、 前記無線端末装置は、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局の
    種別を判別する手段と、 判別された当該無線基地局の種別に応じて、当該無線基
    地局からの信号を受信するための受信動作モードを選択
    する手段とを備える、無線端末装置。
  2. 【請求項2】 移動体通信システムにおける、複数のア
    ンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置
    であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局
    を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地
    局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線
    基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、 前記無線端末装置は、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局である
    か否かを判別する手段と、 当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう
    無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナの
    うち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナを
    その直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するよ
    うに設定し、当該無線基地局が前記アダプティブアレイ
    動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記
    複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダ
    イバーシチ受信するように設定する手段とを備える、無
    線端末装置。
  3. 【請求項3】 移動体通信システムにおける、複数のア
    ンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信または
    ダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、前記
    移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複
    数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴
    うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか
    否かを識別する情報を送信しており、 前記無線端末装置は、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局である
    か否かを判別する手段と、 当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう
    無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを
    用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ
    受信するように設定し、当該無線基地局が前記アダプテ
    ィブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別す
    ると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局から
    の信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受
    信するように設定する手段とを備える、無線端末装置。
  4. 【請求項4】 移動体通信システムにおける、複数のア
    ンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置
    であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局
    を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地
    局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であ
    るか否かを識別する情報を送信しており、 前記無線端末装置は、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判
    別する手段と、 当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局
    であると判別すると、前記複数のアンテナのうち当該無
    線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の
    当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定
    し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行なわない無
    線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用
    いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信する
    ように設定する手段とを備える、無線端末装置。
  5. 【請求項5】 移動体通信システムにおける、複数のア
    ンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信または
    ダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、前記
    移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複
    数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴
    う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別
    する情報を送信しており、 前記無線端末装置は、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判
    別する手段と、 当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局
    であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該
    無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するよ
    うに設定し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行な
    わない無線基地局であると判別すると、前記複数のアン
    テナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ
    受信またはアダプティブアレイ受信するように設定する
    手段とを備える、無線端末装置。
  6. 【請求項6】 移動体通信システムの無線端末装置にお
    いて受信動作を制御する受信動作制御プログラムであっ
    て、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含
    み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局の
    種別を識別する情報を含む信号を送信しており、 前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局の
    種別を判別するステップと、 判別された当該無線基地局の種別に応じて、当該無線基
    地局からの信号を受信するための受信動作モードを選択
    するステップとを実行させるための、受信動作制御プロ
    グラム。
  7. 【請求項7】 移動体通信システムの、複数のアンテナ
    を用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置におい
    て受信動作を制御する受信動作制御プログラムであっ
    て、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含
    み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が
    指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地
    局であるか否かを識別する情報を送信しており、 前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局である
    か否かを判別するステップと、 当該無線基地局が前記空アダプティブアレイ動作を行な
    う無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナ
    のうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナ
    をその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用する
    ように設定し、当該無線基地局が前記アダプティブアレ
    イ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前
    記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号を
    ダイバーシチ受信するように設定するステップとを実行
    させるための、受信動作制御プログラム。
  8. 【請求項8】 移動体通信システムの、複数のアンテナ
    を用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバ
    ーシチ受信が可能な無線端末装置における受信動作制御
    プログラムであって、前記移動体通信システムは複数の
    無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当
    該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を
    行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信し
    ており、 前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局である
    か否かを判別するステップと、 当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう
    無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを
    用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ
    受信するように設定し、当該無線基地局が前記アダプテ
    ィブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別す
    ると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局から
    の信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受
    信するように設定するステップとを実行させるための、
    受信動作制御プログラム。
  9. 【請求項9】 移動体通信システムの、複数のアンテナ
    を用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置におい
    て受信動作を制御する受信動作制御プログラムであっ
    て、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含
    み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が
    指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか
    否かを識別する情報を送信しており、 前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判
    別するステップと、 当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局
    であると判別すると、前記複数のアンテナのうち当該無
    線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の
    当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定
    し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行なわない無
    線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用
    いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信する
    ように設定するステップとを実行させるための、受信動
    作制御プログラム。
  10. 【請求項10】 移動体通信システムの、複数のアンテ
    ナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイ
    バーシチ受信が可能な無線端末装置における受信動作制
    御プログラムであって、前記移動体通信システムは複数
    の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、
    当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無
    線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、 前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、 前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局から
    の信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が
    前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判
    別するステップと、 当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局
    であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該
    無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するよ
    うに設定し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行な
    わない無線基地局であると判別すると、前記複数のアン
    テナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ
    受信またはアダプティブアレイ受信するように設定する
    ステップとを実行させるための、受信動作制御プログラ
    ム。
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