JP2008091160A - 照明制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】webサーバを介した外部設定器によるグループ毎の照明器具の点灯制御および操作端末器のアドレス設定を可能とする照明制御システムを提供する。
【解決手段】制御端末器21は、中央監視装置11から伝送された点灯制御データは、自らの端末器宛のデータかを識別し、自らの端末器のデータと認識すると、その点灯制御データを取り込み、メモリ23に記憶されている照明器具グループLa〜Ldの識別データと比較し、リレードライバ24に対して、該当する照明器具グループのリレースイッチ25をオン/オフ制御させたり、調光制御を行う。
【選択図】図2
【解決手段】制御端末器21は、中央監視装置11から伝送された点灯制御データは、自らの端末器宛のデータかを識別し、自らの端末器のデータと認識すると、その点灯制御データを取り込み、メモリ23に記憶されている照明器具グループLa〜Ldの識別データと比較し、リレードライバ24に対して、該当する照明器具グループのリレースイッチ25をオン/オフ制御させたり、調光制御を行う。
【選択図】図2
Description
本発明は、照明器具の点灯を事前設定された照明器具のグループ毎に外部端末器によってwebブラウザを介して点灯制御またはアドレス設定を行う照明制御システムに関する。
従来、各種照明器具の効率的照明と省電力照明のために、集中的照明制御システムが開発使用されている(例えば特許文献1参照)。
この集中的照明制御システムの一例を図5を用いて説明する。この図5は、従来の中央監視による照明制御システムの構成を示すブロック図である。
図中の符号61は、例えば、建物内の中央防災監視室やまたは各フロア毎に設けられている中央監視装置で、壁面に設置される形態のものである。なお、建物の空調やエレベータ等の動力監視や防災監視などシステムと組み合わせた、卓上型の監視装置もある。この中央監視装置61の表面には、スイッチパネル62aと表示画面62bと照明点灯制御データが記憶されているフロッピー(登録商標)ディスク挿入口62cが設けられている。この中央監視装置61の内部には、図示していない、マイクロコンピュータ(以下、CPUという)と照明点灯制御データが記憶されているメモリとが設けられており、前記CPUは、予め設定されたプログラムの基で、前記メモリに記憶されているデータを読み出し、その点灯データの基で、建物内に設定されている各種照明器具を、例えば各フロア毎に点灯消灯制御すると共に、照明器具の現在状態の監視が可能となっている。
一方、建物内のフロアに設置された照明器具は、フロアスイッチの操作を行うと、その操作によって所定の範囲の照明器具が点灯されると、フロアにはその範囲の点灯状態を表示する操作端末器63と、所定の範囲の照明器具65の点灯消灯制御を行うオン/オフ制御端末器64と、所定の範囲の照明器具67の点灯時の調光制御を行う調光制御端末器66と、照明器具65または67の点灯制御をリモートコントロールで行うリモコン制御端末器68と、そのリモコン送信信号を発振するリモコン送信端末器69と、煙り感知や熱感知等の各種防災用の監視器具71に接続された防災操作端末器70が設置され、これらは伝送信号線73を介して前記中央監視装置62に接続されている。
前記操作端末器63は、単一または複数のスイッチが設けられ、これらスイッチ毎に照明器具65,67をグルーピングされた監視範囲が設定されており、そのスイッチ操作に応じた識別信号が伝送線73を介して、中央監視装置61に供給される。
前記オン/オフ制御端末器64は、前記グループ毎の照明器具の点灯消灯のオン/オフ制御を行うもので、前記中央監視装置61からの伝送線73を介して伝送された制御信号の基で、所定のグループの照明器具の点灯消灯制御を行う。
前記調光制御端末器66は、前記照明器具のグループのうち、点灯照明光を調光するグループの照明器具に対して調光制御を行うもので、前記中央監視装置61からの伝送線73を介して伝送された調光制御信号の基で、所定のグループの照明器具の点灯照明の調光を行う。
また、防災操作端末器70は、監視器具71が異常状態を感知すると、その感知信号が防災操作端末器70で、異常内容や場所を示すデータに変換されて、伝送線3を介して、中央監視装置61に送信し、表示画面62bに異常場所と異常内容を表示する。
なお、表示画面62には、各照明器具65,67の点灯状態も表示される。また、フロッピー(登録商標)ディスクに照明点灯制御データを記録し、そのフロッピー(登録商標)ディスクを前記フロッピー(登録商標)ディスク挿入口62cに挿入して、メモリのデータを書き換えることも可能である。
このような構成の照明制御システムにおいて、操作端末器63の各スイッチ操作に応じて、中央監視装置61に設けられたメモリに記憶されている点灯制御データを読み出し、その点灯制御データの基で、制御信号が生成されて、前記オン/オフ制御端末器64、調光制御端末器66を駆動制御して、照明器具65と67の点灯と調光制御を行ったり、または、リモコン送信端末69からのリモコン信号の基でリモコン点灯制御する照明器具の点灯制御を行う。
これにより、例えば、建物の各フロアの特定の場所や数カ所に操作端末器63を設置することで、そのフロアの照明器具全部の点灯制御を行うことができる。
ところで、前記リモコン制御端末器68は、リモコン送信端末69からのリモコン信号により、前記照明器具65,67のグループのうち、リモコン点灯制御する照明器具の点灯制御を行うもので、前記リモコン送信端末69からのリモコン信号の信号内容を解読して、前記中央監視装置61に伝送線73を介して伝送する。これにより、中央監視装置61は、リモコン信号にて要求されたグループの照明器具を前記オン/オフ制御端末器64や前記調光制御端末器66を介して点灯制御する。このように従来の照明制御システムにおいて、リモコン送信端末69は操作端末器63が設置された場所に移動することなくグループ化された照明器具の点灯制御をすることができるため非常に便利である。
また、建物の各フロアの特定の場所や数カ所に操作端末器を設置し、外部設定器と操作端末器を有線または無線によって通信可能として操作端末器の設定も各フロアで行うことができる照明制御システムも提案されている。
特開2001−102183号公報
しかし、リモコン送信端末69には汎用性が無く複数のリモコン送信端末69が必要な場合に管理が煩雑である。また、使用状況によってリモコンの必要数も変化するが、使用状況の変化に柔軟に対応することができない。さらに、操作端末の設定を設定器で行う場合有線であれば操作端末に近づく必要があり、無線で通信する場合には設定器および操作端末器に無線装置を設ける必要がありコストが増加してしまう。
本発明は、webサーバを介した外部設定器によるグループ毎の照明器具の点灯制御および操作端末器のアドレス設定を可能とする照明制御システムを提供することを目的とする。
請求項1の照明制御システムは、複数の照明器具を複数の単位にグループ分けし、そのグループ毎の照明器具の点灯制御データを作成する機能と、それら点灯制御データを記憶する機能と、前記点灯制御データおよび前記グループ毎の照明器具の点灯状態を表示する機能とを有し、各端末器と接続される第1の伝送信号線および外部端末器がアクセス可能なwebサーバと接続される中央監視装置と;前記中央監視装置と伝送信号線によって接続されるとともに、前記中央監視装置に記憶されている点灯制御データを基に生成される点灯制御信号によって、前記グループ毎の照明器具の点灯制御を行う複数の制御端末器と;前記中央監視装置と伝送信号線によって接続されるとともに、前記照明器具のグループ毎に対応するアドレスが設定された複数のスイッチが設けられ、このスイッチのオン/オフ操作によって前記グループ毎の照明器具の点灯操作信号を生成して前記中央監視装置に供給する操作端末器と;前記照明器具のグループ毎に対応するアドレスデータを含み、webサーバを介して中央監視装置にアクセスし、アドレスデータに対応した前記制御端末を点灯制御することを可能とするURL情報を外部端末器に表示させるアドレス情報表示手段と;を具備したことを特徴とする。
本発明とこれ以降の発明に用いる用語とその技術的意味は次の通りである。
本発明の照明制御システムに用いる中央監視装置は、複数の照明器具を複数の単位にグループ分けし、それぞれのグループ毎の複数の照明器具の点灯や消灯または調光等の点灯制御を行うことが可能なものである。また、点灯制御を行うための点灯制御データの入力手段を有し、その入力された点灯制御データを記憶するメモリ手段を有している。このメモリに記憶された前記グループ毎の点灯制御データの基で、点灯制御信号を生成して、前記グループの照明器具のオン/オフ制御端末器と調光制御端末器を駆動制御して照明器具の点灯制御を行うものである。
なお、点灯制御データとしては日単位、月日単位、年間単位のタイムスケジュール等を含んでいてもよい。
また、この中央監視装置には、点灯制御データの入力手段と点灯制御データを表示する表示手段を有しており、この入力手段は、表示手段に表示される画面をタッチすることで、点灯制御データの入力を可能とする構成であってもよい。
さらに、中央監視装置には、各グループ単位の点灯制御指示を行うことが可能なスイッチパネルを有していてもよい。
また、本発明の中央監視装置はwebサーバに接続されている。このため後述する外部端末器からwebサーバを介した中央監視装置へのアクセスを可能とし、外部端末器による各グループの点灯制御および操作端末器のアドレス設定をすることができる。
本発明の照明制御システムの制御端末器は、伝送信号線によって中央監視装置および操作端末器と接続され、グループ単位の複数の照明器具への点灯電力のオン/オフ制御と点灯後の調光制御を行うもので、オン/オフ制御としてリレースイッチや半導体スイッチ等を用いて、中央監視装置または操作端末器からの点灯制御信号の基で、照明器具への点灯電力の供給オン/オフを行う機能と、調光制御として照明器具に供給される点灯電力量を変化させる可変電力供給調整手段を用いて、中央監視装置からの調光制御信号の基で、照明器具への点灯電力供給量を制御する機能とを有するものである。
なお、制御端末器は、照明器具への点灯電力供給オン/オフ機能であるオン/オフ制御と、点灯電力供給量制御する機能である調光制御とを共に行うことのできる制御端末器、または、オン/オフ制御と調光制御を単独で行う個別の制御端末器であっても良い。
本発明の照明制御システムの操作端末器は、伝送信号線によって中央監視装置および制御端末機と接続され、前記各グループ単位の照明器具のオン/オフ操作入力を行う複数のスイッチを有し、かつ、その複数のスイッチの各スイッチの操作により、その操作状態を識別する識別信号およびオン/オフ制御情報を生成する手段を有している。
この操作端末器で生成されたオン/オフ制御情報は、中央監視装置に伝送されて、中央監視装置から操作端末器で操作されたスイッチに基づく、制御端末器への点灯制御データがメモリ手段から読み出され、その点灯制御データにより前記制御端末器に点灯制御信号が供給される。
さらに、この操作端末器にはスイッチに設定されたアドレスデータを記憶するメモリ手段を備えている。
このメモリ手段には、各スイッチに設定されたアドレスとこのアドレスに対応した制御端末器への点灯制御データを記憶させることができ、操作端末器で生成されたオン/オフ制御情報は直接対応する制御端末器へデータを送信することができる。
アドレス情報表示手段は、外部端末器にアドレスデータを認識させるための手段であって印刷可能な記録媒体に印刷された2次元バーコード、液晶に表示された2次元バーコード、光通信、無線通信、などを適用することが可能である。
費用の面を考慮すると紙媒体に印刷された2次元バーコードが最適である。
本発明の照明制御システムで使用する外部端末器は、データ表示用の表示手段と、操作入力指示やデータ入力用のスイッチ手段と、webブラウザによる通信機能と、アドレス認識手段とを有している。
アドレス認識手段は、2次元バーコードの読取り機能や光通信、無線通信、ICタグなどアドレス抽出手段に合わせて選択することができる。
外部端末器としては、例えば2次元バーコード読み取り手段を備えた携帯電話、PDAを使用することができるが、上記機能を有するものであればどのような使用目的、形態の機器であってもよい。
この外部端末器は、webブラウザによる通信機能を利用してwebサーバを介して中央監視装置にアクセスし、前記グルーピングされた照明器具の各グループ単位の点灯制御を行うことができる。このとき、外部端末機はアドレス認識手段によって認識した操作端末器のスイッチのアドレスに対してアドレスを再設定することができる。
ここでいうアドレスの再設定は、スイッチに割当られている固有アドレスに対応したローカルアドレスの設定、設定済みのローカルアドレスを別のローカルアドレスに変更する設定などを含む。
中央監視装置と制御端末器および操作端末器とを接続する伝送信号線は信号伝送用の専用伝送線であってもよいし、中央監視装置から前記制御端末器と前記操作端末器に供給する駆動電力線を共用して、前記点灯制御信号また点灯制御データを駆動電力と共に授受が行われるようにすることも可能である。
中央監視装置は、前記制御端末器及び前記操作端末器以外に、従来のリモコン用の制御端末器や防災監視用端末器が前記伝送信号線を介して接続されても良い。
また、中央監視装置は、壁面に取り付けできる壁面パネル形状、または卓上の監視制御卓に設置できる形状のいずれの形状を有することも可能である。
操作端末器は、壁面に設置可能な形状で、その操作端末器のスイッチ群の個々のスイッチのオン操作に応じて、オン状態を示す表示が点灯するようにしてもよく、この表示点灯は照明器具の動作状態を示すために有益であり、この表示点灯はLEDや小型のランプ等を用いることができる。
請求項2の照明制御システムは、前記アドレス情報表示手段は印刷可能媒体に印刷された2次元バーコードであることを特徴とする。
例えば、監視端末機に設けられたスイッチに対応した所定位置に2次元バーコードが印刷されたシールを添付することができる。
請求項1の照明制御システムによれば、アドレス表示手段によって外部端末器がwebサーバを介して中央制御装置に容易にアクセスできるようになる。
請求項2の照明制御システムによれば、外部端末器によってwebサーバを介して中央制御装置にアクセスして照明制御をすることが可能となるため、専用のリモコンを必要とせずリモコン機能体の必要数に柔軟に対応することができる。
請求項3の照明制御システムによれば、外部端末器によってwebサーバを介して中央制御装置にアクセスして操作端末器のアドレスを再設定することが可能となるため、専用の設定器を必要とせず、様々な場所においても設定作業を行うことができる。
請求項4の照明制御システムによれば、請求項1の照明制御システムにおいて、外部端末器による操作端末器に設定されたアドレスデータの認識を容易に行うことができるとともに、通信のためにあらたな機能を操作端末器に設ける必要がないのでコストが上がることがない。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明に係る照明制御システムの一実施の形態に用いる外部端末器の外観構成を示す斜視図である。
外部端末器1は、2次元バーコードが読み込み可能なカメラ付き携帯電話でwebブラウザによる通信機能を有している。表面部分には、液晶表示素子からなる表示画面2と、通信時のデータ入力を行うキー操作部3と、2次元バーコードが読み込み可能なカメラ4とが配置されている。
このような外観構成の外部端末器1を用いた照明制御システムについて、図2を用いて説明する。この図2は、本発明に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。
本発明の照明制御システムは、建物等の施設の中央監視室または中央防災室等に設置される中央監視装置11と、建物の各フロア等に設置されている照明器具の点灯制御を行う制御端末器21と、複数の照明器具を予め複数にグループ分けして、それらのグループ毎の照明器具の点灯状態を監視する操作端末器31からなっている。また、この照明制御システムを用いて防災監視も併せて行うために、警報端末器41が設けられている。制御端末器21、操作端末器31及び警報端末器41は、第1の伝送信号線61aで中央監視装置11と接続されている。
中央監視装置11は、伝送部12と、表示部13と、スイッチ部14と、CPU15と、メモリ16と、及び電源部17からなり、表示部13とスイッチ部14及びCPU15を接続するバスライン18で構成されている。
伝送部12は、この中央監視装置11と、制御端末器21や操作端末器31及び警報端末器41との間で交換される各種データの送受信を行うための第1の伝送信号線61aが接続されるインターフェイス(図示しない)、およびwebサーバ80に接続可能な第2の信号線としてのLANケーブル61bを接続するインターフェイス(図示しない)が設けられている。
表示部13は、液晶素子等で構成され、各種データや照明器具の動作情報を文字や図形で表示する表示画面で、この表示部13は表示画面の所定の部分をタッチすることで、各種制御の操作指示やデータの入力が可能なタッチパネルである。
スイッチ部14は、制御端末器21や操作端末器31及び警報端末器41の動作制御を遠隔で操作制御する各種スイッチが配置されている。
CPU15は、表示部13やスイッチ部14の操作指示入力の基で、その指示入力に応じた各種プログラムの基で、制御端末器21や操作端末器31及び警報端末器41との間での各種制御信号とデータの送受信およびwebサーバ80を介した外部端末との各種データの送受信を伝送部12を介して行うものである。
メモリ16は、制御端末器21や操作端末器31を制御する各種データが記憶されている。
電源部17は、商用電源19と接続され、中央監視装置11の各機能を駆動させる電力の生成と図示していない電力供給線によって制御端末器21と操作端末器31への駆動電力を供給するものである。
制御端末器21は、CPU22と、メモリ23と、リレードライバ24と、及び複数のリレーからなるリレースイッチ25から構成されている。
この制御端末器21のCPU22は、中央監視装置11から伝送されたデータまたは制御信号の基で、リレードライバ24の動作制御信号を生成するものであり、メモリ23は、中央監視装置11から伝送された制御用データを一時記憶するものである。
リレードライバ24は、CPU24からの動作制御信号の基で、リレースイッチ25の複数のリレーのオン/オフ制御するものである。
このリレースイッチ25には、複数のリレーR1〜R4が配置されており、このリレーR1〜R4には、それぞれグループ分けされた複数の照明器具が点灯電力源26を介して接続されている。つまり、リレーR1には照明器具La1〜Lanが、リレーR2には照明器具Lb1〜Lbnが、リレーR3には照明器具Lc1〜Lcnが、リレーR4には照明器具ld1〜Ldnが点灯電源26との間に接続されている。
なお、制御端末器21には、リレードライバ24とリレースイッチ25以外に、照明器具La〜Lcの点灯時の調光制御を行う必要がある場合には、各照明器具La〜Ldの調光制御する調光機能も有している。
操作端末器31は、CPU32と、メモリ33と、複数のスイッチ34と及び前記スイッチ34の操作表示用のLED等の表示ランプ35a〜35dからなり、CPU32は、スイッチ34の操作に応じた信号を生成して、中央監視装置11に伝送するもので、メモリ33には、スイッチ34の各スイッチに応じて割付られた固有アドレス等の識別情報及び操作状態データが記憶されている。また、表示ランプ35a〜35dは、スイッチ33の操作状態に応じて、CPU32の制御の基で点灯または消灯するもので、例えばスイッチ34のSW1がオン操作されると表示ランプ35aが点灯し、オフされると消灯するようになっている。
さらに、この操作端末器31の表面には、各スイッチに割付られた固有アドレスなどの情報が2次元バーコードとして印刷された紙媒体が貼り付けられている。
警報端末器41は、伝送インターフェイス(以下、伝送I/Fという)42とCPU43からなり、このCPU43には、火災感知と防犯感知を行う各種感知器44a〜44nが接続されており、感知器44a〜44nのいずれかが火災または防犯上の異常を感知すると、CPU43がその異常発生を知らせる警報信号の生成と、異常発生場所の示す位置信号を生成して、伝送I/F42を介して中央監視装置11に送信する。なお、この警報端末器41の伝送線1を中央監視装置11に接続されることは、本発明の照明制御システムに直接的な影響はないために詳細説明は省略する。
なお、制御端末器21と操作端末器31及び警報端末器41は複数箇所に設置されており、例えば、建物の場合には、各フロア毎とか、フロアの複数の箇所に設置されている。さらに、操作端末器31は、壁面に設置されて、人によるスイッチ34の操作が可能となっている。
次に、このような照明制御システムの動作について説明する。中央監視装置11のメモリ16には、制御端末器21内の複数のグループ毎の照明器具La〜Lcの点灯消灯制御や調光制御のデータ及び日、月、年単位の照明点灯制御データが事前設定されて記憶されている。このため、中央監視装置11のスイッチ部14が操作されると、その操作スイッチからの指示信号の基でCPU15は、該当データをメモリ16から読み出し、その読み出したデータを基に該当照明器具の点灯制御データを伝送部12から第1の伝送信号線61aを介して、制御端末器21に伝送する。
制御端末器21は、中央監視装置11から伝送された点灯制御データは、自らの端末器宛のデータかを識別し、自らの端末器のデータと認識すると、その点灯制御データを取り込み、メモリ23に記憶されている照明器具グループLa〜Ldの識別データと比較し、リレードライバ24に対して、該当する照明器具グループのリレースイッチ25をオン/オフ制御させたり、調光制御を行う。
なお、中央監視装置11による制御端末器21への点灯制御データの伝送は、前記表示部13のタッチパネルの所定タッチ部をタッチすることで、前記スイッチ部14と同様に必要な点灯データを制御端末器21へ伝送することも可能である。また、表示部13は、制御端末器21の複数の端末器の点灯動作状態を表示できるようになっており、これにより、建物全体の制御端末器単位の照明器具の点灯状態が把握できるようにもなっており、さらに、その全体照明点灯制御状態表示と共に、警報端末器41の警報感知状態または異常発生時にその異常が識別できるように同時表示することも可能である。
一方、照明器具の点灯制御は、照明器具が設置されている場所の近辺でも点灯制御できることが必要である。このために、操作端末器31により、点灯制御がなされる。この操作端末器31は、スイッチ34の各スイッチSW1〜SW4の操作状態がCPU32で監視されており、その状態はデータ化されて、第1の伝送信号線61aを介して、中央監視装置11に伝送され、中央監視装置11のCPU15は、操作端末器31のスイッチ34の各スイッチSW1〜SW4の現在状態が認識されると共に、前記表示部13にその状態が表示されている。
操作端末器31のスイッチ34のうち、例えばスイッチSW1がオフ状態からオン状態に操作されると、操作端末器31のCPU32は、スイッチSW1の操作信号の基で、メモリ33からスイッチSW1の識別データを読み出し、かつ、スイッチSW1の識別データと共に、オン操作されたデータとこのスイッチSW1の表示用ランプ35aを点灯制御して、前記スイッチSW1の識別とオン操作データを第1の伝送信号線61aを介して、中央監視装置11に伝送する。
中央監視装置11は、操作端末器31から伝送されたスイッチSW1の識別とオン操作データを基に、中央監視装置15のCPU15でメモリ16に記憶されているスイッチSW1にグルーピングされている照明器具、例えば照明器具Laの点灯制御データを読み出し、その読み出したデータを基に、前記制御端末器21に対して、その点灯制御データを第1の伝送信号線61aを介して伝送すると共に、表示部13に該当スイッチSW1の表示または、そのスイッチSW1によって点灯制御される照明器具のグループ表示を点灯状態とする表示に変更する。
中央監視装置11から伝送されたスイッチSW1の点灯制御データの基で、制御端末器21のCPU22は、スイッチSW1にグルーピングされた照明器具Laをオン動作させる点灯制御信号を生成して、リレードライバ24に供給し、このリレードライバ24の制御により、リレースイッチ25のリレーR1をオン動作させて、照明器具La1〜LanにこのリレーR1を介して、点灯電源26からの電力を供給する。
また、スイッチSW1をオン状態からオフ状態に操作されると、前述のオン操作と同様に操作端末器31から中央監視装置11にオフ操作したスイッチ識別とオフ操作データが伝送され、中央監視装置11から制御端末器21に該当リレースイッチ25のリレーR1をオフ駆動させる制御データを伝送すると共に、中央監視装置11の表示部13の表示をオフ状態表示に変更するようになっている。
このようにして、操作端末器31に配分された照明器具のグループ毎に対応してスイッチ34の操作内容が中央監視装置11に伝送され、そのスイッチ34に対応するグループの照明器具の点灯消灯制御が中央監視装置11から制御端末器21に伝送されて、所定のグループの照明器具の点灯制御と必要に応じて調光制御が実施される。
次に、図3を用いて外部端末器1による照明制御の方法について説明する。図3は携帯電話のブラウザ画面の一例を示している。まず、外部端末器1のカメラ5によって操作端末器31に設置された2次元バーコードを読み込む。この2次元バーコードには操作端末器31の各スイッチ34に予め設定されている固有アドレス情報を含む中央監視装置11のURL情報が含まれる。外部端末器1は、2次元バーコードから読み込んだURL情報を基にサーバ80を介して中央監視装置11にアクセスできる。ブラウザ画面では固有アドレスに対応したスイッチのオン/オフ操作ができるようになっている。例えばスイッチSW1の固有アドレスのブラウザ画面上でオン操作すると中央監視装置15のCPU15でメモリ16に記憶されているスイッチSW1にグルーピングされている照明器具、例えば照明器具Laの点灯制御データを読み出し、その読み出したデータを基に、前記制御端末器21に対して、その点灯制御データを第1の伝送信号線61aを介して伝送すると共に、表示部13に該当スイッチSW1の表示または、そのスイッチSW1によって点灯制御される照明器具のグループ表示を点灯状態とする表示に変更する。このとき、スイッチSW1の表示用ランプ35aを点灯制御する信号が第1の伝送信号線61aを介して操作端末機31に伝送される。オフ操作の場合も同様であるが、中央制御装置にオン/オフ操作データが伝送された後の中央監視装置および制御端末器21の動作についての説明は操作端末器31によってオン/オフ操作された場合と同様であるので省略する。
また、図4に示すようなブラウザ画面上でスイッチ34の固有アドレスに対応したローカルアドレスを設定できるようにしてもよい。
例えば、操作端末器31が直接各制御端末器にオン/オフ制御信号を送信して点灯制御する場合、オン/オフ制御信号には操作端末器の各スイッチ34に割付られた固有アドレス情報が含まれる。この固有アドレスは桁数が大きく情報量が多いため送信する信号が重くなる。そこで、外部端末器1を用いて中央制御装置11にアクセスし、外部端末器1のスイッチ34にローカルアドレスを設定できるようにしておくことによってオン/オフ制御信号のデータを小さくすることができる。
本発明の照明制御システムにおいて、中央監視装置11、制御端末器21、及び操作端末器31との間の点灯制御データの送受信は、第1の伝送信号線61aを設けた例を用いて説明したが、この点灯制御データの送受信は、中央監視装置11から制御端末器21と操作端末器31へ供給する駆動電力の電力供給線に点灯制御データを伝送しても良く、これにより、伝送線の省力化が可能となる。
また、上記実施例において第1の信号電送線にリモコン制御端末を接続し、リモコン送信端末による照明制御手段を設けた構成であってもよい。
1…外部端末器
11…中央監視装置
12…伝送部
21…制御端末器
31…操作端末器
11…中央監視装置
12…伝送部
21…制御端末器
31…操作端末器
Claims (4)
- 複数の照明器具を複数の単位にグループ分けし、そのグループ毎の照明器具の点灯制御データを作成する機能と、それら点灯制御データを記憶する機能と、前記点灯制御データおよび前記グループ毎の照明器具の点灯状態を表示する機能とを有し、各端末器と接続される伝送信号線および外部端末器がアクセス可能なwebサーバと接続される中央監視装置と;
前記中央監視装置と伝送信号線によって接続されるとともに、前記中央監視装置に記憶されている点灯制御データを基に生成される点灯制御信号によって、前記グループ毎の照明器具の点灯制御を行う複数の制御端末器と;
前記中央監視装置と伝送信号線によって接続されるとともに、アドレスが設定された複数のスイッチが設けられ、このスイッチのオン/オフ操作によって前記アドレスに対応したグループ毎の照明器具を点灯制御するための信号を生成する操作端末器と;
前記スイッチに設定されたアドレスデータを含み、webサーバを介して中央監視装置にアクセス可能なURL情報を外部端末器に表示させるアドレス情報表示手段と;
を具備したことを特徴とする照明制御システム。 - 外部端末器が、前記アドレス情報表示手段によって表示されたアドレスに対応するグループ毎の照明器具をwebサーバを介して点灯制御可能としたことを特徴とする請求項1に記載された照明制御システム。
- 外部端末器が、前記アドレス情報表示手段によって表示されたアドレスに対して、webサーバを介してアドレスを再設定できることを特徴とする請求項1または2に記載された照明制御システム。
- 前記アドレス情報表示手段は印刷可能な記録媒体に印刷された2次元バーコードであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載された照明制御システム。
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