JP6050803B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、画像処理を実行可能な状態にある待機モードと、前記待機モードに比べて消費電力量が少ない低消費電力モードとを備える画像処理装置に関する。
近年、オフィス等において、複数の機能を備える複合機(MFP:Multi Function Peripheral)が使用されている。複合機は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを通じてパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と接続された状況で使用されることが多い。
このような複合機では、環境負荷軽減のため、未使用時等に、複合機の全体に電力を供給するモードから、消費電力量を少なくした低消費電力モード(スリープモード)へ、動作モードを切り替える機能が広く採用されている。低消費電力モードであっても、情報処理端末からのネットワークを介した信号(パケット)がいつ入力されても動作可能なように、ネットワークを介した指示の受信に関する機能を奏する部位には電力供給がなされている。
また、特許文献1は、消費電力の更なる低減を目的として、外部機器との通信を行う通信制御部に供給する電力を繰り返しOFF/ON制御する電力制御手段を備えるネットワーク機器を開示している。この技術では、電力制御手段による電力のOFF/ON制御期間のうち、OFF期間を外部機器からの信号送信から該信号の再送信までの送信間隔よりも短く設定される。また、電力制御手段は、外部機器からの送信信号の受信に基づいて電力のOFF/ON制御を停止し、通信制御部に供給する電力をONにする。
特開2009−277057号公報
特許文献1が開示する技術は、通信制御部に供給される電力がオフになる状態が存在するため、電力を常時オンする構成に比べれば、ネットワーク通信に係る消費電力を低減することが可能なようにも思える。しかしながら、ネットワークに接続された機器では、画像データの印字要求のみならず、ブロードキャスト等、無数の通信が行われている。そのため、特許文献1が開示する技術を適用した場合、画像処理装置における処理に関係のない信号(パケット)であっても、受信する都度、通信制御部に電力が供給されることになる。すなわち、画像処理装置における処理に関係のない信号に対応するために電力が消費されることになる。そのため、通信制御部に供給する電力をオフに期間を十分に取ることができず、結果として、消費電力が低減できないという状況が発生し得る。このような現象は、多くの機器が接続されたネットワークほど顕著になる。
本発明は、このような従来の事情を鑑みてなされたものであり、低消費電力モード時のネットワーク通信に係る電力消費をより低減することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は以下の技術的手段を採用している。まず、本発明は、画像処理を実行可能な状態にある待機モードと、待機モードに比べて消費電力量が少ない低消費電力モードとを備える画像処理装置を前提としている。そして、本発明に係る画像処理装置は、通信部、要求頻度監視部、起動スケジュール生成部、及び電力制御部を備える。通信部は、ネットワークインターフェイスを介してネットワークに接続し、当該ネットワークに接続された他の機器と通信する。要求頻度監視部は、通信部が受信した画像処理要求の頻度を示す情報を取得する。起動スケジュール生成部は、要求頻度監視部が取得した要求頻度情報に基づいて、通信部の起動スケジュールを生成する。電力制御部は、画像処理装置が低消費電力モードである場合、起動スケジュール生成部が生成した起動スケジュールにしたがって通信部に対する電力供給モードを切り替える。
この画像処理装置では、現実になされた画像処理要求の頻度に応じて、通信部が起動している時間(通信部に電力が供給されている時間)を可変させることができる。例えば、画像処理要求が多い時間帯には通信部が起動している時間を長くし、画像処理要求が少ない時間帯には通信部が起動している時間を短くする。したがって、通信部が起動している時間を、ユーザーの使用環境に応じて変化させることができる。なお、この構成では、画像処理装置における処理に関係のない信号に対応して通信部は起動することがなく、また、要求頻度が少ない時間帯では、通信部が起動していない時間を長くすることができる。その結果、通信部の消費電力をより低減することができる。
一方、要求頻度が多い時間帯では、通信部が起動している時間が長くなるため、リトライ動作を待つことなく画像処理装置に受信される。そのため、ユーザーの待ち時間が異常に増大することを抑制することができる。
上記画像処理装置において、起動スケジュール生成部は、予め指定された閾値と、予め
指定された期間内の要求頻度情報とに基づいて起動スケジュールを生成する。また、電力供給モードは、通信部の起動時間が異なる複数の電力供給モードを含む。各電力供給モードは、通信部に対して電力を供給する状態と通信部に対して電力を供給しない状態とが周期的に繰り返す構成である。また、各電力供給モードの各周期において通信部に対して電力を供給する状態の時間長は同一であり、通信部に対して電力を供給しない状態の時間長が異なることで、通信部の起動時間を異ならせている。
本発明によれば、低消費電力モード時のネットワーク通信に係る電力消費をより低減することができる。
本発明の一実施形態における複合機の全体構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態における複合機を示す機能ブロック図 本発明の一実施形態における要求頻度情報の一例を示す図 本発明の一実施形態における通信部に対する電力供給モードの一例を示す図 本発明の一実施形態における複合機が実施する電力制御手順の一例を示すフロー図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。以下ではデジタル複合機として本発明を具体化する。なお、このデジタル複合機は、1又は複数のユニットに電力が供給され、少なくとも1の機能(画像処理)が実行可能な状態にある待機モードと、操作パネルを通じたユーザーからの指示入力の受付等に必要な最小限の電力を供給することにより待機モードに比べて消費電力量を少なくした低消費電力モード(スリープモード)とを含む複数の動作モードを切り替え可能に構成されている。
図1は本実施形態におけるデジタル複合機の全体構成の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、複合機100は、画像読取部120及び画像形成部140を含む本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102とを備える。また、複合機100の前面には、ユーザーが複合機100に複写開始やその他の指示を与えたり、複合機100の状態や設定を確認したりすることができる操作パネル171が設けられている。
本体101の上部には、画像読取部120が設けられている。画像読取部120は、走査光学系121により原稿の画像を読み取りその画像のデジタルデータ(画像データ)を生成する。
生成された画像データは、画像形成部140において用紙に印刷することができる。また、生成された画像データは、ネットワークインターフェイス161等を介して、ネットワークを通じて他の機器へ送信することもできる。
画像形成部140は、画像読取部120が生成した画像データや、ネットワーク162に接続された他の機器から受信した画像データを用紙に印刷する。なお、図1では、他の機器として情報処理端末200のみを例示している。
画像形成部140は、手差しトレイ151、給紙カセット152、153、154等から、トナー像を転写する転写部155へ用紙を給紙する。転写部155においてトナー像が転写された用紙は排紙トレイ149へ排紙される。
図2は、複合機における制御系のハードウェア構成図である。本実施形態の複合機100は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、HDD(Hard Disk Drive)204及び画像読取部120、画像形成部140における各駆動部に対応するドライバー205が内部バス206を介して接続されている。ROM203やHDD204等はプログラムを格納しており、CPU201はその制御プログラムの指令にしたがって複合機100を制御する。例えば、CPU201はRAM202を作業領域として利用し、ドライバー205とデータや命令を授受することにより上記各駆動部の動作を制御する。また、HDD204は、画像読取部120により得られた画像データや、他の機器からネットワークインターフェイス161を通じて受信した画像データの蓄積にも用いられる。
内部バス206には、操作パネル171や各種のセンサー207も接続されている。操作パネル171は、ユーザーの操作を受け付け、その操作に基づく信号をCPU201に供給する。また、操作パネル171は、CPU201からの制御信号にしたがって自身が備えるディスプレイに操作画面を表示する。センサー207は、プラテンカバー102の開閉検知センサーや原稿台上の原稿検知センサー、定着器の温度センサー、搬送される用紙又は原稿の検知センサーなど各種のセンサーを含む。
CPU201は、例えばROM203に格納されたプログラムを実行することで、以下の各手段(機能ブロック)を実現するとともに、これらセンサーからの信号に応じて各手段の動作を制御する。
図3は、本実施形態の複合機の機能ブロック図である。図3に示すように、本実施形態の複合機100は、通信部301、要求頻度監視部302、起動スケジュール生成部303、電力制御部304、及び動作モード切替部311を備える。
動作モード切替部311は、上述の待機モードと低消費電力モードとを含む複数の動作モードを切り替える。待機モードには、複合機100が実行可能な各機能(画像読取機能、画像形成機能、ファクシミリ送受信機能、ネットワーク送受信機能)中の1の機能のみが直ちに実行できる状態にあるモードの他、一部の複数の機能のみが直ちに実行できる状態にあるモード(例えば、定着器等電力消費の大きい機器への電源供給が停止され、画像形成機能は直ちに実行できないモード)や全機能が直ちに実行できる状態にあるモードが含まれる。また、低消費電力モードでは、複合機100の一部のみに電力を供給することで、低消費電力モードから他の動作モードへの移行条件を満たすか否かを検知することができる状態に、複合機100は維持される。例えば、移行条件を満たすか否かの検知に無関係なセンサー(例えば、プラテンカバー開閉検知センサーや原稿検知センサー等)、RAM202、HDD204、各ユニット(画像読取部120、画像形成部140)等への電力供給が停止される。また、CPU201に対しても、上記検知に必要な最小限の電力のみが供給される。
本実施形態では、例えば、複合機100が待機モードにある場合、複合機100への指示が入力されない状態が予め指定された一定時間継続すると、動作モード切替部311は待機モードから低消費電力モードへ動作モードを切り替える。また、複合機100が低消費電力モードにある場合、操作パネル171を通じてユーザーによる指示の入力があると、動作モード切替部311は、ユーザーの指示内容に応じて低消費電力モードから待機モードへ動作モードを切り替える。
通信部301は、ネットワークインターフェイス161を介してネットワーク162に接続し、ネットワーク162に接続された他の機器(例えば、情報処理端末200)と通信する。例えば、情報処理端末200から画像形成指示とともに画像データが入力された場合、通信部301は入力された画像データを画像形成部140に入力する。また、情報処理端末200から画像読取部120における画像読取指示が入力された場合、通信部301は画像読取部120において生成された画像データを情報処理端末200へ送信する。また、情報処理端末200から画像格納指示とともに画像データが入力された場合、通信部301は入力された画像データを画像格納部312に入力する。さらに、情報処理端末200から画像格納部312に格納された画像データの読出指示が入力された場合、通信部301は指定された画像データを画像格納部312から読み出し、読み出した画像データを情報処理端末200へ送信する。なお、画像格納部312は、例えば、HDD204により実現される。
要求頻度監視部302は、通信部301が受信した画像処理要求の頻度を示す情報(要求頻度情報)を取得する。画像処理要求とは、上記で例示したような、画像形成指示、画像読取指示、画像格納指示、画像読出指示等の複合機100の機能(画像処理機能)の実行を伴う指示であり、ブロードキャストのように、複合機100の機能の実行を伴わない指示は含まない。
特に限定されないが、本実施形態では、要求頻度監視部302は、ネットワーク162を通じた画像処理要求が通信部301に入力されたときの時刻情報を要求頻度情報として記録する。時刻情報とは、例えば、年、月、日、時、分、秒を特定可能な情報である。
起動スケジュール生成部303は、要求頻度監視部302が取得した要求頻度情報に基づいて、通信部301の起動スケジュールを生成する。ここで、起動スケジュールは、通信部301に対する電力供給モードを時間帯ごとに規定する。後述のように、本実施形態では、電力供給モードは通信部301の起動時間が異なる複数の電力供給モードを含む。
本実施形態では、まず、起動スケジュール生成部303は、予め指定された期間(例えば、1週間や1ヶ月)内の要求頻度情報を要求頻度監視部302から取得する。そして、起動スケジュール生成部303は、画像処理要求が通信部301に入力された回数を指定された時間帯ごとに計数する。当該時間帯の区分方法は特に限定されない。例えば、1日を24の時間帯に区分、すなわち、1時間ごとに区分し、各時間帯において入力された画像処理要求を計数する構成を採用することができる。また、各曜日の時間帯ごとに画像処理要求を計数する構成や、営業日と休業日のそれぞれについて、時間帯ごとに画像処理要求を計数する構成を採用することもできる。
また、本実施形態では、起動スケジュール生成部303は、予め指定された閾値と、各時間帯の画像処理要求の計数値とを比較することで起動スケジュールを生成する。図4は、起動スケジュール生成部303が、予め指定された期間内について計数した各時間帯の計数値の一例を示す図である。図4において、横軸は、時刻(時間帯)に対応し、縦軸は、計数値に対応する。図4では、0時から1時のように、1時間ごとの各時間帯について画像処理要求が計数されており、各時間帯の中央(0時から1時の時間帯であれば、0時30分の位置)にその計数値を記載している。
また、図4では、上述の閾値も併せて図示している。この例では、3つの閾値(閾値A、閾値B、閾値C)が予め設定されており、各時間帯の計数値と各閾値との大小関係により、起動スケジュールが決定される。すなわち、各計数値が、閾値C未満、閾値C以上閾値B未満、閾値B以上閾値A未満、閾値A以上のいずれの範囲に属するかにより、通信部301への電力供給方法(電力供給モード)が選択される。
図5は、本実施形態で選択可能な電力供給モードの一例を示す図である。図5において、「Highレベル」が通信部301へ電力を供給する状態に対応し、「Lowレベル」が通信部301へ電力を供給しない状態(通信部301への電力供給を遮断する状態)に対応する。なお、通信部301への電力の供給及び遮断は、通信部301への電力供給経路にスイッチを設け、当該スイッチのオン状態とオフ状態とを切り替える等の公知の任意の手法により実現することができる。
ここでは、電力供給モードとして、「常時起動」、「起動時間1/2」、「起動時間1/4」、「起動時間1/8」の4つを例示している。「常時起動」は、通信部301を常時起動する電力供給モードであり、通信部301に電力が常時供給される。
「起動時間1/2」は、「常時起動」に対して通信部301の起動時間を1/2にする電力供給モードであり、通信部301に予め指定された時間周期で電力の供給及び遮断が繰り返される。この電力供給モードでは、例えば、電力供給が10秒間継続された後、電力供給が10秒間遮断される。
「起動時間1/4」は、「常時起動」に対して通信部301の起動時間を1/4にする電力供給モードであり、通信部301に予め指定された時間周期で電力の供給及び遮断が繰り返される。この電力供給モードでは、例えば、電力供給が10秒間継続された後、電力供給が30秒間遮断される。
「起動時間1/8」は、「常時起動」に対して通信部301の起動時間を1/8にする電力供給モードであり、通信部301に予め指定された時間周期で電力の供給及び遮断が繰り返される。この電力供給モードでは、例えば、電力供給が10秒間継続された後、電力供給が70秒間遮断される。
図4の例では、0時から9時までの時間帯及び20時から24時までの時間帯の計数値が閾値C未満になっている。この場合、起動スケジュール生成部303は、これらの時間帯の電力供給モードとして「起動時間1/8」を選択した起動スケジュールを生成する。
また、9時から10時までの時間帯及び19時から20時までの時間帯は、計数値が閾値C以上閾値B未満になっている。この場合、起動スケジュール生成部303は、これらの時間帯の電力供給モードとして「起動時間1/4」を選択した起動スケジュールを生成する。
また、10時から11時までの時間帯及び18時から19時までの時間帯は、計数値が閾値B以上閾値A未満になっている。この場合、起動スケジュール生成部303は、これらの時間帯の電力供給モードとして「起動時間1/2」を選択した起動スケジュールを生成する。
また、11時から18時までの時間帯は、計数値が閾値A以上になっている。この場合、起動スケジュール生成部303は、これらの時間帯の電力供給モードとして「常時起動」を選択した起動スケジュールを生成する。
なお、起動スケジュール生成部303による要求頻度情報の取得タイミングは特に限定されない。本実施形態では、予め指定された時間間隔(例えば、1日)で起動スケジュール生成部303が、予め指定された期間の要求頻度情報を要求頻度監視部302から取得する構成になっている。起動スケジュール生成部303は、要求頻度情報を取得する都度、新たな起動スケジュールを生成する。
電力制御部304は、複合機100が低消費電力モードである場合、起動スケジュール生成部303が生成した起動スケジュールにしたがって通信部301に対する電力供給モードを切り替える。特に限定されないが、本実施形態では、電力制御部304は、上述の通信部301に対する4つの電力供給モードを切り替える。なお、本実施形態では、電力制御部304は、動作モードを切り替える際に動作モード切替部311からなされる通知により、複合機100が低消費電力モードにあることを認識する構成になっている。
電力制御部304による、起動スケジュール生成部303からの起動スケジュールの取得方法は特に限定されない。本実施形態では、電力制御部304は、複合機100が低消費電力モードになったときに起動スケジュール生成部303から起動スケジュールを取得する構成を採用している。このような構成に限らず、例えば、電力制御部304が所定の時間間隔で起動スケジュールを取得する構成や、起動スケジュールが起動スケジュール生成部303により更新された際に電力制御部304が起動スケジュールを取得する構成等を採用することもできる。
図6は、複合機100が実行する電力制御手順の一例を示すフロー図である。当該手順は、動作モード切替部311が複合機100の動作モードを低消費電力モードに切り替えたことをトリガーとして開始する。
本手順が開始すると、電力制御部304が起動スケジュール生成部303の起動スケジュールを取得する(ステップS601)。このとき、電力制御部304は、その時点の時刻情報を取得し、取得した時刻情報と取得した起動スケジュールから、起動スケジュールにより指定された電力供給モードを認識する。起動スケジュールから電力供給モードを認識した電力制御部304は、通信部301に対する電力供給モードを、認識した電力供給モードにする(ステップS602)。電力制御部304は当該電力供給モードを、起動スケジュールにおいて異なる電力供給モードが指定されるまで維持する(ステップS603No、S604No)。起動スケジュールにおいて異なる電力供給モードが指定された時刻が到来すると、電力制御部304は起動スケジュールにしたがって電力供給モードを変更する(ステップS603Yes、S602)。
一方、電力制御部304が電力供給モードを、特定の電力供給モードに維持している状況下において、ユーザーが操作パネル171を通じて低消費電力モードから待機モードへの移行を伴う指示を入力した場合、あるいは、通信部301に電力が供給されているタイミングでネットワーク162を通じて低消費電力モードから待機モードへの移行を伴う指示が入力された場合、動作モード切替部311は、複合機100の動作モードを低消費電力モードから待機モードへ切り替える。このとき、電力制御部304には、動作モード切替部311からその旨が通知される(ステップS604Yes)。このとき、電力制御部304は、通信部301に対する電力供給モードを、「常時起動」に変更する(ステップS605)。
なお、通信部301に電力が供給されていないタイミングでは、通信部301はネットワーク162を通じた指示を認識することはできない。そのため、ネットワーク162を通じた指示(信号)によって、通信部301への電力供給が遮断されている状態が解除されることはない。
また、通信部301に電力が供給されていないタイミングで、例えば、情報処理端末200から複合機100に対して出力された指示(信号)は、通信部301に受け付けられない。この場合、情報処理端末200では、所定の時間間隔をおいて指示が再送信されるリトライ動作が実行される。通信部301の起動時間を短縮した電力供給モードが電力制御部304により選択されている状況下であっても、通信部301へ電力が供給されている間にリトライ動作が実行されるように、電力供給モードにおける電力供給周期、あるいは、リトライ動作の繰り返し時間間隔を設計することで、当該指示を通信部301に認識させることが可能である。
また、要求頻度監視部302による要求頻度情報の取得は、通信部301の起動時間を短縮した電力供給モードが電力制御部304により選択されている状況下であっても継続される。この場合、要求頻度監視部302は、通信部301へ電力が供給されている間に通信部301に入力された画像処理要求のみを記録することになる。
以上説明したように、この複合機100では、現実になされた画像処理要求の頻度に応じて、通信部301が起動している時間(通信部301に電力が供給されている時間)を可変させることができる。そのため、上述のように、画像処理要求が多い時間帯には通信部301が起動している時間を長くし、画像処理要求が少ない時間帯には通信部301が起動している時間を短くする構成を実現することができる。したがって、通信部301が起動している時間を、ユーザーの使用環境に応じて変化させることができる。
また、複合機100における処理に関係のない信号に対応して通信部301は起動されることがなく、また、要求頻度が少ない時間帯では、通信部301が起動していない時間を長くすることができる。その結果、通信部301の消費電力をより低減することができる。一方、要求頻度が多い時間帯では、通信部301が起動している時間が長くなるため、リトライ動作を待つことなく画像処理要求が複合機100に受信される。そのため、ユーザーの待ち時間が異常に増大することを抑制することができる。
加えて、通信部301が起動していない時間帯に到達した複合機100宛ての信号は、通信部301によって受信することができないが、当該信号は、信号送信元におけるリトライ動作において複合機100に受信される。
なお、上述した実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、上記実施形態では、起動スケジュールを「常時起動」、「起動時間1/2」、「起動時間1/4」、「起動時間1/8」の4つで構成したが、より多くの電力供給モード、あるいは、より少ない電力供給モードを使用して起動スケジュールを構成してもよい。
また、図6に示したフローチャートは、等価な作用を奏する範囲において、各ステップの順序を適宜変更可能である。例えば、図6では、最初に起動スケジュールを取得する構成としたが、電力制御部304は、当該手順が開始される前に、予め起動スケジュールを取得していてもよい。
加えて、上述の実施形態では、デジタル複合機により本発明を具体化したが、デジタル複合機に限らず、スキャナ、プリンタ、複写機等の任意の画像処理装置に本発明を適用することも可能である。
本発明によれば、低消費電力モード時のネットワーク通信に係る電力消費をより低減することができ、画像処理装置として有用である。
100 複合機(画像処理装置)
161 ネットワークインターフェイス
162 ネットワーク
200 情報処理端末(他の機器)
301 通信部
302 要求頻度監視部
303 起動スケジュール生成部
304 電力制御部
311 動作モード切替部

Claims (2)

  1. 画像処理を実行可能な状態にある待機モードと、前記待機モードに比べて消費電力量が少ない低消費電力モードとを備える画像処理装置であって、
    ネットワークインターフェイスを介してネットワークに接続し、当該ネットワークに接続された他の機器と通信する通信部と、
    前記通信部が受信した画像処理要求の頻度を示す情報を取得する要求頻度監視部と、
    予め指定された閾値と、前記要求頻度監視部が取得した、予め指定された期間内の要求頻度情報に基づいて、前記通信部の起動スケジュールを生成する起動スケジュール生成部と、
    画像処理装置が前記低消費電力モードである場合、前記起動スケジュール生成部が生成した起動スケジュールにしたがって、前記通信部の起動時間が異なる複数の電力供給モードを含む前記通信部に対する電力供給モードを切り替える電力制御部と、
    を備え
    前記各電力供給モードは、前記通信部に対して電力を供給する状態と前記通信部に対して電力を供給しない状態とが周期的に繰り返す構成であり、かつ、各周期において前記通信部に対して電力を供給する状態の時間長は同一であり、前記通信部に対して電力を供給しない状態の時間長が異なることで、前記通信部の起動時間が異なる画像処理装置。
  2. 前記起動スケジュール生成部は、前記要求頻度監視部が取得した要求頻度情報において、画像処理要求頻度が前記閾値以上の時間帯よりも画像処理要求頻度が前記閾値未満の時間帯に前記通信部の起動時間がより短い電力供給モードを割り当てる、請求項1記載の画像処理装置。
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